怪異や災害が蔓延るこの世界、神咲 猛|(かみさき たける)は幼い頃曾祖母からそんなもの達から人間を守ってくれる『神様』の話をお伽噺の様に聞いていた。時は経ち高校生になった猛は学校の部活、「オカルト対策部」に入り怪異をどうにかする方法を探して
いた。そんなある日、猛は自身の祖母の家の蔵に何かないか捜索する事を他の部員達に提案する。そして、猛はその蔵で一冊の本に出会った。その本との出会いが猛達の運命を変えていった。
※この作品は諭吉様管理のオープンチャット「一次創作 語り部屋」のノートにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-21 15:52:33
24221文字
会話率:69%
「この世全てに希望をもたらす。そんなお伽噺みたいな英雄に、僕はなりたいんです」
グラディノス帝国魔導魔術学院に通う2年生、ユリウスは、学院始まって以来の落ちこぼれだった。彼は一万人に一人の割合で出現する魔力特性の持ち主だったが、それは自身の
魔術発動を阻害するだけの欠陥特性、《停滞》。日々落ちこぼれと蔑まれる中、彼には《英雄》になると言う唯一無二の願いがあった。その願いを叶えるために、日夜己の武器である魔銃を改良していく。
ある日、彼が己の才能の無さに涙した時、一人の少女が手を差しのべた。
「君の才能は孤独だと蔑まれるモノではない。孤高の高みへと至るためのモノだよ」
少女はユリウスとは正反対に、学院始まって以来の天才と名高いクレア・ダスティス。少女との出会いをきっかけに、少年は《英雄》への扉をこじ開けた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-11 15:02:10
124609文字
会話率:43%
人魚姫は眠れない。
人魚姫は忙しい。
それは王子を救うため。
交通事故で生死の境をさ迷う主人公は、やり直しの機会を得るためある決断を迫られるーーー
カクヨム
なろう
ノベリズム
同時連載。
2話完結。
最終更新:2022-01-11 00:00:00
9247文字
会話率:22%
馬車で揺られること数日、目的地まであと少しだ。
山林を抜けた馬車の先には、花が咲き乱れていた。そして遠くに城が見える。
少年は、周りの景色の美しさに見惚れて、ついフルートを吹きたくなった。
フルートとは、木管楽器の一種の横笛で
ある。
少年のフルートの音色と、美しい花の咲き乱れた景色、まるでお伽噺の世界のようだ。
少年が目指す場所は、風と大地の国、エアリア。この国では、一種のハングライダーである風羽を利用し、空を飛行することができる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-29 04:11:15
289文字
会話率:0%
そこにあるはずのない桜の木が見える。
学校の裏山に一本の桜の花が咲いている。
巨大な幹に大きな枝を広げて、お伽噺の中の桜のような神々しさだ。
しかし、僕以外には桜の木は見えないようだ。
僕は昔から人には見えないものが見えて
しまう体質である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-26 21:42:55
251文字
会話率:9%
――これは、化け物の如き水生生物達と、
それらに立ち向かう命知らず達の話である――
――これは、世界を巡る彼らを通じて、
変貌した世界の表と裏を垣間見て紐解く話でもある――
そう遠くない未来
突如とした氷河全融解からの未曾有の大津波によ
り、
命と陸と文明の多くが呑まれた
加えて、容易に人を屠り、時に災害のような被害を齎す、
これまでに類を見ない化け物の如き、脅威
新種の水生生物群『モンスターフィッシュ』の出現
産業革命以前へ逆戻り、脅威を制圧する手段無くとも、
生き残った人々は今だけを見据え続けることで、生き続けた
が、その中から現れ始めたとある者たちだけは、
そこに留まらなかった
彼らは脅威に挑んでみせた
お伽噺の登場人物のように
夢と希望と熱の籠った目をして
命懸けの冒険に臨んだ
彼らは不可能を成し遂げてみせた
お伽噺の英雄のように
蛮勇と知恵の全てを振り絞り脅威と戯れ
終いに脅威を制してみせた
人々は、希望を、見た
人々の見る目は、軽蔑から畏敬へと変わり、
彼らを『モンスターフィッシャー』と呼んだ
人々が今に終始せず、未来を抱き始めた今、
また一人、ある少年が希望を抱いて、海へ出る!
これはそんな、近未来SF冒険ファンタジー
《更新情報》
※新章開始。 第四部第三章 短き命連なる海(2020/10/17 03:34~)
※【第三百十話 はぐれもの】(2020/12/17 16:49投稿)
《お知らせ》
※不定期投稿です。次話投稿されたかすぐ知りたい方は、更新通知を利用ください。ブックマークする際か、ブックマーク後に更新通知設定が可能です。
※挿絵・設定集あります。一番下にあるリンク、【挿絵・設定集】から。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-20 01:51:54
1193632文字
会話率:26%
現世と幽世の狭間に存在する「無盡原(ムジンハラ)」。
かの地にて、人知れずゴーストを打ち払う役がある。
才を見込まれ、役に任じられた冬木一は、しかしまったくやる気になれなかった。
もしゴーストが現世へ到達すれば、人へ災いを為す。
だが、だか
らなんだというのか。
滅ぶのが世界の選択であるなら、流れに任せるのが摂理というもの。
他の仲間たちが戦いを選ぶ中、冬木だけは傍観を続けた。
案内役の鬼司(おにつかさ)は多くを語らない。
活躍すれば、可能な限りの望みをひとつ叶えるという。
まるでお伽噺だ。
こんな話には、いつだって裏がある。
冬木は鬼司の真意を探るべく、傍観に徹した。
世界のことはどうでもいい。
だが謎があるなら暴いてみたくなる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-08 20:00:00
137158文字
会話率:37%
【本編完結済、毎日更新】
前回は嫁ぐ日に溺死、前々回は出産時に出血多量死、前々々回は夫に顧みられず孤独死……それぞれの人生で不幸な結末を迎えている令嬢ジョゼは、母が再婚して可愛い妹ができた日にまた巻き戻る。
前回は失明して孤独死、前々回は魔
物に襲われて死亡、前々々回は毒を飲んで死亡、さらにその前は刺されて死亡……それぞれの人生で不幸な結末を迎えている王子サフィールもまた、国王に留学を命じられたあの日に巻き戻る。
バッドエンド回避のために何をすればいいのか、ループが続く原因は何なのか、どうすれば幸福な結末にたどり着くことができるのか、互いに芽生えた想いはどうすれば成就できるのか――どうしても幸せになりたいジョゼとサフィールは、協力してハッピーエンドを目指す。
サンドリヨン(シンデレラ)の継姉ジョゼと、王子様サフィールの、「原作とは違う」幸せ探し。
最終的にはハピエンですが、途中でバッドエンド(デッドエンド・ビターエンド)になります。
「読み聞かせの最中に改変されてしまった童話」をモチーフにしています。
他所でも同時更新しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-05 00:00:00
95093文字
会話率:52%
いつから自分の中で限界を作ってしまったのだろう。
幼き頃、誰もが自分は何でもできると思っていたはずだ。
空を飛ぶ、手からエネルギーの波動を放出する、魔法少女になる、ヒーローになって悪い奴らを倒す。
だが大人になるにつれて脳が世界の常識を知
り、また周囲の大人達からそんなバカなことをするな。大人になれと言われ、自分の中の自由な発想がなくなっていき諦めるということを学んでいく。
しかしもしその諦めるということを知らずに育ったら? その時は今とは違った人間を形成することができるかもしれない。
病気やウイルスに負けない身体やそれこそ100メートルを5秒で走ったり魔法を使うことができる、そんな新しい人類を作り出すことが可能な世界に。
そしてここは脳の力を100%発揮できる世界 リミットブレイクワールド。
この世界では1つの噂が立っていた。天へと続く島の中にある宝玉を手にすると願いを叶えてくれると。そんなお伽噺を誰もが信じ、今も多くの者が宝玉を手にするため日夜チャレンジしている。
この物語は女性運の悪い主人公トウヤが、天へと続く島を目指しつつ、真実の愛を見つけるため冒険をしたり青春を楽しんだり、下らないギャグを言ったりする物語です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-13 11:18:22
139638文字
会話率:52%
拝啓、天国のお母さん。
私は目がおかしくなってしまったのでしょうか?
それとも二日酔いでしょうか?
この高層ビルが何本も立ち並ぶ、現代日本ひいては東京において、いわば"神話"や"お伽噺"でしか聞かない
ような生き物…………おそらく"天使"がゴミ捨て場で生き倒れています。
もし可能なら、天国へ持って帰ってください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-02 22:10:45
1866文字
会話率:42%
嫌いだと口にするたびに、好きになっていた。ーーネージュニクス王国の第二王子・ジルベルトは、きょうも礼拝堂で懺悔と祈りを捧げている。幼いころ病弱だったジルベルトは、婚約者であるフルールしか話し相手がいなかった。そんな中で、彼女に会うたびに嫌い
だと告げていた。やがて、一人の令嬢に出会った彼は、フルールに婚約破棄を告げるが、一連の出来事は、王国に伝わるお伽噺の魔女伝説に深く関わっていた。
・完結まで執筆済みです。
・実用書作家なので作品には暮らしのヒントを入れてきましたが、本作にはありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-31 23:08:54
104926文字
会話率:25%
転生したら境遇がお伽噺の世界?え?違う?チート能力で継母も義姉もざまぁ、でも王子様?には嫁がない予定なんだけど!
最終更新:2021-09-30 19:23:21
83124文字
会話率:59%
神秘の森と呼ばれる、大きな森の近くにある小さな村で育ったリリア。
たまたま助けた王子に結婚を申し込まれ、了承していないにも関わらず、婚約者にされてしまう。
「どうしよう? 最悪だわ!」
お伽噺の中ならば、何て素敵って思えたことだろう。し
かし、現実となると色々な問題が出てくる。そう、色々な。
<これは、リリアが王子との結婚回避のため、奮闘するお話。毎週火曜午前0時更新>折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-14 00:00:00
113061文字
会話率:35%
「僕がなんでこんな田舎に!」
廃嫡されたレイマンはファルネブルク侯爵家を追い出され、地方の領地ナーゼルへと追いやられた。親や友人達の裏切りに心を閉ざしていた彼の前に隣領ヴィーティン子爵の息女エリサベータが現れた。賢く篤実な彼女と交流を深め
てレイマンは次第に立ち直っていく中でエリサベータへの想いを募らせていく。一方、エリサベータもレイマンと過ごすうちに彼の優しさや心遣いに気がつけば恋心を抱くようになっていた。
やがて二人はお互いの想いを告げ婚約した。
しかし、エリサベータに嫉視した『冒瀆の魔女』が現れ『冒瀆の呪い』をエリサベータにかけ、彼女の顔を見るに堪えない醜くいものへと変えてしまった。
封建主義の根強い貴族社会で、致命的な汚点を背負ったエリサベータはレイマンの栄達の邪魔になってはと思い悩み婚約を解消し出家することを決意していた。その頃レイマンはエリサベータの呪いを解く術を求めて奔走していたが、その結果は絶望的なものであった。
エリサベータを諦めきれないレイマンは家督を捨てて彼女の元へと向かおうとする。その彼の前に美しき公爵令嬢アグネスが現れた。彼女はエリサベータとの呪いを解く方法を提供する代わりにレイマンとの結婚を要求してきた。その提案にレイマンは全てを捨てて呪いに苦しむエリサベータと共に生きるか、エリサベータの呪いを解く為に彼女を諦めるかの岐路に立たされる。
レイマンが選択するのは地位か愛か、美か醜か……
果たしてレイマンとエリサベータは想いを遂げることができるのか?
これは封建主義の強い大国で強く生きながらも、呪いによって引き裂かれた恋人達の苦悩と葛藤の中で真実の愛を求める美しくも切ないお伽噺的ヒストリカルロマンス。
※ この作品は5万字ジャスト版完結作品を掲載しています。
※ アルファポリスに掲載しているのを加筆修正して投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-10 17:00:00
124999文字
会話率:40%
私の所にやって来る野良猫のロックが運んできた小さな恋のお話。
最終更新:2021-09-04 13:20:46
1495文字
会話率:25%
──少年はその日、泡のように儚い少女に会ったとさ。
最終更新:2021-08-29 19:03:54
9054文字
会話率:20%
海沿いに存在する小さな国、『アントランシア公国』は、『王権(レガリア)』と呼ばれる特殊な力を持った結晶を用いて、その力を狙う諸外国と争っていた。
とはいえ、それも過去の話。かつて起きた戦争の音も遠く、穏やかな平和を享受する日々をおくって
いる。
争いも無くなった現代において、アントランシアにおけるお姫様、『レイン・アントランシア』は、隣国の『ケイナリア連合王国』の王子との婚姻を控えており、国としてもケイナリアへ取り込まれることとなっていた。
騎士の一人、『コール・ハンニバル』は姫であるレインと幼馴染、普段は護衛としての仕事にあたっていたが、それももはやお役御免。騎士団も解体され、離れ離れとなるまでの時間が迫っていた。
このまま何事もなく別れに至ると感じていた矢先、コール自身、そして王城が襲撃される。
使い古されたお伽噺のように、お姫様は悪に連れ去られ、正義の騎士は剣を執る。
彼女に誓った約束を果たすがため、若き騎士はただ一人立ち上がる。その先にある、彼らにとっての未来を手に入れるために。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-13 12:00:00
62175文字
会話率:46%
『大魔女様。――来世ではあなたが憧れていた冒険者になって、仲間を作って下さい。信頼できる、大切な仲間を……そして、自由に生きて下さい。それが私の、心からの願いです』
侍女はそう言って、国民の反乱に巻き込まれた大魔女を転生の魔法陣で転生させ
た。自らの命を犠牲にして。
そうして転生した先で、彼女は忌み子として処刑されようとしていた。転生した先はお伽噺に登場する妖精の里。彼女が処刑されようとしていたのは、羽や髪、瞳が黒かったからだ。
処刑の瞬間、前世の記憶を取り戻した彼女は、里の者達から自分に関する記憶を消して里を出た。侍女の最期の願いを叶える為に。
* * * * *
以前書いていた物を完結させました。
宜しければ、読んで下さいませ!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-04 23:14:51
147707文字
会話率:54%
仙狐──神の眷族。守らなければいけない掟があった。雪はまだ年若の仙狐だ。食事は母の華乃から分けてもらうか、生き物から力をもらう。絶対に殺すまで力を奪ってはいけない。これが仙狐の『殺さず』の掟。破ったら、どうなるのか。罰がくだり罪を贖わければ
ならないという。どんな罰かは解らない。
ある日人間に母を殺され、雪は独りぼっちになってしまうが、ある男に拾われる。正一と名乗る男。優しく悲しい目をした正一に、雪は惹かれていく。
(この作品はpixivにも掲載しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-31 18:49:54
42649文字
会話率:27%
バランサー。
科学と魔法が混在する世界で、あらゆる手段を用いて秩序を守る正義を掲げた組織。
ときに国境すら越えてその力を振う、国際機関等に属さない無頼の公僕です。
バランサーヴァーメラ支部はとある事情から頻繁に奇妙奇天烈な任務を託される、
ユニークでありエキサイティングな特色を持つ一部隊です。
これは、そんな彼等が任務の先で出くわす少し不思議な数々を書き留めた業務日誌です。
記録1、【禁断の聖域】
お伽噺の魔法世界と言われて、あなたはどんな世界を思い浮かべますか?
本当の魔法。その意味が、あなたには理解できますか?
禁断の聖域。
あなたはそこで何を見つけるでしょう?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-17 16:02:23
144921文字
会話率:51%
幼いころに捨てられたというレキシアはアルフレイドという元魔王候補の魔族に拾われ、育てられた。
二人きりで隠居生活を送っていたアルフとレキシアだったが、ある日唐突にアルフから修行の開始を宣言される。
「お伽噺の英雄みたいになりたい」
レキシア
が幼少のころに言ったその願いをかなえるために、アルフレイドはレキシアに修行を受けさせ、ともに旅に出ることにする。
この物語は最強元魔王候補とその息子の、かつての約束を果たす冒険譚。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-12 01:56:46
71258文字
会話率:43%