地球の1940年代頃によく似た環境を持つこの星では、二つの国家、アーカディア帝国とヴァルハラ共和国が全面戦争を繰り広げていた。戦車や航空機が戦場を駆け巡り、兵士たちは銃弾と砲弾の雨の中で命を落としていた。
アーカディア帝国軍の戦車大隊「
103大隊」は、10両の4式重戦車と140名の女性戦車兵からなる部隊。素人同然のその大隊の指揮官に抜擢されたのは、下級貴族出身の若き男性士官、アルフレッド・フォン・ノルトハイム大佐だった。
ノルトハイム大佐はこの女性だけの部隊を率い、持ち前の知略と勇気で戦場に立ち向かう。
それだけではない、この指揮官は後世からの転生者であり、うろ覚えの戦記の記憶を基に、本来の歴史を変えようと奮戦する。
だが、彼には強気な性格の女性参謀、エレオノーラ・ブラウン大尉が常に付き添い、意見をぶつけてくる。
時に議論をぶつけながらも、二人は新たな戦術を生み出し、103大隊は数々の激戦をくぐり抜けていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-24 08:10:00
106801文字
会話率:46%
舞台は1940年代の日本。
軍人になる為に、学校に入学した
主人公の田中昴。
厳しい訓練、激しい戦闘、苦しい戦時中の暮らしの中で、色んな人々と出会い、別れ、
彼は成長します。
そんな彼の人生を、年表を辿るように物語りにしました。
最終更新:2025-01-09 18:21:23
67707文字
会話率:52%
1940年代末。欧州北西部、ローデシア共和国。
成立間もないこの国は、続発する超能力犯罪・テロに悩まされていた。
ローデシア共和国政府は、超能力犯罪対策等に従事するため、新たに特別警察部隊を設立する。
栄光の部隊に抜擢された少女達は、
それぞれの過去を背負いながらも、国家の命運を懸けて過酷な戦いに身を投じ、激闘に青春を燃やしてゆく…。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-28 13:33:10
124454文字
会話率:27%
標高2万メートルを超える超山脈が連なる異世界、1940年代の文明を有し、資源を求めて人々は争う、記憶の海からそれぞれの記憶に触れる事が出来る覚醒者と呼ばれる人々。
欲望と派遣から麻薬の王ベータロインによる国家内腐侵略作戦、神獣と呼ばれる
大型鳥類ケツァル、魔の黒鳥ディアボロス。
陸軍航空隊リオ・リリィ姉妹、麻薬取締捜査員ニシたちが正しく生きるための戦いに挑む。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-16 19:26:31
132976文字
会話率:39%
夏休み。母の実家で宿題に追われるわたしがドーナツ片手に聞いたのはおばあちゃんの初恋話。
おばあちゃんの初恋の人は五歳年上のお兄さんの友人で、人魚姫みたいな人だった。
最終更新:2023-06-05 18:43:12
39000文字
会話率:39%
昔、1940年代
昭和の時代に日本は、過去ない規模の戦争に突入した。
そう「大平洋戦争」である、
戦争により散っていった兵士たちの手紙を届ける仕事をしている主人公がいた。
主人公は、徐々に人々が衰退していった。
それに、呼応するかのように、
手紙は、増えていった。
手紙を届けるたびに悲しんでいる人を見て主人公が衰弱していった。
ある日、手紙を届けると「ありがとう」と言われた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-03 22:59:08
3158文字
会話率:10%
クリスマスが近づく寒い日。
マッチを売り歩く一人の少女が道端に立っていた。
マッチを売ろうと必死の彼女から、マッチを買おうとする人はもちろん、振り向こうとする人すら一人もいなかった。
薄着で凍えてしまい、しかもマッチが売れない少女は、とある
行動に出た。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-18 17:58:03
5842文字
会話率:25%
時は1940年代。世界には多くの列車が走り、同時に1列車に1人の小柄な少女が就いている。そんな中、朝鮮総督府鉄道の夜行列車「のぞみ」はひたすら定時で安全な列車として走っていた。そんな少女「のぞみ」は自分の望みを持ち、人々に望みを与えることが
できるのか。時代を走った列車「のぞみ」の「望み」を巡るエピソード。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-04 23:23:52
4289文字
会話率:41%
1940年代に世界中で「チカラ持ち」と呼ばれる超能力者が現れてから数十年。
チカラを使った犯罪組織との戦いも終わり、一見平和になったように見えた。
2007年、現代の魔王と呼ばれる男が、神出鬼没で極悪非道の所業で世界を震撼させる。
そんな世
界の人間不信の雑誌記者、挙動不審のラーメン屋、経営不振の暗殺者などが
出会い、やらかし、自業自得な日々を生きていく、そんなお話です。
この物語はふりーむ!様で公開中の自作ゲーム、「アフターファイブ」の世界観を使っています。
大筋は同じですがゲーム版に入れなかった話や設定なども書いていきます。
多少ゲーム版と設定の違う部分もありますが、パラレルワールドとします。
この作品はパラレルワールドを描いたフィクションです。
実在する人物や団体などとは関係ありません。
スマホだと文章がズレるようです。申し訳ありません。
※2020/07/15 一応の完結となりました。シナリオ的にはゲーム版の前日譚から始まり、エンディングの手前までの範囲となります。事情によりこの様な形で終わりましたが、現在細々と続きを書いてます。キャラが多くなったので視点を絞ってだいぶ圧縮した形で、長めのエピソードを数話程度のものになります。
活動報告にたまに進捗載せてます。
それにしても今見ると初期の頃は慣れてない感が露骨で恥ずかしいですね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-06 05:00:00
2194222文字
会話率:53%
20XX年春、VRMMORPG『Another Earth Online』が静かに始まった。宣伝もほとんどなく公式ホームページには動画と少しの文章があるだけだった。にもかかわらず、集まるプレイヤー。―架空の1940年代の地球を舞台に突如霧と
ともに現れたモンスターとの戦いを強いられた人間達。無尽蔵に出現するモンスターに人類は神の恩恵を受けた数十都市を残すのみになっていた。これはそんな日本の一つの都市に降り立ったプレイヤーの戦いの記録である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-25 08:46:38
598265文字
会話率:50%
終戦直後の東京帝国大学ドイツ人教授のオットー・ブラウン。かつてオーストリア藝術産業博物館附属工芸美術学校生だった時代、ウィーンで浪人時代のヒトラーとルームメイトだった彼は、ヒトラーと親友の様な関係を築いていた。
これはそんな主人公が1900
年代から1940年代にかけてのヒトラーの内面性、ドイツと日本の変貌、藝術や学術の推移、世界情勢の激動を回想していく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-14 01:52:28
1018文字
会話率:0%
ヘミングウェイのスペイン三部作に登場するスペイン製の小銃(突撃銃)、イスパノスイザ43小銃。
1940年代半ばから1950年代のスペイン軍を扱った小説、映画では、ほぼ必ずと言っていいほど、登場してくる名銃である。
実際、銃の専門家の間
の評判も悪くない、というよりも、よいものであり、イスラエルがデッドコピーのローマット小銃を量産したことだけでも、その優秀さがうかがわれる銃である。
だが、実際には、スペインで量産こそされたものの、時の独裁者フランコ総統に嫌われ、少数生産で終わったという悲劇の名銃でもある。
そのイスパノスイザ43小銃について、語ってみたい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-14 19:41:27
2994文字
会話率:8%
1940年代後半、第二次世界大戦が終結した後の時代、台湾独立問題が起きていた。
日本への帰属を続けるべきとする者、中国へ返還すべきとする者、台湾独立を目指す者、それぞれの思惑が巡らされる中で、日本の文部省は、ある映画製作の後援をした。
「台湾で亡くなられた宮様」
表面上は何でもない映画のようだが、裏では様々な思惑の末に作られた映画だった。
日本の文部省の後援により、名監督、数々の名優が投入されたこの映画は、大ヒットして、大変な宣伝効果を挙げた。
そして、日本政府の隠れた思惑通りの宣伝効果を、この映画は上げることに成功した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-04 20:31:21
23952文字
会話率:13%
特異点という存在が見つかってから1000年以上がたった1939年。
特異点への道が出来ると共にその周辺に現れる獣人は悠久の時を経て、国家を築き、一つの人種として確立していた。
満州の野に作られたその国はエルフの名を冠し、大日本帝国と
の同盟を結んでいた。
そして1940年代初頭に新たな特異点への道が開けるとの観測が米国で出た。
優れた文明を持っている彼の地「特異点」は常に新たな技術を地球へと渡してきた。
そこで国家は考えた。寧ろ奪ってしまえば良いと。
軍事力が追い付いたと考えた地球は狂乱の時代に足を踏み入れる。それが間違えだとわかっていても。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-30 18:48:35
3095文字
会話率:56%
神殺し。
その言葉が指すのはおとぎ話の英雄ではない。
時は1940年代。大戦の時代に彼らは再び現れる。
ある面で英雄として、そしてある面で悪魔として。
数多の強者が並び立つ戦場に、神殺しが参戦する。
異形、突然変異、魔法、魔術、
聖騎士、魔女、円卓、神殺し、そのほかファンタジー要素強め。ただし神そのものの登場はなし。
歴史上の登場人物あり。ただし、架空の人物も多め。
戦争ものだが政治要素なし。
注意事項・タグは随時追加予定。
一話当たり七千字を目指す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-28 20:32:50
14057文字
会話率:10%
ナチス政権下で、ユダヤ人は完全に社会から締め出されていた。
「ユダヤ人を見つけて通報した者には、肉と賞金が出る」
こんな情勢の中、ユダヤ人のエゼルはアーリア人の親友ランドルから亡命を勧められる。
※他サイトとの重複投稿です。
最終更新:2016-05-08 10:33:12
4710文字
会話率:24%
これは、とある水上戦闘機が歴史を変えた物語である。
水上戦闘機、そのカテゴリーに属する機体は第一次世界大戦でこそ陸上戦闘機の未熟さゆえに一時代を築いた。
だが時は過ぎて1940年代。航空技術の急激な発展により水上戦闘機が淘汰されつつあ
るこの時代に、それまで無名同然であった東京の航空機メーカーが異色の水上戦闘機を世に送り出した。
東京飛行機十五試水上戦闘機、それは双発飛行艇だった。
競作予定だった川西航空機の機体が中々完成しなかった事もあり、試験で良好な成績を収めた十五試水戦は東京飛行機N1T1一式戦闘飛行艇として制式採用された。
その戦闘機はあくまで島嶼での滑走路建設までのつなぎの為など、あくまで補助的意味合いの強い戦闘機であったはずだった。
だが歴史を変えたのは、確かにこの一式戦闘飛行艇だったのだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-29 05:18:14
38435文字
会話率:5%
白人と黒人が人種差別問題で激しくぶつかっていた1940年代のアメリカ。
そこに一人の悩めるジャズバンドリーダーがいた。
彼の名前はビリー・エクスタインことB。
自分たちが編み出した新しい音楽と、白人社会の求める音楽、そのギャップこそ音
楽には必要ないものなのではないかと考え始めた彼の目の前に一人の少年が現れる。
褐色のフランク・シナトラと呼ばれたBに少年はどんな影響をもたらしたのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-30 21:00:00
3092文字
会話率:25%
1940年代―――と言っても現実の1940年代じゃあない。
あくまでもこちらの世界の話だ。
大昔、どこかの紛争が原因で世界は2つに対立した。一方が帝国を名乗ると
もう一方は連邦と名乗り、この2つは戦争を始めた。
初めはどちらも相手を倒し
てさっさと戦争を終わらせようとしたのだろう。
だが現実は甘くない。戦争は泥沼と化し、もう100年以上も戦争は続いている。
そんな世界にあるとある山々。人々はこれをヴァトリヤ山脈と呼んでいた。
南北に伸びて帝国と連邦との間に位置するこの山脈のある山に、一人の軍人が居た。
軍人の傍にはいつも狼が居た。
二人の周りは一面雪だらけだった。
そんな軍人と狼の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-03 13:49:23
3722文字
会話率:39%
1940年代―――と言っても現実の1940年代じゃあない。
あくまでもこちらの世界の話だ。
大昔、どこかの紛争が原因で世界は2つに対立した。一方が帝国を名乗ると
もう一方は連邦と名乗り、この2つは戦争を始めた。
初めはどちらも相手を倒し
てさっさと戦争を終わらせようとしたのだろう。
だが現実は甘くない。戦争は泥沼と化し、もう100年以上も戦争は続いている。
そんな中、辺境連邦空軍基地「ロスカ基地」でパイロットをしている少年兵が居た。彼はまだ18歳。
そんな彼が大空と言う名の戦場を掛ける話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-01 00:00:00
15026文字
会話率:48%
第一次世界大戦において、栄光に満ちた滅亡より大国アメリカに膝を折り、どれほどの屈辱でも生存を選んだ【プロイセン帝国】…
例え屈伏してでも戦後も生き残ったプロイセンは、象徴皇帝政…立憲君主型議会制民主主義国家である【プロイセン"
皇国"】となり、アメリカの属国として生きる事を選択した。
☆
しかし時は風雲急を告げる1940年代…
再び欧州は火種に満ち、時代は新たな戦乱を呼び込もうとしているのだった…
☆☆☆
皆様、はじめましてm(__)m
あるいは、連載作家としてはお久しぶりの暮灘雪夜でございます(^^;
実は暮灘、要塞好きさんが企画した【2012年度戦車祭り】に参加して、【PPG】という架空戦記短篇を発表しました。
絶対に需要ないだろうと思っていたPPGですが、仲間内だけなのは承知ですが……何やらウケが良かったのに加え、最近色々あって今までにないジャンルを描いてみたくなり、試験的に連載をしてみようと思った次第です(汗)
まあそれに、せっかく色々設定作っちゃいましたし(笑)
基本的には【プロイセンが生き残った世界での第二次大戦欧州ステージ】を描く"架空戦記"ですが、史実と色々違ってます。
例えば、史実では【帝政ドイツ】が【プロイセン帝国】に置き換わってますし、また1918年までポーランドを領有していたのはドイツではなくオーストリア=ハンガリー帝国だったりしますし(;^_^A
それ以上に、最前線やら黒幕(?)やらに、やたらと女の子が出てきますが(笑)
なんせ、戦意高揚プロパガンダ用の美少女/美女ばかりを集めた実戦航空部隊【ブリッツェン・ヴァルキュリア】なんてのが出てくるくらいですから(^_^;)
そんな訳で本格的戦争小説ではなく、【ライトな萌え系架空戦記(捏造世界史付き)】程度に考えて頂ければと嬉しいです♪
それでは、どうぞ【架空世界の第二次世界大戦"欧州ステージ"】をお楽しみください(__)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-11-07 06:00:00
109767文字
会話率:20%