気づけば子どもの姿になって、異世界に立っていた。わけもわからず駆け出して、転んだ先にあったのは美しいジュエリーショップ。まるで魔法のような輝きを放つ指輪。
お店の中に招いてくれた店主さんによると、この世界には『魔宝石』という特別な宝石がある
らしい。
そうして話すうちに、私が精霊というものに愛されていることがわかって――
「あなた、うちの子にならない!?」
「………………はい?」
それから十五年が経ち、私はそのジュエリーショップの二号店、『宝石店アステリズム』の店長となった。
宝石も、宝石を見て喜ぶ人間の顔も、等しく美しい。今日も私は、そんな美しいもののためせっせとお仕事に励むのだった。
……前世(?)でこっぴどく婚約破棄されたから、もう恋愛はいりません。私は仕事一筋で生きていく!
*この小説はカクヨムにも投稿しております。
第1章の終わり(34話)まで予約投稿済み。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-18 22:24:01
132238文字
会話率:42%
伯爵令嬢のベルナデット・ミュラトールは、国一番の美姫とも呼ばれる美しさを持つ。
恋愛結婚をした両親はベルナデットにも恋愛結婚を推奨してくるが、彼女にとって興味があるものは魔宝石だけだった。
けれど、両親の期待を裏切りたくもなく……ある日名案
を思いついたベルナデットはとある噂を流すことに。
――ベルナデット・ミュラトール伯爵令嬢は、一番心惹かれる魔宝石を見せてくださった方と結婚する、と言っているらしい。
そうして婚約を決めた相手は、宝石商を営んでいる男爵ジュール・サニエ。
彼はなぜか、ベルナデットの前でだけ様子がおかしくて……?
「ご安心ください。当店の魔宝石を常日頃から身につけていただくこと以外、結婚相手としてあなたに求めることはありません。いわゆる広告塔になっていただきたいのです」
「では、お飾りの婚約者ということですね。好都合ですわ。私、恋愛にまったく興味がございませんの」
好きな女性の前でだけ挙動がバグる宝石商と、恋も愛もよくわからない伯爵令嬢のお話。
*連載中の『精霊つきの宝石商』のスピンオフですが、こちらだけで読めます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-19 23:58:18
24099文字
会話率:39%
不運な魔女は愛されたい!?
〜魔法の宝石が紡ぎ出す出会いの物語〜
★第1部★
【声を封じられた引きこもり魔女と、獣人にされたヤンデレ騎士のラブコメ逃走旅!】
①トアル獣人騎士
「お前を何者からも守ろう。誰からもお前を傷つけさせたりはしな
い」
②トアル猫獣人
「僕と恋人ごっこする?優しくするよ?」
③トアル皇太子
「愛しの婚約者よ。俺と共に帝国の未来を掴もうではないか」
引きこもり魔女アーリアは、師匠の屋敷を訪ねた先で師匠を脅迫する怪しい集団と遭遇した。咄嗟に師匠の危機だと判断したアーリアだったが、持ち前のどん臭さに加え空回りの言動の末、怪しげな魔導士に呪いをかけられて声を封じられてしまった。
頼りにしていた師匠からは見放され、しかも身代わりとして囮とされた挙句、屋敷から放り出されてしまったのだ。
声を出せぬアーリアは魔術も満足に扱えぬまま、怪しげな魔導士とその手下の獣人たちに追われるハメに……!
『うそぉ⁉︎ ヒドイよ、お師さまぁ……!」
逃走旅の最中、遭遇した獣人の騎士。更には、敵であるはずの獣人や味方となった獣人騎士からの意味深な言動の数々に、恋愛能力ゼロのアーリアもついうっかりトキメイテしまう事もあって……⁉︎
ラブコメあり、シリアスあり、逆ハーレム要素もあり⁉︎ ラブロマンス(?)ファンタジーを是非お楽しみください!
★第2部★
「魔女と北国の皇子」は81話からどうぞ!
またまたトラブルに巻き込まれたアーリアは北の帝国エステルで俺様皇太子や悪役令嬢に振り回されます。(※ラブコメ要素倍増中です!)
★第3部★
「魔女と塔の騎士団」は190話からどうぞ!
二年半もの間、放置していた『東の塔』を訪れたアーリア。しかし、そこにはアーリアを主と仰ぐ騎士たちが待ち受けていた。(※恋愛感情拗らせ中⁉︎)
★第4部★
「魔女と狂気の王子」スタートしました。
一話完結型ではなく、読み進み型の異世界ファンタジー小説です。設定はゆるゆるです。生温かい目でお楽しみください(*'▽'*)/
注意1:残酷表現が含まれる話があります
注意2:R15に引っかからない程度のイチャラブもあります(当社比)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-16 19:43:51
2830664文字
会話率:47%
ここは『魔宝石物語』の短編を集めた【小話集置場】です。
一人前にトキメキを覚える事はあっても、どうしても自身の恋愛とは結びつきにくい恋愛能力値ゼロのアーリア。それなのにヤンデレ騎士様やドエス皇子様、はたまたチャラい領主様やイケてる小父様な
どに絡まれる楽しい(?)日々を送っています。
ドジでマヌケな魔女は不運に巻き込まれながらも『目指せっ、安心安全引きこもりライフ!』を合言葉に、今日も自分の道を突き進みます!
異世界ファンタジー時々ラブコメ!?
どうぞご覧ください!
※よろしければ本編も是非ご覧くださいヽ(*´∀`)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-08 12:10:26
91575文字
会話率:59%
私、笠江智華は、高校生活の片手間にアクセサリーを作ってはお小遣い稼ぎをしている日々。
ある日、私のアクセサリーを買い取ってくれているイケメン外国人のコンドラチイさんに「アクセサリーを欲しがっているクライアントと実際に会って話をしてほしい」と
お願いされ、お客様のもとへ打ち合わせに行くことになったんだけど……。
───連れていかれた先にあったのは、ファンタジーがいっぱい異世界の魔法使い・コンドラチイの、魔法工房でした。
太陽の樹液に、魔物の鱗、妖精の鱗粉、魔法の草花。
それらを使った素敵なアクセサリーは、私の掌で魔法を帯びて、誰かの願いを叶える魔宝石になる。
叶える願いは有象無象。
恋に、金運、健康祈願!
アマチュアハンドメイド作家が、異世界でただ一つの魔宝石を造り出す!
※肥前文俊先生主催、第六回書き出し祭りの第二会場一位をいただきました!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-10 07:00:00
406180文字
会話率:41%
自主的エイプリルフール企画小噺。
もしあのヒロインたちが魔法少女になっちゃったら?
自作品
「堅物騎士団長とトゥシューズ」
「世界に一つの魔宝石を ~ハンドメイド作家の異世界工房~」
「首なし少女は氷の騎士と手をつなぐ」
この三作品のヒ
ロインたちが魔法少女になってわちゃわちゃするだけのお話。誰得。何得。作者得!
エイプリルフールなのでなんでもありな世界線です。
本編ネタバレあり。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-01 07:00:13
7008文字
会話率:37%
一般界へと亡命した世栄玲奈。
そこで始めたのは、ラジオや電子機器の修理だった。
ラジオ修理などから、始まる各々の日常生活。
世栄玲奈の日常など、世栄玲奈にフォーカスを当てて話を書いていきます。
最終更新:2024-05-10 23:16:36
99835文字
会話率:11%
エーデルシュタイン大陸。そこは魔石と魔力によって加護がもたらされる土地。
拾われ子の主人公ツィエンは、自身の外見と技術を生かして、魔石を売る「魔石商」としての人生を歩み始める。
第三章スタートしました。主人公の目指す宝飾特化型の魔石商らしい
活動に移行していきます。
※幼少期から開始のスローペース。はじめは恋愛要素は薄めの予定。主人公は商売人で関わる人物は沢山いますが、モブキャラや話の流れに差し支えない場合は、極力人物名を出さないように書いています。
※別サイトにて重複投稿しています※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-03 13:14:30
340616文字
会話率:40%
突然、婚約解消を告げられたリューディア・コンラット。
彼女はこのリンゼイ国三大魔法公爵家のご令嬢。
彼女の婚約者はリンゼイ国第一王子のモーゼフ・デル・リンゼイ。
彼は眼鏡をかけているリューディアは不細工、という理由で彼女との婚約解消を口にし
た。
リューディアはそれを受け入れることしかできない。
それに眼鏡をかけているのだって、幼い頃に言われた言葉が原因だ。
「君はブスなのだから絶対にボク以外の男の前でその眼鏡を外してはいけないよ」
余計に素顔を晒すことに恐怖を覚えたリューディアは、絶対に人前で眼鏡を外さないようにと心に決める。
モーゼフとの婚約解消をしたリューディアは、兄たちに背中を押され、今、新しい世界へと飛び出す。
だけど、眼鏡はけして外さない――。
※他サイトで先行して掲載しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-13 07:00:00
97092文字
会話率:54%
世界の調和を乱し、魔法少女の核たる魔宝石《ジュエル》を喰らう廃棄物《ダスト》。魔法少女はそんな存在を狩れる唯一の存在。そして制服で身を包んだ少女──白夢叶《しらゆめかなえ》の正体は、そんな魔法少女と呼ばれる存在であった。
昼夜関係な
く、自身の縄張りを守り続ける叶。
そんな彼女がある日、路地裏で自分と同じドレス姿の一人の女性を助けることになる。
名も知らぬ女性を助け、新人魔法少女について説明していく叶。
しかしそこでわかったのは驚愕の事実。女性──透空明《すわあかり》は魔法少女ではなく、ただコスプレをしていただけの一般人であったのだ。
対抗手段を持たぬ一般人が次襲われれば命はない。叶はそう考え、自らの中で決断する。
「──ねえお姉さん。私と契約して、ご飯を作る仕事を請け負ってみない?」
そうして始まったのは、最強と謳われた魔法少女と、ほんとに普通の女子大生の生活。
水と油。本来交わることのない日常と非日常が交差する、いつか必ず終わるであろう奇妙な関係の物語だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-28 14:09:58
33057文字
会話率:35%
宝石に魔力を流せるだけで誰でも魔法を扱えるようになるアイテム『魔宝石』の大量生産化に成功したアインス・ヒドゥン・アルケミアは、その功績により幹部になられる事を恐れた魔術協会幹部の言いがかりにより協会を追放される。
その理由は禁忌とされ
る『賢者の石』の研究をしていると言うとこであったが、禁忌の研究は魔術師協会では暗黙の了解。誰でもやっている事だった。
追放されたアインスは個人的に賢者の石の研究をする。
そして石の中から現れたのは吸血鬼。
彼女は知っていた。賢者の石の情報を。
そしてアインスと吸血鬼はある契約を交わす。
「わっちの封印を解いておくれ?」
「俺に賢者の石の情報を教えてくれ」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-06 17:03:33
15271文字
会話率:33%
俺、|阪東橋恭一朗《ばんどうばしきょういちろう》は神様の手違いで死亡してしまう。
神様からのお願いで魔宝石錬成と呼ばれるスキルを授かり、異世界へと転生する。
バンという名で、異世界“ライトハルト”を舞台に魔宝石で成り上がる。
最終更新:2020-06-15 04:07:26
8228文字
会話率:38%
全身を悪趣味な金色のスーツとシルクハットで身を包む彼は、世界各国の魔宝石を盗む大泥棒。
名前は“怪盗サーチ”として知られている。
様々な魔法と魔法道具を使い熟し、盗みを働く彼は、今日もどこかで宝石を探す。
表では天才ナルシスト魔法使
いとして、裏では怪盗サーチとして生きる彼の、執念と夢の物語。
2020/01/22 タイトルを付け加えました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-29 21:00:29
211875文字
会話率:41%
普通の高校生活を送っていた矢水 睦月は交通事故によって死んでしまった。そして気がつくと異世界に魔王として召喚されていた。魔王になったムツキはまず魔法を習得するために北の国に存在する魔宝石を手に入れる。その後に数々の戦いや冒険をすることになる
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-03 19:00:35
34474文字
会話率:56%
かつては絶大な魔力を有し、魔女王と呼ばれ恐れられていた少女、カーツェ。しかし勇者に討たれた際、その魔力は12の魔宝石へと分かたれてしまった。数百年の時を掛けそれらを探し出し、いよいよあと一つ。最後の魔宝石の眠る遺跡の最奥へとやってきたカーツ
ェだったが、そこに眠っていたのは魔宝石ではなく、一人の青年だった――……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-30 00:39:11
25450文字
会話率:25%
魔法少女──それは人々の感情を糧として喰らう『魔獣』から、世界と人々を守る正義の使者。
そして、魔法少女になれるのは妖精によって選ばれ、魔宝石『オーヴァム・ストーン』を託された無垢なる『少女』のみ。
「…………俺は! 俺は男なんだよおおお
!」
────ただ一人、何故か男でありながら魔法少女『マジカル・ステラ』に変身出来てしまった少年、『日向勇輝』を除いて。
これは正体が男である事を必死に隠しながら戦う魔法少女の、ある意味で過酷な戦いを描いた物語である。
※カクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-12 23:39:58
358594文字
会話率:33%
春火瑛斗は私立黒上高校に通う高校三年生で現生徒会長。学校では名字の語尾と名前の音だけをとってB8と呼ばれて親しまれてる彼だがある日幼なじみの瑠奈から貰った魔宝石により超高速で移動する能力を得る。その力で人助けに勤しみながら日常を過ごしてい
た。
そんな中彼の知らない所で人間関係亀裂が生じていた。
「瑛くんのことが好き。子供の頃からずっと愛してる。」
幼なじみの突然の告白と何よりも自分の気持ちが分からないことに戸惑うなか瑛斗と同じく超常の力をもった殺人鬼が彼らに襲いかかる。瑛斗達の運命やいかに。
極限のハイスピードバトルと濃密な恋愛物語を貴方に。
一時間程度で読める短い小説ですので暇潰しくらいのつもりで読んでください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-13 01:52:36
25123文字
会話率:44%
魔族と人間が共に暮らす世界――魔宝石と呼ばれる宝石を燃料として、蒸気機関や自動人形《オートマター》の技術が発達したレイファン王国。路地裏暮らしをしていた孤児アウル・アシュレイは探偵アーロン・フェアファクスに拾われ、彼のもとで暮らすようになる
。助手として探偵の仕事を手伝う中で、さまざまな自動人形と出会い、彼らの起こす事件に関わっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-27 20:00:00
221206文字
会話率:46%
魔法の力が宝石に宿り「魔宝」となった世界、ユエルトーハ。結界魔宝の使い手である少年「ルーサー・ヴァイル」は、ある目的のために世界中を旅していた。必要なのは大きな力を宿す魔法の宝石「魔宝石」。その先々で彼は、魔宝石を巡る様々な人と物語とに触
れていく。二重人格の少年、人形師の女性……そしてついに、彼は存在しないはずの「ある目的」にまで辿り着くのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-31 22:18:59
49551文字
会話率:36%
世界のいたる所を廻り、ふと現れては霞のように消える古の木の精霊「循環の大樹」。その根元にあるとき宝石のような小さな赤ん坊が埋められた。タイジュとレンの種族を越えた親と子の物語が今はじまる。
最終更新:2015-11-06 00:04:38
9392文字
会話率:59%
――死の直前、少年は暖かい小さな光を目にした。――
大きな被害を及ぼしたノーム大国の火事から五年。
唯一の生き残りとなった青年レイは、小さな少女アンヌと共に、精霊の力を集める旅をしていた。レイの目的はただひとつ、精霊の力を得て、過去を改変
する能力を手に入れること。
けれど、立ち寄った村で、彼らはとある事件に遭遇する。
村や国に魔物の侵入を阻むために張られている結界。その構成に必要な魔宝石が奪われてしまったのだという。
調査をはじめるた二人は「フィレスの一族」という謎の影の存在に遭遇する。
彼らが魔宝石を集める理由とは一体?!
そして辿りつく、災厄とは……。
このお話は、自サイトにて連載中の白き十字のソルシエルのスピンオフです。
白ソル読んでいる方には、ネタバレ含まれると思います。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-23 11:09:14
2357文字
会話率:30%
俺はゴーレムだ。
チビでビビリでチビリのプリシアとともに、旅をしている。
「目的はなんだ」だと?
プリシアは自分を捨てた母親を捜すため。
俺はそんなプリシアを守るためだ。
「なぜ守るのか」だと?
愚問だな――俺はゴーレムだ。
宝物を守ること
が、ゴーレムの役目だ。
某新人賞二次選考通過作です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-03-01 22:37:04
93334文字
会話率:48%