「異能で語れ。拳じゃない、力じゃない。ページを開け──そして勝て」
この世界では、ごく一部の人間が生まれながらにして『異能(コード)』と呼ばれる力を持っている。
世界中の異能者が年に一度、その頂点を目指して競い合うバトルトーナメント──そ
れが、《イグニスアリーナ》。
出場者の一人、黒崎レイ(16歳)。
彼の異能《深淵の書架(アビス・ライブラリ)》は、無数の魔導書を開き、知識と魔法であらゆる能力に対応する記録型異能。
だがその力は万能ではない。発動には、詠唱が必要であり、戦場での一瞬の判断が命取りとなる。
初戦の相手は、雷を纏い舞うように戦う少女・ナナセ・ユイ。
──電撃と魔導が激突する、異能者たちのバトルロイヤルが今、幕を開ける!
仲間との出会い、激闘の末に芽生える友情、そして強敵たちとの魂をぶつけ合う戦い。
勝ち進むほどに見えてくる、自分だけの「力の在り方」。
これは、一人の少年が『書を開き』、戦いの中で成長していく物語。
誰よりも知り、誰よりも勝つ──それが、彼の選んだ異能の形。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 08:10:00
12579文字
会話率:34%
信じていた幼馴染に裏切られ、仲間たちにも見捨てられてパーティーを追放された最弱職の少年・レオン。
だが彼には、誰にも明かしていない“もう一つの力”があった。
それは――
「調理した魔物を食べることで、能力を吸収・進化できる」という禁断のス
キル。
焼き、煮込み、さばき、喰らう。
食材は魔物、火は復讐心。
仲間だった者たちを見返すため、少年は調理台から世界の頂点を目指す!
「これは、喰われる側から喰う側へ――
最弱と呼ばれた料理人の、逆転のざまぁ成り上がり物語。」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 03:38:43
11536文字
会話率:34%
造物主によってつくられた、天界・人間界・魔界。
天界には、聖気を糧に生きる天使が棲み、魔界には瘴気を糧に生きる魔族が棲む。天使も魔族も、その性質のせいで互いの世界に踏み込むことが出来ない。
相容れぬ存在である二者は、人間界を挟んで双方
にらみ合い、気の遠くなるような年月が過ぎ――現世。
しびれを切らした天使が中立だったはずの人間に力を分け与え、己らの代理として魔界へ攻め入るように命じた。
その中でも、第一位階の正天使の加護を賜った人間を、特に『勇者』と呼んで、人間は何度も天使の加護を賜った者たちと一緒に魔界へと向かわせた。
勇者パーティーの最終目的は、魔族の頂点に君臨する、『魔王』の討伐。
しかし、何度挑んでも魔族たちの抵抗は凄まじく、魔王討伐が成功した試しはなかった。
歴史的偉業を成し遂げるため、より強力な勇者パーティーを作ろうと創立されたのが、聖騎士要請学園。
天使の加護を賜った子供らを貴賤なく集め、英才教育を施すその学園に、三人の子供が通っていた。
歴代でも目を見張るほどの素質を持った次代の勇者候補、少年シグルト。
人懐っこく愛嬌のある、慈愛の天使の加護を賜る少女マナリーア。
誰もが認める優秀さと天使のような心根を持つが、病弱故に勇者候補になることが出来ない、美少女アリアネル。
同じ学び舎で同じ目標を掲げて切磋琢磨する親友三人だが、それぞれ、互いに打ち明けられぬ事情があった。
「あ~ぁ……魔王様《パパ》、早く帰ってきてくれないかなぁ」
最も大きな秘密を抱えているのは、病弱少女・アリアネル。
ひょんなことから赤子の時に魔王に拾われた彼女は、魔界で魔族によって育てられ、人間たちの魔王討伐の歴史に終止符を打つため、勇者育成の学園に素性を隠して通っていた。
これは、種族を超えた親子の”愛”の物語――
※カクヨム様にも掲載しています。
※このお話はフィクションです。実在する人物や宗教、団体とは関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 02:51:06
1179119文字
会話率:43%
ここは物語と伝説が交差する地、平凡な者たちの夢が燃え上がり、不可能な奇跡が生まれる場所。
翡翠連邦の第三街区、錬金術の廃棄物と焼きニシンの匂いが漂うこの貧民街こそ、英雄譚の始まりの地。貧しい路地裏で、ゴールドスパロー家の若き「街頭トリック
の達人」レインは、混沌の中で自分の道を切り開いていた。人々の間を軽やかにすり抜け、彼の機転と巧みな話術を駆使し、無一文の貧民から少しずつ権力と富の頂点を目指していく。
この物語は単なる生き残りの術や知恵にとどまらず、困難な環境の中でも夢と誇りを保つことの大切さを描いている。治安官や魔女狩り隊に追われながらも、竜語ルーンの秘密を解き明かし、翡翠連邦の貴族層と対峙するまでに至るレインの姿は、こう証明している。英雄は煌びやかな出自から生まれるものではなく、果てしない勇気と自由への渇望から生まれるのだと。
「英雄への道は平坦じゃないさ。」
ある日、命がけの逃亡を終えたレインはそう呟いた。「でも、走り続ければいずれ世界は君のものになる。」
英雄譚は、貧しい者たちが綴る伝説の舞台であり、不屈の精神が奏でる戦歌だ。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-05-17 01:29:18
115818文字
会話率:36%
椿木薫――現代社会の中で孤独と冷淡に囲まれ、平凡な日々を繰り返すだけだと思っていた少女。だが、ある日突然、不思議な事故に巻き込まれ、礼教の厳しい明代という全く知らない古代の世界へと転生してしまう。元は貧しい農村の娘だった彼女は、偶然の機会で
宮女に選ばれ、権力の渦に巻き込まれていく。
深宮の中では、権謀術数が渦巻き、嫉妬と策略が入り乱れる。さらに、朝廷でも風雲が立ち込め、陰謀と殺意が絡み合っている。椿木薫が生き延びようとする中で、偶然にも「儒道成聖システム」という謎めいたシステムを手に入れる。このシステムは学問と知恵を力に変えるもので、彼女はそれを駆使して、文字を剣に、知恵を盾にしながら宮女から学士へ、学士から天下を揺るがす翰林の宗師へと上り詰めていく。
しかし、彼女がこの「儒道成聖システム」で権力の階段を登り始めたとき、この世界がただ皇権だけの支配ではないことに気づく。クトゥルフ的な邪悪な存在が歴史の隙間に潜み、人の心と秩序を蝕んでいた。それは、彼女のシステムと奇妙な関係を持ち始め、理性と狂気の境界線に彼女を立たせることとなる。人間の欲望や権謀だけでなく、未知なる恐怖とも向き合わなければならなくなったのだ。
この皇権と神秘が交差する世界の中で、椿木薫は冷静に人間の心を見抜き、儒道の知恵と冷酷な策略を駆使して深宮と朝廷を渡り歩く。一歩一歩進みながら、文字を基盤とした権力の塔を築き、知恵という武器で潜む邪悪を打ち破る。しかし、彼女の歩む道は常に危険で、選択一つで運命が決まる綱渡りだ。
運命に従い、流されるのか。それとも運命を覆し、自分自身の権力を掌握するのか――
宮廷争いの残酷さ、権力ゲームの冷酷さ、クトゥルフ的な恐怖と神秘が交差し、絶美でありながらも心を震わせる物語が繰り広げられる。「成聖」への道を目指す中で、彼女はどのように自らの居場所を見つけるのか。そして、その先に待つのは権力の頂点か、それとも名状しがたい深淵か?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-10 20:58:48
23917文字
会話率:35%
宇宙の頂点に立った文明は、一隻の宇宙戦艦――アストリリスを俺に託して宇宙を去った
一応、意志は継ぐけれど。俺は基本的にお気楽なんだ。楽しいことがあれば、まずはそっちを優先するぞ。
そんな艦長の物語。
最終更新:2025-05-17 00:10:00
70482文字
会話率:46%
暴帝とともに都が焼け落ちた『天業の乱』から八年。都は復興が進んでいたが、大乱の爪痕は深く人々の心に影を落としていた。
宮廷退魔組織・泉仙省の下っ端退魔師である黄季(おうき)は、妖怪に追われて逃げ惑っている間に不思議な屋敷に迷い込む。桃源郷
のような大邸宅で独り無聊を託っていたのは、貴仙のような美貌を持つ男。男は不機嫌に黄季を屋敷の外に叩き出すが、黄季は意図せず連日男の屋敷に迷い込むことになり……
大志を抱く雛鳥と、片翼を失ったかつての頂点の出会いが世界を変える!
中華退魔ファンタジー、ここに開幕!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 23:59:04
460901文字
会話率:37%
裏社会で名を馳せ、暗躍し続けてトップに君臨した男、彼は、金を動かし、命を奪い、その頂点に立つ。
しかし完璧にしていたはずの仕事で、警察に捕まってしまい、すべての罪を背負うことになった。
裁判で死刑を言い渡された瞬間、彼は確信した
おそらく
自分は陥れられたのだと…
自分を陥れたのは、裏社会の中で信じていた仲間の一人かもしれない。
しかし、真実は曖昧で、裏切り者が誰なのかは分からない。
すべてが仕組まれた計画の一部かもしれず、誰がどんな意図で彼を追い詰めたのか、その答えを求めていた。
死刑執行の瞬間、現れた死神との出会いが彼の運命を大きく変える。
死後、再び命を与えられ、別人の子供として転生することとなるが、復讐を果たすための道は険しい。
新たな命で復讐を果たすことを誓う主人公は、過去の謎を解き明かし、何者かの陰謀を打破するために立ち上がる。
死刑囚として迎えた終焉から始まる、再生と復讐の物語が今、始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 22:52:08
103092文字
会話率:19%
『たった一つのスキル《強運》だけだ、異世界の魔王をぶっ倒し、学園の頂点に立った話をしようか。』
「スキルは……《絶対強運》?」
才能ナシ、戦闘力ゼロ。
異世界に転生した少年・ユウトが授かったのは、たった一つの“運だけ”スキルだった。
名
門騎士魔導学園では嘲笑の的、クラスは最底辺、武器も魔法も使えない。
だがこの男、本当に“運だけ”で世界を変えてしまう。
偶然落ちた先で伝説の武具を拾い、スライムに襲われかけて崩れた天井が敵を撃破、
実戦訓練では転んだ拍子に上位生徒を撃退。
「……全部、たまたまです(※マジです)」
笑われながらも、少しずつ評価が変わっていく中、
やがて彼の“強運”は、王都、魔王軍、そして世界の運命すらも巻き込んでいく。
「運だけでどこまで行けるか? 見せてやるよ」
——これは、“努力も才能もなかった少年”が、
たった一つの《強運》で成り上がる、逆転無双ストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 21:18:53
32075文字
会話率:32%
高校生全国模試一位の秀才である妙本箱根は、勉学において常に頂点であることが強いられている厳格な家庭のもとで育てられた。しかしある日、一人の転校生、芳山理子が彼の目の前に現れる。転校生は完璧超人の帰国子女。しかも美少女!!
そんな彼女に、負け
ることは許されない!?勉学、そして恋愛で!?勉強バカの妙本箱根を取り巻く、青春ストーリーが今、始まる……!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 21:07:29
164501文字
会話率:52%
私の名前は、小鳥遊マヤ。高校2年生。両親が亡くなり(祖父母が私を引き取ったので、)これまで住んでいたアメリカのロサンゼルスから、祖父母の住む日本へ引っ越して来た。私は転入初日の放課後、ファミレスで赤髪の男子学生と出会う。彼の名前は鷹村龍。
超進学校に通う正義感が強く、真面目な小鳥遊マヤと、不良の頂点に君臨する鷹村龍との凸凹な2人のほのぼのとした日常の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 20:46:24
14594文字
会話率:49%
大陸から離れ大小の島が寄り添うように浮かぶ東雲列島。未だ魑魅魍魎がはびこるこの島は人間同士による群雄割拠も久しく鳴りを潜め、人々は天子を頂点とした朝廷による統治のもと大きな争いも無い平和な世の中を謳歌していた。
ここ中州国はそんな東雲
本島の中ほどに位置する国。風光る空のもと、天上に流れる少女は今まさに辺境の山地へと下り立とうとしていた。
――少女の正体と太平の世に暗躍する悪僧の淫謀とは? 中州国を股に掛け、少女と若き百姓兄弟達が繰り広げるてんやわやの珍道中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 20:41:35
293777文字
会話率:57%
義父からDVを受けている15歳の秀慶は、学校にもいかずに喧嘩に明け暮れる日々を送っていた。
そんなある日、秀慶は街の中で海道会直系剛隆会で若頭を務める幸綱と出会う。
喧嘩の腕と妥協を買われた秀慶は、幸綱が組長を務める幸綱興業に来ない
かと誘いを受けた。最初こそヤクザになるのを渋っていたが、中途半端な生き方をしたくなかった秀慶はヤクザになる事を決意する。
そして過酷な極道社会へと足を踏み入れ、頂点に立つべく毎日のように過激な日々を送るようになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 20:36:52
28106文字
会話率:38%
この世界は|妖《あやかし》という存在に蝕まれている。人の心の闇に巣食い、生まれ、人の命や感情を糧とし生きる存在。
最初は表現のしがたい姿をしているものの、次第に爬虫類や鳥類や哺乳類へと変わり生物の頂点へ、最終的には人と大差なく、強大な存在に
なればそのまま人として生活している。
生活している。表面上は。
その内では人の皮をかぶった獰猛な異生物で、彼らは感情を持ちながら平気で人を襲う。絶対に分かり合えない存在だ。
世の中にはそんな妖を退治する"術士"という存在がある。
彼らは生まれては成長していく妖を倒すための力を持った人間で日本の各地に点在していた。
中でも山々に囲まれた篠崎という名の町は妖の中でも哺乳類や人の姿を保ったモノが多く、また各地で生まれた妖がこの町を目指している。
いわば数多の妖が行き着く最終地点。
この話はそんな篠崎に住まう術士が妖と立ち向かい戦う物語…――ではない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 20:00:00
2514214文字
会話率:39%
すべての頂点に立つ《人類王》。
武術を極め、最強の配下達を従えて大陸を統一し、神とされる最高位の龍を殺し、残虐非道な殺人鬼を傀儡として使役した王の中の王。
歴史において最も偉大な人物となった皇帝ユーガはその日、人類に涙されながら静かに息を
引き取った。
だがそれは新たな始まりに過ぎなかった。何故かまた転生してしまうのだった。
前世で重宝した【悪霊の炎】を持ち、子供や配下達がユーガ亡き後の覇権をかけて暴れ回る大陸の端に生まれ変わる。これは参ったと十三年間の休暇を経て、酪農家の次男となった《人類王》は、力を取り戻すべく動き出す。まずは鍛錬、そして……大陸各地に隠した殺人鬼の悪霊達を回収すべく、そこはかとなく暗躍を始めるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 19:59:40
199385文字
会話率:58%
それぞれの世界には、それぞれの法則、力がある。これはとある6人がその力の頂点まで上り詰めるまでの物語。この世界は源でできている。6人は共に旅をし、成長していく。
キーワード:
最終更新:2025-05-16 19:38:30
23819文字
会話率:0%
サム・シャイトは転生者だった。しかし、剣の才能がないせいで男爵家当主の座を弟に奪われ実家を追い出されるーーが、本人は自由になれたとばかりに大喜びで、異世界を観光しようと企んでいた。
希少な魔法の才能に目覚め、天才の師匠との出会いと別れを経て
、伯爵家にお世話になりながら宮廷魔法使いを目指すことになる。いずれは最強の魔法使いになることを夢見ながら、ダンジョン攻略、宮廷魔法使いやドラゴンとのバトルを繰り広げていく。
伯爵家の年上の快活な美人から王女様まで魅力的なヒロインにも囲まれて充実した日々を送っていきます(オプションで変態もついてきます)。
異世界に転生したサムは『最強』の夢を掲げながら剣と魔法の世界を満喫していくのです。
カクヨム様でも公開しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 19:35:00
3038223文字
会話率:48%
世界中の本を自動的に再現して収蔵し続ける、魔法の頂点、魔法図書館。古い魔法書を求めて訪れたそこで、青年魔法使いは「魔法図書館の魔女」に出逢う。孤独な魔法使いが求めるものは、いつしか本でも魔法でも、呪いでもなくなった。「本ではなく、あなたに逢
いに来たのです」
「魔法図書館の魔女、探し物は本ではないと言われる」の男性視点編です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 19:18:20
12269文字
会話率:27%
最強とは『理不尽』な程の強さ。
誰もが敵わない究極の存在。
そしてその称号は頂点に立つたった一人の人物へと与えられる。
求めた所で手に入るものでも無ければ、目指した所でその先にあるのは挫折である。
そしてその最たる例が『英雄』と呼ば
れる存在であり、彼らこそが『理不尽』の塊そのものである。
幾数年の努力を皆無にし、ただただ神に愛され、神に選ばれただけで絶大な才能を与えられた存在。
そんな存在を糞程に嫌い、『英雄』の存在で誰もが諦めた『最強』を只管に目指す男が居た。
この物語は、理不尽な力を振りかざし、この世の頂点と呼ばれる『14人』の『Xランカー』が織りなす、至高と言う名の物語。
『等では無い』。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 19:00:00
1976651文字
会話率:20%
神の子は神となる前に、守護する種族の人生を経験する。
しかし、人間としての人生は過酷で残酷なものであった。
人間の生を終え、神として誕生した彼は守護するはずの人間に対して
憎悪を抱いていた。
人を憎む“人の神” VS 生態系の頂点・人類。
裁かれるのか、神をも討ち王座を奪うのか――天秤は今、動き出す。
※本作はカクヨム・アルファポリス・作者のWEBページにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 18:33:53
8094文字
会話率:18%
〜転生なし、スキルなし、魔法なし、勇者も魔王もいない異世界ファンタジー〜
危険なモンスターが生態系の頂点に君臨。
蔓延る詐欺、盗賊、犯罪組織。
人の命は軽く殺伐とした世界。
冒険者がモンスターを狩り、騎士団が犯罪を取り締まる。
人々は商
売で金を稼ぎ、たくましく生きていく。
そんな厳しい世界の中で、現状の生活に満足している田舎住まいのおっさん冒険者がいた。
三十三歳のCランク冒険者マルディン・ルトレーゼ。
実は『糸使い』の異名を持つ凄腕の騎士隊長だったマルディンだが、祖国に新王政が樹立したことで国外追放を言い渡された。
マルディンの国外追放は国家の損失とまで言われたが、あっさりと受け入れ国を出る。
流れ着いた異国の田舎町で、正体を隠し冒険者として生活開始。
若い冒険者たちが夢見て都会へ出る中、出世に興味がないマルディンは田舎の港町で日々のんびりと楽しく生きる。
無理難題?だったらやらないごめんなさい。
『頑張らない、無理しない、のんびり生きる』をモットーに、独身おっさん冒険者の気ままなスローライフ!
※カクヨムでも連載してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 18:10:00
243893文字
会話率:52%