リュミエール王国のセシル王女の秘密……それは、今、貴族令嬢たちの間で人気の恋愛小説『愛は星の彼方に』を執筆したのが、実はセシル王女本人だということ。しかし、実は恋愛経験がないセシルは、ラブシーンのリアリティに悩んでいた。
そんな矢先、自分が
降嫁するつもりだったシャルトリューズ公爵が、他の令嬢と婚約をしてしまったのを知る。もう結婚はあきらめる、その代わり小説のような恋をしてみたい! と考えたセシル。
そこで恋の相手として目をつけたのは、『夜の宮廷外務官』として令嬢達に熱く囁かれるバスチアン・フレアベリー。外交の表と裏を自在に操るという彼なら、きっと素晴らしい体験をもたらしてくれるはず! 【R15版】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-17 06:08:19
68102文字
会話率:21%
生まれつき雷の能力を持つ孤児のレクサスは、盗みをして幼い妹と帝国の外れで暮らしていた。
いつものように町に盗みに出ると、黒い薔薇の紋章が描かれた馬車が停まっていた。帝国の黒薔薇と呼ばれるノアール第三皇女の馬車だ。
ノアールは雷の力を持
つ少年の噂を聞きつけて、捕獲するためにやってきたのだった。
「君は永遠にわたくしのモノですわ」
レクサスはノアールに捕らえられ、従属の首輪を付けられる。
三年の月日がたった頃、レクサスはノアールに呼び出された。
近く魔王討伐に向かう勇者を選抜する武闘大会が開催される。魔王討伐に成功すると、ノアールは勇者に降嫁する約束だ。帝国一の美姫として知られるノアールを手に入れるため、武闘大会は大変な盛り上がりを見せていた。
ノアールは勇者に同行して魔国の情報を探ってこいとレクサスに命じる。
帝国の守護神キュベレーは、ここ十年来、魔王討伐のため、勇者を魔国に送り込んでいる。帝国は魔国と隣り合わせているが、交流はなく、その目的が分からない。ノアールは真実を知りたがっていた。
レクサスは勇者となったガリオンに同行し、魔族の国に出発する。
※毎日更新予定。カクヨム様で先行公開しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-04 19:40:00
140492文字
会話率:41%
フェアノーレ王国の公爵令嬢であるグレイスは、過去にこの国の王太子の婚約者だった経験を持つ。しかしその王太子は、母である当時の王妃が側妃を毒殺したことにより、巻き込まれ、廃嫡となった。グレイスは婚約白紙になり、その心の傷を癒すため、隣国ルダリ
スタン帝国に留学することになった。そして5年後帰国してみると、現王太子で幼馴染みでもあるアーレンに呼び出され、ある男爵令嬢との『真実の愛』を貫く為、王太子妃教育を修得したグレイスが側妃になり、共に国を支えて欲しいと懇願される。拒否するグレイスにアーレンは、白い結婚を約束し、それを理由に3年後離婚する事を約束する。更にその際、グレイスの初恋の相手であるダリウスに降嫁させる事を提案してくるが·····。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-21 20:01:36
404237文字
会話率:43%
公爵家当主、エトール=ルル(ルが多い)は女性にモテまくって女性不審になり、当主でありながら独身。
養子をとり、その子・ショルドを次期当主に指名した。当然、自分の方が血統でいえば公爵家にふさわしい。と言ってきた輩(甥)もいたが、ショルドはイケ
メンだし、体格いいし、知性も運動神経もある。しかも王家の覚えもめでたく、功績も多い。のでなぁ。
いろいろあると思うけど、頑張れショルド!私の希望は孫の顔を見ること。
ショルドが第3王女の降嫁先だし…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-15 19:58:43
7672文字
会話率:39%
――赤眼には災いを呼ぶ力がある。
姚黄国の公主・莉珠(りじゅ)は赤眼のせいで周りから忌み嫌われ、後見人の淑妃と義姉からは毎日虐げられていた。
ある夜、淑妃と義姉から蛮族の王・惺嵐(せいらん)のもとへ身代わりとして降嫁させられる。
瞳の色を変
える薬と災い封じの針を淑妃に打ってもらい、蒼鹿国入りした莉珠。しかし惺嵐には自分が身代わりだと見抜かれていて――。
「おまえと初夜を迎えるつもりは毛頭ない。次の日もそのまた次の日も、寝所を共にすることはないと肝に銘じておけ」
虐げられていた公主と蛮族の王がすれ違った末に幸せを得るまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-13 15:10:00
44487文字
会話率:26%
気持ち悪い。そう内心で悪態をついているのは、この帝国の皇妃アンリローゼ。
今現在その皇妃アンリローゼは皇帝から今後の進退を言い渡されていた。いわゆる他の貴族に降嫁しろという話をだ。
しかし皇妃アンリローゼはそれどころではない。
この気持ち
悪さはまさかの妊娠!これがバレたら離縁どころか再び皇妃になれと言われそうです。そして降嫁先がまさかのグラヴァート卿。これはどこか帝国の手が届かないところに逃げなければ、私の夢が!
*内容を不快に感じましたら、そのまま閉じてください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-07 11:00:00
43056文字
会話率:45%
ロジャー王国の王家は代々金髪碧眼の者が多い。似た色合いというだけでもロジャー王国では優遇されることが多く、見た目重視の政策をとってきたロジャー王国は破滅の危機を迎えようとしていた。
破滅の危機を乗り越える手段はただ一つである。
長年敵
対してきた獣人帝国と同盟を結び、同名の証として王家の者を獣人帝国の皇帝に嫁がせるのだ。それ以外の方法はなかった。
「嫌ですわ!!」
ロジャー王国第三王女、セシリア・ロジャーは拒否の声をあげた。
長年敵対してきた相手の元に嫁ぐことに抵抗があり、なにより、セシリアは動物が大の苦手であった。そのような場所に嫁げるはずがない。
「セシリア。わかってくれ。お前以外に王女はいないのだ」
国王はため息を零した。
第一王女、第二王女ともに降嫁しており、すでに大公夫人や侯爵夫人になっている。妹の第四王女の婚約も幼少期から決まっており、いまさら、覆すわけにはいかなかった。
「でしたら、アレを使ってくださいませ!」
セシリアは声をあげた。
ーーこうして、獣人帝国の皇帝の元にヴァージニア・ロジャーは嫁ぐことになった。これは、祖国で虐げられてきたヴァージニアは獣人帝国で幸せになる物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-14 10:20:00
18185文字
会話率:33%
【書籍二巻・コミック一巻発売中】
「望まれない花嫁だったけれど、もう一度あなたに恋していいですか?」
片思い相手の騎士に降嫁した、病弱な王女。
幸せな結婚生活を夢見た彼女に、しかし現実はどこまでも残酷だった。
愛する夫に疎まれ、精神がすり減
って行く中、王女はとある事件がきっかけで命を落としてしまう。
それから十数年後。
ひとりの少女は、ふとしたきっかけで思い出す。夫に顧みられることのないまま亡くなった、哀れな妻であった自身の前世を。
今度こそ平穏に生きよう。そう決意した少女だったが、運命のいたずらにより元夫の城で働くことになってしまい――?
『氷の騎士』と呼ばれた伯爵と、彼に愛されることなく命を落とし、転生を果たした妻。不器用なふたりが紡ぐ、恋の物語。
※他サイトにも掲載しております。
※書籍版は加筆・修正をしており、内容がこちらのウェブ版とは一部変わっております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-30 17:40:49
399812文字
会話率:28%
リンゴン王国の魔法研究課職員、アルバート・リーヴェスは、不当な異動命令を受けていた。しかし彼は自分は魔法使いじゃないのだし、それに平民だし、とその命に粛々と従う。
彼は三か月前から無気力なのだ。
一方、魔法学園で彼の先輩であり五年前には戦役
を一緒に凌いだ第三王女レイナは、降嫁が決まった事で第三騎士団を去ることになった。
来月には誰かの花嫁になるのであれば、最後ぐらいは心に秘めていた彼と恋人の真似事でも出来たら良いと思いながら。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-09 10:18:07
51253文字
会話率:41%
【 広大な世界を夢見る変わり者の皇女、灼熱の砂漠へ降嫁する―― 】
水神の恵みを受けるマルシブ帝国の西端には、広大な砂漠が広がっている。
この地の治安を担うのは、帝国の忠臣砂竜(さりゅう)族。その名の通り、砂竜と共に暮らす部族である。
砂竜族、白の氏族長の長男アースィムは戦乱の折、皇子の盾となり、片腕を失ってしまう。
そのことに心を痛めた皇帝は、アースィムに自らの娘を降嫁させることにした。選ばれたのは、水と会話をすると噂の変わり者皇女ラフィア。
広大な世界を夢を見て育ったラフィアは砂漠に向かい、次第に居場所を得ていくのだが、夫婦を引き裂く不穏が忍び寄る……。
欲しかったのは自由か、それとも。
水巡る帝国を舞台に繰り広げられる、とある選択の物語。
※同世界観で公開中の作品がありますが、単体でお読みいただいて問題ございません。
※カクヨムさん、アルファポリスさんでも公開中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-30 19:00:00
130813文字
会話率:46%
アイリスは将来高位貴族の家に降嫁されるのだろう。
一貴族夫人となる道しか選択肢がないのならば、その立場で一番役立つのはどんなことだろう・・・アイリスは考えた。
領地経営を成功させ安定した生活を送りたい・・・。
それが一番現実的だわ。
自分の将来について考え行動する王女アイリスが、いつのまにか見初められじわじわと外堀を埋められていくお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-14 18:30:00
9845文字
会話率:38%
とある世界のイリダール王国という小国に第一王女として生まれたラリーサ・イリダール。
逸り病で亡くなった父王の代わりに、幼い弟たちが成人するまではと政務を代行し、気づけば二十代も半ば――すっかり行き遅れとなってしまったが、後悔はない。
弟
たちの誰かが王位を継いだ後は、教会で祈りをささげて過ごすか、どこかの貴族の後妻として降嫁するか――とにかくのんびり過ごそうと思っていたのに、気づけば隣国の大国トリーフォン帝国の皇帝に嫁ぐことに!
相手は年下。年上女になんて興味はないだろうし。お飾り正妃として当り障りなくのんびり過ごそうと思っていたんですけど……ね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-07 14:23:34
161270文字
会話率:54%
従者が守る美しきひとは自らの敵!?ー大陸を一度は制覇した苑。しかし東方で起きた乱以降衰退の一途をたどっていた。そんな中、東方の乱で苑を助けた国西丹が降嫁を求めてくる。護衛に選ばれた従者だが実は?宮廷内の陰謀が絡みあう身分差中華風時代サスペン
ス!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-19 08:00:00
50108文字
会話率:46%
円状大陸の中心部にある空に浮く島には、神々の国がある。女神の子であるニニリナは、空島にある学園でアルトリニア王国の王子であるアルトリウスと出会い、恋をして、恋人同士になって、卒業と同時に降嫁した。つつがなく王となった優しい夫のアルトリウスの
愛をニニリナは疑ったことはなかったけれど――あるとき、そこに疑念が生じて……?
※スパイスていどに敵キャラクターが出てきますが、ざ/ま/ぁはほぼないです。方向性としては単純な勧善懲悪風味という感じです。
※他投稿サイトにも掲載。
※全7話、完結まで予約投稿済。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-20 00:00:00
13370文字
会話率:24%
大納言家の姫君「小手毬」は、夜通しの祈りの中で、前世が別世界の魔術師マリーであったことを思い出す。平安風の世界で生きることになった小手毬は、自分が魔術を使えることに気づき、人助けを始める。朱雀門に鬼が出るという噂を聞きつけてやって来たのは、
自分だけでなかった。近衛の中将「柊」と出会い、身分を隠して一緒に戦う内に、小手毬と柊の間にはお互いを思う心が芽生える。しかし、大納言家の姫君である小手毬は、一宮への入内が内定し、柊にも女二宮降嫁が持ち上がり、小手毬は姿を消すが・・・一宮に起きた異変、それはマリーが前世に死んだ事件と関わりがあることだった。小手毬と柊は果たして?平安じだいですが、魔法が使えるので異世界です!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-23 09:00:00
58877文字
会話率:59%
侯爵家嫡男キーファー・ラムゼイは18歳にしてレディ・キラーと呼ばれるプレイボーイである。
そんな最低男がなんの間違いかある日、王女殿下の降嫁先選定の為のお茶会に呼ばれてしまう。
最終更新:2023-02-01 10:00:00
14356文字
会話率:21%
アンジェリカは、ネーブ国の第一王女だった。母親は身分が低すぎて妃になれず、王宮の片隅の小さな離宮で慎ましく暮らしてきた。母を亡くし、喪が明けた十二歳の時に、アンジェリカは正妃と側妃の迫害を逃れるようにドゥッチ侯爵家へ降嫁する。しかし、他に愛
する女性がいたカルロは「あなたを愛することはない」とアンジェリカを拒絶し、結婚初日に屋敷を出て行ってしまった。その三年後、白い結婚を理由に離婚を言い渡されてしまう。王宮に出戻ったアンジェリカは、王命によりトエ帝国に嫁ぐことになった。皇帝のジスランは既に七人の妻を持つ三十歳以上も年の離れたオジサンである。意気消沈するアンジェリカだったが、母方の血筋である星見の一族の能力を開花させ、『祓い清めの神』であるシンナを召喚する。祖父のガイオから託されたシキガミのユッカも仲間に加わり、差し向けられる刺客を躱して、王妃たちを改心させることに成功した。トエ帝国へ向かう途中、野盗に襲われるアクシデントに遭いながらも護衛アルバーノとボルツィ辺境伯の助けを借りて無事に帝都へたどり着く。しかし、正当な手続きで取り決められたはずの縁談に影が差し始めて…………。そんな時、二年に一度の剣技大会が開催されることを知る。優勝者には皇帝から望む褒美が与えられると聞き、アンジェリカは自由になるために優勝を目指すことにするのだった。
シキガミ使いの能力を持つ不遇のお姫様が、幸せになるために頑張るお話です。
テーマが「白い結婚」なので、『閨事』『初夜』などのワードはありますが、性的描写も残酷シーンもございません。
冒険もののような壮大な物語でもありません。のんびりと気楽に読んでいただけたらと思います。
※全45話で完結します。その後、番外編を書く予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-25 07:23:58
137957文字
会話率:33%
源氏物語の二次創作です。
更新はゆっくりだと思います。
転生したら、源氏物語の光源氏の妹だった。
早急に降嫁しなければ生活にこまる。
と奮闘する、元源氏物語オタクの物語。
最終更新:2022-12-01 12:00:00
32856文字
会話率:63%
第五皇女の莉蘭は、お忍びで街に出掛けたおり、自国で近々演武会が開催され、その褒美として莉蘭自身が下賜されることを知る。動揺のせいで危険な目に遭いそうになったところを、黒衣の傭兵に助けられた。
その傭兵のことが忘れられないまま、演武会は開
催され、そこで勝ち残った男に莉蘭は降嫁することになった。相手はソウと名乗る、かの黒衣の傭兵だった。しかし彼は莉蘭にまつわる不当な噂を信じており、莉蘭に辛くあたる。莉蘭も、先日に助けられたことを彼に言えず、すれ違いのままで夜を迎えることとなる。
※こちらはムーンライトノベルズに掲載されている作品「下賜された皇女と黒衣の傭兵 〜オオキバドロバチの婿取り〜」を改題、小説家になろうページ掲載に伴い内容修正したものになります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-15 21:04:45
99048文字
会話率:46%
修道女のステファニーは国王の庶子だが、幼い頃から修道院で暮らしていた。ある日還俗してオーウェン・バートン伯爵の元へ降嫁することを命じられる。
一方、オーウェンは自身が携わった鉱山採掘における崩落事故のトラウマで、不眠と閉所恐怖症に悩まさ
れていた。強制的な結婚だったので、3年で離縁することをステファニーに約束するオーウェン。
しかし降嫁してきたステファニーと過ごすうちにトラウマが薄れ、だんだん彼女のことが気になって仕方なくなってきて…
※主人公の仕事については一部ふわふわ設定です
※アルファポリス様にも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-06 10:04:57
107801文字
会話率:38%
ヴィクター・エヴァンス伯爵は、妻ステラにめろめろである。
降嫁してきた元王女であるステラになにか貢ぎたいと考えたり、手紙に記す愛称(やばい)を妄想したりしながら幸せに過ごしていた。
しかしある日、視察に出たヴィクターは帰り道で襲撃に遭い、選
択を迫られる。
全3話
*お話の最後でタイトルを思い出してね!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-20 20:00:00
11905文字
会話率:30%