団地で暮らすほたるは、三角公園の砂場でいつも遊んでいた。母がいつか迎えに来るのを切に願いながら。
誰も自分を迎えにこない。
誰からも愛されていないと認めるのが怖かった。
五時を過ぎると公園には誰もいなくなる。
そうすると、寂しくて寂
しくて、たまらなくなるのだ。
そんなある日、ハーメルンと名乗る美貌の男がほたるを迎えにくるのだった。
ハーメルンとは何者なのか?
その目的とは? 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-20 22:50:52
7989文字
会話率:19%
とある女子高生と悪役令嬢のおはなし。
ある日乙女ゲームの断罪シーンを見ていると、突如女子高生美羽の目の前に悪役令嬢レイラが現れた。
魔王によって日本にやってきたレイラは魔王が迎えに来るのを待つことに。
その間、行くあてもないレイラは美
羽と一緒に暮らすことになったのだが、レイラは生粋のお嬢様。生活スタイルが違いすぎた。
レイラに自立して生きていく術を教えていく内に、レイラはこの日本で暮らしていきたいと思うように。
しかし、魔王は思ったよりも早く現れた。レイラを連れ帰るのはもう少し先のようだが、レイラが帰ることを拒んでいる。そして、魔王も美羽の家を気に入った。
何故だか、レイラだけでなく魔王まで一緒に暮らすハメに。
絶倫な兄によってレイラは何度も危ない目にあうし、魔王まで兄の影響を受けてしまう。
さらには恋とは無縁の陰キャで喪女の美羽にも春がやって来る。
ついでにレイラを悪役令嬢として陥れたヒロインにも、ざまぁしたりなんかして。
美羽は恋に勉強に大忙し。そして、レイラは現代の日本で果たして上手くやっていけるのか!?
ドタバタ現代転移ファンタジー、どうぞ宜しくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-18 11:31:14
195814文字
会話率:64%
❤短いあらすじ❤
国防の秘密を持つ令嬢。婚約破棄&処刑され、孤児に転生するも、家族と再会し、新たな仲間や恋とも出会い、幸せな日々を手に入れる。一方、亡国に瀕したダメ皇子が過ちに気づき、彼女を奪おうと画策するも、出来のいい第二皇子に抹殺され
る物語。
ざまぁのちハッピーエンドの恋愛ファンタジーです。
サクサク読めます。
処刑・抹殺シーンは間接表現のみなのでR15指定はしていません。
気になる方は、目次※部を飛ばしていただければ幸いです。
❤長いあらすじ❤
「お前とは婚約破棄する! 処刑だ!」
絶対王とされる国王が病に伏し、代わりに執権を握ったのはミラの婚約者であるアドルフ皇子。
国防の要、五大伯爵家のひとつに組する令嬢ミラは、聖なる力を持っているにも関わらず処刑されてしまった。
「私、甦ったの?」
二十一年後、隣国の教会で孤児として暮らすラーラは突如として前世を思い出す。
奇しくも亡命後、貴族としては貧窮した暮らしを送っている家族と再会。
聖なる力を保持したまま甦ったことで、一家は国王の目に留まり、生活は安定。
新しい暮らしの中で、ミラはかつての五大伯爵家と同じ力を持つ、年若い友人たちを得る。
年頃になり社交界にデビューすると、ヴァレンティーノ皇子に見初められ、熱烈なアプローチにドギマギ……。
「その令嬢を奪い返せ!」
ミラを処刑したことで聖なる力を失い、五大伯爵家の信用も失ったアドルフは、亡国に瀕し喘いでいた。
ミラの噂を聞きつけ、取り戻そうと挙兵するも、返り討ち。
なんとか帰国するも、出来のいい第二皇子にラルフに抹殺されてしまう。
「どうか、我が妃に……」
新たに王座に就いたラルフがこれまでの非礼を詫び、王妃として迎えたいとミラを迎えに来る。
しかし、ミラは新しい国での暮らしと仲間、そしてヴァレンティーノを愛していた。
丁重に断って国の立て直しを激励し、改めて祖国と別れを告げた。
「これで私と君を阻むものはなにひとつなくなったというわけだね!」
ミラはヴァレンティーノの求愛を受け入れて婚約。
新たな五大伯爵家として、未来の国王を支えようと、心を新たにするミラだった。
聖なる力を手に入れた王国は、いつまでも平穏な国であり続けたという――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-29 22:15:58
147501文字
会話率:38%
「十七歳の誕生日に王子様が迎えに来る」―――そんなおとぎ話のような言葉を母から聞かされながら、すくすくと素直に常識的に育った主人公(♂)。そんな彼に与えられた運命は、なんと異世界のお姫様!?
苦労性のヒロイン(?)と個性が強すぎるその仲間た
ちが繰り広げる、少しコメディーチックなお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-01 20:20:17
40586文字
会話率:40%
孤児院で自身の寿命を代価に癒しの魔法を使っていたら孤児院に聖女がいると噂になってクソ王子に拉致られ側妃にされてしまった妙齢の女性が、クソ王子達が振るう暴力に耐えながら王宮の後宮で囚われの身になってる自分のことをヒーローが迎えに来てくれない
かなぁと待ち続けるお話で、ざまぁの後にはハッピーエンドが待ってます。コメディー寄りです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-26 21:08:40
17545文字
会話率:62%
私は愛しています。貴方が私を迎えに来るのを待っています。貴方だけを。
最終更新:2024-01-17 14:37:42
2087文字
会話率:0%
侯爵令嬢ヴィアンカ=パステルダールは、6歳の時、前世の記憶を思い出す。私、乙女ゲームに転生しちゃったみたい! 王太子殿下の婚約者で、最期には殺されちゃう悪役令嬢。な、なんてこと!
私、王太子殿下の婚約者回避の為に、領地に引きこもります!
領地での生活は楽しくて、幼馴染の少年アルとは結婚の約束までして、毎日幸せ。でもその幸せも長くは続かなくて。
「必ず迎えに来るから」と言い残し私の元を去ってしまったアル。
そして知ることになる彼の正体。
アルは、私の為に自分を犠牲にして頑張ってくれた。私の運命を変えてくれた……
アル、ありがとう。大好きだよ!
※ これは、アルとヴィアンカがイチャイチャしながら日々を過ごすお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-29 07:03:05
144568文字
会話率:49%
「巫女ねえちゃ~ん、ヒマしてる~っ??」
閑古鳥鳴く小さな神社。小生意気な小学生・健二のわがままに、いつも振り回されている高校生巫女の美月子。なのに嬉しそうなのは健二を迎えに来る兄の健太を想っているから。彼も美月子を綺麗だって言ってるらしい
。それなのに、どうして距離を置くのでしょう。巫女だって恋はするのに! 一線だって越えたいのに!
この物語は元気な高校生巫女と勝手気ままなお子様達が繰り広げるお茶目な日常を描いて、おまけにちょっとだけラブもある、巫女の日常系ラブコメです。 【短めの章を重ねていきます。ご愛読よろしくお願いします】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-10 15:38:17
54357文字
会話率:73%
「可愛い、モンロリオール。大事な大事な最高の娘。もうすぐ、もうすぐだよ。貴方の王子様に会えるぞ」
「はい、お父様。わたしも楽しみです」
「ああ、ああ。良い子だ」
大きな商家の主カンダタ・ジャムニーは、首の見えない二重顎と大きく突き出た腹
部を揺すりながら、そこにいる娘を大袈裟に誉めちぎった。50代程で目尻や頬にややシワの刻まれた顔は笑っているが目は冷めており、娘の状態を鋭く確認する。逸れこそ、頭の先から足の先までくまなく。
「完璧だよ。サーフィオ殿下がたいへんお喜びだろうさ。これまでの恩を返しておくれよ。くふふ」
値踏みするような視線を気づかない振りで微笑んでかわし、美しいピンクに輝く瞳はカンダタの鼻付近を見ながら、ぽってりとした唇は声を発した。貴族に対しても失礼のないように教育を受けた彼女は、美しい声音で先程のことに触れる。指の先まで綺麗な所作で胸に手を当て、心の準備がしたいとカンダタに言うのだった。艶やかな長くて青いプラチナの髪と、白いワンピースを着ていてもわかるスタイルの良さは大輪の華のようで、今が盛りと告げている。
孤児の私はカンダタに拾われた。
そして王子が私を迎えに来ると言う。
私はどうなるのだろう?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-07 21:50:50
21043文字
会話率:22%
男は雪の日になると、毎年思い出す。
雪が迎えに来ると。
最終更新:2023-11-25 23:00:00
967文字
会話率:15%
「レティシア・オートナー! お前とは離婚だ!」
白い結婚だったけれどやっと隣国のバカ王子と離婚することが出来た私、レティシア。
やっとこの国からおさらばできると思っているところに、小さい頃遊んでもらっていたアレックス王子がなぜか私を迎えに
来た。
アレックス王子の様子が少しおかしいって、惚れ薬を飲んでしまったって?
それでどうして2年も国を離れていた私を迎えに来るの?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-03 15:31:42
66909文字
会話率:39%
城から離れた農家の娘デイジーは、心優しい青年フィンに恋い焦がれていた。フィンはデイジーにプロポーズし、迎えに来ると言い残したものの、城は政変に巻き込まれ、デイジーがフィンと会うことはしばらくなかった。
しかし、日が過ぎてデイジーが城から
の街道を見ると、フィンらしきものの姿が見える。
それはありし日のフィンの姿ではなかった。
※これは自身の「夕焼け企画」参加作品です。
※「アルファポリス」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-01 08:30:20
7179文字
会話率:55%
海辺の小さな村に暮らすアイリーン、その幼なじみエドガーは村を出て王都に行くことになっていた。王都で成功したらアイリーンを迎えに来ると約束をして。
しかし、一ヶ月後にエドガーから、その約束を反故にしたいという手紙がアイリーンの元に届いたのだっ
た。それからアイリーンは都会と都会の男を敵視するようになる。
ある日、アイリーンはある青年を村の近くの森の中で助ける。二人が少し仲良くなったところで、青年が王都出身だと知ると、アイリーンは心を閉ざしてしまう。しかし青年の身にはある事情があって……
全6話予定折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-27 20:00:47
20098文字
会話率:41%
山間の片田舎に祖父と恋人のティエリーの三人で暮らす村娘のロザリン。
ある日、拾われっ子だったティエリーが実は貴族の子だったと分かり、彼はロザリンを村に残して都にいる親の元へ戻った。
「必ず迎えに来る」というティエリーの言葉を信じて一年
待ち続けたロザリンだったが、次々に彼女を襲うつらい出来事に逃げるようにして村を出る。
都へ行く途中で山賊に襲われたロザリンは偶然通りかかったヴィクトルに助けられるが、身を守るために男装していたために彼女を男だと思い込んだヴィクトルから手荒な扱いを受けてしまう。
しかし、ふとしたことでロザリンの言葉を勘違いして以来、ヴィクトルは彼女を甘やかすようになる。
そして都での仕事を探すロザリンを、ヴィクトルは強引に自分の家へ連れ帰ると……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-09 15:13:46
81957文字
会話率:44%
毎度ゆるふわ設定。方言らしいものも偽物。すべてを薄目でごらんください。
天宮(てんぐう)の伍の宮にスザクという坊主と住む、元神官のセイテツは、色街のなじみの店でおかしな《うわさ》をきく。 北の方から来た女たちのもとに、カンというこどもが
迎えに来ると、それっきりになってしまうというはなしだ。
一方、壱の宮の大臣であるサモンが、おかしな様子の北の山をみにいっていらい、ひきこもってしまっており、その原因はどうやら『オニ』であるようだが・・・。
色街で用心棒をしている顔に傷のある男、トクジが、重い腰をあげてその《うわさ》と、『サモン』にむきあうことになる。
『おとぎばなし』シリーズまえにあったはなしとなります。
前回の『みつる 』に、ちょっとでてくる『顔に傷のある男』トクジをかきたくて書いた話ですが、壱の宮の大臣、サモンの話にもなりました。
ほかの『おとぎばなし』を読んでいただかなくともわかる内容となっておりますが、なにしろ、暗く、重く、悲しい話になってしまいました。。。。。つけましたが『怪談』には遠いところにいます
ひどい表現、残酷、流血、残虐な描写、場面多し。 ご注意ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-31 12:41:01
41955文字
会話率:32%
時は大正。
古き良き日本を重んじる華族椿家の令嬢でありながら、女性の社会進出を信念に未来を切り開こうとする椿一華(いちか)。
しかし一華に下されたのは資産家である九条家の三男・英明との結婚。
味方だと思っていた弟・大志にも裏切られ家に押し込
められ、失意の中ついに家を飛び出した。
彷徨う一華が足を踏み入れたのは「黒田彩菓茶房」という洋菓子店。
マスターの黒田壱流(いつる)は客の持ち込む謎や悩みを紐解き心を癒し、そしてその人生をモチーフに彩り鮮やかで宝石のように美しい洋菓子を創り出していた。
壱流の洋菓子に魅了された一華は壱流に頼み、黒田彩菓茶房で働かせてもらうことになる。
しかし壱流は九条家の次男だった。壱流も一華と同じく、自由を求めて家を出ていたのだ。
運命的な出会いをした一華と壱流は共に客の持ち込む謎を解いていく中で互いに惹かれていく。
しかし平穏な日々は長くは続かず、大志が一華を迎えに来る。そして壱流の前に現れたのは失踪していた壱流の兄・九条誠一だった。
過去と現在、理想と現実、愛情と務め。
全てが交錯する中、二人が選んだ道は――。
花開く大正と洋菓子、謎解き、そして甘く切ない恋愛が紡ぎ出す大正浪漫のお仕事ミステリー。
彼らの闘いと成長、そして恋がつむぎ出す物語をご堪能あれ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-30 15:06:07
70548文字
会話率:54%
「今までお世話になりました」
あぁ、これでやっとこの人たちから解放されるんだ。
「セレス様、行きましょう」
「ありがとう、リリ」
私はセレス・バートレイ。四歳の頃に母親がなくなり父がしばらく家を留守にしたかと思えば愛人とその子供を連
れてきた。私はそれから今までその愛人と子供に虐げられてきた。心が折れそうになった時だってあったが、いつも隣で見守ってきてくれた精霊たちが支えてくれた。
ある日精霊たちはいった。
「あの方が迎えに来る」
カクヨム様でも連載させていただいております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-23 18:00:00
31619文字
会話率:58%
高校2年生のお姉ちゃんから異世界転移恋愛シュミレーションゲームを貸してもらうことになった小学6年生のまりな。このゲームは前編と後編に分かれていて、前編は小学生のまりなでもプレイできる内容だとお母さんにも許可を得ているから大丈夫だという。ゲー
ムのタイトルは『騎士(ナイト)たちのプリンセス』通称ナイプリといって、アラサー女性が主人公で異世界に転移してしまう所から始まる。
前編をやりきったまりなはある日、交通事故に遭いそうな女性を助けようとして巻き込まれてしまう。目覚めるとそこはナイプリの世界だった!?
(私小学生だよ!?主人公が違うけど!?)
異世界では主人公と同じようにイベントが発生していく。選択肢を間違えないように選び、まずは前編の終わりである【騎士団が迎えに来る】というグッドエンディングを目指して異世界で生活していくマリナ。優しい魔女のイルマに、キーパーソンとなる花屋のアラン。(このアランさん、さすが恋愛ゲームなだけあってイケメンだなぁ…)
本来の主人公より20歳も若いマリナ。果たしてマリナがたどり着く未来とは…。
このお話は異世界に転移した少女の物語です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-14 17:00:00
31197文字
会話率:59%
19世紀後半、イギリス。
幼くして両親を失い、孤児院や親類の家をたらいまわしにされてきた少女マーヤのもとに、1通の手紙が届く。
それは、優しくも懐かしい人からの《手紙》だった……。
**
公式企画「秋の歴史」参加作品です。
最終更新:2023-03-03 22:33:06
24350文字
会話率:39%
いらないわたしは、決して物語に出てくるようなお姫様にはなれない。
だって知っているから。わたしは生まれるべき存在ではなかったのだと……。
「必ず迎えに来るよ」
そんなわたしに、唯一親切にしてくれた彼が吐いた……たった一つの幸せな嘘。
で
もその幸せな夢さえあれば、どんな辛い事にも耐えられると思ってた。
ねぇ、フィル……わたし貴方に会いたい。
フィル、貴方と共に生きたいの。
※子どもに手を上げる大人が出てきます。読まれる際はご注意下さい、無理な方はブラウザバックでお願いします。
※この作品は作者独自の設定が出てきますので何卒ご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-12 18:00:00
23365文字
会話率:34%