平凡な大学二年生の藤原 徹の前に、
平安時代からやってきたという渡辺 綱と、狼の姿をした式神が現れる。
綱は、妖刀【鬼切丸】を使い、現代人の心に棲まう悪しき妖達をバッタバッタと切っていく。
(※戦闘シーンは少なめです。)
彼の目的は、平安
時代からこの時代へ逃げて来た【茨木童子】を倒すこと。
現代常識の通じない綱に翻弄されながら、否応なしにも妖怪対峙に巻き込まれる徹。
綱は、無事に【茨木童子】を倒し、平安時代へと戻ることができるのか。
※当作品は、フィクションです。
物語を面白くするため、物の名前や口語に作者の勝手な脚色を入れています。
平安時代に渡辺綱という人物が居たことは事実ですが、
「侍」という言葉も、喋り方も、実際の平安時代では使われておりません。
妖刀<鬼切丸>も、当時はまだ<髭切の太刀>と呼ばれておりましたが、
ここでは伝わりやすさを配慮して、<鬼切丸>と記述しております。
そのあたりの時代考証についてのご指摘は、ご遠慮頂けると幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-14 07:46:32
53541文字
会話率:34%
魔術、呪術、占術、法術、陰陽道など数多く存在する|術《すべ》と呼ばれる力たち。
それらが混在する日本国にて、中でも一閃を駕し最強と謳われている|術《すべ》が存在していた。
それが、伝説とされている鬼が造り出した|鬼術《きじゅつ》と呼ばれるも
のだ。
公とされていない、突出した効力を持つその|鬼術《きじゅつ》は、過去に三柱の鬼神によって生み出された。
トップ3の鬼神、酒呑童子、茨木童子、そして|温羅《うら》。
その概要は、伝承として今世まで語り継がれているのだが、他に等しく重要視されている文献が一つ残されていた。
それが『|温羅《うら》は俗世に、|厄介《やっかい》産み落とす。』といった伝承だ。
|鬼術《きじゅつ》を扱う鬼術官はそれを何より危険視し、その見極め|基《もとい》排除のため、国を挙げて尽力していく。
『生まれ変わり』にのみ継承するとされている、その|鬼術《きじゅつ》という力。
その際|力《ちから》は、記憶というリソースまで共に継承されるのだろうか。
これは|温羅《うら》の生まれ変わりと評される、主人公|鈴鹿《すずか》 |裏人《うらひと》の怪異的な物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-12 01:17:33
315885文字
会話率:26%
地下世界、そこには妖怪だけが住み着く世界。人間は一切いない。地下世界に住む妖怪は娯楽が少なく、一昨日も昨日も今日も明日も明後日も宴会が続く。
これは、とある1匹の人狼の話。この人狼は地下世界と地上世界を繋ぐ扉の門番をしている。そんな彼の元に
地上から落ちてきた人間の子供がいるとの情報が舞い込んできた。
その子供によって、今地下世界の重要妖怪が動き出す──────。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-30 21:00:00
41346文字
会話率:59%
幻想郷は崩壊する________
茨木童子討伐後、幻想郷に平和が戻り、事件を知る者は安堵していた。
しかしその平和は長く続かなかった。
博麗の巫女:博麗霊夢
人間の魔法使い:霧雨魔理沙
この二人の記憶が失われてしまった。
更に幻想郷に謎の
影が出現、博麗大結界を破壊し外の世界と幻想郷の境界を無くしてしまい、二人を外の世界へと転送させてしまった。
かつてない危機が訪れた幻想郷
外の世界に転送された二人
そんな二人と邂逅した青年
幻想郷の未来はない…………………折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-14 06:51:48
5418文字
会話率:48%
この世の悪霊を取り締まり、あの世へと連行する地獄直属の部署・悪霊対策課。そこに務める鬼女・火乃華(ほのか)は酒と煙草をこよなく愛するごく一般的な鬼である。だが、彼女にはある変わった特徴があった。それは「顔の左半分に“炎舞”を彫り込んでいる
こと」。そんな火乃華に興味を持ち、彼女を採用したのは悪霊対策課の課長にして伝説の鬼である鬼神・茨木童子(いばらきどうじ)。部下と上司、一介の鬼と鬼神という身分差の二人が織りなす地獄の恋奇譚。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-17 12:08:44
2537文字
会話率:17%
一章 岩手県遠野市『マヨヒガあるいは座敷童子』
二章 東京都台東区浅草『浅茅ヶ原の鬼婆および動く骸骨』
三章 京都府京都市『茨木童子、鵺、そして百鬼夜行』
終章 日出ずる国の彼方『荒廃神社の黒巫女』
★あらすじ
ダウナー系の少女と天才陰
陽師の少女が、全国を旅して怪異を解決、近年SNSで流行している願いの叶う怪異『荒廃神社の黒巫女』の謎に迫っていく。
カクヨムでも投稿しています。
https://kakuyomu.jp/works/16816700429390570373
こっちも応援して頂けると、嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-16 23:00:00
105800文字
会話率:28%
強いのに働かない鬼酒呑童子はある日、閻魔の命令によって茨木童子と共に人間界で悪霊を捕まえに行くことになった。
だが、そこに居たのは悪霊ではなく、かつては自分達と肩を並べるくらい強かった玉藻前がいた。
酒呑達は玉藻前を捕まえることが出来るのか
!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-23 16:41:00
8688文字
会話率:38%
平安武士にして鬼殺しとたたえられる渡辺綱が羅城門で出逢った鬼について語ります。
「あえて、【羅城門の鬼】でなく、【羅城門の女(ひと)】と呼びたい、それは艶やかなひとであったと、思われるのです。」
最終更新:2021-12-08 20:43:08
1223文字
会話率:0%
かつて、京都を恐怖と混沌で支配した妖怪の一団。それを束ねた茨木童子と酒呑童子。殺戮を好み、奪って殺して飲んで詠う。されど悪鬼は源頼光ら一行に滅ぼされた。この人妖の戦争から生き延びた茨木童子もまた、頼光四天王の一人、渡辺綱に討伐されることにな
るが…?
それは、恋というにはあまりに歪。
それは、憎しみというにはあまりに純粋。
鬼と人の合間にて、何者にも支配されぬ鬼姫の選択とは…⁉︎
囚われることのない恋愛ファンタジー、ここに開幕‼︎
※説明不足、誤字等がありましたら、感想でお教え下されば幸いです。修正させていただきます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-04 20:54:57
10553文字
会話率:69%
ノーベル文学賞日本人初受賞の川端康成が少年時代を過ごした大阪府茨木市では、昔話の鬼伝説「茨木童子」が今も都市のキャラクターと存在します。
本稿は、川端文学を踏まえて#SDGs0studyとして、茨木童子とは別のキャラクター「茨木鬼太郎」を主
人公に日本や世界の人に「地球人」として「21世紀の永住のまちつくり」の実現と調和の共感を求めていくフィクション<近未来SDGs小説>です。
①茨木市においては鬼伝説茨木童子の昔話をもとに地元のイメージキャラとなっています。伝説は世界的に「血を吸う嫌われ者ドラキュラ」的です。(海外訪日者一部評価・八重歯など…対比)
②従って、本件創作物語は、世界的に好感される創作物語を目指します。
③各地の鬼伝説を超越して、実は、鬼としての<嫌われ者>ゆえに、人里離れた奥深い山里暮らしで酒を飲んでは引きこもりの長い眠りから目覚めて、21世紀の現在の茨木市にタイムスリップします。
④伝説であれ、国内外に宣伝できる、最新科学的最新事実や国際化、現在の志向SDGsと調和させ、老若男女、誰にも“心許せる清いキャラ”として創作したものです。
⑤宇宙脳科学時代の今日、昔の伝説や神話においても科学最新知識事実と調和しないものは多く、無知の時代の偽り、嘘、としていずれ消えていく、現存のキャラものも時代の進化とともにいずれ、廃れていきますか…。その中で存続するものがありますか。本来の人間の脳は、嘘を嫌い真実正義を、求める作りとなっています…。
⑥それが2015年SDGsの決議であり、過去の歴史の誤りを正し、各種ハラスメントの嫌悪撲滅思考へ…正しいこと、人権擁護を求めて動いていませんか…。従って、創作は既存の伝説は表現の自由として尊重しつつ、一方<近未来小説>として区別しています。自ら“鬼”として嫌われ者が、目覚めて茨木市のまちを徘徊し、茨木市の都市宣言と市民行動憲章など現代知識から、学習し自ら「地球人」の人間であることを自覚し行動する決意をいだき改心する「後悔と平和の決意の涙」です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-22 16:38:26
9874文字
会話率:23%
古来より住まう影の住人、日本妖怪が弱体化し絶滅に瀕した現代。妖怪達は異なる国から来た妖怪『異怪』に狙われていた。そんな妖怪達と人々を守るため、陰陽師達は日々奔走する。
その中の一人、酒上美乃里は異怪討伐中に茨木童子と名乗る鬼と出会う。彼と出
会い、生まれてから常に不遇の扱いを受けてきた美乃里は、優しさと暖かさを初めて知った…。
これは、陰陽師と歴史に名を残す鬼との恋物語である。
※この作品は、2019年9月に投稿したものを修正して再投稿したものです。内容はほとんど変わっていませんが、分かりやすくするために少し設定を変えたりしています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-13 23:01:32
42004文字
会話率:38%
ある日突然隠世へ飛ばされてしまった女子高生、瑞希杏。
そこで出会ったのは千年前に陰陽師によって命を絶たれた、酒呑童子と茨木童子だった。
女子高生が繰り広げるドタバタファンタジー物語。
数々の仲間と共に、今も戦い続ける...。
最終更新:2019-08-15 10:26:57
3787文字
会話率:45%
ある鬼っ子が茨木童子になるお話
最終更新:2019-05-18 01:56:54
1131文字
会話率:4%
時は平安、後一条帝の御代。
渡辺綱は一条戻橋で襲ってきた鬼、茨木童子の腕を斬り落とし、邸宅に持ち帰っていた。
その鬼の腕を見せて欲しいとやってきた巫女の美鳥は、綱に鬼が自分の故郷を滅ぼした仇であるかを確認したいと告げる。
仇である鬼の手には
、翡翠の勾玉が填まっているのだと語り出す。
仇である鬼を探し、越後から都へとやってきた巫女の奮闘の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-23 10:00:00
31625文字
会話率:39%
平安時代中期。京を乱していた鬼、大江山の酒呑童子が討伐されてからも事件は後を断たず、人々は疑心暗鬼から醒めないでいた。鬼の残党が起こす事件を解決するため、武人・渡辺綱は主である源頼光の命の下、夜の警邏に出かけている。しかし、その心中はその日
の雨脚のように、穏やかなものではなかった。同輩の坂田金時が主の命に応じず、屋敷にこもっているためである。物思いに沈む警邏の最中、綱は一条戻橋のたもとで、人を待っているという妙齢の美しい女性に出会う。「京の夜は安全とは言えない。待ち人は諦められよ」と忠告して別れるが、綱の心は女性にすっかり奪われていた。「あのような姫君にもしものことがあってはならない」と綱は京の安全を守る決意を新たにする。しかし、この女性は綱をつけねらう酒呑童子の臣下、茨木童子であり、その日の激しい雨も人払いのために彼女がふらせたものだった。
翌日、綱は金時の真意を確かめに、住処におもむく。問いただすと、金時の答えは意外なものだった。「自分は山姥と人の間の子である」と出自を明らかにしつつ、金時は鬼の残党狩りに対してためらいを示したのだ。「例え人を食おうと、山姥は確かに自分の母であった」と金時は述懐する。彼の中では、大江山の一件も激しい葛藤の中で決断したものなのだという。これ以上手は貸せない、と金時は残党狩りを固辞し、説得には応じなかった。綱は友であった男の真意と出自を知り、動揺する。
一方、茨木童子も激しい葛藤の中にあった。一条戻橋のたもとで主の仇を討つつもりが、敵方からの思わぬ接触にあったためだった。果たして仇をとることが正しいのかと迷いながら、茨木童子は再び一条戻橋へと向かう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-24 22:39:58
12377文字
会話率:38%
【神谷家の猫叉主催 妖怪大戦争参加作品】です。
題材は茨木童子、それではお楽しみください。
最終更新:2019-01-08 22:46:12
2492文字
会話率:4%
特殊な力を持つ女の子と妖怪達の物語
茨木童子を初め酒呑童子など色々な妖怪達が物語を作り上げます
最終更新:2018-08-09 10:01:21
7415文字
会話率:72%
鬼と呼ばれる種族の【鬼灯 輝(ほおずき ひかる)】が茨木童子【伊吹(いぶき)】とともに封印された神々の封印を解いていくのだが……
鬼→神を味方に
人→仏の力を利用
主人公 【鬼灯 輝(ほおずき ひかる)】
最終更新:2016-07-09 20:27:25
7274文字
会話率:55%
平安時代、片腕を失った鬼、茨木童子が雨の中を歩いていた。大江山の妖たちの主、酒呑童子の右腕であった彼は、主も、そして同胞も失い、たった一人大江山から逃げ伸びた。冷たい雨の中、平安京の境界、羅城門へと辿り着いた茨木童子は主の仇を討つことを誓う
。鬼たちの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-27 20:43:56
109752文字
会話率:36%
茨木童子が大江山へ遊びに行くと、友人の酒呑童子がのんびりと手紙を焼いていた。
最終更新:2015-09-04 21:26:57
4080文字
会話率:42%