――遠距離恋愛をしている彼女...海川恵美(うみかわめぐみ)に浮気をされた。
浮気相手は学校一のイケメンらしく、更に能力も文武両道の持ち主らしい。
―――ショックだった。
だが、未練がましいのが嫌だった俺は、あいつとの連絡手
段の全てを抹消する。
――それから数ヶ月が過ぎた。
しかし未だ、彼女の事を吹っ切る事も忘れる事も出来ない日々を過ごしていた。
時が経てば、あいつの事を忘れさせてくれると思っていたのに。
だけど俺の心の根っこには、まだあいつの事を諦めたくないという想いが
残っていたのだろう。
ハァ...なんてみっともなくて、未練がましいんだ。
そんな茫然自失の日々が続いた、とある日。
―――俺は暴走してきたトラックに跳ねられてしまう。
死ざまに、今度こそは良き女性と出逢いと願いながら、人生の幕が
下りるかの様に、俺の瞼はゆっくりと閉じていく。
そして瞼を閉じた次の瞬間、
俺は誰かの大きな声で無理矢理、叩き起こされてしまう。
その大きな声の主...女神メリアーナと名乗った女性が俺に言う。
勇者となって自分の管轄している世界で蔓延っている魔族達と、その親玉で
ある魔王を討伐して欲しいと。
最初は断ろうとした。
だがふと考える。
「勇者となって使命に没頭すれば、恵美の事を忘れられるのではっ!?」
これは恵美の事を吹っ切るチャンスじゃんとばかり、女神メリアーナの
嘆願を快く受諾した俺は、異世界に勇者として召喚されていく。
―――それから五年と幾数ヶ月の月日が流れた。
幾度の艱難辛苦を乗り越え、女神メリアーナの悲願だった魔王を見事
伐ち倒した俺は、メリアーナからの恩恵...『勇者』の力を報酬として
保持したまま、元いた世界に帰還するのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-19 21:21:15
201396文字
会話率:30%
『エレクトリカ』
その人類に与えられた異能力は脅威に抗う力ではなく、荒廃した世界に人が希望を見出す為の灯火だったのかもしれない…
突如、安寧を築いていた人類を絶望に落とした病の様な現象が蔓延する。
その引鉄は体の鉄化から始まる人類の
『ハイブリッド化』
徐々に体を蝕むように変異、変貌する恐怖を人の身に刻みながら、最後に自失した意識には理すら残さない
『ハイブリッド』
混合物と呼ばれ、人類の敵と認識されたその存在は、人も、街も、築き上げた文明すらも呑み込んでいったのだった
だが、壊れていく景色を見て立ち上がる人もいる
立ち向かい戦うことを決めた人、守るために一からまた築き上げる人
そして、0と1の間から生きるための修復作業、そのすべてを一手に背負った会社が生まれる
ハイブリッドを殲滅し、壊れた街の修復も行い、人の住む生活区を保護する仕事。
バトルコンストラクツ、略してバトコンと呼ばれる、その職種
そして、その中でも更に特別な力を持つ存在を人は『エレクトリカ』と呼ぶのだった
固有に所有する資格を有し、人々の期待を一身に背負う彼らは、今日も街の灯りをともし続ける為に働き続ける。
*書き直しです。月2~3回程度の更新になると思います。
あくまでサイエンスフィクションです。建設業の知識はそれなりにありますが、科学知識とかは全然ないんで注意して呼んでください。ご安全に折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-03 23:50:00
13905文字
会話率:51%
高校二年生の瀧間蒼(たきまあお)には、幼馴染であり、恋人の岡城茜(おかしろあかね)がいた。
しかし、ある日の夜、蒼は茜が自室で知らない男と浮気しているところを目にする。
ショックを受け、茫然自失となる蒼だったが、数日後に茜から別れを切り出さ
れ、それが現実であることをひどく実感する。
そうして傷心の日々を過ごす蒼に、声を掛ける後輩女子が現れて――
「先輩のためなら私、何でもします。エッチなことも、復讐の協力だって」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-30 00:00:30
141709文字
会話率:48%
葉月海(ハズキ カイ)と陸(リク)は1才違いの兄弟。海はサッカークラブのジュニアユースチームで10番をつけ、将来を有望視され、自分もプロサッカー選手になる夢を信じていたがユースチームへの昇格が叶わず、茫然自失になっていた時に偶然サーフィン
に出会う。そしてこの出会いが海を新たな世界へ導いていく。
また、弟の陸は大学生になってから付き合っていた彼女に振られ、大学や日本からも逃げるようにヨーロッパへ留学を決める。そして、そんな軟弱な陸を待っているモノとは?
2人の兄弟を軸に、様々な人々や文化(酒やグルメ、スポーツや音楽、映画など)との出会いが、それぞれの人生を変えていく青春群像ストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-19 12:37:53
12271文字
会話率:22%
スマホはいらない。スマホを持っていないことは、連絡が遅いことの免罪符になるから。
そんな風に生きてきて。
けれど、だからこそ茫然自失とする瞬間があって。
最終更新:2023-12-09 15:41:56
996文字
会話率:8%
【本を落とした後の反応】
1.「あ、落とした」
2.指の付け根に本の角が攻撃
その後茫然自失
5秒経過
3.「……スゥ、、いてぇぇぇ」
┈ ┈ ┈ ┈ ┈ ┈ ┈ ┈
はいさーい、はいたーい
朝夕の温度差に震えている人です(
(( '-' )))ガタガタ
いつもに増して文章力語彙力その他もろもろ崩れてます、すみません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-30 20:21:07
798文字
会話率:0%
突然、幼馴染に婚約破棄されたライラ。茫然自失となり、当てもなく王都を彷徨っていた。
そこでたまたま目に入った看板は『失恋茶房』。彼女は吸い込まれるように、店に入る。
中には店主と女が二人。女は服装から貴族のようだ。
店主に促され、自分
の境遇を語るライラ。すると、二人の貴族令嬢も「今日、婚約破棄された」らしい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-03 18:23:46
2268文字
会話率:45%
はじめての恋愛で自失した女の顛。
最終更新:2023-10-30 21:00:00
27419文字
会話率:45%
中学2年生となる少年、千晶は不慮の事故で両親を亡くしてしまう。
自らの目の前で。自らも脚に傷を負い、何とか生き延びたものの心に大きな傷を負ってしまった。
たった一人残された子。茫然自失とした人生。自らも後を負いかねないほど深い傷跡。
しか
しそんな彼にもたったひとつの生きる希望が残されていた。
それこそ亡くなった父が残した呪術本。
日常の殆どのものが科学で説明がつくようになってしまった現代。それでも藁にすがる気持ちで呪術本にしがみついた。
読めない文字。頼れるのは父の残した注釈だけ。それでも半年に及ぶ努力の末、なんとか本の解読に成功した。
年はいつの間にか中学3年になり、夏が近づいた入り口の時期。
ついに千晶は呪術を行使する。禁忌だろうが何だって構わない。ただ父と母に会うために。
また2人に会うための、2人の言葉を聞くためだけに行使された呪術は――――成功を収め、失敗におわった。
召喚……ないし復活したことは彼の呪術が"成功"した証だろう。しかしその対象が父や母ではないという"失敗"に目をつぶれば。
彼が呼び出してしまったのは見知らぬ少女。
長い長い髪。自らの背丈をも越える長くて白い髪に、すべてを見透かすような碧い瞳。
呼び出した彼女もまた、様子がおかしかった。呼び出した千晶のことを『神』や『まじない師』と呼び、家にある様々なものに驚いたりする少女。
それはおおよそ現代人の反応とはかけ離れたものだった。彼女は一体何処から来て、何があって千晶と出会うことになったのか――――
そして更にまた別の困難が千晶を襲う。
突然現れた白い少女に危機感を覚えた幼馴染、瑠夏の存在だ。これまで家族同然の付き合いだったに彼女は対抗心を覚え、少女に負けじと攻勢を仕掛けてくる。
これより少年、千晶は試される。
親を亡くし呼び出してしまった白い少女、そして幼馴染である瑠夏と何を成し、どんな選択をするのかを――――
・重いのは一話だけ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-15 18:00:00
55871文字
会話率:33%
マリアーナは卒業パーティーの場で婚約者である王太子オスカーから謂れのない罪で婚約を破棄される。しかし、第二王子ヴィクトールの助けで無実は証明された。茫然自失となるオスカーの横で、マリアーナに冤罪を被せたエマはいつも通りの笑顔を浮かべていた。
「あーあ、もう終わりか。もうちょっと楽しみたかったなぁ」
エマの笑顔の意味が分からなかったマリアーナは、処刑が決まったエマに会いに行く。
女性蔑視と感じられる表現、未成年に対する性行為を連想する表現が多々あります。また、幸せな話ではありません。苦手な方はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-04 01:03:41
5130文字
会話率:62%
優しく微笑むブロンドの長髪の教師は、穏和な性格で、分かりやすく丁寧な授業をする為、生徒からとても人気のある魔法学園の先生だ。
彼には、精神病に罹った妻が居た。彼は妻と昔の様に生活をする為、日々努力するが、妻は事故に遭い、亡くなってしまう
。
妻を亡くして茫然自失となった彼は、裏路地で出会ったエルフの女性に目を奪われ、彼女を購入するが、彼女は全く会話をしようとせず、自分から動こうともしない。正に人形の様なエルフだと思っていたが……?
薄幸なイケおじ×エルフの恋愛小説。
2話までに泣いて、3話から笑って下さい。
※この小説はアルファポリスにも掲載されています。
https://www.alphapolis.co.jp/novel/262140194/14785504折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-19 17:00:00
16191文字
会話率:33%
男は嘆き悲しみ、泣き続け、そして黙り込んだ。
彼は嘆いた。なぜ、彼女は死んだのか、と。
彼が泣き疲れて呆然自失となった時、
彼の横に立ったものが語ったことは、彼を再び立ち上がらせた
現実へと、未来へと
最終更新:2023-06-25 18:49:24
678文字
会話率:0%
就活に失敗し、ダンジョン探索者免許を取得した小宮ショウ。しかし、彼が得たジョブは〈ゴミ使い〉という意味不明なものだった。字面のあまりのひどさに落胆する彼は、気晴らしに海岸に行くが、そこもゴミだらけ。めぐり合わせの悪さにへこむショウだが、そ
こで〈ゴミ使い〉の力が覚醒し、なんと落ちていたゴミが美少女に!? 生活費(とその他もろもろ)のため、彼の戦いがいま始まる!
※この作品はカクヨムにも掲載しています。こちらはステータス画面等のオプション付きです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-14 07:00:00
93668文字
会話率:63%
魔導の名門ルードリヒ家の長女でありながら、魔力を一切持たずに生まれてきたマリアベル。持ち前の美貌を活かしどうにか自分の居場所を掴もうとしていたその矢先、妹クローディアの策略で顔に大やけどを負ってしまう。以来、仮面で顔を隠し周囲からは仮面令
嬢と嘲笑されるようになってしまった。
使用人のような扱いに耐えながらも日々生き延びてきたマリアベル。しかしある日、婚約者であるダミアンから君の醜い顔に耐え切れないと婚約を破棄されてしまう。呆然自失となったマリアベルを救ったのは一人の美しい男性だった。そして彼は次の日、マリアベルに婚約を申し込む。
夫に恋をした瞬間失恋してしまったマリアベルと、大切な人がいると公言しながらもマリアベルを大切にしたいと思うオズワルドの擦れ違い両片想い。
マリアベルが一歩だけ前向きになるまでの話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-11 10:38:58
113859文字
会話率:44%
毎月設定される定例の茶会で、婚約者である王太子アルフレッドから婚約破棄を告げられた侯爵令嬢フランソワ。
普通の令嬢であれば動揺し、あるいは茫然自失となるであろう事態に、彼女は落ち着いてこう告げた。
「書記官殿、今の発言、記録をお願いいたしま
す」と。
顔を合わせる度に理不尽なことを言われていたフランソワは、書記官に発言記録を取ってもらうことを常態化していた。
そして、王太子アルフレッドが致命的な発言をした今この時、フランソワの反撃が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-20 05:39:25
6499文字
会話率:45%
【約150話執筆済】人間の国には魔寄せ体質の王子がいた。どこにいても魔物を引き寄せる第一王子フェルノは王城の敷地の端にある小さな屋敷に黒騎士リオンと白騎士ライオット、そして魔法使いのアノンという護衛三人と共にくらしていた。この度、弟の第二王
子が十二歳となり、正式に王太子となることが決定した。邪魔になったフェルノは勇者という称号を与えられ、三人のお供と一緒に魔物の国へと、魔王討伐という名目で追放されるのだった。
魔物の国には第一王子が来ることは伝えられていた。魔王城には魔王の他、四天王と人間の国より名づけられた魔王の娘が四人いた。そのうち一人が勇者たちに接触する。魔寄せの体質の王子が魔物の国の住人である魔人が住む街道を歩き、魔物が街道を襲うことを恐れた四天王たちは、名ばかりの勇者一行を異世界へと飛ばすことを決定した。
魔王城には、すでに人間の国から宰相の子息と魔術師が協力者として赴いていた。
四天王四人と魔術師は、魔王城に入る橋の上で、魔法使いアノンの裏切りを得て、異世界へと四人を飛ばすのだった。
飛ばされた四人は、二人一組に分かれていた。さらにフェルノとアノンは性別も変わってしまう。
魔法使いアノンと白騎士ライオットは、大樹がそびえる森に飛ばされ、そこに暮らす森の民に出会う。突然女の子になってしまったアノンは呆然自失。ライオットは保護者のような役回りとなり、森の民の元で厄介になることにした。
その頃、第一王子フェルノと黒騎士リオンは、砂漠にある環の国に召喚されていた。国と宗教に召喚されたフェルノは、身の危険を感じ、相手の望むままに、妹姫を模して女性を演じることに徹する。召喚されたフェルノを彼らは聖女と呼び、近々復活する世界を滅ぼした魔神の切り札であると告げるのだった。
※二つ名小説:ユーザーが自身のユーザー名を元に二つ名をつけて楽しむなかで、希望者の二つ名を小説の登場人物として書かれた小説になります。
(構想期間:2021年10月日24~30日:執筆期間:2021年10月30日~執筆中:(C)柚祈)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-16 07:00:00
633730文字
会話率:36%
2006年。小学5年生の美少女、仁木いおなは生れながらに他の人には見えない不思議な指輪を持っていた。自分と父親だけが認識できるその指輪のせいでいおなは幼い頃より誰にも心を開く事が出来ない。ある日、いおなは父親の惨殺死体に遭遇。父親の死につい
て刑事から取り調べを受けるうちに指輪に眠っていた人魔法に目覚める。そしていおなは父の残した日記を発見し、20年前におこった指輪を巡る戦いを知った。1986年。中性的な魅力を持つ11歳の少年、川島ささは8つ集めると願いが叶うと噂になっている不思議な指輪を偶然発見し、衝動的に身につけてしまう。しかしその指輪は一度身に付けると外す事が出来ない呪いの指輪だった。ささは同じ指輪を持つ同級生の仁木祐一に遭遇。ささの指輪には相手を操るチャームの魔法があり、祐一の指輪には物体を拘束するバインドの魔法備わっていた。指輪の声に導かれた2人は、互いの指輪を奪い合うが、途中で意気投合し友達になった。しかし指輪の呪いで祐一はささに一目ぼれしてしまい困らせる。その後、同級生でささの憧れていた福原詩織もまた物に命を与えるライフの指輪を持つ事が判明。ささと祐一、詩織はどんな願いも叶うという噂を信じ、8つの指輪を集める約束をする。その後、ささ達3人は塾の講師でなんでも舐めてしまう癖を持つ荻窪歩。皮膚が鱗になる魔法を持つ女子高生の佐伯アリスを倒し指輪を5つまで集めた。しかし戦いの中で詩織の呪いが加齢。ささの呪いが女性化であることが発覚。時を操る魔法を持つ校長の寿美代子との戦いで、精神を病んだ詩織は暴走しささを攻撃。激しい戦いの中で、ささは2つ目の指輪を装着。指輪のリミッターが解放され、事態は祐一を巻き込んだ3人の死闘へと発展。詩織を倒したささはスローの指輪の呪いで多くの記憶を失い、またチャームの魔法による呪いで体が完全に女性化してしまう。紙一重で正気を保った祐一は茫然自失のささを連れて街を出た。その後、ささと祐一は愛し合い、ささは娘のいおなを出産して死亡。ささの指輪は娘のいおなへ継承された。2006年、指輪の秘密を知ったいおなは指輪集めを決意。しかし無効の指輪を入手した寿校長の娘、寿円香が現れる。円香はいおなに母と婚約者(荻窪歩)を殺された復讐のために仁木祐一を殺害したと告げる。いおなと寿円香は憎み合い、指輪を巡る戦いは終わらない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-06 23:34:55
126081文字
会話率:33%
婚約寸前だった恋人に、いきなり別れを告げられたディアーヌ。
突然の失恋の衝撃に茫然自失になっていると、氷の騎士という二つの名を持つランスロットが「誰よりも、貴女のことを愛している」と告白してきた。
それを、素直に受け取ることは出来ない。
ランスロットは振られたばかりの元彼と、常に火花を散らしているというライバル同士。
「彼の思惑が、わからない」
元彼への嫌がらせ? それとも……。
真意がわからずに疑いの眼差しを向けるディアーヌに、異性に興味がないはずの氷の騎士ランスロットが息もつかせず迫って来て?!
※ムーンライトノベルズにも掲載しています。
※こちらでは、朝チュン仕様です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-10 15:22:55
111338文字
会話率:37%
おクスリへの妙な嗜好と実際の服薬と酒におぼれてる話と人生への愚痴とナツメグ。
残酷ではないけれどえぐめの話なので注意してください。
せんべろ忌が明日なので急ぎ執筆。
この作品はカクヨムにも掲載しています。
最終更新:2022-07-26 04:59:06
5101文字
会話率:0%
ぽっちゃり陰キャだった「染谷 武雄」は高校3年間を捧げたカノジョ「黒井 姫子」から一方的に交際終了を告げられる。常に黒井へおごり、彼女が嫌だからと大好きなアニメやゲームは封印し、成績の悪い彼女面倒を見て、手を繋ぐより先は高校を卒業してからと
いうこだわりに付き合って、更に彼女のために進学先を同じにしたにも関わらず……最後はこの様だった。
茫然自失の武雄は食事も喉が通らず激痩せして行ったのだが……贅肉が落ちたことで体が軽くなり、心が上向き始めた。
結局、黒井に付き合っていたのは自分の責任。黒井の支配から脱したのだから、これからは自由に生きて行こうと決め、金と体力づくりのために肉体労働を始めた。そこで恩人と知り合って。また元気を取り戻して。どんどん身体が鍛えられて。
すっかり綺麗な心と肉体に生まれ変わった武雄は、明るいキャンパスライフをスタートさせる。
大学では親友に再会し、少し天然系の可愛い同級生と仲良くなったり、綺麗な未亡人と知り合ったり、新人バーチャアイドルに慕われたりなどなど……人生大逆転! 周りが勝手に自分の心地よい色に染まってゆく!?
黒井とは同じ大学だけど、あんな女もう知らない! 勝手にしやがれ! 俺は俺の楽しいキャンパスライフを謳歌するんだ!
*こちらの作品は「カクヨム」にて先行配信しております。
*キーワードの残酷描写に関しては、主にバットエンド向けのものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-20 06:26:31
95396文字
会話率:40%