■【ファンタジー/短編】■“ない”ものが、あらわれる。“ある”ものが、なくなる。人ならば、神かくし。それって、ふしぎ。私はユメ、この春、中学三年生。将来の夢が決まらなくて、悩んでいる。私の夢って……何だろう。どうやったら、決められるの?◇『
小説家になろう Thanks 20th』企画参加作品。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-12 21:17:46
3907文字
会話率:4%
2004年。桃園ゆかりさんは福井市でひとり暮らしの大学生です。ここ数年、男性関係で嫌なことばかり続き、子ども時代の明るく元気な面影はなくなっています。
そんな彼女を元気づけてくれる友人とその母親の勧めで、母親の知り合いの家に引っ越しを考
えます。愛宕坂の途中にある古ぼけた駄菓子屋の二階、窓からは趣きのある景色が広がり、彼女はすぐに引っ越しを決めました。
荷物はたいしてないけれど、細い階段の坂道ですから、友人と何度も行ったり来たり。ようやく荷物を運び入れて、大家さんと部屋の掃除をしていると、押し入れに木彫りの小さなお地蔵さんを見つけます。
「欲しかったらどうぞ」と大家さん。何気なく胸ポケットに入れたゆかりさんに、再び不思議なことが起こります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-12 16:28:36
95459文字
会話率:49%
パーティー会場で伯爵令息マーカスから婚約破棄を言い渡される、子爵令嬢カリーナ。
もはやこれまで、と思われたが――
「急所を外れてたので無効よ」
「胸ポケットにコインを入れてて助かったわ」
「わざと後ろに飛んで、婚約破棄の衝撃を受け流したわ
」
と、驚異的な粘りでなかなか婚約破棄を受け入れない。
婚約破棄したいマーカスと、受け入れたくないカリーナの勝負の行方は……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-09 16:40:30
2846文字
会話率:58%
ポケットにロケットをつめこんだのはいいけど、どうやって飛ばせばいいのかわからない。
最終更新:2023-05-12 07:00:00
686文字
会話率:0%
限界集落を越えた終末集落で最後の村人を見送ったおキツネ様は思った。タピオカ飲みたい。数十年ぶりに村を出たおキツネ様は、電車を待つ怪しいおじさんと出会う。おじさんの胸ポケットには拳銃があり、ある事件についておキツネ様は考える。
最終更新:2023-03-05 18:05:10
3429文字
会話率:50%
鳴門 旅人(なるとき たびと)は交通事故が原因で死亡し今世の幕を閉じた。
次に目を開けるとそこには何やら神々しい人物が
旅人はその時直感的にこの人物が神様なのだと思う。そしてここが死後の世界だと言うことも。
旅人は神にこう願った
。自分の来世を"人と変わった能力を持つ人物にして欲しい"と。
神はそれを了解し、旅人が次に目を開けた時には素晴らしい能力が、、、、、1つも備わっていなかった。
ついでに何故か自分の第2の人生は赤ちゃんからのスタートでは無かった。
目の前に見える光景、それは何やら重く暗い雰囲気を醸し出して、複数人のスーツを着た男女が大きな丸テーブルを囲んで話し合っている様子。
旅人は顔を下に向け自分の服装を見てみた。自分もスーツを着ていた。左の胸ポケットにはプレートが付けられている。それを周りにバレないように読んだ。
【極悪超能力者対策本部:鳴門旅人・ランクC】
こう書かれており、その文字を読み取った旅人は全身が凍りつくように感じた。
極悪超能力者対策本部って何?!と。
しかも自分のランクはC。
その時ふと旅人はこう思う。神に願った"人と変わった能力"、それを自分が持っているからこの極悪超能力者対策本部の一員になっているのかもしれないと。
あぁ!神様に感謝!感謝!そんなことを思っていると
「おい!B!聞いてんのか?」
馬鹿でかい声の人物が旅人の方に目を向けている
旅人は思う。B?なんの事だろう?
「B、あのな、お前も名前で呼んで欲しけりゃ強くなれ。それしか名前で呼ばれる方法はねぇ」
B=旅人。この方程式が頭の中で繋がった。
旅人は聞く
「あの何故俺は、名前で呼んで貰えないんでしょうか」
「だからな、お前ははっきりいって弱い。この対策本部では弱い奴に名前は無い。ほら、物語でも通行人Bとかあるだろ?特に物語に関係しない役として。"ここ"でも戦力の無い奴は通行人Bと同じ。だからお前の事をBと呼んでいる。分かったか?」
旅人は思う。俺は通行人B、ただの登場人物Bなのかと。
ならば、名前を呼ばれる以上に強くなってやろうじゃないか。
この"人と変わった能力"を使って。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-22 21:01:54
1097文字
会話率:100%
夕暮れ、かと思えばあっという間に夜が来た。
どうも熱中しすぎたみたいだ。
でも、それも仕方ない。
黄金を目の前にしては。
・・・・・・と言っても手に入れたのはこの小瓶を三分の一も満たさない量だ。でも満足。
こうして原付を走らせている間も
胸
ポケットにしまった砂金を思い返すたびに顔がニヤついてしまう。
小遣い稼ぎと言うよりは趣味だ。
一人で黙々と川さらいをするのが楽しい。向いているんだ。
右脳人間というやつだな、あれ左脳?いや、やっぱり右脳だったかな。
っとそろそろだ。
ネットの情報によるとこの辺りには廃村があるらしい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-22 11:00:00
3336文字
会話率:23%
主人公が死のうとしてたらラジオから声が聞こえてきた話
最終更新:2022-07-20 12:17:32
2024文字
会話率:46%
俺には迂闊に近寄らないほうがいい。地味な見た目、大人しい性格だからといって油断するな。でもいじめるのはやめて正解だ。俺の学ランの胸ポケットにはちびドラゴン『ポドラ』が住んでいる。そいつは見た目は可愛いが、一瞬で小山を消し去るほどの炎を吐ける
のだからな。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-06 21:40:26
11191文字
会話率:38%
セーラー服の胸ポケットに何か入ってるって気付いたのは、三時間目数学の授業が終わる15分前だった。
あれ?なんだろ?って思って手探りで確認してたら、カチッて音がして、あ、ボタン押しちゃったかもって思ったの。
そしたらさ
『地球が無くなるまで
あと2日です』
って、世界中に聞こえる声が響いたの。
ちょーサイアクなんだけど!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-06 00:40:54
12124文字
会話率:43%
はるか遠くの地方からも集まる人気の全寮制の魔法学校パンプキンシルエット、
主人公クグレは期待を胸に入学する!そんな入学式初日、例年より入学生が多いせいもあり寮の部屋にあまりがなく、初日から野宿する羽目に・・・。広大な敷地の中でなら学生自ら家
を建てることが許可されているらしく、月の寮費を考えたら建てた方が圧倒的お得と考えたクグレは同じ地元のオニオと家を建てることに。そこに小さな竜を胸ポケットに飼うナコットが加わり、3人で家を建てることに。家の素材を求め森に入るといるはずのない○○が!
奨学金に手は出したくない! 貧乏性のクグレと仲間達の学園生活物語〜。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-08 20:39:29
16886文字
会話率:61%
戦場に一人の男が居た。
そんな彼の軍服の胸ポケットの中には一葉のしおりが入っていた。
大切な人から貰った”宝物”そのしおりを胸に、男は敵陣へと突した。
丁度同じ頃、敵の戦闘機が自国の空を飛ぶ中で、一人の女は本を胸に抱き、虚構の空に涙する。
これは、時代という逃れられない渦委に巻かれながらも、
それでも懸命に生きようとした男と、愛する事の苦しさを知った女の物語。
”自由に生きて美しく飛ぶあの鳥の様に”
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-05 20:11:42
110887文字
会話率:29%
市役所勤務の男、本間勘太郎氏(35)はおかしな異世界に転移してしまう。
その世界での争い事は全て“ペンバトル”(小学校で流行った机にペンを2つ以上並べて交互に弾き合い、先に机から落とした方が負けというルールのやつ)によって代用されて
いた。
本間は、スーツの胸ポケットに納まっていた“英雄のペン”(デパートで売ってるちょっと高い金属のやつ)を握りしめ、その世界で暗躍する悪の組織“ゼブラ”にたった1人で立ち向かってゆく……!
ペンとペンが弾き合う軽快なプラスチック音、机が擦り切れる程に力の籠った人差し指のシュート、人とペンが結ぶ感動の絆が描かれた超大作……!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-04 15:40:36
23654文字
会話率:55%
ハムスターが好きすぎる少年、石野 優は一番可愛がっていたハムスターが亡くなり、最後に一緒に寝てあげようと抱きしめたまま布団に入る。
目を覚ますと見知らぬ平原で、戸惑っていた優は上着の胸ポケットが動いたのを感じた。
何かと思いポケットに手を入
れると指に走る痛み、驚いて引っ張ってみるとハムスターが指を両手でがっしり掴み、人差し指の第一関節をガジガジしている。
「僕にはわかる、この噛み方、この重さ、そして両手に乗せると後ずさりして、下に落ちようとするのは一番大切にしていたハムスター<ばにらちゃん>だ。」
この子の餌を手に入れなければ…!
何よりもハムスターを大切にする少年は死んだはずのハムスターと共に異世界で生きていきます。
※最初主人公は地球で生活していた時の身体能力しかもっていません。
ハムスターへの愛で強くなっていきます。
でもそんなハムスターは主人公より強いです。チートです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-16 12:00:00
9531文字
会話率:14%
貧しい中も心豊かとは難しい。思春期を実家の農業を手伝いながら学校に通う勤労少年、村上朝勇十四歳。 長雨の影響で氾濫した川の様子を見に行ったのがあだとなり川に流される。たどり着いたのは異世界。戦争の真っただ中だった。農業以外の生活手段など知ら
ず、言葉は通じるが読み書きがまったくできない状態で、職を探そうにも兵士以外の選択肢がない。やだ。死にたくないとはいえ稼ぐ手段もない。特技は素早く土の状態を把握して穴を自由自在に掘ることと、たった一曲弾けるだけのピアノぐらい。
どうすればいいかを川岸でぼんやりしていると見るからに悪党のような冒険者に追われるスライムを見つける。モンスターが本当にいるんだと思うのもつかの間、スライムは朝勇の胸ポケットを隠れ家に決めたらしい。望まずも追われることになった朝勇は落とし穴を駆使して悪党たちから逃げ切った。自分をスライムの貴族だと説明するしゃべるスライム。どうやら女の子らしい。没落したお家の再興が目的の旅をしていた。朝勇の飛びぬけた逃げ足と隠れ方に感動して一緒に行きたいと言い出した。
最初は断った朝勇だが、文字の読み書きまでできる上に寂しさを埋められると利害を確認して行動を共にすることにした。仕事を探す旅の途中で、負傷した兵士の死に際に立ち会う。形見を家族に渡して欲しいと言い残して兵士は死ぬ。父を生まれる前に亡くし、父親代りの祖父も病気で失くすかもしれない。急に感情があふれて形見を受け取ってしまう。兵士の家族を探す旅をスライムのお嬢さまと共に始めるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-23 20:37:06
79984文字
会話率:72%
「冬の煌めき企画」に参加させていただきます。
ある日の放課後、高校の一年生女性と4人が、最近、靴箱にゴミが入っていたりと苛めを受けていたので、学校の怪談であるコックリさんの変形の学校の七不思議である「2年C組のマユコ様」に聞くことにした。
十円玉は動き、苛めの首謀者の名を明かす。
その瞬間、扉は開き、学年主任に怒られ、少女たちは慌てて帰っていく。
学年主任は、机に残された紙に向かって話しかけた。
十円玉は、彼を拒否するように鳥居に戻った。
学年主任は大事そうに紙と十円玉を胸ポケットに入れる。
そして、誰も居ない教室に向かって、愛の言葉をささやいた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-14 12:40:17
2224文字
会話率:22%
夏休み明けに登校してきた彼は、補聴器をつけていた。
ポケット型のもので、普段は制服の胸ポケット。体育の時もズボンに挟んで、テープで固定と手放さない。
何かと目立つ彼の補聴器。承認欲求あふれる私は、あることをきっかけに、黒い感情を抱き始める
……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-05 18:06:56
3989文字
会話率:3%
春川蛍(はるかわ・ほたる)は恋を知らないまま、生まれたときからの幼馴染、華野健斗(かの・けんと)と結婚する。
大学四年の卒業式後、会社入社前の慌ただしい時期に……。
準社員としてキリシマ・インスツルメンツの総務部一課に配属された蛍の同
期は九人。
が、六月まで既に三人が辞めている。
同期の中で蛍は総務部二課の中村葵(なかむら・あおい)と仲が良い。
が、それはフロアが同じだからか。
蛍の同期の中には美形の山口翔(やまぐち・しょう)もいる。
峻は社内の女性社員にモテモテだが、自分からはまるで関心を示さない。
ある日の朝の会話で、もしかしらた蛍は恋を知らないのではないか、と感じた葵は偶々近くを歩いていた峻の方に蛍をぐいと突き飛ばす。
不意を突かれた蛍の身が仰け反り、胸ポケットからスマートフォンが飛び出し、それが峻の足許まで滑り、付いていたアクセサリーが踏まれ、バリッ……。
それが蛍の峻への初恋の始まりだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-07 07:00:00
110461文字
会話率:38%
駅の駐在所に派遣された、「俺」は平和すぎるこの駅に暇を見出していたところ、この駅には、よく見ると何気ない仕草でも、みていて面白くて何故こうしてしまうのか!と考えてしまうことに気がついた。
最近観察しているのは、バスの運賃で出たお釣りを胸ポケ
ットにしまう女子高校生だ。(決してそういう意味じゃないし、変態でも断じてない!)
何故、胸ポケットなのか気になってしまった、「俺」の話だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-27 11:10:26
1200文字
会話率:7%
「あぁ、はやく、たぐいまれなる主にお会いしたい」
執事養成学校を卒業したばかりの少年は、胸ポケットから出した手紙をそっと開きました。
祖父からの手紙には、少年が仕えるお嬢様はたぐいまれなる主だと記されています。
これから会いに行く我が主は
、きっと誰より賢く美しい洗練された女性にちがいありません。
――そして、故郷に戻り、念願の主と会った少年はたいそう驚きました。
なんと、少年の主は理想とはかけ離れたそばかすまじりのポンコツお嬢様だったのです。
優秀な少年執事とポンコツ年上お嬢様が織りなす童話調のちょっと不思議なラブストーリー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-06 10:00:00
30428文字
会話率:43%