第三次大戦が終結してから数万年の月日が経過した。大戦の影響で生き物の生命活動可能な土地が減り、文明が衰退した未来の地球で生きる者たちの物語がここにある。未来の地球では『能力』と『魔力』を獲得した人間が平穏を保って暮らしていたが魔王が現れた
。魔王は強く、勇者たちは討伐に失敗した。最後に残った一人ぼっちのベテラン勇者がこの物語の主人公である。
彼の名は雷帝丸。いつ命を落とすか分からない過酷な勇者稼業をする中で、サバイバル生活を組合わせて生き残ってきた勇者歴10年の大ベテランである。自らの名を嫌い『サンダーボルト』略して『さっちゃん』と名乗るネーミングセンスの無さを兼ね備える。彼は理不尽に抗い、仲間を集めながら多くを失いつつも、魔王討伐を目指して戦い続ける。直感と試行錯誤で乗り越えるベテランの勇者を中心に、苦難を乗り越えて辿り着く盛大な”おつかい”が始まった。
0章、花の国:自称神に唆されて実質異世界転生した魂と、雷帝丸の旅の始まりが記録されている。雷帝丸の生い立ちや花の国の現状もここでチェックできる。
雪の森:意気揚々とブルーミアの城を出た雷帝丸のその後を記録した様子。予想外の事態に陥りながらも雪に抗い理不尽を跳ね除け、人の微かな温かさに触れて旅は道連れ世は情けで乗り切ろうとする様子が記録されている。
風の国:かつての魔術大国を舞台にベテラン勇者が魔術そっちのけで仲間たちに振り回され、握り潰される様子が記録されている。そして気が付くと風の国の闇が垣間見えるのだが……。
風穴の光:風の国の第二幕。残酷な運命に抗う人々とそれを助けようとする者、そしてそれらを潰す者の戦いが記録されている。その光は希望と慈悲に満ちていたが、それと引き換えに多くを失う。
水の国:花の国に帰ろうとしていた勇者パーティに忍び寄る隣国の影が猛威を振るう。勇者たちは幾度となく選択を迫られてしまう……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-25 23:00:00
646967文字
会話率:67%
〔・ようこそ、異世界の無人島へ!〕
〔・荒田耕助さん、あなたは天文学的な確率の不運
・具体的には一京分の一ぐらいの確率で起こる出来事に遭遇した結果
・地球とは全く違う世界のその島に飛ばされました〕
アパートが全焼し、求職中から住所不定
無職へとクラスチェンジしてしまった荒田耕助三十五歳は、気が付けば明らかに地球ではない世界の無人島へと転移していた。
そんな耕助の前に現れる、正体不明の立て札。
この物語は、あまりにも運がない住所不定無職が、正体不明の立て札に煽られたりいじられたり助けてもらったりしながら、ゲーム的な物理法則が支配する無人島を自分の居場所とすべく開拓していく物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-13 07:00:00
189219文字
会話率:39%
ヒメ「むかーしむかし、ある所に」
ヨル「唐突になにかはじまった!?」
ヒメ「おじいさんと、莉乃さんがおりました。おじいさんは布団で仰向けに。莉乃さんはおじいさんの股ぐらを――」
莉乃「なあああ――――っ! あたしを勝手を穢すなあああ――っ!
」
冬葉「ねえねえ夜夏くん、莉乃ちゃんはまたぐら? になにをしようとしたんだろう。わかる? 夜夏くんは」
ヨル「え? ああ、まあ夫婦だし、全身マッサージでもしようとしたんじゃないか。股間節は血流が溜まりやすいし」
冬葉「なるほどー。夜夏くんはくわしいね」
南雲「そうなんだぁ~。莉乃ちゃんはやさしいんだねぇ~」
莉乃「あれ? あたしのイメージよくなってね? あれ?」
ヒメ「ふふふ、さすがヨル。侮れんわ! 続く!」
ヨル「続かせねぇよ?」
屋敷の庭あるいは屋敷内で僕ら五人は毎日のようにいろんなことをして遊ぶ。つまんないことでも誰もが羨むことでも。でもそれは一人じゃ楽しくない。みんながいて、初めて成立するもの。さて、今日はなにをするのやら。これは僕らにとっての当たり前な日常で在り続けていた平凡記の続編である。
※キャラクター紹介は前作でやっているので、手間がかかると思いますがそちらをご覧ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-01 15:05:17
149180文字
会話率:51%
ある日、比戸慶史郎が自宅のマンションに帰宅すると、見知らぬ少女が居た。
ルフと名乗った少女の話を聞くと、慶史郎が高校の時に出て行った親父の娘だそうだ。つまり、慶史郎にとって歳が離れた妹である。
しかしこのルフという少女、ただの歳の離れた妹と
いうことはなく――とある異世界から親父に連れられてやってきた鬼の子供であった。
突如妹が出来たこと、それが鬼の少女であること、異世界のこと――。
慶史郎は困惑しながらも、全力でルフを甘やかし、全力でその現実に立ち向かう。
そして慶史郎は徐々に気付いていく。己の煩悩と心の闇の深さを。
それ全てを乗り越えた時、慶史郎達はいつしか世界を揺るがす戦いに巻き込まれる――かもしれない。
日常コメディ多め、軽微な下ネタを含んだユルユルなお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-29 01:32:13
178824文字
会話率:30%
悪魔と人間が対立する時代。故郷を失った一人の旅人、デルコイノは求めるモノを探す為に歩みを進ませる。
時には異国へ。時には秘境へ。時には辺境の地へ。時には叡智な大人の玩具屋さんへ。時には桃色の本屋へ――。
そして、歩みの中で出会う。一
人の健気な少女と。一人のビッ乳と。一人のアンニュイな少女と。彼女達との出会いは彼にとって旅路の一幕に過ぎない、はずだった。
ここより先の旅路で出会う幾多の困難は、自らが己に付けた称号~真道師~に違わぬ力を、愛する右手を真呪文を偉大な杖と……そして左手で勃ち向かう。……彼が求めている願いに、果たして闘争は戦いは争いは必要なのか。……逃れられない運命ゆえに、巻き込まれてしまうのか。
ただ唯一、焦がれ望む願いの為、数奇な運命さえも越え進め。股間の杖を右手で扱き貫いてイけ。
「やれやれ。オレはただ、未来のお嫁ちゃまといちゃいちゃらぶらぶ叡智ックスをどっぷりねっぷりしたいだけなのだがァ!?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-28 21:22:23
110056文字
会話率:58%
私、晴乃は有名なプログラマーになる事を夢を抱き、期待に胸を膨らませて上京。しかし実際に身を置く環境は最悪…。
睡眠もろくに取れず、食事も満足に取れない。
私を癒してくれるのは、唯一の同居ペットのチンチラ『ハリー』だけ。
そんな過酷な状況に陥
り、身体を壊しつつある私に、ついに事件が起こる。大切な『家族』のハリーが突然倒れたのだ。
急いで病院に連れていかなければ…
パソコンで病院を探さないといけないのだが、私自身も検索ワード入力中に倒れてしまったらしい…
そして気付いた時には『RPGゲーム』の様な『へんてこ』な世界にいた。
水溜まりに映る私の姿。
ふわふわなしっぽに大きな丸みを帯びた耳。
…もしかして今、私、『チンチラ』??
それに、この面影は…『ハリー』???
股間にはしっかりとアレがあった。私は『男』として転生(?)してしまったようだ…。
「あんたの名前は?」
「私…俺の名前はハルノ……いや…ハリー…そう、ハリーだ!」
私…『晴乃』改め、俺、『ハリー』の冒険が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-17 14:48:18
679197文字
会話率:31%
ある日、星河 歩(ほしがわ あゆむ)が起きた瞬間忘れる悪夢らしきものから目覚めると、布団に知らないナイスバディ―の美女がいた。
童貞歴、彼女いない歴、告白惨敗歴共に19年の歩には何が何だか分からない状態。
更にそのお姉さんは裸シャツと言う男
の子の夢が詰まったお姿!
これはやるっきゃないぜ!
と思っても何やら股間に違和感が……
「俺のビックマグナムがぁ!」
「あら、お兄ちゃんのはニューナンブだったわよ?」
美女は自分は彼の妹だと言い張る。
思わず「そこまでちっちゃくねぇっ!」と反論するも、更に状況がこんがらがる歩。
だが、そのナイスバディ―の妹だと言い張る女性は歩の胸に指をあて、そしていけない場所へと指を這わせてゆくのだった。
どうなる、どうする歩!?
続きは本編をお楽しみください(笑)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-26 06:00:00
115034文字
会話率:43%
むかしむかしのこと。ある村にとても背の低い男がいた。
と、そんな彼がどんな扱いを受けたかそれを語るのは少々心苦しい。平たく言えば人間扱いしてもらえなかった。畑仕事に狩り仕事。男からは頼りにされるどころか数にも入れて貰えず女からは文字通り
見下され、できたのは子供の遊び相手ならぬ、からかい相手。
それでも彼は男だ。それも年頃の。欲求は人並み以上。一人物陰に隠れ、己のモノをしごきしごき。見つかれば「おやまぁ、ネズミかと思ったよ」と女たちに嘲笑われ抵抗する術なし股間をグリグリと押され「あふぅ」「ひふぅ」と情けない声を上げ顔を真っ赤、恥ずかしさと快感に涙をこらえるも、こみ上げるものは我慢できず、絶頂。
「わぁ、くさーい」「ふふふっ、そこも小さいくせにねぇ」「ネズミというより虫かもね」
ケラケラ笑われ、虫けらのように仰向けになってヒクつく彼。女たちが去るとむくりと起き上がり静かに涙を流す。そうとも彼にも意地がある。男の涙は女には見せないのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-25 11:00:00
1218文字
会話率:5%
「こんばんはぁ……」
「こ、こんびゃ、こんばんは!」
自宅の玄関にて出迎えたその女性を一目見た瞬間、俺の体は硬直したように動かなくなってしまった。言わずもがな、股間は特に硬い。
夢ではない。彼女だ。あの彼女が目の前に。このあと俺は、
俺は……。
事の発端は会社の休憩室。先輩との会話である。
「……なあ、お前、俺の奥さん知ってるよな」
「知ってるも何も結婚式に出たじゃないっすか。いやー、美人すよねっー。うちのと違って」
「交換しねぇ?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-25 11:00:00
3203文字
会話率:39%
最上位冒険者パーティー『下衆・クリムゾン』から追放された青年――チンタローは、ひょんなことから爆乳ドジっ娘エルフ武者のモミーナ、褐色ケモ耳魔法使いのミャーコと出会い旅をしていたが、チンタローのもとにかつての仲間たちが現れて復帰を願い出る。
「今さら戻ってこいって、虫がいいにもほどがあるだろ!」
憤るチンタロー。
しかし、その股間に輝くチンコは彼と仲間たちを壮絶な運命の旅路へと誘うのだった――。
全宇宙初! チンコが切り開く、世界で最も汚い冒険ファンタジー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-24 16:31:59
191151文字
会話率:47%
自身をどこにでもいる高校生……と思っていた男、鶴城創人(つるぎそうと)。
そんな彼には、本人が気づいていない特殊な体質があった。股間の一物を引き抜くことができ、それが魔剣へと変わるのである。
魔剣は強い。形状を変え、数多の属性を操り
、瞬間移動も思いのまま。
創人の秘密を知り、数々の人物が彼を狙う……。
※だいたい21~23時に更新します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-16 21:17:32
82635文字
会話率:39%
幼馴染のバストサイズが日に日に、年々大きく成長するのをまじかで見ていたんだ。
だから、バストサイズを知りたいのは……、当然のことですよね? なので俺は高校3年間の貴重な時間を、【幼馴染からバストサイズを教えてもらう】ことに、つぎ込むことにし
た。それって、青春だな。ぶへっ!?(頬を思いっきり叩かれる)
【幼馴染】
もっと、有意義な高校生活を送りないさよっ!? さ、最悪なんだけど!! わ、私の貴重な高校3年間を、け、汚すなああああああ~!!
これは、バスト大好き人間の俺が苦難の道を歩みつつも夢をつかむ、股間熱き、じゃなかった、胸熱い、性春、ではなく、青春の物語である!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-26 23:36:50
46574文字
会話率:53%
レイネ・ドルキアンは悪役令嬢だ。ゲーム主人公を貶める役割を担い、しかしそれに抗って幸せを手に入れた。
だが90年の人生に幕を閉じようという時になり、親友として70年を共に過ごしてきたゲーム主人公に殺されてしまう。
目が覚めた時、レイネ
は見覚えのない島に、若返った状態で倒れていた。そこで出会ったのは、己と同じくゲーム世界に転生し生き抜いてきた悪役令嬢と聖女たち。
彼女らは、この島で互いの尊厳(比喩)をかけて戦争をしているのだという。
敗者に課される罰。それは、悪役令嬢と聖女の架け橋になるべく、己の股間に友好の証(比喩)となるオベリスク(比喩)を建造(比喩)することであった……!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-02 18:35:11
80644文字
会話率:39%
自ら命を絶った男子中学生、芽衣。来世は、、、、美少女に生まれたいな、、、、
そんなことを考えていると、神様の気遣いによりチートスキルをもらって異世界に転生させてもらうことに。そこで芽衣は、遂に求めていた美少女の姿に!この姿の上にチートスキ
ルなんて貰っていいの!?
そうしてオマケ的なスキルを確認すると、そこには"男の娘"の文字が。え、、、、まさか。
恐る恐る股間に手を当てると、そこには身に覚えのある"もの"が付いていた。
声にならない悲鳴を上げて失神してしまった芽衣。彼女、、、、いや彼はこの世界で無双できるのか?
新感覚 異世界 男の娘コメディ
【転生しました、男の娘に】
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-26 12:00:00
4122文字
会話率:20%
人のいる所、近くにいることが分かったりする力を持って生まれたせいで、親に気味悪がられ挙句の果てに借金を置いたまま置き去りにされてしまう。
そんな人生から脱却すべく、説明をしてくれないイケメンと、人の股間を蹴りあげるロングヘアのメスガキ、嫌な
性格の男と嫌々ながらも戦って、まともな幸せを見つける戦い。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-09 00:10:06
3515文字
会話率:41%
日常生活の中で起こる小さな事件
最終更新:2023-10-04 09:32:48
402文字
会話率:10%
西野メグミは25年間、平凡な人生を送っていた。
ある日、後輩女子の明浦カナと2人きりで残業し終えた後、2人は飲みにいった。
そして、メグミは酒の勢いで明浦カナに告白し、なんとOKをもらう。
ロリ巨乳の明浦カナと付き合うことになったメグミ
は有頂天になり、飲み直すという名目で自宅へ連れ込んだ……
そして、朝チュンと共に目覚めると、自分の姿形が変わり、股間にあるはずのものがなくなっていることに気が付いた。
何故か女の子になってしまったメグミは同じ境遇の3人のTS女子と共に今日もファミレスで駄弁る……いや、元に戻る方法を模索する。
「またカナちゃんに攻められちゃったよ」
「エロミ……」
「ドンマイにゃ」
「ご愁傷さまです」
彼女に童貞と共に処女を奪われたエロミこと西野メグミの明日はどっちだ……
※TS要素があります。
※下ネタが多いので注意です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-09 17:00:00
100748文字
会話率:59%
「ロンよ。お前が七日に六日は竜と一緒に寝てるような竜狂いだってことはよく知ってる」「この開拓地に来てからは七日に七日ですよ」「悪化してるじゃねえか!」
幼いころから飛竜キュウと一緒に育ってきた竜騎士ロン。彼は新大陸で人の住める場所を探す開
拓騎士団の一員として、キュウの背に乗り空を飛ぶ日々を送っていた。
ある日、空から紫色をした謎の光が降りそそぎ、キュウは飛竜から少女へと姿が変化してしまう。
異変が起きたのはキュウだけではない。ある騎士は腕に光を受け剣が振れなくなり、ある魔法使いは頭に光を受けアホの子に、ある女好きの騎士は腹のほう(目撃者証言:股間)に光を受け……。
これは、混乱を立て直し開拓村を作り上げ発展させてゆく、ロンをはじめとする紫の光のせいで能力の欠けた騎士たちと、彼らと共に生きる者たちの開拓録である。
※ シリアスもありコメディもあり。
※ 他サイト「カクヨム」様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-05 19:01:09
328813文字
会話率:40%
普通の高校生に俺はなるっ!!
かなり変わった家庭に生まれた、男子高校生の俺。
名前も変わっていて、八月一日一。(ほずみはじめ)。
名前まで変わったものを付けなくもいいだろうに!
そんな両親の血を受け継いだからか、ハイスペックな能力を持つ
も悪目立ちしてしまうため、いまだにボッチ。
いいかげん友達や彼女が欲しい。
とにかく普通の高校生になりたいんだ!
そんな願いもむなしく、運命の八月一日。
俺の股間に突如出現したのは、コスプレまがいの幼女ナターシャ。
しかもジト目の猫耳ロリババア!
どんだけ属性盛ってんだ!
何でもへっぽこ女神アイリスちゃんの手違いで、俺ん家に異世界へのゲートを開いちゃったんだと!
ええっ! オークやゴブリン更には魔王まで、この世界に観光に来るのかよっ!?
そして、異世界から観光客をもてなすため、俺の家は魔法で異世界人専用のもてなしの場に?
俺の普通の高校生になりたい夢は……!?
どうするどうなる、俺の高校生活!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-01 07:19:06
342724文字
会話率:36%
娘が私の股間を見て小さい小さいと笑う。
小さくないもん!
最終更新:2023-04-10 22:06:59
277文字
会話率:47%
人妻の私にどいつもこいつも股間を硬くして!
絶対にエロマンガみたいになんかならないっ!!
最終更新:2022-09-04 22:23:12
650文字
会話率:52%
男性的な肉体と心を持つ私の夫である陛下の股間には『あるべきものがない』のです。
つまり私の夫は女の子だったのです。
どうしましょう?国と陛下の未来は私にかかってる!
最終更新:2022-01-13 22:20:29
1620文字
会話率:53%
アムレート公爵家が聖女候補として養子に迎えた少女、クラウディウスの股間にはオチンチンが付いていた。
アムレート家には十五歳となる一人娘のテルマェイチが居た。クラウディウスは十二歳。二人が姉妹となって半年が過ぎた頃、親睦をより深める為にと
一緒にお風呂に入った事からテルマはクラウディウスが男性であったと知る。しかしクラウディウス本人は「まだオチンチンが取れてなくて」と自分を女性だと思っているようだった。
建国から二千年。連綿と受け継がれ続けている歴代聖女のお役目によってこの国は守られ続けてきた。聖女とは政治的にも需要なポストである。次代の聖女候補として公爵家が養子にまでした少女が実は男性だったとバレれば大騒ぎになるだろう。
慣例として歴代の聖女達は全員、王族と結婚していた。クラウディウスが正式に聖女となれば確実に男である事がバレる。テルマは、自分が女性であるという事を疑ってもいないクラウディウスの思いも考慮しながら、彼女が聖女とならないように気を配り始める。そんなテルマの言動は、王族との結婚を「イヤです」と言っていたクラウディウスの為でもあったのだが、周囲の目には妹をいじめているようにしか映っていなかった。姉妹で通う学院では悪役令嬢だのと噂され始めるテルマであったが、そんな事よりも一緒にお風呂に入って以来、クラウディウスは妙に慕ってくるようになるしテルマもテルマでクラウディウスの言動にいちいちどきどきしてしまう事の方がテルマにとっては大問題だった。
現在はまだ公爵令嬢のテルマが婚約者となっているがクラウディウスが聖女となればクラウディウスと結婚する事になるだろう第二王子のオフィールや、姉にいじめられている可哀想なクラウディウスを助けたがっている自称「勇者」のホラティオまで首を突っ込んできてテルマの大問題はより複雑になっていく。
果たしてテルマは妹の秘密を守り通せるのか。
*この作品は「アルファポリス」にも掲載しています。
https://www.alphapolis.co.jp/novel/304004647/497718796
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-07 20:06:54
87579文字
会話率:40%