敗戦後、長き潜伏期間を経てついに故郷に店を構えた帰還兵アンリ。しかし“金色のひまわり亭”は繁盛からほど遠かった……。焼きたて料理人が腹ぺこなあなたに贈る、ゆったり異世界食欲コメディ!
◎こんな方におすすめ::恋愛要素はほどほど適当でもいい
から、とにかく脱力して読みたい♪/のんびり雰囲気がいいな~/時々美味しそうなのを出してほしい(お鍋をどうぞv)/黄門様的アクション展開が好き/もじゃもじゃは温かいと思う/他の作品知らないけど、ここからいきなり読んでいいの?(大歓迎ですvv)/終わらない作品は避けてるんだけど…(完成してから投稿する作者ですのでご安心を)
×ご期待に沿えないかも::若い美男美女オンリーがいい!(→恋愛・アクションともにシニア層まで大活躍している世界観です)/華々しいストーリー希望!(→地味です)/毛深いのは生理的にむり(→もじゃ率高いです)/あたしヴィーガンなのよ~(お肉いっぱいです、ごめんなさい……)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-03 07:10:00
87056文字
会話率:43%
武雄(35)は気が付いたら魔法あり、魔物ありの中世的な世界に居た。
右も左もわからないまま、人と出会い、人と話し、生活を向上させていく。
ご厄介になっている先の孫娘と婚約していたり、食文化を広げたり、知り合いは大物だったり、仲間を探しに行き
大物を引き当てたりしていきます。
中年男性が異世界で基本のんびりと過ごしていきます。
波乱万丈ではない、ちょっと刺激の強い日常を書いていけたらと思います。
《概要項目》
※下欄に関連された方(登場人物)のコメントを記載しています。
・居候先の内政に口を出してみよう
某執事より:すみません、予算というものを考えていただけませんでしょうか。
いえ、もちろん発想は大事です。
なので事前に相談をして頂き皆で話し合いましょう。
・街の住民を説得して物を作ってみよう
某商店主より:出来たら半年に1個程度の発想をして・・・いえ、嫌じゃないんです。
いつでもお越しください。
・交渉は基本です、臆することなく話してみよう
某施政者より:その・・・やりすぎるなよ?
・依頼があればこなしてみよう
上記某施政者より:些か自由な結果を・・・いや、頼んだのは我だ、不満はない。
・優秀な部下を探してみよう
某部下:助けて頂きありがとうございます。25年間尽くさせていただきます。
・可愛い子には食事を与えてみよう
某貴族息女より:皆、食べっぷりが良いですからね。
新作料理期待しています。
某部下より:美味しそうな匂いが厨房から漂ってきます。
※かなりの長編になってしまっています。
1話辺り2000~3000文字以内で投稿させていただいています。
毎朝の通勤・通学時にふと読んでいただければ幸いです。
※出来るだけ毎日7時の連載を上げられるように努力していきますので、よろしくお願いいたします。
※皆様からのご意見、ご指摘、ご声援ありがとうございます。
本文を書く時間を確保をする為、今後はご感想・ご意見を頂いても基本的には、返答は差し控えたいと考えております。
ですが、作者的にご返答が必要と感じた物については、感想欄を通じてご返答をいたします。
また、誤字・脱字のご報告につきまして、今後ともご報告いただければ確認し、直す物は直すように心がけて参ります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-03 07:00:00
7595000文字
会話率:46%
※エブリスタ様にて「ほのぼの特集」でピックアップいただきました!
元子爵令嬢、ノエル・シュガレットは、いわゆる悪役令嬢と呼ばれる立場の令嬢に、濡れ衣を着せられました。
濡れ衣の内容は『妖精のいたずらに見せかけて、宝石が埋め込まれたネック
レスを盗んだ』ということ。
もちろん記憶にないのですが、自分の部屋から該当のアクセサリーが発見されてしまったため、潔白の証明はできませんでした。
しかもその日は、婚約者もうちの屋敷にいたのでその場で婚約破棄。
そしてこの話は貴族社会に回ってしまい、父の爵位維持のためには私を貴族社会から追放し、庶民になるしか方法はありませんでした。
落ち込んでいるところに、私は滅多に見ることのできない妖精との出会いをはたします。それも大量に。
妖精さんが美味しそうにお菓子を頬張るのをみて、みんなが喜ぶお菓子を作りたいと思うように。
その後なんだかんだあって、数年後独立し庶民として『妖精のお菓子屋さん』を開店させました。
妖精さんたちも手伝ってくれるおかげで『妖精に会えるお菓子屋さん』として人気繁盛。
しかし妖精たちが手伝ってくれるとはいえ、作り手は私一人……値段をリーズナブルにしすぎて生活は意外にかつかつ。
人気が落ちれば店を畳むしかないかもしれないことを妖精たちに伝えると……
次の日まさかの事態に!!
しかも貴族たちもうちに来るようになって……!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-26 00:35:00
251405文字
会話率:48%
(カクヨム同時投稿)
女性主人公×異世界。
転移前の記憶を失った龍人少女と、人々から遠ざけられて一人きりだった魔女。
そんななんにもない二人が、一生懸命幸せを掴み取りに行くお話。
お腹が減っても、あなたは友達。
◇ ◆ ◇
憶えの無い龍の力を持って現れた一人の少女。
そんな彼女が、一人の魔女と出会い、薔薇色の街へと旅に出て、多くの人達と縁を紡いでいく。
辿り着いた街で彼女達を迎えるのは、異世界に似つかわしくない科学組織、最先端のファッションブランド。
街に着いたらすぐ誘拐事件は起きるし、エリアは風邪ひいて空飛んで行っちゃうし。
ああもう、私達の平和はどこにあるの?
そんなふうに頭を抱える彼女もまた、普通とは思えない性質を抱えていた。
『美味しそうだって、そう思うんでしょう?』
違う。違う。私は、あの子の友達。
決して、傷つけてはいけない。
私達には、これから先、かけがえのない幸せが待っているのだから。
『ねえ、私の事、大好きなんでしょう?』
―――ああ、この子は。
やっぱり、魔女なんだ。
それでも、私は決めてしまったのだから。
この子を、愛し続けようと心に誓って、生きていくのだ。
彼が紡いだこの数千年を―――
魔女の歴史の全てを、無駄にすることになったとしても。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-17 19:00:00
259934文字
会話率:44%
美味しそうなケーキの数々・・・。ケーキ屋での平和なひとコマ。
キーワード:
最終更新:2024-11-05 12:16:36
611文字
会話率:46%
from異世界、いま日本。
ムダル大陸中央に位置する帝国アル=カザンサは興隆を極めていた。
しかし5年前、ムダル大陸北端にて魔王が復活し、恐るべき早さでその勢力を拡大していった。
魔物に故郷を奪われた領民たちは首都に避難し、街は人に
溢れ、住処を持たぬ者が増え、治安は悪化の一途を辿っていた。
皇帝の勅命により、大陸全土から戦士たちが集められた。
目的は魔王討伐、ただひとつ。
こうして結成された『帝国騎士団』の団長は『女』だという。
完全実力主義の騎士団で、若くして騎士団長に上り詰めたこの女は、『軍神の加護』を受け、幼い頃より生活のすべてを鍛錬に捧げてきたという。
暴風の名を持つ魔剣ヴェンダバルを御す唯一の人類。剣に選ばれし剣士。最強の名をほしいままにするこの女に、国民はすべての望みを託した。
目指すは魔王城。帝国に平和を取り戻すのだ。
民の期待を一身に背負い、帝国騎士団は進軍する。
喊声を上げよ!
いざ、決戦の刻!
第一話 帝国騎士団、全滅折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-24 01:54:17
81087文字
会話率:61%
海外転勤する父親から留守を任される形で勧められた高校へ通う遠坂灯里。遠坂と同じクラスには、早夜月乃蒼という学園長の娘に当たる女子生徒が在籍している。
早夜月は一年の頃から学年一位で、容姿端麗、頭脳明晰、運動神経抜群と非の付け所がない美少女だ
。男子からの人気は凄まじいが、まともにクラスメイトと話している姿も見られない孤高の存在。そんな早夜月と遠坂は、二年になって隣の席になっていた。
ある日、遠坂は日直の仕事のために朝早くに訪れた教室で早夜月が倒れているのを見つける。すぐさま意識を確認しようと傍に寄るが、
「……美味しそう」
早夜月が遠坂の首を絡め取り、首筋へ噛みつき血を啜る。その後、すぐさま意識を取り戻した早夜月は謝罪と共に自身が吸血鬼の血を引く人間であることを明かす。
早夜月が吸血鬼であることは二人だけの秘密とし、血を吸うのもこれっきりと話した二人だったが――
「……その、また、いいですか?」
元々摂取していた家族の血すら受け付けなくなってしまった早夜月は、縋るように再び遠坂へ血を強請る。早夜月は血を吸わなければ死ぬまではいかずとも、酷く体調が悪化する。命の危機ということで協力するが、どういうわけか遠坂が暮らすマンションのお隣に引っ越してきて……?
吸血鬼美少女と過ごす、お隣ラブコメディ。
カクヨムで先行公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-23 07:10:00
103178文字
会話率:40%
一ノ瀬紅の隣の部屋には大学で『無口聖女』なんて呼ばれる美少女、瀬名香蓮が住んでいる。ある日の夜、バイト帰りの俺が目撃したのは、お腹を空かせて倒れているシスター服を着た瀬名だった。
「――汝、隣人を愛せよ」
そう訴える彼女に夕食を提供する
と、とても美味しそうに食べてくれる。
どうして瀬名が倒れていたのか聞いてみれば、燃費の悪さで空腹の限界が来たかららしい。
「普段は自分で作るのか?」
「…………料理、作れない」
発覚する事実。一人暮らしで料理ができないのは致命的だ。また瀬名が倒れているのを目撃することになるだろう。
それは流石に見過ごせそうになかった。
「……瀬名さえよければ、今後もうちで飯食べてかないか?」
「――いいの?」
俺の誘いを受けた瀬名はそれ以来、毎日俺の部屋に入り浸り、一緒に食事をするようになるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-23 20:20:47
10144文字
会話率:32%
作成時間1時間13分かかった。ワンライかな?食事時に見ない!性別はわざと明言していないNL、BL、GLどんな想像でもどうぞ。
あらすじ
恋ビトを庇って、まぶたと頭を怪我した主人公。
怪我が治って目の眼帯が外れたら世界がおかしく見えるようにな
ってしまった。
そして、大切な恋人は腕と目が四つになっていた。
2024/09/11のpixivのお題の『美味しそう』を組み込んだ結果、グロ要素が出てしまった。
なんでだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-12 20:12:57
2078文字
会話率:26%
とある食べ物系異世界に、おこめくんは居た。
彼は同じ茶碗に入ってくれる美味しそうな食べ物の女の子を探している。
────おこめくんは、女の子と茶碗入りできるのか……?
児童書を書こうとした結果、児童には読ませられない内容になってしまった哀
しい作品。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-02 00:04:27
12881文字
会話率:58%
春夏秋冬雫(ひととせ しずく)の前世は生贄王女だった。
『……ブリジット、愛している。誰よりも、愛しているよ』
転生した後も前世の記憶を持ち、毎夜、夫だった男の懺悔を夢に見る。
(嘘だ。そんなことあるはずが無いのに、彼は泣いていた。まるで本
当に愛していたかのように私を抱きしめて、後悔を口にする)
『……君は私を許さなく良い。それでも次は君が幸福であるために、私の全てを掛けて、君を見守ることを……どうか許してくれ』
(そんなことは望んでいない。ただ後悔して欲しいだけ。失って絶望すればいいと思った。それ以上の償いなんていらない。少しでも苦しめばいい、でなきゃ復讐にならないから……)
転生した日本での暮らしを満喫していたが、ある日──異世界召喚によって巻き込まれて前世の世界に舞い戻ってしまう。
そこで夫だった天狐族のヴィクトル──森の大賢者ルティと出会うのだが……?
「シズク殿はどこも柔らかくて、良い匂いがする」と寝ぼけて抱き枕!?
「どれも美味しそうだ。君が来てくれてから三食しっかり食べられるし、美味しいし、ずっとうちにいてくれたら良いのだけれど」と甘々な台詞。
「可愛い。そんなに喜んでくれるのなら……家に帰る途中で、毎日甘い物を買ってあげようか」と貢ぐ、貢ぐ。
「全財産をお渡しするので、私に作ってほしい」と目がガチです。
とんでもなく溺愛されてまくっている!?
※R15は保険です
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-29 20:24:39
58276文字
会話率:57%
「悲しいことは昨日まで♪ 今日はきっと良いことがあるわ♪」
目下、継母ブルチャスカとその娘アンジェルに、芋の皮剥きやら食器洗いをさせられている私、ユキファールム。
「こんなことも出来なければ、将来とっても困るわよ」
「そうよ、ユキファー
ルム。私達は貴女のことを思って仕込んでいるんだからね」
うぬぬ、2対1では流石に勝てない。
けれど彼女達は、意地が悪い訳じゃないの。
ただ家事をさせられるだけなの。
その様子を見て、執事アーントや侍女のバタフライは目を輝かせていた。 “素晴らしい教え方です” “本当に良いタイミングでした。姫様は私の言うことは聞かないのです。 「バタフライがやってよぉ」 と甘えてくるのです。可愛いくて駄目なのよ” とか言いながら、ブルチャスカの方を向いている。私が頑張っているところは、目に入らないのかしら?
まあいいや。この2人はもう高齢で、私から見たら祖父母に近い年齢だから、今さら文句も言わないわ。孫のように可愛がって貰ったもの。
それにしても、私に家事なんてさせてどうするつもりなんだろう。目玉焼きさえ焦がすし、味付けはいまいちだし、彩りも美味しそうじゃないし。まあ、何とか煮炊きは出来るようになったけど。
お掃除はハタキをかけて、箒で床を掃いて、水ぶきするのよね。
後はお洗濯。水仕事は指先が荒れるから苦手なの。ささくれとひび割れが酷いわ。洗ったものは重いし、干すのも大変だもの。
どうして私にさせるのかしら?
「お嬢様、私共はここでお別れです。ここから先はお一人で行って頂きます」
「私達はここで敵を迎えうちますから、お嬢様はこの先にある家で一人で隠れていてください。屋敷には生活用品が、庭には野菜も植えてありますから。庭にかかっている網は外しては駄目ですよ。動物避けですからね」
にこやかに笑っているアーントとバタフライだが、彼らが着ているのは鎧だった。
「なによ、その鎧は? 貴方達はもうお年寄りでしょう? 一緒に逃げましょうよ」
私は彼らも一緒に行こうと誘った。
けれど、首を振りここに残ると言う。
「姫様の幸福だけが私達の願いです。その幸せを壊さないで下さいませ」
「さあ、行くのです。必ず迎えに行きますから」
「あぁ………きっとよ、迎えに来てね」
私は真剣な様子の彼らに逆らえず、城裏のずっと奥山にある、二人の言う家屋を目指した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-19 20:08:46
10880文字
会話率:21%
魔国の王を決める戦いでオルキスはロゼという悪魔に敗れた、そうしたらロゼという悪魔はオルキスに王になれと言ってきて、それから美味しそうと言うのだった。
最終更新:2024-08-18 14:33:32
6067文字
会話率:84%
雪ん子は、雪の子ども、雪の精。どこにでもいるの…
鈴子は、兎にパンのかけらを投げてやる。兎は美味しそうに食べている。
兎は人間になりたいと思った。人間になって鈴子と一緒にいたいと思った。
兎は、その願いを雪ん子に託した。
雪ん子は、その願い
を叶えてやるといった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-12 02:10:00
103530文字
会話率:52%
子どもの頃にテレビアニメのグリム童話で見た、美味しそうに食べ物を食べるシーンが忘れられなくて書いて見ました。
設定はふんわりです。
最終更新:2024-08-01 18:00:00
10917文字
会話率:31%
観光客が行ってはいけない禁断の葡萄園。
その奥に、
古ぼけた葡萄の木が一本ある。
枝を広げ、ツタを垂れ下げ、
そこには、大きな葡萄の実が一房なっていた。
「美味しそう…」
その葡萄の実を一つ口に含むと、
ギャーー
突然、葡萄の実が悲鳴を
上げた。
その葡萄の実には顔があり、
かじられた葡萄の実が、苦しそうに叫んでいる。
「実を食べたなぁ〜」
「実を食べたなぁ〜」
実はつぶやく。
「お前も、葡萄にしてやるぞ〜〜〜」
ギャーー
都市伝説「葡萄の実」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-16 22:36:00
3163文字
会話率:54%
魑魅魍魎はびこる平安風世界。見習い退魔師の朝陽は偶然、最"厄"の幽鬼・八雲の封印を解いてしまう。朝陽の「美味しそうな霊気」に目をつけた八雲は、無理やり式神契約を結んできた。
だれがお前みたいなヤバい悪鬼と契約するか!
憤慨する朝陽に、八雲は妖しきも美しき微笑みを浮かべて囁く。これはあくまで、お試し契約です、と。
帝が統べる都にて、四門と呼ばれる四つの退魔師機関が、都にはびこる幽鬼や呪いからひとびとを守る世界。
コネなし&チートなし、だけど正義感だけは強い見習い退魔師・朝陽と妖艶なる最恐幽鬼・八雲の、魑魅魍魎渦巻く呪術事件簿ここに開幕!
※カクヨムにも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-08 19:10:00
28952文字
会話率:44%
アルファポリス様の第7回キャラ文芸大賞にてグルメ賞をいただいた作品の加筆修整版です。(出版に至らなかったので他サイト掲載・賞応募についてOKは確認済みです)
大学に入学するために上京した速水悠(はやみ はるか)は、従姉の理彩(りさ)からア
ルバイトを斡旋される。
それは「料理が全くできない人を探している」という、少し変わった条件のものだった。
「楽しく作れて、どんどん料理がうまくなる」料理初心者向けに特化したレシピアプリ・クレインマジック。そのアプリをリリース予定の会社が理彩の勤務先であり、初心者でも本当にレシピを再現できるのかを検証するための人材として悠に白羽の矢が立ったのだ。
面接時に見事にとんでもない玉子焼きを作り、周囲を驚かせた悠。そんな彼に「玉子焼きの作り方、実際に見せてあげるよ」と料理担当の四本夏生(よつもと なつき)が作って見せた玉子焼きは、人生の中で一番美味しい玉子焼きだった。
四本の料理が食べられることに釣られてアルバイトを始めた悠は、普段は無愛想でありながらも美味しそうに食べて率直に褒めるところを四本に気に入られ、四本のアシスタントもすることになる。
そして四本が自分のモチベーション維持のためと撮り溜めた悠の試食動画は、リリース時にクレインマジックのCMに使われることに。同時に、楽しそうに料理を作る四本の姿もCMで放映された。
ビジュアルが良いふたりの姿はSNSで爆発的に反響を呼び、クレインマジックは順調なスタートを切ったが、その一方で悠の身元や住所がSNSに晒されるという事件も引き起こす。
四本と悠の安全を重視した社長の決断により、ふたりは会社が入っているマンションの別の一室を「社員寮」として提供されることになった。
同居生活を送るうちに、悠と四本は歳の離れた友人として心を通わせることになる。
しかし、四本にはどうしても再現できない思い出の料理があり、料亭である実家を離れた深い理由があって――。
※表紙画像にAI生成イラストを使用しております。 アルファポリス様にも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-30 23:01:20
102694文字
会話率:46%
海へ遊びに出来かけた、一人の少年がいる。
彼の名はサース。今年で、九歳になった。
サースは、家に帰る途中でお腹が空いたので、空腹を満たそうとして食べ物が売っている露店街へ立ち寄る。
美味しそうな果実を見つけたので買おうとして、お金を
払おうとした。
だけど、サースはお金を持っていないことに気が付く。
サースは慌てる。
そのことが分かると、店主はサースに果実を返して欲しいと伝えるが、返事をしないし返そうともしない。そこで、店主は彼が持っている果実に手を伸ばす。
その瞬間。
サースは果実を握りしめたまま、その場から走り去ってしまう。
店主は大声で、「窃盗犯だ!」と叫ぶ。
露店街を巡回していた王国兵は店主から事情を聞くと、直ぐに少年を追いかける。
だけど、王国兵は少年の姿を見失い、捕まえることは出来なかった。
木樽の陰に身を潜めている最中、自分がやった行為は悪い事だと自覚している。
だけど、言わなければバレることはないと思い、果実を食べてしまう。その後、何事も無かったように帰宅する。
しかし、王国兵の犯人捜しは、夜になっても続いてる。
その時サースは、両親と晩ご飯を食べていた。その最中、玄関の戸を叩く音が聞こえて来る。
訪ねて来たのは、窃盗犯を探している王国兵だった。王国兵は家族に、窃盗事件が起こったことを伝えた。
だけど、サースは自分が窃盗をしてしまったことを言わない。
両親も同様に、息子が窃盗をしたとは思ってない。
サースは、王国兵と家族に嘘をついて、盗んでないことを主張する。王国兵は、彼の言葉を聞くと駐屯地へ戻っていく。
言わなければ、バレないと思ってしまったサース。
彼は、この事がきっかけとなり、度々窃盗を繰り返していくようになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-20 20:16:10
14147文字
会話率:31%
【「美味しそう……? こ、これは誰にもあげませんから!】
23歳、ブラック企業に努める社畜OLの私。この日も帰宅は深夜過ぎ。泥のように眠りに着き、目覚めれば綺羅びやかな部屋にいた。しかも私は意地悪な貴族令嬢のようで使用人たちはビクビクして
いる。ひょっとして私って……悪役令嬢? テンプレ通りなら、将来破滅してしまうかも!
そこで、細くても長く生きるために、目立たず空気のように生きようと決めた。それなのに、ひょんな出来事からヒーロー? に執着される羽目に……。
※他サイトでも投稿中
お願いですから、私に構わないで下さい!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-18 10:26:29
146268文字
会話率:54%
私中学2年生、兄高校2年生、今年の夏も祖父母の住む高原の家でのんびり過ごしています。
ただ兄に言わせると祖母は魔女に間違いないのだそうで。
一夏の恐怖の物語…では全然無く美味しそうで幸せな日々の些末な事件を記したお話です。
よろしければぜひ
!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-05 19:25:02
34886文字
会話率:41%