『第二部 紅玉星編』
自然を操るために神々と語り、生活を豊かにするために魔術を究める人々が暮らす世界。この世界に人々が暮らすのは一つの星ではない。三つの星で、人々は異なる環境の中、異なる歴史を歩み、異なる文化を育んだ。
人々が神々の言
葉を学び、苛烈な自然の猛威を操り生きる天藍星、人々が魔導を修め、枯れ果てた大地の中あがく紅玉星、そして神の言葉と魔導、その両方を学び、天と魔を結ぶ玄黄星。
これは、そんな三つの世界で生きる人々、抗う人々、戦う人々の物語を綴った叙事詩の一部である。
<紅玉星>、魔が支配し、神の力が及ばず、河川は渇き、大地は漂白しつつある、厳しい世界。そんな中で、人は生きるために知恵をつけ、技術を手に入れたが、未だ多くの問題を抱えている。だが忘れてはいけない。世界を救うのは英雄ではない。命を拒む世界と戦うためには、全ての命と手を取り合う必要があるのだから。
第一部:玄黄星編→https://ncode.syosetu.com/n1196fw/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-16 18:00:00
195057文字
会話率:49%
自然を操るために神々と語り、生活を豊かにするために魔術を究める人々が暮らす世界。この世界に人々が暮らすのは一つの星ではない。三つの星で、人々は異なる環境の中、異なる歴史を歩み、異なる文化を育んだ。
人々が神々の言葉を学び、苛烈な自然の猛
威を操り生きる天藍星、人々が魔導を修め、枯れ果てた大地の中あがく紅玉星、そして神の言葉と魔導、その両方を学び、天と魔を結ぶ玄黄星。
神と魔と人。異なる存在が時に手を取り、時に争う世界。これは、そんな世界で生きる人々、抗う人々、戦う人々の物語を綴った叙事詩である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-26 19:00:00
512273文字
会話率:46%
火の国ファイストの首都モントレアにある『聖なる炎』。オレンジ色を交えて美しく燃えていたはずのものが、ある日突然、黒と紫が入り混じる禍々しいものへと変化してしまった。
同時期に都長のレントが原因不明の病に伏してしまう。住民は皆、闇の種族
の仕業かと噂したが、風の国ヴェントルの首都エクセレビスからやってきた弓の名手ラウルがそれを否定した。
彼の話によると、地界のどこかで『コア族』のひとりが、己の核(コア)を闇毒で侵されてしまい、『炎』をも毒してしまったという。やがて都の炎は住民たちをも病床に伏させてしまい、国は危機的状況に。
そんなある日、竜騎士フレイが毒された『聖なる炎』の前に佇んでいると、炎は彼女に語りかけてきた。『其方の生まれし地に、核を浄化する術がある』と。
しかしフレイは自分の生まれ故郷を知らない。幼い頃の記憶がないのだ。
この言葉の意味を紐解く旅が始まる。
「闇の紅玉髄」「氷の黒曜石」に続く、天馬の軌跡シリーズ3作目。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-15 20:00:00
33574文字
会話率:46%
アルスは別の世界にいる。だが、いつかきっと、アルスは戻ってくる。
聖なる国ホーリアで、はるか過去の時代から『時空の裂け目』を経て現れた『黒の一族』の先祖ヴァルストとの死闘を終えた後、アルスの兄シェイドがそう言った。
ヴァルストと同
じく『時空の裂け目』を経て過去の時代からやってきた金色の髪と眼を持つ青年……ヘイレンは、その「いつか」が来るまで探し続けようと心に決めた。知らないうちに知らない場所で、戻ってきているかもしれないから。
天空界、地界、水界から成る『リヒトガイア』。巡礼で世界を旅する召喚士シェラードの『付きビト』として、ヘイレンも旅をすることになった。
この旅は巡礼だけでなく、あるジンブツを探す旅でもある。そいつはこの世界で、かつて2度もヘイレンを襲ったのだが、実は彼にとって重要なジンブツの可能性が出てきた。だから探すのだ。
これは、シェラードとの巡礼の旅での物語。
ヘイレンは旅を通じて様々な『過去』を知ることになる。アルスの事やシェラードの事、そして、リヒトガイアで起きた大事件の事……。
「闇の紅玉髄(カーネリアン)」に続く、天馬の軌跡シリーズ2作目。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-04 21:00:00
221551文字
会話率:45%
『心の闇』を己に取り込む力を持つ『黒の一族』の末裔アルスが、とある海岸で気を失っていた、記憶喪失の青年ヘイレンを助けたことから、全てが始まった。
天空界、地界、水界の3つの地域が存在する『リヒトガイア』に時空の裂け目が出現し、世界は混沌に
のまれて行く……。
ヘイレンを狙う謎の組織、闇を喰らう『時空の旅人』、そして天空界崩壊の危機……。
はたして世界の行く末やいかに……。
そしてヘイレンの正体は……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-10 20:00:00
175909文字
会話率:38%
吉原の小見世に売られてきた十三歳の農民の子、しず。
初音という名前で禿をやっているが、毎日楼主や若い衆に折檻され、新造の小町には嫌がらせを受けて、絶望的な日々を送っていた。
そんなある日、憧れていた玉屋の太夫、花香に出会い人生が一変する。
一方の花香は姐であった朝霧、紅玉の後を受けて玉屋のお職として看板を背負う立場となっていた。
花香と初音。全く立場の違う二人が出会ってからの日々を描いた遊郭の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-01 12:00:00
81153文字
会話率:32%
神楽紅玉(しがらき こうぎょく)は17歳の高校2年生。由緒ある神楽家の一人娘のお嬢様。
名門・鳳条(ほうじょう)家の御曹司、次男・桃里(とうり)は毎年年末になると神楽家を訪れ、紅玉と心を通い合わせていた。
その年の元旦、紅玉は桃里から婚約を
申し込まれる。彼が神楽家の婿養子になると言う。政略結婚のための婚約だが紅玉と桃里は互いに惹かれ合っていた。
そして2人には遥か古代からのめぐり合いの秘密があった。
紅玉のため、夢と神話の謎を探る桃里。鍵を握るのは神楽神社……⁉
薄命の姫を救うための方法とは……⁉
桃里の紅玉へ捧げる純愛に奇跡は起こるのか。
現代と不思議な世界が絡み合う和風恋愛ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-09-27 23:46:02
59848文字
会話率:21%
普通の女子高生、星見瑠美の日常がある日突然終わりを迎える。不幸が集まり澱み溜まり生まれる凶気は、あらゆる物を不幸を撒き散らす使徒へと変える。凶気を浄化する力、紅運を手にした瑠美は清らかな願いを込めてその身を転身させる。紅運勇姫ルーミャルビー
となった彼女はこれまで目にする事が無かった、身の周りの不幸と対峙し、そこから生まれた怪物マガイモノに立ち向かっていく。その果てに皆に幸せが訪れると信じて──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-15 23:30:26
11517文字
会話率:67%
古来より人間とは使役関係にあり、人間の命に応じてきた式神。
その式神として最強の力を持つ紅玉は、力にモノを言わせて思うがままに生きる「ど不良式神」だった。
人間の命にも「アホらしい」という理由で未だかつて従ったことがない。
しか
し、長年にわたる素行の悪さから、ついに従順性を身に付けるための修行を言い渡される。
修行場所は、人間界のメイドカフェ──。
紅玉は、やる気のカケラもなく受けた採用面接を奇跡的に通過。無事に萌え萌えなメイドさんとなる。
性格とは真反対の振る舞いを求められる「お給仕」に爆発寸前のストレスフルな日々を送る紅玉。
そんな紅玉を慕う、同期採用の希夢──。
時にアイドルのようにテレビ出演したり、時に希夢のピンチを救ったり……。
己を召喚した人間の命に従うまで式神界に戻れなくなった紅玉の、ジェットコースターのような修行ライフがここに幕を開ける!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-15 22:00:00
104978文字
会話率:49%
弁護士になることを夢見て勉強に励む高校生、佐野 道長はある日足元にピンク色のリモコンが落ちていることに気が付いた。隣の席の皇紅玉の物かと思い彼女に確認するが、明らかに何かを知っている風にも関わらず知らないと言う。不思議に思いながらもちょっと
した事故でリモコンのスイッチが入ってしまい、その途端に謎の呻き声が聞こえて来たと勘違いした道長は怖くなってそのリモコンを落とし物箱に届けてしまうのであった。その翌日、道長が登校すると、恐ろしい事態に見舞われ……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-19 20:55:22
5901文字
会話率:47%
王太子の婚約者・オーレンクス侯爵令嬢シルヴィアは、異母妹のエミリアにはめられて、無実でありながら婚約破棄され、罪人として処刑されることになった。その直前、地下牢を訪れたエミリアに母の形見の紅玉のネックレスを取り上げられそうになり、「こんな人
生、もう嫌!」と叫んだとき、意識が途切れ、母が亡くなる一年前の六歳に戻っていた。時間が巻き戻ったことを覚ったシルヴィアは、不幸な結末を阻止しようと動き始める。すると、前には出会わなかった実の父や若い頃のマクガーネル団長と親しくなり、団長にはプロポーズされる。シルヴィアが死を回避するために動くことによって、やがては王家の闇が暴かれるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-24 12:46:14
156008文字
会話率:41%
卒業式の前日。寮の部屋を片付けていた私は、作り付けの机の引き出しの奥に見覚えのない小箱を見つける。
ベルベットのその小箱の中には綺麗な紅玉石のペンダントが入っていた。
最終更新:2024-05-14 09:03:25
9249文字
会話率:42%
都会の街に重鎮する摩天楼の、一鶴のケーキ屋さん。
そこで戴いた苺のタルトのお話です。
酸味が強く、故に飽きが来ない。
幾ら食べても構わない。そう思わせる一品……。
しかしそのお話をすると、ご友人は一言。
「気に入らなかったんだ」
注意事項
1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
渡が苦手な物を食べた時のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-17 12:27:21
1185文字
会話率:40%
漆黒の髪と真紅の双眸を持っているというだけで、人々は悪魔と呼んで蔑む。戦を終えて戦利品の中から国王アージェスが見つけたのは、悪魔と蔑まれる少女ルティシアだった。かつて負傷したアージェスを助けた恩人でもある少女を、彼は庇護する為に愛妾として傍
におく。甘えることを知らないルティシアは、アージェスの傍にいながら心を閉ざして一人孤独に堪え続ける。その姿に、アージェスは次第に惹かれていく。美形国王と反逆者の娘との切ない恋物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-17 09:38:27
206814文字
会話率:30%
白竜の王と人間の女性との間に生まれた半竜の少女。白竜の棲家である雪山で平穏に暮らしていたが、突如、現れた暗黒竜の群れに父竜を殺され、少女は手足の自由を奪われて虐げられていた。絶望の日々の中、彼女の元に現れた紅玉の勇者とその一行。彼らとの出会
いにより少女の運命が大きく変化していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-29 08:21:17
86384文字
会話率:27%
ヴィルヘルミネ=フォン=フェルディナントが世に生を受けたのは、帝歴一七七六年十月十日であった。
彼女は真紅の髪に紅玉の瞳を持つ、政戦両略の天才と呼ばれる才女――というのは、あくまでも多くの人の勘違い。
ヴィルヘルミネは本来、地位と金に対し
て意地汚く、イケメンと美少女が好きなだけのポンコツだった。これは、そんな彼女が何故か優秀な味方を得て、英雄と呼ばれるようになるまでの物語――。
ボーイズラブタグはヴィルヘルミネがイケメン好きの為、保険です。
ガールズラブは、ヴィルヘルミネが美少女好きの為、やっぱり保険です。
魔法や怪物、魔物など、一切出てこない世界観です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-31 23:08:09
1198157文字
会話率:41%
◆◇◆◇
紅藍玉(ホンランユー)は魔界の王、魔王の第七皇子だが、幼い頃からなにをさせても標準以下の才能しかなく、武術も剣術も魔力も何もかもが底辺という、魔界中が知る " 落ちこぼれ " であった。
しかし、ある出来事
をきっかけに、それが王位継承争いに関わらないようにするために、わざと実力を隠していたのだということがバレてしまう。
紅藍玉の本当の実力を知った魔王は、懸念していた通り、王位継承の「第一位」として、本人の意志など関係なく、第七皇子の名を連ねてしまう。当然それには皇子や権力者たちが反発し、訴えを起こす始末。
魔王は、ならば、と魔王候補の三人の皇子たちにある試練を与えるのだが、藍玉(ランユー)はそもそも王になる気もなければ、他の皇子たちと争う気もないため、その日の内に、魔界から姿を消すのだった。
そんな " 落ちこぼれ " 皇子の護衛であり、従者でもある碧雲(ビーユン)と翠雪(ツェイシュエ)は、呆れつつも、まったくブレない思想の主を尊敬しつつも心配し、人界について行くことを決める。
かくして、三人は魔界を離れ、人界へと身を置くことになるのだが、町に着いて早々、お金がないという現実的な問題に直面する。そんな中、とある商家の当主と偶然出会い、彼の息子が原因不明の病で床に伏せっていることを相談される。
しかし連れて行かれた立派な邸には先客がおり、それが有名な門派の道士であること知るのだった。
名を白暁狼(バイシャオラン)。彼は将来有望と謳われていた道士のひとりであったが、今は門派を破門され、野良道士として各地を旅して回っていた。
数年前、妖魔に弟を殺されたその復讐心から、妖魔や鬼に対して容赦がなく、その行き過ぎた行動が、彼の破門に繋がったらしい。
本当の名を隠し「紅玉(ホンユー)」と名乗った紅藍玉は、一緒に行動する白暁狼に対して後ろめたさを感じつつも、彼が垣間見せる優しさに惹かれ始める。
魔族であることを隠し、人として生き、人のために生きることを決めた魔界の元皇子と、復讐のために生き、魔族を殺すためだけに生きる青年の、物語。
けして交わるはずのなかったふたつの運命が、今、交差する――――。
◆◇◆◇
※マークが付いているものは、暴力的、性的描写を想像させるような表現があります。苦手な方は注意。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-31 22:00:00
156932文字
会話率:32%
そこは勇者の力が強大になった世界。
小さな村の住人、シオン=リーグヴァンは自分の村を滅ぼした勇者一行に復讐を誓い、18の歳に勇者の捨て子と共に復讐の旅に出る。旅の薬師として国々を周りながら野望を掲げる仲間を集め、勇者との戦いに向けた準備を始
める。
これは世界が【紅玉】を巡る中で起こった少年の復讐の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-29 19:00:00
8975文字
会話率:43%
出生の秘密と目の色だけはバラせないーー!!
片目だけ紅い瞳だなんて呪いを受けて生まれてきたに違いない。殺さなければーー。そんな言葉に怯えたひとりの妃嬪が、後宮から生まれたての娘を連れて逃走した。
月日は経ち、健やかに十七歳まで成長した紅
い目の娘・曄琳(イェリン)は先帝の娘、つまり長公主であった。
見つかれば殺される。
母と二人、貧民街で身を潜めて慎ましく暮らしていたある日、曄琳は人攫いに攫われて、宮廷に連れて行かれてしまう。そして人員補填で宮廷楽師・宮妓となってしまった。
【あらゆる音を聞き分ける】という特技を利用しながら、宮廷からの脱走を目論む曄琳。しかしある日、後宮に幽鬼が出ると言われ、無理矢理解決に駆り出された先で出会った美貌の女装官吏・暁明(シャオメイ)に捕まってしまい……。
女装官吏に幼い皇帝、人たらし宦官と面倒そうな人達が曄琳の周りに増えていく。
「私どんどん逃げられなくなってないですか?」
後宮の【音】に纏わる出来事に巻き込まれていく中で、脱走の二文字を目標に曄琳は日々奮闘する!
※初め一ヶ月は書き溜めている分をあげていくので、毎日投稿になります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-15 18:40:27
146507文字
会話率:35%
生まれ変わったと思ったら異世界…ではなかった。
パラレルワールドでもないし歴史に出てくる人物でもどこかの時代の日本でもない。
現代のアメリカという超現実的な世界に人間ではなく猫として転生した主人公のヒーロー譚。
最終更新:2023-09-13 16:33:50
6647文字
会話率:31%
移民の孤児として神父一家に引き取られたマリア。しかし彼女は一家から手酷い仕打ちを受け、いつも本当の自分の居場所を見つけたいと願っていた。ある日家を抜け出した先で出会ったのは年上で危険な匂いのする男、お互い一目惚れした二人が向かうその先は—
成長後マフィアの首領となり華々しく悪事を働く女の少女時代を妄想しました。移民差別や放火などの描写があるので苦手な方はご注意ください。
また、イメージとして南米あたりの雑多な町をモチーフにしていますが実在の国や移民・組織など一切関係ございません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-10 00:27:50
7589文字
会話率:32%
神域管理庁就職四年目の紅玉は神子補佐役として神域で働いている。妹である水晶は神に選ばれた神子であり、清廉な神力を持つ尊き存在。そんな妹を守る為、先輩職員の蘇芳と共に水晶の傍に仕え、日々を送っていた。
「こら、晶ちゃん! ゴロゴロしながらお菓
子は食べない! 蘇芳様、甘やかさないでくださいまし! 神々の皆様はお静かに!」
今日も今日とて十の御社に紅玉の怒号が響き渡る。
そんな紅玉は神力が全く無い〈能無し〉――神域管理庁では災いを招く存在として忌み嫌われていた。しかし「三年前の悲劇」を繰り返さない為に、今度こそ「守るべきもの」を守ると決意している。例え無茶をしてでも――。
そして、紅玉は影に隠れて暗躍する――それが彼女のもう一つのお仕事である。
*****
19.11.15 あらすじ修正
一章:終了。内容長めで、甘さ少なめ
二章:終了。甘さ増やしたつもり
三章:週1予約投稿中。甘さ増えたか自信がない
四章:執筆中。甘さ増えていく予定
五章:草稿完了。甘い(当作品比)
六章:草稿完了。激甘(当作品比)
長い目で付き合ってください折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-25 19:00:00
1525103文字
会話率:48%
『やっと、飢えに怯えることのない生活がはじまったのに……目立ちたくないからやめてよ……本当……はぁ……』
真っ白な髪を持つ林王朝の公女『林紅玉』
彼女はある日、反乱によって全てを奪われ後宮を焼け出された。
それから五年――
名前を『紅林』
と変え身分を偽り、ただの民として生きていた彼女が突如後宮へと戻ることに。
この国で白い髪は『狐憑き』と呼ばれ、不吉の象徴とされている。
そして、それを表わすかのように後宮に戻った紅林の周りで様々な問題が勃発する。
しかし元公女であり、後宮事情には誰よりも詳しい紅林にとって、後宮問題など赤子の手をひねるようなもの。
さらりと次々に問題を解決したり、回避したりして何とか目立たずに過ごそうとする。
が、うまくはいかない。
妃嬪たちだけでなく、とある衛兵にも目を付けられる始末。
しかもその衛兵の正体は、紅玉を後宮から追い出した張本人、冷帝『関玿』であった。
二人は互いの本当の身分を知らぬまま惹かれ合っていく。
誰よりも後宮に精通している紅林は、目立ちたくないのに嫌でも表舞台へと引っ張り出されていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-06 16:51:16
107204文字
会話率:40%
これは――愛しい愛しい呪い児の物語
呪い、詛い、咒い――。
俺達が生かされているこの世界のすべては、呪いが構築している。
生きているモノから、死んだモノ、死んだことにすら気づかないモノ。
そんなありとあらゆる魑魅魍魎が跋扈している
この世界は、腐っている。
だがそんな世界でも、ヒトの営みの中で生まれ、呪いのもとに生まれ落ちたモノがいた。数多のヒトと数多の呪い。世界の仕組みにに翻弄された者たちのもとに訪れる〝銀の使い〟と呼ばれる一人の青年と出会うことで、その運命が回り出す。
これは階層都市――紅玉を舞台にした、呪いの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-16 18:00:00
19965文字
会話率:41%