事故で誰もが泣きわめく素敵な挽肉になったあたしは世界運営に行き詰まっていた神(仮)が視察に来ていたところに出くわし、めでたく異世界転生を果たす予定である。ところが、行き詰った箇所が全く少しも改善されずにリテイクを繰り返すがどうにもならず。最
終手段として、元凶となる彼女との魂の入れ替えをすることに。最終目標は打倒バッドエンド。
短編からの再編です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-02 17:15:44
81379文字
会話率:26%
「フェリシー、ただ今をもって、君との婚約を破棄する!」
「――!!」
ディヴリー伯爵家が主催している夜会の最中。
子爵令嬢のフェリシーは、ディヴリー家の嫡男であり、婚約者でもあるオーギュストから、唐突にそう宣言された。
「オーギュス
ト様、ご冗談はお控えください。ご来賓の皆様が困惑されているではありませんか」
「もちろん冗談などではないさ! 俺はやっと真実の愛を見付けたんだからな!」
「真実の愛……?」
「今日から俺は、西の魔女、ノエル様に生涯を捧げることを、ここに誓う!」
「んふふ、イイ子ね、ぼーや」
「「「――!!」」」
その時だった。
まるで影が立体化したみたいに、オーギュストの隣に、どこからともなく一人の女が現れた。
その女は全身を漆黒のドレスで包んでおり、烏の濡れ羽色の髪に、血のように紅い瞳。
そしてその顔は、見ているだけで魂を吸い込まれそうになるほど、美しかった。
彼女こそが西の古城に住む稀代の魔女――通称『西の魔女』、ノエルだった――。
オーギュストはノエルの美貌に誘惑され、フェリシーとの婚約を破棄したのである。
権力・武力・美貌、全てにおいてノエルに及ばないフェリシーは、泣き寝入りするしかなかった……。
そして悪夢のような婚約破棄劇から数ヶ月――。
傷物になったフェリシーには、なかなか次の婚約者は見つからず、このままでは修道院にでも行くしかないかと、半ば諦めていた、その時だった。
「フェ、フェリシー! やっとお前の嫁ぎ先が決まったぞ!」
「――!」
フェリシーの父が、血相を変えて部屋に入って来た。
「……お相手はどなたですか、お父様?」
「……うむ、それがな――あの、ジャン・クストー侯爵閣下なんだ」
「――なっ」
フェリシーの新たな婚約者に立候補したのは、『化け物侯爵』の異名を持つ、ジャン・クストーだった――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-27 21:03:42
17615文字
会話率:49%
貧乏子爵家令嬢のローズ ダルトンは、ある時子爵家に伝わる封印を解いてしまう。ローズの一族は200年前の『伝説の悪女』と呼ばれた魔女の一族だったのだ! そしてローズは前世がその悪女と呼ばれた魔女マイラである事を思い出す。
『マイラは稀代の魔女
と呼ばれる程の魔力を王国に利用され裏切られた人生だった。でも今回は絶対に利用なんてされない! 私は今度こそ大切な人達を守って生きる!」
そう決意し、平和に生きる為にローズは地道にポーションを作って暮らしていきます!
けれど王国はそのポーションに興味を持ち始め、その王国から身を守る為に『聖女』になる話が出ていて……。
私、前世は『悪女』と呼ばれていたんですけれど、今世は『聖女』ですか!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-05 06:18:47
367116文字
会話率:38%
"稀代の魔女"としてこの世に生を受けた少女、ニア。
神に愛される者が持つと言われているギフトの一つ、"神の目"を持ったニアを国は祝福するが…人の心が、力が、穢れまでもが見えてしまうニア。(その為弱潔癖
症気味)様々なしがらみから逃げる様に家を出て一人生活を送っていた。
『13歳の、魔力解放の儀まで自由を許される』
契を果たす為に家に戻ったニアだが、ニアには一つの目標があった。それは……
「強くなれば、一生一人で生きていける!!」
天才と言われた少女の本気の矛先は、人と関わらずに生活を送っていく為の力を付けること。その為に奮闘するニアだが…現実はそう甘くない。
「さあニア、お茶に行きましょう」
「ニア!今日は朝まで恋バナよ!!」
「一生親友だもんね?」
個性豊かどころか個性の暴力すぎる人達に揉み揉まれ、ニアはそれでも諦めない。
「ニア、共に地に足着いた生活を送ろう。つまりは結婚を前提に夫婦になろう」
「いや前提すっ飛ばして既に夫婦になってますそれ」
「既に夫婦…は!私とニアは既に結婚していた…!?」
「違う違う違う違う!!!!!!!!」
個性豊かな面々がお送りする、ドタバタゆるゆるなファンタジー(予定)
「私は!出来れば宙に浮いた生活を所望します!!」
________________________
よろしくお願いいたします。
ゆるゆるとかかせていただきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-18 08:11:41
13165文字
会話率:48%
魔術の能力で家格が決まる、アストリア王国。
稀代の魔女の預言を受け、また優れた魔術師のみが持つと言われる赤紫の髪を持つアリシアは、生まれた時からその魔術の才能を期待されていた。
しかし、16歳になって迎えた魔術試験の日、アリシアにはまったく
魔術が使えないことが判明する。
「お前は我が家の恥」
そう言われて伯爵家の名を捨て、家を出ることになったアリシア。
アリシアは棄てられた国境沿いの崖で、うずくまっていた白い仔犬に懐かれる。
その直後、崖の上から、魔物に襲われた立派な馬車が目の前に落ちて来た。
魔物はなぜかアリシアを見ると逃げて行き…。
その馬車に乗っていたのは、氷の貴公子と呼ばれる、冷たくも整った美貌の、隣国の筆頭魔術師だった。
**キャロライン視点の短編、「彼女の瞳が映すもの」も別途掲載いたしました。よろしければ、こちらもぜひご覧くださいませ。**折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-23 08:17:04
198446文字
会話率:24%
アストリア王国で伯爵家長女として生を受けたキャロラインは、その美貌と優れた魔術の才能に、天から二物を与えられたと噂される少女だった。
しかし、彼女の瞳の奥には憂いが宿っていた。それは、稀代の魔女の預言を受け、優れた魔術の能力者にしか現れない
と言われる赤紫の髪を持つ、年子の妹アリシアの存在の影に、彼女がいつも隠れていたからだ。
家族の期待は一身に妹に寄せられ、キャロラインの努力に目を向ける者はいなかった。そんな彼女の憂いはある日、妹に対する憎悪に変わる。それは、彼女が想いを寄せるアストリア王国皇太子の婚約者候補筆頭として、妹のアリシアが推されたと知った日だった。
アストリア王国皇太子への想いを秘めたままに、人外の美貌を誇る魔族の長に連れ去られた彼女の行末とは。
**「転落令嬢、氷の貴公子を拾う」のキャロライン視点で描いた短編になります**折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-21 05:46:47
13702文字
会話率:16%
どうやら異世界に転生したらしい。
死亡フラグを回避しながら時にモフモフを愛で、時に兄の命を救い、時に王子と愛を語らい、時に稀代の魔女として生きていくお話。
※上記あらすじについて嘘はついておりません。
最終更新:2019-04-04 00:00:00
37120文字
会話率:33%
聖女が帰ったその後で、彼女は稀代の魔女とその名を轟かせる事になる。
それはあまりに多くの者が彼女に恋い焦がれ、そして手に入らなかった口惜しさに涙を飲んだからである。
最終更新:2018-07-11 00:41:34
3119文字
会話率:9%
人が魔族に支配された世界。
その世界に生まれた稀代の魔女メイザーリンは、師匠の最後の術で過去に飛んだ。
魔族に支配される前の世界。
勇者が魔王に倒される前の世界。
そこで彼女は魔王の存在に影響を与える魔女皇にさせられる少女を守る事になった
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-09 08:00:00
5923文字
会話率:30%
昔、大陸中から迫害を受けた魔女達は、自分達の国を創った。
そのウイザリテ国稀代の魔女王として名高いレオリカ女王の長子ミルレオは、偉大な母王と比べられ、出来損ないと呼ばれ続けてきた。人前での魔法は失敗ばかりで、母に迷惑がかからないようにとあま
り表に出なくなった娘に、母王は少年になる呪いをかけて西方守護地へ行くよう命じた。
呪いを解かずに帰れば意に沿わない男と結婚だと言われ、ミルレオは少年魔女ミルとして西方守護伯ガウェイン付き魔女として過ごすことになった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-06 21:12:02
101977文字
会話率:45%
ド派手な青と黄色の極太ストライプのローブをひるがえす、その魔法使いは少々風変わりな青年だった。
青年テオは、ある日奇妙な卵を拾う。生まれたのは、なんとも不気味な姿のゴブリンだった。テオは彼女にかけられた呪いをなんとか解こうとするのだが…
…。
その頃町では、稀代の魔女アンゲリキが舞い戻ってきたという噂は広がり、不穏な空気が流れていた。魔女が王国に復讐を企てていると。そして怪異が起き始め、次第にテオたちも巻き込まれていった。
「ヒロインはゴブリン?!」 魔法と謎とちょっぴり恋の王道ファンタジー !
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-20 22:04:10
648036文字
会話率:33%
本格魔術ファンタジー探偵小説。
孤高の赤き魔術師赤神朱夏を中心に集まったスペシャリストの社員達が「魔女狩り」怪奇事件を解決する。
―――赤神心霊探偵事務所。
一般人主人公海斗が入社したのは、現代の裏に潜む怪奇事件を扱う奇異な探偵事務所だっ
た―――
特殊な分野では類い希な才能を持つが、私生活はバラバラな四名の社員+美少女一名。基本的には自由奔放に動き回る社員達は、稀代の魔女と謳われた所長赤神朱夏の号令によって、あらゆる事件を解決していく。
※一部の登場人物は短編「逃がし屋榛原道明の華麗なる逃走 少女は遠くに行く夢をみる」でも見ることができます。
登場人物:榛原道明、安部彩加、レイ・ハロルド
※実在の人名や歴史、国家名、企業名等を書いてますが物語全体はフィクションです。ご理解の程を宜しくお願いします。
※扱う題材が難しいため、ご指摘があればオブラートに包みつつ宜しくお願い致します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-03 10:04:51
79854文字
会話率:30%
原因不明の魔力無しを治すため
学校で噂の“稀代の魔女”を探して、あれこれ起こり…
これは、一人の少年の成長物語。
*R15は保険です
*書き溜めしてないので、投稿時間がバラバラです
最終更新:2016-07-14 23:26:20
22993文字
会話率:45%
ごく普通の女の子が稀代の魔女になるまでのお話……を、書こうと思って放置してたのでとりあえず蔵出ししました。
最終更新:2014-04-06 13:36:29
5600文字
会話率:57%
建国に携わった、竜の血を引く伝説の勇者。
その末裔である少年キリは、不遇な我が身を呪いながら、
仕方なしに幽霊屋敷の探索を開始します。
一方、これから稀代の魔女と呼ばれ伝説となる予定のラーサティアは、
まだまだ普通の女の子。
今日の一人遊
びは『ゆうれいやしきのたんけん』。
過去の勇者と未来の魔女が、
のんびりのほほん、幽霊屋敷を探検します。
勇者が見つける本当の『ちから』、それは彼の指針となるのです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-02-28 20:00:00
23652文字
会話率:21%