暑すぎる日々を過ごして思う。
最終更新:2022-07-12 17:16:29
360文字
会話率:0%
カリスマ的テロリストによる大きな戦禍は、世界のかたちそのものを変貌させた。──表面積の半分が異世界へと変容した現代、『ゼノンベルト』。
かつて幼いながら少年兵として戦いの最前線に赴いた香藁仁は、現代世界を影から掌握する組織の計画に半ば無理や
り加担させられていた──。
鬱々とした彼の生活に謎の少女との出会いが一筋の光を投げ込むが、その光は、彼をどこに導いていくのか。
一人の少年の私闘とゼノンベルトの命運が、人間の生と世界の真理を描き出す長編ライト文芸。
【更新:三日おき19:00】
気に入っていただけましたらレビューやコメント等していただくと励みになります。是非ともよろしくお願いします。
※この物語は、法律・法令に反する行為、また現代の倫理に外れた思想を容認・推奨するものではありません
読み速にて晒し待ち折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-27 19:00:00
39878文字
会話率:41%
都で思うような出世が果たせず、思い悩んでいる平小次郎・将門。
そんな時、伯父逹が私領を横領しているとの弟・三郎・将頼からの手紙を受け取り急ぎ帰郷する。
伯父のひとり国香との話し合いは進展せず、もう一人の伯父・良兼との揉め事が始まる
。
将門は、幼馴染みである良兼の娘・君香を略奪し妻とする。
伯父逹三人の妻の父・前常陸大掾・源護の子・扶らの待ち伏せを受けた将門は、事前にそれを察知し、扶らを撃ち取ったばかりでなく、一挙に護の本拠地に攻め込んで壊滅させてしまう。
だが、その際、護の舘に滞在していた伯父の国香をも焼死させてしまったことには気付かなかった。
父が将門に討たれたと知らされた従兄弟の貞盛は、急ぎ帰郷し経緯を調べるが、将門が意図して討った訳ではないことを知り、将門と和睦しようとする。
伯父の一人・良正は将門に戦いを挑むが、敗れ去る。
良正が良兼に助力を求めたことにより、上総介という立場上、将門との全面対決を避けていた良兼も重い腰を上げる。
心ならずも二人の伯父に引き込まれるようにして、貞盛も将門との対決に巻き込まれて行く。
三千もの兵力を以て将門に戦いを挑んだ良兼であるが、不可思議な作戦により初戦に破れた良兼は、下野国に逃れ、国府に逃げ込む。
下野の国衙を包囲した将門は、下野守との交渉により、囲みを解き、良兼らを解放するが、良兼らが将門を攻めようとしたことが原因との記述を下野の国庁の記録に残させた上、引き揚げる。
源護が太政官に訴え、弁明の為、双方上洛するが、将門の武名は既に都にも達しており、私闘であり微罪であるとして、将門有利な裁定が下る。
恩赦により解放された将門は、公家たちに持て囃され、あちこちの公家に呼ばれては馳走になるという日々を送る。
だが、帰郷した将門を待っていたのは源護と伯父逹の報復であった。
都での馳走攻めの日々を送った為か、将門は脚気を発症する。
将門が陣頭指揮を出来ない上に、良兼らが祖・高望と将門の父・良将の木像を掲げて戦いを挑んで来た為、郎等逹が動揺し、将門軍は破れる。
良兼は将門の本拠地を焼き払い、将門の妻・君香を拐って引き揚げる。
一旦は、山中に隠れた将門だったが、やがて復活して、再度、伯父逹に戦いを挑む。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-01 16:07:21
171251文字
会話率:36%
文部科学省所管特定機密教材M・Y-00000号
四井純友電機(株)20xx年製/擬態級友型非行抑止潜入用実験機講師その名も皆護未来(ミナモリ ミライ)
そして只今0歳3カ月である。
今日彼女は産まれて初めて実験室から外に出た。
ある学
校に自分をマシンでは無く生身の生徒だと偽って登校する。
この時代の教育現場ではイジメ、売春、恐喝、私闘、各種詐欺、薬物汚染、拉致監禁、失踪蒸発、学級崩壊、収賄汚職、各種ハラスメント、学生暴動、各種非合法ギャング及び非合法政治団体結成とそれらへの勧誘行為、校内不法占拠、各種兵器製造、各種テロリズム準備及びテロ行為、各種超心理学及び超能力犯罪、魔術及び奇跡犯罪、日本国内へのテロリスト及びアンノーン軍等の外患誘致行為や争乱行為及び各種クーデター未遂。
その他諸々・・・これら諸事案を抱え末期的とも言える混沌を呈していた。
これはイジメからクーデターまで様々な地獄の困難から生徒達を護る為に科学の力が産み出した伝説の講師皆護未来の物語なのかも知れない・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-06 22:11:21
23165文字
会話率:5%
そこは、あるきっかけから特殊な能力に目覚めた能力者と、全く能力を持たない無能力者が暮らす現代。無能力者や力の弱い能力者が虐げられないように世界各国が能力者の強さを元にランキング制度を導入。したがって、強い能力者の矛先はさらに強い能力者へ移
動。なんとか各国は能力者の矛先を逸らすことに成功するが、ランキング勝負を行うにあたって公共施設の建造や私闘での被害の修復など、新たな問題が出て各国の頭を悩ませる。
そんな世界に生きる少年がいた。
少年は神を名乗る幼女、シロに勝ち確定ともいえる超強力な能力を授かり世界に対する『仕事』を課せられる。
少年は授かった能力をどう使い、何を成すのかを考えながら日常を歩み続ける。
※ この作品は処女作です。また、作者の独自解釈などが含まれます。
週1~10日に1話くらいの更新頻度でやってます。
令和元年8月20日、日間のローファンタジーランキングに載りました。94位確認です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-19 00:00:00
282842文字
会話率:29%
そう、世の中には勝者と敗者がいる。
ある時あるところある国の公爵令嬢はたいへん非力だった。
そんな彼女が王太子の婚約者の座をひたすらに守り続けて来られたのも、数々の戦いに勝ち抜いたからだ。家柄、教養、魔力_____
公爵令嬢ベロニカは無
敵だった。
ただある日彼女は平民の娘リリアに私闘の魔法試合で負けてしまう。
そんな彼女の王太子の婚約者の座を奪還するベロニカの話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-26 15:59:22
5342文字
会話率:38%
天正十年六月二日、京をひとりの忍びが西へ向かって出立した。
明智の重臣斎藤利三の配下の忍び藤佐である。藤佐は光秀が小早川隆景へ充てた密書を携えている。そして藤佐を追う同役の弥五。しかし弥五は密書を奪い、小早川と対峙する羽柴の陣へ駆け込も
うとしている。
「明智の御大将かて織田の大殿様を攻め殺したんや。儂もやったる」
弥五は同じ地下人から立身した羽柴筑前に侍分として取りたててもらうことを望んでいる。弥五たちは「足」と呼ばれ、素走りによって仕える忍びの端くれ。闘いは不得手であるが、見苦しい死闘の末、弥五は密書を奪った。
弥五は密書を黒田官兵衛に届ける。
官兵衛はその内容に驚愕しながらも、偽書をつくることによって明智の陰謀に打撃を与えようとする。
「……光秀事、かねてより賜りし将軍御命によりて、今月二日、本能寺において信長父子を誅し候……」
という文言を、
「……光秀事、近年信長に対し憤りを抱き、遺恨もだしがたく候。今月二日、本能寺において信長父子を誅し、素懐を達し候……」
に変え、花押も偽造した。
これにより将軍の命により無位無官の信長を誅した光秀の行為は、単に私怨による私闘と解釈されても仕方がなくなったのである。
そして備中大返し後、山崎の合戦で明智は敗れ、偽書だけが残った。
明智光秀は希代の裏切り者としてその汚名を永く世にとどめることとなったのである。
一方弥五は多くの名もない忍びと同じく、その屍を野に晒した。もちろん己が歴史を変えるきっかけとなったことなど知るよしもなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-08 21:12:22
18605文字
会話率:24%
相手は十数人こちらは俺一人、無謀なリンチともいえる喧嘩、私闘の末に日本刀で首を斬られた主人公は異世界で目を覚ます。召還陣中央の台座で目を覚まし「死」のトラウマを刺激され暴れたあげくに眠らされてしまう。
「ようそこ、最悪の異世界へ」
その
言葉は日本語だったが、意味がわからない
転生したのは戦闘用ホムンクルス、これは周りに振り回されながらも魔王を倒し世界を救う物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-15 23:00:00
69440文字
会話率:42%
「ぶん投げろ! ぶん殴れ! 全てはそれからだ!」
舞台は、16世紀初め――宗教改革の嵐が吹き荒れる前夜のドイツ。
慈悲も救いも一切ない、暴力と迫害の闇が世界を覆った乱世である。
主人公のゲッツは、誇り高き帝国騎士の子として生まれたが、そ
の喧嘩っ早い性格が災いして主君の元を去り、盗賊騎士タラカーの一味とつるんで諸侯や騎士相手に私闘<フェーデ>に明け暮れる日々を過ごしていた。
そんなある日、ゲッツは、私闘<フェーデ>に巻き込まれていたドロテーアという少女にひと目惚れして、彼女を助ける。その出会いが、おのれの誇りと愛をかけたゲッツの戦いの始まりだった。
ランツフートの戦場でゲッツを襲う、人生最大の衝撃。そして、絶望との闘い。
ゲッツは、かつてない試練を乗り越え、再び戦場に立つことができるのか?
これは、「鉄腕ゲッツ」とあだ名されて人々に恐れられた、ある戦士の再生の物語である!
※1:ゲッツは史実の人物ですが、一部この小説オリジナルの設定(おもに父親のキリアン関連)もありますので、ご了承ください。
※2:「鉄腕ゲッツ」という人物を描くうえで、人体の欠損表現などがどうしても出て来ます。ですから、それをご了承いただいたうえで読んでください。
※3:下ネタ(および暴力的なセリフ)がたまに飛び交うのでそれが苦手な方、主人公ゲッツの巨乳趣味と相いれない方はご注意ください。
なにせ、ゲッツの有名な言葉が、「俺の尻をなめやがれ!」とお下品なので……。
カクヨムでも掲載中です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-22 06:00:00
206235文字
会話率:40%
意志持つ剣『人工剣霊』を操る、セイバーと呼ばれる特殊能力者を育成する機関、アカデミー。浅見央太はそのアカデミーにおける最底辺、『二級生徒』と呼ばれる存在だった。ある日、央太はイクスと名乗る、謎の人工剣霊と出会う。彼女となし崩し的に契約してし
まい、剣の主となった央太は、イクスを追う公安委員会の尖兵、エリザベス・ハノーヴァーと学内で許されている私闘、『帯剣決闘』を行うことになるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-24 00:00:00
49458文字
会話率:40%