「私は河本を傷つけていた。だけどただ楽しいからってだけでやってたわけじゃない」
私は、快楽で誰かを殺すような人間じゃないのだ。そんな短絡的な理由に押し込めて欲しくはなかった。
「私はただ教えているだけだよ。……お前らだって誰かを殺している
んだよ、って」
(本文から引用)
主人公・怜奈は、昔自分がいじめていた男・河本大樹が人気アーティストとして名を馳せたことを知る。彼女は彼が出ている番組を見ながら、苛ついていた。
ある日、誘われた合コンで格下に見ていた女友達・宮子が河本のファンであることを知る。思い通りにいかずさらに苛立ちを強める怜奈だったが、何も出来ない自分に愕然としてしまい……。
引きこもりを卒業した兄、好きでもない女友達との付き合い、過去。すべてが怜奈を苦しめ、破滅へと導いていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-19 00:00:19
15875文字
会話率:30%
「大丈夫だよ。今週末の夜会でシンシアには婚約破棄を突きつけるつもりだ。大勢の前で宣言してやる。俺が愛しているのはルイーザだけだって……」
何ですって!?
夜会で婚約破棄されるなんて、私のプライドが許さないわ!
深窓の令嬢だと思われている
伯爵令嬢のシンシアは、偶然婚約者が婚約破棄を計画していることを知ってしまう。
猫をかぶっているだけで、実は見栄っ張りなシンシアには、人前でみっともなくフラれるなんて許せなかった。
そこで、幼馴染みのレナードに婚約破棄を宣言されたタイミングで自分に嘘の告白をして欲しいと頼み込む。
「幼馴染みとの真実の愛」を周囲にアピールし、惨めな印象を打ち消してもらう計画だった。
上書きさえ出来ればすぐに破局したことにすればいいと考えていたシンシアだったが、年下で弟のように思っていたレナードは、実はシンシアより上手で?
短絡的にその場しのぎの告白を依頼したら、いつの間にか腹黒の幼馴染みに囲い込まれて逃げられなくなっていた間抜けな令嬢のお話。
アルファポリス様に投稿していたものを少し修正しています。
サラッと読める短編なので、楽しんでいただけたら嬉しいです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-06 21:46:39
12775文字
会話率:29%
名取海は厨二病を拗らせた根暗で卑屈でうだつの上がらないぼっちだ。
特段仲のいい同性の友人はいないが裕福で温厚な家族がいるだけで満足な日々を過ごす。
その日は推しの新人Vtuberの生配信を見るため早目に帰宅…のはずが突然謎の光に包まれて意
識を失う。次に目を覚ますと【ダンジョン】の中に居た。
恐怖よりも好奇心が優った海は己が手に入れた唯一のスキルを確認がてら使ってみた。
「【焔〈黒〉】。わかんないけどなんかかっこいい。えっと、“焔よ彼の地を焦土とかせ!”とか言ったら何か出たりして…」
短絡的な考えのもと【ダンジョン】。それも【超難関ダンジョン】は音を立てずに消滅。
“《探索者:ホロウ》によって【超難関ダンジョン】の一つは制覇されました”
そのアナウンスは全世界に流れ《探索者:ホロウ》という人物は時の人、また探索者の開拓者であり最先端をいく道標となった。
あの騒動から三年が経過し、世界はダンジョン一色に変わった。
そんな中勘違いが勘違いを呼び探索者ランキング全世界三年連続一位に輝いた《探索者:ホロウ》こと名取海は絶対に正体をバレないために熱狂な《ホロファン》達の視線に怯えながら過ごす。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-01 17:24:21
58052文字
会話率:49%
「世界」とも「大陸」とも呼ばれるその地に、ヴォオスという国はあった。
二年にも及ぶ終わらない冬に閉じ込められたヴォオスは、大きな動乱を経て、誰も予想だにしなかったリードリットの戴冠という形を得て混乱に終止符を打ち、復興に向け一丸となった。
だが、リードリットを陰から支え、ヴォオスを根底から作り変えることに成功したカーシュナーだけはヴォオスを離れ、南方の国ゾンへと向う。
戦乱と自然災害が去り、ようやく落ち着きを取り戻しつつあったヴォオスであったが、周辺各国を埋め尽くしていた雪が去り、大陸規模の食糧難に向き合わなくてはならなくなった国々が、もっとも短絡的な解決方法である略奪を選択したことにより、天災に劣らぬ人災に襲われることになる。
戦いの炎は鎮まるどころか新たな時代の風に煽られ、国境を越えて燃え広がり、再び戦場へと英雄たちを駆り立てる。
ヴォオス戦記第二章開幕――。
設定は異世界ですが、転生ものではなく、架空歴史小説的な内容となっております。
キャラ数はアホみたいに多いですが、戦国武将や三国志の武将好きな方でしたら、それほど苦にはならない量かと思います。※この発言にしっかりとした根拠はありません。
基本シリアスにストーリーは進みますが、悪ふざけの会話に脱線することが多々あります。
その辺りを踏まえたうえで、お時間と興味がありましたら、ご一読いただければ幸いです。
なお、ハーレム的展開は皆無となっており、恋愛的な展開もあまり期待出来ませんのでご注意ください。
※H29年11月19日、連載再開に伴い、あらすじ及びジャンルをローファンタジーからハイファンタジーに変更いたしました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-09 23:54:13
2284952文字
会話率:25%
とある魔法国家の名門魔術師の長男として生まれたエルウィンはしかし『欠陥品』として有名だった。
そのエルウィンに妹が生まれた。健康に生まれたというだけで光溢れる世界の祝福を受ける妹。
幼さ故の短絡的な発想だった。
しかし、自分の中に生まれて
しまった闇を拭い去る方法を知らなかったエルウィンは、本能のままに理不尽な怒りを小さな生命に向け……。
犯した罪の深さから生家を飛び出したエルウィンが出会ったのは、人にあるまじき色の髪をした魔族だった。
魔族女性と人間男子の逆源氏物語的な話です。
シリアス路線ですが、なんちゃってファンタジー世界です。魔法や魔力は出てきますが、あまり原理などは考えてないので、想像力で補いながら読んでください。
尚、作中、未成年者の飲酒喫煙シーンがありますが、それを助長する意図はなく、異世界という環境でのフィクションとご理解ください。
個人サイトにて連載していた未完結作品のリメイクになります。
一応話としては完結しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-02 04:00:00
277254文字
会話率:22%
とある憂鬱な青年の短絡的な思いつきのお話
最終更新:2022-11-17 17:32:15
2912文字
会話率:23%
超未来、マイナス重力物質と超空間航法の発展により地球を脱出した人類は遥か彼方の宇宙まで進出していた。その結果、人知を越えた数多の資源、あらたな技術を獲得し、さまざまな社会問題をクリアし文明は繁栄の一途を辿る反面――戦争から脱却できずにその
業がありとあらゆる宇宙民族に及びついにかつてない規模の宇宙戦争が勃発していた……。
――そんな、宇宙の片隅で。
一人の兵士が『軍人の資質無し』と解雇されようとしていた。彼は物心が付く頃から武器以外を握ったことが無い根っからの人殺しだが、それが信の厚い上官の勧めとはいえ二つ返事のノープランで軍を除隊してしまった。さて、これからどうやって生きようか――転職の充ても無く仕事を辞めてから考え出す阿呆はそこで初めて人生というものに悩んだ。
ドッカンドッカン、ズゴーン、バコーン! していれば生きていられた、それ以外の生き方を知らなかった。とりあえず平和な街で彼に出来る仕事はない、なら一先ず都会を出ようと短絡的に向かった空港で、受付嬢に薦められた。広い宇宙辺境での開拓民の募集――
ノルマを熟せば開拓した土地と家に住民権まで手に入るというそれに、元軍人はまた何も考えずに行先を決めた。とりあえず、これなら死ぬことは無さそうだ、と。
……だだっ広い宇宙で、また一人の若者がスローライフを始めようとしていた。
その行く先で、一人の天使が舞い降りるとはまだ知らずに……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-31 21:00:00
280062文字
会話率:35%
ブリジット・ヘルファンド公爵令嬢は実家に引きこもってゴロゴロのびのび暮らしたい。
社交界だなんて面倒くさいものでしかないし、結婚だなんてもってのほか!
結婚なんかしちゃったら、安穏ぐうたらマイワールド生活ができないじゃないっ!
だから全て
の社交界から逃げ続けてきたブリジットだったが、ついにブリジットの母がキレた!
自身の(国王の従姉という)立場を最大限利用して見つけてきたブリジットの婚約者は、社交界一の憧れの貴公子スローアン・ジェラード公爵令息だった!
ブリジットは不満たらたらである。
婚約ですら嫌なのに、なんでわざわざ『社交界一の物件』を連れてきちゃうワケ!?
ブリジットは婚約破棄を目指し行動に出ることにした。
ブリジットの神経回路は超テキトー。
『悪役令嬢』とかになればいいんじゃないかしら。浮気してみる? 王太子の婚約者に喧嘩売ってみる? ふふふ。
ブリジットは引きこもり至上主義者なのに社交界とかに積極的に出ることに(本末転倒なことに本人は気づいていない)。
しかし、残念ながら、ブリジットの『悪役令嬢プロジェクト』は全部裏目に出て、男も女もたらし込むことになってしまった……。
浮気相手候補は本当にブリジットのことが好きになるし、王太子の婚約者もブリジットに心酔し……。最初はブリジットに興味がなさそうだった婚約者のスローアンまで、ブリジットに執着し始めたようなのだ。
もはや、ブリジットの引きこもりぐうたら生活は、絶体絶命……か? いや、でも、あきらめませんよ!
異世界恋愛物語です。【短め連載】の予定!!!
婚約破棄してもらうために主人公の令嬢が突飛な行動を起こすけど、それが全部裏目に出て【逆ハーレム】になっちゃう話(笑)
主人公の思考回路はとっても短絡的でツッコミどころ満載ですが、それも込みで読んでいただけるとありがたいです(汗)
すみませんが、よろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-18 04:00:00
96672文字
会話率:34%
ある日僕は視界の隅に黒ずくめの男をみた。
その時は気にしなかったがそれからだ。
沢山の様々な容姿を持つ黒ずくめの男に会いだしたのは。
最終更新:2022-08-09 22:51:31
1322文字
会話率:23%
丁寧に装丁された本っていいですよね……よし作ろう!
という、とても短絡的な発想で、タイトル通り、自作小説を革装丁……風の布装丁で自主製本した結果を、過程を添えてお送りするだけのエッセイです。
・「写真集パート」
このエッセ
イについての解説を兼ねた1話です。
冒頭から、野外ロケ、及び室内撮影された、気合いの入った写真を多数掲載しているので、ぜひとも最初の1話だけでも見て、読むかどうか決めて欲しい。
・「製作記パート」
製作中の様子を、写真を交えてのんびりと語っていきます。
阿鼻叫喚のミスをやらかして、なんとか解決するまでがワンセット。
本エッセイは書き上げてから、順番に投稿していくという形になりますので、いわゆる【完結保証】となっています。
毎日更新の予定です。
時間は午後10時前後を予定していますが、写真の投稿・紐付けの作業があるため、予告なく変更される場合があります。
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ブックマーク、評価、感想、いいね、誤字報告、レビュー、紹介、リンクなど、もろもろ全て歓迎です!
でも、読んで、そっと心の中で応援してくれるだけでも嬉しいです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-08 22:04:07
107244文字
会話率:2%
大宮伸一は平凡な高校生であり、FPSゲーマーである。しかし、同じくゲーマーの桜カレンの問題行動に巻き込まれたり、理不尽な要求に屈したりしている。彼女の機嫌を損なうと、フラグされてしまうからだ。
ある日、ゲーム活動をeスポーツとしたいとい
う、カレンの短絡的で突拍子もない提案を受ける。メディックである鹿島梢の蘇生注射とヘルスパックを受けてもなお、大宮は途方に暮れるのであった――。
あなたは主人公・大宮伸一として、ヒロインの問題を解決しなければならない!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-15 20:00:00
614169文字
会話率:61%
サラ金から借りていた借金が遊興費で膨れ上がり、返済に困った男がとった行動は家族を捨てての現実逃避だった。
過去に行ったことが有る、鹿児島に向けて車を走らせた男の思いは「入水自殺」だったのだが、このでたらめな男がどこまで死を覚悟していたの
かは不明と言うよりも短絡的な希望だったのだろう。
その証拠に鹿児島に着いた夜から飲食店に出入り、スナック嬢をつかまえては喜んでいるので世話はない。
このような、遊興にうつつを抜かす男にお金が付いてくるわけはなく、坂道を転がり落ちるようにして、悪事に身を染めていくのであった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-04 14:00:00
11708文字
会話率:15%
なんかねえ、僕ねえ、妻から、どうやらすんげー楽観的で短絡的で直感的な野郎だと思われてるみたいなんすよねえ。それは、誤解だ! と、ここはひとつ、声を大にして言いたいっす。
最終更新:2021-11-15 17:07:34
1823文字
会話率:0%
これは英雄と呼ばれる現在172歳の幼女(本人曰く普通の人間)の人生を描いた物語である。
私は売れない底辺作家だった。ある日、いくら働いてもお金がもらえず食うに困った私は、人日の人気のある英雄譚的なお話を書こうと短絡的に考えた。英雄について書
くなら英雄をしらなければならない。英雄について知るために過酷な旅を行い、そしてついに、異常者のような狂った目をした172歳の英雄に出会った。物語に描かれるような理想の人間ではなく、実際に今いる英雄の真の姿を描いた物語を書くことにした。本人には許可を得ている。
多くある英雄譚のイメージをぶち壊すような英雄の真の姿を描いたものになるため、もしかしたら史上最強の駄作と呼ばれるものになってしまうだろう。
英雄は異常者である。だけどそれ以上に人を魅了する何かがあると私は思う。だから私は見て感じたそのままを記そう。これは英雄の真の姿を描いた物語である。
カクヨム及びアルファポリスでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-06 00:22:08
4448文字
会話率:24%
「大体君達の星でも乗り物を運転する際にはルールが定められているのではないかい? それなのに宇宙に飛び出しただけで、好き勝手に航行していいと短絡的な自己判断をするのは、あまりにも横暴が過ぎると思わないかね?」
「……申し訳ありません。おっし
ゃる通りです……」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-03 20:03:04
1438文字
会話率:56%
警視庁勤務三年目の夏。
私が担当した被告人は、
愉快犯であった。
残虐無道。短絡的。
人生を棒に振ってまで、彼らはどうして、
愉快犯となったのか...
ミステリー&ヒューマンドラマの長編物語
最終更新:2020-12-22 22:52:01
1055文字
会話率:30%
私はこれらの様な短編集が好きです
キーワード:
最終更新:2020-12-15 14:59:55
365文字
会話率:17%
概略
異世界転生、能力バトル物。主人公が子供になって俺TUEEEをする。登場人物の視点に立った章が入れ替わり立ち替わりしつつ物語が進む群像劇として構成されており、サブタイトルには誰目線の話なのかが記載してある。
内容
世界から生命力が失われ
荒廃の一途を辿っている最中、ハイゼンベルグ王国の軍人リオンは鏡の中にある魔族の住む世界に希望を見つける。そんな時、突如リオンは世界樹ユグドラシルの精霊であるノルンに罰を宣告される。訳の分からない状況に困惑していると気が付いたら体が霊体になっており、一人の少年、フーガがそばで倒れていた。短絡的で軽率なフーガと頭がよく論理的なリオン合わない二人だが、フーガは元の世界に帰るため、リオンは自分の世界を救うため手を取り合い鏡の世界を冒険する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-28 00:16:02
66956文字
会話率:39%
無粋 短絡的 感情的
自分自身世界の中を延々と回り続けているだけ
だとしても声に出せる事は
キーワード:
最終更新:2020-10-04 20:00:18
536文字
会話率:0%
『始まりの町』の領主の美少女な息子、ケイデン・ベネットは、渡り人の来訪と共に世直し旅に出た。
世界の秩序を糺すため?
いいえ、世界に混沌をもたらすためです。
いろいろ言うけど人間なんて所詮こんなものだよねって話。
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大ざっぱなあらすじ
渡り人来訪の前日、ケイデンは裏路地の見回りをしていた。
そこであった悪党と話をしたところ、アレクセイを知っているという。
自分に罪が着せられそうになったと早とちりしたケイデンは、アレクシスに復讐し、その部下の反撃により死ぬ。
姉の尽力によって生き返ったが、その間に垣間見た世界によってこの世の不公平を思い知る。
公平な世の中にするにはこの世の秩序を壊し、混沌に陥れるしかない。短絡的な思考をたどった、半ば戦闘狂と化したケイデン。
自身の目的も達成するため、旅に出る。
みたいな物語にしようと思っていたけど、なんか思ってるのと違うのになってしまいました。
※旅に出るのは二章からです。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
たまに更新止まりますが、ばかなことやって止まってるだけなので、一、二週間もすれば再開します。気長にお待ちください。
更新再開!
週2を目標に頑張ります。あくまで目標です。
新規の方、読み返しの方は↓をご覧ください。修正は↓からやっていきますので、ぜひぜひ、ご覧ください。
https://ncode.syosetu.com/n9698fo/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-07 12:38:30
198032文字
会話率:49%