フラク・レムナス――異形との戦いで命を落とし、女性の姿で蘇った元少年。
フラクは古代文明の地下遺跡に単独で潜り、伝説の『神剣』を発見。
【さぁ、ワタシを手に取って――】
神剣からショウジョの声が聞こえてきた。世界に九つしか確認されていない
神剣。空中に浮かぶ剣と鞘。ソレは『10本目の神剣』であった。
しかしフラクは――
「悪いがお前に用はないんだ」
あろうことか神剣の鞘だけを持って遺跡から去ってしまい……
【はぁぁぁぁぁぁ~~~っっっ!?】
遺跡に神剣の絶叫が木霊した。
だが、置いて行ったはずの神剣は、ショウジョの姿になってフラクの下に現れ、
【ワタシの『服』返せ~!】
と、真っ裸な状態で意味不明なことを叫びながら、フラクを襲撃してくるのであった。
古代文明の遺跡とは……神剣とは……フラクの命を奪った、人類の宿敵である異形の正体とは……?
神剣のショウジョとの出会いから、カノジョは古代の文明に隠された秘密に触れれていくことになるのだった――
本作はTS要素アリ、百合っぽい展開アリ、微エロアリの作品になります。
※中身が男の主人公なので、純粋な百合をお求めの方は注意してください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-12 00:20:19
183093文字
会話率:39%
ある日、幼馴染が無実の罪で処刑されようとしていることを知ったクロウ。
急いで王都に戻り、なんとか処刑前に間に合うことができた。
俺は彼女のために、この国を守ってきた。
彼女は王妃候補として、この国を良くしようと必死だった。
なのに、
この仕打ちはなんだ?
もういい! こんな国になど用はない!
これは愛する幼馴染の為に強くなった男が、その彼女と共に運命を切り開く物語である。
カクヨムにも掲載しております(星1000超え作品)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-23 07:50:43
113713文字
会話率:51%
長女ジェニファー。次女ユリア。三女ザビーネ。
そのジェニファーの結婚式の最中に、新郎であるクルトは言った。
「ユリアのほうが俺の真実の愛の相手だ。今から本当の花嫁との結婚式を始めさせていただこう!」」と……。
ショックで倒れるジェニファー。
喜びクルトに抱き着くユリア。
信じられない思いでクルトとユリアを見るザビーネ。
結婚式に招待されていた第二王女フランツィスカは、
「あたくしは、ジェニファーの祝いにとやってきたの。お前などには用はないわ」と言い放ち、ジェニファーを連れて、隣国へと向かうことにした。
姉ジェニファーを追いかける、ザビーネの全力の努力と恋の物語。
*カクヨム様にも投稿しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-01 08:05:18
104898文字
会話率:27%
大魔法士の系譜である王族のみが魔力を持つ国「ヴァルグレイブ」。この国では魔力を持つ王家とその傍系にあたる五大公爵家が絶大な力を誇っていた。
侯爵令嬢ヒスカリア・バークレイは、事故で両親と自身の記憶を全てなくし、父の代わりに侯爵となった叔父
に養女として引き取られる。
けれど、元々ヒスカリアの父への劣等感の塊だった上、自身の娘ミリアを溺愛していた叔父は、事故で顔に大きな傷を持つヒスカリアをどこに嫁ぐこともできない『穀潰し』と罵り虐げ、使用人のようにこき使った。
そんな親を見て育ったミリアはヒスカリアを「お姉様」と呼びつつも、自分より下のものと認識し、虐げるのだった。
それから十年後。
ヒスカリアが十七歳になったある日、バークレイ侯爵家に、五大公爵家の一つ、ヴァルガス公爵家から縁談の話が来る。
五大公爵家の、それも有名な魔法公爵ジェイン・ヴァルガスとの話にミリアは大喜び。
ところが侯爵家を訪れたジェインから「お前に用はない。必要なのは長子の子だ」と言われ、ミリアと侯爵は憤慨する。
そしてさらにジェインは、ヒスカリアこそが求めていた婚約者だと宣言するが、それには侯爵家が代々隠し続けてきた秘密が関係していて……。
顔に傷を持つ虐げられた令嬢と膨大な魔力を持つ冷徹な魔法公爵の恋の物語。
不定期更新予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-12 17:44:49
117665文字
会話率:43%
葛谷朗河(くずや ろうが)は一人でいるのが好きだった。
他人とは関わらず、家族とも距離を置いて生活している彼の人生の中には『時間を共有する相手』というものがいなかった。
ある日ひょんなことからとゲームセンターを訪れることになる朗河。
そ
んな彼の前に現れた、一人の女性が言う。
「一〇〇円。貸してくれない?」
些細なきっかけから関わっていく二人は、互いに『一人』で『独り』だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-26 10:50:00
50168文字
会話率:27%
「ミラン、もうお前は用済みだ。城から出ていけ!」
ラフラン王子が私を指差して言う。
「どうして?」
私は聞いた。
「お前のような庶民で美しくもない女が、私の妃になれると思っていたのか? 浅ましい」
私は王子と結婚したい訳じゃないの
に、罵られて嫌な気分になる。
「私の妃になるのは、このマーガレット・ミルクス侯爵令嬢だ。聖女になった彼女がいれば、お前など用はない」
「ごめんなさいね、ミランさん。私の方が後から聖女になったのに、ラフラン様に選ばれてしまったわ」
銀糸の髪を手で巻き王子に隠れるように話す彼女は、私にしか見えないように微笑みを浮かべていた。
美しい紫紺の瞳が揺らめいて、とても綺麗な瞳からは涙が溢れた。
「ああ、マーガレット様はなんてお優しい。こんな庶民にまで慈悲を与えるとは」
「まるで女神だ」
「本当にお綺麗だわ」
そんな声があがり、私は諦めて城を後にした。
また駄目だったのかと、彼女は呟いた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-19 10:36:35
3241文字
会話率:42%
呼ばれる要素が幾つかあって、それ故に社を訪れた。
対応は相変わずぞんざいで、乱暴な、荒くれ者。
けれどもきっと心配していたのだと思う。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
間合いを詰
めるのが上手い壁ドンが見たかったはずでした。
三緒様の予定でした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-13 20:29:13
883文字
会話率:59%
中学生の天条桐葉はその日、初めて魔法を見た。
日が沈み、闇に支配された通学路。
ちょっとだけ楽をしようと思って使った抜け道で、確かに見た。
彼は怪物に追われていた。
鼻先から尻尾まで黒紫に覆われ、赤い目を爛々と光らせる犬の化け物に追われ
ていた。
押さえつけられ、今にも噛みちぎられそうになった桐葉を救ったのは眼鏡の男。
いとも簡単に桐葉からモンスターを引き剥がした男の手は赤く燃えていた。
九死に一生を得た桐葉を襲ったのは、魔法が実在するという驚愕の事実。
ならば自分も。彼がそう思うのは当然の事だった。
「これ以上貴様に用はない。今日見たものは忘れてしまえ」
しかし、そんな桐葉に告げられたのはあまりに無情な一言だった。
※旧版URL https://ncode.syosetu.com/n0396ey/
(プロフ参照)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-20 18:30:26
1645540文字
会話率:37%
「おおっ、これこそまさしく聖なる光より出でましし聖女様!」
「麗しの乙女、聖なる乙女!」
気がついたら、後期高齢者な神官風の人々に囲まれていた「わたし」。
いかにも緊迫した空気を制して立ち上がったのは金髪キラキラ王子様。
彼は言った。
「聖剣を出せない偽物聖女に用はない!」
たしかに、「わたし」の胸から出たのは聖剣ではなく、マヨネーズ、だよね、これ。
記憶にあるどこの国とも違う気がする謎の場所で、唐突にポイ捨てされた「わたし」の運命はどっちに向いているんだろう。
ユーザフレンドリーとは程遠い世界に翻弄されつつ生きていく「わたし」のお話です。
※毎日更新です。
※この作品は「カクヨム」「アルファポリス」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-22 20:00:00
98648文字
会話率:25%
魔術師のリヒトは冒険者パーティーの仲間をかばって魔術回路を損傷してしまう。そのせいで魔法を使えなくなってしまい、役立たずに用はないとばかりに追放されてしまった。
その直後に見目麗しいエルフのエルフィーに雇われる。彼女の手によって(意味深)リ
ヒトは才能を開花した。
エルフィーに「なんでも言うことを聞かせられる権利」を行使するために、リヒトは今日もポーションを作り続ける!(嘘は言ってない)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-03 08:12:58
7868文字
会話率:54%
「ラルド、あの剣を抜けなかった者に用はない。君にはすぐにパーティから立ち去ってもらう」
「その通りだとも! 雑魚は消えろ、あとは俺に任せるんだな! ヒャッハァ!」
伝説の剣と呼ばれるスキルが内包された剣が存在する世界。
ラルドは冒険者
を志し、有名なパーティに見習いとして加入していた。
しかし、ラルドは伝説の剣を抜くことができず、
戦闘においてパーティの足手まといだと追放されてしまったのだった。
ラルドは最後の記念にと近くの遺跡を探索することにするのだが、
なんと、偶然見つけた隠し部屋から、しゃべる剣ガネットと出会い、合成魔術を伝授される。
それは失われた時代の魔術で、伝説の剣を生み出すことができるというものだった。
しかも、有名パーティの訓練を真面目にこなしていたラルドは戦闘能力も一級品だったのだ。
そうして冒険者として活動をし始めた彼は、各地を旅しながら、
破格の威力を誇る自作の剣を生み出し、どんどん有名になっていく。
ついには人類未踏の遺跡に到達したラルドは最高の冒険者の座へと登り詰めていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-05 14:01:09
146166文字
会話率:31%
小国メンデエル王国の第2王女リンスターは、病弱な第1王女の代わりに大国ルーマデュカ王国の王太子に嫁いできた。
政略結婚でしかも歴史だけはあるものの吹けば飛ぶような小国の王女などには見向きもせず、愛人と堂々と王宮で暮らしている王太子と王太子妃
のようにふるまう愛人。
まあ、別にあなたには用はないんですよわたくし。
私は私で楽しく過ごすんで、あなたもお好きにどうぞ♡
恋愛ファンタジーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-23 10:04:57
265730文字
会話率:21%
「偽物の聖女であるお前に用はない!」婚約者である王子は、隣に新しい聖女だという女を侍らせてリゼットを睨みつけた。呆然として何も言えず、着の身着のまま放り出されたリゼットは、その夜、謎の男に誘拐される。
自棄なって自ら誘拐犯の青年についていく
ことを決めたリゼットだったが。連れて行かれたのは、隣国の帝国だった。
しかもなぜか誘拐犯はやけに慕われていて、そのまま皇帝の元へ連れて行かれ━━?
「おかえりなさいませ、皇太子殿下」
「は? 皇太子? 誰が?」
「俺と婚約してほしいんだが」
「はい?」
なぜか皇太子に溺愛されることなったリゼットの運命は……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-02 19:00:00
57882文字
会話率:33%
かつて魔法の神童と謳われた少年がいた。
しかし、とある事件で両親を殺され、彼は魔封じの首輪をつけられる。
何とか命からがら逃げだすが、彼は零落した。
魔法が使えない魔導師に用はないと。
これは、零落魔導士が紡ぐ新たな歴史の事始め。
最終更新:2022-10-01 00:00:00
30698文字
会話率:45%
異母妹に婚約者を奪われ、職場の上司に失恋し、そこでようやっと気がつきました。
私、生まれ変わる前は東京生まれ、東京育ち、東京の学校を出て東京の会社に就職したの。恋人はモデルにでもなれそうなほどのイケメンで、浮気の現場を目撃して、家を飛び出し
て、そこで車に轢かれて死んだのよ。
つまりあれだ、私、昨今流行りの異世界転生をしたみたい。
イケメンはもう懲り懲りと思った私は、もさっとした幼馴染にのめりこみかけたんだけど、この幼馴染にも女の影が。もっさりしてても王宮勤めはエリート枠で、女にモテる王子様枠になってしまうのね。女に苦労しない王子様には用はない。私はとにかく、平凡でモブ枠の、私だけを愛してくれる男を探してやるの。
田舎に引っ込み、王宮に呼び出され、隣国との戦闘が始まり、前線に送り出されたアグニエスカが、本当の愛を見つけ出す物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-29 20:00:00
167886文字
会話率:44%
友人でもありライバルでもある男・犬井(いぬい)啓(さとる)とともに異世界に召喚されたオレこと猫塚(ねこづか)悠希(ゆうき)。
周りの話を聞くに、それは勇者として召喚された犬井に巻き込まれたものであった。
魔力なしのへっぽこに用はないとばかり
に送り帰されかけるが、「誰が帰すか」と犬井がぶちギレてしまう。そのお蔭でオレは、『犬井の式神』兼ネコミミしっぽ付きの『女の子』にされてしまった!
茫然とするオレに犬井(くそ野郎)は言う。その瞳を肉食獣に変えて――。
「ああ――可愛いな」
これは魔王退治に行くことになったオレと犬井――犬猫コンビの珍道中である。たぶんな!
【 ご注意 】
!ファンタジー世界のハーレムもの(と見せかけて、大本命はひとりです)
!性転換もの
肉体的には男女ですが、精神的には男同士になります
性転換する前にも矢印でまくりな同性愛要素がありますので、ご注意を
!更新はまったり(不定期かつ21時に予約投稿)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-12 21:50:18
105912文字
会話率:52%
しょうもない話ばかり。
最終更新:2022-01-26 15:00:47
4409文字
会話率:3%
精霊と魔族と人が暮らす世界。
魔族の国と人の国の間には、大きな森がある。
その森の近くの小さな村で育ったティレーリアは、ある日森の中でヴィリディスという男の子と出会って、
そしていつしか結婚の約束を交わす。
ヴィリディスとの約束を胸に、
ティレーリアが十七歳になった頃、
国中に魔王復活の報が回って、そして魔王討伐の為の王都を立った勇者一行が、ティレーリアの住む村を訪れた。
そんな勇者一行とティレーリアの前に、『魔王』が現れる。
「魔王…………か!?」
「そう呼ばれているね。 でも悪いけど、今は君たちに用はないんだ」
「迎えに来たよ、ティーア」
「ヴィーが…………ヴィリディスが、魔王、なの……?」
※設定はわりと適当なので、軽い気持ちで読んでください。
※この作品はムーンライトノベルズ様にて完結済みの同タイトルを改稿したものです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-10 18:00:00
38846文字
会話率:46%
ネチネチばばあに用はない。
最終更新:2021-10-22 09:39:40
469文字
会話率:0%
俺の世界。矛盾と支離滅裂な奴に用はない。
最終更新:2021-09-20 06:16:06
261文字
会話率:0%
十四の時、憧れだった異世界召喚されました。
漫画の様に何もない空から落っこちた私を受け止めてくれたのは、淡い金髪にアイスブルーの瞳、そして抜けるように白い肌と色素薄目な、まるで王子様のような外見の見目麗しい騎士様でした。
どうやら、私を呼
んだのは敬虔に神に祈りを捧げていた騎士様その人の様です。
騎士様が呼んだという事は、魔王を倒す旅にでも出るのかと思いきや、好条件が重なりうっかり呼んでしまっただけで特に指名などないとのこと。
用はないけど異世界人である私をおいそれと捨て置くわけにもいかず、王様達は悩んだ末、責任を取らせる形で私の事をうっかり召喚してしまった若き騎士様自身に私の事を妻として押し付ける事に決めたようでした。
ハッピーエンドです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-10 00:33:15
13519文字
会話率:21%