中世中期、東地中海の内陸地方を舞台にした、空想歴史ファンタジー。
ナガ平野の豪族・ワーリズム一族に、内紛が起こった。分家の青年・ハンシスが、本家のラディン少年から一族の当主の座を奪うべく、戦役を仕掛けてきたのだ。
二人は、二歳違いの
従兄弟同士だった。かつてはラディンの姉・シャダーを含む三人で兄弟の様に親密に過ごした時期もあったが、いまや両者には大きな差が生じていた。
――為政者に必要な力量を完璧に習得したハンシス。
――姉に甘やかされ続ける傲慢な子供でしかないラディン。
弟を溺愛するシャダー以外の誰もがハンシスの勝利を予測し、実際戦局はその通りに進んでいた。
しかし戦役の中、完璧なはずのハンシスの言動が奇異に傾き出す。果てに唐突に戦場から出奔し、従姉シャダーの疎開先へと向かってしまった。
これを知るやラディン、そして彼の護衛・カティルもハンシスを追い出発する。さらに、ハンシスを英雄視して敬愛する家臣・ルアーイドも皆を追いかける。しかし目指すシャダーは疎開先でトラブルを起こし、西の地へと向かっていってしまった。
五人は追いかけ合うように西へ西へと進んでゆく。
その旅程において、隠されていた様々な出来事が明らかになってゆき、やがて彼らは西の果て、ブハイル湖へとたどり着く。……
……いびつな友情・信頼・憎悪・執着・愛情に絡められてしまった五人を描いた、ストーリー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-29 17:01:03
106037文字
会話率:44%
はい、タイトルはいきなり『論語』です。そしてこれって『為政篇』の一文内からの更に抜き出し。
因みに似たようなのに渋沢栄一の『論語と算盤』ってのがありますけど、こちらは『経済』に関わる実業家はどうあるべきかを説いた著書です。
最終更新:2024-05-10 12:00:00
1854文字
会話率:6%
「モテたい」
「はぁ」
「自慢じゃないが僕は顔はすっっごくいいはずなのに、頭のいい奴ばかりがモテる。おかしいだろう」
「それはただの嫉妬では?」
私のご主人様、ジークハルト殿下は生粋のアホである。
超絶美形だし優しいし、決して悪い人ではな
いのだ。ただ、為政者に向かないどころか貴族の名前一つ覚えられない、王族にあるまじきアホなだけで。
複数あった縁談も、顔合わせを行った時点で全て断られてしまって、婚約者がいない。
「よし決めた、僕は知的メガネを目指す!」
「……さようでございますか」
メガネをかけてもアホはアホなままだろうけれど、メイドの私はジークハルト殿下の思いつきに付き合って差し上げる。
知的メガネになんてならなくても、もう充分に素敵なのに――なんて思いながら。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-29 21:10:00
8000文字
会話率:42%
世界に終末が近づくとき、彼らはどう動くだろうか。
多くの愚かな政治家がいるなかで一縷の光は有事において光輝く。
多くの民は勇者や英雄という表ばかりを見て、裏で誰がどんな気持ちで国を維持しているのかを知ろうとはしない。
為政者や軍人は何を想い
、誰のために、どのようにして国を救うのだろうか。
これは多くの表の物語の裏側の話である。
(一般の世界にはいないような英雄的な政治家や愚鈍な政治家が登場します。リアルではありません。作者の願望です。ご都合主義的な展開が入るかもしれませんが、ご了承ください。)
ワシントンD.C.に関しては日本時間-14時間、
イギリスに関しては日本時間-9時間
バチカンに関しては日本時間-8時間
としており、サマータイムなどは考慮外です。
そして、時間に関しては各現地時間で記載してあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-25 17:00:00
22272文字
会話率:18%
三十一世紀の遠い未来。
辺境銀河七帝国と呼ばれた超大国がその終焉を迎えようとしていた。
七帝国最後の皇帝となったクスノキ・アスカは銀河宇宙の守護者達にとの戦いに破れ、壮絶な戦死を遂げるのだが。
何の因果か、はたまた神のいたずらか。
ファ
ンタジー異世界で、植物世界の女王「ヴィルデフラウ」として転生する。
劣化クローンだった関係で、二〇年くらいしか寿命がなく、使い捨て同然の捨て駒皇帝として人生を終えただけに、事実上の不老不死種でもある「ヴィルデフラウ」に転生の時点で、豪華も豪華ゴージャス特典と大はしゃぎ。
「この第二の人生……私は普通の女の子として、スローにのんびり生きるッ! いやぁ、何から始めるか迷ってしまうなぁ!」
……一応、そんな殊勝な事を言ってみたりはするのだが。
そんな銀河の覇権国家銀河帝国の元皇帝が、植物を操る異能なんぞを手に入れて、ファンタジー異世界でスローライフとか送れる訳がないだろ、常識的に考えて。
宇宙の常識、ファンタジーの非常識。
ファンタジーの常識、宇宙の非常識。
巻き込まれ系のおっさん冒険者やロリ神官、ハッピーエルフと言った信奉者達に囲まれて、目指せ異世界覇権国家ッ!
この物語は元・銀河帝国皇帝が異世界を正義の名のもとに席巻し、悪徳為政者や邪魔者達やらを蹴散らしながら覇権国家を樹立し、星間文明国家を目指す……そんな壮大な物語です。
なお、この物語は拙作SFスペースオペラ「宇宙駆けシリーズ」の続編と言う位置づけです。
総計で200万文字にも及ぶ大作をバックボーンとしているので、SF色が大変強くなっていますし、設定なども超細かいです。
なお、舞台が剣と魔法の世界で転生者なので、この作品は異世界転生ファンタジーです。
あ、主人公もロリですが、私はロリが好きだ。
以上。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-20 09:24:29
1440087文字
会話率:22%
百物語は百話で怪異が起こるというが半分で終わらしたらどうなるのか。そんなことに巻き込んだ『俺』達共通の友人と、知らないうちに『俺』達の話
最終更新:2024-02-11 20:11:19
7257文字
会話率:0%
ある日、如月京介は、全てを断つ宝剣と全てを守る結界術と不老不死の能力を手に入れ、異世界に召喚された。
その力で、数多の敵を討ち滅ぼし、ついには異世界の統一をも果たした。
気づけば、京介は人々から軍神と呼ばれるようになっていた。
それ
から時代は変わっていき、その中で京介は為政者や英雄、国を巡る放浪者など様々な身分を経験することになる。
そして今は、ある町の領主の元で食客として雇われていた。
ただの一般人としての生活を送りたい京介は、自分の正体を隠しながら、領主の手助けをする毎日を送る。
そんな中、町には想像以上の困難が数多く降りかかり、その解決を領主から命じられる。
これは、3000年生き、全てを経験した男が、ただの食客として町に降りかかるには大きすぎる問題を解決する物語。
※この作品はカクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-26 20:30:40
55697文字
会話率:40%
よくあるありふれた婚約破棄物。
何も考えずに婚約破棄物を書いたらこうなったってお話。
何かを書きたくてその何かが分からずのまま書いてしまい設定等がふわふわしてます。
細かな矛盾やいい加減な時代背景等が気になる方はぜひともブラウザバックして
下さいませ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-10 10:00:00
2788文字
会話率:4%
貴方は、不老不死というものが存在すると思いますか?
不老不死…それは世の為政者、はたまた賢者が求める至高の夢、一般的な例として人魚の肉を喰った人が不老不死となるとかならないとか。
現実では存在し得ない不老不死…その存在が私…いや、俺こと狗奴
地彦丸である。
長らくは辺境のど田舎で暮らしていたが…前世を成就したことにより変わりゆく世界に適応しなければならなくなった。
大変ではあるが、悪くない。永く生きていくうちにそう思うようになってきた。
さて、今世はどのようになるのか…今から楽しみであるな!
永く生き、永き時を歩み続ける彼に追いつけるものなどいない…なら、彼はこの先もずっと一人なのだろうか?
「いいえ…!貴方は一人ではありません!いつか…いつか私が必ず貴方を救ってみせます…!」
遠い、遠い過去の話、随分と昔に聞いた希望の闇。
長らく忘れていたいつかの言葉。
随分と離れ、ボロボロとなった因果がこの今世では繋がる!
これは、彼が幸せへと至る物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-27 20:07:30
5611文字
会話率:34%
為政者として死んだ主人公が、来世で夫を探す話。
自分用に書きました。
最終更新:2023-05-20 22:11:13
3949文字
会話率:29%
民衆の一員でありながら、為政者たちの実態を知る財閥。そのうちのひとつである渚家に、御供翼は仕えている。人材派遣の大企業の一人息子でもある翼は次期社長候補でありながら、現場で働く従者でもあった。国内に5人といない従者の最高資格、ランドスチュワ
ードである祖父の下で翼は16歳の身でありながら既に立派な従者だった。
有資格者として既にプロ従者でありながら、半人前として扱われ、仕事に対して徐々にメリハリを感じなくなっていた。
そんな矢先、翼は渚の当主に呼び出され……。
突然始まるメイドとしての3年間。正体がバレれば多方面に迷惑をかける立場でありながら、翼はどんな学生生活を送るのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-27 00:00:00
18160文字
会話率:41%
世界を狂気で染めあげろ。
世界を混沌で満たし、混沌。
我らは狂気への誘い人。
我らが許す、存分に狂え。
我らは十章文壇だ。
為政者どもを、狂わせろ。
プリ小説にも投稿してます。
パクリじゃないよ。あと、パクリ禁止。
最終更新:2023-01-24 18:37:17
13950文字
会話率:47%
貴族の婚約・結婚の相談窓口業務を行う俺のもとに、面倒な相談案件が舞い込んできた。
相談相手は甥っ子でもあり、この国の王太子。相談内容は、彼には好きな令嬢がいて、しかし自身もその令嬢も婚約をしているため、双方が婚約破棄するための証拠を捏造して
ほしい、と言うものだった。
確かに俺の扱う魔法を駆使すれば、証拠や証言の捏造は容易い。実際、俺は様々事情があって、婚約破棄を行うために事実をねじ曲げた事はある。
しかしちょっと待て。将来、為政者になる身としてそれはまずい。好きな女を得たいからって、事実無根の婚約破棄って思考が汚物。俺のお兄ちゃんは何しているの?
その令嬢、俺の婚約者なんですけど??
三十路男が立場と魔法を駆使して、あんたのお立場“立件”します。
※短編を前後編に分けて投稿します。後編はまた次回。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-26 06:00:00
9886文字
会話率:37%
為政者における、こんがらがった夫婦模様。
最終更新:2022-12-11 18:23:19
12171文字
会話率:57%
俺は伏魔大悟(19)。悪霊退治のプロ、退魔師。そして、自慢じゃないが退魔師史上で一二を争う腕前だ。
そんな俺が今回相手にするのは500年前に封じられた妖魔、豊色妖姫の再封印。
豊色妖姫は数多の時代、数多の国の為政者の傍に現れ、魅了し、
国諸共蕩かしてきた危険な妖魔。500年前に退魔師が総力を結集させ、封印した大妖魔だ。
「必ず再封印してやる!」
この時の俺は、自分があんな非道を目にするとは、思っていなかった。
なろう、カクヨム、エブリスタ等で投稿予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-01 16:07:40
997文字
会話率:27%
「アイです! 死因は轢断、三度の飯より色彩図鑑を食べたいくらいに好き! むしゃむしゃ。
せっかく異世界転生を当てたので、色彩の圧政に反乱起こしてみようと思います。
兄(ネリアル)も太鼓判を押すほど、頭弱い子ですがどうぞ宜しく! 」
*_ + ◆◇◆◇+_*
転生した異世界の『人』達は、宝石や花の色彩を髪筋や双眸に宿していた。生ける絵の具である彼らは、色(いのち)を為政者に弾圧されている……。
自由な色彩が快楽その物である『アイ』と、ミステリアスな兄『ネリアル』が、コーディネートと異能力バトルにより、色彩の異世界に反乱の旗を翻す!
*_ + ◆◇◆◇+_*
ps.作者の気まぐれで更新していく物語なので、悪しからず。
カクヨミ様にも投稿あり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-31 16:37:40
38448文字
会話率:41%
短歌形式の回文です。
仕留めたい政治失敗解散さ意外初支持為政駄目とし
しとめたい せいじしつぱい かいさん(さ いがいはつしじ いせいだめとし)
以前、一括で投稿しましたが、今回は小分け(字数制限の関係で五首ずつ)で、画付きで……
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-03 17:29:29
3061文字
会話率:34%
短歌形式の回文です。
仕留めたい政治失敗解散さ意外初支持為政駄目とし
しとめたい せいじしつぱい かいさん(さ いがいはつしじ いせいだめとし)
回文短歌風(五十首詠)
https://ncode.syosetu.com/n5600
dk/
回文短歌風(選外)五十首詠
https://ncode.syosetu.com/n4395gn/
回文短歌風(その後)五十首詠
https://ncode.syosetu.com/n4401gn/
回文短歌風(目指せ二百首)五十首詠
https://ncode.syosetu.com/n4403gn/
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-30 11:27:13
3074文字
会話率:34%
むかしむかし冥(メイ)という国には5匹の瑞獣と呼ばれる存在がおりました。
為政者の元に姿を現し、神の声を聞くことが出来る巫女と共に国を繁栄に導くのでありました。
しかし、その存在は時に国に牙を剝く。
治世を収める皇帝が愚帝であった場合、災
いをもたらすことがあるのだ。
時は過ぎ、瑞獣が姿を見せなくなってから400年の月日が流れた。
今の冥国は止まない嵐に見舞われていた。
この国を収める皇帝を父に持つ王女 美杏(メイアン)は神への祈りの最中に神の声を聞くことになる。
自分が神の巫女であるならばやらなければならぬことがあると次期国王である兄に頼み、将軍である白次(ハクジ)と言う男を護衛に連れて瑞獣を探す旅に出ることを決意したのだった。
恋愛が主題なわけではないのでジャンルを純文学にしました。
一応中華系ファンタシーを目指す予定です。
細かい設定などは目を瞑っていただけると幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-03 10:00:00
91398文字
会話率:39%
いつまでもモダモダしている貴族のカップルをくっつけたり、うだつの上がらない貴族に活を入れたり、王国の制度に瑕疵があった場合はあえてそれを悪用することで為政者たちに気づかせたりなどして、周りの人間のために悪役を演じていた令嬢が、マジ聖女と呼ば
れるまでのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-02 09:00:00
9866文字
会話率:34%
タイトルのままの話。途中までしかプレイしていない乙女ゲームに転生したバルバラ。ゲーム中盤までは順調に進んでいたはずが、最終段階で躓いたと思い込む。それがゲーム内のバッドエンドルートの道筋とは知らず、悪役令嬢と思い込んだライバル令嬢を貶めた
結果、バルバラはゲーム通りのバッドエンドへと到達するのだった。
元は『婚約者の我儘の結果、婚約した』と思い込んでる王子に真っ当な教育を施したらどうなったかという話を考えていたのに、まるっきり違う話が出来てしまったもの。その結果、王太子はどう見ても酷い男で人でなし。
『小説家になろう』(以下、敬称略)・『アルファポリス』・『pixiv』・自サイトに重複投稿。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-22 09:10:20
8728文字
会話率:30%