魔法は二十年前に消えた。
だがここには残っている。
たった一つの力を巡って、猿のように滑稽に踊る世界。
その波乱と闇の中で、俺たちはどう踊ろうか。
最終更新:2024-05-08 08:18:23
32713文字
会話率:46%
「────契約しよう、エリザベト。俺がお前を救ってやろう」
降りしきる雨の中、追われる身であったエリザベトは、逃げ延びた先にある邸宅の扉を叩いて助けを求める。助けてくれた邸宅の女主人レオンティーナが魔女であると分かり恐ろしくも見えたが、
自分に何が起こったのかを話すとそれを愉快に思い、さらには助けてくれると言う。
藁にも縋る思いで契約したエリザベトはレオンティーナから与えられた『エルザ・ローズ』に名を改めて、彼女の旅に同行する事に。
ひょんな事から出会った二人は旅の中で、心を通じ合わせていく────。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-07 22:28:53
30854文字
会話率:60%
「此処は………どこだ?」
少年はひとりでに呟く。
此処はある夢現の世界。この世界では現実からかけ離れたいわば幻想郷である。だがこの幻想郷にはある“鬼”が棲んでいると噂されていた……
最終更新:2024-05-07 07:24:33
2827文字
会話率:53%
遠坂亨(とおさか とおる)16歳は、夏休みの最中、新作ソフトを購入し、家へと帰る道のりで不幸にも命を落としてしまう。
その滑稽な死に方に、彼に大笑いで死を伝える、死神セラと対面する。
死後の選択として、天界で次の転生を待つか。新たな生を得
て、超人的な能力か、神話級武器をもらい受け、ゲームの主人公みたいに活躍できる異世界にて、魔王討伐をするか。と、問われる亨。
迷ったあげく亨は、異世界へと旅立つ事を決意する。
しかし亨は、ゲームの主人公みたいな生活を送る事は拒否した。
どれだけ頑張っても、一人で出来る事は限界があると考えたからである。
そんな亨が選択した能力は、死んだ時に手にしていた携帯ゲーム機を利用し、ゲームに登場する主人公や、魅力的なキャラクター達をゲームのストレージデータから召喚するという能力だった。
ゲーム的主人公ポジションを捨て、召喚能力を得た、亨ことトールの旅が、どん詰まりの異世界からスタートする。
主人公、個人の力は、チート持ちとは縁遠いものです。地道に経験を積んで成長していくタイプです。
一話の文字数は、千から二千の間くらいになります。場合によっては、多かったり少なくなります。
誤字脱字は無いように見直してますが、あった時は申し訳ないです。
本作品は、横書きで作成していますので、横読みの方が読みやすいと思います。
この作品はアルファポリス様で2018.05.04 から公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 19:31:27
3112300文字
会話率:33%
真夜中に起きることなんて知らなくたっていい。
たぶん大したことじゃないから。
でもそこに必死に生きている人がいて。
滑稽で。でも活力があって。
でもやっぱ知らなくていい。
最終更新:2024-05-05 00:22:33
4868文字
会話率:0%
頭を撫でられて、可愛いと言われて、ぎゅっと抱きしめられて、ころっといった。
お手軽な女を都合よく使うための魔法の言葉に過ぎないのに。
24歳、なんて中途半端な数字。
本気で紹介する気もないのに、あいつのタイプの女友達の話をしたり、お嫁さ
んの条件を聞いてみたり。
察しの良いずるい男にばれないように顔を隠して。
冗談でも、彼女になってあげようかなんて言えない。
言えない気持ちのまま、ずるい男と身体を重ねる。
ずるい男の望むような女の子なら、こんなにぐるぐる頭を巡らせなくても平気で言えるはずの言葉。
あーあ。めんどくさいなぁ
今日もまた、あの男をどうやって手に入れるか、姑息に臆病に、滑稽な作戦を立てる。
「くず」
「えぇ~俺結構他の男と比べてまともな部類だと思うけどなぁ」
そうだよ。君はまともで、意外と実直で、根っこが優しい。
合えば会うほど、話せば話すほど、君はずるい男だね。
そんな態度でいて、女が落ちたらポイだなんて
クズいね
他の男よりまともで、優しくて、女が喜ぶ言葉を紡いで、
だからくずなんだよ。
とっても、くず。
あぁむかつく
こんなわかりやすい男に引っかかる自分のちょろさに、腹が立つ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-01 21:30:00
28285文字
会話率:40%
これは通信高校2年生の俺に起きた嘘のようでほんとの話
最終更新:2024-04-30 22:08:40
8377文字
会話率:15%
「ドロシー・ドロフォノス、今日限りでお前との婚約を破棄する」
傲慢なクロッド王子は、勝ち誇った笑みを浮かべてそう言った。ドロシー嬢は答えた。
「なんと言われようと婚約破棄はお断り致します」
人形のように無表情な謎多きご令嬢と、道化のよ
うに滑稽な傲慢王子による婚約破棄劇の顛末。
※ざまあはちょっぴり。
※一部グロテスクな描写があります。
※ヘンテコな部分は薄目でみてね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-30 00:00:00
65954文字
会話率:37%
魔法と才能《ギフト》が優れていれば、どこまでも成り上がっていける世界
「エンチャリオン」。
そんな世界で、魔力がほとんど無い主人公ロップが授かった才能は【根性】だった。
内容は「強い心を持ち続ければ死ぬことはない…かも?」という精神論であり
、世間からは外れ才能と呼ばれていた。
実際これまで、【根性】を授かった者たちの記録として、何も変化が起きないまま生を終える結果しか観測されなかった。
主人公は早くも「人生詰んだーーっ!」と頭を抱えるのであった。
この物語は英雄譚となるのか?それとも滑稽な駄作となるのか?
ちょっとの間付き合ってくれると嬉しいな♪
…でもね、ちゃんと|才能《ギフト》としての効果はあるんだよ。
そう、折れず、勇ましく、強い心を持ち続けていればね♪
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-29 03:00:00
110142文字
会話率:30%
「ハハハ。お前の滑稽な訛りがオレの妃に相応しくないと言っているのだ!」
モンペ・ノルトエイデン辺境伯令嬢は、方言がみっともないという理由でアレクサンダー王太子殿下から婚約を破棄された。しかしそれは求心力を失いつつある王家と心中するのが嫌だっ
たモンペの策だった。ところがアレクサンダーから次の婚約者としてワイオコンロン公爵家のエルドレッドを指名されて困惑する。何故ならワイオコンロン公爵家は王家を脅かす存在だったから。その真意を巡って、モンペとエルドレッドの思考が交錯する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-27 07:31:57
9616文字
会話率:35%
――これが青春なら、僕は望まない。
アオイハルと書いてセイシュンと読む。
春が来ているのはアイツらだけだ。周りを見渡せば極寒の冬のように凍りついている。
それに気づかず、自分たちが特別だと思って舞い上がる。
――ああ、最高に滑稽だ。
「…
…って、言えたらどれだけ気持ちいいだろうか」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-17 21:10:00
6692文字
会話率:29%
恋愛をテーマとしたショートストーリー。
泣き顔のメイクを施し、滑稽な動作で人々を笑わせるピエロ。
本当は、心の中で泣いているのだ…
最終更新:2024-03-01 12:57:16
1206文字
会話率:0%
君の隣に俺は居た。
しかしそれは、俺ではない。
自らを欺瞞し、夢を見る。
げに滑稽で、ふざけた、夢。
いつかこの悪夢から、覚醒できる日を夢見る。
最終更新:2024-02-29 21:36:10
9905文字
会話率:28%
井の中の蛙大海を知らずという言葉がある。
それを表したようにそれは、私を池の鯉と例えた。
だが蛙が大空を知るように、池の鯉にも知るものはあるのだ。
今も昔も根付く深い闇の中。そこに訪れる恋慕の糸一つ。
愚かで滑稽で愛おしいとある恋の物語。
最終更新:2024-02-29 19:00:00
1770文字
会話率:22%
壊れかけた鳥籠、その中に閉じ込められた魂。
その魂の願いは、ただ一つだけだった___………。
資産家・国会議員の一人娘として何不自由なく育つ美岬。
ある傷痕を抱え、母と二人慎ましやかに暮らす和歌。
和歌の従兄であり、ある消えない過去を
抱える廉。
それぞれが抱える闇から生まれた
複雑な思いが織り成す、複雑で滑稽な物語。
破滅へと向かう歯車は、静かに軋み始めて―――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-24 04:27:05
386093文字
会話率:11%
明治時代は政治的な変化と同時に文化的な変化も生じた時代だった。江戸後期には「戯作」という文芸のジャンルがあった。十返舎一九や柳亭種彦という名を聞いたことはあるだろう。内容的には滑稽を主軸としたくだらなさを売りにしたものであり、批判者もいたが
、民衆には比較的人気だったと思われる。そもそも戯作者の多くは批判をされたところで自分たちの文芸が低俗であることなど自覚していたため、あまり関係なかったのである。さて、この戯作というジャンルも、明治の波には逆らえなかった。江戸の文化が消えていくと同時に衰えていった。この話は新しい時代にあって、古風な戯作にあこがれを抱き、明治の波に最後まで抗い続けた男の苦悩の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-19 09:14:48
2992文字
会話率:38%
「なぁー聞いた?」
「あー、あれだろ山田が」
「うわー、マジかよぉ」
「あーあ、っと、やべ……」
とある中学校の教室。数名のクラスメイトが自分を見ていることに気づいた彼はグッと目に力を入れ、睨みを利かせた。するとクラスメイトたちは一様に
目を逸らし、それがどこか虫みたいで滑稽に思えた。
が、そんなものは今、波立つ彼の心を一時的に鎮めたに過ぎない。
――山田のやつが戻ってくる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-12 11:00:00
4828文字
会話率:57%
「滑稽な男の話を聞いてくれるか」
『文芸webサーチ』『幻想検索』にも登録しているHP『tori』のブログと、『カクヨム』で掲載中。
2024.2.7.「バレンタインデー」「世界共通の法律」「恋愛疲弊」「ロマンチック」を公開。
これに
て完結です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-07 13:49:34
2101文字
会話率:30%
人間味のない自分を滑稽だと卑下する少年、羽宮とおかしな幼馴染のカヤの二人は、修学旅行に向かうことになっていた。
しかし、旅先では突然の嵐とバラバラ殺人が。
またもや事件に巻き込まれた二人は、再び日常に戻れるのか。
最終更新:2024-01-21 22:55:30
59361文字
会話率:40%
人間味のない自分を滑稽だと卑下する少年、羽宮と少しおかしな少女、カヤの二人は幼馴染で、歪な恋心を抱きあっていた。
そんなとある日、片田舎のこの町で連続して誘拐が発生する事件が起こる。
そして突如現れる少女、まゆゆんとの出会いを皮切りに
平穏であった羽宮の日常には、ヒビが入りはじめるのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-21 22:33:47
49287文字
会話率:38%
夜中九時、昔ながらの振り子時計が鳴り響く時間に、男は一冊の小説を読み終えた。
気が触れる。と巷で噂されるのも納得の仕上がりの小節だった。
果たしてどれ程の人間が、自分を真っ当だと思い込んでいるのだろうか。
注意事項1
起承転結はありません
。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
嘘ですよ。
というの言葉を聞いた途端、顔面に拳をめり込ませたくなりますよ。被害が飛び火する( '-' )
そう考えると、キャラデザから、性格まで細かく作り上げられているなぁと思います。
あ、ドラマCDの話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-14 21:38:29
874文字
会話率:37%