俺の名前は三沢陸空(みさわりく)。
友人達からはその名前の為に「うみなし」なんて呼ばれている。
俺はリア充でもなく陰キャよりの普通の高校生だ。
そんな俺が異世界に勇者として召喚された?
……のはずもなく、地面が割れて落ち先の異世界では、俺も
知っている同じ学校の有名な先輩がすでに勇者として魔王を倒したところだった。
俺の二つ上の勇者、片桐尚人(かたぎりなおと)さんは、俺の着ていた学校の制服で後輩だとわかったからか、とっても気さくな口調で語りかけてきた。
「ごめんね?俺達の攻撃で世界を切り裂いて繋げちゃったみたいだね。それで、これから俺達は魔王を倒した後の世界の秩序を取り戻すお仕事にかかりきりになるからさ、頼みごとをしてもいいかな?」
それは、勇者パーティにいた戦士の付き人をしろと言う事だった。
「デューンさんたら大事なクラゲの為に国に帰りたいそうなんだ。頼むね。」
俺は勇者が指さした人物を見返した。
そこには、標本が入っていそうな筒状のガラス瓶を抱いた大男が!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-05 22:50:25
37379文字
会話率:30%
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現実世界であらゆる手段で私利私欲を貪り天寿を全うした男、「新道集一 」。
彼が次に意識を覚醒させた時、そこに広がっていたのは上下左右前後不覚の虚無空間だった。
その後顕現したなんだか神々
しい存在は荘厳な雰囲気を纏わせながらその口を開いた。
「ごめん、間違えた。」
少し笑えない事態の中、彼は異世界にて「クラウン・チェーシャル・キャッツ」として転生。新たな人生目標を掲げ、その内にある〝強欲〟を存分に発揮する。
「全スキルコンプリート。」
「魔物を標本、剥製にして収集。」
「あらゆる最高の武器種を収集。」
そんな荒唐無稽を実現する為、彼はあらゆる手段で己が欲望を撒き散らすっ!!
異世界転生ファンタジー開幕!!
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なろう中、スキル数最多を目指します。
ゆっくり少しずつ、けれど確かに確実に、主人公が最強に近付いていく様をお楽しみ下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-05 12:27:24
2461411文字
会話率:49%
「うちのパーティありがちでして」の続編です。
戦士、男×4なありがち冒険者パーティ。
難しい依頼はちょっと厳しく、慣れた依頼はそろそろ後進に譲れとお小言を食らう…そんな彼らも、そろそろ仕事を納めて冬を迎える。
向かうはパーティリーダー、フ
ァンの実家…アスラン王国。
大陸最大最強の国に里帰りする彼らに振りかかる無理難題。
最大の敵…孫の顔が見たい母が仁王立てば、知識だけでは切り抜けられない!?
世界を邪神の目から、標本蔵書を母の手から守るため、今日も考え悩み蘊蓄を垂れ流し、ファンは怒られ居眠りされ突っ込まれつつ前へと進みます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-05 00:26:59
1364419文字
会話率:40%
国内最大の湖であるBeーWa湖。その畔にあるS賀県立博物館「骨の館」は陸の動物をはじめ、海や空の動物たちなど、実に多種多様な生き物たちの骨格標本や剥製を常設展示している。そのため、地元小学校の社会見学の定番になったり、BeーWa湖観光のつ
いでに立ち寄った外国人客が「Oh! Cool!」と叫んだり、はたまた骨マニアの聖地と崇められたりと、それなりの好評を博している。ただし、デートスポットとしてはお勧めできないことは言うまでもない。
そんな「骨の館」には一匹の黒猫がいる。名を「クラゲ」といい、今はオフィスペットとしてここで働く学芸員たちを癒し、訪れる様々な人たちと活発に交流している。だが、ここに至るまで、迎い入れる動物で犬派、猫派と真っ二つに割れての大論争やカラス派の乱入があったものの、なんやかんやでクラゲに落ち着いたのである。
この物語は黒猫クラゲを仲間の一員として迎い入れるまでの苦難を乗り越えた学芸員たちの熱き魂の記録である。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-14 19:00:55
30260文字
会話率:48%
私の婚約者は王子様。今日も様子を見に行く私。
殿下が卵に変身したら、私は見分けられるのか。
【第5回「下野紘・巽悠衣子の小説家になろうラジオ」大賞】応募作品です。
募集テーマのワードから、タイトルに『たまご』を使用しています。
最終更新:2023-12-31 12:05:30
1000文字
会話率:26%
脳汁の恐ろしさがよく分かります。
最終更新:2023-12-07 01:00:15
3178文字
会話率:35%
ぼうっと。
暗い部屋の中で。
最終更新:2023-11-15 14:43:33
1626文字
会話率:22%
意識が戻ると。
視界に広がっているのは、たくさんの標本。
最終更新:2022-09-13 11:23:36
1524文字
会話率:3%
『 一度、死んでもらうぞ 』
──え?
突如現れた神はそう言った。
貴族のおもちゃにされ死にかけていた少年は、神に食べられその命に幕を下ろされる。
そして始まる第二の人生。
転生し、黒神の魔法を得た少年は、神々の使者と名乗る
骨格標本に魔法を習い、最強の平民となった。
鍛練を重ねる毎日が続く中、ある日少年は、最高峰の貴族学園に所属するSランククラスの女子生徒(勇者)と、牢獄行きをかけて決闘するはめになってしまう。
少しずつ明かされていく非常識な神々の世界。
神に近しい強さを持った強大すぎる敵の存在。
神に力を与えられた唯一の人間、勇者。
命と努力を費やして身につけた黒神の魔法を駆使し、最強の平民が今、世界に自らの強さを見せつける!!
※カクヨムでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-01 13:00:22
236080文字
会話率:25%
盗まれた伝説の呪文書”死者の掟”を追って四人の登場人物が手掛かりを求めて旅立つ
産業革命を経た近代国家のそこここに隠れ潜んだ歴史の闇、社会の陰
『サウロンサウルスの標本』の裏で起っていた一連の事件の物語
最終更新:2023-09-04 23:33:49
65489文字
会話率:24%
生きていれば全長25m、新種の恐竜の化石が発見される
その化石は、発見時には見つからなかった特徴があった
最終更新:2023-08-06 01:18:35
10911文字
会話率:26%
見開き
一ページ目
序章
キーワード:
最終更新:2023-08-19 19:47:35
282文字
会話率:0%
ばら積み貨物船「明星丸」の二等航海士・奈良橋茜と、一等機関士・北原茉子。
ドックハウス滞在中のある日、茉子の部屋を訪れた茜は一緒に〈結索標本〉を作ることを提案する。果たしてその真意とは――
(「彼女と私の船ごはん」の続きとして書いています
がこれ単体でも読めます)
◇前の話
「彼女と私の船ごはん」
https://ncode.syosetu.com/n6585ii/
※カクヨムにも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-31 09:12:44
6756文字
会話率:47%
地層から、旧人類の化石が出土した。
我々、プロジェクトチームは、骨格標本の再生に全力を尽くす!
最終更新:2023-03-30 07:00:00
278文字
会話率:0%
突然に博物館に飾られた化石に興味を持つ様になった。
見るだけでは飽き足らず、口腔に収めたいと思った。
それから幾年と月日が過ぎ、完全に有機物への興味が消え失せた。
何、無機物になったら、唾液塗れにして愛するさ。
注意事項1
起承転結はあり
ません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
耽美奇譚です。
異常行動に重きを置きました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-26 21:17:29
1099文字
会話率:42%
小高い丘の上に住む美しい夫人。
夫を蔑む彼女は、常に絶望の淵にいた。
そんなある日、退屈を打ち消す
衝撃的な出来事が舞い込む。
最終更新:2023-03-02 21:00:00
2525文字
会話率:10%
ある大学の産科研究室。
数年おきに不可解な事件が。
最終更新:2023-01-21 20:46:36
651文字
会話率:4%
絶滅種シリーズ第二弾。
姿を消した『元祖』ペンギン。その名を、オオウミガラス。南半球に生息するペンギンに対して、オオウミガラスは北半球に生息していました。絶滅し、標本や絵でしか見られません。
『卵も羽毛も金になる』とか、『捕まえ易い
鳥だ』という話が広がり、大量殺戮。繁殖地が天災により海に沈み、絶滅寸前。プレミアが付いて高価買取。で、絶滅。
博物館で展示されている一羽の母鳥が、見聞きした全てを語ります。<全6話>折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-14 08:00:00
7878文字
会話率:24%
人体模型、骨格標本。
これらを見たことがないという人は、まずいないでしょう。
お医者さんになるわけでもないのに、これらに触れておいておくべきときは、いかなるとき…?
最終更新:2023-01-06 21:00:00
2555文字
会話率:0%
学校の骨格標本は、肋骨の数が変わることがあるらしい。
そう聞いた私は、さっそく理科室で標本相手に数えてみる。
少なくとも授業前後の時間では変わりなし。
じょじょに熱が冷めていく中でも、私はなお標本の調査を続けていたのだけど……。
最終更新:2020-10-12 23:38:22
2739文字
会話率:2%
私の中学校には、動くとウワサの骨格標本がある。
あまりに動き過ぎて破損することもあり、「やんちゃな骨格」とも呼ばれているとか。
ウワサを確かめるべく、理科室の掃除係に立候補してまで、私は取材にかかったところ……。
最終更新:2020-07-17 23:00:00
3952文字
会話率:2%
「うふふ」
部屋の壁一面に飾ってある昆虫の標本を眺めていると、思わず口角が上がる。
アゲハ蝶、カブトムシ、コオロギ、ギンヤンマ、等々――。
昆虫のフォルムというのは、見れば見るほど美しい。
いくら眺めていても飽きないわ。
私はそ
れらの標本の中央にある、一つだけ中身が空のケースに右手を当て、感慨にふける。
――その時だった。
「お嬢様、そろそろ夜会のお時間です」
侍女のアレハンドラに声を掛けられ、すっと現実に戻された。
「ええ、今行くわ」
「……相変わらず、圧巻の光景ですね」
無機質な表情で標本を見つめながら、アレハンドラが呟く。
「うふふ、そうでしょ」
本心ではどう思っているかはさておき、そう言われるのは悪い気はしない。
さて、今日は大事な大事な夜会。
気を引き締めないとね――。
「フェリシア、ただ今をもって、君との婚約を破棄する!」
「……」
宴もたけなわとなった夜会の最中。
私の婚約者であり、侯爵家の次男でもあるカルロス様が、唐突にそう宣言した。
カルロス様には男爵令嬢のマルガリータさんが、庇護欲をそそる憂いを帯びた表情でしなだれかかっている。
会場中の貴族の視線が、一点に集まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-09 21:19:36
2942文字
会話率:48%
忘れ物を取りに学校に戻ったら骨標本が歩いていたと言う噂を聞きつけ主人公たち三人は七つあるとされる怪奇現象を確かめるため夜の学校に忍び込む。ホラー小説。
最終更新:2022-10-26 22:37:36
1752文字
会話率:62%
執着も記憶もない曖昧な世界を波に流される程度の遊泳力しか持たない海月のように
頑張っても流されることがあたり前の“僕”が集めた夢の断片
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最終更新:2022-10-10 14:34:21
6817文字
会話率:2%