青空を見上げ深呼吸を
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最終更新:2025-02-13 08:07:11
217文字
会話率:0%
1つだけ願いを叶えてやる。叶えた先の人生は俺は干渉しない。あくまでもオマエの人生だ。俺の物語に関係ないな。
だが、俺の物語にケチつけるのは許さん。俺のプレイングミスにとやかく言われる筋合いもねぇ!対価払ってるんだ。いちいち指示するのも、コメ
ント欄で喧嘩するのもお門違いなんだよ。ネタバレしたらblockするからな?せっかく楽しみに待ってた新作なんだ。
え?このキャラ叡智すぎない?えっ、ちょ、チョマテモ!はぁ!?待って待って待って!空気を吸わせて?…違う違う!そういう意味じゃないから!深呼吸したいだけだから!どこ吸いたいとかじゃないのよ!…そりゃ、まぁ、その…脇とか?何言わせんねん!ちょいちょいちょい、皆んな駄目ですよ〜、すぐ山だの谷だの話になるんですから。でもまぁ、このキャラめちゃくちゃ癖っすね。捗る捗る。あー、でもそのキャラとの絡み見てみたいわ〜。でもこの続きはまた次回ってわけで。
「おい、オマエ。ここまで視聴したってことは、中身の無い会話しかしてないと思ってたりしてないか?残念ながらそれは違う。俺が【What】をみて【Why】そう思ったか想像できるか?できないなら巻き戻して読め。想像できたなら本当に【That】なのか?情報に踊らされてないか?ひとりなのか、複数なのか?男なのか女なのか?人間なのか人外なのか?性癖はいっぱいあるよなぁ?…まさかオマエ、【My】に置き換えてないか?その時点でオマエは俺じゃないから!オマエの性癖は理解するが俺の性癖ではない。【Answer】じゃないから」
気に食わない?ならどっちが正しいか【裁判】しようぜ!公平に。ちなみに俺が【Original】で【Respect】してるだけだから絶対に【神様】の勝ち。悔しいか?でもこれが絶対で無敵。【賛否】と【矛盾】は必然になる。
いいぜ!なんでも1つだけ願いを叶えてやる。可哀想な【人間】は【神様】に導かれるべきなんだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-11 00:00:00
110597文字
会話率:66%
人数合わせで勇者として召喚された主人公、黒田虎徹が、結局勇者になれず、その世界でなんやかんやしながら生きていく話。
バトル多め。
文字数はかなりばらつきがあります。(基本5000文字)
後から文を付け足すこともあります。(なるべく
避けます。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-15 22:22:23
2176541文字
会話率:45%
■あらすじ■
このサイトはコンビニに行くノリで
小説家になれるらしい。
だからとりあえずなってみることにした。
華々しいデビューだ。やかましいデビューだ。
騒々しい。碇ゲンドウもきっと帰れと言うはずだ。
では今からあらすじを説明する。
正
座して深呼吸をしてヘッドホンで
LOVE PHANTOMは聞かずに私をまっすぐ見て
心を整えて般若心経をはんにゃの金田と唱えて
心してあらすじを聞いてほしい。
男が事故を度々目撃する話です
■登場人物■
山田幸三郎 (40)
親戚からの渾名は、「ジジイ」「おっさん」「枕が臭い」。
好きな物はアイドルのさなえちゃん(登場しない)と馬刺し
まあ特に物語には関係しない。祖父の墓場の前で「退屈だ、」と嘆いたら、目の前でたくさんの事故が起こるようになった。そこら辺を書くかは作者の気分による。
山田たくみ(27)
二人暮らしの息子。土木業者。不良気味。友達いない。イケメンだと期待されてもそこはアニメ化するときかドラマ化するときのあちら側の技量。アニメ化がいい、オープニングはB’zがいい。誰が深夜の5分間アニメだ。二時間映画だってやってやる。cvは宮野真守がいい。粉バナナ。
後はゲストキャラなんで気にしなくていいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-08 20:03:33
4085文字
会話率:0%
大きく深呼吸、嫌なことあっても忘れさせてくれる
キーワード:
最終更新:2024-12-18 16:52:04
307文字
会話率:0%
キミのこと、雨の降る日に、深呼吸をしてみる
最終更新:2022-06-06 08:25:48
244文字
会話率:0%
深呼吸する、流れ星、夢とは、思いはたくさんあること
最終更新:2020-08-23 13:25:40
365文字
会話率:0%
【プロローグ】
夜明け前、赤い月が空に浮かび、不吉な風が遺跡の周りを吹き荒れていた。アリア・グレイ、リオ・ファルコ、リリー・ベルの三人は、魔王の封印がある古代の遺跡の前に立っていた。彼らの手には、これまでの冒険で集めた封印を解くための遺物
が揃っていた。
「ついに、ここまで来たわね。」
アリアは深呼吸をしながら言った。彼女の目には決意の光が宿っていた。
リオは剣を握りしめ、
「ここで諦めるわけにはいかない。全てを終わらせるために。」
と決意を固めた。
リリーは微笑みながら、
「私たちならきっと大丈夫。どんな試練も乗り越えられるわ。」
と励ました。
彼らの周りには、封印を守るために配置された古代の罠や護符があった。緊張感が漂う中、アリアたちは慎重に進み、遺物を使って封印を解くための儀式を始めた。古代の魔法の光が放たれ、封印が徐々に崩れていく。遺跡の壁が揺れ、地面が震え、そして、ついに魔王が姿を現した。
「お前たちが私を目覚めさせたのか…」
魔王の声は低く、恐ろしい響きを持っていた。その目には無限の怒りと悲しみが宿っていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-14 20:59:19
1725文字
会話率:33%
日曜日。家に1人でいる。
最終更新:2024-12-02 10:23:13
1674文字
会話率:28%
足元に蕾が落ちてきた。
最終更新:2024-06-13 14:10:11
823文字
会話率:17%
喚き散らし怒鳴り散らし。
目の前で。
最終更新:2023-05-29 19:06:05
1403文字
会話率:22%
The Swords of Doom末世神剣
僕は暗いホールの奥にある時計に目をやった。世界の終わりまであと12分7秒。
窓の外には、摩天楼とネオンに彩られたニューヨークの12月の空のはずの夜空に、巨大な爪で引き裂かれたような大きな穴が
開いていた。その穴の中に巨大な惑星が現れた・・・・・・。銀色の蛇のような稲妻が、周囲の不気味な厚い雲を乱暴にいじくっている・・・・・・。まるで世界の終わりの秒読みをするかのように、風が叫び、低い轟音とともに大地が揺れた。
僕は深呼吸をして集中しようとした。
窓の外では風が吹き荒れていた。夜空の4分の3を占める巨大な穴の縁で、稲妻が暗い雲を裂いた。洞窟の中心には、地球とほぼ同じ大きさの惑星が横たわっている。
僕は深呼吸をして集中しようとした。潜在意識の奥底に埋もれていた秘密の言葉が徐々に浮かび上がってくる。
大陸を破壊するほどの強力なエネルギーが私の体内を駆け巡り、まっすぐ上空の洞窟へと飛び込んでいった。
あと11分。
銀蛇のような稲妻が窓の外の暗い空を切り裂く。ビルの下には、どんどん人が集まってくる。警察の特殊部隊がビルのすべての出入り口を取り囲み、施錠された列の外には世界中から集まった報道陣のバンがビルを埋め尽くしている。
僕はいつも黙示録的予言には無関心だった。
心配するのはくだらないことだと思ってきた。時々、友人と議論しているときに、「世界の終わりが本当に来たとしても、どうせみんな一緒に死ぬんだから、何を心配する必要があるんだ」と言うことさえある。
しかし......。
世界の終わりが近づくにつれ、僕は気づいた。
僕は、世界の残り10分を冷静に迎えることができないのだ・・・・・・。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-09 17:00:00
5992文字
会話率:2%
忙しなくバタバタと走る足音。
誰かが手元の紙をめくる音。
遠くでは指示を飛ばしている声。
何となく空気が熱いような、浮き足立ったこの感覚。
少しでも気を抜いたら、ここ数日の睡眠不足と筋肉痛と疲労感がドッと押し寄せてきそうで、きゅっと唇を結
んで気合いを入れ直す。
「本番1分前ー!」
一度大きく深呼吸して、自分の中に満ちる光を感じる。
ゆっくりと力を解放すると、それらは見えない電波のように伸びていって、四方八方へと拡散していった。
遠くまで届け、と念じながら前へと向き直る。
「本番5秒前! 4、3…」
――届け……!
聖女を必要としないはずの平和な世に、なぜか喚び出された聖女様は元・テレビマン。
おおらかな王室一家と過ごすうちに備わった能力が判明して……?
律儀だけど毒舌な第二王子に叱咤(?)されながら、国営放送の開局を目指して奮闘します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-16 18:00:00
8229文字
会話率:48%
「はあぁぁぁぁぁぁい、いらっしゃ……い。お好きな席にどうぞー……」
夜、とあるラーメン屋。店の中に入ってきた客を見た瞬間、店主は思わず口ごもった。
「店長、今入ってきた人、なんか変な感じですね……」
「いいんだよ、気にしなくて。ほら
、早く水を出してこい」
店長とバイト店員が奇妙に思ったその理由。どこか着慣れてなさそうなスーツを着た坊主頭のその男は、店に入るなり鼻の穴を大きく広げ、深呼吸したのだ。
そして、男は厨房を覗き込むように首を伸ばし、カウンター席に座った。店員が男の前に水の入ったグラスを置くと、男は目を丸くし、がっつくように飲み、まるで酒を飲んだかのようにぷはーっと大きく息を吐いた。
「ご注文お決まりになりましたら、いつでもどうぞー」
店員が男にそう言った。
「あ、えっと、とんこつラーメンを一つ、あ、麺大盛で、チャーシューも大盛で、えっと次はなんだっけ……なんか……何言ってたっけ……ああ、麺は一番硬いやつで、ああ! トッピングは全部乗せで!」
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-09-12 11:00:00
3034文字
会話率:80%
とある中学校。その少年は始業チャイムが鳴る少し前。教室の後ろのドアの前で立ち止まり、深呼吸した。そしてドアを開けると
「お、宮田ぁ! 日本中学生、エベレスト登頂初の成功者おめでとおおおぉぉぉう!」
と、第一声を上げた教師の後ろの黒板
には飾りと、その旨の言葉が書かれていた。
「おめでとーう!」
「すごいよ宮田くん!」
「おめでとなぁ!」
「いやー、みんな、どうもどうも」
称賛と祝辞の嵐の中、肩を背中を叩かれ、へらへらしながら自分の席に向かう宮田少年。
鞄を下ろすとふぅと一息ついた。集まる視線にぶるっと身を震わせ、恍惚な表情。
「いやー、ほんと宮田はすごいなぁ」
「ふふっ、ありがとうございます、先生、いや、ビッグティーチャー」
「おいおい、アメリカかぶれかよ宮田」
「やっぱ、エベレスト登ると違うよなぁ」
「いや、エベレストはネパールあたりでしょ」
「とにかくすごい! 宮田はすごい!」
まるで英雄の帰還に沸く教室。と、ここで「でもぉ……」と教師は腕を組んだ。
宮田少年は胸を張り言った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-07 11:00:00
2781文字
会話率:92%
目を開けると、私は暗い部屋、タイル張りの床に横たわっていました……。
体の自由が利かず、動かせるのは眼だけ。そして、その部屋には手術台のようなものがあり、その向こう側に男が一人、こちらに背を向けて立っていました。
男は私の視線に気づい
たのか振り返り、そして足音を響かせ私に近づき、見下ろしながらこう言ったのです……。
『お前の肉を――キロ頂く、と』
男は私を抱え上げ、台の上に乗せました。そして……そして、わ、私の指をノコギリで切り始めたのです! まるでトマトのように血が、血が、噴き出して……。それから、さらに、さらに……。
「大丈夫。落ち着いて、そう、深呼吸を」
「はい……すみません」
「もう少し、ベッドを倒しましょうか。疲れたでしょう」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-18 11:00:00
1745文字
会話率:54%
さあ、あなた。静かな夜の灯りの下で、不思議な物語の世界へと旅立つ準備はできていますか? 今宵、私たちは怪談の世界へと足を踏み入れます。その世界では、幽玄な月の光が現実と幻想の境を優しくなぞり、蛍の光が人と妖の出会いを照らし出すのです。
耳を
澄ませてごらんなさい。聞こえますか? 風鈴のかすかな音色が、あなたの心に忍び寄る物語の始まりを告げています。この物語は、単なる怖い話ではありません。それは、あなたの魂の奥底に眠る、名付けられぬ感情を呼び覚ます旅なのです。
私たちが訪れるのは、日本の古き良き時代。そこでは、仏教の教えが人々の日々の暮らしに溶け込み、神道の精神が自然と人間を結びつけています。しかし、あなたが見るのは、ただの昔の日本ではありません。西洋の目を通して見た、神秘的で魅惑的な東洋の姿なのです。
この世界では、幽霊たちは恐ろしい存在ではありません。彼らもまた、あなたと同じように、愛し、苦しみ、後悔する魂なのです。彼らの物語に耳を傾けるうち、あなたは自分自身の中に、彼らと共鳴する何かを見出すかもしれません。
言葉の一つ一つが、まるで繊細な絵筆のように、あなたの心に鮮やかな情景を描き出します。その美しさに息を呑むこともあれば、切なさに胸が締め付けられることもあるでしょう。それもこれも、人間の心の奥底にある普遍的な真実に触れるからなのです。
物語は、現実から幻想へと、まるで夢心地のように滑らかに移ろいます。気がつけば、あなたはすでに現実と幻想の境界線を越えているのです。そして物語の終わりに、あなたは何かが変わったような、そんな不思議な感覚に包まれることでしょう。
さあ、目を閉じて、深呼吸をしてください。準備はよろしいですか? それでは、怪談の世界へ。愛と死、記憶と時間、そして人間の魂の真髄を探る旅が、今、始まります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-25 22:45:46
35610文字
会話率:22%
赤い瞳が揺れる。
いつになったらこの茶番は終わるのかと。
貴方のために、愛されるために、努力したのに。その結果がこれか、と鼻で笑う。
「元第一王子妃、ローズを処刑する。」
後ろ手を鎖で繋がれピタリと首に刃をあてがわれる。
「っはは、あははは
っ!!」
狂ったように笑う。心の底から笑ったのは何年ぶりだろうか。
青い瞳の獣人が驚いたように目を見開く。
黒の瞳の男は凛としてこちらを見ている。
民衆は殺せ殺せと喚いている。
雑音の中その声は私の耳元ではっきりと聞こえた。
深紅の瞳の悪魔が囁く。
『次はもっと上手くやってね。』と。
深呼吸をし、答える。
「もちろん。だって私は‥」
『悪役』令嬢ですもの。
鮮血が舞う。舞台が赤に染まっていく。
そう、これからが彼女の舞台なのだ。
物語は常にハッピーエンドで終わる。まぁ誰だって物語を読むときくらいは幸せな気持ちになりたいだろう。しかし、そんな物語に必要な役が悪役というものだ。
これがいないと物語はハッピーエンドへと話が進まない。悪役こそが唯一幸せを運ぶ者なのだ。だから、私は決めた。
真実を知り、決意したのだ。
魔力で溢れた世界のこの美しい物語の悪役。
そう。私は完璧な悪役になると。
後に誰かが言う。
「あの子は僕の可愛い愛し子さ。悪役なんてあの子には似合わないけどね、僕は彼女のためならなんだってするよ。」
と深紅の瞳の少年。
「あの人はなんと言うか、手のつけようがございません。」
と死んだ目で言うメイド。
「アイツを怒らせたく、ない。」
と耳を倒してばつが悪そうに言う獣人。
「さすがはローズだ。」
と嬉しそうに語る銀髪の男。
「‥加減を知らない人だ。」
と黒い瞳を細め楽しそうに笑う男。
これは愛されることを知らない、死に戻り『悪役』令嬢が作り上げる物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-15 16:51:44
50437文字
会話率:42%
婚約前提の初顔合わせだというのに、涙をこらえ、物凄い形相で睨みつけてくる公爵令嬢イザベラ。
そこまで不本意なら、断ってくれた方がいいんだけど……思わず失言した伯爵家の三男ギルは、勢いよくビンタされてしまう。
しかも婚約者になるギルには笑顔の
ひとつも見せないくせに、他の男の前では頬を染め、恥ずかしそうに微笑むってどういうこと!?
そしてある日、平民の少女を空き部屋に連行するイザベラを目撃し、助けに飛び込むと――。
そこには、ほつれたギルのシャツに顔を埋め、ご満悦で深呼吸をする公爵令嬢……イザベラの姿があった。
「で? どういう事だか、頭の悪い俺にも分かるように説明してもらいましょうか」
片思いをこじらせた公爵令嬢イザベラが、勘違いを撒き散らし、暴走しながら婚約に向けてひた走るハッピーエンドです。
穏やかに読める、優しい世界を目指します。サクサク楽しく進みますのでお気軽にご覧ください。
***
こちらは【連載版】です!
短編は日間総合1位をいただきました。
読んでくださった方、ありがとうございます!
※短編完結予定だったのですが、イザベラを書くのがとても楽しかった為、連載化しました。第1話は短編と重複箇所が多いですが、所々加筆しておりますので、是非違いを楽しんで頂けますと幸いです。
※ブクマや評価、とても励みになっております!
そして感想も!すごく嬉しいです!大事に拝読し少しづつお返事しますので、お待たせして恐縮ですが、よろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-05 21:04:44
109226文字
会話率:36%
『大嫌いなくせに、なんで俺のシャツに顔を埋めて深呼吸してるんですかぁぁッ?』
婚約前提の初顔合わせだというのに、涙をこらえ、物凄い形相で睨みつけてくる公爵令嬢イザベラ。
そこまで不本意なら、断ってくれた方がいいんだけど……思わず失言した伯
爵家の三男ギルは、勢いよくビンタされてしまう。
しかも婚約者になるギルには笑顔のひとつも見せないくせに、他の男の前では頬を染め、恥ずかしそうに微笑むってどういうこと!?
そしてある日、平民の少女を虐げていたのか、空き部屋にムリヤリ連行するイザベラを目撃し、助けに飛び込むと――。
そこには、ほつれたギルのシャツに顔を埋め、ご満悦で深呼吸をする公爵令嬢……イザベラの姿があった。
片思いをこじらせた悪役令嬢もとい、悪役(顔)令嬢イザベラが、勘違いを撒き散らしながら暴走しつつ、恋を成就させる、ほのぼの系ハッピーエンドです。
サクサク読めますのでお気軽にご覧ください。
※カクヨムにも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-06 19:24:19
7526文字
会話率:28%
「でね、昨日観た『馬シャーク』っていう映画が、超傑作だったの! だって上半身が鮫で、下半身が馬の化け物なんだよ!? そんなの最強に決まってるじゃん!」
「何だその小2男子が考えたみたいな設定は」
とある放課後。
俺は今日も幼馴染の乃愛
(のあ)と二人で、家路を歩いていた。
乃愛はB級映画が大好きで、自分が観た映画をこうやってよく俺に話してくる。
その様がまるで気ままに甘えてくる猫のようで、何とも微笑ましい。
「絶対面白いからさ、今度岳(がく)も一緒に観ようよ!」
「ああ、いいよ。――ところで乃愛、今週の土曜日は、お前の誕生日だよな?」
「――!」
俺は心の中だけで一つ深呼吸してから、切り出した。
「あ、ああ~、そういえばそうだっけ? アハハ、すっかり忘れてたな」
乃愛はポニーテールの髪をプラプラと揺らしながら、頭を掻く。
まったく、こいつは。
――まあいい。
「――乃愛、お前に大事な話があるんだ」
「……!」
俺は真剣な顔で、乃愛に向き合う。
――俺は子どもの頃からずっと、乃愛のことが好きだった。
しかしなかなか勇気が持てず、告白できないままこの歳まで来てしまった。
――だが、今年の乃愛の16歳の誕生日だけは、どうしても彼氏としてお祝いしたい!
そのためには、今この時、告白するしかない――!
さあ、今こそ一生分の勇気を振り絞る時だ、俺ッ!
「――乃愛、実は俺は、前からお前のことが――」
「ちょっ!? ストップ!!」
「……え?」
の、乃愛?
「あっ、そういえば私、用事あるんだった! 悪いけど先帰るね! またね、岳!」
「えっ!? お、おい、乃愛!?」
乃愛は目にも止まらぬ速さで、ピューッと走り去ってしまったのであった。
……えぇ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-26 21:01:37
3082文字
会話率:42%
勘違いだらけの若手営業パーソンが、いつもの軽いノリで訪れた客先で起こす思わぬアクシデント。訪問前の心構え、その大切さを身をもって知る小さな出来事。それは私達も人前でやってしまうかも知れない、ドキッとする日常に潜む失態でもあります。
最終更新:2024-07-19 11:18:01
1804文字
会話率:4%
僕(ケンジ)は平凡なサラリーマンだった。だが、ある朝目が覚めると見知らぬ場所にいた...
(おかしい...昨日は普通に仕事後アパートで寝たはずだ...)
「え??、ここは…どこ...?」僕は呆然としながら、周囲を見回した。見覚えのない風景
に、彼の心臓は早鐘のように打ち始めた。
「なんだ、ここは??」(こんなでかい木があっていいのか?)
ポケットからスマートフォンを取り出したが、画面は真っ黒で反応しない。何度もボタンを押してみたが、無駄だった。
「とりあえず早く帰らないと…」自分に言い聞かせ、まずは落ち着くことを心がけた。
深呼吸をし、頭をクリアにしようと努めた。
- ケンジは、未知の森での生活が今、始まろうとしていた -折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-27 08:11:16
300文字
会話率:0%
群れを作る生き物
追い詰められる魚
破滅と再生
最終更新:2024-04-25 01:09:54
504文字
会話率:31%
〈冒頭〉
口火を切る。
右手を振って、ステップ、ステップ。
左手を振って、ステップ、ステップ。
一周回って、深呼吸。
これが俺のルーチンワークだ。
しかし、それももう終わる。
なぜなら、退職願を提出したからだ。
最終更新:2024-01-12 16:19:35
2584文字
会話率:0%
走り書きのメモ、レシート裏の傑作絵画、瓶の底の味のするうち、指で舐めとり私のもの。
最終更新:2024-01-06 07:32:53
563文字
会話率:0%
それは燦々と光の差し込む温室庭園で。
きっと、貴方はこう言うはずだ。
『僕は君と結婚できない。君はとても優秀過ぎて、追い付けない僕ではきっと足手まといになる。婚約を解消しよう』
「僕は君と結婚できない。君はとても優秀過ぎて、追い
付けない僕ではきっと足手まといになる。婚約を解消しよう」
一言一句違わない台詞。
『済まない。こんな僕など忘れて、もっと優れた人と縁を結んでおくれ』
「済まない。こんな僕など忘れて、もっと優れた人と縁を結んでおくれ」
これも一緒なのね。
幼い時に王命で婚約者となった第二王子は、切なそうな顔で自分を貶めるようにして、私の返事を聞かぬまま温室から去っていく。
彼は婚約者を捨て、市井の女性を選んだのだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-05 19:01:21
9182文字
会話率:24%