私はリグレッタ。死神と恐れられた一族の末裔で、最後の生き残り。
物心ついたころからずっと、深い森の中で静かに暮らしてる。
森の外に出たいなんて、考えたことも無い。
お父さんとお母さんが言ってたけど、森の外に出たら、私達は生きていけないんだっ
て。
沢山の人たちを怒らせてしまうから、出ちゃいけないんだ。
まぁ、私は別に、今のままで良いんだけどね。
そんなある日、私はあの子と出会ったんだ。
獣人の女の子。ハナ。
怪我してて辛そうで、本当はやめた方が良いはずなんだけど、私は彼女を助けてあげた。
そしたらさ、ハナちゃんが私に言うんだよ。
お母さんみたいだねって。
それがもう可愛いのっ!
尻尾を振って、頬を染めて。
嬉しそうに笑う顔がもう、可愛いのっ!
いいや、ダメダメ。
思いっきり頭を撫でてあげたいんだけど、私はハナちゃんに触れちゃいけない。
触れちゃったら、うっかり魂を解放しちゃうかもしれないからね。
私は死神なんだ。
だから、人に触れちゃいけない。
でも、ちょっとだけでも、撫でたいんだけどなぁ。
「カクヨム」にて同時連載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-27 22:02:51
308250文字
会話率:37%
現代社会における、最強の力。
それは【魅力】である。
魅力があれば、簡単に他人の注目を集めることが出来る。
魅力があれば、簡単に自分の関わったコンテンツをバズらせる事が出来る。
魅力があれば、簡単に優秀な人材を自分の陣営に引き込
むことが出来る。
想像してみてください。
あなたにもし、イエズス・キリストやブッダに匹敵するような超絶のカリスマ性と魅力があったら?
あなたにもし、芸能界の頂点に君臨して人気の絶頂を極められるような伝説のアイドル級の魅力があったら?
これは。異世界で極振りした魅力値を現実世界に持ち込み、世界を自分色に変容させていく男の物語。
極振りした魅力で、絶望の現実世界《リアル》を自分色に染めていけ。
異世界で獲得したチートなステーテスで
現実世界の序列をひっくり返す。
スクールカースト最上位のリア充に蹂躙され、
人生を奪われた童貞無職ニートの復讐劇がはじまる。
■■■■■■■
異世界で得た異能で現実を改変!
リアルでスーパー大金持ちに。
世界中のセレブ美女に言い寄られる。
大人の知能と異世界で獲得したチートな異能を保有したまま、小学生時代にタイムリープ。
自分の人生をめちゃくちゃにしたいじめっ子にリベンジを果たし、
ダメニートの黒歴史を修正!人生をスクラップ&ビルドして現在の境遇を根本から改変!
極振りした魅力で日本の格差社会を登りつめろ!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-20 08:32:00
1862472文字
会話率:18%
『カンザキ・レイジ』は見知らぬ街の中に倒れていた。その場に似つかわしくない迷彩服と銃を持って。
自分がレイジであることと、どこかの兵士であること、スナイパーであること以外の記憶はなく、聞こえてくる言葉も分からない。
そんな中で出会っ
た狐耳の少女、『リディ・ル=ヴェリエ』は民兵に追われていた。
彼女の言葉も分からず、どうして追われているのか、なぜ街が戦場になっているのか何一つわからない。そして何より、レイジには戦う理由もまだない。
それでも頭に響く「守ることこそ我らが誇り」という名誉が、己を縛る呪いかわからない言葉に身を預け、リディのためにその手の銃を撃つ。
無数の亡骸を積み上げ、その手を血に染めて、リディを守るというエゴのためにトリガーを弾きながら街の中を駆け回るレイジを、漆黒のスナイパー『ツェーザル・マルシャルク』は静かに待ち構えていた。
不可視の長距離をスコープで切り取り、寸分の狂いもない神の一撃を放ち合う緊迫の戦場へ、2人のスナイパーは潜む。物言わぬスナイパーライフルと、観測手と共に。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 21:28:59
90220文字
会話率:30%
不運な高校生、百歳 望は毎日幸運な高校生、白兎 三葉に告白されていた。しかし、彼はそれを断り続けた。彼は彼女が嫌いだったから。そんなある日、クラスメイト全員がクラスメイトである誰か…"彼"に殺される。そして目が覚めると、
百歳 望は異世界に居た。ねぇ、俺不運なんだよ?疫病とかここ大丈夫?あれ、ダメそうだな………終わったか?ーーそんな彼らが元の世界に帰るまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 07:00:00
260645文字
会話率:21%
そのとき、何をしようとするかの理由は、そのもの以外に分からないものかもしれません。
最終更新:2024-05-01 21:00:00
3987文字
会話率:7%
それは江戸時代の終わりごろ。
ある武士の子供が奇病を患う。身体の肉がこけ、自重すら支えられないほどに、骨がもろくなってしまう病。まともに歩くことさえできない。
健康だった時、外を出歩いた彼にはつらい症状。
何より、彼は夜空の星を見たがって
いた……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-28 19:58:07
3957文字
会話率:13%
戦を前にした某領内で、忍びの募集が行われた。
前科、借財を帳消しにするという文面に引かれて、少し後ろ暗いことに手を染めていた彼は、応募を行う。
通知された集合場所。そこで待っていた指導役が、戦までの鍛錬を受け持つことになったのだが……。
最終更新:2018-11-28 21:15:26
3987文字
会話率:12%
腰より少し高い丸くて白いテーブルを挟んで、ボサっとした黒髪に黒メガネをかけている男性が、暗い茶髪に染めている20代前半の男性に答えた。
「魔法世界のゲーム?
どうかな?
やったことないし、俺の知らない知識だし。」
「何言ってるんですか、
シキさん。
小説とかゲームとか、漫画とかエンターテイメントでも魔法世界は溢れてますよ?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-24 13:49:08
3727文字
会話率:36%
カーシル侯爵家令嬢イザベルは、大切な青い薔薇のドレスを黒に近い濃紺に染めて婚約者の家の紋章である黒い薔薇に仕立てた。それは婚約者のモンニェス公爵カムデンも承知していたはずだったが、舞踏会でカムデンは「喪服を着てくるなんて」と騒ぎ立てる。
罠
に陥れられたとイザベルは心が折れそうになるが、そこに現れたのは毒舌貴族、王甥殿下であるイオン・アルワーズ大公だった。彼の『出し物』によって舞踏会は阿鼻叫喚の地獄絵図と化す。とりあえずイザベルはそれを観客として一部始終目撃した。
※この作品は他小説投稿サイトにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-18 16:13:08
9811文字
会話率:41%
―――世界は、いくつも存在している。
『右上方に新たな歪み!!リース!』
「分かってる!」
敵の攻撃を搔かい潜り、機体に斬撃を浴びながらもT.O.D.L.Fの首を斬り落とす。
「はぁぁぁッ!!」
―――魔法が存在する世界、異能力が
存在する世界、機動兵器が存在する世界…
「兄…さん?どう…して…?」
リュージは強く抱きしめ、背中を鮮血色に染めていく。
「…ヒメカは俺が守るって…約束…したもんな…」
ーーー…どの世界も残酷だ。
「私は…!」
「ははははッ!散々殺してきといて、最後は良心の呵責かしゃくに苛さいなまれるかァッ!」
敵機はこちらの攻撃を尽ことごとく躱かわすと、急接近して首を掴み、壁に叩き付けた。
「きゃぁッ!!」
「ヒヒッ!」
すぐ目の前に、銃口が突き付けられる。
「お前はもう用済みだァ!ユーリア・アシスティィッ!」
―――どんな微かな希望でさえも、最後は絶望へと変わり、打ち砕かれる…
「あ…あぁ…」
血が止まらない。
「そんな…何で…!」
支えているアメリアの体から血が溢れ出し、大きな血溜まりを作っていく。
「…そんな…顔…しない…で…?」
微笑みを向ける彼女の手が、ユウキの頬に触れる。
「…助け…れて…良かった…」
「い、今絶対に助けますから…―――ッ!!」
―――自分のせいで、かけがえのない人を死なせてしまう…
「…ね…え…」
―――また、目の前から消えてしまう…
俺は、本当に無力だ…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-03 20:00:00
99265文字
会話率:43%
夏休みを控えた高校一年生の沙雪。
白銀の世界で夏祭りや花火大会を楽しみにするカップルのカップルによるカップルのための装飾で彩られていく世間の、恋のキューピッドなんてものがいるのなら本当に幻覚で見えてきそうな雰囲気に大きなため息を白く染
めてつく。
そんなハートマークで溢れているなんとも愛くるしい日を、今日も何の色恋沙汰も無いまま、愛もへったくれもないゾンビのように一歩一歩白い道を踏みしめて学校へ登校する。
そこへ現れた、今では半分疎遠な幼馴染の結衣。
しかし、いつも明るかったはずの結衣の様子がどうやらおかしい……?
学校をサボってまでついて来て欲しい所があるというから、行ってみればそこは沙雪の家。
鍵を持っていないはずの幼馴染に、部屋の中にまで無理やり連れ込まれてしまった彼は男としての覚悟を決めるべく寒さでかじかむこぶしを強く握る。
「覚悟? は? 何言ってんの?」
――突如、よく知っているはずの部屋に”見知らぬ半透明の扉”が出現し、彼は理由もわからず幼馴染に連れられて何千年もの間世界に秘密にされてきた向こう側の世界へ足を踏み入れることとなった。
その世界は沙雪の暮らしていた世界の反対側で、あたり前のように空をドラゴンが飛ぶ、広大な白銀の大地が広がる魔法の世界だった……
やがて二つの世界をまたがる白き秘密を知った沙雪は、青い夏を取り戻すために奮闘していくこととなる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-14 01:00:00
29113文字
会話率:41%
本作は完結済みの拙作のリメイク版です。のんびりと順次書き直していきます。良かったらお付き合いください。
——————————
男女比1:20の世界に転移する須田 慎一。
なんだかんだで、貞操観念逆転世界にも慣れてきたころ、彼は強制的に生徒
会に入れられる。
——ウザ可愛いちびっ子ロリ先輩会長
——SM趣味を隠し待つ会計
——ストーカー気質の書記
——スマホをハッキングしてくる広報
そこは頭のネジがぶっとんでいる女子の巣窟であった。
唯一の常識人を自認する慎一も実はちょっとヤバいやつなのは内緒の話。
笑いあり、友情あり、恋愛ありの学園ラブコメディ。
基本的にほのぼのしており、おバカな日常をお送りします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-10 00:08:46
62798文字
会話率:23%
男女比1:20の世界に転移する須田 慎一。
なんだかんだで、貞操観念逆転世界にも慣れてきたころ、彼は強制的に生徒会に入れられる。
ーーウザ可愛いちびっ子ロリ先輩会長
ーーSM趣味を隠し待つ会計
ーーストーカー気質の書記
ーースマホをハッキ
ングしてくる広報
そこは頭のネジがぶっとんでいる女子の巣窟であった。
唯一の常識人を自認する慎一も実はちょっとヤバいやつなのは内緒の話。
笑いあり、友情あり、恋愛ありの学園ラブコメディ。
基本的にほのぼのしており、おバカな日常をお送りします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-24 00:10:58
229265文字
会話率:27%
多大なキルペナにより、1年間ログインできなくなるというふざけた仕打ちを受けた工藤 日向。やっと1年間の刑期を終えてゲームに復帰するも、レベルやステータスの何もかもが初期状態にリセットされていて……? 新しく仲間になった少女たちと一緒に、手当
たり次第自由気ままに過ごす日々。偶にはグレーなことにも手を染めて……? 過去大物だった系、そしていつか返り咲く系の主人公の、行くべき明日はどっちなのか。
そんな感じのお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-07 20:48:57
189397文字
会話率:47%
空き巣と育児放棄された子ども、ハラペコ悪魔と心の交流!
元料理人の大戸は前科者。出所後、仕事もうまくいかず再び空き巣に手を染めていた。そこに現れた悪魔。大戸を喰らうため現れた悪魔だったが、彼の中の小さな良心=(悪魔にとって臭みのようなもの
)を取り除くため、新たな罪を犯すように唆す。
悪魔にそそのかされて入った空き巣先は、育児放棄された子どもたちが二人。ハラペコの子どもたち・ハラペコの悪魔・元料理人の主人公、彼らが巻き起こすハートフルで現代ファンタジーの物語。社会問題に少し切れ込んでるようなそうでないような。感動のお話(もち、フィクション)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-04 18:34:07
5611文字
会話率:56%
中学生の時、俺は襲われていた少女を助けた。不良の男子生徒四人を相手にボコボコにされながらもなんとか追い払った。なのに……なのになぜか俺は少女を襲ったという濡れ衣を着せられてしまった。
結局何とか形として誤解は晴れたけど、学校という社会
では俺の誤解が完全に晴れることはなく、なぜか俺がやったみたいな空気が流れていて、誰も俺に関わろうとしなかった。むしろ避けられた。
だから自分のことを知らないであろう高校にわざわざ進学した。
赤かった髪も真っ黒に染めて、髪も伸ばしに伸ばして。もう誰も俺だってことが分からないくらいに。
でも、どうして――
「私のこと、覚えてますか……?」
どうして君が、この学校にいるんだ。
そして、時間が経つごとに少女の積極性は増してきて……。
「私、時雨君を笑顔にしたいんです」
不器用で未熟な二人が過ごす輝かしい青春の物語。ここに開幕――
※四年前の作品のリメイク版になっています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-31 18:57:15
61065文字
会話率:43%
中学生の時、俺は強姦されそうになっている少女を助けた。不良の男子生徒四人を相手にボコボコにされながらもなんとか追い払った。なのに……なのになぜか俺は少女を強姦しようとしたという濡れ衣を着せられてしまった。
結局何とか形としては誤解は晴れ
たけど、学校という社会では俺の誤解が完全に晴れることはなく、なぜか俺がやったみたいな空気が流れていて、誰も俺に関わろうとしなかった。むしろ避けられた。
だから自分のことを知らないであろう高校にわざわざ進学した。
赤かった髪も真っ黒に染めて、髪も伸ばしに伸ばして印象を変えた。
もう誰も俺だってことが分からないくらいに。
でも、なんであの時助けた少女がこの学校にいるんだよ……。
そして、時間が経つごとに少女の積極性は増してきて――
「私、時雨君を笑顔にしたい」
不器用で欠陥ありの二人の物語。そして、どん底から這い上がる物語――ここに開幕。
※現実恋愛日間一位、週間三位。ありがとうございます!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-07 02:01:05
43479文字
会話率:40%
「お兄ちゃん、起きて起きてー」
「んん?」
夏休み初日。
優雅に惰眠を貪っていると、9歳になる妹の葉那(はな)に無理矢理起こされた。
「勘弁してくれよ葉那。俺は夏休みの間は毎日昼まで寝るっていう縛りを課すことで、呪力を底上げしてるん
だよ」
「そういうのはいいからー。ラジオ体操に連れてってよー」
「ラジオ体操?」
葉那が?
確かにラジオ体操は夏休みの風物詩ではあるが、毎日家でアニメばかり観てる、生粋のインドア派である葉那がラジオ体操だと?
どういう風の吹き回しだ?
ひょっとしてこの葉那はもう死んでいて、遺体をドラゴンが操っている状態だとでもいうのだろうか?
「あのね、ブリキュアがラジオ体操やってるんだって!」
「…………は?」
どゆこと?
「ほらお兄ちゃん、あそこだよ!」
「……おお」
眠い目を擦って葉那と二人で駅前の公園に来たところ、そこには既に10人近い人が集まっていた。
しかもそのほとんどは、葉那と同年代の女児ばかり。
「よい子のみんな、よく来てくれたね! これから私と一緒に、ブリキュア体操頑張ろう!」
「「「おー!」」」
その女児たちの前でカッコイイポーズを決めているのは、現在放送中の『バーニングブリキュア』の主人公である、『ブリレッド』のコスプレをした20歳前後の美女。
炎をモチーフにしたフリフリのミニスカドレスを身に纏っており、髪もブリレッドと同じく真っ赤に染めている。
なかなかに本格的なコスプレだ。
だがその中で、首に下げているシルバーのネックレスだけは浮いていた。
はて?
ブリレッドはあんなネックレスはしていなかったはずだが?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-05 21:03:01
5428文字
会話率:43%
「君は、辞退しようという気にはならないのか」
今日も今日とて、彼を侮る高位貴族の子弟が学園内で子爵家の次男を呼び止める。誰だか知らないが、知らなくても誰かは分かる。その用事も。
「子爵家の次男ごときが、本当に自分が彼女の夫として相応しい
とでも思っているのか?」
「あ、その件でしたら公爵家の方へ直接お願いしますね」
「なに……?」
「そもそも婚約者を公募なさったのは公爵家ですし、公募自体も公女さまご自身のご意向だと伺っております。私をお選びになったのも公女さまご自身だと、当の本人から伺っておりますので」
「くっ、それは」
「ですのでご不満がお有りなら公爵家に、そして公女さまに直接申し上げてくださいませ。では」
そこまで言い捨てて一礼し、子爵家の次男は踵を返す。まさか反論されると思っていなかったようで驚きに顔色を染めていたが、知ったことではない。
やれやれ、自分だって釣書を送って、その上で落選したんでしょうに。相手がしがない子爵家だからって、思い通りにしようとか傲慢ですよ先輩?
筆頭公爵家には女児がひとりしか生まれなかった。将来的に男児の誕生を期待したものの生まれずに、唯一の娘である公女は正式に跡継ぎとなった。
そんな公女の婚約者を、なんと広く公募して決めると公爵家が表明したのだ。たちまち彼女の元には応募の釣書が殺到した。
そんな公女に悲劇が訪れる。学園の放課後に友人たちと街遊びに行って、ひとり公女だけが誘拐され乱暴されたのだ。
純潔を失ったことで、公女の婚約者への立候補者たちはみな辞退していった。そうして中々決まらなかった彼女の婚約者は、公募開始から2年を経てようやく決まった。
なんと、しがない貧乏子爵家の次男だったのだ。しかも決まったというのにふたりの仲はどう見ても険悪で、だから一旦は辞退した高位貴族の子息たちも色めき立った。
そういうわけで、今日も子爵家次男の元には婚約者を辞退するよう迫る子息たちがやって来る。公女とその婚約者が何を画策しているか知らぬままに。
そんな中、王国の第三王子が声高に宣言したのだ。公女の誘拐暴行事件の犯人が、他でもない子爵家次男だと⸺!
◆例によって設定なし、主役のふたり以外に名前はありません。全11話、1話あたり約1500字ですっきりハッピーエンド。
◆この作品はアルファポリスでも同時公開します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-31 21:00:00
17786文字
会話率:43%
転生した先が、決して良いとは限らない?
貴族令嬢に転生したものの、どうにも馴染めていない主人公が、ひたすらぼやいてる?話
頭空っぽで読んで下さい
最終更新:2023-12-29 23:39:40
3904文字
会話率:24%
黄色狂の少女がVRMMOの世界を黄色に染めていくお話です。処女作なので拙いところが多いです。暖かい目で見てください。
最終更新:2023-12-23 12:00:00
5288文字
会話率:28%
召喚された異世界はどこまでも悪意に満ちていた。
選択を誤れば待ち構えているのは無惨な死。大切な仲間たちの命はいとも簡単に散っていき、残酷な運命は儚い願いを踏み潰していく。
少年《周防ひがな》は与えられた『時間遡行』の力を駆使して足掻き抗い続
ける。
己の死を乗り越え、他の死を虚構で塗り潰し、その身を鮮血に染めていった先に待ち受けていたのは耐え難い絶望だった。
失意の底に沈んだ少年の前に現れたのは純白の天使だった。天使との出会いによって、少年は【魔女の遺産】を巡る戦いに身を投じることになるのだが……。
※メンタルが脆いので、過度な批判、厳しい言葉での指摘、誹謗中傷はご遠慮願います。
※カクヨムでも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-30 00:00:00
549345文字
会話率:39%
あけぼのが
雪の平野を
染めていく
最終更新:2023-11-29 00:04:15
259文字
会話率:0%
とんでもない程のド田舎にある駐在所。
嫌々派遣された派遣されたエリート若い警察官と田舎の駐在さんの
何でもない毎日が当たり前の日々がドタバタと過ごすほのぼのBL.
田舎暮らしと、ほのぼのした村人たちと触れ合い果たしてこのド田舎に馴染めていく
のだろうか・・・
警察官同士のほのぼのBLに心がほっこり。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-24 16:05:36
9765文字
会話率:15%