その秋の夜。俺は彼女に殺された――。
生まれながらにして宿した殺人衝動に苦悩する少年、夜月琉倭。理性と本能の狭間で揺れる琉倭は愛用の凶器を片手に、夜の街を徘徊する日々を送っていた。連続猟奇殺人事件による刺殺体。自身を戒めるための自傷行為。
衝動を強制的に遮断させるオーバードーズ……。しかし、これらあらゆる手段は問題の先送りでしかなく、積りに積もった衝動の果てにどうしようもなくなった琉倭は、巷を騒がしている連続猟奇殺人鬼の殺害を決意する。
だが、その決意が彼の生活を非日常へと変えさせる。陰と陽。昼と夜。生と死。現世とあの世。何もかも曖昧な境界線に立つ少年が見た非日常の世界とは……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-02 21:40:25
157670文字
会話率:61%
ある日のこと、IQ300の主人公が突然、不慮の事故で現世から他界した。
現世にいた俺の身(身体)が死んだことで、神の気分によりとある異世界の名門貴族の子供として、転生されてしまった。
その転生先の世界では、魔法がすべての生活が主流であり、前
の現世にあった"科学"という概念が存在しなかった。
日常生活の中で使われる物、一般性魔法(通常魔生)は、火,水,光(個性)が普通の人でも使えるほど簡単な魔法であったが、、俺が10歳の時に鑑定士によって鑑定された魔法スキルはこう書いてあった「###0」と、つまりこれはすべての魔法適正が無し(無個性)という意味だったらしい。
簡単に使える一般性魔法すら使えないと知った家族は、俺のことを底辺のゴミ以下だと考え始め、軽蔑するようになった。
その軽蔑がだんだんエスカレートしていって、いつしか俺は家族の間で命を狙われるほどまで、ゴミ扱いされてしまった。
そんな最悪な中で生活しているうちに俺の頭の中に一つの解決手段が思いついた。
それは「この世界の魔法が使えないのであれば、俺は魔法の代わりに前世の記憶にある、"科学"を代用して魔法よりも便利な異世界ライフに改造してやる!!」
こうして科学の無い世界で、一から科学作りを始めた主人公は12歳で自分の育った街を出て、この世界を改造する旅に出た。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-02 20:10:00
20814文字
会話率:34%
【連載中】1章:魔法少女とは出逢わない
弥堂優輝は普通の高校生である。そんな彼はある日の放課後に魔法少女と出会う。
日常生活の中で魔法少女と出会ってしまった時の準備を怠っていた弥堂は諦めて死を受け入れるが、その魔法少女はなんとクラスメイトの
女子であったため特に何事もなかった。
ありえない出来事ではあるが、まぁ、起こってしまったのなら仕方ないと日常生活に戻る弥堂に風紀委員会より指令が下る。
『放課後の道草はやめようね週間!』だ。正常で優秀な風紀委員である弥堂は当然その指令を忠実に実行する。
まず手始めにと考えたのは、「街の平和を守る!」などと世迷言を言って毎日遅くまでおかしな仮装で街を徘徊する学園の面汚しを取り締まることだ。
だが解せぬ点もある。それは魔法少女に変身をするとどんなパンツを穿いていても必ず『しましまおぱんつ』に換装されることだ。どう考えてもそんな必要性がないため、弥堂はどうしても魔法少女のおぱんつに納得がいかなかった。神は無駄をお許しにはならないはずだ。
こうして狂犬は街へ解き放たれ、魔法少女と魔法少女のおぱんつの謎が明らかになっていき、そして思わぬ事態へと発展していく…。だが、弥堂優輝という男にはそんなことは関係ない。
例え世界の危機に直面しようとも、魔法少女などという非行行為に手を染めるクラスメイトを必ず更生させる。
その為の手段は問わない。
※1章の前日の話の序章が、同シリーズ別作品として投稿されています。1章からでも読めなくはないと思いますが、更新を待つ間にでも読んでいただけたらうれしいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-02 20:00:00
4161842文字
会話率:48%
普通の高校生として生きていく。
その為の手段は問わない。
☆以下用法用量、というか予防線 苦手な方はBACK
※文章量の割に進行はダラダラと遅いです。お許しを。
※下ネタ・グロ・暴力の表現があります。お許しを。
※過激な言動をするキャ
ラクターが一部登場しますが、作者自身にそのような意図はございません。らぶあんどぴーす。お許しを。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-30 08:11:40
593749文字
会話率:42%
世界の均衡が崩れたのは、異界と人間界をつなぐ「門」が開かれた日だった。
突如として現れた「悪魔」たちは混乱と破壊をもたらし、人類は対抗手段として
“デビルハンター”を組織するに至る。
デビルハンターの**炎(エン)**は、異界
の力を操る狂信的な組織――
**黒燈会(こくとうかい)**を追う最前線にいる。
彼の任務は、彼らが追い求める「力の源」と呼ばれる謎の力を阻止することだった。
そんな彼の前に現れたのは、**異界の血を引く謎の女・カルマ**。
彼女は享楽的で掴みどころがなく、悪魔狩りにも、人類の未来にも興味を示さない。
「……この『力の源』ってやつ、本当に世界を変えられるのかしら?」
黒燈会が執着するその力は、ただの儀式の産物なのか?
それとも、世界の命運を左右する何かが眠っているのか?
そして、カルマがこの世界に現れた本当の理由とは――
絡み合う陰謀、交錯する運命。
悪魔を狩る者たちの戦いが、今始まる――。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-02 20:00:00
348740文字
会話率:21%
ゲームの中の、ただのデータが999億円で落札された。
世界的な熱狂を呼んだゲーム『マイブロッククラフト』。
美しすぎる「王宮」の発見と破壊をきっかけに、子どもたちが遊び場としていた仮想世界は「評価経済」の波に呑まれていく。
人々の
心を魅了した謎の制作者「那由多」、世界を混乱に導いた「破壊者」、そして巻き込まれていくプレイヤーたち。
『虚構でも全人類が信じれば、現実に等しい』
架空世界に価値を与え、現実と錯覚させる「評価」という洗脳手段。
評価という魔力によって金銭的価値が生まれたブロック世界は、いつしか天の川銀河と同等の広さにまで拡張してしまう。
しかし、それは破滅への第一歩だった。
世界を終わらせる「終幕のゲート」が開き、すべての努力と希望が炎に焼かれ消え去った日。
彼らの前に、隠されていた巨大な神話の全貌が姿を現す。
これは、ブロックに人生を捧げた者たちの25年と、心の世界を守るために戦った少年少女の物語。
「――それでも僕たちは、あの世界を本物だと思いたかった」
(※3年前に投稿した短編小説『世界観を999億円で売った男』を元にした連載です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-02 19:59:27
4491文字
会話率:15%
異世界から帰還した五十嵐 健斗は、変わり果てた景色に衝撃を受けた。原因不明の高熱化により、地上には人が住めなくなり、真冬でも熱風が吹く砂漠と化していた。しかも時空の歪みのせいで、到着したのは2099年。彼が異世界に転移してから80年後の日
本だった。
有識者は、人類を絶滅させないために地下にすべての機能を移したが、科学力では自然の脅威には敵わなかった。そこで帰還者の叡智を結集し、迷宮を造り利用する計画が進んだ。だがそれも限界を迎えていた。
最終手段が帰還者迷宮。その中でも高い能力を持つ帰還者を集めた『迷宮特区』が、最後の希望となっていた。
主人公は、そんな迷宮特区で、帰還者迷宮の主人となる。彼は自分が暮らしていた頃の街を、ダンジョン内に作ろうと考えたのだが……。
「ケント! 遊ぼっ! チョコむいて」
「おい、ケント、暇だから手合わせしようぜ」
「あたいのピコピコは?」
「新しい眷属を創ってみた。ダンジョンボスにしてくれよ」
彼がいた異世界から、親しい魔王達が遊びに来るようになると、今度はそれを目当てに多くの冒険者が集まってくる。
これは、ドタバタで、ゆる〜いダンジョン街づくりの物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-02 19:43:47
717578文字
会話率:52%
ぶどう農家に生まれた主人公ヴァン。ハンターの英雄伝を聞き、ハンターに憧れるようになった。だが彼のジョブは、貴族が欲しがる『ソムリエ』だった。
十三歳でジョブの印が現れてからは、彼は『ソムリエ』の役割をこなしながら、その一方で、神矢から
多くのスキルを得ていく。
また、偶然の出来事から、誰もが羨むレアスキルを得ることにもなる。しかし、憧れのハンターどころか、平凡な戦闘系のスキルさえ手に入らない。
ヴァンは、講習を受けて下級ハンターのスキルを得ようと、親友のマルクと共にギルドを訪れる。
「チマチマと努力しても、上級ハンター止まりだ」
憧れの極級ハンター、ゼクトとの再会によって、ヴァンの価値観はガラリと変わる。
「神矢を得るためには、手段を選んでいられない」
多くの使えるスキルを駆使する彼は、ほとんど戦えないのに、貴重な戦力として目立つ存在になっていく。
純朴すぎる少年だったヴァンが、次第に狡猾さを兼ね備え、夢を追いかけていく物語。
*毎日更新しています。
*読み進めるうちにワインを全くご存知ない方も、ワイン選びができるようになっていただけたら嬉しいなと思い、ぶどう品種は実在の名前を使っています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-11 20:45:10
1955614文字
会話率:50%
朝、推しのVチューバーが陰謀論に目覚めたことから不幸な一日――若井燕大の16歳を迎えた誕生日は始まった。
バイト先に給料を貰いに向かえば包丁が刺さった店長を発見。
事情聴取で警察署を出てすぐに、憧れの先輩のパパ活現場を目撃。
「とんだ誕生日
だ……」と恨み言をこぼしながら帰ったら、なんと住宅街ごとアパートが燃え盛っていた。
帰る家も、連絡手段も、そして身分証明するものすらも失った。
着の身着のまま放り出された令和の高校生は、なにを頼ればいいかもわからず街を徘徊し――その先で、段ボールに捨てられていた子猫と出会った。
手を差し伸べたいと願うも、自分もまた帰る場所を失っている身。
せめて雨から守るように、段ボールの中で子猫を抱えていた燕大のもとへ、ふいに傘が差し出された。
見上げた先に浮かんでいたのは、慈愛に満ちた天使の微笑みのようであり、興味を掻き立てられた小悪魔のようにも映った。
どちらにせよ、
「行く場所がないならうちに来る?」
こんな綺麗な人に拾われるのなら、最悪な一日は終わったのだろう。
そう思った翌日、
「どう、お姉さんのヒモにならない?」
この身を捧げるように首を振ることになるとは、このときの燕大は想像もしていなかった。
※カクヨムのほうにて先行公開中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-02 19:13:29
13156文字
会話率:40%
現代で安全基準と品質管理を担っていたエンジニアの俺は、ある事故に巻き込まれ命を落とし、気づけば異世界「アルティア連合世界」に転生していた。魔力と泉が存在するこの地で、俺は現代知識を活かして魔道具の開発に挑戦する。領主レオンの期待を背負い、天
才魔術師ダリウスとの共同研究を進めるうち、街のインフラは一気に便利になる。だが、巫女フレイヤが警告するように、泉を使いすぎれば自然が悲鳴を上げる危険もあるらしい。さらに軍事利用を目論むシグの兵器が暴走し、教団司祭ラディスは「神聖魔力の乱用は異端だ」と糾弾。
最初は人々の生活を助けるはずだった魔道具が、やがて制御不能の大暴走を引き起こすなんて、いったい誰が想像しただろう。街は炎に包まれ、制御プログラムが連鎖的に壊れ、泉は暴発寸前。守りたかった人々も次々に傷ついていく。もう、止める手段はひとつしかなかった。すべての魔道具を一斉停止し、文明をゼロに戻す――その“リセット”を実行することで、この世界は一夜にして闇に沈む。
技術革新の光と影。その果てに俺が見るのは、深い後悔と、わずかな再生の兆し。街外れで俺が目撃するのは、封印の儀式を続けるフレイヤの姿と、崩れ落ちた研究所の残骸。人を救うはずの技術が、なぜ破滅を呼んだのか。この忌まわしき結末を迎える理由は、きっと俺自身の目で確かめるしかない。──異世界技術ファンタジー、ここに開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-02 19:00:00
44984文字
会話率:29%
※GOマンが原作者大賞用に再投稿しています。内容は同じになっています。ご了承ください。
もしよろしければ、こちらも応援をいただけると嬉しいです。
ヴィオラ・グリムは贅沢三昧わがまま三昧をする、貴族令嬢だった。そして、領主の座を受け継いだ
後は、さらにひどくなり、財政が傾いてもなお領民に重税を課してつなぎとめ、生活を変えようとはしなかった。
そしてついに、我慢できなくなった領民が、グリム家の遠縁であるオースティに頼り、革命が起こってしまう。これまで周りの人間を愚物と見下し、人を大事にしてこなかったヴィオラは、抵抗しようにも共に戦ってくれる者がおらず、捕まってしまい処刑されてしまうのだった。
処刑されたはずだった。しかしヴィオラが目を覚ますと、過去に戻ってきていた。そして、懲りずに贅沢をする日々。しかし、ふと処刑された時の事を思い出し、このままではまた処刑されてしまうと気づく。
考え抜いたヴィオラは、やはり贅沢はやめられないし、変わるのも嫌だった。残された手段はいくら贅沢をしても傾かない盤石な領地作りだけだった。
ヴィオラが最初に手を付けたのは社会階級の固定の撤廃だった。領地に限らず、この国ではいくら頑張っても庶民は庶民のままだ。それを撤廃すれば、領民を味方にできると考えた。
その手始めとして、スラム街の適当な人間を近衛の騎士にしてそれを証明とし、領民に公約をしようと考え、スラム街へと向かうのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-02 18:00:00
87039文字
会話率:51%
ヴィオラ・グリムは贅沢三昧わがまま三昧をする、貴族令嬢だった。そして、領主の座を受け継いだ後は、さらにひどくなり、財政が傾いてもなお領民に重税を課してつなぎとめ、生活を変えようとはしなかった。
そしてついに、我慢できなくなった領民が、グ
リム家の遠縁であるオースティに頼り、革命が起こってしまう。これまで周りの人間を愚物と見下し、人を大事にしてこなかったヴィオラは、抵抗しようにも共に戦ってくれる者がおらず、捕まってしまい処刑されてしまうのだった。
処刑されたはずだった。しかしヴィオラが目を覚ますと、過去に戻ってきていた。そして、懲りずに贅沢をする日々。しかし、ふと処刑された時の事を思い出し、このままではまた処刑されてしまうと気づく。
考え抜いたヴィオラは、やはり贅沢はやめられないし、変わるのも嫌だった。残された手段はいくら贅沢をしても傾かない盤石な領地作りだけだった。
ヴィオラが最初に手を付けたのは社会階級の固定の撤廃だった。領地に限らず、この国ではいくら頑張っても庶民は庶民のままだ。それを撤廃すれば、領民を味方にできると考えた。
その手始めとして、スラム街の適当な人間を近衛の騎士にしてそれを証明とし、領民に公約をしようと考え、スラム街へと向かうのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-06 18:10:00
57888文字
会話率:49%
時は2025年__。
世界は原因不明の災害、不可逆的侵食現象「ヴァリァス」に苛まれていた。
「ヴァリァス」は前触れも無く地表に現れ、地面を伝って全ての物質を侵食していく。
それは生物も例外ではなく、侵食された部分は永久的に壊死してしまう
。
それを消滅させる手段は一つだけ。
「ヴァリァス」から出現する化け物を討伐し、再化結晶と呼ばれる暗黒の果実を破壊すること。
これは、チートスキルもない世界で身一つで抗う二人の男女を描いたロー・ファンタジー・青春・戦闘物語だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-02 18:00:00
7038文字
会話率:27%
落ちこぼれ魔法使いヴィルは父親が勇者であったため、ギルドのある町にいたが、何度転職しても失敗ばかりで、ギルドメンバーが安定しなかった。
魔法使いから転職しようと、神殿所に行くと、お手上げだといわれてしまう。
最後の手段として、神殿所の奥に
ある水の中に飛び込んで行った先は今よりもマシになるだろうと勧められて、飛び込むことになる。
気が付くと魔王として召喚されていた。
魔族が所有するダンジョンをことごとくギルドに支配されているのだと聞く。
もう転職できない状況、魔族復興のため魔王として最大限の力を発揮していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-02 17:46:37
1858829文字
会話率:59%
【その断罪、待っていました!】
私は侯爵令嬢オフィーリア・ドヌーブ。王太子アシル・バスチエの婚約者だった。良い国母になる為、日々努力を怠らなかった。そんなある日、聖女を名乗る女性ティファが現れ、あっという間にアシルは彼女に夢中になってしま
う。妃の座を奪われることに危機感を抱いた私は、ありとあらゆる手段でティファを陥れようとして失敗。逆に罰として侯爵家から除籍され、辺境の地へ幾人かの使用人達と共に追放されてしまう。追放先の村での暮らしは不便だったが、人々は皆親切だった。けれど元侯爵令嬢というプライドから最後まで私は素直になれなかった。そんな自分に後悔しながら長い時を孤独に過ごしていたある日。不思議な懐中時計の力によって、何故か断罪の真っ最中に時が巻き戻っていた。聖女への嫌がらせは無かったことに出来ない。それなら今世はおとなしく追放されて和やかに過ごそう。今度こそ幸せに暮らす為に——
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-02 17:13:27
109454文字
会話率:49%
【喧嘩ばかりの許嫁同士がとった最終手段は……?】
子爵令嬢アメリア・ホワイトと同じく子爵令息ニコル・ブラウンは両家が決めた許嫁同士。互いに二十歳になった暁には結婚することが義務付けられていたのだが、この二人会えば喧嘩ばかりだった。そこでこ
の状況を打開すべく、アメリアはある行動を取ることに……
* 他サイトでも投稿中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-10 20:06:28
9884文字
会話率:56%
この世界は汚染された―――――。2017年、世界には突如「奴ら」が現れた。絶望的に強く、数の多い正体不明の「奴ら」は世界中の人々を蹂躙していき、次々と人工物を破壊していった。街、ビル、車、電車……。ありとあらゆるものを壊し崩壊させていった。
人はこのまま絶滅するのか。誰もがそう考え、希望を見失っていた。最後まで人類は「奴ら」に打ち勝つ手段を持てなかった。それほどに「奴ら」は強力で強大だった。それでも人類は根絶やしにしてはいけない。そこで世界政府はある決断をする。それはこの世界に「境界」を築くことだった。こうして2018年、世界は「奴ら」のいる北緯40度以南を捨て、境界の内側に安寧の世界を作り上げた。はずだったが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-02 16:10:00
1266011文字
会話率:38%
川中島の合戦で亡くなった軍師、山本勘助に嫡男がいた。その男は、山本雪之丞と言い、頭が良く、姿かたちも美しい若者であった。その日、信玄の館を訪れた雪之丞は、上洛の手段を考えている信玄に、「第二啄木鳥の戦法」を提案したのだった……。
この小説は
カクヨムに連載中の「武田信玄上洛記」を大幅に加筆訂正したものです。より読みやすく面白く書き直しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-02 15:43:32
103118文字
会話率:43%
倭大陸博多行政区にある秘境の村・来人村に住むノエルは、ある日突然父親を殺されてしまう。その場に居合わせた悪魔と契約し、仇を退けるが、仇の体は霧のようになりどこかへ逃げてしまった。
契約悪魔と幼馴染と一緒に旅に出たノエルの前に、かつての英雄
アラン・プレイヤーが立ちはだかる。彼は古代宗教の教祖を名乗り、全ての並行世界を一つにまとめようとしていた。
一度滅びた世界だが、どうやらまた世界が滅ぶらしい。
ノエルは迫害されている悪魔・魔族と共に、ついでに異世界人とアンドロイドも一緒に復讐をしながら滅びを回避する手段を探す。
※自作『ロストエンブリオ~滅びの世界で魔女生活~』のリメイクです。
改稿版として書きましたが、ストーリーが大幅に変更されています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-02 14:23:14
379215文字
会話率:44%
後に「臨界の日」と呼ばれる日、突然現れた魔法を使う生き物「魔獣」によって人類は大きく数を減らした。魔導杖と呼ばれるパワードスーツを身に纏うことで自らも魔法という抵抗手段を得た人々は、各地に|要塞都市《コロニー》を形成し隠れるように生活する
ことを余儀なくされていた。
これはコロニーと人々を守るため魔導杖を駆る四人の少女達が、戦い、出会い、やがて臨界の日と魔獣の真実を知ることとなる物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-02 12:36:18
93586文字
会話率:45%
様々な種族が共存する世界。しかし、魔族だけは別だった。
数十年に一度、魔族の中から魔王と呼ばれる存在が誕生し、他種族に攻撃を仕掛け、世界に害を与えてきた。
魔王の心臓は特別で、この世界の者が破壊しても再生してしまう。その心臓は異世界の者でな
ければ完全に破壊することができない。
よって、異世界から『勇者』と呼ばれる者を召喚し、魔王に対抗してきた。
この戦いは魔王が誕生する数十年おきに繰り返されている。
ある日、ミライは家を出ようとすると謎の光に包まれる。気が付くとそこは全く見覚えのない場所。
何が起こったのかわからないまま、言われるままに近くの村に行き、話を聞くことに。
この世界の話。魔王と勇者。
ミライが召喚された理由は、先の勇者が魔王に敗北したからだという。
先の勇者の名はカザマ。1年ほど前に行方不明になった兄・カザマだった。
カザマがこの世界に召喚されていたことに驚き、すでに死亡していたことを知り、怒りをあらわにするミライ。
魔王との戦いを拒否して帰還を望むが、元の世界に帰るには魔王を斃すしか手段がないと告げられる。
この世界の為ではなく、兄の仇討ちと自分の世界へ帰還するという目的の為、ミライは魔王討伐の旅に出る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-02 12:20:53
223820文字
会話率:35%
西暦二〇二五年のある日、インターネットが使えなくなった。
テレビ、ラジオ、電話やメールにいたるまで、すべてが使えなくなった。
それから二百年が経ち、人類は荒廃した文明のなかを生きていた。
主人公のセトは、手紙の運び屋だ。
この世でゆいいつ
の通信手段である、紙による文通。
その郵送には、常に危険がまとわりついている。
人間の狂気。吹き荒ぶ砂嵐と、気まぐれな天候。
紙を食すためなら、どのような殺戮もいとわない「紙喰い」という大怪物たち。
雷駆刀と、特殊な義足を持つセトは、きょうも危険な道をひとり歩く。
人の想いを包む、手紙の重みを肩に感じて——
【登場人物】
・セト ……主人公。通称、義足のネシティ
・キヅキ……セトの育ての親であり、ネシティの師匠
・クルミ……キヅキの妻
・リョウ……キヅキの実子
・ミカ ……パン屋の娘
・ヒナ ……歴史文明学者
・カナデ……純政府のエージェント
・オロチ……宗教団体プレギエラの教祖
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-02 12:16:23
12609文字
会話率:33%
どことも知らない異世界へ転生したコミュ障三十路OLは、サバイバル生活を経て希代の魔法使いとなる。
生き残るためなら手段を選ばない幼女に明日は有るのか。
最終更新:2025-04-02 12:13:00
991964文字
会話率:33%
この世界において、人間は皆、《異能》と呼ばれる特殊な力を保持している。それは、異界より襲来する怪物たちへの抵抗手段とされていた。
高校に入学するために上京してきた少年、御剣勇緋には、叶えたい『夢』がある。それは人の身では到底叶えられない
ほどに大きく、実現不可能なものであった。
入学式を目前に控えた日のとある出来事から、勇緋は様々な騒動に巻き込まれていく。平穏と波乱を繰り返す生活の中、勇緋は『夢』を叶えることができるのか。
近未来×伝奇をテーマとしたバトルファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-02 12:00:00
3257文字
会話率:8%