「オレの命と引き換えに、妻と子供、そして家臣を頼む」
愛する夫は、28歳の若さで争いに敗れ死んでしまった。
生き残った主人公 シリは25歳。3人の娘の母でもある。
結婚前に兄から乱暴され、その時の子供が長女。次女と3女は夫との子供だ。
3人
の幼い娘と共に実家 シュドリー城に戻ることになった。
愛する夫、義父母、義息子を殺し、自分を乱暴した兄と暮らすことになる。
平和な暮らしをしていたのに、突然兄が死んでしまう。
没落しつつある実家を助けるために、甥に頼まれ再び政略結婚をする羽目になった。結婚相手は25歳年上、それも妾が3人もいる領主だった。恋愛対象になり得ない年上すぎる夫、妾達との付き合い、亡き夫への気持ちを隠しながら新婚生活が始まる。再び始まった争いに巻き込まれながらも、妃として奮闘し、子供を守り、籠城準備をする。全力で生き抜く女性の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-21 20:20:00
53264文字
会話率:27%
愛する夫”修作”と共に幸せな生活を送る妻”愛華”。
ある日、修作は突然命を落とし、幸せは崩れ落ちる。
夫の死の裏には、非日常と隣合わせの、裏社会に関わっていた。
愛華は夫の復讐のため、彼の所属していた組織に入団し、裏世界へと足を踏み入れる…
__。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 18:10:00
382832文字
会話率:34%
交通事故で愛する夫を亡くし、悲しみに暮れていたところで自分も愛する我が子の出産時に多量出血で死んでしまう。
気が付いたら知らない空間で、大いなる天使様とご対面していた。そこで我が子が異世界にいることを知らされ、自分も異世界に転生し我が子を探
すよう天啓を受ける。主人公である私、ミナは剣と魔法のファンタジーな異世界で、どんな困難も乗り越え、愛する我が子に再会し、愛を伝えようと決心した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 14:10:00
289152文字
会話率:36%
物心ついた頃から兄のように慕っていたレオンからの求婚を受け、アリアは世界一の幸福を噛み締めていた。
地方領主である夫は真面目で少し不器用ながらも領民思い。穏やかで満たされた新婚生活が続くはずだった。
しかし、夫が領主として初めて王都
へ赴き、帰還したその日から、幸せな日々に影が差し始める。
レオンは突然「自分は異世界からの転生者であり、前世の記憶が戻った」と主張し始めたのだ。
「ステータス」や「チート」といった奇妙な言葉を口にし、明らかに様子がおかしい。
アリアは、愛する夫の変化に戸惑い、深く心を痛める。
領主としての激務による疲れなのかもしれない。
そう信じたい一方で、ふと目にした勇者の記録から、最悪の疑念が鎌首をもたげる。
すれ違う夫婦の心。夫レオンの本当の想いとは? そして、アリアの抱える不安は杞憂に終わるのか?
突然「転生者」を名乗り始めた夫と、その変化に戸惑う妻。
これは、二人が本当の幸せを見つけるまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-09 21:10:00
9520文字
会話率:29%
【マリアンヌシリーズ2】
天才少女と呼ばれていたマリアンヌは公爵夫人となり、夫アレクサンドルと三人の子供たちと楽しく暮らしている。
天才少女は大人になっても天才っぷりが衰えず、戦争においてもマリアンヌの発明品が活躍し、救国の天才と呼ば
れる。
マリアンヌを愛する夫アレクサンドルと三人の子供たちとの生活はほのぼのしつつもハラハラする日々。優雅な公爵夫人とは思えない生活だ。
日常の小さな事件や天才なりの悩み、子育ての悩みを抱えつつマリアンヌは天才道を突っ走る。
大器晩成型だった夫のアレクサンドルはますます愛妻家っぷりが増していて、公爵としても王弟としても活躍している。
三人の子供たちは
・長男ハロルド(真面目で正義感の強い少年、王家に子がいないので次期国王の予定、六歳)
・次男ニコラス(愛称ニコ。見た目も中身も母譲り。天才の予感。三歳)
・長女フローラ(末っ子で生後半年。見た目は父親似。美女になる予定)
このお話はそんなマリアンヌ一家のほのぼのハラハラ生活のお話です。
この小説は「妹はたいてい憎まれ役 でも楽しく生きなきゃ人生もったいない!」
https://ncode.syosetu.com/n0807gn/
Nコード N0807GN の続編ですが、本作から読んでも楽しめます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-07 06:00:00
138660文字
会話率:48%
「おかえりなさいませ、旦那様」
深々と頭を下げて出迎える、伯爵夫人らしく美しくも淑やかに着飾ったリヴェーラに、夫であるリアム・リスト・アルカディルは、返答を返すことはなかった。
彼女の体では維持し続けることが厳しいであろう姿勢のままし
ばらく放置し、やっと声をかけたかと思えば、彼女にかけられるのは冷たい声音。
「いつまでそうしているつもりだ」
リヴェーラ・リスト・アルカディル伯爵夫人。彼女は美しく教養もあり、奥ゆかしい妻だったが、夫に愛されることなく、二年という月日がすぎていた。
それでも夫を愛し、一生治ることの無い奇病と闘いながら伯爵夫人として業務をこなし続けた彼女だったが、ある日を境にその生活さえも崩れることになる。
女性には全く靡くことのなかった夫が、帝国に現れた聖女に求婚すると言うのだ。
そして本妻であるにもかかわらず別荘に追いやられたリヴェーラは、夫の邪魔になることだけはと、世界で最も愛する夫との離婚を決意する。
夫を愛し続けた妻と、妻の愛に気づくことのなかった伯爵の未来はーーー……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-02 02:53:33
131015文字
会話率:36%
心から愛した人は、燃えるように真っ赤に染まる木々の向こうに、消えていった_。
実家で虐げられて育ったリディアは、十四で三十以上年の離れたベルディアナ侯爵の元へ嫁いだ。侯爵の温かい愛情を受け、幸せに暮らしていたリディアだったが、四年目の
秋の日、異民族の討伐へ向かった侯爵は帰らぬ人となった。悲しみに暮れ、生きる意味を失ったリディアの元に帰ってきた夫はただひとすくいの遺灰だった。
しかし彼が遺した物はそれだけではなかった。遺灰が届いたその一ヶ月後、リディアが侯爵に贈ったペンダントを持った美しい容姿の男が訪ねてきたのだ。そして、こう言った。
ベルディアナ侯爵の遺言により、爵位と財産、そして、前侯爵夫人を相続する。
リディアは遺言により男の妻となり、愛する夫の全てを手に入れた男はそんなリディアを_。
侯爵はリディアに何も教えてはいなかった。けれど、心を交わすことの無いままに死別し、絶望の縁に立つリディアは、新しい夫によって侯爵が遺したものに気づきその愛を知ることになる。そして、リディアを「奥さん」と呼ぶ男の真の願いとは_。
*ほんのりですが残酷な描写があるのでR15にしました。
*ハッピーエンド寄りです。バッドエンドではありません
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-19 11:06:11
17119文字
会話率:44%
愛する夫と共に幸福な新婚生活を送っていた、皇后アストリンデ。
しかし隣国との和平交渉に赴いた先で、夫は帰らぬ人となる。
更に、腹の子まで喪う悲劇に見舞われた彼女を支えたのは、亡き夫の弟だった。
義弟の優しさに少しずつ心を開き、生きる気力を取
り戻していくアストリンデだったが、ある日衝撃の事実を知ることとなる。
それは夫の死が、義弟の策略によるものだったということ――。
「もう二度と、わたくしの大切な人を奪わせはしない」
これは魔女の末裔であるアストリンデが、夫と我が子を救うために過去に舞い戻り、今度こそ幸せな未来を摑もうと奮闘する物語。
※他サイトにも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-01 10:38:28
17891文字
会話率:32%
【書籍二巻・コミック一巻発売中】
「望まれない花嫁だったけれど、もう一度あなたに恋していいですか?」
片思い相手の騎士に降嫁した、病弱な王女。
幸せな結婚生活を夢見た彼女に、しかし現実はどこまでも残酷だった。
愛する夫に疎まれ、精神がすり減
って行く中、王女はとある事件がきっかけで命を落としてしまう。
それから十数年後。
ひとりの少女は、ふとしたきっかけで思い出す。夫に顧みられることのないまま亡くなった、哀れな妻であった自身の前世を。
今度こそ平穏に生きよう。そう決意した少女だったが、運命のいたずらにより元夫の城で働くことになってしまい――?
『氷の騎士』と呼ばれた伯爵と、彼に愛されることなく命を落とし、転生を果たした妻。不器用なふたりが紡ぐ、恋の物語。
※他サイトにも掲載しております。
※書籍版は加筆・修正をしており、内容がこちらのウェブ版とは一部変わっております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-30 17:40:49
399812文字
会話率:28%
かつて「竜殺しの勇者」として世界を救ったアリシア・フェンリーは、今や静かな田舎村で平凡な夫リクと穏やかな日々を過ごしている。戦場で剣を振るうことも、魔物と死闘を繰り広げることもない、ただの「村人」としての生活。だが、平和は長く続かない。
突如現れる不吉な夢と、再び世界に忍び寄る「闇の力」の気配。かつての戦いが残した影が、再びアリシアの前に立ちはだかる。しかし今回は違う。彼女には守るべき愛する夫がいる。そして、彼もまた彼女と共に戦う決意をする。
平凡な農夫と、最強の元勇者。二人が手を取り合い、再び世界の危機に立ち向かうとき、真の「強さ」とは何かが試される。愛と絆が織りなす、ちょっぴり甘くて、時に切ないファンタジー冒険譚が今、再び幕を開ける――。
※連載はじめましたが、不定期更新です。(2025年2月2日)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-19 17:49:36
31684文字
会話率:40%
私は料理上手で、特に卵料理が大得意。その腕を存分に振るい、愛する夫に毎日美味しい料理を振る舞っていたが……
コロン様主催「たまご祭り」参加作品です。
最終更新:2025-02-07 22:30:00
1991文字
会話率:6%
名門貴族の夫人・セシルは、愛する夫アンドリューとの間に子を授かることができないことに悩んでいた。そんな時、アンドリューに愛人疑惑が浮上して……。
子を与えられない女性と、望まない子を妊娠した女性。二人が出会い、じわじわと友情を築くお話です
。
全十一話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-02 21:14:06
27366文字
会話率:42%
湖のほとりで発見された女の惨殺死体。木こりは犯人として逮捕される。残された女神は愛する夫を救うため立ち上がった。
シリーズ第5弾「なんの取柄もない木こりの俺が、美しい女神を妻に迎えられた理由――斧と神罰と笑いの旅」の続編。
おなじみのおと
ぎ話「金の斧、銀の斧」にインスパイアされた短編ファンタジーギャグ。シリーズ第十弾。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-26 12:05:31
2103文字
会話率:39%
――断罪イベントオンリー、お好きですか?
継母に実家から追放された伯爵令嬢・コーデリア。聖女候補の義妹アステリーゼが引き起こした数々の悪行を暴く決意を固め、ついに証拠を突き付けて断罪を試みる。しかし、アステリーゼは最後の抵抗として太古の魔
獣を召喚。コーデリアは愛する夫カイルと共に魔法と剣で魔獣を打倒し、義妹の暴挙を物理的に「わからせる」ために拳を振るう。破滅を招いた者を断罪し、平和な未来を取り戻すための最終決戦!
断罪ざまぁイベントだけ読みたい、忙しい人向け!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-12 23:57:59
4860文字
会話率:39%
神人類。神に選ばれ、特別なギフト――神託を与えられた次世代型の人類、人の進化系。神人類と呼ばれる彼らの登場で世界はその在り様を一変させた。
第二次人類大戦。神人類対旧人類の構造となった世界全土を巻き込んだ大戦は旧人類にも神人類にも人類
史にも大きな爪痕を残し、終結した。
信正騎士団。第二次人類大戦中に結成されたどこの国家にも属さない神人類のみで構成された対神人類特化の治安維持組織。かの大戦では防戦一方だった旧人類側に立ち、暴虐の限りを尽くす神人類たちと激しい戦闘を何度も繰り広げ、大戦終結に大きく貢献した。今では各国に活動拠点となる支部を置き、ようやく訪れた安息の日を継続、維持していくため日々尽力している。
極島。第二次人類大戦により首都中心部以外がすべて壊滅した旧日本の新たな国際的名称。
ユウ、マカミ。ユウは信正騎士団極島支部所属の正騎士。相次ぐ独断専行、数多くの命令違反で極島支部からは問題児扱いされている。相棒は高校からの同級生、サイカこと鬼島彩夏(きじまさいか)。マカミはユウの夫で記憶喪失。絶賛無職。家計はユウの稼ぎによって支えられている。
今日も今日とて街の平和と、愛する夫との幸せな生活を維持していくため、ユウとその相棒サイカは信正騎士団極島支部に匿名の垂れ込みがあったテロリストの武器取引現場を押さえるため、今は使われていない廃ビルの一室へと向かっていた。
マカミ
髪 灰色
瞳 灰色
顔 中性的
身長 平均170cm
体重 平均 60kg
服装 フード付きのジャージ(青)とスウェット(黒)と愛用
ユウ
髪 紺色(ロング)
瞳 白
顔 かわいい
身長 160cm
スタイル スレンダー
服装 信正騎士団の制服
プライベートはかわいい系
※制服 白を基調。左胸に信正騎士団のエンブレムであるウェーブのかかった天使の刺繍が入っている。
サイカ
髪 紅(ツインテール)
瞳 琥珀
顔 かわいい 犬歯がチャームポイント
身長 160cm
スタイル スレンダー
服装 信正騎士団の制服
プライベートはかっこいい系
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-05 22:12:23
175054文字
会話率:42%
タイトル通りです(笑)
最終更新:2025-01-01 00:00:00
5403文字
会話率:29%
十歳のときに学園モノ乙女ゲームの悪役令嬢に転生したことに気が付いた公爵令嬢のリナルーシェ。
自国の王太子の婚約者となったのだが、正規ルートでは卒業式で断罪、変則ルートではモブ令嬢ヒロインや隣国の王子様のお迎えのパターンもあるかもしれないと、
色んなパターンにも対応できるよう対策をしながら、謙虚に真っ当に過ごしてきた。
色々覚悟をしてきたリナルーシェだが、結局断罪も隣国の王子様のお迎えもなく、自国の王太子エルティミオと結婚。愛し愛される関係になり、すぐに妊娠し出産をする。悪役令嬢は卒業かと思いきや、リナルーシェの悪いうわさが流れ始め、夫のエルティミオが見知らぬ女性を連れて身に覚えのない悪事を並べ立ててきた。リナルーシェは子どもを取り上げられて、地下牢へ入れられる。そして環境の悪い地下牢で衰弱死した。
何も悪いことなどしていないのに、愛する夫には死ねと言われ、愛する子どもを取り上げられて、やっぱり悪役令嬢として人生の幕を閉じるのかと思いきや……次の瞬間ハッとして目を覚ますと、隣には上半身裸で眠る夫のエルティミオが……!?
なんと死んだはずのリナルーシェは結婚初夜に死に戻っていた。そしてリナルーシェは心に誓う。
――これはチャンス!もう死にたくない。彼から逃げて、今度こそ私の子どもを守り切るわ!
***
悪役令嬢あり。死に戻りあり。シークレットベビーあり。ヤンデレあり。
禁断の書きたい要素全部詰め込み!設定いっぱいご都合主義です。
※朝チュン・事後描写、妊娠、出産に関連する描写があります。苦手な方はご注意ください(表現はR15程度です)
(ムーンライトノベルズにてR18版同時連載中)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-25 20:00:20
129388文字
会話率:42%
太古の昔神によってつくられた6つの国と、そのまわりに広がる砂漠が舞台の物語。
六神国の中心に位置するハーン国に生まれた王女エレイナは生まれると同時に母を亡くし、父からの無関心により父の妹マリシラに育てられる。
時がたちマリシラが幼馴染の婚約
者と結婚することになった。
だがその結婚式によばれた隣国の王子ダイロニアスがマリシラを見初めたことからこの世界の均衡が崩れ始める。
罠に嵌められ愛する夫を殺された彼女をダイロニアスの追手から逃がしたエレイナだったが、王子の従者である黒魔導士によりマリシラは殺されてしまう。
それから4年後、マリシラに似て美しく育ったエレイナを手に入れようとダイロニアスの軍はハーン国に攻め入る。
絶体絶命の中エレイナは自身の命と引き換えに禁忌の術で彼らを亡ぼすが、彼女が再び目を覚ますと時間を遡り過去の世界に戻っていた。
エレイナは過去の記憶と新たな計略を以て未来を変えて見せると決意する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-21 12:15:46
177692文字
会話率:39%
公爵夫人ジュリエッタはある日、〝前世の記憶〟を夢で見た。
そして自身が前世で読んだ小説に登場する〝悪妻ジュリエッタ〟に転生していたことを知る。
小説の主人公はジュリエッタの愛する夫レアンドロ・オルビアン公爵。
彼は幼少期から自らが持つ強大な
氷の魔力により命の危険に晒されており、氷の魔力を中和できる唯一の魔力、熱の魔力を持つジュリエッタと政略結婚をした。
政略結婚ながら良好な夫婦関係を築いてきた……と思っていたジュリエッタ。
しかし、小説の中でレアンドロとヒロインの恋路を邪魔したのは、魔力を利用し彼に関係を強要する悪妻ジュリエッタだった。
小説の結末は駆け落ちしたレアンドロとヒロインが死ぬバッドエンド。
自分が夫の邪魔になっていたのだと気づいたジュリエッタは、レアンドロが必要とする自分の魔力を彼に移植して離婚することを決意する。
夫の幸せを願い身を引いたジュリエッタだったが、魔力だけを残して消えてしまった妻ジュリエッタにレアンドロは──?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-13 18:00:00
140000文字
会話率:47%
西洋の国王に嫁いだ規格外な中華風姫君の異国婚姻譚。
即位したばかりの若き国王レイモンド二世は、政敵の思惑により、遥か東方にある大国の姫君を王妃として迎え入れることになってしまう。東方の野蛮人を王妃にしたレイモンドは嘲笑と侮蔑の視線に晒
されるが、レイモンドが迎えたその王妃は、ただ大人しいだけの姫君ではなかった。言葉も文化も違う異国から来た異邦人王妃は、愛する夫レイモンドの為に遺憾なくその才能を発揮し、次第に国王夫妻は国民の絶大な支持を集めていくのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-25 13:30:00
240000文字
会話率:52%
!!!ドン!!!
「ぐっ…かはっ…!!」
後ろから何かがぶつかる衝撃を受けたと思った瞬間、激しい痛みが背中を貫いた。
ガクンと膝から崩れ落ち、その場に倒れ込む。
身体から流れる液体が、床を真っ赤に染める。
目の前には、
愛する夫と夫の愛人が立っていた。
愛人の手には、血塗れのナイフが…
私…刺されたの…?
呆然とする主人公を後目に、愛を交わす夫と愛人。
「愛しているわ」
「俺もだよ…」
2人は私の目の前で口づけを交わす。
部屋には濡れた音が響いた。
「行きましょう」
「ああ…」
そう言い残し、二人の足音が遠ざかっていく。
旦那様…
こんな事をしなくても、他に愛する人が出来たのなら私は潔く離婚に応じましたわ。
それがあなたの幸せならば…
次の瞬間、私の世界は漆黒の闇の中へ――…
※他サイトにも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-16 21:40:00
30812文字
会話率:32%
隣国との戦時中に国王が病死し、王位継承権を持つ男子がひとりもいなかったため、若い王女エトワールは女王となった。だが──
「俺は彼女を愛している。彼女は俺の子を身篭った」
戦場から帰還した愛する夫の隣には、別の女性が立っていた。さらに彼
は、王座を奪うために女王暗殺を企てる。
そして。夫に剣で胸を貫かれて死んだエトワールが次に目が覚めたとき、彼と出会った日に戻っていて……?
──二度目の人生、私を裏切ったあなたを絶対に愛しません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-10 06:25:05
96326文字
会話率:40%
スーリヤ国では、貴人が死ぬとその妻も埋葬されるという風習がある。
王妃アイシャも、若くして病死した夫の亡骸と共に墓室に入る。愛する夫にお供できるのは妻として名誉であり幸せのはず──だが、墓室が閉ざされる直前に、アイシャは夫の死の真実を知
らされる。
アイシャの侍女で、夫の側室でもあったダミニが夫を裏切って毒殺していたというのだ。
信頼していたダミニの裏切りに怒り絶望し、夫を助けられなかったことを悔やみながらアイシャは息絶える。やり直したい、と強く願いながら。
そして気付くと、アイシャは十年前の夫との婚礼の席にいた。時を遡った奇跡に驚きつつも、彼女は決意する。今度こそ夫を陰謀から救い出し、共に生きるのだ、と。彼女の決意は、夫との「未来」を、国の在り方を変えることができるのか……!?
※カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-24 09:10:00
76585文字
会話率:32%