王国建国時代から争いが絶えないこの国を、人々は『修羅の国』と呼んだ。しかし、歴代の王のなかで唯一争いを好まなかった帝王がいた。彼は人を愛し、国を愛し、妻を愛した。ただ、愛することのみで人を救った。
最終更新:2024-08-08 18:33:29
29588文字
会話率:46%
春秋戦国時代、拾われ子の明は忠誠を誓った黄家の姫の身代わりに、匈奴からの侵略で捕らえられた。
悠久の古代モンゴルの大地で、明は今までとまるで違う遊牧民の生活を送ることになる。明はそこで一生をかけて愛することのできる男と出会った。
生き
方を選べない時代に、力のない少女が何を大切に思い、生きるか。
全15話の予定です
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実際の古代モンゴルはさておき、私がモンゴルで遊牧生活を送った頃を思い出して書きました。
見渡す限りの草原、大地から立ち上る霧、昼は灼熱の陽光、夜は身を切る寒さの中での満点の星空。絶景、野生の匂い。モンゴルは素晴らしいところです。
時代物とはいえ、恋愛要素中心のつもり、です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-29 15:05:52
90132文字
会話率:46%
気まぐれで残酷な運命の女神の加護を受けている国、ノルネア。ノルネアの民は、はるか昔に結んだ女神との約定により恒久的な豊かさと平穏が与えられている。もちろんタダではない。代わりに女神の定めた理不尽な運命を背負わされ、女神の暇を潰す役割を担って
いる。
フィール子爵家の長女、タニア・フィールもまた例外ではなく。
『愛する人と結ばれた3日後に命を落とす』
自らの運命を知ったその日、タニアは決意した。
1年前、タニアを手酷く裏切って異母妹の手を取った元許婚……タニアが決して愛することのない男と結婚し、運命を覆してやる、と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-07 20:00:00
7976文字
会話率:17%
「きみは戦利品にすぎない。物や土地、地位や勲章と同じだ。そういうものを愛することはない。そんな価値はない。そうだろう?側に置くことはあってもね。きみは、あくまでもそういう存在だ。ぜったいに愛することのない妻、というわけだ。表向きは、契約婚と
か契約妻と思われるだろう。だが、実際はそれすらにもならない。もう一度言う。きみは戦利品だ。それをけっして忘れるな。それ以外は、好きにするがいい」
「はい、殿下。承知いたしました」
わたしは、亡国の公女エリカ・デュトワ。国が滅ぼされてからというもの、数々の国の王侯貴族の間を戦利品としてたらいまわしにされている。今回はフェーブル帝国に勝ったベシエール王国の王太子に戦利品の一つとして贈られた。王太子レイモンド・ロランは、「氷竜の貴公子」と異名を持つ将軍らしい。おざなりの婚儀とパーティーの後、彼から非情なまでの戒めを叩きつけられてしまった。
ああ、そうなのね。そんなことは、もう慣れっこよ。だから、即座に了承した。
これまでは戦利品として分をわきまえ、従順で控えめにしていた。たぶんそれがいけなかったのね。どこの国や場所でも、あらゆる人たちに蔑まれ虐げられてきた。こんな人生、もうたくさんだわ。今回は、悪妻、悪女ぶろう。どうせ蔑まれ虐げられるのなら、強気にでた方がすっきりするにきまっている。
そんなふうに決意したすぐ後、レイという謎の人物に出会った。たいそう美しい顔立ちで強い彼だけど、うさん臭さ満載。関わってはいけないと思いつつ、どうしてもレイのことが気になってしまう。しかも、「戦利品だから、愛さない」と宣言したはずの夫(王太子)が、なぜか絡みまくってくるじゃない。
これってわたし、なんかヤバいことに巻き込まれてしまったんじゃないかしら?
とにかく、今回は悪女ぶって図太く生き残るのよ。
※全四十五話。ハッピーエンド確約です。かなりゆるゆる設定です。ご容赦ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-22 22:03:47
115722文字
会話率:22%
ガーディアン王国は滅びた。
王妃ファビアのせいで。
王妃として贅の限りを尽くし、国の財を使い果たし、大国であるミルアー帝国に滅ぼされ、愛する夫であるレイナルド王はファビアの目の前で処刑された。
一度もファビアを愛することのなかったレイ
ナルド。
そしてファビアもその後毒に倒れる。
後悔ばかりが押し寄せる死の淵でファビアはひたすら国民に詫びることしかできなかった。
なのに…
あら?
何かおかしな女神が、おかしなことを言ってる?
なんですって?
もう一度人生やり直せですって?
こうしてファビアの第二の人生が幕開けた。
今度こそ失敗しないんだから!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-22 17:50:05
147089文字
会話率:38%
歌舞伎町、夜の街。
そこで一人の男と出会い転落していく女の物語。
人を愛することの代償。壊れていく人間関係、自分自身が描かれていく。
最終更新:2022-06-01 18:34:58
415文字
会話率:0%
ディスコミュニケーションが生み出す悲劇に閉じ込められた、あわれな三つの魂の物語。
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わたくしはお飾りの妻、名ばかりの侯爵夫人でした。
思いもかけない求婚のお申し出に、あの女嫌いの「氷の貴
公子」エルネスト・タシトゥルヌ様のお心を射止めたのだと有頂天になったのはつかの間。旦那様には他に愛する方がいらっしゃったのでございます。
それでもわたくしどもは表向き理想の夫婦として社交界に君臨しておりました。旦那様にとって唯一無二のあのお方が、わたくしを庇って生命を落とされた、あの日までは。
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ビッチ×クズ×ヤンデレ製造機
それぞれに弱くて脆い心、ドロドロした醜い欲をかかえたままの三人が懸命に生きながらすれ違い、運命に流される様をご照覧あれ。
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四宮迅さん(https://twitter.com/4nomiyaj)に表紙イラストを描いていただきました。
実物はA4サイズの大作で、透明感のある絶妙な色遣いといい繊細なタッチといい、見れば見るほどうっとりしてしまうほど美麗ですがサイズの制約があるのでこちらが限界です( ノД`)
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読んでくださってありがとうございます<(_ _)>
別作品のネタを考えていて唐突に思い付きました。わりとありがちな何番煎じかのテンプレです。
児童に対する性虐待や性暴力の表現が一部にあります。露骨な性表現はありませんが、苦手な方はご自衛ください<(_ _)>折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-12 20:00:00
159419文字
会話率:19%
愛することの意味を
書いてみました
最終更新:2021-05-23 19:12:42
240文字
会話率:0%
大魔王は孤独だった。
大魔王は愛することの大切さを知らなかった。
最終更新:2021-04-04 15:56:57
4282文字
会話率:23%
好きになると毎日その人を想い考え続けてしまう。恋の力に包まれて愛に溢れた世界を知る。片想いが叶いますように。恋が報われますように。愛することの素晴らしさを描いた詩です。
最終更新:2021-03-18 12:49:22
384文字
会話率:0%
貴方の人生には愛が足りない。孤独に死んだ男の前に現れた愛の女神はそう言い放つと、愛を伴う人生を送らせるために男を転生させた。テンプレ的異世界でチートを貰い、男は世界を救うに至るもハーレムを作るどころか恋の一つもしなかった。何故なら男は萌えキ
ャラしか愛することのできない二次元ガチ恋勢だったからだ。そんな男が愛を得る日は来るのだろうか。
※カクヨム様、アルファポリス様、ノベルアップ+様、ノベルバ様、MAGNET MACROLINK様にも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-30 20:36:06
5838文字
会話率:36%
西暦2414年。
若きアンドロイド工学博士、タロー・K・タチバナは、彼の姉であるロボティクス企業の大手、ルナウイングス社のCEO、アヤ・R・タチバナに、研究開発部門をまかされ、ひたすら最新のアンドロイド研究に没頭する日々。
あるとき、1
5年前から計画が進んでいた「ピグマリオン・プロジェクト」の本格始動に伴い、彼が開発した、人の心に限りなく近い動きを再現できるAI「ガラテア」を組み込んだ新作アンドロイドの開発が姉より依頼された。
人に限りなく近い体をもち、心をも再現できるこの新作アンドロイドの脳核に組み込まれるデータは、既に亡くなった人物の記憶や経験を元にする脳のデータ。生前の本人の了承または、遺族の了承を受けたドナーから提供されるものだった。
このプロジェクトの最終目標は、亡くなった人間をオーダーメイドでアンドロイドとして復活させること。そしてそれを商売にするプロジェクトだった。
オーダーメイド契約の他には、個人情報を封印したこのアンドロイドを量産型の「都合のいい恋人」の代わりとして風俗産業に供給するという目的もあった。
この依頼にあまり気乗りがしていなかったタローだが、提供されたドナーリストの中に偶然、彼のかつての初恋の人の名前を見つけてしまう。
男性しか愛することのできないG指向のタローが、学生時代に憧れていた、家庭教師クライブ・ラングフォード。
若くしてこの世を去った彼のデータがドナーリストの中にあった。
かつての初恋の人の脳のデータを試作品に使うことに決めたタロー。
そこにはある想いがあった。
かつて叶わなかった恋を、新たな形で成就させるという望みが。
かなりぬるいSF風BLです。(SFとしては突っ込みどころも多いのでSFっぽい何かといったほうがいいかも)
一応、BLですがガチの恋愛というよりはブロマンスに近いかも。お互いの心の繋がりに重きを置いたテーマとしていますので、性的に過激な表現はありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-17 22:00:00
54472文字
会話率:37%
僕が恋した彼女は、同性も異性もすべからく愛することの出来る、全性愛者だった。
プロットもない、エンディングも決まってない物語が始まる――
最終更新:2020-03-08 17:43:47
48447文字
会話率:34%
(全章版はこちら→https://ncode.syosetu.com/n3811fs/)
中学三年生の常盤はやとは、ふとしたことがきっかけでクラスメートの夏芽さやかと知り合う。さやかはいつもちょっとした出来事からも想像力を膨らませるのが得
意で、一見あり得なさそうでありながらも思わず納得してしまうような話をするのだった。
はやとの家の近くの公園に、子供の頃から馴染み深い彫像があった。ある時、はやとは偶然出会った男に彫像にまつわる謎めいた話を聞かされる。はやとはさやかと共にいくつかの手がかりを元に像の調査を始め、その像が異世界へのトンネルになっていることを突き止める。その異世界ことパリティ・シティは、さらなる冒険への扉を開くのだった。
二人はその後、パリティ・シティが元々未来の世界で人工的に創られた余剰次元空間であることを知る。パリティ・シティはある日の事故によって現在の時代まで時間を逆行してしまった隔離世界だったのだ。
夏のある時、パリティ・シティに住む聡明で孤独を愛する少年、船戸航に出会う。はやととさやかは彼からある探検に誘われる。それは現在行方不明になっているパリティ・シティの構築者の一人であるパリィ博士の極秘研究文書を手に入れに行く探検だった。その文書は隔離された街を元の未来に戻すことを可能にするとされており、街の統治者たちもそれを追っていた。はやとの一行は文書を手に入れることに成功するものの、突然船戸くんは文書を破棄してしまう。
徐々に明らかになってくるパリティ・シティの謎・・・。はやとはパリティ・シティのみならず自分たちの世界まで支配しようと企む「パリティ・シティ当局」の存在や、パリィ博士の親友だった「クラン博士」を知る。もう一人のパリティ・シティの構築者であるクラン博士は未来への希望を強く抱いていながらも現在を愛することのできない理想主義者だった。
謎が明かされて行く中、はやと、さやかとパリティ・シティで知り合った三人の友人とで「パリティ解放団」が結成される。解放団の急務は、軟禁されているクラン博士を救出することだったが、彼は突然「パリティ・シティ当局を打倒するため」と言って去ってしまう。
個性豊かな解放団の仲間との温かい交わり、さやかの恋、パリィ博士の負傷などを通して解放団の一人一人が成長を遂げ、冒険はいよいよ佳境に入る・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-13 07:16:28
184026文字
会話率:18%
「王道」ってなに?
それって食べると美味しいんですか?
って感じで進む、斜め上系異色ファンタジー。
自分さえ良ければそれでいいと独りよがりに生きてきた主人公が、
人間として少しずつ成長していく物語です。
理不尽な現実に右往左往しながら
、
仲間の大切さ、誰かを愛することの意味を知り、
自分の存在意義を確かめていく。
って書いていて気付きました。
この辺りは凄く王道な要素は含んでいますね。はい(真顔)
最終的に彼らが向かう先はどこなのか。
目の前の現実に終わりはあるのか。
まったり見守っていただけると幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-01 01:32:46
46387文字
会話率:12%
愛することの意味を僕は知る!
僕は、ごくごく普通に過ごしてきたんだと思っている。
見た目も、中身も、特別凄い特技がある訳でもない、、、!
女の子にも、モテる訳でもない、、、!
でも、普通に彼女はいたし、、、!
友達も、決して多い訳じゃ
ないけど、何でも話せる友達は2.3人いた、、、!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-16 03:00:00
1195文字
会話率:6%
20xx年。某国の宇宙望遠鏡は、人類に絶望を突きつけた。月を超えるサイズの遊走惑星の軌道が、太陽軌道上に存在する地球と被るという推測をたてた。それは、誰しも陰謀論や、何とかなるだろうと考える者も多かったが、結局の話なんともならないというの
が現実だった。
人間としての生命の限界を超え、脳やあらゆる感覚器官にインプラントを埋め込み、出来ないことが無いと思っていた人間にもその天体災害は回避することは出来なかった。
地球に住む人間達は、遊走惑星の影響でもたらされる人間の絶滅を避けるために、それぞれ異なる方法で人間の生存の方法を試みた。宇宙の端までフロンティアを求め地球を捨てる者。いずれ帰ってくる、そう誓をたて宇宙での漂流を志す者。海に帰るべき、という新興宗教染みたことをいって、海中内住居を構える者。人間の持てるだけの英知を結集させ、地下に巨大なシェルターを構える者。
そのなかでも極東と言われる小さな島国は、この未曾有の危機の乗り越え方を模索していた。せるたーを構えるには、土地が狭すぎる。宇宙に飛び出すだけの資源も資産もない。熟考の末。思いついた策は
、人間を極低温で保存する方法であった。
その審査基準は辛辣で、賛否を唱える人間に対して、権力者と言われる人間はこういった。
「我々は、日本国民といてみているのではない。ホモサピエンスとしての一単位に過ぎない。これは、人類の存亡にかかわるときに人権など保っていられない。」
これは、本当の生命の危機に瀕していない人類には理科愛することの出来ない言い分。しかし、戦争時にもその様なことは何度も聞いて来たのではないだろうか。
かくして、日本に住んでいた男性―久保谷 雅は、五年近い訓練や再教育を経て、ついに「コールドスリープ計画」が動き始める。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-08 17:13:25
18245文字
会話率:41%
これまでの人生で1度も人間を愛することのできなかったシュタイン博士は、殺害した28人の女性の肉体からそれぞれ理想のパーツを組み合わせ、姿形、仕草や心までも自らの理想の女性を創造します。ジェーンと名付けられた人造人間の少女は博士を悪人と知りつ
つも、プログラムされた通りに彼を愛するようになり…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-17 09:58:15
1979文字
会話率:34%
妹は魔女になって姿を消した。トラザ大陸、半分が魔族に侵略された世界。故郷を亡くした男『シゼ』。彼は人の身にして、魔族を愛することのできる奇特な存在だった。魔族との戦いに駆り出され、瀕死の重傷を負った後。魔族の黒蜘蛛の少女と出会い、『呪い』
を授かる。魔族との接点を得た彼は、全てを利用し、妹の手がかり『魔女』を追い求める。魔の国に身を置き、人に害なす人間として。彼の歪んで狂った愛情は、やがて世界を蝕んでいく。
※病み要素、ハーレム要素、女たらし要素アリ
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-21 15:02:39
17873文字
会話率:15%
「自分の好きな人が、自分のことを好きでいてくれるのって、もうそれだけで何でも解決してしまうと思わない?」
最弱無敗のバハムートが刊行されてから早数百年。
時代は残酷なほどに時を刻み、いつのまにか世界再編が起きて、世の中のパワーバラン
スがガラリと変わってしまった。女性専用兵器が登場し、今や戦場は女性がメインとなった。
一人前の兵隊を作る女性のための学校に男の主人公が入学してしまい、てっきりハーレムを味わうのかと思ったらクラスメイトはキチガイばっかりだし戦いでよく吐血するし……。
よくあるストーリー展開を通して、人を愛することの素晴らしさや儚さを伝えるためにこの小説を書きました。親や周りのことで色々と辛い日々だとは思うけど、それは自分や周りの力じゃ決してどうにもならないけれど、でもそんな人にこそ恋をして欲しい。
この小説を読む前と呼んだ後のあなたとでは別人になっていることを約束します。
幸せに、なりませんか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-04 21:45:17
133755文字
会話率:36%