スマホに潜む蛇。
囁く書物。
天井を流れる運河。
奇妙で不気味な物語を集めた掌編集。
最終更新:2024-05-02 08:00:28
607文字
会話率:0%
遺骸に咲き誇る紫の花。
年に一度しか現れる亡霊。
龍が絶滅した世界で龍を探す画家。
この世ならざる世界を、短い言葉で描きだすことに主眼を置いた、マイクロ本格ファンタジーを集めた掌編集。
最終更新:2024-04-30 08:12:22
1080文字
会話率:9%
桜の幹の中には死者が埋まっている。
妻を事故で亡くした私は、ネットの掲示板に記された与太話を信じ、桜の森の中へと足を踏み入れた。
幹を割り、紅の樹液にまみれる私は、今日も異形の桜損ないをこの手で生み出し続けている。
桜にまつわる幻
想掌編。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-20 09:12:17
2486文字
会話率:24%
旅の作家久作が訪れた村で見たものとは!?
一万文字行かない和風怪奇小説です、お楽しみください。
キーワード:
最終更新:2024-03-17 22:54:36
9660文字
会話率:29%
私は怪奇小説を書く官能小説作家。
情動情欲を紙に書き散らかす色情狂。
ハリボテ賢人劇場裡の人間役者。
サア。今一度、悔い改めたまえ。
老いて死に行く事が、人生の本質なのか。
紙面から、人間性を暴き出すのだ。
「失敬。先生がまる
で生きた蟻塚を覗き込むように見るものですから」
《注意・免責事項》
・この作品には、精神的嫌悪感を与える描写が多数含まれています。
・本作はフィクションです。登場する人物・団体等は架空であり、実在のものとは関係ありません。
・作品の都合上、一部に差別的表現がございます。性差別などの表現が含まれますので、これからご覧になられる読者の方々はくれぐれもご留意ください。
・本作には流血表現がございます。上記同様に、そういった過激な描写が苦手な方はご注意ください。
・本作はいかなる自殺行為を肯定および助長するものではありません。
・本作はいかなる性的暴行・殺人・窃盗等の犯罪行為を肯定および助長するものではありません。
・作業の進捗につきましては、ユーザーマイページよりTwitterリンクにてご報告させて頂きます。
・頂戴したご感想は大切に読ませて頂きますが、全ての感想に返信する事は出来かねますので、何卒ご理解のほど宜しくお願い致します。
・ご質問などへの返信は控えさせて頂きます。
・作者の許可なく転載・複製・配布する事を禁止します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-26 21:47:53
204712文字
会話率:23%
「剣と魔法が存在する世界観で両片想いから告白する小説」
先日「創作倶楽部」というグループを作りまして、その話の中で互いの創作性を分析しようという事になり、今回こんな感じの短編を書き出しました。実のところ題名は飾りみたいなもので、あらすじ
に書いた上記の一文が全てです。
どうやら創作界隈には、一時間でテーマに沿った作品を仕上げるという「ワンキル」なる遊びがあるようで、今回の作品はそれを応用した「同じテーマに沿って約一週間で作品を仕上げる」という課題によって生まれたものです。
しかし書き始めは大変苦労しました。何せ普段私はゴリゴリに現代モノの根暗変態怪奇小説を書いているワケですからファンタジーモノを書くなど実に数年ぶりだったワケですよ。これは本当です。で、実際にどんな感じで書こうかと考えた処、「剣と魔法が存在する世界とは何ぞや」という点にぶち当たったわけで、かつこのポイントが私の作風にテーマを引きずりおろす絶好の言葉遊びになったわけです。無論、このテーマが求める世界観とはファンタジーに違いないのですが、直接的にそうとは書かなかったために、「剣と魔法が(非日常的にではあるが)存在する(作中)世界」と私の曲解の餌食になってしまったのでした。
とはいえ、テーマを無視し過ぎるのは自由ではなく課題無視。適度に頑張りました。
あらすじが長くなりましたが、どうぞお楽しみください。
私にしては随分と珍しく奇妙な物語になりました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-05 20:59:37
7798文字
会話率:23%
少年は森の中で図書館を見つける。優しい彼に導かれ、図書館を案内されて、夕方、少年は帰り道を歩いていた。
「君は好奇心に気をつけた方がいい」
優しい彼の言葉が綴られるにつれて辺りはどんどん暗くなる。そして身の毛もよだつ恐ろしい怪異が姿を現す。
一話完結型の怪奇小説!少年は森の中で図書館を見つける。優しい彼に導かれ、図書館を案内されて、夕方、少年は帰り道を歩いていた。
「君は好奇心に気をつけた方がいい」
優しい彼の言葉が綴られるにつれて辺りはどんどん暗くなる。そして身の毛もよだつ恐ろしい怪異が姿を現す。
一話完結型の怪奇小説!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-21 01:45:15
8171文字
会話率:16%
高校受験に受かった長谷川穂那実は死んだことにされている祖父に会わせてもらえることになり、信州の山間の病院に訪ねていく。
そこで祖父に巣食う怪物に捕まってしまい、無意識に異界に渡ってしまうのだが、そこは自分が良く知る異界の竹林で、そこで異
界に魂を飛ばされたままになっていた祖父の魂を取り戻す。
無事に入学し中学時代からの友達と一緒に高校生活を始めた穂那実は、霊に憑かれ易い友人の弥生が暗い顔をしているが、始まったばかりの高校生活と家の事情もあって本人も「大丈夫」というし放っておいた。
母の妹の秋葉は美貌の怪奇小説作家で、売れる前からサポートしてた呪物蒐集家の代わりにゴールデンウィークも近いある日、栃木の温泉街にある旧家に呪物を引き取りに行くのだが、そこでその家の開かない箪笥に仕舞われていた埴輪に憑かれてしまう。
それに逸早く気付いた穂那実の弟の悠斗は、穂那実と父と金髪灰色の瞳の日本育ちの陰陽師佐藤大地と共に秋葉を迎えに行く。しかし憑かれた秋葉は隙をみて車で寝ていた父だけを載せ、穂那実達を置き去りにして、土蜘蛛退治の執念を抱えて逃げてしまった。
大人に任せるように穂那実は諫めるが悠斗は聞かずに、身内の大人達(母の従姉妹蔡怡君、祖父の良平と佐藤大地)、と共に秋葉を追って行ってしまった。
ゴールデンウィークに入った登校日には高校の遠足があって、それは「奥多摩むかし道」を歩くものだったが、怨霊に憑りつかれかけた弥生はコースにある耳神様という石に触れて、怨霊の声を聞き何度も自殺を図ろうとする。
何とか止めて手下の雑霊を祓った穂那実と友人達はその夜弥生に話を聞こうと集まるが、穂那実の介入に怒った怨霊に攫われてしまう。
秋葉に憑りついた古墳時代の巫女の霊は土蜘蛛を求めてさ迷い、後を追う悠斗達を翻弄する。秋葉と父の修吾の努力により、何とか巫女を成仏させた。
その頃、怨霊に付けられた怪我をおして穂那実は、陰陽道を教えてもらう先生だから姉弟が師匠と呼ぶ、母の従弟の恒平と共に相模湖を訪れる。
穂那実は祖母に約束させられたから除霊は出来ない。代わりに師匠が弥生を取り戻す為に産土神の力を借りて除霊を行うのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-30 17:00:00
116470文字
会話率:56%
作家、蒼翅碧花が同居人ともども雲隠れしてから数か月。ある冬の朝、彼は自宅の庭で変わり果てた姿で見つかった。その傍らには一体の白骨死体が土から上半身を出している。一体この家で何があったのか?
おぞましくも悲しい二人の最期を紐解く、和風怪奇BL
譚。
***
登場人物
・蒼翅碧花(あおばね へきか)※攻め
作家。酒と美男美女が好きな遊び人。
・北村瑤(きたむら よう)※受け
蒼翅碧花の同居人。近くの喫茶でボーイとして働く青年。
・小暮(こぐれ)
この作品の語り手でもある、蒼翅碧花の友人。
※他サイトにて連載、完結しているものの転載になります。カクヨムとノベルアップ+に同じ内容のもの、アルファポリスにR18版を掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-26 10:54:53
33037文字
会話率:36%
怪異あるところ、その女の影あり。
謎の女、麻姑が現れるとき、中華の地に怪奇の花が咲く。
中国累代の志怪小説、伝奇小説に題材を取って描く、一話完結型の中国時代ホラー小説。
最終更新:2023-07-09 23:23:20
32358文字
会話率:25%
三国志を題材にした怪奇小説。諸葛亮が新婚の頃の話です。諸葛亮が書いた恋文とは何だったのか。どんでん返しがあります。
最終更新:2023-04-05 13:31:17
1111文字
会話率:38%
願い事が叶う『猿の手』ならぬ『猫の手』を、古物商から買ったはいいが……!
脱力系ショートショートです。
怪奇小説の古典『猿の手』のオマージュ作品?です。
この作品は『エブリスタ』にも掲載しています。
最終更新:2023-01-31 19:07:48
2455文字
会話率:53%
普通の人用転生の列で、私は黒い顔の人にぶつかられた。おそらくはそのせいで、ネットのエタ怪奇小説に転生してしまう。しかも吸血鬼役だ。ある日出会ったお見合い相手は私を殺す役の聖剣遣い。
私には、吸血衝動がない。そして聖剣遣いも、黒い顔の人にぶつ
かられた転生者だった。2人は力を合わせて平和な人生を目指す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-22 20:00:00
15328文字
会話率:62%
世の中には、科学では証明できない奇々怪々な謎がある——。
そんな数々の謎を怪奇小説家・金比羅田乱北が鮮やか(?)に解決していく!
作家と編集者のコンビが送る、痛快怪奇エンタメ!
最終更新:2022-12-18 00:00:00
22012文字
会話率:64%
《不定期連載》
死出山怪奇譚集に登場する怪奇小説家闇深太郎こと渡辺茂の日常と旅を紡ぐ特別編。彼と彼の出会った人々はどのような日々を過ごしていたのだろうか。
最終更新:2022-11-09 18:09:03
70281文字
会話率:49%
怪奇小説家渡辺茂の担当編集者である鬼門将。彼の事を茂の目線で描く番外編。
最終更新:2021-07-13 12:42:10
2194文字
会話率:59%
旅の途中、夜の古都をふらりと訪れた"ボク"。
けれど、商店街はすでに閉まっていて、人の姿もない。
あてもないままボクがさまよっていると、道の向こうに明かりが見える。
そして、ボクは不思議な雰囲気をまとう巫女、めづると出会
う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-16 09:58:20
17063文字
会話率:20%
女学生の「私」は、自己を嫌悪し、首を吊って死んだ。しかし、縄に首をかけた記憶から、薄暗い森に世界は移り変わる。「私」は、日本人女学生から、金髪の美青年貴族に生まれ変わったのだ。しかし、青年のこれまでの人生とは?
異世界転生、TS、魔法の要
素を加えた怪奇小説、開幕。
※下ネタ注意
※主人公の言葉遣い、性格が悪いです。不快に思われたら申し訳ありません
※全体的に回りくどいです。どうしてこうなった
※要素は要素でしかありません。物語の根幹には全く関係しません。
※異世界で使われている言語が日本語ではないため、口調が機能しておりません。言葉の意味だけが伝わっていると解釈してください折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-29 06:00:00
38546文字
会話率:40%
古くからの友人、今井仁から「見せたいものがある」と連絡が入った。
アンティークや宗教遺物を好んで収集している彼の自宅へ向かってみると、そこには他の収集品を圧倒するような一貫性のある品々と、見た事も無い鉱石を用いた鉱石ラジオがあった。
鉱石ラ
ジオは使用する鉱石によって受信する周波数が変わるため、仁はこの見た事も無い鉱石が何を受信するのか興奮冷めやらぬようだった。
しかし、鉱石ラジオを使用するという行為が、私と仁を暗澹とした超自然的体験へと引きずり込んだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-13 21:00:00
11969文字
会話率:24%
胸糞怪奇小説、「蟹三昧」
少年は悪夢を見た。とても夢とは思えないほどリアルで、体にも痕跡を残すほどの強烈な悪夢。
これは、蟹を巡る家族愛の物語。
最終更新:2022-07-20 03:32:32
2212文字
会話率:7%
創作民話か怪談に含まれます
※注意 カクヨムとnoteで書いた物を重複転載しています
最終更新:2022-03-08 00:45:36
1180文字
会話率:32%
【夏のホラー2021×古典】江戸時代に書かれた怪奇小説『雨月物語』より『吉備津の釜』を現代ホラーとして蘇らせた話。聖太郎と徳子という二人の男女が契りを交わすが、そこには不穏な予感があって――
最終更新:2021-07-12 19:12:13
6188文字
会話率:34%
ネット小説は色々見るものの、そういやプログラムを使って小説を書いたりとか、
そういうことをしてる作品は少ないと知った、そこで、
そういう小説をこの際だからプログラムで書かせてしまえば良いのではないかと考えた。
そこで一番やりやすいプログラム
を探したところ、
htmlなどホームページのスペースで簡単に起動するjavascriptで、
ページに文字を出力すれば良いのだと考えた、
その結果出来たのが繰り返し処理による冒険小説というものである。
ジャンルとしてはその他ともいえるが、
これはプログラムによってリプレイを何度も楽しむというものに近いので、
今回はリプレイというジャンルとしてテスト投稿させていただく、
では皆さん、更新のたびに文字数が増えていく怪奇小説、
プログラム小説を楽しんでいただきたい!
プログラムの冒険にレッツゴー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-24 09:08:43
796451文字
会話率:0%
僕の祖父は怪奇小説家だった。
祖父は妖怪がそこにいるように、手で触れられるように、緻密に描かれていた。
これは僕が6歳の時の話。
不思議な客達のきたお通夜があった。
最終更新:2020-06-02 22:41:47
3178文字
会話率:37%