十歳の少女ミコナが暮らすその世界は、亡くなった人の魂が帰ってこれるという不思議なところ。
今よりもっと幼い頃に母親を病気で亡くした彼女のために、彼女の父親(ハカセ)は、帰ってきた母親の魂を自身が作った<カプセルアニマル>に憑依させました。
けれど、ミコナへの想いがとても強かった母親の魂は一つには入りきらなくて、五つのカプセルアニマルに分割して収められることに。
でも、ミコナの母親の魂を収めたカプセルアニマルは、なぜか、タカ、トラ、オオカミ、サメ、ティラノサウルスと、どれもとても強そうなカプセルアニマルになってしまったのでした。
こうして、ミコナと五体のカプセルアニマルズによる、少し不思議で、でもとても楽しい日常が始まったのです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-18 00:00:00
111572文字
会話率:32%
十歳の少女ミコナが暮らすその世界は、亡くなった人の魂が帰ってこれるという不思議なところ。
今よりもっと幼い頃に母親を病気で亡くした彼女のために、彼女の父親(ハカセ)は、帰ってきた母親の魂を自身が作った<かぷせるあにまる>に封入する。
けれど
、ミコナへの想いがとても強かった母親の魂は一つには入りきらず、五つのかぷせるあにまるに分割して収められることとなった。
でも、ミコナの母親の魂を収めたかぷせるあにまるは、なぜか、タカ、トラ、オオカミ、サメ、ティラノサウルスと、どれもとても強そうな動物達の姿に。
こうして、ミコナと五体の<かぷせるあにまるず>による、少し不思議で、でもとても楽しい日常が始まったのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-07 00:00:00
472015文字
会話率:31%
負け組として日々を生きている高校生がいた。彼はいつも笑顔を浮かべていて、それだけが自分の生き延びる術だと思っていた。
そんな彼の幼馴染の少女は財閥の一人娘であり、彼女の父親が建設を指揮したというオープン間近の美術館で街は盛り上がっている
が、主人公はどこか冷めた目でその騒動を見守っていた。
そんな時、偶然通りがかった住宅で、外傷を負った一人の少女と出会う。連れ出してほしいという願いをかなえる途中、二人はパトカーとすれ違う。
後日街で見かけた彼女は、自分は「殺人犯」だと告白する。
新人賞落選後、エブリスタにて投稿した作品。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 04:00:00
64144文字
会話率:41%
この世界は常に別世界と繋がっている。『次元の門』という世界間を繋げる扉を通り、行方不明となる地球人もいれば、異世界の人や獣が迷い込んでくることもある。そうした事態への対処を人知れず行っているのが、俺――白峰零児の所属している異界監査局だ。
その夜、ちょっとした油断で不幸にも異世界へ引きずり込まれてしまった俺は、〝魔帝〟と名乗る金髪美少女・リーゼロッテと出会った。この世界は彼女の父親のせいで既に滅んでおり、退屈していたリーゼは俺の世界に行きたいとか言い出して……。 ※縦書きPDFだと文字化けする文字を使用しております
※毎週日曜更新予定
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-05 17:03:08
1186437文字
会話率:47%
「時計の針を届けなければなりません。ワタシが運ぶのはワタシとお前です」
渡さなければならないブツに手をつけて僅かに時間を止める能力を得た義体技師のディストは、姉の事件に関わっていた«銀雲急便»を皆殺しにしようとするも返り討ちにあってしまう
。
しかし見せしめに殺されることはなかった。同じく時間操作能力を持った銀雲急便の少女、レーニャと共に自分自身を、彼女の父親である【銀炎】のもとへ運ぶ仕事をするか、運搬物として自由なく運ばれるかの二者一択を迫られる。
ディストは事件の根幹を知るため«銀雲急便»への所属を決意。白い砂漠を横断するなかでチームからの訓練。敵対組織からの襲撃を切り抜け、【銀炎】の下にまで辿り着くが――――。
表紙イラストはめすおすし(@mesuosushi_psd)様より。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-23 20:03:09
66131文字
会話率:41%
「わたくしが婿を取れなければ、リルケの家は滅びてしまう……」
男爵令嬢コンスタンツェ・リルケは窮地に立たされていた。彼女の父親の不祥事のせいでリルケの家は滅亡寸前、残されたのは彼女一人だけ。
そしてそんなリルケの家に、わざわざ婿入りして
くる物好きなんていない。彼女は、ただ途方に暮れることしかできなかった。
「あんたが、婿を必要としてるっていうお嬢様か」
その時、ユリウスと名乗る一人の青年が現れた。平民にしか見えない彼は、それでも確かに貴族の血を引いているのだとか。
溺れる者はわらをもつかむ。彼女は彼に最後の望みを託して、彼を婿として迎えるという契約を結んだのだった。
そうしてコンスタンツェとユリウスの、奇妙な生活が始まる。貴族として必要なあれこれを学ぶユリウスと、そんな彼を見守りつつも彼の自由奔放なふるまいに振り回されるコンスタンツェ。
生まれも育ちもまるで違う二人は、毎日大騒ぎしながらも少しずつ絆を深めていく。しかし試練は、次から次へと二人の前に立ちはだかっていくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-22 12:18:44
120227文字
会話率:48%
この物語は無能無価値だと決めつけられた男が、大事な仲間と共に一歩ずつ成長し黄金の輝きを手にする足跡である。
異世界人「神野鉄雄」それが商品名。
超希少価値のある異世界人でありながら最低価格の「100キラ」が開始価格となってしまう。
なぜなら特別な知識を有していなければ誰もが持っている魔力も無い。多くの者が無価値だと決めつけた中、たった一人手を伸ばした者がいた。
それは片方に角が生えた褐色錬金術士の少女「アンナ・クリスティナ」。
絶望の最中に救い上げられた鉄雄は彼女の父親を目的を果たすために使い魔となった。
転移した先は巨大な壁に包まれた木組みの街並が広がる「ライトニア王国」、壁の向こうには多種多様な獣や環境が広がる大自然豊かな世界。
自然の力を織り成し新たな形を生み出す錬金術。アンナはその力を磨くため最高峰の錬金学校「マテリア」で日々精進する道を歩む。
ひょんなことから王国騎士団と成ってしまい自身のできることを広げていく鉄雄。
ダンジョンで出会った両性具有のメイド「セクリ」、最恐の武器に潜む「レクス」。新たな仲間と共に主人であるアンナの為に奔走する日々が続いていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-08 18:00:00
1613122文字
会話率:46%
東京から広島の実家に帰ることになった五十嵐さつき。20代、彼氏なし。当てもなく実家へ帰宅したさつきに彼女の父親が仕事を紹介する。父は知人経由で薬品会社関連の担当者から仕事の紹介を受けていた。その仕事とは山奥に存在する研究所へ住み込みで働く案
件だった。さつきは父親の紹介で担当者と面談し、採用され指定された場所へ向かう。そこは午前一時の広島駅だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-21 16:15:45
4958文字
会話率:0%
「氷属性の北沢さんは鑑賞用」
そんな言葉が男子の間では飛び交っていた。北沢というのは北沢あかねという女子で、ことあるごとに氷属性な態度を振りまく。「あなたに興味はないかな、ごめんね」「私のことは放っておいて欲しいかな」とか。とにかく誰彼
構わずそんな態度。
俺は喫茶室『ららら』の従業員である。その店の窓際の席に何やらパソコンの画面と向かい合っている北沢あかねの姿を発見する。彼女にパソコンでなにを書いていたのかを問いかけると、なんと小説を書いていたそうなのだ。ちなみに俺はプロ作家で、北沢から小説の師匠になってくれと頼まれる。俺はそれを承諾し、師匠になる。
「だ、誰にも言わないでくれるとありがたいんだけど……」どうやらこの秘密は俺たちだけの間で共有ってことらしい。「クラスのみんなに読んでもらって、私のこと知ってもらいたいんだ」というのが彼女の願いらしい。氷属性の北沢はどこへやら、彼女は笑顔だった。
後日のデートで、彼女からこんなことを聞く。「私、将来は小説家になりたいって考えてる」と。俺はその夢を応援してやりたいと思った。だがその夢は、彼女の父親によって反対される。「夢を見るのはやめなさいあかね。就職しなさい」と、彼女の父親は頑として認めてくれなかった。
小説家の夢を認めさせるには、小説の内容で納得させるしかないと考えた俺たちは、新たな作品に取りかかることにしたのだが…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-02 17:00:00
59879文字
会話率:36%
まだ小学生の少女が遺体で発見された。
空き家の軒下で寂しい雨の降る中、少女はアジサイの花に埋め尽くされて段ボールの中で眠っていた。
死因は絞殺、遺体は全裸の状態、ただし強姦された形跡はない。
小児性愛者の仕業かと思われたが、彼女の家
庭環境は少し複雑であることが判明する。
彼女の父親は血がつながっていないのだ。
さらには彼女の母親、その夫の元妻、過去に逮捕歴のある小児性愛者、小学校の校門前で子供たちを物色する長髪の男……怪しい人物には事欠かない。
池袋北署は捜査を続けるが、犯人はなかなかの知能犯であるらしく、足取りはつかめない。
そのような中、自称名探偵・丸出為夫が完全にあてずっぽな推理で、犯人を特定。
池袋北署の刑事・海老名忠義は、それを聞いて完全にやる気をなくすが……
それよりも部下の高木友之助の怪しげな行動の方が気にかかる。
事件はどのような展開をたどるのか?
丸出の推理が今回ばかりは当たるのか?
ぜひ、ご一読を!
※この作品はエブリスタにも投稿されました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-08 01:00:00
39151文字
会話率:47%
継橋明正の夢に突然、羊のように全身が真っ白の毛で覆われてボールのようになった同級生の女子、磐井珠が出てくるようになった。
ある夢では中学校を舞台に合唱を見学したり、珠と追いかけっこしたり、合法的に女子中学生のスクール水着を堪能したり。
またある夢では、珠の母らしき人物とバトルになってボコボコにされていたら彼女の父親に助けてもらったり。
更には、若者の間で人気なロックバンドのライブ会場でファンに袋叩きにされたりと内容は無茶苦茶。
だけど現実の彼女と交流していくうちに、見ていた夢と現実が奇妙に一致していることに気づき、心配になった明正は現実の珠に夢で知り得た内容をついこぼしてしまった──
友情、夢、後悔、劣等感、勇気……そんな要素を詰め込んでみました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-14 17:00:00
104875文字
会話率:52%
ネタバレすると、女子高生としてごく普通の生活を送っていた主人公は、ある日の登校中に異世界から来た異種族の人間に殺されそうになる。
間一髪のところで彼女の父から預かったスマホに封印されていた魔神が目覚め、彼女の体を乗っ取り応戦。
勝つこ
とはできたが、疲労と魔力切れのため気絶してしまう。
そして目が覚めたら、異世界へ召喚されていた。
主人公を召還した自称魔女の話によると、彼女の父親はかつて勇者としてこの世界を救った転生者であり、母親とこの魔女を含めた合計6人のパーティで魔王を倒したそうだ。
そして、今になってその残党が復讐のため、かつての勇者である父親の命を狙っているとのこと。
さらに両親が残した魔法により、主人公自身の命が魔王復活のカギとなっているらしい。
日本に住んでいることがバレた以上、そこで済み続けるのは困難。
だったら、逆にこちらから攻めて敵の残党を倒していくほうが手っ取り早い。
こちらには魔神もいることだし、あなたを鍛えて喧嘩を売ろう。
かつての勇者パーティの一人である魔女の発案により突如として始まった異世界生活。
はたして主人公は、敵を倒して無事に日本へ帰ることができるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-09 07:00:00
18508文字
会話率:44%
勇者アルミは、賢者フォウと恋仲になり、結婚の約束をした。アルミは天涯孤独の身。しかし、フォウの父親は偉大な男。彼らは、報告のために父親バーンの元に向かう。それは激しい戦いの幕開けになるとは予想もつかなかったのだった!
最終更新:2023-07-25 20:00:00
4123文字
会話率:49%
元商人で金で貴族の地位を買った父親を持つシャローラは、商才に溢れる少女。
貴族学校で知り合ったウイリアム公爵と恋仲になり、婚約する。
彼の商売を手伝い、一緒に成功する彼女。
そんな時、幼馴染のルーベルト王子から、熱烈なアピールを受ける。
当然それを拒絶する彼女。
王子は、身を引いて去っていく。
しかし、貴族学校の後輩である公爵令嬢のダニエラと彼女の父親が、王子とシャローラの仲をでっちあげて婚約破棄を迫る。
ウイリアム公爵は、すでにダニエラに気持ちが移っていたのだ。
シャローラは、濡れ衣を着せられ婚約破棄される。
彼は、ダニエラと婚約する事になった。
逃げる様に修道院に入るシャローラ。
しかし、そこで病に伏せってしまう。
何者かに修道院から連れ去られた彼女は、後宮でルーベルト王子の元乳母に保護される事になる。
シャローラは、別人の様に成長したルーベルト王子と後宮で再び出会う事になる。
彼女は幸せになれるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-17 15:24:08
72387文字
会話率:29%
地方出身の魔法使いユールは、努力の末、宮廷魔術師に上り詰めた。
令嬢エミリーと恋仲になり、彼女の父親で王国騎士団長であるガイエンに挨拶することになる。
さて、その結果は――
「交際など認めん! あくまで“仮認め”だ!」
「子供の名付け親な
ど絶対引き受けんぞ!」
「……また来るがいい。家に来たら相手をしてやる」
こんな具合であった。
しかし、ユールは彼を疎んじる第二王子と宮廷魔術師によって、罠に嵌められ、田舎町に追放されることになる。
そんな彼に、エミリーとガイエンもついてきてくれることになった。
田舎町では名ばかりの閑職を与えられるユール。
それでも彼は得意の魔法で活躍し、町での生活を楽しみ、次第に彼を慕う仲間や友人も増えていく。
一方、王都では悪しき者たちが暗躍を始め……。
ユールは恋人のエミリー、手強くも頼もしい最強お父さんガイエンと共に、町のため、国のために奮闘する!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-13 20:50:30
212618文字
会話率:53%
あなたは彼女の事が大好きです。
でも、彼女はあなたの事を好きではありません。むしろ、ウザがってます。
”女なんて、とっかえひっかえしろ”とか酷い言葉かもしれませんが、諦めて違う子を狙えとしか言えませんね。
最終更新:2023-05-24 07:00:00
3487文字
会話率:47%
T-RFID(Terahertz Radio Frequency Identification)が日常的に利用される未来。
RFID(Radio Frequency Identification)技術を基にして、テラヘルツ周波数帯を使用した
高速で効率的な情報通信システムが実用化されていた。人々はコンビニ、駅、公共施設等、あらゆる場所で瞬時に自らの位置を認証を受けられる。
人々はその利便性を享受する一方、仕組みから排除され、苦しい生活を送る人々もいた。
主人公・音道貴仁は東京の大学に通う大学生。
ある日、スラム街に暮らす少女・播本ありさと出会う。彼女の父親はT-RFIDの認証を受けておらず、違法な仕事に従事した結果、大けがを負っていた。
救急車を呼ぶことも、病院で治療を受けることもできない現実。そんな人がこの国にたくさんいるという現実。
その原因を1つずつ明らかにしていく中で、貴仁はこの国の闇ともいうべき問題に気付いていく
※本作品は、ChatGPTで制作しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-14 14:22:03
111664文字
会話率:25%
塾講師だった肇(はじめ)は、五人の教え子たちと久方ぶりに再会することになった。彼らは大学受験も就職活動も難なくこなし、その後の社会生活も多少の愚痴をこぼしながらも適応能力の高さを見せつける。
彼らが高校を卒業してから七年が過ぎていた。当
時から、とても仲良しだった五人。だが、彼らにはもう一人仲間がいた。倉持さよりである。
彼女の父親(善(よし)幸(ゆき))は、彼女が受験モードに入ろうとした時期に交通事故で亡くなった。大学を受験しなかったさより……。その理由と、その後どうしていたのか、今回の飲み会まで、その経緯を彼らから明かされることはなかった。
肇は当時、親分肌だった優史と歯に衣着せぬ性格のさよりが、傍から羨ましがられるほどの両想いだったことは知っていた。
今回の飲み会で、優史が仲間の一人である純子と付き合っていたことを明かされる。肇は、あの頃の挫折感が漂うさよりの姿を想い起こすと、いたたまれぬ思いを抱きながら、彼らの話を聞いていた。
今日、彼らからこの飲み会に誘われた主な理由は、文子の同棲相手である勝彦との悩み事の相談だった。深刻な悩み事のようなので、肇は、文子と別な店へ移動し話を聞くことにした。
そこは、ウエイターが粋な計らいをしてくれるバーだった。
文子は、序盤、さよりと優史が何故別れたのか、その経緯を具に語り始めた――。そこには、仲間同士の強い絆で結ばれた二組の関係が存在していた。肇は意外な話の展開に愕かされる。
この後、文子は漸く勝彦とのこれまでの同棲生活を話しはじめた。
淡々と語る文子の姿……。が、ある出来事を話しはじめると、彼女の形相が一変した。グラスを握り締めている手が震えはじめ、涙が止まらない。居た堪れぬ思いが伝搬してきた。肇は憶測をめぐらす――。
二人はバーを出る。と、小雨が降っていた。しっとりと濡れていく文子の髪……。何かが吹っ切れたようだ。大人の女になっていた文子は、順次謀(はかりごと)を肇へ仕掛けていく。それは、肇にとって思いも寄らぬ挙動。
文子は、自由奔放な振る舞いを更にエスカレートさせ肇を混乱させると、強引に無秩序な空間へと引きずり込んでいった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-26 00:00:00
617267文字
会話率:41%
誰も知ることのない裏の社会の世界に足を踏み込んだ少女、歌語ハルカ。 彼女を裏の世界に導き共に戦う草間ハヤトと共にこの世の真実を…彼女の父親歌語小次郎が裏社会の闇にいるか否かを確かめるために 歌語ハルカは裏社会を進み出す!
最終更新:2023-04-16 10:01:11
3111文字
会話率:36%
「寝室を分けませんか?」
結婚して三年。王太子エルネストと妃モニカの間にはまだ子供が居ない。
周囲からは『そろそろ側妃を』という声が上がっているものの、彼はモニカと寝室を分けることを拒んでいる。
けれど、エルネストはいつだって、モ
ニカにだけ冷たかった。
他の人々に向けられる優しい言葉、笑顔が彼女に向けられることない。
(わたくし以外の女性が妃ならば、エルネスト様はもっと幸せだろうに……)
そんな時、侍女のコゼットが『エルネストから想いを寄せられている』ことをモニカに打ち明ける。
ようやく側妃を娶る気になったのか――――エルネストがコゼットと過ごせるよう、私室で休むことにしたモニカ。
そんな彼女の元に、護衛騎士であるヴィクトルがやってきて――――?
【注意点】
こちらは同名短編の【補完用】連載小説です。
4〜5万字程度、一週間程度で完結(予定)となります。
連載版ではコゼットや彼女の父親、ヴィクトルの陰謀や、その顛末(ざまぁ)をきちんと描写するのに加え、短編に至るまでの経緯や間のエピソードを書いていきます。
(私の実力が至らぬせいで申し訳ないのですが、短編はテンポを重視したいのであのままの形で残させてください)
★重要★
エルネストはあくまでエルネストなので、胸糞シーンは寧ろ増えると思います。ヒーローと、話の結末については変わりません。
このため、短編のテンポ感、直接的なざまぁ描写なしの結末がお気に召した方、冷たいヒーローが嫌いな方は、連載版は読まない方が良いかも知れません。
以上、よろしくお願いいたします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-03 18:48:48
40081文字
会話率:28%
――「社会の腫瘍を切除する。これが俺の仕事だ」
高校二年生の影内物人。普段は一般的な高校生だが、夜には闇を切り裂き悪を絶つ暗殺者『ナンバー0』となり、今宵も任務を遂行する。
彼の所属する政府直轄の何でも屋であり機密情報機関『月陰』が
次に下した任務は、影内と同じ高校の同学年にいる『白星朱音』の護衛任務。彼女の父親『白星裕也』は有名な芸能プロダクションの重役で、その娘である『白星朱音』もまた有名女優の卵として世間で今、一番注目されている人物だ。
そんな彼女を誘拐犯や暗殺を目論む輩から守ってほしいというのが『白星裕也』の依頼だが、『月陰』にとってそれは口実に過ぎない。『月陰』が『ナンバー0』に出した本当の任務は『白星裕也』の内部調査。彼が芸能界を揺るがしかねない大犯罪を犯している危険があるとして、発覚次第、確実に暗殺することが『ナンバー0』の任務となる。
これは、暗殺者の日常と、その裏を描いた物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-30 18:00:00
4081文字
会話率:31%