令和最大のクソゲー。
そう呼ばれた、『わくわく! 恋の学園大戦争!』、通称『わく学』。
平成最後、令和最初のGWに発売された乙女ゲームであり……そして、『伝説のクソゲー』としてその名を馳せた乙女ゲームである、その特級呪物を産み出
したコウエンジシステムズの新作ゲームとして――起死回生の一発として発売され、そのまま葬送歌となってしまった――乙女ゲーム、『わくわく! 恋の王宮大闘争!』、通称『わく王』。
なんとなく、ぬぼーっとしたキャラ絵(お金が無くて絵心のあるスタッフ作)
一枚絵が延々とスライドショーの様に流れるOPアニメ(行間を読む必要がある)
全く深堀しないキャラ造形(乙女ゲーキャラとしての魅力をお腹の中に置いてきた)
山も、谷も、落ちもないストーリー(制作会社の伝統芸とか十八番と呼ばれる)
クソゲーのチャンピオン大会に出場するために作られた様な、まるで蟲毒の様なクソゲーの世界に突如転生した高校生、『成宮和也』は今日も思う。
――なんか思ってたんと違う!! と。
このお話は『平凡王子』と呼ばれたルドルフ・ラージナル王子と、『完璧王子』と呼ばれたアドルフ・ラージナル王子、そして『悪役令嬢』クラウディア・メルウェーズと男爵令嬢クレア・レークスの、愛憎――愛憎? 交わるお話である。
……たぶん。
※カクヨムでも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-02 06:34:34
124234文字
会話率:70%
『わくわく! 恋の学園大戦争!』、通称『わく学』。
平成最後、令和最初のGWに発売された乙女ゲームであり……そして、『伝説のクソゲー』としてその名を馳せた乙女ゲームである。攻略対象が全員ポンコツ、魅力を感じないという乙女ゲームとして致
命的な欠陥を持つそのゲームに、騙されたと感じながらも、それをプレイしていた藤堂里香は気付いたら『わく学』の世界に転生していた。
そう、ヒロイン……ではなく、ライバルである悪役令嬢……
でもなくて、モブキャラである公爵令嬢、アリス・サルバートに!!
情報が少なすぎてどう行動するのが正しいのか分からないアリス。だが、やがて気付く。そう、気付いてしまう。
……ゲームのキャラみたいなポンコツな行動を攻略対象が取っていれば、きっとこの国は亡びる。そうなれば公爵令嬢である私の身も危険だ! 教育だ! このアホどもを教育して、この国が生き残れるようにしてやる!!
このお話は、クソゲーの世界に転生してしまったら一人の女性が、公爵令嬢としてこの国のトップ層の教育を行い、やがて『王国の肝っ玉母さん』と呼ばれながら、それでも攻略対象を次々と攻略していくお話である。
……たぶん。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-02 06:31:02
968093文字
会話率:72%
平成も終わろうとしている日本国。その終わりの年である平成31年の元日になった直後の深夜、日本国は突如各種衛星からの通信が途絶し、更に世界各国との連絡も取れなくなってしまう。
この事態を不審に思った日本国政府は直後に非常事態宣言を発令し、周
囲の状況を確かめるべく各方面に『P―3C』対潜哨戒機及び『P―1』対潜哨戒機、更に、近海を飛行している筈の航空機を確認するために『E―767』早期警戒管制機を東西南北の各方面に飛ばした。
その間政府はマスコミを通じて国民に真実を伝え、調査中故に報道を待って欲しいという事で国民のパニックを防ぐ事に成功する。
結果判明したのは、日本の西側にある筈のユーラシア大陸が見当たらない事、しかし対馬より更に200km先に巨大な大陸がある事であった。
更に、平成最後の元日を祝して打ち上げる予定だった最新型の観測衛星を急遽打ち上げて調べた結果、その大陸はアメリカ大陸と全く同じ形をしている事が判明する。
しかし、その大陸にアメリカの街並みは確認できず、当然の事ながらアメリカの駐日大使館やアメリカ政府とも全く連絡は取れなかった。だが、哨戒機が飛行する中で原始的な暮らしを営む集落を発見する。
日本政府は急遽使節団を構築し、アメリカ大陸と思しき大陸に上陸、沿岸部に住む集落に接触する。
そこに住んでいた者達は人間に近い容姿をしているが、まるで動物の様な部位を体に備え、動物の様な能力を発揮する事が出来る人々を発見し、接触を試みた。
そしてそれと同時に、ただ過去へタイムスリップしただけでなく、これまで認識していた地球とは異なる進化を遂げた人類……亜人類と呼ぶべき人々が暮らす並行世界に転移してしまったのではないかという判断を下した。
彼らが国を持たない存在であると認識した日本は、アメリカ大陸がまだヨーロッパによって開拓されていない時代の物であると考え、1か月ほどをかけて原住民の部族達に次々と接触を持って友好関係を構築し、瞬く間に大陸を平和裏に制圧下に置いた。
日本は食料と資源の確保のためにこの未開拓のアメリカ大陸を、国を挙げて開拓する事を決意し、次々と関連企業を送り込んで開拓を進めさせる事にした。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-07 06:00:00
1205352文字
会話率:38%
田舎町。平成最後の夏。有名酒造店の後継ぎとして期待されることが嫌で仕方ない長男・朔太郎。 大学の夏休み期間の帰省中、誰よりも大切に思っていた弟・操が死んでしまう。 が、乗り過ごした電車が止まった駅で再び操に会う。
仲の良い兄弟の、お互いへの
重い感情がおりなす薄気味悪い話です。 都市伝説の「きさらぎ駅」オマージュ要素があります。
※作中後半、文字化けしている箇所がありますが、仕様によるものです。
※本作品には、ショックを受けたりフラッシュバックに繋がる可能性のある描写が含まれます(自死、心中描写)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-15 23:14:04
45791文字
会話率:46%
平成最後の年、2018年。
都内の大学に通う女子大生の輝木光(かがやきひかり)は、
その名前に反してよこしまな心の持ち主。
どうしようもないダメ人間な彼女だが、唯一にして生まれつきの長所があった。
それは『電気を操れる超能力』だ。
あ
る日、輝木光は大学の単位がかかった定期考査の日に寝坊してしまう。
彼女はある方法により定期考査を受けることができたが、直後に一億円もの借金を背負っていたことが発覚する。
莫大な借金を背負い、途方に暮れる彼女のもとに訪れたのは、謎の男。
彼女は内心かなり怪しく思いつつも彼についていく……。
そこで聞かされた話は、とんでもない内容で――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-14 12:12:51
413106文字
会話率:42%
平成最後の春休み。もうすぐ4年生。
八木玲奈は親友の芽以から秘密の手紙をもらう。
家に帰って開けようと思っていたが、父が祖父宅から持ってきた祖母の形見の軍事郵便(絵はがき)に興味を持ちすっかり忘れてしまう。
その軍事郵便を平和祈念資料館に寄
贈しに行き、玲奈は不思議な少年に出会う。
75年の時を経て届けられる秘密の手紙。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-08 14:13:25
32554文字
会話率:42%
平成最後の夏、高校三年生の槙村湊(まきむらみなと)は、大好きだった祖父、海(かい)を亡くした。
あまりにも突然のことで唖然とするが、現実は立ち止まってはくれない。心の整理がつけられないまま執り行われた葬儀の場で、湊は自分と同じ年頃と思われる
美しい顔立ちの青年を見かける。祖父の友人にしては年が若すぎる。彼は、一体何者なのか。
葬儀の数日後、遺品整理をしている中で、祖父には愛人と、その子供がいたことが判明する。
祖父の娘であるところの湊の母は困惑するが、祖母は平然とその事実を受け入れ、愛人とその子供を家に招待する。
そこで、湊は葬儀の場に来ていた青年と再会を果たす。彼は祖父の愛人の一人息子であった。
青山千翼(あおやまちひろ)と名乗った二十歳の青年は、祖父に似て、明るく、自由奔放な人物だった。湊のことを「みー」と呼び、初対面から親しく懐いてくる。
なんでも、祖父の愛人である寿々花(すずか)はイギリス人とのハーフで、息子である千翼も他人との距離感が日本人的ではないらしい。
湊は、大好きだった祖父の息子である千翼が羨ましい。自分よりも海(かい)と血統が近く、性格も溌剌としている千翼が少し妬ましくもある。けれど同時に祖父に似ている千翼に憧れも持つようになる。複雑な心境に、湊は、千翼との付き合い方が、どうしてもぎこちなくなる。
対する千翼も、亡き父に、孫としてとても可愛がられていた湊が羨ましい。それと同時に、葬儀の時から一度も涙を流していない湊を心配している。千翼は湊のことを観察しながら、どうにか固まってしまっている湊の心を解そうと奮闘する。
海(かい)の死をきっかけに、一緒に過ごす時間が多くなった二人。
船を修繕する仕事をしていた海(かい)に深く縁のある街で、二人は亡くなった祖父、父について、死について、そして生きることについて考え、未来について考える。
大好きな人を失った悲しみや、寂しさを抱えながら、それをどう乗り越えていくか、補っていくか。想い出を、どう整理して、抱きしめていくか。
血の繋がりの織りなす不思議な縁を見つめながら、消えない悲しみを共有し、日常を繰り返していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-20 12:47:40
45476文字
会話率:38%
平成最後の夏、高校三年生の槙村湊(まきむらみなと)は、大好きだった祖父、海(かい)を亡くした。
あまりにも突然のことで唖然とするが、現実は立ち止まってはくれない。心の整理がつけられないまま執り行われた葬儀の場で、湊は自分と同じ年頃と思われる
美しい顔立ちの青年を見かける。祖父の友人にしては年が若すぎる。彼は、一体何者なのか。
葬儀の数日後、遺品整理をしている中で、祖父には愛人と、その子供がいたことが判明する。
祖父の娘であるところの湊の母は困惑するが、祖母は平然とその事実を受け入れ、愛人とその子供を家に招待する。
そこで、湊は葬儀の場に来ていた青年と再会を果たす。彼は祖父の愛人の一人息子であった。
青山千翼(あおやまちひろ)と名乗った二十歳の青年は、祖父に似て、明るく、自由奔放な人物だった。湊のことを「みー」と呼び、初対面から親しく懐いてくる。
なんでも、祖父の愛人である寿々花(すずか)はイギリス人とのハーフで、息子である千翼も他人との距離感が日本人的ではないらしい。
湊は、大好きだった祖父の息子である千翼が羨ましい。自分よりも海(かい)と血統が近く、性格も溌剌としている千翼が少し妬ましくもある。けれど同時に祖父に似ている千翼に憧れも持つようになる。複雑な心境に、湊は、千翼との付き合い方が、どうしてもぎこちなくなる。
対する千翼も、亡き父に、孫としてとても可愛がられていた湊が羨ましい。それと同時に、葬儀の時から一度も涙を流していない湊を心配している。千翼は湊のことを観察しながら、どうにか固まってしまっている湊の心を解そうと奮闘する。
海(かい)の死をきっかけに、一緒に過ごす時間が多くなった二人。
船を修繕する仕事をしていた海(かい)に深く縁のある街で、二人は亡くなった祖父、父について、死について、そして生きることについて考え、未来について考える。
大好きな人を失った悲しみや、寂しさを抱えながら、それをどう乗り越えていくか、補っていくか。想い出を、どう整理して、抱きしめていくか。
血の繋がりの織りなす不思議な縁を見つめながら、消えない悲しみを共有し、日常を繰り返していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-20 12:46:30
45320文字
会話率:34%
2019年4月30日(火)平成最後の日 公開
最終更新:2023-03-08 22:03:39
408文字
会話率:34%
太古から呪われてきた一族の末裔……生まれた子は皆女の子……のみ。呪いを解く法は未だに分からず現代に至る。
そんな時に平成最後の年に生まれてきた女の子『坂巻 夜見(さかまき よみ)』
おじいさまは最強の武士、けれどその刃もいつかは折れてしまう
。
守られる箱庭の鳥はその庭園から自らの意思で飛び出し何を見るのか。そして、襲いかかる敵(鬼)。あらゆる理不尽を乗り越えた先に待つ本当の真実とは何か!
貴方は直視できるだろうか?
苦しみもがく彼女を……そして、大空へ羽ばたかんとする人々の意思をその目で刮目せよ!!
宜しければ感想お待ちしております。
退屈はさせません。貴方を文字の螺旋へと誘いましょう……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-09 23:34:41
232316文字
会話率:26%
平成最後の夏、農業会社に働く裕は草毟りをしている最中に熱中症で倒れた。
目覚めると、自身より大きい人間たちが住まう世界にいた…?
いや、違う!
実は人間が大きいのではなく、自身が【軍手】になっていた⁉︎
農業とオタク知識を活かし、異世界で
過酷な冒険をおくる。
軍手から始まる物語。
「…って、軍手から始まるか?物語が…⁉︎」
そう思うのであれば、どうぞご覧ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-06 19:00:00
43802文字
会話率:27%
平成にあった恋愛への気持ちをここにまとめました。未来の自分に置いておきます。
最終更新:2021-08-18 17:16:25
702文字
会話率:0%
平成最後の日、私の三十歳の誕生日であり命日になった――。
子供を庇ってトラックにひかれた私は、気がつくと三歳の女の子になっていた。異世界の貴族令嬢に生まれ変わったのだと知った。
「今度こそ人生を謳歌してやる!」
そう心に誓った私は、父
親に疎まれても全く気にしなかったのだが、ある出来事により父親へのざまぁを決意する。
「あなたを破滅させます。お父様」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-05 17:20:00
252165文字
会話率:32%
平成最後の年に都内の陽神学園に転校してきた竜胆 麟(りんどう りん)はそこで出会った友人達と偶然力に目覚める。
仲間と共に目覚めた力で日本に蔓延る都市伝説、伝承などに隠れた闇と対峙していくことになる。
最終更新:2021-02-14 23:25:48
14085文字
会話率:65%
平成最後と何にでも付くようになりはじめた頃のある雨の日。
少女、栞葉零華は死に至った。
そして女神につまらない上に短すぎる人生だと酷評された結果、異世界へと投げ出されてしまう。
手にした【不死】と【増幅】の能力は欠陥だらけ。
更には外見も
迫害の対象で――――――
「それでも私は」
これは終わりも果てもないとある少女と少年の話。
少女と少年に関わったモノ達の話。
全てを絆ぐ物語のほんの序章。
少女は笑う。
「人は誰だって自分の人生の主人公。
私は私の物語の主人公。
私はみんなの物語の登場人物。」
少年は誓う。
「いつか、次こそ、今度こそ。あの約束を果たすんだ。」
女神は叫ぶ。
「私の願いは誰が叶えてくれるの?」
今日も花が咲く。
※ダークが苦手な方は高校生を読んだら幼女編をすっ飛ばし鬼編から読んでいただいても大丈夫なように書いてゆきたいと思ってます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-17 22:13:12
168761文字
会話率:24%
平成最後の秋の夜、一人の女性が自宅のリビングで殺害された。彼女は《Bar HIMAWARI》の常連客であり、現場にはバーでもらって来た食用のヒマワリの種が、手付かずのまま残されていた。犯人は、彼女と同じ店の常連客の誰か。例により共通の友人
からの依頼を受け、緋村奈生と若庭葉の二人が、この「大輪の謎」に挑む。緋村の推理が冴え渡る、モラトリアム・ミステリシリーズ初の「国名シリーズ」。(難易度低めの犯人当てです)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-12 16:11:57
25643文字
会話率:46%
平成最後の夏。僕こと若庭葉はアルバイトも兼ねて、バンドサークル《GIGS》の合宿に参加することになった。道連れは、同じく阪南芸術大学に通う男、緋村奈生だ。何事もなく一日目を過ごし、迎えた翌朝──事件は起きた。完全な密室の中、部屋の主が亡くな
っていたのだ。しかも、死体の傍には、どう言うわけか中井英夫の『虚無への供物』が残されており──。四つの密室と彷徨う亡霊の謎。「嵐の中の山荘」で、歪な殺人劇が幕を開ける。モラトリアム・ミステリシリーズ、初の長編。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-03 09:32:53
260411文字
会話率:42%
【あらすじ】
ある朝のこと毎日の生活に負けずと劣らないうんざりするような夢から目覚めたタユタは、彼を毎朝こいしくてたまらなくさせる布団の中で自分自身が巨大なムシケラに変態していることに気がついた。
この小説はフランツ・カフカ(Fran
z Kafka)さんの『変態(Die Verwandlung)』を読んでインスパイアされ、ちょうどいいタイミングだからと、私の平成最後の小説として執筆したものです。
【はじめに】
この散文は木村直輝が個人的に執筆した散文です。
また、読まれる方によって不快に感じる場合がございます。
※警告※
非常に不快な小説の可能性がありますのでご注意をお願い申し上げます。
【マルチ投稿】
「ハーメルン」などの複数のサイトで公開しています。
https://syosetu.org/novel/232343/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-30 23:00:00
7518文字
会話率:35%
この作品は、Twitterで14人のWeb作家陣とキャラクターたちが集い、『小説家になろう』『カクヨム』『アルファポリス』『ノベルバ』などの掲載サイトの垣根を越えて、クリスマスを楽しもう!と始まった企画小説。
※本作「Eudaemonics
─四千年の泡沫で君ヲ想フ─ クリスマスの奇跡」は、2018年クリスマスイベント企画にて実現した、以下3作品によるクロスオーバー作品になります。
Eudaemonics ─四千年の泡沫で君ヲ想フ─
※本編の作品
https://kakuyomu.jp/works/1177354054887236172
平成最後の東京に降り立った、◎◎たち。彼らは無事に、元の世界へ戻れるのか!?
2018年冬、カクヨム3作品のクロスオーバーが実現。
あれから1年半。2020年8月19日にあのクロスオーバーが帰ってくる!
『トリプレット・サマー・バケーション!~夢幻南国神庭キキナワ~』
企画:HerBert
宣伝・動画:あさぎかな
イラスト:陸一じゅん
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-24 21:19:44
64389文字
会話率:42%
未来の日本で大切な人を亡くした少年。
その4年後過去から来たという大人になった自分に会う。
実はその大人になった自分は17年前の過去に行って未来を変えようとしたが失敗した世界線の自分だった。
だから、今度は失敗しないように、今度こそ大切な人
を助けて欲しくて、少年の頃の自分に意思を託すお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-15 22:19:30
524文字
会話率:29%
舌足らずな甘い声。白と黒と、鮮烈な赤色だけで構成された、少女。
彼女に出会ったのは、平成最後の冬だった。
この出会いは運命ではなかったけれど、それでも確かに、僕の人生を狂わせた。
最終更新:2020-06-29 02:05:43
10985文字
会話率:49%
VRMMOという仮想現実の世界。
第7世代のスーパーコンピューターによって国を挙げての一大VRMMO『レムリア』がつくられた。参加人員は予想されるだけで1千万人。
とてつもなく巨大なゲーム世界であると同時に、他国のVRMMOとの連携も
取られるように構成されているらしい。
さらには、今までに増して自由度の高いVRMMOの世界。ちょっとした犯罪やPKだって発生するし、【盗賊】だって立派な職業になっている。
プレイヤーが安心してゲームを進められるように、警察や自衛隊までがゲームに介入できるとの話ではあるのだが、統括電脳である『イザナミ』は不安を持っているようだ。
『レムリア』は4つの第6世代スーパーコンピュターがそれぞれの役目を担って作り上げ、統括を『イザナギ』が行うシステムである。必要に応じては警察庁の電脳である『ゼニガタ』、自衛隊の『ヤマト』までもが救援に駆けつけてくれるらしい。
そんな中での不安要素とは何なんだろう?
それに対処するために、『イザナミ』は瀕死の少女を自らの世界に誘った。
運営組織や日本の政府組織に属さずに、自分の不安に対処できる存在を作るためらしい。
NPCという枠には入るのだが、自由に動き回れる存在である少女が、リアル世界ではできなかった幸せを見付けることができるのだろうか。
そして『イザナミ』の不安は解消することがあるのだろうか。
※平成最後の元旦に見た夢は初夢ではないのかもしれませんが、覚えている範囲でプロットを作りましたので、不定期連載で投稿します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-21 15:24:46
618667文字
会話率:38%
平成最後の建国記念日に地球外生命体襲来!
天皇と総理大臣、国会議長、最高裁長官が人質に捕らわれ、米国が核攻撃を計画。絶体絶命の状況で、若き防衛大臣荒垣健は与野党官民学の協力を得、全世界同時反撃作戦を主導する。
最終更新:2020-06-16 12:08:27
17713文字
会話率:49%