ベルハイム王国第一王女、ルビー・ローズ・デルファイア。彼女は『毒使い』という能力を恐れられ、対外的には事故死したことにされ幽閉されていた。そしてある日、冥府に近い魔の国とも呼ばれるラングレー皇国へ嫁げと言い渡される。しかも、妹であり聖女の第
二王女・アクアマリンの身代わりとして。
人を疑うことを知らないルビーは嫁入りしたが、初日に夫であるセオドアに正体を見抜かれる。「ほしかったのは聖女の妹だ。そなたは不要だから、妻とは思わない」と通告されてしまうが――。
※この作品はカクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-06 22:43:50
160578文字
会話率:48%
「家が没落しちゃうと、生活できなくなるし」
対外的には存在しないことにされ、辺境の屋敷に軟禁されていた、侯爵家の娘、メアリ。
突然父から呼び出され、なにごとかと思えば、双子の姉の替玉として学舎へ入学することを命じられる。
この先の安寧のた
め、仕方なく替玉を引き受けたメアリだったが、姉はとんでもなく評判の悪い女で。
「必ず一緒にまた、ふたりで帰りましょう。あの、穏やかな場所へ」
敵ばかりの学舎で、味方は従者のジルひとり。
メアリは無事、学舎での生活を終えることが出来るのか。
「死にましょう、一緒に」
「それがあなたの望みであるならば、喜んで」
選ばれなかった少女が、選ばれた少女の人生を、肩代わりさせられるお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 07:00:00
26190文字
会話率:47%
アマチュアで創作活動なんかやっていると、対外的に認められる事が少ないだけに、ついつい他人や世の中に対して愚痴っぽくなると思う。
でも、客観的に自己分析すると、創作家である俺達の価値観は少数派だし、世間一般が忘れようとしている事にこだわって
イラついたりしている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-06 23:32:49
2002文字
会話率:0%
魔法と妖精の国フェアノスティ王国。
文官の娘のアマリリスと公爵家の次男のカーネリオンは、幼いカーネリオンが呪いに侵されたのをきっかけに出会って以来、身分こそ違えど10年来の幼馴染で友人だった。
そんな二人はいい年頃になっても浮いた話ひとつな
いということで、これまた身分を超えた友人である親同士の思惑もあって、ひと月ほど前にひっそりと婚約を結んでいた。対外的には何の発表もしていない婚約で、アマリリスは自身はカーネリオンの仮の婚約者でしかないと思っていた。
そんな二人が通う王立学院高等部に才女と評判の平民の美しい少女クロエが入学してきた。クロエの周りでは人間関係で少々厄介なことが起こっており、クロエに関わることでアマリリスとカーネリオンの関係にも変化がもたらされてしまう。
鈍感な学者肌のアマリリスが、幼馴染の公爵令息との仮の婚約に終止符を打つまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-22 16:39:02
45687文字
会話率:36%
AIの名称が古いと疎まれる様に成った頃。
ジャピンという名の、島状の国家を政府が支配した。
政府とは名ばかりの、ただ研究で生計を立てる企業。政府の機能性はAIが代わりを担いでおり、残った機能がそれだけという実態ではあるが、対外的には政府
となる為、政府と称されるそれ。
正式名称は、特務的開発研究機構区。通称「特研」。
その「特研」が、国民を排除した。代わりに人工人間を設置して行った。緻密な計算によって、概ね全ての国民を『都合の良い国民』へとアップデートした。
理由は一つ。国を売る為。その『AIインフラと都合の良い国民達』でパッケージングされた商品を先進国へ献上する為。
この話は、その政府[#「政府」に傍点]に抗った二つの道を綴ったもの。
──或いはどこかの世界の、これからの事。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-08 13:49:19
24196文字
会話率:25%
第41回里原高校文化祭は、盛大だが心のこもらない喝采を浴びつつ終幕した。
対外的には「成功」とされるだろうが、多くの生徒は不満だった。
5年に及んだ文化祭暗黒時代の後、現在の文化祭体制ができて十余年。
最初からマイナス思考で誕生した組織は
もはやボロボロだった。
ところが、そんな状況を打開すべく発令されたはずの人事は、なんと無茶苦茶なものだった。
巻き込まれた井上幸樹たち三人は、崩壊寸前の委員会を導くべく奔走する。
――よし、今日も生きて帰ろう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-02 05:27:30
153001文字
会話率:52%
神奈総司は普通の高校に通う高校二年生だ。対外的には特別なことなど何もない、どこにでもいる男子高校生。だがそんな彼には、異能という特別な力があった。
きっかけは七年前の春。それが彼にとっての始まりの日だった。
最終更新:2023-03-07 16:16:55
98115文字
会話率:37%
エリザベスには美しい姉と可愛らしい妹がいる。姉はイケメンエリートを婿に迎え、ついに妹にも婚約者ができた。このままでは体裁が悪いと考えたエリザベスの父親が用意したのは国の方の果てにある『雪山』と称されるモーモント侯爵家との縁談だった。
エ
リザベスの婚約者となったウィル・モーモントは天使のように美しい妹を溺愛しているという噂が社交界ではまことしやかに囁かれていた。
「私は対外的な夫人として過ごさせてもらえるようお願いしてみよう」
そんな決意を抱えて雪山に嫁いだエリザベスだが、モーモント兄妹は想像とは違っていて…?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-07 00:00:00
23430文字
会話率:55%
2033年、第三次世界大戦が勃発。核兵器を超える兵器、生体兵器、俗にいう怪獣によって世界情勢は一変する。日本は、生体兵器を核兵器と同様にとらえ、保有しないことを決定。しかしながら、核兵器を無効化する兵器を開発し、対外的に優位に立った。戦争は
終結したものの、世界に大きな傷跡を残した。日本は、教育を根本から変え、次世代のリーダーを育成するための国立高校を設けた。
2064年、世界では、新たな火蓋が切られようとしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-12 22:23:43
107182文字
会話率:60%
ある日、自暴自棄となっていた上保原祐一は酔った勢いで魔剣『啜姫』を拾ってしまう。
人を斬ることこそが彼女、『啜姫』の存在意義。
しかし、既に戦乱の世の中が終わり平和が到来した現代では無用の長物と成り果てていた。
そんな世界で彼女が
見出した存在意義、それはギャンブル。
彼女と契約してしまった手前、祐一は対外的には彼女を妻として同居するも、ロクに働かず、ギャンブルの沼にハマる彼女の魔の手が家計を脅かしていた。
これは一振りの魔剣から自身の預金通帳を守るため奮闘する一人の男の物語である。
この作品は『カクヨム』にも掲載中です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-09 08:10:56
7302文字
会話率:29%
相良羽純は曲度の貢がれ体質だ。幼いころから天使と称された彼は、高校2年の現在、立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花ということわざを具現化したように美しく変貌を遂げていた。
しかしそんな彼の貢がれ体質に影響を受けない男が一人だけ存在した、それ
が家が隣で幼馴染の中野紘貴である。
羽純は対外的にはパーフェクトなのに、紘貴にのみ彼は甘えるのだ。
毎日のネクタイを結んで貰うのに始まり、制服をハンガーに掛けてもらったり、夕食までも作ってもらう。
そんな日常が羽純は大切だった。
しかし羽純の現在の彼女、紗恵との半年の節目を目前にして、ちょっとした変化が訪れた。
紘貴が一緒に登校してくれなくなった上、部屋にも来てくれなくなったのだ。
けれど羽純はそれに反発するように、いつにもまして紘貴にベッタリくっつくようになり……
pixv/自サイトにも掲載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-08 23:15:56
10697文字
会話率:51%
くノ一おケツこと、村枝ケツ子は忍者である。結婚適齢期を若干過ぎてしまい、先輩くノ一である荒ジャケセンパイに、今日も今日とて乙女も惚れちゃうセクシー忍術を教わり、結婚チャンスをメイクする!
しかし里のくノ一筆頭でもある荒ジャケも、ケツ子同
様、結婚できずに行き遅れてしまったくノ一である。そんな二人が何とかしてモテようと、結婚につながる出会いを果たそうと、日々合コンで役立つ必勝テク(セクシー忍術)を検討し合っている。ただ、どちらも女子力の欠片もない干物女子なので、その努力はたいがい水泡に帰すのであった。
今日は「女子力を持たない女は、婚期を100年遅らせる」とでも言わんばかりの某女性誌の煽り文句に、真っ向から喧嘩を売る。女子力なんざ、顔が良いか、悪いかの前には、吹けば飛んでいく毛ほどの説得力もないわ!と、合コンで出会うイケメンとブサメンを例に挙げ、論破する。(対外的には出来てはいない)
そうして二人は、どこぞのOLみたいな会話を繰り広げ、彼氏できないさみしい夜を酒と肴で無理やり明かすのだった。女子力なんざ知ったこっちゃねえ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-16 20:53:42
1923文字
会話率:100%
魔法使いを主戦力として投入した初の世界間戦争、通称『侵略の四半世紀』の終戦から26年。世界間戦争によって魔法使いの有用性と対外的な戦力価値が示されたことで、魔法使い達は己の力を自覚し、そして増長する。戦争によって破壊された秩序を再生する主導
権をめぐり次なる戦いの幕は切っておとされた。魔法使い達はさまざまな主義主張を声高に叫びつつ、世界の各地で徒党を組んで、終戦したはずの今なお人間社会に争いの火種をまき続けていた。
そんな混迷する時代に生を受けた少女がいる。ソフィー・グランマレッド。幼少期、世界間戦争の残した爪痕のために家族を失った彼女は幼くして心に決定的な闇を抱えてしまう。才能ある魔法使いとして次第に頭角を現していく彼女であったが、成長する中で魔法使いのあり方そのものに疑問を抱くようになった。彼女の中で闇がささやく。「時代を変えるに足る力が欲しい」と。生来の無鉄砲さと危険な若さに身をゆだねつつ、彼女は異世界に秘匿されているという戦略兵器を求めて06世界への扉を開くことになる――――
展開は遅いので気楽に読んでいただけたら幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-25 20:00:00
158519文字
会話率:47%
少年、御堂和明の迎えた朝は少し違ったものだった。いつも通りの日常の中で重なる些細な違い。
部活を終えた彼に襲い掛かる死への脅威。絶体絶命のその時――現れた一人の少女。
「これから私たちは対外的に恋人同士ということにしましょう」
「こ、恋人
同士!?」
襲い掛かる三つの病。少女は少年を守るため、二人は一つ屋根の下、同居生活が始まる。
別れた道、交差する道。少女との出会いは一体、少年に何をもたらすのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-01-06 00:12:27
25768文字
会話率:42%
ほんの少しだけ藤緒の心境が変わったかも?な話。『対外的にイイ男の味方』の続きぐらいに当たります。
最終更新:2012-10-19 01:05:01
4453文字
会話率:42%
幸村と仕事仲間の会話です。時系列的には『対外的にイイ男の味方』の翌日ぐらいです。
最終更新:2012-09-26 23:08:01
2735文字
会話率:48%
『対外的に宜しくない男への嫌悪感』で幸村の味方をしている人間と幸村の話。裏話的な感じですが続いています。
最終更新:2012-09-24 20:08:28
2869文字
会話率:25%
時は平成云年6の月。
岡山県民俗学研究部、通称オカ研のハリボテ部長こと金尾拓也(かなおたくや)♂は、後輩の尾前後見(おのまえあとみ)♀と共に真夜中の山に繰り出していた。
草木も眠る丑三つ時、とある山の奥から夜ごと金槌を叩く音が聞こえて
くるとかこないとか。そんな噂が生徒たちの間に広まっていた為である。
どう考えても与太話。しかしオカ研としては朗報もっけの幸い。
二人が通う高校は部活動の入部を義務付けられているが故、楽な文科系に人が流れやすい。中でも幽霊部員の溜まり場となっているオカ研は学校、とりわけ生徒会にとっては目の上のタンコブ、もといめばちこ。
対外的にも見た目が悪い。ならば膿は出したほうが良い。
夏休み前までに活動実績が見られなければ廃部との御触れが出たのは今年の5月。残す時間は後わずか。
このままでは廃部。そうなれば他の部活への強制入部は必至。
そんな時に飛び込んだこの噂。
事の真偽を見事確かめる事が出来れば、まさしくオカ研の面目躍如となるに違いない。
妙なところで律儀な二人はわざわざ実地まで足を運ぶ事になったのだが、今にして思えばこれがケチの付き始め運の尽き。
その事に気が付くのは、ほんの少し先の事である。
※三人称の練習で行き当たりばったり書いていこうかと。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-12-25 19:39:38
796文字
会話率:0%
架空の山岳警察・富士山岳警備隊を舞台に、女性隊長を中心にしたレスキュー物語です。/「富士には女神がいる」山岳警察には10年前からそんな噂があった。女神の名は沖 眞理子、階級は警部、富士山岳警備隊の隊長である。だが、彼女に纏わる噂は様々で、む
しろ悪い噂のほうが多い。表に立ちたがらない隊長に代わり、対外的な役目を果たす副隊長の南 一之警部補。問題を起こし富士に転属になったばかりの水原 健巡査部長。総勢11名の隊員と、彼らを取り巻く人々のお話。第1~4章完結。
☆章ごとに完結するタイプの作品なので、完結マークを入れさせて頂きました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-06-29 19:42:20
220633文字
会話率:39%
ファミレスの片隅で、私は言われた。対外的な彼女だったと。ちょっと変わった別れ話。
最終更新:2006-04-18 17:00:53
1226文字
会話率:48%