召喚された小鬼(ゴブリン)が家政夫として働きながら、呟くお話(エッセイ)です。
年齢制限(15歳以上推奨)は保険です。
サムネイルを見て、興味を惹かれたところを流し読みしてみることをお勧めします。
基本的に戯言です。
不定期更新です。
最終更新:2025-02-14 15:00:00
4474877文字
会話率:23%
主人公である高校一年生の女子高校生、月空紅羽(つきそらくれは)は学園生活と自堕落な生活をいつも通り送っていた。
幼馴染と遊ぶ約束をしていたある日の夜、コンビニへ向かう途中にリアルタイムでアニメが放映する事を思い出し、幼馴染へ電話しようとする
が、家にスマホを忘れてしまった。ふと、電話ボックスが視界に入り。電話ボックスを使う。そして、思いもよらぬ展開に。
なんと世界を跨いでしまっていた……!?
元いた世界とは違う世界で出会うオリヴィアと言う少女は、恩恵と言う名の神からの祝福で授かる力を持っていて……。
やがて、主人公にも……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-14 12:07:04
24667文字
会話率:37%
人類は宇宙へと進出し、様々な他種族と遭遇。そして己の欲を満たす為に貿易、統治、戦争を行なって来た。
西暦2925年。人型汎用機動兵器アーマード・ウォーカーのパイロットである一人の転生者が居た。しかし、転生者の目の前に圧倒的な性能を持つAWが
全てを蹂躙して終始一方的な戦闘となる。
だが、運良く見逃され無事に帰還する事に成功。しかし、其処からが転生者の運命を大きく変える。
様々な出会いと別れ。企業同士による経済戦争。殺し殺される世界。そして差別による格差には終わりが見えない世界。
そんな夢と希望に溢れた未来技術が発達した世界で転生者は一言呟く。
「それでも……足掻く権利は誰にでもある。そこに例外は無いさ」
そして再び戦場に身を投じて行く。何故なら彼は戦争屋でもある傭兵なのだから。
※【祝!総合PV1000万突破しました!有難うございます!】
※更新は火曜日と土曜日になります。またストックが無くなり次第更新停止する事もあります。
※本作品の転載は禁止してます。また別サイトやブログへの転載も同様になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-14 00:00:00
1369510文字
会話率:43%
言わずと知れた不朽の名作「源氏物語」。時代を超え、国境を越えて読み継がれています。そんな源氏物語も、書かれたのは千年前。現代とは習慣も考え方もいろいろ違います。現代の感覚でとやかく言うのは野暮ってもんです。ええ、分かってますよ。
―――でも
やっぱり突っ込みたい!
歴史は好きだけど古典は素人な筆者が、好き勝手に呟くエッセイです。ついでに、物語を読む上で知っておくといいかも、と思ったマメ知識も載せていきます。
R指定はしませんが、もともと子供向けに書かれた物語ではないので、中学生以上にしておきます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-12 18:00:00
626721文字
会話率:24%
仕事帰りに立ち寄った喫茶店で、Ryoは「メロンソーダ」を見つける。ひと口飲むと、甘く弾ける炭酸とともに、過去の記憶が蘇る——中学生の頃、初めての彼女・ちあきが奢ってくれた特別な飲み物だった。
放課後の喫茶店、ちあきの優しい笑顔、「大人にな
ってもメロンソーダ、好きでいてね」という言葉。そして、引っ越しの日、バスのホームでの別れ。
時を経た今、Ryoは静かに呟く。「美咲、俺、今でもメロンソーダ、好きだよ。」
窓の外の灯りが、彼の胸に残る約束を優しく照らしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-12 17:56:40
350文字
会話率:50%
軍事開発部隊の最深部に収められた、異形の試作機。それが「H.M.E.D. X-00 TERMINUS」だった。滑らかな外装と曲線的なデザインは、従来の兵器とは一線を画している。鋼鉄の檻の中に佇むその姿は、どこか冷たさを持ちながらも、圧倒的な
存在感を放っていた。その機体を見上げるクロノ大尉の目には、戦慄と期待が入り混じっていた。
「お前に辞令だ、クロノ。試験機部隊に配属だ。」
上官から告げられたその言葉に、クロノは表情を曇らせる。理由は分からなかった。確かに実戦での経験は豊富だが、部隊での連携において問題を指摘され続けた彼にとって、この人事異動は唐突すぎた。
「これが、俺にできることだと?」
機体を見つめながら呟くクロノ。その声は、周囲のざわめきの中で掻き消えていった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-11 04:50:36
112677文字
会話率:44%
白波高等学校に入学して数週間、宿泊研修に向かうバスで爆睡していた芹川優璃が目を覚ますとそこは見知らぬ森の中だった。
彼女は知らない。
自分たちが乗っていたバスが事故を起こし、乗っていた1年1組全34名と引率の教師を含めた35名は全員
死亡し、神を名乗る者によって異世界と転生させられたことを。
彼女は知らない。
神を名乗る者によって自分たちが戦いを強制される運命に置かれてしまったことを。
そして、何も知らない少女は呆然と周囲を見渡しながらポツリと呟く。
「どうしよう……トイレ行きたくなってきた」
こうして、やる気のない省エネ思考の少女が織りなす異世界転生物語が幕を開けるのであった。
※この物語は、何でもないごく一般的なモブ少女(本人談)の異世界奮闘記になります。書き溜め等なしの不定期更新となりますのでご容赦ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-09 23:16:18
117037文字
会話率:26%
孤独で人間不信の高校2年生、十鳥海(とっとり かい)はある日自決しようと決意する。その時、目に映った綺麗な三日月を見て思わず天へ手を伸ばし、『あの綺麗で大きな月が欲しい』と呟く。
その直後、腰まで伸びた綺麗な金髪に月の髪飾りをした、見知らぬ
儚く美しい女の子がいつの間にか隣に座っており、嬉しそうに海を見つめた。
「だって。今、私に告白してくれましたよね?私ね……。あんなロマンチックな告白されてみたかったの!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-09 21:52:54
12127文字
会話率:29%
勇者に討伐された――はずの魔王は、森の奥で静かに暮らしていた。幼い姿の彼女は、退屈そうに木の枝を振り回しながら呟く。
「……つまらないのだ」
世界は平和になった。しかし、彼女が求める「真の平和」は、ただ穏やかなだけのものではなかった
。そこへ現れたのは、かつて魔王軍に仕えた貴族令嬢。
「魔王さま、準備は整いましたわ」
「ふふん、ようやく動き出せるのだな!」
勇者の作った平和では満足できない。ならば、自らの手で新たな平和を築けばいい。
「ゆくぞ、令嬢! 目指すは世界征服――いや、世界平和なのだ!」
こうして、小さな魔王の奇妙な征服戦争――もとい、平和計画が始まるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-08 21:10:47
18368文字
会話率:62%
俺こと“有塚しろ”が異世界転移したのは巨大モンスターのうろつく世界だった。それだけならエサになって終わりだったが、なぜか身に付けていた魔法“ワンオペ”により、鎧兵を何体も召喚して命からがら生き延びていた。
使えば使うほど増殖する鎧兵が百体
になったことで騎士団を結成し、モンスターを狩りまわっていると小国が丸々乗るほどの大樹に人間の住むマルクト王国を発見する。女王に入国を許されたのだが、何を血迷ったか“聖騎士団”の称号を与えられ、いきなり国の重職に就くことになってしまった。
平和に暮らしたい俺は何とか国民のご機嫌を取るべく一人百役で鎧兵を操って東奔西走するも、勘違いが勘違いを呼び予測できない事態へと発展していく。
そして事あるごとに俺は心の中で呟くんだ。
『すまない民よ。その聖騎士団、実は全員俺なんだ』ってね。
※カクヨム様、アルファポリス様にも同時掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-01 08:05:21
291199文字
会話率:41%
米アレルギーになったよ! でも、戦いはこれからだ!
打ち切り風なキャッチですが、ガチのスタートです。
ただ、米を気軽に食えればいい。そんな願い虚しく、降りかかった米アレルギー。
ヤマもなければオチもない。
米食えてえと、呟く不定期
エッセイ。
需要? そんなモン応える物体じゃございません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-30 06:20:00
125744文字
会話率:2%
帰ってくるなりコートも脱がず、ソファにダイブした。
其れから締りのない声でうにゃうにゃと呟くのだ。
『お腹熱い〜。お酒回った〜』と。
だから扱いは相応に雑である。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません
。
注意事項2
死ぬまで誰かに面倒見て貰いたい怠惰根性だけは据わってます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-24 21:16:32
778文字
会話率:48%
「やっぱり居ないよ、少女漫画に出てくる男性像なんて」
「いきなりどうした」
私がそう呟くと、友人から一言。
いや、分類が違うんだよね。
この部類はこの世界に存在しないと思うよ。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し
訳御座いません。
注意事項2
私の現実の男性像って
電動鋸で、悪魔ぶっ倒す漫画の主人公くん
です。
あれに一摘みのアンニュイを足した感じ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-27 20:01:22
941文字
会話率:47%
「ねぇ、お願いだから────さっと死んでよ」
憑依そうそう投げ掛けられた言葉に、主人公は一瞬呆気に取られるものの……
「はっ?お前が死ねよ」
と言い返し、相手を殴り飛ばす。
元々気の短い主人公は、周りに居た者達もまとめて窓から投げ捨て
た────魔法の力で。
「さて、まずは情報収集からだな」
誰に言うでもなくそう呟くと、主人公は憑依した者の記憶を覗き見た。
と同時に、全てを理解する。
「くくくっ……!そうか、そうか。この小娘は憑依の対価として、親の“復讐”とアルバート家の“存続”を望むか」
憑依した者の憎悪を読み取り、主人公は決心する。
「いいだろう。その願い、確かに聞き届けた」
これは本物のアルバート家のご令嬢に代わって、主人公がクズ共を粛清し、やがて────帝国の頂点に立つお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-23 19:24:09
295136文字
会話率:31%
かつて日の本に第六天魔王と恐れられ、最も天下に近かった男がいた。
その男の名を織田信長《オダノブナガ》という。
尾張という小さな国から天下を掴めるまでに成り上がった男は、信頼していた臣下の手によって、この世を去ろうとしていた。
燃え盛る炎の中、首を見つからせないため、キリスト教の奴隷商人から救い出した黒人の男の手によって、その命を捨てた。
思えば裏切られることの多い人生であった。
血を分けた弟に殺されかけ、大事な妹を託すに値すると判断した男にも裏切られ、保護して上洛を手伝った将軍にも裏切られ、何度も裏切りを繰り返す男にも殺されかけ、自分が見出した臣下に暗殺を謀られたこともあった。
そして、今最も信頼を寄せていた男にどうしようもないまでに追い込まれた。
彼は信頼する小姓からの報告を受け、呟く『是非も無し』と。
それは、最も信頼していた男を賞賛する言葉だった。
アイツならもうどうしようもないと。
しかし、簡単に首をくれてやるのは不服だ。
苦々しく桔梗紋を見て、アイツを困らせてやろうと燃え盛る火の中、黒人の男に命じる『我が首、金柑頭に渡すでないぞ』金柑頭とは、最も信頼する男に信長が付けた渾名である。
首が飛び、命が事切れた信長であったが目を覚ますとそこは日の本とは似ても似つかない、どちらかといえば西洋のような街並みであった。
これは、織田信長が剣と魔法の世界に転生し、弱小国のそのまた小さな郡から皇帝へと成り上がる物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-19 18:00:00
324787文字
会話率:58%
───何も覚えてない。
だが、生きているだけで死にたくなるような気持ちなる。
まるで、私を『そちら側』に導いているような。
───何もやってない。
だが、罪の意識が、後悔の念が永遠と後を付いてくる。
償いようのない程の事を犯してしまった、そ
んな気持ちになる。
まるで、私が大罪人だと言わんばかりに。
───憎い。
自分がとてつもなく憎い。
死ね、そう永遠に呟くもう一人の私が居るような気持ちになる。
まるで、『この世界』がこうなったのは私だと言わんばかりに。
死ぬ、それが私に残された選択肢なのだろうか。
まだ私は何も記憶していない。
一歩すら踏み出していない。
それなのに、私は死なないといけないのか?
心の内に渦巻く、負の気持ち。
これすらも分からずに?
⋯⋯⋯⋯⋯⋯そんなのは嫌だ。
『運命』がそう定めたとしても。
私という存在を、自己を理解しなければ。
私は死ねない。
この思いに求めを。
この私に真実を。
⋯⋯⋯⋯⋯⋯
⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯
【全ては、抗い続ける為に】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-18 19:52:06
7972文字
会話率:13%
冷たい風が平原を駆け抜ける。
冬の訪れを前に静まり返った大地は、ただ厳しい季節を待つばかりだった。
揺れる馬車の中で、レティシア・デ・オリバスは窓の外の景色をじっと見つめていた。
その瞳は遠くを見据え、過去や未来を映しているかのようだ。
「お嬢様、何かお考えですか?」
隣に座るエマが、控えめに声をかける。その問いかけに、レティシアは微笑みながら静かに答える。
「ええ、少しだけね。」
その笑顔には達観した穏やかさが漂っていた。
レティシアには、誰もが持つとは限らない特別な力――輪廻転生の記憶があった。
何度も異なる人生を歩んだ記憶は、彼女に知恵と重荷をもたらした。
それでも彼女は、家族やエマの支えの中でその秘密を受け入れて生きてきた。
「お嬢様がどのような運命を背負っていようと、私にとっては関係ありません。ただ、私はお嬢様のために生きると決めています。」
エマがそう告げた日のことを、レティシアはふと思い出す。その言葉は彼女の心に深く刻まれ、今も大きな力となっている。
馬車の外には、北国特有の冷たい空気が広がっていた。レティシアはその景色をじっと見つめながら言葉を紡ぐ。
「私は、この地で新しい未来を作るつもりよ。どんなに厳しい場所でも、ここで本当の幸福を掴みたい。」
その言葉にエマは力強く頷き、言葉を返す。
「お嬢様がどこに行かれても、私はその未来を共に作ります。」
馬車の揺れが止まりかける。窓の外には、北の果てに広がる広大な土地が見えた。その光景を見つめながら、レティシアは静かに呟く。
「ここが、私の新しい始まりね。」
冷たい風が吹き抜ける中、彼女の決意だけが暖かな光となり、大地へと染み渡っていった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-18 16:00:00
48898文字
会話率:42%
夜明け前の交差点に漂う数学記号やAI用語、そして音楽記号が織りなす奇妙な空間。そこで人々はスマートフォン越しに「バズる」世界を夢見つつ、いつしか幻の境界へと足を踏み入れていく。道路の先で歯車仕掛けのロボットがAI用語をリバーブさせ、雨粒の代
わりに落ちてくる記号たちは通行人の靴裏で弾けて消える。すべてが溶け合い、夜空ではト音記号の雲が「ワンチャン」や「エモい」といった流行り言葉を呟く。やがて世界がグリッチのように崩れ始めるとき、数式も音符も一体となって謎の調和を奏で、現実は夢の迷路へと変貌を遂げる。かくして、数式・AI・音楽・言葉のすべてが交錯する終わりなきプロトコルの物語が幕を上げる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-17 15:12:33
3014文字
会話率:0%
様々な信条・思想のキャラクターが思うがままに話し合いをしていき、こんな感じの社会になればいいのになを見つけるテーブルディスカッション小説です
正解は無いので、どう感じるのかまたはどう思うのかは人それぞれですが、言ってしまえば参加者にも加われ
る?という一見変な小説?本?ですね
この小説?本?の評価自体はどうでも良いです
なんせ、徒然草ですからね
【「つれづれ」、すなわち、することもない生活の退屈さ・寂しさを紛らわし、慰めるために書いた「草」、すなわち、取るに足らぬ文章の意】とネットにも記載があるほどです。
読んでもらい、自分自身が考える社会哲学やイデオロギーまたは現在の政治に対する考えを思考するキッカケになってくれたなら満足ですね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-13 22:29:52
32413文字
会話率:100%
ここはどこだ? この世のものとは思えない光景の中で目を覚ました男は、誰ともなしにそう呟く。――天正十年。天下を手中に収めんとしていた彼――戦国の魔王「織田信長」は、その志半ば、京、本能寺にて自らの腹心「明智光秀」の謀反に遭い、その生涯に幕を
下ろした……筈だった。しかし、魔王は死なず。燃え盛る本能寺の中で意識を失ってしまった彼は、次の瞬間、まるで覚えのない、異様な場所で目を覚ましたのだ。草木のない、荒涼たる大地が広がるだけの――そこ。あまりにも理解を超えた事象に、ただうちひしがれる信長だが、そんな彼に、突如として話しかける者があった。自らをこの世界の「神」だと名乗る少年「マクネロ」と、謎の少女「ミレイ」。奇妙な二人との邂逅に、信長は警戒心を露わにする。しかし、会話を重ねる内に、生死の境を彷徨っていた自分を救ったのがマクネロであることを知ると、彼は次第にその態度の軟化させた。大人しくマクネロの話を聞くことにした信長は、そうして、全てを理解する。今いるこの場所が、自分のいた世界とは異なる世界であるということ。それをやったのが、目の前にいる少年だということを。「なんのために?」。信長は問う。それに対して、マクネロは態度を改め、答えた。いや、それは寧ろ、懇願に等しいものだった。「どうか大いなる厄災を払い、この世界を救ってほしい。そのために僕は、君をここに呼んだんだから……」。そうして、信長は旅立つことになる。見も知らぬ異世界――「エドラ」の道程を。「――あ、ミレイちゃん。君は、彼を案内してあげてね!」「……え……?」。何故か、異界の少女ミレイと共に……。
ここから、信長の野望は再び始まった。
※随所に史実と異なる点がございます。あらか じめご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-12 13:42:22
92071文字
会話率:34%
これは勇者が世界を救った2000年後の物語。
勇者歴2104年、4年前に起こった世界大戦の影響から各参戦国は疲弊しきっていた。
そんな中、参戦国の中の一つであるソール国は今もなお緊張状態にある、世界情勢を鑑みて史上初の男女問わずの騎士
学校入学者を募集する。
少女の身でありながら、頭ひとつ抜けた剣の才覚の持ち主である貴族の娘ネクス。
商人の娘であり、誰よりも頭が切れるミケッシュ。
そして誰よりも勇敢な少年リリベル。
そんな三人は募集に応えた、入学希望者だった。
学校のある王都エポロへと、列車に揺られながら同席した三人は、しかし、とある事件へと巻き込まれることになる。
「魔王様……」
そう呟く一匹の魔物によって。
────────
「こんなもんか?」
「何をやっている」
「おお! 旦那ぁ! 今あらすじを考えていたとこなんだよ!」
「……我々の計画のか?」
「そう! 最初は肝心だろ? 何が起きて何を生み出すのか、みんな知りたいと思うんだ!」
「お前の言っていることは相変わらずわからんな。皆とは……いつものあれか?」
「そう神様!!」
「悪趣味だな、お前の神は」
「そう言うなよ! 多分最後になるんだからさ!」
「そうだな」
「そうさ!!」
「行くぞ、候補者は絞れたとはいえ所詮は、的中率は実際に確かめないことにはわからん」
「旦那は心配性だなぁ、もう実質決まってんだろ?」
「予言や占いなど信頼できん」
「それ魔法使いのセリフって自覚ある?」
「当たり前だ私の流派は堅実でな」
「はは! そりゃよかった! じゃあそろそろ始めますか!」
「例の地点で全ては始まる」
「……帰れるかな」
「賭けになるな」
「……まぁいいさ! 利害は一致させてんだからな」
「お前の前向きさは見習いたいところだな」
「だろ?」
「では、行こう。魔王様のために」
「おー、大変ご立派なことで」
「本気だからな、世界のために」
「幸福のために?」
「そうだ」
「はぁ……そんじゃまぁせいぜい楽しもうぜ旦那、なんせ──」
「最後だから……か?」
「そういうこと」
─────────────
カケヨム様でも投稿中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-09 23:27:42
220626文字
会話率:37%