夏が終わる頃、
都内を離れ、北陸に出張に来ていた私は、
その帰り、
ひとりの少年と出会った。
2021/3/4
次の話(197話)の投稿は、ちょっと先になります。
1週間はかかると思います。
申し訳ない。
2021/3/1
196話を予
約投稿しました。
3/2 の 0時に公開されます。
*――――――――――――――――――――――*
タイトルの読みは、《さまーえこー》。
echoは《こだま》とか《反響音》とか、そんな感じ。
「残酷な描写あり」が付いてますが、
私も少年も、死んだり怪我したりしないです。
一部の表現が引っかかりそうなので、念のために付けてます。
更新速度よりも、完結させることを当面の目標にしているため、
次の話まで1週間以上の間が空くこともザラにあります。
3ヶ月ぐらい更新が無かったときには、挫折したと判断して貰っても構いませんので、
それまでは気長にお待ちいただければ・・・と思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 06:54:49
814909文字
会話率:16%
主人公、ボーンは小説家である。代表作、龍星記以降はスランプに陥り鳴かず飛ばずの日々を送っていた。小説を書くのも嫌になり病んで体調を崩し筆を休める事になったが、そうするとまた何か書きたくなってくる。
小説サイトで裏名義で登録し、初心に返って
奇を衒わない作品を書こうとした所これが注目を集め大反響を受けた。偶然にも勤め先から書籍化の話が舞い込んだ所で会社に事情を説明し、正体を明かした。
後は原文を手直しして書籍化を待つだけ…かに思われたが、上の意向で人間の主人公と猫型獣人のヒロインの役割の交代やモブとして死亡したキャラの復活、仲間入りなど曰く『細々』とした変更を指示された。
登場人物の名前を入れ替えれば話が成立するなどと言うレベルではなく、大筋だけ沿った書き直しをする事になったボーン。更に、徐々に『細々』とした変更の指示が増えて…。
※本作は別作品、双眸の涙の作者の物語です。併せて読むと本作をより楽しめるとか、楽しめないとか折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 00:43:43
23835文字
会話率:52%
恵まれた能力と資質をフル活用し、望まれた在り方を、望むように実現してきた彼女。
長子としての在り方を求められれば、理想の姉として振る舞った。
客観的な評価は充分。
しかし彼女自身がまだ満足していなかった。
周囲の望み以上に、妹を守りたい
と望む彼女。彼女にとって、理想の姉とはそういう者であった。
理想の姉が守るべき妹が、ある日スルドと出会う。
姉として、見過ごすことなどできようもなかった。
※当作品は単体でも成立するように書いていますが、スルドの声(交響) primeira desejo の裏としての性質を持っています。
各話のタイトルに(LINK:primeira desejo〇〇)とあるものは、スルドの声(交響) primeira desejoの○○話とリンクしています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 17:37:32
257283文字
会話率:16%
ある日、日本で『龍』が写った映像が撮られた。その映像は瞬く間に拡散され、世界中で反響を呼んだ。
それから時は経ち、龍の正確な姿が未だに撮られず、本当に龍は存在するのか疑問を浮かべる人々が増えた中、男子高校生の一瀬春風はとある部活に入るこ
とに。しかも、その部活は『龍』の姿を写真もしくは映像に映すことが目標の変わった部活だった。
『龍』が存在する変わった世界で、変わった部活に入った一瀬の青春ラブコメディ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 07:10:00
16417文字
会話率:58%
小説家である夫を亡くした「私」に遺された作品は、主人公の女性を彷彿とさせる女優が現れてテレビドラマに。すると作品性とも相まって大反響を起こす。
やがて謎めいた彼女の行動から新たな展開が広がっていく。
一方、彼女との温かな交流により夫を亡くし
た悲しみから立ち直っていった「私」だったが…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-05 15:32:25
151055文字
会話率:37%
世界唯一の“ダンジョン”が多くの冒険者の犠牲と共に攻略・崩壊してから6年──。世界各地で新たなダンジョンが発見され、それと同時に全ての人間になんらかの“スキル”が発現した。ダンジョン攻略で稼ぐ冒険者やダンジョン配信を行うライバーが現れる中、
かつて史上最難関ダンジョンを攻略した“英雄”達もまた、攻略を楽しんでいた── ただ一人を除いては。
大学生の工藤優希は名もなき“英雄”だった。新しく出現したダンジョンやスキルには興味を示さず、普通の日常を送る…………はずだった。
政府からS級冒険者の認定書が届き、他の冒険者と共に政府公認のクエストを受けることになってしまう。そのクエストの生配信で優希の規格外の強さと最凶の相棒リヴァドラムの姿が反響を呼び、ダンジョン配信をすることになる──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-06 00:00:00
242690文字
会話率:46%
ある物語の製作で使うシナリオです、どのような反応があるのか、どこまで反響があるのかを調べるため十五話~二十話程度で完結させます。
この物語はある宝石商が原石を拾いその原石が輝きを見せるまでを記録した物語である
⦅繝ー荳也阜縺ョ螳晉浹隴�
⦆折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-27 00:54:04
6285文字
会話率:25%
望月ミチルの家族は、事故に遭って死んだ。
悲しみにくれていたミチルに、どこからか現れた悪魔が甘い声で囁く。
『私なら、家族を蘇らせる』
ミチルは悪魔と契約し、家族を蘇らせた。
否、家族は蘇ったのではなく、動く屍であった。
悪魔
は言う。
『契約を維持しなければ、次は家族の魂を喰らう。維持するために、敵の魂をよこせ』
ミチルは自身の過ちから目を背けるために、家族を守るために、自分の心を守るために、契約の維持。
つまり、他の契約者と戦うことを決意する。
※本作品はX企画・書き出しコロシアムに提出した作品です。
※キリの良い4話まで書きます。反響があれば続きを書くかもしれませんが、某公募に応募するため書き直しを決定しています。その場合は新しく投稿させて頂きます。本作は、あくまでお試しです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-17 22:25:12
17793文字
会話率:26%
篠淵渉は、新卒でブラック企業に入社した。
毎日残業続きで、少しの休憩時間は泥のように眠り、夢の中でも罵声が反響している。
そんなある日、篠淵は駅のホームで飛び込み自殺を試みる。
そんな人生の最期を前にして、
自殺したことを後悔し、死にたく
ないと心から願う。
そんな時、突然目の前に死神が現れた。
死神は、残りの寿命と引き換えに、時間を巻き戻す契約を持ちかけた。
篠淵はこの転機を活かし新たな人生を送ることを決意し、死神の契約を受け入れるのだが…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-07 21:13:21
4565文字
会話率:30%
「ノースキルで異世界転移したけど、どうやって食っていこう……」
★文章一つで異世界で食いつなぐ!平凡女子が書き上げるお仕事ストーリー。
求人広告ライターとして半引きこもり生活を送る音無しのぶは、超久々の外出で車に轢かれた勢いで異世界に転移
してしまう。
「憧れの異世界で王道ファンタジー生活を!」
なんて胸を膨らませるしのぶだが、まさかの特殊能力なし。現代と変わらぬスペックを使って、今晩の宿と日々の糧を得なければならない事態に陥った。
運よく首都郊外で農家を営むサブロー宅に拾ってもらうしのぶ。一宿一飯の恩義として、人手不足な農場の求人広告を作ることに。「自分にできることで恩返しできれば」と軽い気持ちだったが、馴染みの酒場にチラシを貼ったところ大反響!
「ぜひうちにも書いてほしい!」
実は魔王出現の予言を受けて、首都フリエフには冒険者が殺到。また前職を辞めて冒険者を志す若者も続出。どの職種も人手不足で、求人広告を書けるしのぶはひっぱりだことなった。
なんとか順調に仕事をこなすしのぶ。その評判は街中を駆け巡り、ついには王宮まで届く。そしてなんと王宮から直々に「勇者パーティー募集」の依頼が……。
今日のご飯を買うために頑張れ、しのぶ!
※毎週土曜日0時に更新予定ですが、書き貯めていません。ぜひブックマーク登録して続きをお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-02 00:00:00
20107文字
会話率:41%
住めば都、とはならないかもしれない
最終更新:2023-10-22 23:47:17
1551文字
会話率:0%
<この作品は反響次第で別サイトに重複投稿を行う可能性があります、ご了承ください。>
最終更新:2023-09-26 16:33:36
5240文字
会話率:0%
かつて戦場を素手で駆け抜けた男は、圧倒的な「権力」と「腕力」を有するスカーレット王女として生まれ変わってもなお戦闘を欲した。
「敵か味方かは自分が決める」
国王もその存在に頭を悩ませ、苦肉の策に〝生殺与奪〟の権利を与えてはみたものの、敵
の血でドレスを汚す様から血塗れ姫と呼ばれ恐れられていた。
今日もスカーレットが乗る馬車に襲い掛かる間抜けな「敵」が現れる。掃除をしなくてはいけないと、ドレスを翻し躍り出る――。
※この物語は前日譚という設定です。もし読者の皆様に反響があれば長編化を検討します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-19 12:16:34
1512文字
会話率:49%
二本松中学校で社会科を教える杉下と三田は江戸時代の授業で福井藩と松岡藩を扱う。その中で松平忠直と松平綱昌の悲劇を知り、調査することになる。調査の過程で松岡藩の菩提寺で綱昌の手紙を発見する。綱昌は発狂したとされているが、江戸幕府や福井藩の家臣
の派閥争いから謀られた無念さを示していた。その名誉回復のため生徒の研究発表を利用してマスコミに取り上げてもらい、福井藩の名誉回復を計ろうとする。大反響となって名誉が回復される。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-16 17:37:47
30463文字
会話率:19%
しがない放送部で繰り広げられる、ささやかな日常系青春コメディ。
ある日転校してきた少年、割谷若葉。彼は昼休み、強引に放送室に連行される。そこに待っていたのは一癖も二癖もある三人の男女。シュールボケの人気パーソナリティ、相内愛香。無茶振
り毒舌放送作家、権田瑞樹。静かな情報通暴露ディレクター、平井忠信。
「今日もあなたに、ささやかな幸せのひと時を!」
この放送部は毎日昼休みにラジオを放送していた。そして、この日のゲストは転校生の若葉。嫌々出演させられた若葉だったが、そのラジオは大きな反響を残し、若葉は放送部から熱烈な歓迎を受ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-13 00:00:00
85821文字
会話率:55%
宮廷に聖女として務めているスピカ。
彼女は圧倒的な治癒魔法の才能で国民たちのために尽力してきた。
その成果を認められて第二王子との婚約も決まっていたが、突然転機が訪れる。
「ポーション技術の発展により聖女の力は不要となった。今すぐに宮廷か
ら出て行け」
治癒効果を持つ魔法薬『ポーション』の普及によって、聖女の治癒魔法は必要がなくなった。
そのため別の人を愛していた婚約者の第二王子から解雇宣告と婚約破棄を受けて、スピカは途方に暮れることになる。
それでもまだ誰かの傷を癒してあげたいと思っていた彼女は、流行りに乗って自分でもポーションを作ってみることにした。
すると……
「私のポーション、なんかおかしくない?」
聖女の魔力が宿ったポーションは規格外の効力を発揮! 売り出した途端に大反響! 隣国の第一王子がやって来て高待遇で宮廷にご招待!? やがてスピカの作ったポーションは『聖女の秘薬』と呼ばれて話題になり、その噂は元婚約者の耳にも届くことになって……
短編からの連載となります折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-09 22:06:05
103305文字
会話率:30%
連載版始めてみました。
https://ncode.syosetu.com/n8734ih/
【あらすじ】
宮廷に聖女として務めているスピカは、圧倒的な治癒魔法の才能で国民たちのために尽力してきた。
その成果を認められて第二王子との婚約も
決まっていたが、突然転機が訪れる。
「ポーション技術の発展により聖女の力は不要となった。今すぐに宮廷から出て行け」
治癒効果を持つ魔法薬『ポーション』の普及によって、聖女の治癒魔法は必要がなくなった。
そのため別の人を愛していた婚約者の第二王子から解雇宣告と婚約破棄を受けて、スピカは途方に暮れることになる。
それでもまだ誰かの傷を癒してあげたいと思っていた彼女は、流行りに乗って自分でもポーションを作ってみることにした。
すると……
「私のポーション、なんかおかしくない?」
聖女の魔力が宿ったポーションは規格外の効力を発揮! 売り出した途端に大反響! 隣国の第一王子がやって来て高待遇で宮廷にご招待!? やがてスピカの作ったポーションは『聖女の秘薬』と呼ばれて話題になり、その噂は元婚約者の耳にも届くことになって……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-07 22:05:06
23262文字
会話率:27%
私たちは縛られている。自分と、それを取り巻く環境によって。
四方を山に囲まれた、丘の上にある緑陵中学校。
そこに通う織櫛あいと桜庭もと花は、同じ教室で授業を受けて終わったらいっしょに帰る、
そんなありふれた普通の学校生活を送っていた。
しかし、もと花がかつて所属していた部活の先輩から告白され、友達として付き合い始めた
ことで状況は一変する。
あいにとってもと花は特別だった。
友情ではなく恋愛感情を抱いていたあいは、このままではもと花がやがて自分の傍から離れていってしまうことに危機感を覚え、ついにもと花に同性愛について思っていることを尋ねる。
「やっぱり……変だよね」
このままではもと花を取られてしまう。そう苦悩するあいのそばで、彼女に語り掛ける男の声があった。
「もし君が本当に男になりたいと望んでいるのなら……僕が力を貸すよ」
同性愛なんて成り立たない。声に誘われて男になったあいは、もと花と結ばれるために行動を起こしていくのだが……。
既に完結まで原稿は執筆済み。クライマックスにてキスシーンの描写があるためR15指定をかけてますがえっちぃ要素はほぼないです。
公募用に執筆しましたが、文量が長く悩んだ末にこちらに置かせてもらいました。
様子や反響を見ながら少しずつアップしていきたいと思います。
小説家になろう慣れしていないため表示の読みにくさなどあるかもしれません。本文のサブタイトルや誤字脱字の修正は行っていきますが、本文や内容、設定の変更は致しません。
それらも含めてどんな意見も頂戴できれば幸いです。
よろしくお願いいたします!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-16 21:37:01
201455文字
会話率:36%
火照るような喧騒の街で御座います。
そこの一つの粒となって溶け込んで行くと、恋人達の会話が蝉時雨の様に反響し合うのです。
そうなると、涼しくて大層甘いものが戴きたくなると言うもの。
睦言がとろけても、野暮にならない場所へ。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
こんなタイトルですが、恋愛じゃないです( '-' )
幻想奇譚です\( 'ω')/ヘーイ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-15 16:01:23
994文字
会話率:15%
このストーリーには明らかな文法上の問題があります。すべてのコンテンツが機械で翻訳されているためです (このストーリーの原文は中国語です。本文の下に元の原稿を添付します。親切な人は翻訳を手伝ってください)。
この物語は異世界ではなく、宇
宙人スカインに侵略された地球を元にした序章です。
ストーリーは 3 つの視点を採用し、2 本線で進行します。
宇宙船に捕らえられて奴隷となった母親のウェン、エイリアンに変身してウェンの主人となった息子のアン、そして作者の3人の視点。
二重主線は母子の日常と反逆者たちの陰謀。
この話は終了する予定で、反響が良ければセカンドシーズンもあるとのこと。月一更新を心がけておりますが、お休みをいただいたり、更新が不定期になることをお許しください。
最後に、この作品を見て本当に気に入って中国語を話せるなら、より多くの人にこの作品を見てもらえるように翻訳を手伝っていただければ幸いです。
----------------------------------------
本故事在文法上會有明顯的問題,因為所有內容皆是經由機器翻譯的(本故事原文為中文,我會將原稿附在正文下方,好心人士拜託幫忙翻譯)
本故事並非異世界,而是由被外星人skyn 入侵的地球作為藍本介紹。
故事採三視角,雙主線推進。
三視角分別為被抓到太空船並成為奴隸的母親Wen,被改造成外星人並成為Wen主人的兒子Ann,以及作者
雙主線為母子的日常與反抗軍的密謀。
本故事預計做到結束,若反應好會出第二季。盡量做到月更,但不定時請假或更新還請見諒。
最後若觀看後真的很喜歡且會中文的話,希望可以協助翻譯讓更多人看到這部作品。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-10 04:05:38
81251文字
会話率:16%
(第一話)
「そ、そんな・・・・・・俺本当に死んだんですか?」
「ええ。残念ながら貴方は元の世界で死を迎え、今は魂だけの状態でこの女神の間に招かれているのです。」
高校一年の夏、学校の帰宅途中に交通事故に巻き込まれた所で記憶が途切れている
が、どうやら俺はそのまま死んでしまったらしい。
そしてまるでテンプレートのような女神に招かれて、とても聞き覚えのある説明を受けていた。
「突然の死でショックもあるでしょうが、貴方にはこのまま天国に行く以外にもう一つの選択肢があります。
貴方の生きた世界とは別時空の世界に勇者として召喚され、もう一つの世界の平和を脅かす魔王を討伐してもらえないでしょうか?
もちろん只の人間に魔王を打倒することは不可能でしょう。
ですので、私が特別な加護を与えることで一般的な人間は到底不可能なレベルの能力を与えますし、ステータスの方も何の訓練も無しに最初からカンスト状態にしておきましょう。」
「それっていわゆるチートスキルをくれる上に、ステータス面もチート状態にしてくれるってこと?」
「はい、間違いなく異世界に到着した時点で世界最強の一人となれるはずです。
ちなみに魔王討伐後はそのまま異世界に定住して頂いても構いませんし、魔王討伐の恩賞として元居た世界にお金持ちで優しいご両親のご子息・ご令嬢として記憶をそのままに転生して頂くことも可能です。なんならチートスキルとカンストステータスを持ち越しする得点も付けますよ?」
「いきます! ぜひ行かせてください!」
嘘だろ、なんて話だ。
夢じゃないよな? 死にかけの走馬灯じゃないよな?
うん、違うな。だってほっぺをつねると痛いし。(魂だけの状態で痛みを感じれるのは不思議だけど)
「それではお行きなさい! そして魔王を倒し、世界を救うのです!
勇者、鈴木よ!」
「えっ、ちょっ・・・・・・? 俺、田中ですけど・・・・・・?」
「・・・・・・。」
ウィーーーン!
数秒の間を置いて、俺の足元にぽっかりと大穴が開いて、俺は真っ逆さまに下へ落ちて行った。
「俺、田中太郎なんですけどーーっ!?」
俺の絶叫はただただ落とし穴の中で反響するばかりであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-09 01:00:00
3754文字
会話率:42%