主人公はノーベル賞受賞者の夫。冴えない男の狂気のSFホラーファンタジーである。
高専出身の佐々木里穂は原子核研究機構でブラックホールの生成に成功する。彼女は科学者としての名誉を一挙に浴び、次の研究に没頭するが過労で倒れ人生を見つめなおす。
結婚をして35年の月日が経ったある日、彼女にノーベル賞受賞の知らせが届いた。
そこに日本の電機メーカーから一本の電話が入ってきた。
「あなたの理論を出発点にタイムマシンを製作しました。時空を超えてみませんか?」
半信半疑な彼女だがタイムマシンに乗ってみることにした。
※この作品はフィクションです。実際の人物、団体とは一切関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-18 07:20:00
5670文字
会話率:30%
純愛の果てに、無慈悲な斬裂
『Necrophia:B Side/Ver.1-0223』
時に、西暦2222年──。
世界は混沌に堕ちた。
突如として現れた、謎の生命体《ブルータル》。白の獣じみた凶悪な見た目をした当該生物は、なんの前触れも
無く、世界に同時多発的に出現した。
ブルータルは人間を襲い、殺戮の限りを尽くす。
世界の人口は半分以下にまで激減した。
そんな中で、人類が最後の切り札として提案したのが、
《反物質爆弾》を使用した大規模一斉爆撃による異生物滅却計画。陽子と原子核の化学反応で産出される極大エネルギーは、世界中の大陸をリセットさせてしまう。だがその代わりに、ブルータルの数は大きく減った。
反物質爆弾による作戦は成功に終わったかに見えた。だが、反物質爆弾の影響を受けていない都市が世界に幾つか存在する事が判明。各都市から離れた先は真っ平らな荒野なのに、まるでバリアを張っていたかのような、爆弾投下前そのままの状態を維持していた。
しかもその状態を維持している都市には、ブルータルの姿を確認。このような場所を“ブルータルの巣”と呼称。
まだ、ブルータルは生きている。確実に殲滅された訳では無い。まだ、どこかに生きている。繁殖する可能性もある。早期にこの問題は解決する必要があった。この問題は日本にも確認され、横浜みなとみらいが最初の解決地点だと定められた。
状態維持のエリアはみなとみらいの他に、近辺に所在する元町・中華街、大黒ふ頭、京浜工業地帯の鶴見線沿い。この複数箇所が判明。
日本軍は分析調査隊を編成。
元町・中華街、京浜工業地帯には大多数の兵士が編成されたが、大黒ふ頭の調査には《シアラックス》と《カラクセス》の2名が選ばれた。
2人は、なんの疑問も持たず大黒ふ頭の調査へと向かう。
2人は同年齢であり、友人以上恋人未満という関係値。生き残った人類は若ければ、強制的に兵士にされる。その日本軍の士官学校で出会い、意気投合。だけど、2人が一緒に任務を遂行する…というのは初めての経験だった。しかも、2人のみでの任務。
2人は思い思いの任務経験談を話し、陽気な状態で大黒ふ頭へと向かう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-16 00:30:14
2183文字
会話率:69%
不本意ながら公開します。只一部私の既存作品のネタバレ要素があるため、見るのはお勧めしません。
追記
……ネタバレ気味ですが、作中で言う世界で一番重い物質は原子核の事です。
つまり重い物質の重い理由の材料側だけを集めれば超重いよねって話です
。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-07-20 07:13:29
43729文字
会話率:19%
金属内のマイナス電荷の電子とプラス電荷の原子核は、プラズマを形成します。プラズマの振動をプラズモンといいます。プラズマの振動は、量子力学的に1個2個と数えることのできる粒子で、プラズモンと呼びます。
最終更新:2024-01-22 08:00:00
238文字
会話率:0%
普通の金属と超伝導状態の電子の話です。
最終更新:2023-11-04 22:00:00
366文字
会話率:0%
原子は、どのように、いま観測されている原子になってるか?それは、量子力学の原理によります。さもなくば、原子は、電子が原子核に墜落するからです。
原子が、どのように振る舞うかを理解できれば、その集合の物質が理解できるという訳です。
最終更新:2022-12-19 10:00:00
372文字
会話率:0%
原子核反応で金を精製できるでしょうか?
最終更新:2022-05-20 20:00:00
2086文字
会話率:64%
次世代クリーンエネルギーとなる熱核融合炉実験成功の記者会見の場で、突然常温核融合炉というオーバーテクノロジーを発表し、地球のエネルギー問題を解決した天才少年科学者徳永秀康。
その後も数々の発明をして、地球環境を改善していくが、その本当の目的
とは?
※最近カクヨムで完結した作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-11 18:00:00
254502文字
会話率:32%
人間に含まれる原子核を核分裂可能な性質を持つ原子核に構成し直すと、およそ4.8ktほどの原子爆弾相当の核物質になる。変換が可能で、もし外部からなんらかの圧力を加える要素があれば人為的に核爆発を起こすことが可能である。
そして地球人類が生
み出した神の火は、他の神が支配する世界でも通用するのか、そういうような話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-22 14:42:03
9674文字
会話率:16%
科学教育啓蒙作品。
小学校では習わない。中学高校では原子や電子、原子核、陽子や中性子とかだろうか。
大学、理系で物理でも理論にでも行っても洋書購読や研究室とかでちょっとぐらいだろう。
科学啓蒙書を読まないとなかなかお目にかからない。
つまり
学校では習わないのだ。電磁気力や重力は習ってもね、強い力や弱い力はそんなに習わないだろう。
素粒子。それを結びつける四つの力。
噛み砕いて。それで不正確になったら赦して。
目次予定 四つの章で構成
◇四天王最強は引き篭もり
◆四天王の次席は人気者
◇四天王の三番目は影が薄い
◆四天王最弱は宇宙を支配している
※標準模型などの17種の粒子と重力子とかもどこかで伝えたい
※更新は不定期折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-30 07:00:00
5183文字
会話率:0%
私、山田桜里子、ぴちぴちぴっちな女子高生!
あらゆる人間関係がリセットされる新生活を迎え、歓喜の歌も高らかに舞い臨んだ……ところまでは良かったものの……哀れ私、いきなり足を掬われてしまいました……
入学早々、【贅理部】なる謎の部活に
取り込まれ、息つく暇もなく様々な事件に襲われる、そんな状況に追い込まれてしまったのです!
私を引き摺り込んだのは、彩波悠弐子とバースデイブラックチャイルドと名乗る同級生。
すれ違う学生が漏れなく二度見するほどの美少女さんたちは、私を騒動の渦中から逃さない。逃してくれない。
だって、彼女らは歩く災厄(トラブルメーカー)、そこのけそこのけ美少女が通る。
並外れた美貌で人々を誑かし、明晰な頭脳で言いがかりを連発する、生まれながらの騒乱原子核なのです!
そして彼女は疑わない。正義の使徒だと疑わない。
悪の臭いをファブリーズする、その執行者は自分だと信じている。
なので彼女と彼女は日夜奮闘する。「日本を脅かす悪の秘密結社」を探し出し、天誅を加えることをライフワークとする、そんな女子高生なのです。
彩波悠弐子とバースデイブラックチャイルドという子たちは!
端的に言って、ちょっとおかしいよね?
だって「日本を脅かす悪の秘密結社」とか本当に存在してるんですか?
山田、見たことないんですけど?
『それでも日本は狙われている!』
彼女と彼女は言うのです。信じて疑わないのです。
どうすんの?
私、この状況どうすんの?
破天荒女子高生戦隊ヒロインストーリー、第三幕の開幕です!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-09 20:15:22
121740文字
会話率:36%
ボドゲオロジーの田沼と崇神がいたって真面目な(?)学問の話をしています。
聞いているのは、國府田さん。
最終更新:2016-12-23 20:04:47
1950文字
会話率:69%
原子核の粒子構造を変えてみた
最終更新:2016-04-19 01:17:43
227文字
会話率:0%
この世界の創造の物語です。現在と創造時を繋ぐ展開と理論めいたものが焦点となると思われます。ハードSFとして形状性質論、創発現象、集合、組み合わせをテーマとし、チロと桃九を中心とした物語の中で展開させたいと思っています。
第1部は「脈流」の
リライト1回目版です。「脈流」の文章に不整合や矛盾などが、多々存在したためリライトしました。尚、「脈流」の1章を1部分にまとめました。
1月1日第2部開始しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-14 09:23:23
226351文字
会話率:59%
あるとき「ぼく」は少年で、あるとき「ぼく」は女子高生で、あるとき「ぼく」は素粒子だった。宇宙全体の原子核が崩壊し、物質が物質ではなくなったときに、素粒子は二人のヒューマンを見る。彼らはまるでワイドスクリーンに映し出された映像のように、崩壊
した宇宙のなかで自由に動いた。彼らは他の宇宙からやってきたのだ――。スペースパンクでサイバーオペラ。とてもちいさな宇宙の話。【あなたのSFコンテスト参加作品】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-03 21:24:29
22696文字
会話率:35%
2012年X月、CERN(欧州合同原子核研究機構)。大型ハドロン粒子加速器による陽子衝突実験の最中に偶然人工のブラックホールが生成した。すぐに蒸発して消え去ると予想されていたこの穴は、しかし、その後周囲のものを飲み込みながら成長し始めた。日
本の若き物理学者益山公平とそのパートナーのケイトは協力してブラックホールの成長を阻止しようと試みるが…。
この物語は単なるSF小説ではなく、高度な素粒子物理学の理論をもとにした地球滅亡のありうるシナリオを描いたものです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-05-04 13:45:27
57061文字
会話率:44%