『ヒロイック・オンライン』。このフルダイブ型ファンタジーVRMMOの一周年記念のメインイベントに参加しようと、ゲームにログインしていたアラサー会社員の主人公。しかし突然、ゲーム内で発生した謎のアクシデントにより、気が付いた時には記憶の一部を
失った状態で見知らぬ場所にいた。そして、新米開拓者ヒロアキとして、主人公は異世界『ミッドヘイム』を冒険することとなった――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-19 12:00:00
69208文字
会話率:26%
五歳の時、幼馴染の王女様から熱烈な愛のアピールを受けたことで前世の記憶を取り戻したフレッド。
彼はそれと同時に一時的にだが、未来視の力に目覚めてしまい、将来、自分や世界に破滅が訪れることを知る。
当然、そんな未来は受け入れられないので、全力
でこれを阻止しようとしたのだが――
「は?」
手に入れた女神スキルや現在、女王様となっている幼馴染が起こした謎行動によって、おかしな形に変わってしまった未来に、彼はただ呆然とするだけだった。
かくして、幼馴染姉妹に拉致され、共に旅に出ることになったフレッド。
旅先で出会った様々な人たちと心温まる時間を過ごす一方で、着実に迫る魔の手。
嫉妬深くて愛の重い女王様に襲われたり、厄介事に巻き込まれたり、魔獣たちと壮絶な死闘を繰り広げたりしながらも、彼や彼女たちは明日に向かってひたすら突き進んで行く。
その果てに待っているものとは――
これは、そんな若者たちが世界の平和、ひいては自分たちの明るい未来を掴み取るために獅子奮迅の活躍をしていく冒険戦記物語(ヒロイックファンタジー)である。
※第一部完結まで執筆推敲校正完了済み。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-18 17:11:28
222700文字
会話率:34%
「唯一無二の力を手にした少年は、王の素質もつ少女と共に英雄への道を歩む」
報われない現実を生きていた少年シン。何の前触れもなく異世界へと導かれた彼は、いつの間にか手にしていた強大な力で世にも美しき孤独な王女ラスティアを救う。
今いる場所
が以前読んだ物語「エルダストリー」とよく似た世界であることを知り胸を高鳴らせるシンだったが、時代は混迷と戦乱の世へと突き進もうとしており、大いなる宿命を負うラスティアの前には過酷な試練が待ち受けていた。
どのような現実にも決然と立ち向かおうとするラスティアの姿に心惹かれていくシンは、自身のもつ唯一無二の力を駆使し彼女の力になろうとする。やがてシンは知ることになる。自分という存在がエルダストリーにおいて「絶対者」と呼ばれ畏怖される存在であることを。
果たして少年は、王の素質もつ少女と共に広大なエルダストリーの地で生きてゆくことができるのか。そしてエルダストリーとはいったい何か。なぜ少年は導かれたのか。謎が謎が呼ぶ、本格ヒロイックファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 09:29:22
414174文字
会話率:49%
(週一更新。よく遅れます。)
国と国とを隔てる雲海を、飛鯨船(ひげいせん)が征するようになって幾星霜。
かつて、この世は一つきりで、神々の戦争で二十に切り分けられたというけれど、神様の名前なんて、魔法使い以外はもう誰も覚えていやしない。
そ
んな神秘の魔法使いの国だって、鎖国を解いてからは留学がトレンド。
アトラス神を先祖にいただく皇子アルヴィンもまた、異母兄姉にコンプレックスを持つ『特別になりたい少年』でしかなくって、けして『選ばれしもの』ではなかったのだ。
──そう、その日までは。
多重海層世界。
世界を鳥瞰した学者たちは、列なる二十もの海と大地を、そう定義した。
魔女の予言が残った最下層、フェルヴィン皇国の末皇子アルヴィンは、優秀な異母兄姉の存在にコンプレックスを持つ14歳。
留学も失敗して鬱屈とした日々を送っていたある日、謎の一団に城が占拠され、囚われの身になってしまう。さらには、分身である魔人『ミケ』の命と、自らの頭蓋骨を盗まれてしまった。
冥界に堕ちんとしたそのとき、預言に従い『星』の宿命を負って蘇ったが、しかしその肉体は、神の炎に焼かれていて──。
自らの頭蓋骨をもって、人類根絶の使徒として甦った憧れの英雄ジーン・アトラスに対峙するアルヴィンは、肉を焼く灼銅の鎧と、獣の咆哮をもって立ち向かう。
一方そのころ。
市井では、やけに肝の据わった魔法使いの若者が途方に暮れていた。
「魔法使いの国行きの飛鯨船がサァ……そこらへんの丘で低空飛行してねえかなぁ……」
「そんな都合のいいこと、あるわけないじゃん」
やがて魔法使いサリーは、なし崩しに、皇子奪還に命をかける羽目に……。
海外の児童ファンタジーみたいな王道ヒロイックサーガを意識しています。『人間讃歌』と『その血の運命』って感じの異世界ファンタジーです。
(テーマは、愛と絆と神話と魔法。あと少しの【メメントモリ(恐れず生きよ)】の精神。)
(『昔読んだ海外児童書みたいなファンタジー読みたぁい!』から生まれた、泥臭いファンタジー活劇です。)
(この世の神話を異世界で再構成。序盤はギリシャ神話がベースです)
(テンプレも好きだけど、たまには王道もね! )折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-17 18:55:48
633669文字
会話率:30%
元中年魔女っ子と、異世界魔女っ子のドタバタ地味系・ファンタジーラブコメ。
わりとイラストとかあります。【序の弐話と参話に集約】
----------------------
このお話には美麗な魔法シーンや、カッコイイ剣劇、ヒロイックな無双
展開が存在しません。
魔女っ子に転生した、とある【元】中年男の【超】お人好し奇譚です。
----------------------
注)R40(40代以上向き※昭和ネタ)がたぶんに含まれます。
※60000PV到達、有難うございました! (2021.02.26)
※50000PV到達、有難うございました! (2021.02.03)
※ユニーク10000到達、有難うございました! (2020.11.17)
※40000PV到達、有難うございました! (2020.09.20)
更新情報:
2021.02.03 よんきっ開始/連載2周年御礼イラスト1枚追加 【序の参話】
2020.11.27 もっかいゆっての序! 分割
2020.11.17 ユニーク10000御礼イラスト1枚・差分追加
2020.09.20 40000PV御礼イラスト掲載 【序の壱話(冒頭)に掲載】
↓ブラウザバック判断材料
●いっき
家出した娘を追いかけ異世界へ。そこで勇者と戦う魔女っ子になっちゃった。
●にきっ
冥界に強制連行され亡者と戦う日々。まさか男を好きになるなんて。
●さんきっ
暗闇姫一家に降りかかる問題の数々。ハナヲは決断をせまられる。
●よんきっ
元勇者のコレットと元魔王魔女は犬猿の仲? 頭の痛いハナヲ。
●短編エピソード
「陽葵とココロクルリ」「リボルトとハナヲ」「シンクハーフとナガエ」
●もっかいゆっての余
「もっかいゆっての序※イラスト集」「後書き企画」など
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-08 22:16:44
662374文字
会話率:45%
青い聖剣《ビスグランサー》を持つアーティス・トランは奪われたものを取り戻すために、かつての親友キュリアンの後を追い、旅を続ける。
闇の力に囚われたキュリアンの目的は何か。
青き騎士アーティスは馬を駆り、聖剣を振るう。
かつて世界を席
巻した魔獣が解放される時、聖剣が閃き、竜の力が解放される。
聖騎士ヒロイック・ファンタジーの開幕!
注:シリアスです。転生も、チートも、ハーレムもありません。最近の流行りとは真逆かもしれません。
それでも、お付き合いいただけると嬉しいです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-08 00:34:56
276135文字
会話率:37%
伯爵家の娘フレイヤは公爵令嬢アンジェリーナの十歳を祝う誕生日会に参加して気を失ってしまった。
気を失った際、前世の記憶を思い出す。
見習い騎士としてアンジェリーナを守れずに死んでしまったことも……
だが、フレイヤは気づいた。
死ぬ前よりも過去に戻って、自分は剣聖フレイヤに転生していると。
アンジェリーナに生きて幸せになってもらうため、フレイヤは未来を変えることを誓った。
その誓いを守るため、剣術の鍛練に励んでいたフレイヤは父親に騎士団の練習場へと連れられる。
同じように父親に連れられてきた黒髪の少年レオンハルトと出逢い、直ぐに二人は友人となった。
その後も二人は交流を続け、フレイヤはレオンハルトから秘密と大望を打ち明けられる。
「俺がすべきことはこのどうしようもない国を変えることだ」
レオンハルトの志に共鳴して、フレイヤはレオンハルトの剣となる。
二人は願いを叶えるために、没落した魔法帝国に新たな旋風を巻き起こす。
ヒロイック戦記ファンタジーの始まり!
カクヨムにも投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-16 09:32:37
398572文字
会話率:42%
ここは、神様に与えられた「メトリア」と呼ばれる力で、人間が繁栄してきた大陸世界。
「流星」を浴びたことで新たなメトリアを宿したハルは、指導者を名乗る男・ウィルに誘われ、伝説の剣を手に入れるための冒険の旅へと出掛けることに。
メトリアのこと
を何も知らず、都会暮らしに憧れる少年・ハル。
ハルを慕い生活を共にする、異国の少女・皐月。
メトリアの行使を専門とする、「術士」の世界で生きてきた少女・マッキーナ。
そして、今から十五年前、かつてハルと同じメトリアを宿した青年――「英雄」の結末を知る男・ウィル。
そのメトリアは誰のため、何のための力なのか。ハルはなぜ、メトリアをその身に宿すことになったのか。
メトリアの数だけ物語(ドラマ)がある——新たな英雄譚(ヒロイック・ファンタジー)、開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-16 20:20:55
313071文字
会話率:32%
今から100年前。人類は謎の生命体『アビス』の出現によって壊滅の危機に陥った。
アビスは特定の形に収まらず、ある時は獣、ある時は機械、そしてまたある時は人型の姿になり、捕食、寄生、成長を繰り返しながら人類を翻弄した。
全世界が『対アビス
』という目標の元、1つになり世界中の技術と魔法の力によって武器の開発に成功。その武器は、人類の希望とアビスの滅亡を期待され『ジャガーノート』と呼ばれるようになった。
『ジャガーノート』は10代女性にしか扱うことは出来ず、扱うことが出来る女性は『ヒロイン』として英雄視されている。
アビスに対抗するため、世界はヒロイン育成機関である『エル・ドラド』が世界各地に設立され、人類はアビスの脅威に対抗できるようになったーーーーーー
「いた!やっと発見したよ!」
東京都に位置し、アビス侵攻対策によって、海の上に築かれた「海上都市(メガフロート)」、中高一貫のヒロイン育成機関である瑠璃学園に存在するたった一人のイレギュラー。
「もう!入学式にも出ないでどういうつもり!?」
「……いや、別にほとんど知ってる顔だからやる必要あるの?」
男でありながら、『ジャガーノート』を扱える唯一の存在がいた。
11歳のころ、練馬区崩壊事件でアビスに寄生された主人公『小鳥遊祐樹』は、国立瑠璃学園にて監視とは名ばかりの生活を送っていく。
「いつか、俺を殺してくれよヒロイン」
アビスでもない、人間でもない半端物は、自身を殺してくれる存在を求め、今日も過ごす――――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-23 18:43:29
138245文字
会話率:55%
ここは異世界。
遠い昔であり、遥か未来でもある世界。
そしてこれは、何も持たずに生まれた少年が、自分の在り方を探す話。
−−−またの名を、出来損ないの英雄譚(ヒロイックテイルズ)。
最終更新:2021-02-26 23:58:20
692文字
会話率:12%
エフェス・ドレイクの剣は怒りに燃えていた。
敵は百万の兵を擁する戦闘民族ガウデリス覇国。世界征服の野心を抱く彼らに故郷を焼かれたエフェスは、一族に伝わる最強の秘剣「天龍剣」を以て復讐の闘いに挑む。しかし敵は余りにも強大、そしてその背後
には恐るべき世界の秘密が隠されていた。
「神去りし大地」ウィロンデ大陸にて、剣が舞い拳が唸る。魔術と策謀が交錯する。力と力がぶつかり合う。絢爛なるヒロイックファンタジー、今始まる。
※この作品は「カクヨム」でも連載しています https://kakuyomu.jp/works/1177354054892014881折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-12 00:59:50
260715文字
会話率:46%
女の子を助けトラックに轢かれた僕は、まだ死ぬはずではなかったらしい。一応やり直しがきくらしいが、流石に同じ地球では無理とのこと。次の転生先はどうやら、剣と魔法の魔獣や幻獣が蔓延る世界らしい。いや、それは無理。無理無理と神に駄々を捏ねていたら
、なんかチートくれるらしい。よっしゃあ!!!これで大した努力もせずに転生先で楽できるぞ!そう、、、思ってたのに。。。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-16 23:00:00
827文字
会話率:6%
「約束を果たしに来た」流浪の男はそう言って城壁都市に入った。四半世紀前の約束を果たすため、長く過酷な砂漠交易路を旅してきたアルマムベトの物語。
「貴種流離譚」に属する空想歴史浪漫、救国英雄譚のヒロイックファンタジー。
西暦4~7世紀あ
たりの蚕道(シルクロード)がモチーフ。交易都市ヌアコットを舞台に、経歴不詳8m級の古びた機体(ロボット)を操る主人公の行動を通し、隊商路全てに関わる騒乱を描きます。
主人公を目撃する者たち、係り合った者たちからの視点で語られる物語で、関わる者たちは、盗賊・門番・機体乗り・街娘・整備士見習いの少年・騎士・女神官など。
ダンバインとか、聖刻1092とか、覇王体系リューナイトとか、エスカフローネとか、ゾイドジェネシスとか、ブレイクブレイド等の世界観が好きな人に――好かれるお話になったら良いなぁ。
前作「~戦乱の古代魔術世界で人型兵器のパイロットになった場合~」とテクノロジーと歴史的な繋がりはありますが、前作をお読みにならなくても完全に理解できる物語として描いています。前作は古墳時代前の西暦1世紀前後の技術レベルをモチーフにしていました。それから300~600年後、別の土地を舞台にしています。
前作では発掘品として活用されていました機体ですが、今作では「製作」も可能になっている時代です(非常に閉じられた技術ですが)。前作では描けなかった機体のディテール、より詳しい内部機構、派生機種、集団戦なども描く予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-02 00:06:29
179019文字
会話率:19%
シャーマンプリーストであるガイルは、あまりにも強すぎ、またギルド内の人望もあった。
そのせいで嫉妬に狂った勇者ベルは、難癖をつけてガイルを追い出してしまう。
追放されたガイルは、清々したとギルドを後にした。
これで腰を落ち着かせることができ
ると。
そんなガイルには、一つの夢があった。
それは伝説の聖剣と聖鎧を遥かに超える武器防具を、自らの手で鍛え上げることだ。
今日もガイルはその武具の素材となる鉱石や、アイテムを集める為にダンジョンへと今日も挑む。
迷宮に潜む異形の怪物や凶悪なドラゴン、古の遺跡に封印されていた邪悪な恐ろしい神々と戦いながら。
これは後の世に史上最強の鍛冶師と呼ばれ、強大な帝国を築いた男の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-03 22:51:58
17339文字
会話率:31%
親友に取り憑いたのは、死の神だった──。彼を助けるために旅立った青年と娘は、美人海賊やら超絶美形魔道士やらと騒動を起こしつつ、大きな戦乱に巻きこまれ、ついに死の神と対峙する。だが、それはまだ幕開けでしかなかった。(一部「ダナ降臨」は殺陣中
心、二部「マラナ唄」が恋愛風味。最終部「クーナ遮光」で戦争し完結となります。自称、土着型ヒロイック異世界ファンタジーです)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-04 16:55:48
1115224文字
会話率:32%
異世界人が起こす奇妙な事件、サキュバスが解決します――。
異世界から日本にやって来た移民者達が巻き起こす様々な騒動を、
サキュバスの愛倫(アイリン)と移民局の若手・守屋慎之介(童貞)が
二人で破天荒に解決して行く。
時には、異世界人の犯
罪に立ち向かい、
時には人間が抱える問題と対峙しながら、二人は絆を深めて行く。
ヒロイックアクションローファンタジー、
人外女主人公(男前サキュバス)。
シリアスにギャグ要素も有り、ときどきお色気要素。
◆予定している章タイトル
【導入編】
★サキュバスは、性犯罪を許さない
★サキュバスは、百年以上ぶりに恋をする
☆サキュバスは、ソードマスターと真剣勝負する
☆サキュバスは、神の濡れ衣を晴らす
【人間編I】
★サキュバスは、満員電車の痴漢とバトルする
★サキュバスは、人間家庭の問題に首を突っ込む
【忍び寄る影編】
☆サキュバスは、密入国の少女を救えるか (約3万字)
☆サキュバスは、人身売買にブチ切れる (約4万字)
【ロミオとジュリエット編】
☆サキュバスは、異類婚姻を呪いで祝う
【人間編II】
★サキュバスは、泥酔女子を介抱する
★サキュバスは、孤独な老人達を介護する
【ネクロマンサー幼女編】
☆サキュバスは、学校の怪談に立ち会う
☆サキュバスは、消えた死体の後を追う
☆サキュバスは、ハロウィンに慌てふためく
【人間編III】
★サキュバスは、社会の屑に依存される
★サキュバスは、過去改変で少女を救う
【完結編】
☆サキュバスは、人間の闇を許せるか
☆サキュバスは、ゴブリンの足跡に恐怖する
☆サキュバスは、ディアブロを倒せるか
☆エピローグ
etc.
※『カクヨム』『ノベルアッププラス』等でも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-23 23:00:00
128419文字
会話率:19%
長きに渡る戦乱の続く大地”アーベントラント”。
戦乱の時代に終止符を打つべく、全土制覇に乗り出した大国ベルンシュタイン帝国に一人の傭兵上がりの騎士隊長がいた。
彼の名は、テオドール。
後に、味方からは”帝国最強の剣士”、”帝国の銀
獅子”等と呼ばれ、敵からは”銀髪の剣鬼”、”一千人斬りの悪魔”と畏怖された英雄である。
そして、彼の傍らには何時の頃からか、一人の少女の姿があったと言われている。
少女は生涯にわたって、テオドールを支え、共に笑い、共に涙した。
少女の”左目”は、誰よりも近くでその英雄の生き様と、弱さを焼きつけて来た。
これは、戦乱の時代を駆け抜けて行った”一人の英雄”と、それを支え続けた”隻眼の少女”との”闘争”と”愛”の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-05 21:15:19
214605文字
会話率:58%
剣と魔法のファンタジー異世界が舞台のヒロイックバトルものです。
本作の主人公の性格は、あなたが選んだ選択肢によってコロコロ変わります。
最後まで善人であり続けるのは大変です。色々ガマンしなければならないのです。
もちろん悪人上等な方は思うが
まま暴れまわって頂いても結構ですよ。それではどうぞ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-20 00:54:49
15313文字
会話率:8%
戦争は愚かだ。
かつて《天眼》と呼ばれた英雄、御雲竜鬼は、その考えのもと、獅子奮迅の活躍によって、《東西征討戦争》を終戦に導いた。
《陽の国》と《ウェルサイユ王国》は、和平条約締結のための前段階として、両国合意の交換留学生を派遣すること
になった。竜鬼は、《陽の国》の頂点にして実の父である男から、留学生として派遣されることになる。
戦争に身を投じて生きてきた竜鬼は、そこで初めて、本当の平和とありふれた日常を満喫する。
しかし、世界の運命の歯車である彼は、その運命に翻弄されていくことになる。
運命に抗うべく、英雄は再び剣を取る。
世界を駆ける英雄の覇道を描く、本格ヒロイックファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-26 19:29:29
23776文字
会話率:21%
第25回スニーカー大賞二次選考通過(三次選考落選)(2019/9/5)
◆◆◆「死んだ恋人が魔法の盾の中で生きている」という妄想に駆られた主人公の、アンチヒロイックファンタジー◆◆◆
剣の国では剣の力こそが全て! 異能の力を宿した魔剣を
持ち、化け物や悪を打ち倒す正義の騎士たちは英雄と呼ばれ人々から賞賛される。
しかしそれとは逆に、本来英雄と呼ばれる力を持ちながら、決して許されることのない罪を背負った狂戦士たちを、人々は畏怖の念を込めてこう呼んだ。
反英雄――と。
ひとりは、竜に恋人を殺され、竜殺しの妄執にかられた狂戦士。
ひとりは、竜の炎を吐き街をも滅ぼす竜人。
そして最後のひとりは、ひと目見ただけで相手を石に変える蛇乙女。
彼らは忌み嫌われていたが、正義の英雄から見捨てられた人々を救ってくれるという噂もあったのだ。そして今日もその反英雄の伝説にすがり、ひとりの少女が彼らの元へ訪れる――
(挿絵:seima氏)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-08 20:23:54
100444文字
会話率:30%