一風変わった「依存症」を持つ響生と親友の遥也。
写生部に所属する高校3年生、想いが交差するふたりのお話。
最終更新:2025-04-12 23:39:50
5225文字
会話率:49%
このサイトの年齢層が若くて30代以下が80%だということを知ってちょっとビックリしました。そうした若い、この作品の潜在的な読者のためにタイトルの由来から説明しておきます。俳句などというと若いひとには敬遠されそうですが、これは俳句を書くため
ではなく、俳句を味わうため書かれた作品です。現実の世界をただ写生しただけのような俳句にリアリズムという言葉を使っている文章を読んだことがありますが、俳句だって詩なのですから現実の世界をいくらリアルに写生してみたって、本来、それが詩になるはずはないのです。それなのにどうして、まあ、すぐれた俳人の作品に限りますが、現実をただ写生しただけのような俳句が、結果として、楽園のように美しい世界をリアルに写生しているような素晴らしい印象をあたえることになるのでしょう。そう考えていて思いついたのが楽園のリアリズムというフレーズです。本文を読んでいただければわかることなのでくだくだとは申しませんが、意味作用から解放されて世界をただ写生しただけのような俳句こそ、どのような詩にもまして、もっとも純粋な詩、もっとも純粋な詩的言語となっているはずなのです。
そうした俳句というすぐれた一行詩の詩情(ポエジー)を本書のなかでくりかえし味わっていけばどのようなことになってしまうだろう。高校初級程度の文語の読解力さえあれば、俳句の素養なんてなくても味わえるようなやさしい俳句ばかりを全体で700句読んでいくつもりですが、おなじ句を何度も利用させてもらっているので本書をくりかえし読んでいただければ《(700句+α)×読んだ回数》分の素晴らしいポエジーを味わうことになる、ほかに俳句なんか読まなくたって。人生が変わってしまうほどの極上のポエジーを、それもたっぷりと。
そのくりかえしが、読者の感性を変革し、詩的想像力や詩的感受性や詩的言語感覚を育成しないわけはなく、読者の方が若ければ若いほど、そのあとのゆたかな長い人生が約束されていることになるだろう。当然の結果としてふつうの詩も味わえるようになるはずですが、趣味の問題ということもあるし詩を読むかどうかはご本人次第ですが、たとえば好きな音楽を聴くだけでも、その曲や歌詞がいままでになくいきいきと心に触れてきて、そのことに信じられないような驚きと喜びを味わうことになるはず、とは自信をもって断言しておきます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-30 10:31:59
8006文字
会話率:14%
夏休みの課題って後回しにしがちですよね(゜∀゜ゞ)
最終更新:2025-03-13 17:28:15
1363文字
会話率:19%
明日の授業で行う写生のために、コポック君は絵の具を買いに出かけました。ところが、画材屋には水彩絵の具が置いてないと言います。困ったコポック君に、不思議な画材屋は古い油絵の具の箱を渡します。さて、コポック君はどんな絵を描くのでしょう?
この
作品はカクヨムにも掲載しています。
https://kakuyomu.jp/works/16818093093750304688/episodes/16818093093750869413折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-24 15:29:51
2233文字
会話率:60%
町工場の社長であり、子供たちにものづくりの楽しさを教えることが人生の喜びであった田中啓(たなか けい)。彼は定年を迎えた後、工業高校で非常勤講師として新たな挑戦を始めたが、教育の厳しさに悩まされていた。ある夜、深酒をしているうちに異世界に
転生してしまう。
異世界で目を覚ました啓は、魔法とモンスターが存在する世界の教会で「アラン」として新たな生活を始めることになった。教会では、ものづくりの神を祀りながら、地域の子供たちの面倒を見ながら過ごしていた。
ある日、教会に通う子供が、ダンジョンの写生という夏休みの宿題を抱えて教会に訪れる。付き添いとしてダンジョン探検に出かけたアランは、スライムと遭遇し、初めてのダンジョン攻略に挑むことになる。
ダンジョン内での戦闘中、アランはスキル「Ranモード」に気づく。このモードは、通常の行動に加えて「条件分岐」を設定することで、より効率的に問題に対処できる能力を持っていた。スライムとの戦闘で、このスキルを活用し、異常なスピードでスライムを倒すことに成功する。
アランの「Ranモード」を駆使した戦闘能力が周囲に驚かれ、彼は異世界の人々に注目されることとなる。さらに、教会での新たな生活や子供達との友情を深める中で、彼は自分の能力を駆使して、異世界の問題に立ち向かう決意を固めていく。
新たなスキルを駆使して困難に立ち向かうアランの冒険が、異世界でどのような成果をもたらすのか、そして彼自身がどのように成長していくのか。異世界とプログラミングの融合が描かれる物語が、今、幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-03 23:48:21
101347文字
会話率:33%
”私”は昔から何度も見る夢があった。
小学校4、5、6年生の時の夢を何度も繰り返して。
そこに現れてる少年、塚倉修一。小学生男子らしく絡んできて好意を伝えてきた。子供の頃だったの自分自身でも気付けなかった、実らなかった淡い初恋の想い出
。
海外と取引のある企業に勤める文田えいり。ある日同僚との買い物をしている時、ある展示会に行合う。
えいりは高校時代同級生と付き合い始めた。時に些細ないさかいもあったが、順調に関係を深めていった。
彼と付き合って本当に良かったと思った時、態度が急変してしまった。連絡が少なくなり、えいりを見る目が冷たくなった。
掴んで成就した初恋だったが、2年程で終わってしまった。
えいりは初恋の痛手を引きずるようになってしまい、その後の恋に臆病になってしまう。
子供の頃の事故が原因で目の光を失ってしまった冬見功介。
中学生になる直前にドナーが現れ、7年振りに光を取り戻す。功介は7年を埋めるように、大好きな絵を描いた。
美術科のある高校に進学し、美術部に入る。その写生会の日、功介は不思議な現象に遭遇する。目の前に広がるものと、目に映る光景が違ったのだ。功介は幻のような景色を必死でキャンバスに納めた。
功介は高校時代付き合った女性が居た。とても気の合う彼女だったが、自分の不安の為に別れを決断する。
それからしばらくして、またもや功介は不思議な現象を目にする。砂漠にありえない程の雨が降っていた。それは功介にのみ見えており、やはりそれをキャンバスに納めた。その絵が世間に認められ、功介は画壇で取り上げられるようになった。
しかし、世間は1つの絵しか描けない画家を嘲った。功介自身も気付いていて、筆を折ろうかと悩んだ。
過去の初恋の喪失によって成功と没落を体験した功介は自身の人生を見失ってしまう。
私、文田えいり、冬見功介の初恋が破れて苦悩3人だが、自分を見つめ直す事によって再生していく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-18 21:08:41
119180文字
会話率:42%
井の頭公園で写生をする短編小説です。
最終更新:2024-05-01 11:24:01
3459文字
会話率:57%
ウニの口からねこ飛び出るような
キーワード:
最終更新:2023-10-07 07:28:25
858文字
会話率:14%
これは小説ではありません。心に浮かんだことを言葉にしたにすぎません。
最終更新:2023-05-30 07:00:00
1030文字
会話率:0%
大学進学で新居に引っ越した彼は、ある日隣人が窓際に花を飾っていることに気が付く。絵を描くのが好きな彼はその花を題材に写生を始めるが、ある日その花の様子に違和感を覚え、何かを意味しているのではないかと考え始める。
最終更新:2023-03-25 21:06:55
3184文字
会話率:9%
愛車のマウンテンバイクに跨り山へと写生に来ていた絵描きの土屋彩は、軽い尿意をもよおしつつも帰路につく。トンネルを抜けるとそこは山でなく平原。夢と思いながら呑気に進むも、忘れていた尿意が突如迫りくる。乙女の尊厳は守られるのか?そしてこれは本当
に夢なのか?いや異世界転移です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-12 01:13:44
1134文字
会話率:12%
明治時代に短歌や俳句に導入されたとされる「写生」の精神を、「観照」と言葉は違うものの、「写生」の600年前には既に実践していたと言える和歌の一派があった。それが京極為兼率いる「京極派」である。
――ということを知って以来、現代語の関連書籍
や関連和歌集などをコツコツと読んで参りましたが、遂に京極派のバイブルともいえる『為兼卿和歌抄』を真剣に読んでみようと決意しました。
全130話を予定しています。
卒論(通信)の方は最愛の花散里について書くつもりなので、完全に趣味です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-30 11:00:00
289788文字
会話率:2%
部活の大会の提出用に出産山にて風景を写生していたカスミと雫。
そこにカスミの兄であるナオキと見知らぬ穴(おんな)が現れる。
それからというもの、なんやかんやあって、兄は国家の敵とみなされて斬首刑?指名手配?
肝心のスキルは、兄『魔語
自動翻訳』、妹『ブラコン』。
さてさてどうなる、ナオキとカスミ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-04 02:16:54
4713文字
会話率:67%
フケを落とすことが多い彼は、学校では裏で陰口をたたかれることしばしば。
その彼が写生会に出かけたとき、奇妙な一面を私に見せたことがあった。
最終更新:2022-08-10 20:00:00
2771文字
会話率:0%
ひだまりのねこの日常系エッセイ
最終更新:2021-11-15 13:17:14
1464文字
会話率:0%
とある魔界の絶対王者である魔王のお話し。
常勝無敗の魔王のはいいんは? そして、魔王の勘違いとは?
最終更新:2021-03-31 06:32:52
4800文字
会話率:25%
5月のある日、写生大会中の女子高生が一斉に行方不明になる事件が起きた…
最終更新:2019-08-04 22:03:18
4390文字
会話率:3%
昔、写生文の勉強をした後、読むだけじやなく、書いてもみよう、と、チャレンジさせたことがあります。
その解答の中から、いくつか紹介します。
最終更新:2019-02-28 14:40:30
1849文字
会話率:0%
〈大災害〉から1か月経ったヤマト。この〈エルダー・テイル〉で、主人公にはなり得ない〈冒険者〉たちの日常と冒険が始まろうとしていた。
決して世界を変えるようなことはできないけれど、この世界で何かを見出そうとした彼らのお話。
戦闘の写生はかな
り少な目です。壮大な冒険とかはありません。
基本書きたい事を、書きたいように。気軽に読める作品でだといいなぁ。
橙乃ままれ氏作「ログ・ホライズン」を元にして、ヤマトサーバーのプレイヤーたちの冒険と日常を書いていく二次創作です。独自解釈、独自案による独自設定、独自新要素(全く原作に関係しません) が含まれますのでご注意ください。
原作の登場人物たち・団体は、その存在を感じさせる程度でしか出てきません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-05 21:19:46
170188文字
会話率:37%
父親から偏執的なまでに絵を描くことを強要されている池口博治
夏休みの一日、父親に課せられた絵の写生を終えた帰り道に自宅を覗き込む少女を見つける
最終更新:2016-08-24 04:11:40
11773文字
会話率:29%