一人の美少女が、突然、体の中に入って来た。それから、望外な幸運に恵まれだした中学生が美少女と共に妖術を使って、呪術師たちや悪霊、妖怪、使徒たちと戦いを始め、妖怪村の妖怪たち、関東霊夢省の役人と結託して数々の不可解な事件を解決してゆく。
最終更新:2024-11-16 21:02:01
65220文字
会話率:29%
プロゲーマーとして活躍していた渚。
メンバーの一人が引退することで、欠員を埋めるために新しく入って来たのは、中学校の頃にいじめて来た男子、幸真だった──。
地獄に突き落とした敵を許せない渚は、ゲームで圧倒的な力を見せつけて、「一万回殺して
も許さない」と宣言する……!
そんなある日、犬猿の仲の二人の目の前に、幸真が会社を辞めることになったカップルと出会って──!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-04 23:13:18
45413文字
会話率:37%
具実(ぐみ)大学メディア研究部のコンテンツ班サブチームに所属する二年生のオレ。
ナギィこと樫守凪人(かしもりなぎと)は。
同じチームの。
銀髪イケメンのヒーラーこと柊秀太朗(ひいらぎしゅうたろう)。
ポッチャリ系茶髪陽キャの特盛こと
襟着晴彦(えりぎはるひこ)。
三人で春休みからゆるく活動していたのだが。
4月になり。
新入生としてうちの部の。
しかもオレらのチームに新メンバーが入って来た。
名前は牧菱(まきびし)テトラ。
クールな女の子で。
悪い子じゃないんだが。
この子はうちらサブチームのゆるさとは異なる雰囲気で。
しかも、ヒーラーと特盛とも昔なんかあったみたいだし。
これから上手くオレやっていけるかな。
まあ、なるようになるだろ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-30 17:00:00
46475文字
会話率:25%
もしもの話をしよう──
この世界には神と思われる存在がいて、それらを束ねる統一神がその座を引く時、次の統一神を決めるゲームをするという。
それは、宇宙に散りばめられた王の象徴である王冠《クラウン》を3つ揃える事。
この王冠《クラウン》はそれ
ぞれ一つ一つに神の王の力が宿っている。
だが少し考えて欲しい、
地球を一つの概念の情報庫……
いや、データベースと考えた事があるかな?
そんな文字通り、神の情報が地球に入ってきたら───
これは、一つの王冠《クラウン》が地球に入って来た事によって、運命の歯車が壊れ、再生し、また戻る──
そんな青年や少女、このまま人生が進めば絶対に交わらないであろう人や半神《ウェーバー》達の話である折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-26 00:00:00
238706文字
会話率:52%
幼馴染の大樹の事を悶々と考えていたら、よりによって大樹が部屋に入って来た!!
それも私の好物のプリンを持って!!
ひょっとして私! 今、ピンチ??!!
最終更新:2024-10-22 11:38:25
916文字
会話率:19%
新婚だけど色々あってバイト三昧の私は、新たにサーフィンスクールのサポートスタッフのバイトも引き受けた。
そのサーフィンスクールに新入生として入って来た星川隼人さん!
この人がまさか私の運命の人になってしまうとは……
最終更新:2024-06-12 16:33:21
3220文字
会話率:9%
あの“パンデミック”で廃業した会社に勤めていた真世さんは再就職もままならならずハローワークに通い始めていた。
そんなある日、元会社の“同窓会”のお知らせが入って来たのだが……
最終更新:2023-10-30 16:54:53
1678文字
会話率:17%
神が人の運命を操り、触り、狂わした時代。ある神により最愛の人を殺された復讐で全ての神を殲滅した男、カツラギ・バサラ。彼は神殺しを成したが、誰に知られる訳もなく、誰に語られる訳もなく、田舎でひっそりと道場を営み暮らしていた。そこから、30年
、かつて神を殺した男は自身の人生に悔いはないと道場を閉じ、ひっそりと余生をすごすはずだった。その声を聞くまでは。
「御師様! 私と共に参りましょう! 二度目の神殺しです!」
いきなり、道場の戸を破り入って来たのはかつて自分を師事していた少女、ジータ・グランデの姿?!
スローライフを満喫しようとしたバサラの運命は如何に?!
運命×神殺しの異世界ファンタジー開幕!!!!
毎日更新中!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-12 12:17:29
309015文字
会話率:41%
抜けない。ふとマリンはそう思った。
明くる夜、マリンは船に乗った。
マリンの大航海はここから始まる…と思うじゃん。実際は、ただ働き、必死に身体を動かしても航海も何も教えちゃくれない。
月日だけが過ぎ去ろうとしていたその時、急遽船長が急
な病で倒れ、新しい船長は、えっ!?マリン???それで良いのか。
「アタシら、船長の事何も知らないんですわ。ただ、次の船長には、新しく入って来た娘を選びなさいと、そう言われまして…」
だからって、いきなり船長が木端なマリンなのは、どうかと思う。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-04 16:31:58
27219文字
会話率:37%
「もう我慢できない! あんたなんて、出ておいき!」
「なんだい、なんだい。後から入ってきた女が、息巻いてみっともないよ。ちょっとは我慢も覚えな」
「出てけー!!!」
あらら、追い出されちまったよ。
わたしの母さんが死んで、す
ぐ家に入って来た女、モアールの性格が悪いのなんの。顔は可愛いし声も高いけれど、化粧はケバいし香水付けすぎだ。くしゃみが出るよ。
まあ女らしい体つきは、大抵の男が喜びそうだけどね。
父さんが居ない間に出かけては、服やら宝石やらを買ってくるし、時々一緒に連れてきた従者? とよろしくやってるし酷いんだよ。
まあそれなら、100歩譲ってギリギリ我慢もできる(父さんの目利きが失敗しただけだ)が、使用人に手を出されたら無理さね。だから言ってやったんだよ。
ちょっとは我慢しなと。
ここは、お貴族様の屋敷じゃないんだよと。
そう言ったら、キレやがったんだよ。
ずいぶんと辛抱が足りないよ、大人なのに。
父さんが貿易に行っていない間に追い出されたわたしは、ここの商家の娘でレノアさ。まだまだピチピチの5才だ。
使用人達が慌ててついて来ようとしたが、悪いけども戻って貰ったんだ。だって今のわたしには金がないからね。給金が出せないんだよ。
みんな家族がいて、生活しなきゃならないしね。
と言うことで、一人で家を出たのさ。
キレるとどこかの喧嘩師のように、何かが乗り移ったように口汚く叫ぶレノア。その時のことをレノアは、よく覚えていない。ただ猛烈に怒ったと言う以外は。
◇◇◇
「うーっ、うーっ」
テクテク歩いて行くと、森の入り口で大きな灰色の犬が苦しげに唸って踞っているから、手持ちの薬を振りかけたんだよ。
そうしたら途端に元気になって、わたしの後をついてきた。
「わん、わんっ」
わたしの周りを元気にクルクルとまわっている。
「悪いけど、餌なんてないんだよ」
そう言うんだが、言葉の壁が邪魔をして通じない。
はーっ、はーっ言ってついてくる。
まあ、腹が減れば行っちまうだろう。
こうして1人と1匹旅が始まったんだ。
という感じで始まった、レノアの小さな冒険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-30 21:58:26
18142文字
会話率:34%
魔法学校。
誰もが憧れる魔法を習うことが出来る学校で、
とある事件が起きた。
学校生徒のピンナップが、ばら撒かれたというのだ。
私、タイム・グリルも見たことがあったが、
かなり際どいピンナップが写っていた。
そして、突然部屋に校長先生や
教師陣が入って来たかと思えば、
その事件の犯人が私だと宣言されて──!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-23 15:24:43
3074文字
会話率:17%
高校の入学式で、空き教室を見つけた畑中利都。そこに勢い良く扉を開けて入って来た女子生徒、豊崎愛春と出会う。
しかし、愛春は容姿が良いので他の生徒から追われていた。
そのことを知った利都がこの教室を使えばいいと提案し、立ち去ろうとするが
、何か恩返しがしたいと言う愛春。何も望まない利都だったが、あることがきっかけで愛春に不眠症であることを知られる。
そして、愛春が利都に膝枕をしないかと提案し、2人だけの秘密の関係が始まる。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-07-19 20:09:22
4576文字
会話率:50%
何故かいつも推しが爆散してしまうオタク女子、早乙女雫は、ある日、推しを失った悲しみに耐えられず夜道を歩いていると、車に轢かれてしまう。
目覚めた時、視界に入って来たのは好みドストライクの異世界人と思われる男性で……?
嗚呼、この人も爆
散してしまうのか。直感的に理解した雫は、推し(候補)の運命を変えるため、自身の知識を活かすことを決意する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-10 19:07:32
14084文字
会話率:50%
綾子は、失神した。藤井が、慌てて入って来た。
藤井と高遠は、急いで綾子を予備の部屋に運んだ。
高遠は、食事しないまま、EITO用のPCを起動した。
「今、呼びだそうとしていたところだ。かあさんは、どうしてる?」
伝子の問いに、「失神した。今
、藤井さんが介抱している。」と、高遠が応えると、「・・・筒井が迎えに行く。池上病院に連れて行こう。」と、伝子は指示した。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-30 09:58:59
5584文字
会話率:12%
「東山さんがトップなのね。SATの新隊長。私の素顔を見て驚いていたわ。」
その、東山が入って来た。「実は、高速道路玉突き事件の捜査本部にいたんです。警察のオブザーバーとして、来られました。」
最終更新:2024-02-17 14:22:18
5410文字
会話率:21%
大胆な推理だ。」と言いながら入って来たのは、久保田管理官だった。久保田警部補もいる。
「ゴメン、チャイム押すの忘れちゃった。:と、久保田警部補がお茶目に挨拶した。
最終更新:2024-02-06 15:32:38
5275文字
会話率:18%
私はホワイトムスクの香りに包まれた部屋で、ただ小説を書いている
ただの一言も発しない日もある
そんな私を人として存在させてくれているのは、たまに訪ねて来る編集者の上杉さんだけだ
ほら、話をしていると今日も彼女の愛車の真っ赤なアウディがガレー
ジに入って来た……
ホワイトムスクの悲観論者(ペシミスト)
星賀勇一郎 連続長編小説折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-28 15:11:42
145543文字
会話率:29%
1人暮らしの大学生、悠斗は魔術とスキルを組み合わせて戦うRPG『救世主の軌跡』に熱中していた。
この『救世主の軌跡』は様々なシナリオに分岐する仕様となっているため、エンディングもまた、複数用意されている。
悠斗は、そんなシナリオを全てク
リアする、完全攻略を目指していたのだ。
そして1日半に渡る格闘の末、遂に攻略を終え、ゲームのエンディングリストを確認すると、まだクリアしていないシナリオがあることに気が付く。
仕方なく再びゲームを始めようとした悠斗だったが、その瞬間、意識を失ってしまうのだった。
次の日の朝、悠斗は見慣れない部屋で目を覚ます。
体が赤ん坊になっていることに混乱する悠斗だったが、部屋に入って来た男を見て目を疑う。
その男は、ゲームの最後で主人公たちによって倒される、死霊術師の公爵であった。
男に名前を呼ばれたことで、悠斗は自分が悪役の公爵家に生まれ変わってしまったことを理解する。
これにより悠斗は代々受け継がれる死霊術と、生まれ持った大罪を冠するスキルを駆使して、悲惨なゲームの結末を変え、生き残りを目指すことになるのであった。
そんな状況の中、街中で救ったハーフエルフの少女が、同じ制作会社の別のゲームに登場するキャラクターだと分かり、この世界の謎に直面する。
果たして運命をくつがえし生き残ることは出来るのか。ゲームの裏側に隠された、この世界の真実とは。
生き残りをかけて世界の謎を解き明かす、悪役による冒険ファンタジー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 12:00:00
500632文字
会話率:40%
大学卒業後、特許庁へと就職したが、特許の申請書類に目を通していると、ついつい、自分ならあーする、こうすると空想に耽ってしまい、全く仕事が進まなかった。
「君、いつもいつもぼーっとしてばかりで全然仕事していないじゃないか。新人も入って来たたこ
とだし、このままじゃ示しが着かないよ」
「申し訳ありません」
俺はもう何日も職場では笑うこともなく、声を出すのは「申し訳ありません」ぐらいだ。
ブラックな職場ではないが、周りはそれなりにエリートばかりで仕事の出来ないやつには容赦ない。
自分のような田舎のコンニャク屋の息子には向いていないなぁと、思いながら帰り道を歩いていると、知らず知らずのうちに赤信号を渡ってしまっらしく、
『プーーーーー!』
突然、大きなクラクションが聞こえた思うと、一瞬だけ全身に痛みを感じた後、自分というものがこの世界から消え去った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-19 19:43:02
97332文字
会話率:39%
トラックに轢かれそうになったヒョウモントカゲモドキを庇い命を落とした主人公:俺は異世界のダンジョンコアとして転生する。1年後、暇を持て余した主人公は魔力の流れを操り、新たな暇潰しの力を得る。———即ち、『冒険者実況』である!
という話の続き
です。前作からお読み下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-18 00:00:00
6063文字
会話率:18%
トラックに轢かれそうになったヒョウモントカゲモドキを庇い命を落とした主人公:俺は異世界のダンジョンコアとして転生する。1年後、暇を持て余した主人公は魔力の流れを操り、新たな暇潰しの力を得る。
———即ち、『冒険者実況』である!
最終更新:2024-01-14 12:00:00
5048文字
会話率:0%
普通のオッサンサラリーマン、タカシ。別に虐められてないしブラック企業で過労死寸前でも派遣社員でもなく、病室から一歩も出られない気の毒な患者でもない。
トラックにも轢かれなかったが、勇者召喚で異世界転移させられた。
ハズレ職業だった
ので王国から追放されたり、ガタイがデカイ勇者からも馬鹿にされてから迷宮に放置される前に、病原菌をバラ撒いて魔族を一掃する手段を教えてやると、何故か責任者に選ばれて細菌研究所へ。
ナチスのメンゲレさんでもビックリな人体実験を、攫って来た魔族の子供とか、死んでも構わない魔族奴隷で実施。
ガンジーでも勢い付けて殴られる悪魔の所業で、例えマザーテレサでも許さないで後ろから刺されるレベルの悪行。
自分の陣営にだけ牛痘を施して、第一回散布で天然痘に赤痢もコレラも付けて、魔族敵国にバラ撒くと、反ワクチンの連中まで一掃できて、魔族八千万人近く、人類側で一億人以上殺せたので、経験値は研究所員や散布役で案分されたにもかかわらず、まず経験値が二億以上入って来た。
カルマ値が最悪になって邪神側の者に堕ち、職業は闇系のネクロマンサー、種族はエルダーリッチに落ちぶれ果て「俺、死んでんの?」となったが不老不死、敵国も魔族も結構な数が死んで、研究所全員で「ウェ~~~~~~~イッ!!!」で乾杯。
第二回散布、十種混合ウィルス散布とか、更に悪魔の所業を積み重ねると、ガンガン経験値が入って来て、カウンター回りまくりの大フィーバー(死語)。
さすがに敵国が対魔国同盟無視して攻めてきたが、レベル五千万以上の異常すぎるネクロマンサーなので、黒い「沼」を展開して二万人ほど瞬殺。
経路の都市を略奪強姦放火して来た連中には情けは無用と、地獄の底から生えてくる腕に捕まった連中も地獄へ。
回収した金属とか武具防具をギルドに売りに行き、追放されていたポーターの少年を拾ったり、病気の妹さんも暗黒魔法で治してパワーレベリングしたり、一緒に冒険者登録したり、ついでに平民だけで構成されている国内防備の第三騎士団に配属されたりもする。
魔国領域にも出陣を命じられ、平民騎士団にもパワーレベリング。
ついにゲートを超えて魔界へと向かわされるタカシの明日はどっちだ?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-15 03:22:11
378918文字
会話率:29%
私立聖メリア女学院、明治からの伝統と格式を受け継ぐこの学園には「エス」と呼ばれる上級生が下級生を妹にするという伝統があった……
生徒会長の赤城聖愛にはまだエスがいなかった。
ある日、ピアノを弾いていると、そこに一人の生徒が入って来た…
…
私立メリア女学院明治からの伝統と格式のある有名なお嬢様学園……”だった”。
男子生徒を受け入れることを決めた学校に入学した初めての男、中村竜太郎は百合が好物の姫男子だ。彼は学校を守るために入学することを決意し、猛勉強のすえについに入学したのだ。
あたり一面に広がる乙女たちの空間。そして供給過多な百合の嵐。天国で暮らす彼の目標はただ一つ!高校3年間誰とも付き合わず、男女の関係性をすべて破壊しつくすこと!
だが、聖メリア女学院に入学した男子はボク一人らしい!?
そして、可愛くて美しい生徒会長はボクをエスにしたいらしい!?
どうなるんだ、ボクの百合生活は!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-06 17:34:21
101592文字
会話率:44%
「フェリシー、ただ今をもって、君との婚約を破棄する!」
「――!!」
ディヴリー伯爵家が主催している夜会の最中。
子爵令嬢のフェリシーは、ディヴリー家の嫡男であり、婚約者でもあるオーギュストから、唐突にそう宣言された。
「オーギュス
ト様、ご冗談はお控えください。ご来賓の皆様が困惑されているではありませんか」
「もちろん冗談などではないさ! 俺はやっと真実の愛を見付けたんだからな!」
「真実の愛……?」
「今日から俺は、西の魔女、ノエル様に生涯を捧げることを、ここに誓う!」
「んふふ、イイ子ね、ぼーや」
「「「――!!」」」
その時だった。
まるで影が立体化したみたいに、オーギュストの隣に、どこからともなく一人の女が現れた。
その女は全身を漆黒のドレスで包んでおり、烏の濡れ羽色の髪に、血のように紅い瞳。
そしてその顔は、見ているだけで魂を吸い込まれそうになるほど、美しかった。
彼女こそが西の古城に住む稀代の魔女――通称『西の魔女』、ノエルだった――。
オーギュストはノエルの美貌に誘惑され、フェリシーとの婚約を破棄したのである。
権力・武力・美貌、全てにおいてノエルに及ばないフェリシーは、泣き寝入りするしかなかった……。
そして悪夢のような婚約破棄劇から数ヶ月――。
傷物になったフェリシーには、なかなか次の婚約者は見つからず、このままでは修道院にでも行くしかないかと、半ば諦めていた、その時だった。
「フェ、フェリシー! やっとお前の嫁ぎ先が決まったぞ!」
「――!」
フェリシーの父が、血相を変えて部屋に入って来た。
「……お相手はどなたですか、お父様?」
「……うむ、それがな――あの、ジャン・クストー侯爵閣下なんだ」
「――なっ」
フェリシーの新たな婚約者に立候補したのは、『化け物侯爵』の異名を持つ、ジャン・クストーだった――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-27 21:03:42
17615文字
会話率:49%
「やっほー、現実世界恋愛おにいちゃん、元気ー?」
「っ! 異世界恋愛ちゃん……」
ここは日本有数の小説投稿サイト『小説家になりまっしょい』――通称『まっしょい』。
そのまっしょいで俺の隣に住んでいる異世界恋愛ちゃんが、突然俺の家に入っ
て来た。
「なんの用かな異世界恋愛ちゃん。ちょっと今は忙しいから、できれば後にしてもらいたいんだけど」
「プププー! またそうやって忙しいアピールしちゃってー。どうせ暇なクセにー」
「くっ……!」
異世界恋愛ちゃんはこれでもかというニヤケ面を浮かべながら、俺を煽ってくる。
この子は本当に……!
「ねえねえところで今日の日間ランキング、現実世界恋愛おにいちゃんは見たー?」
「……ああ、見たよ」
朝昼晩と一日三回、日間ランキングが更新されるたび、欠かさずチェックはしている。
「キャハハ! 見たんだー。現実世界恋愛おにいちゃんの一位の作品、今日も日間ポイントは1000くらいだったよねー」
「……ああ、そうだね」
ここ最近の俺の日間一位は、大体いつもそれくらいだ。
「そっかそっかー。因みにアタシは何ポイントだったか知ってるー?」
「…………1万ポイントでしょ」
「キャハハハハッ!! だーいせーいかーいッ!! つまりアタシと現実世界恋愛おにいちゃんの実力差は、10倍もあるってことなんだよねー。キャハハハハ! やーい、やーい、現実世界恋愛おにいちゃんのざぁこ♡ざぁこ♡」
「――!!」
(※本作はあくまでフィクションです。実在の人物、団体などとは一切関係がございません。あらかじめご了承ください)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-08 21:01:14
2116文字
会話率:61%
「……なっ」
「あっ、お姉さま。えへへ、遂にバレちゃったか」
「よぉ、久しぶり、ナディヤ」
実の妹のロミーと、自分の婚約者であるディオンが、ベッドで睦み合っている場面を目撃してしまったナディヤ。
怒りと絶望で震えるナディヤだったが、何より問
題だったのは、ロミーが国内でも筆頭の貴族、ブラウンフェルス公爵家の長男、アルベルトと婚約していることだった。
このことがブラウンフェルス家にバレたら、どうなるか……。
そのことをロミーに問い詰めると、「でも、お姉さまならなんとかしてくれると思って」と無邪気な笑顔で返された。
ロミーは都合が悪くなると、なんでも姉であるナディヤに頼ってくる悪癖があるのだ。
あまりにも最悪な状況にめまいがするナディヤだが、事態は思わぬ方向に転がることとなる――。
なんと王命でロミーの代わりに、ナディヤがアルベルトと結婚することになったのである。
戸惑いながらも迎えた結婚初夜。
寝室に入って来たアルベルトは、真剣な表情で、こう言った――。
「俺は――最早君を愛するしかない!」
「っ!?」
※コラボ作品です。
【原案】砂臥 環
【文】間咲正樹折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-01 21:03:26
11136文字
会話率:44%
幹線道路沿いの歩道に設置されたベンチに座っていた14歳の少年。
そこで不思議な青年と出会う。
全身黒の服装で白髪。
手には黒い杖を持っていた。
顔立ちは男性とも女性ともいえない美しい人だった。
「ぼうず、この人は霊能力者だから一緒に居たら面
白いことがあるぞ!」
白のスーツに薔薇柄の模様が入った派手な怪しい源さんというおじさんが間に割って入って来た。
その源さんに促されその青年と行動を共にする事に。
幹線道路を挟んだ向かいのビルで事件が起きる。
今にも飛び降りそうな人がビルの屋上で叫んでいる。
青年と二人で人垣を割って輪の中央へと向かう。
すると青年はしゃがみ込み杖を振るとそこには地面に張り付いた女性が現れた。
立体感は無い地面に描かれた絵のようだった。
悪霊だ・・
さてこの青年はあの怪しいおじさんが言っていたように霊能力者なのか?
怪しいおじさん、源さんは何者なのか?
僕はどうなるのか?
物語は急展開を迎える。
全3部作のプロローグ!
物語は意外な方向へと向かいます。
お楽しみ下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-19 22:01:18
15880文字
会話率:22%