側妃の娘であるハナは、魔力の証である『石』を持たずに生まれたこともあり、『石なし』として王宮で虐げられ、まるで存在しないかのように扱われてきた。しかし姉の王女イリアが『呪われている』と噂のアンクルヴァン公爵に求婚されると、その身代わりにされ
ることに。
夫となった公爵は、花嫁がイリアではなく、その妹であることを知ると激高し、ハナを屋根裏に追いやってしまう。
また冷遇される生活が始まるのかと思いきや、どうも夫の様子がおかしくて……。
「イリアはぼくのことが好き……嫌い……好き……」
一人で花占いをするほど『姉』を愛しているらしい公爵が、あるとんでもない間違いに気付いて後悔するまでのお話。
※2万字ほどの短いお話。さくっと終わります。
※浅見名義で他サイトにも投稿中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-19 18:02:06
16447文字
会話率:30%
破天荒な兄のダニエルと、頭に花を咲かせた呑気な両親と共に、トルイユ子爵家で暮らすエメリーヌ。彼女には、会えば喧嘩を繰り返す、犬猿の仲の幼馴染がいる。
それは、ラングラン公爵家の嫡男であるレオナールだ。
ヴァロン王国の高位貴族の嫡男は、す
でに既婚者か婚約者持ち。
そんな中で、秀でた見た目と穏やかな性格のレオナールには、決まったパートナーはおらず、最後の優良物件と呼ばれていた。
そんなレオナールが、新聞で婚約を発表。だが婚約者の名前については、伏せたままで、お相手の公表は、公爵家主催のパーティーで行うとのこと。
その新聞記事を読んだ直後、なぜかエメリーヌの元にレオナールからドレスが届く──。
それは、エメリーヌを目の前にしては、素直になれないレオナールが、一世一代の大勝負に出たからである。
だが、エメリーヌはレオナールからの婚約を真に受けず、全く取り合ってはくれない。
そんなエメリーヌの態度に業を煮やしたレオナールが、【婚約者のふり】を頼んだ。
一度は婚約者のふりを承諾したのだが、その期間が……五年。
そんなのは絶対に無理だと思うエメリーヌが、なんとか婚約者のふりから逃れようと攻防する。
そんな彼女は、婚約発表のパーティーの帰りにアクシデントに遭遇してしまい、しばらく意識が戻らない。
そうして目覚めたエメリーヌの横には、なぜか犬猿の幼馴染がいて──。
婚約者のふりから逃げようとしたエメリーヌが、記憶喪失のふりを思いつくと、レオナールの様子が一変──。
なんとしても結婚から逃げたい子爵令嬢と、なんとしても結婚したい公爵令息の、騙し合いからの溺愛ストーリー開幕!
※他サイトにも投稿中です。
※本業と商業作品に関する作業、作品の投稿を優先させるため、感想への返信は、当面お休みいたします。ご理解のほどよろしくお願いします。
ですが、いただいた感想は大切に読みますので、読者様のお声を届けてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-03 10:24:39
106966文字
会話率:42%
10歳の時に初恋のセルリアン王子を暗殺者から庇って傷ついたアリシアは、王家が責任を持ってセルリアンの婚約者とする約束であったが、幼馴染を溺愛するセルリアンは承知しなかった。
やがて婚約の話は消えてアリシアに残ったのは傷物令嬢という不名誉な二
つ名だけだった。
ボロボロに傷ついていくアリシアを同情しつつ何も出来ないセルリアンは冷酷王子とよばれ、幼馴染のナターシャと婚約を果たすが互いに憂いを隠せないのであった。
フワっと設定です。他サイトにも投稿中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-06 00:28:10
20662文字
会話率:41%
「卒業したら正式に婚約をして、花嫁修業をしようか」
都では名の知れたボルガッティ商会のお嬢様であるアンジェラは、学院の卒業を間近に控えたある朝、父親にそう告げられた。
見知らぬ誰かと結婚なんて冗談じゃない。だって自分には好きなひとがいるの
だ。
お断りする気満々のアンジェラは、学院の帰り道、町をひとりで歩いているうちにいつもどおり迷子になってしまい、路地にうずくまる。
何を隠そう彼女は極度の方向音痴。そんな彼女を迎えにやってきたのは、町の警備隊に勤める幼なじみの青年ルイス。アンジェラの好きなひと。今日の目的は彼で、会って確かめたいことがあったのだ。
「お父さまが、学院を卒業したら知らない誰かと結婚しろって言うのよ」
ねえ、ルイスはどう思う?
お嬢様×使用人の息子によるラブコメの一場面
※他サイトにも投稿中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-23 20:20:56
8245文字
会話率:40%
ロッドは何の力も無い少年だったが、異世界の創造神の血縁者だった。
力に覚醒したロッドはペットをお供に半神の守護者として邪神に立ち向かう。
■最初の概要
臨時で入ったパーティーに見捨てられオークの群れの中に取り残されるロッド。
危ないところ
をかつてのペットに助けられ、神域でこの世界の神と出会う。
神の遠い血縁者で知らない間に転生されており前世の記憶を取り戻すロッド。
神の創造した世界に入り込んだ邪神。滅びの未来が待つ世界。
神にこの世界の守護を頼まれたロッドは承諾し、通常では得られない力を得る。
そして神が直接創造した従者、魂の絆で結ばれたペットを供にした旅が始まる。
■注記
TRPG風ですが何か特定のリプレイ作品ではなく設定は全てオリジナルになります。
日本語に英語を当てたり、ファンタジー関連語に日本語を当てたりなどを持ってTRPG風としています。気を付けてはいますが、何かに酷似している等あればご指摘下さい。
本作品のメインはファンタジー世界においての超能力の行使になります。
他サイトにも投稿中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-11 20:00:00
312183文字
会話率:27%
幼馴染の蘭子が好きだと気付いた千奈美は、蘭子に告白すべくバレンタインデーを利用することにした。その為にはまず、毎年チョコレート菓子をつくっている蘭子に協力を仰ぐのだった。
他サイトにも投稿中。
最終更新:2023-02-14 23:00:10
14090文字
会話率:48%
ある日突然、彼女である宮崎柚希に呼び出された夕凪蒼空は指定された場所に着くなり見るからにチャラそうな男に柚希と別れろと脅迫される。
蒼空は柚希もこの男に脅されると考えるも、それは盛大な勘違いであり2人に馬鹿にされてしまう。
そんな2人
から逃げるように蒼空の住むマンションまで走って帰るとマンションの下で蒼空の幼馴染である涼風いのりに遭遇する。
いのりに彼女に浮気され悔しい思いをしたとつげると、
「なら、見返してあげないとね」
こうして、俺達は浮気した彼女を俺が幸せになることで見返すための復讐が始まる。
他サイトにも投稿中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-06 12:02:35
85709文字
会話率:76%
筆頭公爵家の娘である私が、母親は身分が低い王太子殿下の後ろ盾になるため、彼の婚約者になるのは自然な流れだった。
誰もが私が王太子妃になると信じて疑わなかった。
私も殿下と婚約してから一度も、彼との結婚を疑ったことはない。
だが殿下が病に倒れ
、その治療のため異世界から聖女が召喚され二人が愛し合ったことで……全ての運命が狂い出す。
どなたにも悪意はなかった……私が不運な星の下に生まれた……ただそれだけ。
※無断転載を禁止します。
※朗読動画の無断配信も禁止します。
※他サイトにも投稿中。
「Copyright(C)2022-九頭竜坂まほろん」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-15 17:20:20
5274文字
会話率:27%
つがいが見つからないため、大人の体になれない竜族の娘アイリーン。つがいが見つからない寂しさを抱えつつも平和に暮らしていた。ある日、竜族の国は隣接する大国、暁の帝国から「滅ぼされるか、服従するか」を迫られる。竜族の国は服従を選び、アイリーンは
女王である姉の代わりに人質として皇帝に嫁ぐことになるが、トラブルから皇帝の息子である「黒衣の将軍」ジェラルドのもとへ。
だがアイリーンには、大きな秘密があって……?
わけありのボクッ娘が恋をして、自分の運命を踏みつb……切り開いていく物語です。
他サイトにも投稿中。ヒロインの一人称は「僕」です。
「第9回カクヨムWeb小説コンテスト」中間選考通過作品折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-13 20:10:48
145612文字
会話率:34%
肌寒い日でした。
朝から雨の降る、湿れども寒さが漂う日でした。
然うして幕が降りた、はずでございました。
最終更新:2022-09-04 20:00:00
3249文字
会話率:0%
時は大照四年。“名無し”と呼ばれる娘は、とある山里の名家の養い子である。
持ち物といえば僅かな形見ばかり、住まいはお屋敷の敷地の片隅にうち捨てられた崩れかけの納屋。村人は“名無し”をほとんどいないものとして扱うなか、屋敷の娘だけが“名無し”
を気に掛けている。
死んではいないだけの色のない日々は、しかし帝都からの訪問者を皮切りに目まぐるしく変わってゆく。
生贄。あやかし。堕ちた神。呪術に霊剣、陰陽師。
そんな胡乱なものたちに翻弄されながら、存在すら曖昧だった娘は次第に人としての居場所を手に入れてゆく。
目つきの悪い苦労人属性の軍人と小動物属性の小柄娘がわちゃわちゃしながら押し寄せる怪異を解決する、なんちゃって大正妖異ホラー。
※他サイトにも投稿中です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-02 22:44:02
236018文字
会話率:23%
四つの大国と数ある小国、そして世界平和のため中立を守る魔法教会。
それらを作り上げたのは《始まりの魔女》と呼ばれる一人の女性だった。
《魔女》が封印されてから長い時を経た現在。
王族と貴族が通う教会設立『魔法学園』に《奨学生》として入学
が許された一般人のユウリ= ティエンルには秘密があった。
学園最高権力者である学園長や学園運営を司る『カウンシル』の見目麗しい王子達を巻き込んで、その秘密の謎と背後に迫る陰謀に立ち向かううち、誰にも知られていなかった《魔女》と初代四大国王達の悲しい真実を知ることになる。
本当の歴史と《魔女》の真実。
——悲劇に終わったはずの物語が、数百年の時を超えて今動き出す。
※他サイトにも投稿中。
※一話あたり2000文字前後でさらっと読めるようにしています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-16 18:00:00
249204文字
会話率:40%
不死種魔物の大量発生
世界各地で起きている異常事態に、ネレグレス王国とグラースは共に対処に当たっていた
月の名前を持つ二人の女性、廃教会に潜んでいた怪物、魔女と吸血鬼
クロイツとアルシェが対峙するのは人ならざる者たち
クロスアイズの魔砲使
い第二部開幕です
https://ncode.syosetu.com/n2509ff/
こちらの続編となっています
※他サイトにも投稿中の作品になります折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-26 18:19:12
26424文字
会話率:35%
スリを生業にしているサーシャは、仕事に失敗し、その相手のルカとラナの人探しを手伝わされるハメに・・・。
素直で可愛い少年ルカと、周りの人間全てに敵意を振り撒いているような青年ラナ。
そんな二人に興味が湧いたサーシャは情報屋のクリスを紹介して
、クリスの提示した三日後まで街の案内をかって出る。
二人の正体と、サーシャの過去。そして二人の旅に進展はあるのか・・・。
翼を持つ者の続編。
これだけでも読める話のつもりです。
ルカとラナ以外の視点で書いてみたいと思って書きはじめたんですが、なんかサブキャラのが目立っちゃってるような?
徹底して二人の視点を避けてみたんですが、キャラがぶれてる気がしてます(汗)
他サイトにも投稿中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-06 14:57:12
50310文字
会話率:26%
時は幕末。まだ人々が時代の変革期にいると気付いていない時分。
将軍家の姫 夕羅(ゆら)姫は、城を抜け出しては江戸の市中を散策するという破天荒な姫だった。十七歳。五人の殿方との出会いと共に、今、ゆら姫の愛と苦悩と戦闘という忙しい日々が始まった
。激化していく妖との戦い。さらには朝廷による討幕の動きも相まって、国は混迷の一途を辿ることになる。そんな中、ゆら姫は京に行き、あるかどうかも分からない陰陽師としての能力の開花を願って修業を始めた。
逆ハーな和風ファンタジー。
10/4 第一章終了
1/19第二章終了
*他サイトにも投稿中
*登場する人物・団体はあまり史実とは関係ありません。*
(アルファポリス様に表紙絵あり)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-19 12:00:00
109548文字
会話率:39%
少年は破壊を、少女は罰を、そして彼女は再生を願った――。
ホウライという世界の果てにある小さな村に暮らす少年ジークムント。自分の国の在り方に疑問を抱いていた彼は幼い頃に聞かせてもらった昔話を頼りに、魔女という存在に会いに行く。自国エウノミア
を変えるためだ。魔女に出会いその助力を得、獣を統べるユーリイも仲間にしジークムントは王政を覆す戦いを始める。革命を終えたジークムントは戦いで傷ついた魔女を助けるための旅を続ける中、やがては世界を救う戦いへと身を投じていく。
他サイトにも投稿中の作品です。全七編で構想中のシリーズの内、六話目にあたるお話です。たてはのこう作の他作品(ノクターン含む)ともリンクしております。併せて興味を持っていただければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-11 09:40:53
165891文字
会話率:26%
タイトルそのままです。
私自身の完全ノンフィクションで、今まだ旅の途中です。
他サイトにも投稿中ですがよく調べなかった私が悪いのですが、他サイトでは浮いているような気がしましたので、こちらで書かせて頂く事にしました。
とはいえ、他サイト
に『しおり』を挟んでいただいている方もいらっしゃるので、引き続き他サイトでも更新しています。
どちらのサイトからも一切誘導は致しません。
ノンフィクションなので当たり前ですが、どちらのサイトも内容には違いは一切ございません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-01-13 16:41:24
164618文字
会話率:26%