井袋(いぶくろ)直哉は、食べ歩きを愛するサラリーマン。全国の名物料理を求めて出張先でも食べ歩き、週末には遠征までして絶品グルメを堪能する。しかし、彼には不思議な特徴があった——どれだけ食べても、決して食い倒れることがないのだ。大盛りチャレン
ジも、食べ放題も、彼にとってはただの食事。食後はケロッとしていて、翌日もまた普通に食べる。
そんな井袋に興味を持ったフードライターの水瀬葵は、彼の食生活を取材することに。食の記録をたどるうちに、彼の驚くべき「食べ方の哲学」が明らかになっていく。単なる大食いではなく、彼が実践する「食べても太らない」「最後まで美味しく楽しむ」独自のルールとは?
美味しさを追求し続ける男の食べ歩き人生を描く、爽快グルメストーリー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-18 20:36:04
19910文字
会話率:43%
魅惑の一粒を口にしたとき、私は全てを思い出した。
前世の記憶と、やりたかった事…スイーツを堪能するということを!
でも、今世の私は乙女ゲームの悪役令嬢。ゲームの結末がハッピーだろうと、バットだろうと、エンドを迎えたら私の人生も終了…そんなの
ってないわ!今度こそ私は後悔なんてしない。老後までスイーツを楽しむのよ!
これは私の美味しくて(物理的に)あま~い、運命に抗う物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-03 21:51:27
50240文字
会話率:41%
アクションRPGゲーム、グランドホライゾン。
熱意に反して売れずに終わったものの、凝った作り込みから隠れた良作と挙げられるゲームなのだが、死んでしまった俺はその世界に転生してしまう。
初めこそ好きだったゲームへの転生に心が湧いたも
のの、そんな歓喜も一瞬だけ。
ネットがない。
ゲームもない。
ポテチも、甘い炭酸飲料もないし、ご飯だって美味しくない。
何一つ特別なんて持たず、ないない尽しのど田舎生活。
一度の死と前世から無気力さを相まってシークは冒険などせず、無駄に重い棒で木を叩き切り、獣を狩るだけの村人として暮らしていた。
だがシークを産み、女手一つで育ててくれた今世の母の死。
母の最期を見送り、死を実感したシークに生きる目的が芽生える。
「宝を集めよう。集めた宝こそ、俺の人生の価値になってくれるはずだ」
そうしてシークは覚悟を決め、ついに旅に出る。
目的はGH(グラホラ)の収集要素、世界の様々な場所に隠された百財宝(レジェンダリー)。
勇者や魔王、世界の存亡をかけたメインシナリオに興味はなく。
シークはゲーム知識を生かし、トレジャーハンターとしてひたすらに宝を追い求める。──その過程でやらかしたことが、世界の今後にどう影響するかも知らずに。
本作品はカクヨム様でも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-25 18:06:15
125118文字
会話率:15%
これはメス豚に転生してしまった女子高生の物語である。
女子高生だった私は心臓麻痺でポックリ死亡。異世界転生をしてしまった。
そんな私の第二の人生は、小さな村で飼育されている子豚ちゃんだった。
そう、私はメス豚に生まれ変わってしまったのだ。
このまま食っちゃ寝の豚のような(あ。私豚だった)生活を続けていると、いつかは食材として美味しくいただかれてしまう。
食われて死ぬなんてまっぴらごめんだ。
幸いこの世界には元の世界には無い技術――”魔法”がある。
今の私は戦う力を持たない子豚だけど、魔法を使いこなしてしぶとく生き延びてやる!
こうして豚に転生してしまった私の、生き残りをかけたバトルロードが始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-29 19:00:00
1850723文字
会話率:25%
洋風文化が広まる大正時代。
今だ洋風に追いつかない秩父の町で、桐島薫子は父と二人で《桐島駄菓子店》をやっていた。
だが近所にできた《ミスミ洋菓子店》に客が取られ倒産目前。
店を立て直すお菓子を作れる婿を探す決意をして東京へ飛び出していく。
東京で薫子は《黒田彩菓茶房》にたどり着く。
黒田彩菓茶房はマスターの黒田誠一が一人で経営する西洋と和が入り混じる店。
マスターの作るお菓子には、訪れるお客様一人ひとりの物語が盛り込まれていた。
失敗続きの転職が成功した――そんな人生の積み重ねを綴るミルフィーユ。
眠れない時にラベンダーで安眠を得た――癒しが花咲くラベンダーケーキ。
林檎の皮は虹の一筋になり、非現実的な青いバタークリームの花で夢や望みが咲き乱れていた。
薫子はマスターのお菓子と人柄に魅了され、再興の一手を得るため黒田彩菓茶房で働き始める。
大正浪漫の美味しいオムニバスミステリー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-21 12:47:36
102597文字
会話率:49%
神様にいっぱい希望を出したら意思疎通のズレから竜人になりました。
異世界を救ってほしい。
そんな神様からのお願いは異世界に言った時点でクリア⁉
異世界を救ったお礼に好きなように転生させてくれるっていうからお酒を飲みながらいろいろ希望を
出した。
転生しても人がいい……そんな希望を出したのに生まれてみたら頭に角がありますけど?
人がいいって言ったのに。
竜人族?
竜人族も人だって確かにそうだけど人間以外に人と言われている種族がいるなんて聞いてないよ!
それ以外はおおよそ希望通りだけど……
もう世界は救ったからあとはのんびり第二の人生を生きます。
竜人に転生したリュードが行く、のんびり異世界記ここに始まれり。
あらすじ
たまたま交通事故で無くなり魂の強さを見込まれ魔力を異世界に運ぶことを頼まれた主人公。
異世界を救ってほしい。神様にそう頼まれて異世界に行くことを決断した。
異世界に行くだけでいい。それだけで異世界はもう救われたのだ。
向こうの世界の神様に会い、お礼に提案されたのは転生。
神様の都合もありつつ記憶を持ったまま、好きなように転生できることになったのである。
悩みに悩んで、それを見かねた神様がお酒を持ってきた。
美味しくて、慣れないお酒に酔っ払い、好き勝手に口を出た転生の希望。
気づけば神様はいなくて、呼び出されたと思ったらサラリともう転生。
次の瞬間には赤ちゃんになっていた。
しかし転生したのはただの人ではなかった。魔物とかじゃなく人に生まれ変わりたい。そんな希望を出したのだが実はこの世界、人とつく種族が多くいたのだ。
神様が聞いた希望は単に”人”
人であれば何でもいいと解釈されてしまい転生したのだが転生したのは人は人でも竜人だった!
ただまあ他には大体希望通りだし、可愛い幼馴染もいる。
異世界も救い終わっている。
不満なことはないんじゃないか?
じゃあのんびりと生きようか、冒険でもしながら
竜人族のリュードが行く、ドキドキハラハラの大冒険?が始まる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-20 21:20:57
1301499文字
会話率:23%
私は転生した。
転生物語に良くある中世ヨーロッパテイストに剣と魔法の世界
イケメンの兄と両親、なのにチョット嫌かなりふくよかな私。
大陸の中でも大きな国家の筆頭公爵の娘に生まれ、
家族にはとても愛されていた。
特に母親と兄の溺愛は度を越し
ている。
これだけ贅沢な材料を揃えているのに、
出来上がったのは、具沢山で美味しくも無く、それでいて後味にラードが残る様な残念豚汁の様な人生を引き継いだ。
愛の重さが体重の重さ、女神様から貰った特典で幸せになれたら良いなと奮闘する事にします。
最終的な目標は転生先の文化技術の発展に貢献する事。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-19 21:52:50
96280文字
会話率:23%
難病に罹り、15歳で人生を終えた私。
だが気がつくと、生前読んだ漫画の貴族で悪役に転生していた!?タイトルは忘れてしまったし、ラストまで読むことは出来なかったけど…確かこのキャラは、家を勘当され追放されたんじゃなかったっけ?
でも…
手足は自由に動くし、ご飯は美味しく食べられる。すうっと深呼吸することだって出来る!!追放ったって殺される訳でもなし、貴族じゃなくなっても問題ないよね?むしろ私、庶民の生活のほうが大歓迎!!
ただ…私が転生したこのキャラ、セレスタン・ラサーニュ。悪役令息、男だったよね?どこからどう見ても女の身体なんですが。上に無いはずのモノがあり、下にあるはずのアレが無いんですが!?どうなってんのよ!!?
1話目はシリアスな感じですが、最終的にはほのぼの目指します。
ずっと病弱だったが故に、目に映る全てのものが輝いて見えるセレスタン。自分が変われば世界も変わる、私は…自由だ!!!
主人公は最初のうちは卑屈だったりしますが、次第に前向きに成長します。それまで見守っていただければと!
愛され主人公のつもりですが、逆ハーレムはありません。
※タイトル変更しました。
評価、ブクマ感謝です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-18 18:00:00
1363126文字
会話率:42%
大往生したおばあちゃんシリーズ4
大往生したおばあちゃんが、前々世に舞い戻る。
そこは余りにも最悪で悲惨な人生だった世界。
同じ思いをしたくない、自分を貶め思いっきり回避する。
ワームをテイムしたおばあちゃん。
おかげで領は豊作になり、作
物も品種改良され美味しくなった。
今まで余りの不味さにひもじい思いをしていたおばあちゃん。
おかげで腹いっぱい食べられる様になる。
でも人という者は、一つ満足するとすぐ次の欲求がもたげるもの。
それは米が食べたい。
パンもいいがやっぱり米だろう。
それに気になる事は調味料のさしすせそ。
米が見つかれば、日本食を食べたくなるのは当たり前。
そしてワームによりたくさんの魔物たちをテイムする事になるおばあちゃん。
なかなかのんびりとはいかない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-26 13:14:45
298239文字
会話率:31%
自分の人生は美味しく調理できるといいですよね
最終更新:2021-10-27 10:48:52
454文字
会話率:0%
突然の電車事故により異世界転生してしまった風音ましろ、23歳。幼少期から剣道、居合道、弓道そして成人してkらはパルクールとほぼ脳筋状態のましろはせっかくの異世界でもそののうきんを発揮して冒険者ギルドで馬鹿にされた腹いせに相手をコテンパンに
してしまったことで出入りがしずらくなり、素材ハンターに転身して何とか生活の基盤を整えて早一年。
今日も今日とてただやみくもに興味のある素材を発掘しようと洞窟でツルハシ振るっていたらなぜか後ろから人生初の壁ドン食らった上に首の後ろがっつりかじられて「私を食べても美味しくないよ!」血だらけから始まったその出会いは彼女をどう変えていくのか!?
作者も落ちは未定です!テーマは「イヌ科獣人」・「NO権力」・「白」です。
ただただ作者の獣人好きの供給目的です。*日曜日更新予定*折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-01 00:00:00
8166文字
会話率:39%
【完結保証!(全70話)】
私は飯野 紫愛(いいの しあ)。
白衣を華麗に身にまとい、病院薬剤師として日々を忙しく過ごしているの。
……って気取ってみたけど、実際は廃棄寸前の社畜!!
更に付け加えれば、アラサーで独身のボッチ女。
仕事に
追われ、異性との出会いもロクに無い日常。
日々の楽しみは、手軽に買える社畜メシと仕事終わりのお酒たち。
このままじゃ売れ残り街道まっしぐら。
嗚呼、そんな毎日なんて――“クソ喰らえ”よ。
だけど、そんな私にも野望がある!!
それは『マリアージュ』を探すこと。
あまり贅沢ができない生活だけど、それでもご飯だけは美味しく食べたい!!
だからありふれた組み合わせで、素敵なカップルを作り出してみせる!
ささやかな楽しみを見つけて、素晴らしい社畜生活を送るのだ!!
……そしていつか私にも『マリアージュ』を。
この記録はそんな慎ましくも強欲な私の、人生における『マリアージュ』のレシピ本である。
こちらの作品はカクヨムでも投稿済みです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-02 18:00:00
198928文字
会話率:37%
カレー麺。それは、人を引き付ける魔性を持つ。
そして、等しく絶望と、後悔を心に刻むのである。
あるものは、スープが飛び。あるものは、スープが薄く、またあるものは中のドライフリーズされた具が硬く、美味しくない。
そして、本当の絶
望は最後にカップ底に居残る、彼を見つけた時ではないだろうか? こう思うはずだ、いま食べたカレー麺は本来の美味しさじゃ無かったのか……と。
カレーカップ麺がもたらす、希望と絶望、愛と憎悪、人生はカレー麺に集約する。
そこのあなたも、カレー麺に弄ばれているのかもしれない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-23 08:53:29
885文字
会話率:35%
都内の私立高校に通う多恵(たえ)はある日突然、ほぼ面識のない学園の王子様、梶田(かじた)に声をかけられる。彼は言葉巧みに多恵を誘い出し、まだオープンしていないタピオカ屋に監禁する。彼は語る。自分たちは前世アマゾン川流域のジャングルに住んでい
た蛇とカエルだったと。二匹は人間の手によって添い遂げる事なく引き裂かれた。梶田は今世こそ『多恵を美味しく頂く』事を人生の目標にしていると語るが、そうは問屋が卸さない。しかし、梶田に絡まれるうち、多恵は奇妙な夢を見る様になっていく……。若干ヤンデレストーカー王子×ツンデレ平民女子のほだされラブストーリー。※短編「タピれない私とつめたい王子さま」の続編になります。読まなくてもなんとなくわかる……様になっているつもりです。※飲料としてのタピオカを愛する人にはおすすめしません。※ヒーローは気持ち悪いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-03 21:50:24
35861文字
会話率:50%
やりたいことは大学で見つけたらいいという思いで入学した泰野陽史は、実際はやりたいこともなく、ぼんやりと日々を送っている。
そんなとき、ふと目にした大学のアルバイト掲示板の隅っこに《派遣メシ友募集》という何やら怪しげなチラシを見つけるが、
派遣先のメシ友たちは、それぞれに問題を抱えている人たちばかりだった。
口も態度も悪いせいで妻亡きあとは近所から孤立している、ひとり暮らしの老人――桑原芳二。
恋人が作った借金を返すためキャバクラで働いて長い派手な年増のお姉さん――須賀彩乃。
仕事の忙しさを理由に共働きの妻に家事や育児を任せっきりにしていたツケが回り、ある日子供を連れて出ていかれてしまったサラリーマン――緒川之弥。
母子家庭で、夜はひとりで過ごすことの多い小学生の女の子――太田茉莉。
いくら飽食の時代と言われても、一緒に食べる人がいなければ美味しくない。《派遣メシ友》は、そんな彼らの心の隙間を〝誰かと一緒に食べる喜び〟で少しずつ埋めていく。
やがて、タダメシを食いバイト代をもらうだけだった陽史の心にも徐々に変化が訪れて……。
ご飯が美味しい――たったそれだけで、人生はちょっと豊かになるかもしれない。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-11 23:00:00
141014文字
会話率:40%
主人公は動画投稿サイトの釣り動画にハマり、半年前から自ら釣りをしたいと思うようになる。
――釣って、調理して、美味しく頂く!
そんな釣りライフを妄想しながら、道具から知識までネットの情報を参考に入念な下準備を行い、いざ釣り場へ――!
しかし、結果として釣果はゼロ。半年間、ゼロである。
虚しい釣りライフを過ごしながらも、彼は今日も漁港に向かい、初の釣果を夢見る。
そしてその日――彼は思いも寄らぬ大物を一本釣りすることになるのであった。
※この小説は、伊賀海栗さん主催の「インド人とウニ企画」参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-26 15:32:05
9422文字
会話率:21%
私はカレーが好きだ。
1週間の内に5~6回はカレーを食すほどのカレー好きだ。
自宅でももちろんカレーを作るが、しかし個性溢れるカレーの店は多く、私は休日ともなると足繫く様々なカレー屋さんへと通うのだ。
そんな私はある時、「これほど好きなカレ
ーを舌を楽しませるだけに留めてはもったいないのではないか」と思い立ち、エッセイ風にして記録に残すことにした。
※私の主な活動拠点は東京となっているため、本作品で訪れるカレー屋さんは全て東京に存在するものとなる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-18 11:46:56
3719文字
会話率:6%
魔王を倒し世界を救ったという栄光も今は昔の話。勇者クリストフ=ウィルフォードの人生は、もひとつパッとしていない。ついに離婚届に判を押し、晴れてバツイチとなってしまった。
それでも明るく彼は台所に立つ。何故って? 趣味の料理を好きなだけ出来る
から。
「ほら、持ってけ。残さずちゃんと食べるんだぞ?」
から揚げ、だし巻き卵、アスパラベーコンの弁当を渡す相手は、可愛いけれどポンコツな聖女。訳あって今は偽装婚約中。
「はーい、ありがたくいただきますー」
アラサー料理男子と食べる専門の女の子。ちょっと変わった同居生活から始まる、美味しく楽しくたまにしんみりとした物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-15 22:10:18
429399文字
会話率:28%
【電子書籍作品】不運な事故で命を落とした私、杏菜は、目覚めるとゲーム世界の中にいた。どうやら主人公の錬金術師ではなく、その友人である食堂の看板娘に転生したらしい。理由は分からないけれど、異世界で第二の人生を楽しむことにした私。だけどこの世界
は料理があまり美味しくないようだ。こうなったら、大好きなB級グルメを自分であれんじして作ってしまおう! ゆるゆる異世界料理ライフ、始めます!
※白泉社ジョシィ文庫より電子書籍化。それによる本作の削除はありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-08 19:00:00
262061文字
会話率:34%
異世界転生した主人公。新たな人生はドラゴンだ!
と卵のまま意気込んでいたが、そこをとある料理人に拾われてしまう。
そして希少食材として料理されてしまった、END。
……って、終わってたまるかぁ! 折角の異世界転移だぞオラァ!
気が付けば俺
の意識は『冷やし中華』の錦糸卵になっていた。
なぜか料理されても意識が残ってるって何これ怖い。
だがだが! このままでは美味しく頂かれてしまう! 近づくオッサンの箸――
「せめて可愛い女の子に食べられたーーい!!」
俺は思わず飛び上がり逃げた。なんか逃げられた。
ここまで調理されてもまだ動けるとかさすがファンタジー界の最強生物。
みんなもドラゴン料理を食べるときは気を付けような!
……でもこれからどうしよう。とりあえず、生きている……のかな。
まぁ、こうして意識があるってことはいずれドラゴンに戻れるってことなのかもしれない。
俺は旅をすることに決めた。冷やし中華だけど。冷やし中華だけど。
『冷やし中華』から始まる成り上がりストーリー。
冷やし中華……始めさせられました。
(ネタの出所:ビート店長代理後期型さんのニコ生放送です)
無事走り切りました。N-Starの方の新作もよろです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-14 00:00:00
44973文字
会話率:55%