魔暦。
誰もが当たり前のように魔法を使い、魔法の恩恵を享受している時代。
万能の力たる魔法、その大いなる力が真理の如く君臨する時代。
生まれながら魔法を使えない者は、魔法不能者と呼ばれた。
あるいは、無能者と。
そんな時代にあって、皆代幸
多は、完全無能者の烙印を押されていた。
ただの無能者ではない、完全なる無能者である、と。
魔暦222年、皆代幸多は十六歳を目前に控えていた。
人類生存圏・央都を守護し、人類復興を目指す戦団と、人類の天敵たる幻魔、その熾烈な戦いの中に見を投じるべく、彼は、勇躍する。
その先にどれほど過酷な運命が待ち受けていようとも、彼は、ゆく。
魔法不能者が無能ではないことを証明するために。
大いなる目的を果たすために。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-18 06:10:00
2152486文字
会話率:28%
「私と一緒に世界の滅亡、止めてみない?」
薄紫の髪をした美少女が白く綺麗な手をこちらに差し出す。その紫紺の瞳は灼熱燃ゆる太陽よりも熱く、光り輝いていて、
ーーー思わずその手を取ってしまったんだ。
△▼△▼△▼△
感情や想像を具
現化する力『フィロア』の発現は世界に混沌をもたらした。
フィロアは全ての生物に与えられた万能の力であり、物質生成、身体強化、魔法、特殊能力など、その応用範囲はとてつもなく広い。この力によって人類は更なる力を手にしたが、フィロアは恩恵だけをもたらすものでは無かった。既知の生物は凶暴化し、新たな危険生物『空想種』の登場。更には謎の建造物『ダンジョン』の出現。その最奥にあるとされる、人類には行き過ぎた力『宝具』。
ーーーつまるところ、世界は崩壊の一途を辿っているのである。
これはそんな世界で生きる1人の若い傭兵ーータツヤの物語。彼はとある貴族の一人息子に雇われて、ダンジョン攻略に挑んでいた...
△▼△▼△▼△
とりあえず4話くらいまで読んでいただければ作品の感じが分かると思います。よければ感想、評価、ブックマークお願いします!やる気が出ます。
この作品はアルファポリス、カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-09 00:00:00
161362文字
会話率:54%
家庭の事情に悩んでいた高校生・透吾は、追いつめられた末に引きこもりの妹・冬子を殺害するという凶行に及ぶ。その罪に対する罰なのか、彼は気づくと異世界に飛ばされていた。
そこは、「魔術師」なる万能の力を持つ者たちが支配する世界だった。あらゆる
空間に瞬間転移する者。まばたきひとつで相手を殺す者。無から生命を作り出す者や、街ひとつを一夜で灰にする者もいれば、広大な世界のあらゆる事象を知覚する者もいる。
世界を創ったのは神ではなく魔術師だとさえ言われ、天地のすべてが魔術によって動く世界。
透吾は、そんな強大な存在を剣の力で倒す、魔術師狩り集団「冬寂騎士団」に拾われる。
団長である美女ヴィバリー、ガテン系大槌戦士のアンナ、そして性別不詳の弓使い少年(少女?)ユージーンの三人に同行する透吾。妹を殺した罪の意識を抱えたまま、騎士たちとともに過ごすうちに、透吾はこの世界で生き抜く覚悟を決めていく。
だがその時、彼の前に再び「冬子」という名の存在が姿を表す――倒すべき、魔術師として。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-29 15:29:34
281008文字
会話率:43%
剣と魔法と神と人と魔の世界『ユーフォリア』で暮らす、普通の男の子アベルは、いつも、お腹が空いていた。
この物語は、そんなアベルが、空腹を満たすために、突然授かった万能の力~未来科学魔法~を武器に、奮闘するお話です。
困ってる女の子を助
けながら、物語は、進みます。
あっという間に終わってしまう短編小説となります。
ヤれば出来る。出来たらどうするって、お話し。
習作となり、肉のない骨だけのような文章ですが、どうかご笑納下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-04 00:00:00
753332文字
会話率:20%
道端で拾った不思議なタブレット。それに導かれやってきたのはなんと現実とはいろいろ勝手が違う異世界だった…?
しかも自分に与えられたスキルは無限に湧く魔力のみ。魔力が無限にあるのに魔術適正がないってどういうこと!? せっかくの異世界転生
に絶望していると今度は突如現れた少女から世界の救済を懇願される。
「私たちの世界を救ってください!」
「勘弁してください!」
そして手にしたのはありとあらゆるものを生み出す万能の力。
自分に自信が持てなかった星一ことレクトルは、様々な出会いと共に自身の思うがままに生きていく。神子からの世界救済の要請をのらりくらりとかわしつつ、異世界を堪能するその先に待つものとは……?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-17 00:00:00
1502829文字
会話率:54%
公爵家の嫡男である俺、テランは、その豚のような醜悪な見た目により、眉目秀麗で文武両道のチャールズや父ゾック、そして使用人すらからも日々罵られ、馬鹿にされる毎日を送っていた。
しかし、テランはそんな不遇な境遇にも負けず、家督をつぐために日々
研鑽を積んでいた。
だが、そんな忍耐と努力は身勝手な家族たちによって無残にも破壊される。
醜いだけという理由でテランを処刑し、弟のチャールズへ家督を継がせようとしたのだ。しかもそれは王家も了解しているという。
「なぜこんなひどいことを。家督が欲しいなら言ってくれればくれてやるのに。家族じゃないか」
「ははははは! 笑わせるな! この豚! 僕はお前を家族なんて思ったことはない!!」
最後の希望まで打ち砕かれ、死の森という魔物が徘徊する森の奥へ全身を殴打された状態で捨てられたテラン。もはや死ぬことは時間の問題と思われた時、彼の魂の美しさに惹かれて一人の女性が現れた。それはこの世界でもトップレベルの女神であり、伝説に残る精霊神リリアーナであった。
テランは彼女に、これまでの研鑽や努力、そして魂の資質を反映した真の姿と力を与えられ、精霊の王として最強無双の存在となる。
とは言え、憎しみや報復などというくだらないことを考えないテランは、マイペースに振る舞う。だが、それを快く思わない公爵家の家族や使用人たちは、勝手にテランに言いがかりをつけようとして、逆に自業自得の形で自滅していく。
また、精霊の王として精霊国を建国するすることで、自分を殺すことを了解した公爵家や王家は、テランに見捨てられどんどん衰退していってしまう。
これは魂の美しさによって本来の姿と力を得たテランが、地上最強の存在として無双するとともに、女神リリアーナをはじめ、いつの間にか仲間に加わる女性たちと彼が織り成すハッピーエンドの物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-04 18:01:06
16449文字
会話率:43%
ルカスはバルディン帝国の宮廷魔術師として地方で魔物を討伐する日々を送っていた。
ある日討伐任務を終え城に戻ったルカスに対し、賢者である兄リュクルゴスはわざと怒らせることを言い放つ。リュクルゴスは皇帝直属の自分に反抗するのは皇帝への反逆だ
として、ルカスに呪いの宝石を渡し宮廷から追放してしまう。
しかし呪いの宝石は、実は万能の力を得られる冴眼だった。
――冴眼の力を手にしたルカスはその力を以て、世界最強の冒険者を目指すのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-17 19:23:16
108730文字
会話率:45%
ある世界のある国では、神に愛されて万能の力を授かる「聖女」と呼ばれる女性がいた。
人々の望みが分かる聖女は、己の力を使って皆の願いを叶える。
国も民もそんな聖女を称え、敬愛した。
しかし万能の力を持つからこそ、思い上がって道を踏み外す『
愚かな聖女』も時には現れる。
今代の聖女であるルシエラもその一人だった。
ルシエラは万能の力を人を苦しめるために使ったが、その横暴も長くは続かなかった。
討ち取られるのも時間の問題となったルシエラは、共にいてくれた侍女のメリッサと最後の会話をする。
恋したメリッサを、逃がすために。
しかし、メリッサはルシエラに対し……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-03 19:16:31
4148文字
会話率:14%
1回だけ使える万能の力で不老不死を手に入れた俺が過ごした日々
キーワード:
最終更新:2021-12-19 23:52:22
1414文字
会話率:8%
万能の力を持つ聖女、マニット様は今日も万能です。
魔王が来ても、隕石が落ちても、空飛ぶ円盤が来てもなんか祈ったら解決します。
しかしあの百の世界を繋ぐ魔王というのも、本当にしつこい性格してますね。
(女官の日記より)
最終更新:2021-08-31 22:48:56
103363文字
会話率:62%
万能の力を授かった少年と授けた神様がぐだぐだ会話する。
最終更新:2020-11-30 18:00:00
2601文字
会話率:54%
この世の最果てにあると言われる、アルストロメリア王国という国に1人、最強の女の子が居た。
―――この国は、誰もが魔法、超能力、特殊能力などと呼ばれるものを持っている。この国の法律でも《神より授けられし力を持たぬ者、国に入れるべからず》と
いう法律があるくらいだ。その国で暮らす、アザレア・アルストロメリア・イベリス。その正体は、万能の力《創造主・クレアトーレ》を持つアルストロメリア王国第4王女。
祖国の民の間で巻き起こる大戦争。それを止めるため、アザレアは祖国へと戻る。
そこで待ち受けていたのは、千里眼で見たときよりも更に酷い有り様で!?
※一部残酷な描写があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-15 21:40:33
13032文字
会話率:67%
人類はバイオテクノロジーの発達により万能の力『乳首毛』を生み出した。
しかし『乳首毛』はその過剰な性能のために悲劇をも引き起こした。全人類による殺し合い――通称『乳首毛最終戦争』である。
全滅の危機に瀕した人類を救うため、一人の女性科学者が
立ち向かう!
(念のため補足しますがエロ要素はありません)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-15 22:02:32
3820文字
会話率:22%
これは、数世紀前にある科学者が生み出した技術によって、転生が当たり前となった時代の話。人々はリンカノイドと呼ばれる人工の肉体に魂を押し込めた。もう肌の色や背の高さでコンプレックを誰も抱くことはない。誰もがなりたい姿を手に入れる。
リンカノイ
ドには、エルフにドワーフにヴァンパイアといろんな型がありそれぞれ特徴があるけれど、みんな等しく魔法が使える。それは絵本に出てくるような万能の力ではなかったけれど、日常をがらりと変える程度には偉大だった。
そんな時代に産まれたジョシュアは魔法使いとして、世界でも有数の魔法学院へと入学することとなった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-21 01:13:46
710文字
会話率:0%
異世界に転移し万能の力を授かる、理不尽を排除、絶対の強者として弱者の味方をして生きていく男、とにかく痛快に悪をやっつけ、痛快に生きる男の物語
最終更新:2019-02-01 22:01:37
204590文字
会話率:75%
私立満天星紅葉高等学校。ここに通う生徒は少し特殊だ。
埋め込み型電極で常時人間とコンピュータと繋がっている未来。
クラスの上位2名のみが、仮想空間で万能の力を持つ『神』の一員となれる。
条件は在学中にVRゲーム『ブラッディ・メープル 〜
刀の彼方 〜』を攻略すること。
少女、高尾いろは。
少年、龍田いづる。
二人が求めるは、血か。殺戮か。
自身の「紅の秋」企画、参加作品です。
残酷描写があります。苦手な人は見ないでください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-20 23:10:50
24862文字
会話率:25%
ある日、ちょっとした事故で生まれた。万能の力を内包しながらその力の由来も知らず、記憶も定かでない少女が。
最終更新:2018-06-11 22:33:26
1997文字
会話率:34%
開かない遺跡が100年に1度発する赤い光の日に生まれた女の子、リサ・ヴァリュー。
災害をもたらす事を告げに国王バルザーはパルナーラ村のリサの家へやって来る。
国王バルザーを殴る父親、逃げる母親。
大切な事に気づく国王バルザー。
万能
の力は16歳の誕生日を迎える日、失われる。国王はあらゆる手を使って殺す事を企んでいる。
リサ・ヴァリューは生き残る事を企んでいる。
鬼が友達。リサ・ヴァリューにしか見えない灰色の服を着たリズという女の子。
リサの元に集まる大人たち。
因果は絡み合い、石は転がって行く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-03 00:00:34
57223文字
会話率:12%
この世界を統べる魔王。万能の力を持つ彼には悩みがあった。それは、魔王軍が強過ぎて勇者が自分の元へ辿り着いてくれないこと。
彼はいかにしてその悩みを解決するのか?優秀過ぎる部下に気づかれない様に彼は念願の勇者との闘いを画策していく。
数名
のモンスターの視点から、ファンタジー世界の裏側を描いてみました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-23 00:09:05
14906文字
会話率:35%
かつて世界に存在していたという"魔導者"。彼らは"魔"という存在を取り込む事で万能の力を行使できたが、その代償として短命であった。
類まれぬ力を持った魔導者と、魔を持たぬ代わりに科学の力を身につけ
た人間の間に生まれた少女。彼女は、極めて"特殊な体質"を持っていたという____
※こちらはTwitterで書き溜めていた物を形にしたものです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-29 14:51:39
2124文字
会話率:0%