侯爵令嬢ベルティーユが目を覚ますと、半年の月日が流れていた。その間の記憶が頭に浮かんできてわかったのは、異世界人ミノリがベルティーユに憑依し、ベルティーユを憎悪する家族や鬱陶しがる婚約者とたった数ヶ月で打ち解けたということだ。
そしてミ
ノリは、憑依が終わったことで本来の自分の体でこの世界に現れて……。
なぜ憑依されたのかはどうでもいい。中身が他人になるとあっさりベルティーユを受け入れた家族や婚約者を恨みながら、ベルティーユは病で命を落とした――はずだった。
気づけばなぜか、三年ほど前に時間が戻っていたのだ。
そのうち死ぬ運命。それなら愛などない家族も婚約者も捨てて、残りの時間を自由にのんびり過ごそう。そう決意したベルティーユは、ユベール公爵家の若き当主に契約結婚を持ちかけたのだけれど……。
「愛していますよ、ベルティーユ」
公爵がいつの間にか、ベルティーユを本気で溺愛し始めたのである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-05 09:00:00
232899文字
会話率:46%
ブラック企業勤め・毒親家庭など冷たい環境で育ってきた主人公 金山エリ
そんなある日エリは事故で亡くなってしまった。そんなエリを哀れに思った地球の神様が異世界の神様に頼みこみ、異世界へ転生する事になった。
無事異世界転生した金山エリ改めて
ミ
ノリ・カナエは異世界の神様の加護の力
“創造”と神様特製の島でのんびりとした生活を送る事となった。
これは転生少女の“創造チート”を使った
異世界スローライフである……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-02 10:39:38
72123文字
会話率:32%
どうやら大地震の際の土砂崩れに巻き込まれて死んでしまったらしい隠塚ミノリ17歳。
気づくとミノリは死ぬ前日までプレイしていたゲームに転生してしまったようだ。しかしその人物が問題で、見た目はダークエルフの姿をした少女なのだが、それは主人公
やラスボス、悪役令嬢、さらには村人などでもなく、ただのザコモンスター。
ただ倒される運命しかないという、転生していきなり人生詰み状態になってしまったミノリは、あれこれと死なないように作戦を立てるがどうもうまくいかず……。
そんなある日、町から追放された6歳の双子を保護したミノリ。名前を聞くとその双子が15歳になるとどちらも死んでしまうメインキャラ、「光の巫女トーイラ」「闇の巫女ネメ」だと気づいてしまう。
自分はともかく、せめて2人には15歳になっても死なずに幸せになってもらいたいという思いで、ミノリは2人の母親になると宣言し、子育てに励むのであった。
そんな母親ミノリと、双子の娘2人の3人家族による、他愛のないお話。
※ミノリさん等のキャラデザは活動報告にアップしています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-14 23:58:24
1020749文字
会話率:47%
告白が失敗した真崎宗近(まさき むねちか)は「もう恋なんてしない!」と誓って家路についた。
しかし、部屋に帰るとずっと疎遠だったはずの幼馴染、氷室 愛姫(ひむろ まなき)がそこにいて……!?
「やっほーマサムネ、数年ぶり」
何年かぶり
に会いに来た幼馴染の目的とは一体何なのか?
幼馴染と始める、復縁ラブコメディー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-12 23:05:42
7309文字
会話率:63%
浪人生・幸司(こうじ)は、難関国立大学の医学部を目指しながらも数学の伸び悩みに苦しみ、日々焦燥感を募らせていた。ある雨の夜、予備校帰りの路地裏で奇妙な光の“扉”を発見し、好奇心から手を伸ばした瞬間に吸い込まれてしまう。気づくと、そこは異世界
の“巨大な宇宙船”の廊下だった。
肌が薄緑色で耳の長い“ミノリタス”たちは言葉も通じず、幸司を一時的に“行政機関”へ連行する。言語の違いを翻訳機で補いながらも、幸司は見慣れない検査を隅々まで受けさせられた。数日後、幸司は「ハワ」という青年ミノリタスの身柄引受によって解放される。彼は仮宿を手配して幸司を保護し、「地球に帰す方法はすぐには見つからないが、いずれ何とかしてあげたい」と伝えるのだった。
船内は数百万人が暮らすほどの規模を誇り、人工空やビル群など、さながら一つの都市のような光景が広がっている。ハワの案内で食糧プラントや文芸都市区を見学するうち、幸司はこの“宇宙船”がただの乗り物ではなく、失われた母星の代わりとして世代を超えて旅を続ける“移民船団”の一隻だと知る。そこには“ミノリタス”と“マイオリス”という二つの社会集団が存在し、ミノリタスが研究・技術や文化を担う一方、マイオリスは第一次産業を中心としたのどかな生活を営んでいるという。とりわけマイオリスには“船送り”という制度があり、社会適合性の観点から優秀すぎる人材を泣く泣くミノリタス船へ送ることがあるらしい。
異世界かつ宇宙船というとんでもない場所に転移した幸司だが、彼には浪人生としての切実な事情がある。夏が間近に迫る中で、数学を中心とした受験勉強の遅れは命取りだ。そもそも地球に帰れるのか? 帰還の方法を探してくれたハワとミノリタスの研究機関が言うには、次元の扉を再び安定的に開くには相当なコストと調整時間が必要だという。この異世界での時間が経過する分だけ合格は遠のくという焦りが幸司の頭を離れない。
どうなる幸司!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-12 00:00:00
44322文字
会話率:53%
魔術が当たり前に存在するこの世界にはアルファ大陸と呼ばれる所がある。
その大陸のウルサエ地方辺境に存在するミノリス村に一人の少年が住んでいた。
その少年の名はエル=イクリティカ。
彼は夜の村周辺の森にて散歩をしている途中で普段では聞か
ない音を聞く。
その音に導かれる様に足を進めた先に彼が見たのは、傷つき倒れた天使の少女だった。
その少女を助ける為、自身の住む村へと連れ出した事でエルの運命は大きく動き出す。
これは天使の少女に出会った少年の物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-29 21:10:20
513537文字
会話率:34%
伊呂波坂麻奈未は東京国税局査察部に勤務するいわゆる「マルサの女」。そのため、恋人の高岡凛太郎とゆっくり会う時間が取れないでいる。そのせいで、凛太郎の同僚の柿乃木優菜が凛太郎に接近したり、麻奈未の大学時代の先輩で、優菜の父親の柿乃木啓輔の交際
相手だった野間口絵梨子税理士が麻奈未への嫌がらせを再開したりする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-16 12:00:00
212515文字
会話率:45%
水無月ミノリ:1年ほど前から暇つぶしとお小遣い稼ぎの為にと活動を始めたVTuber。ゆったりしたゲームをプレイしながらの雑談配信が主で、再生数もチャンネル登録者数も中堅どころだが、独特な話し口と落ち着いた声音により一定層からの人気は根強い。
ミノリとは別の名義で小説を書いていることを公言している。
カクヨム、アルファポリスでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-22 14:43:38
1859文字
会話率:8%
2019年。夏。バイク屋で働く主人公タツヤは連日の猛暑により判断力が鈍り、いつもじゃやらないような凡ミスを繰り返してしまう。それがキッカケとなり店主のフミノリと大喧嘩に。「もう来なくていい!」とまで言われたタツヤは自分のバイクに跨り店を飛
び出してしまう。
バイクを飛ばした先で、子供の頃『夜中の二時四十九分に通り抜けると不思議なことが起こる』と聞かされた『妖怪トンネル』にたどり着く。時刻は丁度二時四十九分。ちょっとした好奇心からタツヤはトンネルに足を踏み入れる。すると────目の前には二十年前の自分の町の景色が広がっていた!
『透き通った青空に掛かる大きな入道雲とポ〇リスエ〇トが似合いそうな世界観で描くちょっと遅いジュブナイル』をテーマに一部で注目を浴びる新鋭、赤羽学が短期連載に挑戦!
あなたも、ちょっと短くてちょっと不思議な夏休みを一緒に過ごしませんか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-10 00:06:14
28728文字
会話率:63%
異世界に召喚され成り行きで聖女になってしまったアラサー聖女のミノリ。ヘタレな魔王ヴロンと入れ替わり、災厄の魔王となった神官ヘクター(ミノリ至上主義の狂信者)を倒すべくラストダンジョンに乗り込むがそこで待ち構えていたのは――。※こちらは【召喚
編】の続きです。前話はシリーズからどうぞ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-02 21:05:32
6724文字
会話率:62%
ここは魔王ラムレア=エミノリアが治める魔族の国エミノリア。
エミノリア国の魔王城の王座の間にて勇者 笹本碧と魔王 ラムレアの戦いがいま始まろうとしていた。
※R15表記はあくまで保険です。
最終更新:2023-03-28 17:14:42
2827文字
会話率:57%
双子姉妹百合の殺し屋、葵と穂は「アオイトミノリ」という架空の男性をトップとする暗殺組織「No.2」に飼われる一匹の雌犬「アミ」という仮面を被って殺しを請け負っていた。その「アミ」の下にある日、パーティの招待状が届く。そして当日、会場にくそっ
たれな街の殺し屋、掃除屋、鉄砲玉など荒事の専門家たちが集められた。パーティの参加者は、互いにそれぞれを殺し合うよう仕向けられた、
……ハズだった。
エロス×バイオレンス×タバコ×姉妹百合×ドラッグ×悪女
本作はフェティシズムが強い作品になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-19 21:00:00
17889文字
会話率:54%
ハク=ウミノリは、脇役主義者だ。
前世において、彼は敗北者だった。
ハァ…ハァ…。
人生の目標を果たせず生き、そして死んだ。
そんな彼が、剣と魔法の世界に転生してしまった。
せっかく異世界転生した以上は、モブ未満の存在
では終わりたくない。
ちょっと美味しい思いをしてみたい。
だが、敗北者である自分が、ちょっと努力したところで、主役になれるとも思えない。
無理に主役を目指しても、痛い目に遭うだけだ。
ハクはそんなふうに考えてしまうのだった。
そんな彼が希望を見出したのが、1話にだけゲスト出演する後方理解者ポジションだった。
ちょっとだけ登場し、実力者の隠れた力を見抜き、戦いもせずにスッと物語から消える。
そんなモブキャラの最上級ポジションを、ハクは目指すことにしたのだ。
ハクは目だけを必死で鍛え、世界トップレベルの瞳を手に入れた。
そして彼は見事、クラスメイトの少女の実力を見抜いてみせた。
1ページだけ彼女の物語に出演したハクは、あとはスッと消え去るだけ。
そのつもりだったのだが……?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-17 13:00:00
5001文字
会話率:33%
久しぶりに帰ってきた息子。彼がした報告とは……?
※『ノベルアップ+』のSSコンテスト・テーマ「嘘」用に書き下ろした短編小説です。
こちらにも投稿してみました。
最終更新:2022-10-22 14:02:04
1892文字
会話率:45%
付与術師のリュージは生産職であり、マジックアイテムの生産を優先している為に他のパーティメンバーより冒険者等級が低いという理由で仲間のパーティを追放される。
同じ理由で追放された天才錬金術師のレーネと知り合い、新天地へと旅をしている道中、と
ある高貴な身分の少女ツェツィを助けたことで彼等の運命は風向きを変える。
そして彼の追放を知り追い掛けてきた義妹の剣士ミノリと力を合わせ、彼を追放した元パーティメンバーへの意趣返しを果たし、末妹の魔術師スズを救い出したリュージは、小国をも謀略から救った英雄となり、やがては付与術師の能力を遺憾なく発揮して辺境の地を大都市へと育て上げてゆく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-05 21:37:28
442825文字
会話率:52%
おめでとうの詩です。
最終更新:2022-09-07 21:01:37
462文字
会話率:0%
5歳の星来(せいら)のところに、ある日UFOがやってきた。
UFOは星来に大事なことを伝える。
最終更新:2022-09-04 21:01:16
1990文字
会話率:77%
放課後の美術室。美術部員はわたしと雨音2人しかいない。女子2人しかいない美術室でなにも起きないはずもなく……。
〈反転現象〉をモチーフとした百合小説です。
最終更新:2022-09-03 15:38:12
1698文字
会話率:70%
高校2年のミノリには1つの悩みがあった、それは容姿端麗だが超絶天然のアホな先輩が絡んでくることだった。
最終更新:2022-06-18 16:25:57
56925文字
会話率:62%
西暦二〇四八年、PEウィルスのまん延により世界の総人口は約二十億人になった。各国首脳は団結し協力し合うことでウィルス撲滅に成功。そして地球をひとつの国家とみなす地球連合政府が樹立され、国は州へと改称された。世界統一共和国「地球」がここに誕
生したのである。そして政府は感染爆発で無人となった原発の事故などによる放射能汚染、防疫対策として世界各州にクリーンなドーム型巨大コロニーを建設、州民はようやく安全な生活圏をえることができた。ところが二〇六八年ごろよりコロニー内で、のちにミュートと呼ばれる超能力者が多数確認されるようになる。カエサルを名のる男が登場し、世界のミュートを束ね、やがて彼の組織「ユリウス」はマフィア化、一大犯罪組織となっていく。政府は「超能力者削除法」を制定、ミュートの人権を剥奪。すべてのミュートがPEウィルス以来の人類共通の敵となった。そして最高性能を誇るヒュペルコンピューター『アガサ』が所在を特定、動員されたロボット警察官の機動力でカエサルは処刑された。「ユリウス」は壊滅したが、統制をうしないコロニー外の立ち入り禁止区域へと逃れたミュートたちの過激なテロ活動は今もつづいている。
西暦二一〇二年、列島国土の大半が居住不可となったJ州には三つのコロニーが存在していた。ヤタ、クサナギ、ヤサカニの三区画である。クサナギ区画にひとりで暮らす小久保ミノリ(19)はミュートであることをかくし、人づきあいをさけながら黙々とソーラー車の工場で働いていた。彼の友人は政府が各世帯に一台づつ支給している多用途ロボットアーム、彼がアズと名づけた人工知能だけであった。ミノリはやがて妻となる在J七世の金井ショウというミュートの女性と知り合うことによって自身の使命に気づき、運命に翻弄され、やがて人類の未来を左右する男へと成長していくこととなる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-13 16:24:43
380728文字
会話率:66%
【2021/08/14 スタート、毎日更新】
とある理由から高校卒業に進学、就職もせず親のスネをかじってる見た目金髪ヤンキーの俺、アダ名は『プーさん』。
ダラダラと無駄に時間を消費するだけだった俺んちに、知り合ったばかりの地味系女子高生
のミノリちゃんが遊びに来るようになった!
一緒に遊んでるうちに懐かれた?
でも、彼女は俺の部屋で漫画を読んだり宿題をするだけで、俺と男女交際したい訳ではないらしい。じゃあなんで週三日も俺んちに来るの!?夏休みだよ???
不思議な関係だけど、だんだん彼女が来る日が楽しみになってきて……。
友人との微妙な関係。
働けない理由。
身体の事情。
親との確執。
色んな問題を抱えながら見て見ぬフリをしてきた俺を彼女が少しずつ変えてくれた。そして、彼女自身にも変化が現れ始める。
これは生きづらい俺と彼女との、ひと夏の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-12 21:31:20
71908文字
会話率:49%
ある日推しのモブキャラのスチルを見尽くし不貞寝したところ見知らぬ部屋のベットに寝ていた。
「はぁああー!?」
自分の顔を確認すると茶髪のイケメンになっていた。
「待てよ。コイツ『恋のミノリ』のカイリじゃん!!!!」
これは攻略対象に
なってしまった主人公が推しのモブキャラ(死亡予定)のために奮闘する話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-06 19:00:00
24378文字
会話率:50%