世界でただ一人のマギクラフト・マイスター。その後継者に選ばれた主人公。現代地球から異世界に召喚された主人公が趣味の工作工芸に明け暮れる話、の筈なのですがやはり異世界に付きもののあれこれもついて回ると思います。
普通は性能や装備での劣勢を
主人公が技術や技能や精神力やらで跳ね返すのですが、本作ではむしろ性能や装備が相手より上回っています。
魔法は神秘の力というよりも、物理法則を支配する超物理的な力という扱いをします。
ですので精霊とか妖精などは多分出ません。
参考資料として、簡単な地図やヒロインイラストを載せてみました。ときどき密かに更新したりしてます。その際はタイトル中の日付が変わります。
*おかげさまをもちましてMFブックス様より書籍化していただき、14巻で綺麗にまとまりました。
**さらにコミカライズもスタート! 7巻まで好評発売中! また、コミックウォーカー様でご覧いただけます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-16 12:00:00
10752964文字
会話率:49%
マギクラフトマイスター他の登場人物が、いろいろな工作工芸物について語り合います。
実際に作者が作った物ばかりです。
実用性重視ですので、夏休みの工作の参考にもなるかと思います。なるんじゃないでしょうか。なったらいいなあ。
こんなジャン
ルがあってもいいかなあと。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-30 14:00:00
127567文字
会話率:86%
連載中のマギクラフト・マイスターから派生したスピンオフ作品です。
基本的に本篇とは直接の繋がりはありません。
最終更新:2024-01-03 12:00:00
319090文字
会話率:50%
ソレイユの天才グラップラー、「ウシュマ」は憧れた「冒険の旅」に出た。
魔導列車の中で、偶然居合わせた冒険者として、即席のパーティーを組む事になったがパーティメンバーは……。
グラスランナー に育てられたナイトメア(シャドウ)のノワロウ(
バード、ファイター、スカウト)
オネエのフロウライト「ブライティア」(コンジャラー、アルケミスト、セージ)
唯一まともそうなルーンフォークのジム(マギテック、シューター)
先生、またパーティにプリーストがいません。
今日もノワロウの奇行にブライティアのツッコミが木霊する。
コルガナ地方を舞台にしたリプレイ。
オネエと知力6と魂のグラスランナー(ナイトメア)と普通のマギテックガンナーがゆくコルガナ地方の冒険譚
本リプレイは「SW2.5」の公式シナリオである、「デモンズライン 」収録の「デモンズライン 」を使用しております。該当シナリオの内容に触れておりますので、未プレイの方はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-16 05:00:00
61424文字
会話率:3%
舞台は、厄災と呼ばれる人類最大の敵とそれに対抗するべき、力を求めてきた人類との戦いの歴史が残る、マギ大陸。
放浪の旅をしていた、蒼い髪と瞳を持つ少女カチュアは、ある日、河原で倒れていたところに、森で狩りをしていた村娘エドナと出会った。
出会ったばかりだが二人は意気投合し、一緒に狩りを行う。
狩りを終えた二人はエドナが住む村へ向かうが、何者かによって、エドナの村が壊滅されていた。
そして、カチュアたちは、力を求めるあまり、心が歪んだ者によって、引き起こされた戦いに巻き込まれていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 16:00:00
724660文字
会話率:57%
公立東町高校の赤狼と呼ばれ恐れられる学校1の不良、赤井雅狼。
成績優秀で見た目も真面目な学校1の優等生、白木真鳥。
しかし2人には裏の顔がある。
赤井雅狼は姪に過保護な家庭的な叔父。
白木真鳥はポンコツドジっ子な姪。
ある朝、階段を踏
み外した真鳥を雅狼が助けたことから学校では保っていた距離感がバグり始めた。
2人を取り巻く学校生活の中で出会う友人と、これまでの時を過ごしてきた大切な家族。
日常生活だけではなく学校生活も共にする叔父と姪がお互いに向ける感情は純粋な家族愛。
しかし周囲の人間たちとの関わりの中で芽生える恋慕や劣情が2人の強固な家族愛をかき乱す
かもしれない。
叔父と姪はお互いまだまだ思春期真っ盛り。
2人の関係は叔父と姪に始まって、どんなカタチに辿り着くのか。
ラブコメ展開を家族愛で塗り直す2人を見れば周りだけがドギマギさせられる、無自覚青春ラブコメ。
━━━━━━━━━━━━━━━
木曜休載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-14 17:00:00
46495文字
会話率:64%
大学からの帰り道、俺はもふもふの黒い子犬を拾う
その子犬は変な子犬で、口を大きく開いたかと思うと俺はその口の中に吸い込まれてしまった
そして気が付くと、俺は魔術師になるための試験を受けていた
そこで呼び出した使い魔は、俺を飲み込んだ黒い子犬
だった
俺は魔術師の学校で一年間勉強をしたのち、旅に出ることを選ぶ
その旅の中で俺は子犬の正体を知る
子犬を元の姿に戻すため、百個のマギを捜す旅をしながら俺は最強の魔術師を目指す
※他サイトにも投稿折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 23:31:11
4026文字
会話率:28%
この作品はカクヨムにも掲載しています。
→https://kakuyomu.jp/works/16817330655579382010
皇歴250年、ファリストン皇国に3人の男女が生まれた。
あるものは魔導を愛し魔導に愛されたもの、またあ
るものは魔術の深淵にたどり着こうともがくもの、そして魔法で弱きを助け、英雄になろうとするもの。
この三者が巡り合うとき、皇国の隠された秘密と謎が明らかになる!壮大なファンタジーノベル。
この物語は脳内を妄想で爆発させている筆者が考えた大きな大きな物語です。初めての作品ですので内容がグダグダになったりすることがあると思いますがご容赦ください。また感想も募集しているのでぜひぜひ書きに来てください!質問などがあればお答えできる範囲でやっていこうと思います。よろしくお願いします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 20:01:26
352284文字
会話率:42%
時はU・C《統一歴》53年。
未だに西暦だ東暦だなんて言ってると、差別だ時代遅れだなんて言われてしまう。
なにせ子供の頃に夢見たあれやこれやが、今や現実のものとなってしまって久しい。
時の“|魔導帝《ジ・マギカ》”により、もはや伝承と
化していた魔導工学の知識が確立され、〈|魔動人形《ゴーレム》〉の生産技術が広く世に広まり、世界は|文明開化《ブレイクドーン》の産声を上げた。
未だ|魔物《モンスター》の|蔓延《はびこ》る辺境の地も、屈強な|鋼鉄騎士《アイアン・ゴーレム》によって警備され格段に安全となった。
農民達の貧困、そして人離れによる食糧不足も、疲れ知らず休み要らずの|作業用小型人形《パペットマン》によって解決した。
各都市を結ぶのは、馬より速く、魔獣より強力な|魔導列車《オートケージ》。
街のあちこちに放たれている|人工水魔《スライムドール》によって、道路は清潔に保たれ、ここ数年は大きな|流行病《はやりやまい》もなくなった。
それでも、この世界の知と繁栄は留まることを知らず、まだまだ技術と文明は加速していくだろう。
そして同時に、それは人の欲望も加速度的に深くなっていくことを意味している。
果たして、私の選んだ道は正しかったのだろうか。
願わくば、この子の未来が幸せなものになって欲しいものだ。
──マーリン=オクスレイ
そして数十年後、物語は、とある王国の貧民街から始まる。
蒼き|魔血《エーテル》と紅き血液が交わる世界の魔導活劇、開幕と相成ります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 18:00:00
47700文字
会話率:23%
「マギリア」と「盟」。
対立する二つの国から成る孤島があった。
まだ十歳の「マギリア」第二王子エンはある日、自分と同じ年ほどの名前の無い傭兵少年の殺し合いを観戦する。彼は全身の「チャクラ」を全開にしており、周囲に圧倒的な強さを見せつけてい
た。彼の強さを気に入って声をかけたエンだったが、次の日の朝、その傭兵少年が部屋に入ってきて仰天。
そして、失脚したはずの「マギリア」前王ジョーカーが、国を乗っ取ろうと襲撃を仕掛けてくる。エンと、その姉の第一王女セナ、傭兵少年、そして「腰抜け」と呼ばれていた衛兵カインの四人は、ジョーカーから逃げるため、隣国の「盟」へ亡命を計ることを決意。
エンは、いずれ必ずジョーカーから国を取り戻すと誓う。
しかし、ジョーカーの追手や、隣国の王子が、その行く手を阻んできて――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 21:49:45
271924文字
会話率:39%
アイは中学2年生の春に夢を見る。夢の中で女の子に助けを求められるが手が届く前に夢が覚める。その日の下校時道中で女の子に再開し、さらにウムブラ(影)に襲われる。「ウムブラに対抗するために力を貸してほしい」と言われたアイはそれを承諾しルーシア(
女の子)からチャームをもらいうけ魔法を授かり、ウムブラを退治する。
ルーシアは「ウムブラは人間の負の感情から生まれた存在であること、そのウムブラを束ねてこの世界を負の感情で覆うとしている者たちがいること、それに対抗する者たちがチャームを持つことができるもの達である」こと告げる。そして魔法が使えるようになったアイに再度力を貸してほしいと告げる。アイは「守りたい人たちがいるから」とルーシアの願いに応える。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 21:40:42
1916文字
会話率:15%
中学生の悠馬と波留は、昔からとっても仲良し。
しかしある日、教室が不思議な光に包まれると、彼らのクラスの男子はみんな女の子になってしまった。
すっかりかわいくなってしまった悠馬と波留。前のように親しく振る舞おうとするが、男の精神を持った二
人は、どうしても相手が『女の子』であることを意識して、ドギマギしてしまう。
果たして悠馬は、女の子になった波留に対して悶々と抱く『言葉にできない感情』と、彼の性別を変えた不思議な光の正体を知ることができるのか────
女体化した男の子たちによって繰り広げられる、ほんのり甘いTS百合小説。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 20:26:56
98045文字
会話率:42%
角川スニーカー文庫から3月1日発売
――――
再会した幼馴染は、清楚可憐な美少女になっていた。
「久しぶりですね、隼人」
「はるき、なのか?」
かつて田舎で一緒に泥だらけになって遊んでいた幼馴染と再会すれば、あの頃男と思っていたガキ
大将然とした姿の面影はどこにもなく、誰もが振り返るような清楚可憐な大和撫子――というのは外向けの姿。隼人の前でだけは被った猫をかなぐり捨てて、当時と同じガサツな反応。接してくる距離感も変わりやしない。
「靴下脱いで胡坐って……見えるぞ」
「見たいの?」
「見たくねーの!」
「じゃあ見なきゃいいじゃん。それとも……ははぁん?」
「くそっ、そんなんじゃねーっての!」
「ふひひ」
そんな調子で接されるとドギマギして悔しいので、女の子扱いしてみたら意外な反応が……
田舎と都会。
少年と少女。
変わってしまった心と身体。
されど変わらぬ想いと約束。
更には田舎で別れた妹の親友、野菜を育てる園芸部員の女の子、彼女達との再会と出会い。そして――
これはそんな幼馴染と、離れていた距離と時間をちょっとずつ埋めていく、とある夏から始まるお話。
ジャンル別日間1位、週間1位、月間1位、総合日間2位、週間5位 ありがとうございます。
R15は保険です。
カクヨム様にも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 19:00:00
826651文字
会話率:43%
数年ぶりに再会した妹は、思わずドキリとしてしまうほど綺麗になっていた。
「またよろしく、兄さん」
「あ、あぁ……」
すぐ泣いて引っ込み思案、よく後ろを着いて回り甘えん坊。
それが今は多少素っ気なくもクールな感じの美少女に。
だから妹とい
うよりも同じ年頃の異性になっていて、再び始めた同居生活にドギマギしてしまう。
「あの、背中から乗っかってって……ちょっと近く、ないですかね?」
「? 昔はこうだったよ」
そのくせ昔の様に接してくるところもあって、距離感を測りかねる。
そんな一変した生活の中でも変わらないものもあった。
遠慮もなければ、気も使わない。我が物顔で部屋に入り浸り、だけどすぐ傍にいるのが当たり前。
誰よりも、家族よりもすぐ近くにいて、兄妹のように育った幼馴染。
「お、エロ同人! これってどちゃシコ?」
「あ、それ布教されたやつ。まぁ読めばわかるかな」
それが高校入学目前に、本人と見紛うばかりの美少女に変身した。
「見てみて! これが完璧で正しい高校デビューってやつだぜ!」
「いや、詐欺だろう!」
見た目はゆるふわ美少女で、これまでと同じように接して来られれば、家でも学校でもトラブルを起こして――
これはまるで別人の様に変貌した妹と、家族よりも近かった幼馴染と、一つ屋根の下で家族になるまでのお話。
※カクヨム様でも投稿しています
R15は保険です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-22 19:00:00
214839文字
会話率:45%
第一回集英社web小説大賞にて金賞受賞、ダッシュエックス文庫から書籍化します。
【本編完結済み】
※現在不定期で番外編更新中です。
その日、ネトゲのフレンドとの待ち合わせに現れた美少女は、父親の再婚相手の連れ子だった。
「わ、私がフィー
リア、です……」
「嘘、だろ……?」
再婚して5年、普段は没交渉。
家で見るのは野暮ったいダサい姿ばかり。
だというのに、目の前にいるのは、一瞬本人かと見紛うばかりの美少女になった義妹。
あまりの変わりようにドギマギして台無しになってしまったオフ会。
だが、同じ屋根の下に住むため、美少女に生まれ変わった義妹との生活は一変してしまう。
当然ながらその変化は学園生活にも及び、更には学園のアイドルや現役モデルの幼馴染も巻き込み、そして――
これはそんな義妹とちょっとずつ歩み寄っていく、そんなお話。
ジャンル別日間1位、週間1位 ありがとうございます。
R15は保険です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-25 12:00:00
557420文字
会話率:36%
ソーシャルゲームとして生を受けたSRPG《マギア・メタリズム》。
様々な要素が絡み大人気となったこのゲームは6年もの期間続けてきたサービスの終了を宣言し、一度はその物語に幕を閉じた。
そのゲームに登場する敵国家の一つ、『機皇国ジェネレイザ
』が別世界の孤島に飛ばされたとは誰にも知られずに。
機械だらけの国家はファンタジーな異世界を生き残れるのか。
彼らの勇姿が、ありのままの姿が此処にある。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 17:09:19
348117文字
会話率:28%
世界には人族、精族、獣族、魔族、龍族、鬼族の6つの種族がいる
そんな世界で魔族と鬼族のハーフ、アヴィが龍族の末裔マリーアと出会う_______
2人は様々な出会いを果たしこの世界を物語る
果たして結末はハッピーエンドかバッドエンドか、2人の
旅は始まる______
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 16:20:58
5536文字
会話率:85%
「魔法少女と『共闘(コラボ)』したい!!」
その世界では、“精霊術”を操る人間種と、“呪術”を操る亜人種達が争いを繰り広げていた。
しかし、彼らにとっての共通の敵の出現により、両種族は争いをやめ、共に手を取り合って共通の敵を滅ぼす
ことに成功した。
以降、人間種と亜人種の間で同盟が結ばれ、世界には平和が訪れた。
そんな平和な日常の中で、ここ数年、人々を脅かす“ノロイ”と呼ばれる怪異現象が発生するようになった。
そんな“ノロイ”から人々を守るための治安維持部隊が各地で結成され、ここ福岡にもその部隊が新設されることとなった。
それが、“吸血鬼”であるマリ・ホワイト・ヴィントブルをリーダーとする“対呪士部隊”『ゴーストセイバーズ』。
その『ゴーストセイバーズ』のリーダーである少女、マリの願いはただ一つ、魔法少女との『共闘(コラボ)』!
しかし、“精霊術”や“呪術”は存在しても、“魔法”などという術はこの世界には存在しない。
そんな彼女の前にある日、突然空から降ってきたのは、フリフリドレスを着た魔法少女…、の姿をした自分自身!?
パラレルワールドからやって来たという彼女、マリ・ラビリアは、持っていた魔法のロッド“マギアロッド”を構えてこう言った。
「私は“魔砲少女”なの」
吸血少女と魔砲少女が出会う時、新たな物語が始まる―――
「“魔法少女”じゃなくて、“魔砲少女”ーっ!?」
「ぱ、パラレルワールドの私…!?」
果たして二人のマリは無事に『共闘(コラボ)』出来るのか!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 04:02:47
8110文字
会話率:33%
人造魔術戦士〈マギロイド〉を開発して周辺国を侵略するバルド帝国。
その侵略を受けている国の1つであるソフィーネ王国の情報局員エムは、最新型のマギロイドを手に入れ、センと名づけた。
センは最新型で帝国のマギロイドを遙かに超える力をもっている。
しかし、帝国のマギロイドは900体以上ある。
王国の女王ソフィーネ13世は、感情をもたないマギロイドであるセンに「愛」を教えることができれば、さらに強くなると言う。
果たして、センに「愛」を教えて、王国を救うことができるのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-09 18:30:27
27814文字
会話率:44%
「お前を愛することはない」
そう冷たく言い捨てる目の前の美丈夫、わたくしの大好きなリヒト様。
リヒト・デ・オウラ・リーエールシュタイン侯爵。
この婚約が政略婚的なものだというのは重々承知している。
そもそも、成り上がりの男爵家の令嬢程度の
わたくしが、若くして侯爵位を継いだリヒトさまのお相手に選ばれるなんて普通だったらありえる話ではない。
お金で爵位を買ったと蔑まされているレイニーウッド男爵家はそれこそほんとうにお金だけはある家で、歴史あるリーエールシュタイン家を支えるためにと、リヒト様の後見人であるロックマイヤー公爵様の口添えのおかげでこうして彼のパートナーとなるべく婚約式にまでこぎつけた、のだけれど。
やっぱり彼、リヒト様はそれを快くは思ってくださらなかったみたい。
わたくしはリヒト様が大好きだ。
それこそ、生まれる前から好きだ。
最初にこのマギアクエストの、私が大好きだったゲームの世界に生まれてきたと理解した時には歓喜したものだ。
あのリヒト様に会えるかもしれない。
お近くで一目見る事ができるかも、そう思うだけで幸せだった。
私の最推し、薄幸の美少年、リヒト・デ・オウラ・リーエールシュタイン侯爵。
若くして両親を事故で亡くし、愛を知らずに育った少年。リヒト様。
悪いおじさんにお家を乗っ取られそうになったところでロックマイヤー公爵に助けられて、侯爵となった彼。
そのどことなく影を背負った姿に、私はメロメロになって。
そんな彼、ゲームのヒロインの男爵令嬢のことを憎からず思っていたけれどなかなか恋にまで発展しない、というジレジレキャラで、私もけっこう攻略に苦労した記憶が残ってた。
このルートのヒロインは、男爵令嬢という情報しかない、そんなキャラだ。
マギアクエストは自キャラの名前も容姿も全部自分で決められる。
私は雨森亜里沙という本名をもじって、アリティシア・レイニーウッドって名前でゲームをしていたから……。
てっきり自分の事をヒロインだって思い込んでいたのだ。
でも。こうしてやっと婚約者にまでになれて喜びすぎて肝心の彼の気持ち、好感度も含めて、考える事ができなくなっていた。
なのに、ほんと、どうしよう。
彼の人生を狂わせてしまうような真似、したくない。
だったら……。
もうわたくしにできる方法はたった一つしか、思い浮かびませんでした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 09:36:58
6038文字
会話率:18%
「もういい! お前は追放だアンナマリナ。お前のようなぽんこつ聖女はこのマギカアカメディアにふさわしくない! とっとと荷物をまとめて出ていくといい!」
アンナマリナが祭壇の前で跪き神に祈りを捧げていたところに現れた金髪碧眼の貴公子。
この国
、グーテンベルク王国の王子でありここマギカアカメディアの生徒会で会長を務めるギディオン・M・グーテンベルクその人だった。
「はう、でも、ギディオンさま、わたくしアカメディアの寮を追い出されたら住むところがありませんわ」
「そんなことは知ったことか! そもそもお前は教会が聖女と認めたからこそ費用全額国家負担でこのアカメディアに通えているというだけの存在。しかしなんだ、この十年、一度も聖女らしい能力を発揮することもなくただただここに居るだけではないか!」
「え? 聖女らしい能力、ですか?」
ポカンとした表情で小首を傾げ、頬に右手を当てる彼女。
コケティッシュなその表情。十五歳になって居るはずだというのにまだ幼い顔立ちで。
ふわふわな金髪が背中まで広がり、その透き通るスカイブルーの瞳には、無垢な美少女、そんな代名詞が似合う。
#############
幼い頃野良猫と共に生きていたせいか、人の言葉を話すのが少々苦手な聖女アンナマリナ。
容姿は美少女なのだけれど、周囲からはぽんこつ、おバカだと思われていた。
そんな彼女は王子ギディオンから、
「なにもしていない」「ぽんこつ」「お飾り聖女」として追放されてしまう。
本当は彼女は「何もしない」ではなく、「なにもしないでも」聖女であったと言うのに。
これは、何もしていないと誤解され追放された野良猫聖女が、
好きな人、自分のほんとうの居場所を見つけしあわせになるものがたりデス!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-18 22:12:24
13139文字
会話率:27%
異世界転生ファンタジーラブ!!
気がついたら異世界? ううん、異世界は異世界でも、ここってマギアクエストの世界だよ!
野々華真希那《ののはなまきな》、18歳。
今年田舎から出てきてちょっと都会の大学に入学したばっかりのぴちぴちの女子大生
!
だったんだけど。
車にはねられたと思ったら気がついたらデバッガーのバイトでやりこんでたゲームの世界に転生してた。
それもゲーム世界のアバター、マキナとして。
このアバター、リリース版では実装されなかったチート種族の天神族で、見た目は普通の人族なんだけど中身のステータスは大違い。
とにかく無敵なチートキャラだったはずなんだけど、ギルドで冒険者登録してみたらなぜかよわよわなEランク判定。
それも魔法を使う上で肝心な魔力特性値がゼロときた。
嘘でしょ!?
そう思ってはみたものの判定は覆らずで。
まあしょうがないかぁ。頑張ってみようかなって思っフィールドに出てみると、やっぱりあたしのステイタスったらめちゃチート!?
これはまさか。
無限大♾な特性値がゼロって誤判定されたって事?
まあでも。災い転じて福とも言うし、変に国家の中枢に目をつけられても厄介だからね?
このまま表向きはEランク冒険者としてまったり過ごすのも悪く無いかなぁって思ってた所で思わぬ事件に巻き込まれ……。
ってこれマギアクエストのストーリークエ?「哀しみの勇者ノワ」イベントが発動しちゃった? こんな序盤で!
ストーリーモードボス戦の舞台であるダンジョン「漆黒の魔窟」に降り立ったあたしは、その最下層で怪我をした黒猫の子を拾って。
って、この子もしかして第六王子? ってほんとどうなってるの!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-28 22:39:50
102191文字
会話率:18%
それはいつか、神秘幻想が息吹く時代。
魔術は最早空想の産物ではなく、体系化された技術として人々に多大な恩恵をもたらしていた。
世界最大の交易都市マルクトで暮らす青年ヘイズは、今日も今日とて魔導士稼業。時に怪物を狩り、時に同業者たちと刃を交え
る。
しかし、そんな殺伐としつつも賑やかな日常は、ある事件を切欠に一変することとなる。同時にそれは、彼の数奇な運命の幕開けでもあった。
これは正義を掲げ、世界を救う英雄譚ではない。
己が願いのためならば、神さえ滅ぼさんとする愚者達の軌跡を辿る物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-05 21:05:33
361264文字
会話率:30%
桐谷勇治16歳は、新米世界神のユイテルシアと言う女神の過ちによって、住んでいた地域一帯で、隕石落下による天災が発生、複数の化学工場関連の施設や石油コンビナートやガスタンク等が一斉に大爆発を起こしてしまう。
偶々一人だけ巻き込まれてしま
った彼は、肉体ごと死亡消滅してしまった。
そんな勇治の前に現れたのは、数多く在る世界を統べる世界の神で、世界神の1柱神の一人である女神アルテジアと言う女神の手によって、お詫びと言う形で、別の異世界であるマギアンティアへと転生をさせて貰う事に成る。
その世界で彼は、幸運にも小さな小国の公国王と成って、様々な女の子達と共に自らが治めて居るキリヤ公国を一大勢力へと拡大して行き、チート過ぎる大国へと伸し上って行く事に成る。
この物語は、女神の力で異世界転生をした桐谷勇治が、不思議な神のタブレットであるゴット・タブレットを使って、彼を慕う女の子達と共に、キリヤ公国と言う小国を世界最強にし最大の国土を持った連邦国家へと伸し上がって行く物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-05 00:00:00
1904957文字
会話率:35%
世界地図には載っていない、南の島、マギス島。
現代に生きる魔法使いたちが暮らすその島に、ある日、ごく平凡な一般家庭の子ども、日高翔(ひだかしょう)を乗せた飛行機が墜落する。
ただ一人生き残った彼と、魔法使いの卵たちが出会い、現代の「魔法」
をめぐる物語が始まる。
※カクヨムにも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-02 01:07:36
150688文字
会話率:31%
これは、魔術がある世界で今日も重ねられていく、ごくごく普通の日常のお話。
『インコンプリート・マギ〜たったひとりの魔術師』
https://ncode.syosetu.com/n4370gz/
本作品は、上記作品を本編とする外伝作品です
。未読の方は、まずは本編をお楽しみいただければ幸いです。
(作中には本編のネタバレがあります。)
◆
本編に収まらなかった(収めなかった)話、本編の後日談、サブキャラクター視点の話などを超不定期に更新させていただきます。
※本作品は、カクヨムにも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 14:46:31
149213文字
会話率:45%
ここは魔術が存在し、魔術師の国家資格が存在する世界。
ある年の春、十五歳の少年は自身が尊敬する母親と同じ魔術師になることを夢見て、故郷から遠く離れた魔術学校の門をくぐった。
厳しい受験を勝ち抜き夢への第一歩を踏み出した少年。
しかしその胸
のうちは、ほぼ全てが不安で埋められていた。
なぜならこの学校、自分以外の学生は全員……?
・
魔術は存在しますが現代日本にかなり近い世界観です。
なかなか魔術が出てきません。出ても派手じゃありません。
バトルもありません。無双しません。モテません。
転生者はいません。異世界にも行きません。
この世界にたったひとりの存在である少年が経験する、
いくつかの出会いと、ひとつの別れを描いたとても地味な物語です。
※他サイト様(カクヨム・アルファポリス)にも掲載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-08 00:36:59
459097文字
会話率:41%