恋を知らない愛情ある騎士と恋している愛情を知らない姫の物語
ユリウスは「闘神」と呼ばれるほど世に聞こえた剛健の騎士である。騎兵団の指揮官としても優秀で、豪放磊落な性格もあって配下からの信頼も篤い。
まさに男の中の漢であるが、女性に対しては
上手くゆかない。貴族令嬢と婚約まで至るも三回立て続けに破棄されるという、非常に珍しい事例を踏むことになる。
すっかり結婚は諦めた彼へ鎖国状態にある王国の第八王女プリムラとの婚姻が持ち上がる。
取り敢えず婚約とし互いを知るため共に一つ屋根の下で暮らすようになるが……。
世界は戦乱の情勢にあり、人間と亜人の人種の間に大きな溝もあり、何を仕出かすか不明な異世界人の存在も注視しなければならない。
プリムラも真実の王女か疑わしき要素もあり、ユリウスの腹心4人も何か腹積りがありそうだ。
女に弱いとされる無骨な騎士はマイペースながら幸せをつかむため突き進みゆく。
カクヨムにも掲載しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 16:14:11
459816文字
会話率:35%
短編をまとめて、短編集にしています。
連載にしたのは、追加する時の為です。
最新話だと、第3話が追加分です。
これからエッセイを書く時は、第12話以降に足すつもりです。
キーワード:
最終更新:2025-07-21 11:39:06
33492文字
会話率:9%
若い娘の胸キュンを摂取する為、胸キュン王国の王子たちは、下界に住む泥棒妖術の手を借りて、女子高に通う優子、蓮華、夢叶の三人に目を付けた。
お天気を盗む泥棒妖術は、九州に接近中の大型の台風を、高校まで移動させて、三人を玄関先で足止めする。
一瞬、雨が小降りになったと喜び、三人は正門まで走ったが、そこで再び突然の大雨。
困った三人が、ふと前を見ると、道路を渡った先にカフェがあった。
「あそこで雨宿りしよう!」夢叶の提案で三人は、カフェまで走った。
そこは、王子たちが、下界の乙女ゲームを模倣して考えた、高校の文化祭ではよくある執事カフェだった。
三人をキュンとさせ、胸キュンを奪うべく、乙女ゲームで学んだシナリオをもとに奮闘する。
『胸キュン・ホームラン』から一旦外した王子たちのエピソードを完結させて、サクッと本編に戻す予定です。出来れば、連休中に……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-20 11:38:20
12407文字
会話率:39%
『ヒロインは終われない~百円玉で、胸キュン・ホームラン~』を更新し続けているのに、更新出来ていませんと表示されるので、不具合なのか分かりませんが、困っています。
他の作品は、ちゃんと更新日が表示されるのに、謎です。
仕方がないので、
一旦完結をさせて、更新している分は、こちらに移す事にしました。現在、移し中です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-19 21:57:06
7084文字
会話率:30%
私は自分の名前に絶望していた――公爵令嬢プリムローズ・フリティラリア、それは前世でプレイしたゲーム『聖なる乙女の学園』に登場する攻略キャラのひとりだ。
マルチエンディングを採用したこのゲームには「魔王討伐」エンドや「世界征服」エンドのよ
うな不穏な結末が存在する。恋愛育成ゲームなのに、どうして魔王が現れたり主人公が世界征服を思い立ったりするのか……。
だが文句を言ったところで現実は変わらない。今の私は間違いなくプリムローズなのだ。
必ず不穏なエンドになるとは限らないが、警戒はしておくべき――そんなわけで私は、従者のデイジーを巻き込んで修行を開始した。魔王討伐や世界征服に参加する気はまったくないが、乱世になるなら相応の実力がないと生き残れない。
ところが、なぜか女王陛下は主人公じゃなくて私に魔王討伐しろと言ってくる!
おまけに学園で出会った主人公組は『聖なる乙女の騎士』という学園ファンタジーバトル漫画の世界だと主張! そればかりか信じていた従者のデイジーまで、『聖なる乙女の英雄』というRPGだとか言い出して……!
カクヨムで2023年4月30日から6月19日にかけて投稿した小説です。カクヨムでは完結済み。
アルファポリス、ノベルアップ+、NOVEL DAYSでも掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-14 20:01:14
192655文字
会話率:49%
『悪役令嬢の弟です』で登場した隣国の聖なる乙女アルメリア・プリムス事豊城澪香が主人公となる物語です。
ステファニア王国でアルフェルト・レガーの婚約式が終わり、レグザへと帰国する船旅の途中で命を落としたアルメリア・プリムス。彼女が目を開くと
そこは‥‥。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-05 05:08:48
528610文字
会話率:54%
『穢れ』と言う脅威に晒された世界。
田舎男爵家に生まれたプリムラは、十五歳で受ける 『祝福の儀』で【聖魔法】を授かった。
穢れに対抗し得る祝福を授かったプリムラは、王都に連れていかれそこで様々な出会いをする。
……なんて、乙女ゲームだ
か少女小説みたいな状況にうっかり首を突っ込んでしまった孤児の少年シエルのお話。
いやだって、攻略対象(仮)達の様子、なんだか可怪しいし。
※こちらは以前投稿した作品『イケメン達はヒロインから逃げ出したいようです』の連載版です。
※続きではありません。短編の内容を連載にした感じ。
※連載に直した結果、様々な設定が追加されたり細かい変更があり、短編版とは大分変わりました。主要キャラの名前や容姿も変更あり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-02 07:10:00
144115文字
会話率:34%
【聖魔法】を得て王都の神殿に上がる事になった田舎の男爵令嬢のプリムラ。王都の学園に通ううち、様々な高位貴族令息や王子とも親しくなって……。
と言う少女小説だが乙女ゲームだかみたいな展開を横っちょで見てる孤児の少年、シエルのちょっと災難な出来
事。
このプリムラと言う少女、男に囲まれてるけど、イケメンの皆さんは離れたそうにしてますよ?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-07 08:00:00
35368文字
会話率:34%
平安の世。春の陽光に包まれた縁側で、若き天才陰陽師・安倍晴明は退屈を持て余していた。学びを極めた彼にとって、刺激のない日常は生き地獄――そんなある日、黄金に輝く謎の甲虫に触れた瞬間、彼は閃光に包まれ、意識を失う。
目覚めたのは、針葉樹が鬱蒼
と茂る異国の森。見知らぬ空、未知の匂い、異質な気配。そこは魔法と騎士と王族が支配する異世界〈ヴァレンティア王国〉だった。偶然、野盗に襲撃される王女の護送隊に遭遇した晴明は、自らの術で彼らを救う。晴明が助けたのは、気高き姫君・マルグリットと、忠義の騎士・ティボー・ド・シャロン。王女たちは、ある目的のために移動していた途中、襲われたのだった。
やがて、晴明は、この国が直面する問題を知ることになる。それは、次期王座を巡る4人の王子たちの争いと暗黒宗教(クリムゾン・オクスプリム(KO))の存在である。王国は、王都を囲むように東西南北に建国された4つの公国から成り立っていた。また、KOは、世界は闇から生まれ、光は一時的な幻影に過ぎないと主張。再び闇が世界を覆いつくす時、闇を受け入れた者だけが救済されるという思想を持った危険な宗教で、再生を意味する黒いスカラベをシンボルとし、特に王国内で共存している人外族の存在も否定していた。KOは、現政権に不満を持つ一部の諸侯や貴族たちが信奉していた。
これと並行するように次期王位をめぐる4兄弟の対立が起こり、KOは、一部の王子と手を組むことで、この国を手中に収めようとしていたのだった。マルグリットたちは、その異変に気づき、今後の助言を得るために引退した大賢者・サリエル・ヴォルティクスを訪れた帰路に襲われたのだ。一行は、再び、KOの放った黒魔術師に襲われる。その度に晴明は、術を駆使して対抗、なんとか危機を乗り越え、マルグリットの父親で、第4王子・ミシェル・ド・ローゼンブルグが待つエルムフィールド公国の公都・ルクセリオンを目指した。立ちはだかるKOの黒魔法師たち、陰陽師VS黒魔術師の壮絶なバトルがこの異世界で始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-06 04:07:16
29869文字
会話率:44%
ーーこの出会いは、誰も望まない運命で、もう取り返しのつかない奇跡。
明かせない秘密を抱えた少女、ミリゼが公国で出会った二人。
溌剌とした朗らかさで人を惹きつけるローレと、嫋やかで静かな優しさで人を癒すユニア。
彼女たちの秘めた運命が動き始
めたその日を境に、世界の全ては動き出す。
南大陸に君臨する精霊たちの連合、北大陸にて影から公国を守護する聖騎士たちーーそして暗夜を纏いし魔女の姉妹、夜魔《コラプリム》。三つの勢力の物語、その中心を三人の少女はひた走る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-12 18:59:47
145769文字
会話率:41%
ソフィア・プリムローズは六歳の時に両親を殺されてから、助けてくれた騎士団長に保護されて暮らしていた。
高潔なランドルフ家は絵に描いたように幸せな家族。
優しい両親に見目麗しい兄弟。
その弟オーウェンに想いを寄せていた先、十二歳の時に蘇った前
世の記憶から自分の運命を知る。
浄化の旅の中で召喚された聖女と恋に落ちるオーウェン。
聖女への嫉妬に身を焦がし闇へと堕ちた先に待ち受けるのは、惨めな孤独死――。
運命を変える為に、心から大切な人がずっと笑っていられるように。
ソフィアは一人、抗うことを決意した。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-08 20:42:10
326797文字
会話率:44%
刻印術師と呼ばれる家系に生まれた三上大和だが、事故によって異世界ヘリオスオーブへと転移してしまった。
右も左も分からず帰る方法すら分からない大和は、白狐の獣人プリムと出会い、ヘリオスオーブで生きていくことを決意する。
他にも騎士や人魚
、エルフやハーフエルフ、双子の竜人とも出会い、徐々に周囲は賑やかになっていく。
基本チート、ハーレム、ほのぼの系予定。
「刻印術師の高校生活」の27年後という設定で、他にも共通設定有り。
刻印術師の異世界生活、異世界生活の刻印術師、改訂版。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-24 12:00:00
3424092文字
会話率:35%
刻印術師の異世界生活・改訂版。
基本設定やストーリーは踏襲してますが、一部は大幅に変更しています。
刻印術師と呼ばれる家系に生まれた三上大和だが、事故によって異世界ヘリオスオーブへと転移してしまった。右も左もわからず帰る方法もわから
ない大和は、白狐の獣人プリムと出会い、ヘリオスオーブで生きていくことを決意する。
他にも騎士や人魚、エルフやハーフエルフ、双子の竜人とも出会い、徐々に周囲は賑やかになっていく。
基本チート、ハーレム、ほのぼの系予定。
「刻印術師の高校生活」の27年後という設定で、他にも共通設定有り。
☆マークはイラスト(主に地図)があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-25 12:00:00
511077文字
会話率:50%
この世界には、およそ20万もの花の咲く植物が存在している。皆がよく知る、向日葵や朝顔、バラやカーネーション。そして、見たことがあっても名前はあまり知られていないであろう、プリムラやハルジオンなど。
それらひとつひとつの花には、花言葉
があることをご存知だろうか。恋愛や希望を表すものの他、復讐や絶望の込められた花言葉もある。
見た目の綺麗さ、可愛さに騙されて誰かに贈ると、悪い意味に捉えられてしまうことも……もしかしたら、あるかもしれないな。
――さて。話は変わるが、今これを読んでいる君に問う。
『楽しい思い出』
これは、ニチニチソウという花の花言葉だ。この花言葉を知った君は、ここからどんな物語を作り上げる?
高校生が過ごす青春の物語か。
過去を思い返す幽霊の物語か。
未来に願いを込める家族の物語か。
はたまた、
別れの言葉として贈る女性の物語か。
君に出した問いに、答えはない。君は、私が考えた物語とは、全く違う回答をしてくれるだろう。そこが面白い。そこが大好きだ。
――もし、君に時間があるのならば。私がどんな答えを持っているのか、覗いてみるのはいかがかな。
きっと良い暇つぶしになることを、保証するよ。
***
これは、各1話完結・全31編から成る、花言葉をテーマにした短編集です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-01 12:00:00
72888文字
会話率:24%
「どんなことがあっても、私は諦めない。私こそが、この世界の希望だから!」
一国の姫であるプリムローズは、かつて敵対していた帝国の皇太子へ、和平のために嫁ぐことが決まっていた。ところが帝国の陰謀により、謂れのない罪を着せられ、処刑されかける
。同時に祖国を滅ぼされ、父王は殺され、愛する妹は行方不明に……。
辛くも難を逃れたプリムローズは誠実な甲冑の騎士、ぶっきらぼうなオーク族の青年と聡明なドワーフ族の学者、謎めいた修道士の少年らに助けられつつ、出生の謎を解き明かし、妹を取り戻し、囚われの婚約者を救い出し、両国に平和をもたらすまでの冒険の物語!
女主人公。一部残酷な表現あり。CP固定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-07 17:00:00
1308379文字
会話率:39%
プリムローズは15歳の時叔父であるラルフスコット辺境伯の元に引き取られる。そこでは自由を奪われ不自由で肩身の狭い生活を強いられていたが、まさか自分がメルクーリ国が100年に一度ゼフェリス国に捧げる生贄になるとは知らなかった。前日それを聞い
て驚いて逃げたが追われる途中で死んでしまった。そして転生して元の世界に戻って来た。おまけにその時さらに前世の事も思い出した。だが、プリムローズが前世を思い出した時にはもう生贄として神殿に連れて行かれる数日前。何とか逃げ出そうとするがそれもかなわずとうとう神殿に連れて行かれる。だが、幸運な事にゼフェリス国の使者が現れると生贄はもう必要ないと言われた。だが、現れた男は数日前に見た夢に出て来た男と同じ顔をしていた。驚いたがそんな事をしている場合ではないとプリムローズは叔父に平民として生きて行くと話をつける。早速王都で仕事を探そうと職業紹介所を訪ねるがそこはイケメン揃いで彼らはみな結婚相手を探しているらしいと分かる。前世吉田あかねとして生きていた頃、婚活サイトの会社で婚活アドバイザーなどと言う肩書の元社畜のように働いていた経験が生かせるのではと思うがそこはよく考えなくてはと思っているうちに就職は決まって行く。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-16 06:46:45
115052文字
会話率:38%
プリムローズ伯爵家の末娘のキャサリンは、出来の良い長女と嫡男だけにしか興味がない両親に放置されていた。それでも家族には秘密にしている能力を使って日々を過ごしていた。ある日、能力を使って入り込んだ他の貴族の領地で貴人の少年を助けるが、その後
に到着した彼の護衛に追われてお礼の言葉も貰えなかった。それなのに、後年に王都の魔法学院に入学すると、助けられた侯爵令息が助けた人を探していると言う。しかし、遠目に見たその令息は、助けた彼とは似ても似つかぬ男だった!
例によりどっちかと言うと魔法トラブルものです。恋愛感情も少年の方にはあるかも?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-08 22:47:26
211038文字
会話率:21%
〝衰退した世界の中〟で凶悪な獣がはびこり
〝夢見る少女〟をたすけるため、
〝世界一弱い能力を持つ私〟が冒険するおはなし。
最終更新:2024-08-02 12:10:00
275305文字
会話率:34%
プリムラとガオは幼馴染で恋人同士。世の中に跋扈する「すれ違い」とは無縁の仲。……というのもプリムラは「読心」という、他者の心の内を読むことができる天賦の才を持っているからだ。ガオは素直になれない思春期男子であったが、プリムラの天賦のおかげで
両者は仲睦まじいものだった。しかしそうやって、どこか恋愛ごとをナメていたふたりに試練のときが訪れる。プリムラがある日「読心」の天賦を失ってしまったのだ。
※他投稿サイトにも掲載。
※全2話、完結まで予約投稿済。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-08 00:00:00
5553文字
会話率:26%
とある帝国に住まう少女、プリムローズ。彼女の家柄は少々訳ありで、衣食住を確保するだけで精一杯の日々を、淡々と生きていた。
しかし、彼女が豹変するきっかけを、それなりに裕福な家庭に生まれ育った少女、レイア・セリシア・クロフォードは与えてしまっ
た。
レイは左右で色の違う瞳を持っていた。そんな彼女も、迫害の対象だったのだ。
利害の一致から結ばれた二人だが、友情が芽生えた事で、帝国の未来が変わる。叛逆を経て彼女たちの得たものとは...折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-15 00:35:14
14468文字
会話率:37%
とある帝国に住まう少女、プリムローズ。彼女の家柄は少々訳ありで、衣食住を確保するだけで精一杯の日々を、淡々と生きていた。
しかし、彼女が豹変するきっかけを、それなりに裕福な家庭に生まれ育った少女、レイア・セリシア・クロフォードは与えてしまっ
た。
レイは左右で色の違う瞳を持っていた。そんな彼女も、迫害の対象だったのだ。
利害の一致から結ばれた二人だが、友情が芽生えた事で、帝国の未来が変わる。叛逆を経て彼女たちの得たものとは...折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-10 21:10:00
11867文字
会話率:40%
赤ん坊の頃、捨てられていた所を辺境伯に拾われ、そのまま娘として育てられたプリムラ・シュテルンベルグ。
彼女は「召喚(サモン)」という能力(スキル)を持っているが、一度も発動できた試しがなかった。
そんなある日、夜中に目が覚めてしまっ
たので、試しに能力の練習をしてみたら……なんと魔族の男の人が召喚された!
その人は私を見るなり「王女様」なんて言ってきた。
……え!私、魔王の娘なの!?
しかも次代の魔王の資格を持ってるですって!?
魔王になんて、なりたくないんですけど!!
プリムラは、魔王の資格を捨てて平穏な人生を送るため、東奔西走なんのこれしき!という勢いで動き出す。
─────────────
・本作品は、作者初の長編小説になります。
・世界観や設定は、細かいところでゆるっとしている所があるかもしれません。ご了承ください。
・ラブコメタグをつけてはいますが、恋愛要素は薄目かもしれません。
※R15、残酷描写は念の為折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 06:00:00
112094文字
会話率:29%
「アンサ公爵令嬢プリムラ・ゴールデンベル! 聖女フォルシアへの非道の数々、許しがたい! お前との婚約は破棄だ!」
乙女ゲームのヒロイン・フォルシアに転生して……私は、勝った。ゲームの流れを取り戻し、断罪イベントに辿り着いた。
たぶ
ん、相手の悪役令嬢も転生者だ。でもなんとかうまく立ち回り、王太子ローゼス様を始めとした攻略対象たちを味方につけた。
悪いけど、ご令嬢には国からの追放、身の破滅が待っている。
私はこれで、めくるめく推し活の日々を送れる……ん? なんかご令嬢の様子が。
「ククク……フフフフ……アーハッハッハッハッハ!
ならば力で、お前を奪って見せようフォルシア!
ゆくぞ、マジィィィィィンアルファァァァァァ!!」
おい待てロボを出すなそもそも貴様今なんつったなぜ私をご指名した?????折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-06 12:01:56
4532文字
会話率:38%
これは、もうひとりの撫子がうららとして生きたあとのお話――――。
うらら・のら本編の一期と二期をつなぐ閑話シリーズの中編です。
三途の川の大渋滞を避けて、あわいの道循環バスにのりこんだ『うらら』は、拾ったチケットがバレて下ろされてし
まう。
そこで近場の町へゆきバス周遊券を買おうとするのだが、奇行の目立つ一級魔法使いプリムに、バス周遊券はひとりひとり専用のものしか売れないと言われ「自分が何者か」を確かめに黒猫占い師のもとを訪れることに。
亜空間の異世界で、うららが高慢な魔法使いプリムと師弟愛を育むまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-16 13:46:21
33091文字
会話率:28%
前世の私はいじめられっこ。妹はいじめっこ。そんな二人が私の書いていた小説の侯爵令嬢姉妹として転生していた。
妹のプリムラは王子様との未来を夢見て、私は第二の人生を楽しみながら幸せに生きるために、姉妹で共同作戦を練ることにした。
「プリム
ラがヒロインになればいいのよ!」
「え?私?···私が···ヒロインに?···いいかも!」
そして、悪役令嬢(役)の私ヴィオラとヒロイン(役)の妹プリムラとして、婚約破棄の舞台に挑むことにしたのだ。
「プリムラ。始まるわよ」
「ヴィオラは心配性なんだから。終わったら、お互い名演技だったと笑い合いましょう」
前世で書いた小説は執筆途中で、婚約破棄が始まるところまでしか書いていない。果たしてヴィオラは断罪回避できるのか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-30 19:27:10
11982文字
会話率:34%