キャナリィ・ウィスタリア侯爵令嬢はフロスティ公爵家の後継であるシアンと婚約中である。
ある日キャナリィの通う学園に、隣国からスカーレット・シルバー第一王女が留学してくるという報せが届いた。それも三学年の夏休暇明けという中途半端な時期から
──。
シルバー王国と言えばシアンが去年まで留学していた国である。そして王女に婚約者はいない──漠然とした不安がキャナリィの心を乱す。
そして案の定王女はシアンをキャナリィから引き離し、そばに置いた。
一方、シアンの兄ジェードに長年付きまとうビアンカ・ルーベルム侯爵令嬢は王女を利用してジェードとその婚約者であるクラレット・メイズ伯爵令嬢の婚約破棄を目論んでいた。
このままいけばスカーレットの婚約者にシアンが、婚約者不在となり身分的にも問題のないキャナリィは必然的に王太子であるグレイの婚約者に収まることになってしまう。
キャナリィとの婚約解消の危機に苛立つシアンだったが、追い打ちをかけるように学園の年中行事であるサマーパーティでスカーレットのエスコートを命じられてしまう。
しかもキャナリィのエスコートを王太子殿下が務めるという。
このままサマーパーティに参加することになれば婚約者の交代──そんな重要な意味を持つ学園のサマーパーティーの時間が一刻一刻と迫っていた。
王太子殿下を待つ控室で、シアンを奪われようとしているにも関わらず何処までも「貴族」であろうとするキャナリィにスカーレットは不敬には問わないから言いたいことを言うようにと詰め寄る。
キャナリィは少し考えるような素振りをすると口を開いた。
「では、あなたが彼に嫌がらせをする理由をお話しいただいても?」と。
★
覗いてくださりありがとうございます。(* ᴗ ᴗ)⁾⁾
最終話まで予約投稿済みで、7時19時更新です。
★このお話は「で。」シリーズの第三弾です。
第一弾「で、私がその方に嫌がらせをする理由をお聞かせいただいても?」
第二弾「で、あなたが私に嫌がらせをする理由を伺っても?」
第一、二弾の内容はこんなことがあったよ的エピソードで出てきますが、勿論このお話だけでも大丈夫ですよ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 07:00:00
12019文字
会話率:17%
ローマリア王国には大斧を振り回し、多くの武勲を立てたビアンカという女戦士がいる。彼女は百七十八センチの長身で軍服をキリッと着こなし、肩口で真っ直ぐに切り揃えられたサラサラの黒髪をいつも靡かせ、切れ長の目にはこの国では珍しい紫の瞳がトレード
マークだ。年齢は二十一歳。王国の結婚適齢期は過ぎてしまったが、当の本人に結婚願望が無いのだから仕方ない。
――――ある日、ビアンカは王太子に呼び出され、国軍から辺境伯領への移動を命じられる。『これはそなたにしか出来ない特別任務である』と王太子は強調し、何故か彼女には花嫁衣裳が用意された。――――最初は花嫁衣裳を見て混乱したビアンカだったが色々考えた末、この特別任務は辺境伯を探るためのスパイ任務だと確信する。
――――リシュナ領(辺境伯領)へ向かったビアンカを待ち受ける運命とは?
この物語はR15です。
ブックマーク・評価・ご感想等、どうぞよろしくお願いいたします!!
誤字脱字のご報告は感謝いたします。
この物語はカクヨムにも掲載しております。
どうぞよろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 00:01:50
285997文字
会話率:45%
エレニア王国は、緑あふれ、活気にみちた豊かな国。
国を治めるのは、女王ビアンカ一世。
慈悲あふれる彼女の治世に、民は最大限の敬意を払う。
女王の美しいブロンドの髪は、太陽のように輝く。
同じ色の髪を持つプリンセス、クレア姫も女王と民の寵愛
をうけ健やかに育つ。
しかし、西隣りに位置する強大なシャフタル帝国は、常に東への侵攻をうかがっていた。
野心あふれるシャフタルの王は周到に準備を重ねる。
そして、ついにシャフタル帝国の将軍は、5万人の大軍を率いてエレニアに侵攻する。
対するエレニア軍の兵士はわずか8千人。
王国の運命やいかに‥
エレニア王国のプリンセスと民が、想像を絶する困難に打ち勝ち、新しい運命を切り開いていく、王道のファンタジー歴史小説です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-16 18:53:35
65854文字
会話率:30%
温暖な海に浮かぶ白島(ビアンカ)。昔から竜が多く棲み、砂に多く含まれる珪砂で浜辺が白く輝く島には、多くのガラス職人とガラス工房があった。ヴェトライオと呼ばれるガラス職人であるヴァレンティーノに、工房の販売スタッフのルカは、ある日、こう誘った
。
「いつか竜になることを気にして家族を作らないのなら、誰も愛さない僕と結婚しませんか」
白島とその近郊の島と半島には、昔からある呪(まじな)いがかかっていた。半島と島の出身者が死の間際に竜になる呪いである。人が成り代わった竜が、島と半島を守っていた。
いつか竜になる呪いをもって生まれたヴァレンティーノは、家族を置いていく日を恐れて今まで家族を作らなかった。しかしルカは生来誰にも性愛を持たない性質で、自分ならば家族にしても問題ないはずだと主張する。ルカは誰にも性愛を持てないながらも、共に暮らせる家族は欲しいのであった。悩みながらも、互いの利害が一致した二人は一緒に暮らし始める。二人を家族と認めてくれる人たち、認めてくれない人たちの中で、揺れながらも二人は少しずつ家族の形を模索し始めた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 12:30:29
144123文字
会話率:54%
アメリカ、フィラデルフィアの街に暮らす女子大生ビアンカは文武両道の才媛で、
彼氏もおり順風満帆な生活を送っていた。
しかし最近になって謎のストーカー被害に悩まされるようになり、
そしてある日ルームメイトが密室で殺害されるという事件が起きる。
この事件を切欠にビアンカは人知を超えた怪物達に命を狙われるようになり、
やがてこの国を裏で支配する組織『カバール』の存在と、彼等に自分が狙われる理由を知る。
この日より彼女は自分を助けてくれた謎の男ユリシーズと共に、
カバールとの長い戦いに身を投じていく事となる。
アメリカを舞台に繰り広げられる現代の聖戦記、開幕――!
※この物語はフィクションです。登場する地名、国名、団体名は全て架空であり、現実の物とは一切関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-24 19:16:25
1058502文字
会話率:47%
ノーラの使い魔はとても賢く白いネズミの使い魔でクリスと言う。そんなクリスが、献上品や航路を偶然にも選び取りそれは大きな利益をもたらした。
その幸運に父は浮かれて他人に話してしまう。
すると婚約者のルドルフとその母ビアンカは、近
いうちに自分たちも幸運の恩恵を受けることができるのだと考え、散財や派手なふるまいを繰り返す。
その行動にノーラは決意を固めて、話し合いの席で「あなた達のモノではない」と切り出したのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-23 20:13:11
14216文字
会話率:37%
オレの部隊には、喧嘩ばかりをしているキストとビレという少年少女がいる。幼馴染でもあるその二人は見目も良いのにびっくりするくらいお互いに対して容赦なくやり合う。副隊長でもあるビアンカは二人を微笑ましく見てるけど、これはなんか違うだろ……。
駄目もとでキストの方にビレにも優しく女の子扱いしてくれないかとお願いしたら、なんと受け入れてくれて!?
***
関係が拗れている少年少女とそれを見守るどこかずれた二人組の話です。
中編なので、5、6話で終わります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-22 22:48:43
24443文字
会話率:38%
人々が開拓し、危機潜む森や野原を人間の領域とする世界、その最前線一歩手前のセルジェントに継承権を持つ者が続々と急死、若きビアンカが爵位を継いだ。
至る所に脅威が人に牙を剝く世界で、貴族の最大の責務は領地を守る力を持つこと、そして跡継ぎを確
保することだ。
貴族の急死でセルジェント家が統治に足る力を持つかが疑われたところ、身を、領地を守り、貴族としての責務を果たすために、ビアンカは闘技会を開いたのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-18 19:25:58
6104文字
会話率:19%
人類の滅亡を阻止すべく奮闘した私達魔法少女は、その人類に裏切られて殺された。1798年、フランス革命真っ只中の出来事である。まじで許さん。
それから数百年後の21世紀現代で、私は「世界の敵」として死んだエニフェルの記憶を思い出した。一生
分の思考と記憶に転生したのだと理解した私(瀕死)は、早速かつての仲間達を探しに向かう。私が転生しているんだ。あいつ等もいるに決まっているだろう。道中、ヒーロー気取りの魔術師共や世界を滅亡せんとする怪物だったりに襲われもしたが無視だ無視。
そうして邪魔するもの全てを塵も残さず燃やした私は、生まれ育った英国から遠く離れた日本で運命の再会を果たす。かつての唯一。いつだって隣にいた白銀の魔法少女ビアンカ。
しかして彼女は綺麗さっぱり前世のことも私のことも忘れていた。
これは圧倒的に新しい、魔法少女達の転生物語。
『極彩のゲヘナシリーズ』運命の輪を回す闘いが幕を開ける!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-13 18:20:00
82338文字
会話率:46%
Q.自由気ままに冒険だ! いやぁ、人間の身体って楽しいなぁっとキャッキャしてたらかつての腹心の部下がオークションで売られていた元魔王の心境を述べよ
A.は? ぶち殺すぞの一択だが???
✳︎始終こんなテンションの主人公の話です。
勇
者に討たれた魔王の記憶を持つギルドの冒険者エニフェルはある日、闇オークションで商品になっていたかつての部下、魔王の右腕を務めたビアンカと再会する。
しかしてビアンカの目には、懐かしいあの聖女の瞳たる花の模様が描かれていた。
そして何やら魔王を復活させようと目論む影の組織が各地で暗躍しているようで……。
これは元魔王の少女が、同じように転生した仲間達と再会しながらこの世界の謎を紐解いていく二度目の転生冒険譚!
ーー極彩のゲヘナシリーズ、開幕!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-24 18:10:00
25657文字
会話率:34%
江戸から東京、激動の時代を生きた伝説のサムライ柏木十四郎は、見覚えのない場所で目を覚ました……そこは中世ヨーロッパの様な街で、その世界の中心は王族や貴族、そして騎士だった。
少女メグに出会い、その飼い猫アミラと言葉を交わせた事で十四郎
は魔法使いと呼ばれる事になった。そして、再び剣の腕で生きて行ける世界に来て、十四郎は何処に行くのか……。
絶世の美貌の女騎士、ビアンカと出会う事で十四郎の運命は変わり始める。そして、最強にして眉目秀麗の女戦士アウレーリアが十四郎を慕い、神獣ローボや神であるライエカもまた十四郎に魅了されていく……まるで、魔法に魅せられた様に。
強さとは何か? 命とは何か? 十四郎は葛藤と苦悩を繰り返しながらも戦い続ける。最強の剣の腕と、優しさを持って……。
おかげ様で70万PVを突破しました。なろうでは少数派で非テンプレの作品ですが、読んで頂ける事を糧に面白いと思って頂ける様にがんばりたいと思います。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 21:08:12
916052文字
会話率:55%
スーファミ世代の私がフローラについてただ語っています。
ドラクエが好きな人もそうでない人も、気軽に読んでいただけたら嬉しいです。
最終更新:2025-06-08 07:13:56
3382文字
会話率:3%
とある地方惑星で発生したナノボット暴走事件。調査員のビアンカとルゥは暴走により異形となった集団を押さえ、アジトで唯一の生存者を確保する。
未解明の星間物質エーテルを感知する〝目〟を持つ「錬金術師」ビアンカと、サイバネティクス義肢の豪腕を駆使
するルゥ。二人は、サポートAIのヴィオレットとともに事件の謎に迫っていく。
この世界には魔法などない。マナもない。
けれどエーテルはある。だから錬金術が使える。
マイナーな境界科学とされる錬金術を武器に、ガールズコンビが謎を追って銀河を駆け巡るスペース・ファンタジー。
※この作品は「カクヨム」にも同時掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-04 20:00:00
28000文字
会話率:48%
婚約者と侍女に駆け落ちされたビアンカだったが
若き宰相の婚約者の「フリ」をする事になってーー
最終更新:2025-05-16 02:41:42
2198文字
会話率:31%
多忙な日々に埋もれ、お互いの存在を当たり前すぎて見失いかけていた美月と沙織。ある夕立の日、偶然の再会と雨上がりの街でのキスが、二人の凍りついた時間を動かし始める。広告会社で働きながら本来の夢を忘れていた美月と、その心の内を見抜く沙織——。学
生時代の思い出の海辺で、二人は忘れていた愛の色を取り戻すことができるのか。「雨上がりの空気の中、時間は少しだけ歪む」。日常と非日常の境界線で描かれる、大人のレズビアンカップルの再生と成長の物語。(本作品はAIを利用して創作し、加筆修正しています。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-04 23:34:55
4496文字
会話率:31%
【過去最強の勇者パーティ】。勇者イデオが率いる冒険者パーティは、そう称されていた。回復士の最高峰、聖女のビアンカ。盾の名手、グレゴール。大魔道士、ジュピター。そして、勇者のイデオ。小さな村で育った幼馴染5人で組んだ冒険者パーティは、才能に恵
まれたのか、破竹の勢いでダンジョンを攻略し、パーティ結成5年目にして、上級ダンジョンボス討伐を達成。トップパーティに躍り出た。彼ら勇者パーティに注目が集まる中、勇者イデオはある決断を下す。「アデル。お前はクビだ」✕「あれ気付いちゃいましたか?」✕「いいんじゃない?私賛成〜」✕「戻ってきて欲しいんだ」✕「もしかして、勇者パーティの戦果はイデオの力じゃなくて、······」
✔R15は念の為です。
✔主要人物の誰も幸せにならない話です。ざまぁ系やハッピーエンドが好きな方は、ブラウザバック推奨です。
✔作者視点(神視点)で進行します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-01 11:04:35
8595文字
会話率:44%
ビアンカ・リューデル子爵夫人は度重なる夫の浮気に悩まされていた。さらに未成年の娘を囲い始めた夫愛想を尽かしたビアンカは、息子のテオフィルだけを生きがいにすることを決心する。
数年後に悩みの種の夫が亡くなり、息子が当主となって安堵していたの
も束の間。テオフィルが「結婚したい相手がいる」と一人の女性を連れてきた。それが夫の元愛人だと知ったビアンカは、結婚に猛反対するが――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-21 19:57:25
8726文字
会話率:33%
「真実の愛が何だってのよ!!」
夫から真実の愛に出会ったため離縁して欲しいと告げられたビアンカ・ファインズ子爵夫人。
実は彼女は魔女から貰った『時戻りの時計』を使い、既に2回の巻き戻りを経験していた。2回とも真実の愛を盾に理不尽な扱いを受
け、ブチギレたビアンカはやり直しを望んだのだ。
真実の愛に翻弄され続けたビアンカが、最後に選んだのは……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-14 19:32:00
9307文字
会話率:39%
伯爵令嬢であるビアンカは異母兄の殺害未遂で投獄された。
(どうしてこんな事になったのかしら…?)
混乱しているビアンカに更なる不幸が降りかかる。
ビアンカに幸せは訪れるのだろうか?
最終更新:2025-02-09 21:00:00
120075文字
会話率:29%
侯爵令嬢セレーナの愛猫ソマリのルシェは、飼い主に溺愛されながら幸せな日々を送っていた。
そんなある日のこと。ルシェは、セレーナが社交界デビューをした夜会で恋に落ちてしまったことを知る。しかもそのお相手は、王太子フィリベルトだった!
『ボク
がこの目で、実際に確かめに行こう』
そう決意したルシェは、いつの間にかセレーナの恋路を応援するべく、二人の手紙を口にくわえて運ぶようになっていた。
ルシェの力を借りて、秘密の文通を続ける二人。
だがある日、視察に出たはずのフィリベルトが行方不明になってしまう――!
フィリベルトの愛猫で、ルシェの友達でもあるチンチラシルバーのビアンカの頼みで、フィリベルトを探すことになるのだが……。
はたしてルシェは、フィリベルトを探し出すことができるのか!?
そしてルシェの飼い主である、セレーナの恋の行方は――!?
猫好きモフモフ好きに贈る、最高にカワイイ動物たちの日常と奮闘の様子を、とくとご堪能あれ!
☆毎日更新中!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-26 21:22:05
128305文字
会話率:45%
冷たい薔薇と呼ばれる伯爵令嬢のビアンカは、その妖艶な美貌から周囲に誤解され、学園では孤立していた。実際の彼女は内気で、刺繍や焼き菓子作りが趣味の家庭的な性格。そんな彼女の前に現れたのは、気まぐれで飄々とした侯爵家の御曹司ルシアン。彼の軽い言
葉で始まった奇妙な友情は、やがて二人の心を少しずつ変えていく――。
「君、その笑顔は危険だよ」とルシアンに言われたビアンカ。無防備な彼女の純粋さに、ルシアンは心配と興味を抱き始める。一方、彼女は初めてできた友人に胸を弾ませるが…。お菓子と刺繍、そして笑顔が繋ぐ、ひたすら甘たるい学園ラブストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-28 14:28:01
10749文字
会話率:47%
「エドガー様、私達の婚約を……解消致しませんか?」
シュトラス王国の第一王位継承権を持つエドガー・ヴァイアー・シュトラスはある日、婚約者であるカテリーナ・フォン・マイゼンブルク公爵令嬢から婚約解消の申し出を受ける。
カテリーナはデビュタン
トを終えてからというもの「王太子の婚約者に選ばれた!」という選民思想ゆえに傲慢で高慢、周囲からの評価は非常に悪かった。
カテリーナの扱いにほとほと困っていたエドガーは内心その婚約解消を喜ぶが、そう簡単に婚約は解消できないことに頭を悩ます。
しかし、カテリーナは「ハーバー男爵令嬢」なる者の名前を挙げ、身分差に囚われない婚約もアリなのでは?と提案をしてきた。
これまでと180度違うことを言うカテリーナに困惑しつつ、婚約解消をすべきかどうか悩むエドガー。
パーティーで出会うビアンカ・ハーバーとの交流を深めつつ、エドガーが出す結論は……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-16 07:11:20
15855文字
会話率:42%