1945年、二度目の世界大戦は終わりへ突き進んでいた。初めは劣勢だった連合軍も今では優勢になり、ドイツ軍を首都まで追い詰めていて、もはやドイツの敗北は必至になっていた。非常招集でかき集められたドイツ兵は未熟な若者ばかりで、圧倒的な物量で攻め
て来る米軍やソ連軍にやられ放題だった。しかし、ベルリンの戦車部隊に所属するティーガーの車長「ペーター・ヴィットマン」は東部戦線およびベルリンで百両を超える戦車を撃破したエースであり、自分の命が燃え尽きるまで戦うと決心していた。だがそんな彼でもおびただしい数の赤軍には勝てず、最後はライヒスタークで死んだ……かのように思われたが、実は生きていた。ところが、それは元居た世界ではなく、見知らぬ場所だったのだ。
果たして、ティーガーの隊員達はどうなるのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-07 20:09:15
38248文字
会話率:35%
今から80年ほど前、ヨーロッパから始まった第二次世界大戦は各地を焦土に変えながら大陸中に広まっていった。
連勝を重ねるドイツ軍は西方への侵略を進め、遂には大国フランスを破りイギリス海峡に達する。
目の前に横たわる狭い海峡の先には小
国のイギリスだけ、おそらくドイツは大陸の西を制したついで程度にしか思っていなかったかもしれない。国力においても物量においてもその島国よりも優っていたのだから。
対して海峡を死守するべく防衛体制を整えていたイギリス。そのとある街の臨時基地に英国屈指のパイロットと天才エンジニアがやって来る。かくして、第二次大戦で最大の空中戦、バトル・オブ・ブリテンが始まる。
※この小説は史実を元にしたフィクションです。実在する国、地名、団体、兵器などが実名で登場いたします。更に物語のために史実を多少歪めておりますが、あくまで個人の趣味で書かれたフィクションとして御容赦下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 17:29:21
524708文字
会話率:57%
平凡な日本人の若者が、実は記憶を忘れた転生者でしかもさらに異世界転生してしまうお話。
最終更新:2024-03-16 22:33:09
76693文字
会話率:31%
ドカーン!ボカーン!ズドーン!バババババババ
ノルマンディー上陸作戦も行われた1944年に起きた、とあるドイツ軍人の転生物語。
最終更新:2024-02-07 03:08:27
976文字
会話率:14%
第一次世界大戦時、ドイツ軍最高のエース・パイロットだったマンフレート=フォン=リヒトホーフェン、通称『レッド・バロン』。「真のパイロットは、死ぬまで操縦桿から手を離しはしない」と語っていた男は、その言葉通り、空で命を燃やし尽くした――……
。
――そことは違う次元に、人類と異形の怪物が戦い続ける世界があった。敵は、人の形をしながらにして人にあらず、歩くだけ、息をするだけでも周囲に不快な音を撒き散らすことから、|騒音(レルム)と呼ばれていた。人と怪物は決して相容れず、互いに敵対者であり続けた。彼らとの戦争は、人類の歴史そのものだった。
戦争は、あらゆる技術を劇的に進化させる。とりわけ、世界に棲む動物達の兵器転用は白熱した。犬、馬、鳥――そして飛竜。怪物は人類に先んじて飛竜操作技術を確立させ、航空戦力を組織するに至る。史上初となる空からの攻撃に、人類はなす術もなく敗走を続け、ついには首都までもが陥落。人類も稚拙な飛竜空軍を各地で急造するが、次々と壊滅していった。
やがて辺境の地にまで戦火が伸びたとき、一騎の赤い飛竜が大空に飛び立った。青空の中、敵性飛竜を次々と撃墜していく飛竜を駆る少女の名は、エリカ=エア=レーザ。少し勝ち気で勇敢なだけの村娘だった彼女の中では、かつて『レッド・バロン』だった頃に培った空戦技術が覚醒していた。
竜の中で最も気位が高く、その存在は天災に等しいとまで言われる赤い飛竜に跨り、『レッド・バロン』は今一度、空を駆ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-09 17:34:13
4804文字
会話率:30%
※本作主人公は俺TUEEE系ラノベ主人公ですが、どう足掻いてもドイツ軍には勝てない事が世界の理により確定しています。何故なら、本作の真の主人公はドイツ軍であり、ドイツ軍には主人公補正がかかるからです。その事を念頭に置いた上で、主人公を見守っ
てあげるのが本作の主旨です。
魔族と人間による大規模な戦争──抗魔大戦──の終結より数ヶ月。
ひと仕事終えて「もう一生働かない!」と宣言し、女の子(魔族)と同棲ニート生活をエンジョイしていた勇者に、スポンサー兼上司からの招集命令が下された。
新たな敵の出現。その敵とは──え?ドイツ軍??
民衆「勇者の兄貴ィィ!ドイツ軍なんて、けちょんけちょんにしてやって下せぇ‼︎」
勇者「戦いたくない!…だって、勝てないもん‼︎剣と魔法のファンタジーは砲弾の前に無力なんだもんッ‼︎」
民衆「いやいやwww勇者様が負けるはずないからwwwドイツとかマジで秒殺wwwwww」
…この後めちゃくちゃ敗北した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-29 22:00:00
111716文字
会話率:28%
架空戦記創作大会2023夏 参加作品です。
最終更新:2023-08-01 12:00:00
7222文字
会話率:5%
1944年6月。バグラチオン作戦の攻勢に晒されたドイツ軍のありえたかもしれない一幕。
最終更新:2023-07-14 11:32:03
1009文字
会話率:42%
東京オリンピックを控えた2020年の春、突如地球上のすべての国家が位置関係を変え異世界の巨大な惑星に転移してしまう。
その惑星には様々な文化文明種族、果てには魔術なるものまで存在する。
その惑星では常に戦争が絶えず弱肉強食様相を呈していた。
旧地球上国家も例外なく巻き込まれ、最初に戦争を吹っかけられた相手の文明レベルは中世。殲滅戦、民族浄化を宣言された日本とアメリカはこの暴挙に現代兵器の恩恵を受けた軍事力を行使して戦うことを決意する。
日本が転移するのも面白いけどアメリカやロシアの圧倒的ミリタリーパワーで異世界を戦う姿も見てみたい!そんなシーンをタップリ含んでます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-06 02:56:31
225391文字
会話率:35%
科学と技術が発展したこの世界、1984年。
アメリカ合衆国――― 究極の先進国を先駆けする国家は ―――かつてのナチスドイツ軍が探し求めていた古の神秘、「聖杯」を探求していた。そして本年、聖杯の在処とされる古代遺跡の発掘が成功する。その記
念としてベトナム戦争の英雄と名高いウィンストンは、聖杯探索計画に参加していた戦友のブライアンに招待され、バルセロナ、スペインへ来訪する。
史上初の聖杯の公開。百以上の偉人たちが集まるその宴は、謎の力を持ったセイバーという存在の干渉によって地獄と化す。
この日を持って、冷戦の新章――― 聖杯競争が今、始まる。
※Fateシリーズの二次創作です。二次創作ガイドラインに反していた場合、本作は取り下げていただきます。カクヨムとpixivでも投稿中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-05 21:10:41
929文字
会話率:0%
1944年末。壊滅を始めたドイツ軍。攻勢を強めた連合軍。
まだ19歳の彼は、僅かな反抗心から地獄へと身を投じる。
最終更新:2023-02-26 05:01:29
31131文字
会話率:48%
異世界の獣人の子供達が戦車に乗って旅をする。
途中、魔物を倒したり。
戦車同士の争いを見たり。
これは、ファウストパトローネの続きです。
最終更新:2022-10-01 04:10:29
746144文字
会話率:34%
ドイツ軍(に似た軍隊)の、戦車長ディートリヒ・ヴィットマンはどう生き、戦ったのか。これは、戦友と共に第二次世界大戦を戦った一人の奇妙な体験を記した物語。
敵の新型戦車に圧倒されるもののなんとかの生き抜いたヴィットマン達。その後、軍から新
たな新型重戦車、ティーガー(に酷似した戦車)を支給され、これまで苦戦され続けた敵戦車をいともたやすく撃破していく。しかし、どれだけ敵戦車を撃破しても戦況は悪くなるばかり。ついには、合衆国も参戦し、本土での死闘が繰り広げられる。味方を支援しに最前線に突入し交戦を開始。しかし、おびただしい数の敵が陸、空からと攻撃をする。無数の砲弾と爆弾がヴィットマン達に降りかかり―――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-21 23:20:55
2102文字
会話率:64%
ただの高校生だった俺、那智弘樹は突如、戦国の世に飛ばされる。しかも自分の知る戦国時代ではなく女性が武将の世界であった
戦国時代で生きることになった彼は、平和な世を求めハーケンクロイツの旗の元、総統として生きることを決心することにしたのだった
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-22 19:34:44
14851文字
会話率:61%
アリッサは大祖国戦争(独ソ戦)でドイツ軍と戦っていたが、彼女であるアリス・アナベルに会えずに戦死してしまう。もう二度と前世に戻れないと女神レリカから告げられ絶望し、パニックになってしまった。でも異世界に転生して王国の大飢饉を救ってくれたら前
世に戻してあげるとチャンスを与えられアリッサの物語は幕を開けるのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-18 23:49:22
3072文字
会話率:76%
第二次世界大戦勃発寸前の1939年にドイツの調査船が南極へ出発した。
そこで発見した「モノ」に驚いた上層部は計画にはなかった増援を送り、計画は大きく変化した。
時は流れ、東西から攻め立てられるドイツ本国から数隻のUボートや飛行物体が出
発した。
さらには連合国が探し回っているUボートや要人、技術も消えた。
占領した司令部には焼却された資料・報告書が散らばっていた。
そのなかの書類にはうっすらと計画名が判別できた。
Unternehmen Seeleopard 【ヒョウアザラシ作戦】
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-05 19:06:11
23301文字
会話率:14%
1945年、ドイツが敗北。ベルリンで戦っていた
ハルコフは敵戦車の砲撃で、死んだように思えた…
しかし、彼は生きて幻想郷入りしてしまったのだ!
見たかったけどなかったから自分で作った
最終更新:2022-01-01 00:00:00
38075文字
会話率:72%
一九一四年、ヨーロッパ、一発の銃声、戦争を終わらせるための戦争……そして、日常の中に地獄の釜の蓋が開いた。
最終更新:2021-10-22 00:00:00
10033文字
会話率:44%
「あの夏、貴方はなにを失い……そして我々は、なにを得たのか」
ドイツ軍のUボートの活躍により、潜水艦の有効性が立証され、各国は本格的な潜水艦隊運用に乗り出した。大日本帝國海軍において、数々の戦歴を遺し伝説とまで呼ばれた、一隻の潜水艦があ
る。
その名は、伊一四一型潜水艦。
日本軍の慣例として、成績上位の者は戦艦に勤務するのが通例だが、少将という階級でありながら自らその潜水艦長を志願した男『辻岡寛人』
時は変わって令和。量子力学の研究施設として国内最高峰と謳われるNARS。そこで秘密裏に研究を続けるNと名乗る男。海上自衛隊の教官と共に画策する壮大な計画と観測者の存在とは一体何なのか?
そして「ありがとう」から始まる、届く宛てのない手紙に綴られたメッセージとは……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-22 12:19:03
87778文字
会話率:43%
作戦任務中に死亡したドイツ軍兵士、リリウム・フォーラス。
目が覚めると、彼がいたのは森の中。
血と火薬と泥の混じったこの世に終わりを告げる最終戦争が起きている世界で、彼は様々な人物と出会い、そして別れていく。
大義と狂信のもとに行われる戦争
に終わりはあるのか。
彼と”ロンギヌスの槍”大隊が紡ぐ神話に、果たして神はいるのか。
異世界転生に硝煙と血の香りを。くそったれの神に中指を。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-28 13:08:01
509文字
会話率:0%