生まれてすぐに母である王妃を亡くした第一王女は、母の遺言を守るため、一般家庭で男装しながら普通の少年として育てられていた。
強力な魔力を持つ彼女は、うさぎの従魔・ルルにコントロールしてもらいながら、自由な日々を送っている。
しかし、彼女を
探し続けている現国王が、王族会議の場で『私の娘を見つけた者には次期国王の座を与え、娘との結婚を許す』と宣言する。
その会議以降、王子たちは『必ず見つけ出し、稀少な天使族の血を引く貴女と結婚する』と固い意志を抱き、執拗に彼女の行方を追い続けるようになる。
運命を拒む彼女は正体を隠し通し、自由を守ることができるのか?
それとも愛や友情が彼女の心を揺さぶるのか?
ファンタジーとラブコメディが融合し、『秘密』『誘惑』『使命』がチョコレートのように絡み合う。笑いと涙、ドキドキが詰まった甘くロマンチックな少女漫画のようなお話。
※FSI(ファンタジア・サイエンス・イノベーション)と同じ世界観で、第一王女視点でのお話になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-18 01:00:00
211534文字
会話率:38%
異世界とつながりやすい不思議な街・琴橋町。そこに新たに乗り込んできた、世界征服を目指す悪の帝国。主人公・ガナッシュ(筋肉担当。非モテ人外)は、下っ端派遣員として魔法少女たちと戦うのだが。何やかんやあって、同僚の傾国級儚げ美少女(っぽい♂)
・アラザンと同居するとこに。しかし。
「すみません。野菜の切り方が分かりません」
アラザンには生活能力がなかった。
「お前帝国民としての誇りはないのかよ!?」
コンビニのお世話になる悪の帝国の使者という汚名を回避するためにお弁当を二人分作る日々が始まるガナッシュ。
はたして、陰謀と性癖が混沌と渦巻くこの街で、世界征服計画は進むのか?ガナッシュに彼女ができる日は訪れるのか……!?
*八割コメディです。時々温度が急変します*折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-17 20:00:00
93449文字
会話率:46%
行き場を無くした怪異が集う神秘の街・ルヴィリア。
煌びやかな領主屋敷の厨房にて、貧乏錬金術師・アルフレッドはなぜかカカオをすりつぶしていた。立て続いた不幸の結果、吸血鬼・シンに隷属契約を結ばされ、「究極のチョコレートを作れ」と命じられた
故だ。
幸福な生の実感が唯一の弱点である奴は、長い生に飽きており、死ぬほど甘美なエクスタシーをご所望なのだ。嫌々始めたチョコレート作りだが……ナッツ、ラム酒にオレンジピール、何にでも合うその無限の可能性を知りのめり込む。
究極の一粒を生み出すのが先か、下僕になるのが先か……チョコレートに魅了された男二人の攻防の行方やいかに?
「殺意に満ちた顔もそそるね?」「さっさとくたばれ、クソ吸血鬼!」
甘くとろける探求よ永遠に──絶対主従ゴシック・スイーツ・ファンタジー!
錬金術師アルフレッドは旧友に愛想をつかされ、工房から追いだされた。
夜の町をさまよった果てに美しい貴族と出会い、チョコレートドリンクを奢ってもらう。
アルフレッドは金払いのいいその青年に目をつけ、近づこうとするが……。
貴族の正体はなんと最強の吸血鬼、シン。アルフレッドは血を吸われ、屋敷に囚われてしまう。
家畜同然の身分から解放される条件は、ただひとつ。
「――私のために、最高のチョコレートを作っておくれ」
アルフレッドは錬金術師としての尊厳と矜持を賭け、チョコレート作りをはじめるのだった。
【キャラ紹介】
アルフレッド
王立アカデミーに通う留学生。天才錬金術師。金髪眼鏡。自信過剰で女好き。しかし根は真面目で人一倍好奇心や探究心が強く、やると決めたことはとことん突き詰める職人肌の男。軍人の家系に生まれ幼い頃から鍛えられてきたため、射撃の腕は一流、
シン
最強の吸血鬼。神秘の町ルヴィリアの支配者。黒髪黒目、正体を明かすと目が赤く光る。
チョコレート好き。優男に見えるが腹黒、というより邪悪。人間のことは犬や猫のように可愛いと感じていて、とくにアルフレッドに対しては苦しめたいほど好き。歪んだ愛情の持ち主。
彼の目的はチョコレートという『快楽』の探究。
参考文献
『チョコレートの手引』蕪木祐介/雷鳥社
『チョコレートの歴史』ソフィー・D・コウ/マイケル・D・コウ/樋口幸子訳/河出文庫
『図解錬金術』草野巧/新紀元社
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-17 18:10:00
102990文字
会話率:31%
異世界に転移して早幾年。
この世界へと呼び出した王国と決別したホノカは、身を隠し、一介の雇われメイドとしての生活を満喫していた。
幼馴染四人組の幼いながらも優秀な冒険者達の生活を支える日々。
ホノカを慕う少年少女達との幸せな時間は、突
然の終わりを迎える。
唯一生き残り、傷心した少女は引きこもる。
少女を支え続けるホノカ。
そんな日々が続いたある日、少女は声高に宣言した。
「約束を果たすわ」
ホノカと少女はチョコレートを求めて旅に出る。
この世界に存在するかもわからない物を求めて旅を続ける。
一人きりになるのが嫌だから。
あの家に居続けるのは辛いから。
そんな気持ちを誤魔化して、約束を理由にして。
二人は旅を続ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-17 17:59:39
612750文字
会話率:35%
バレンタインデートでドライブする恋人たちの掌編小説。
日付変更のカウントダウンがはじまるまで、失敗したチョコレートを渡すかどうか、彼女が悩んでいたというオチ。
2005.2.17執筆。
※ 設定ミスのため再投稿しました。
最終更新:2025-04-17 09:19:42
639文字
会話率:31%
バレンタインデートでドライブする恋人たちの掌編小説。
日付変更のカウントダウンがはじまるまで、失敗したチョコレートを渡すかどうか、彼女が悩んでいたというオチ。
2005.2.17執筆。
最終更新:2025-04-17 08:28:45
639文字
会話率:31%
フランス、パリ七区。
ゴンブスト通りにあるショコラトリー『WXY』。
そこで一流のショコラティエールを目指す、ジェイド・カスターニュ。
そして一九区。
フランス伝統芸能、カルトナージュの専門店『ディズヌフ』。
その店の娘、オード・シュヴァ
リエ。
ふたりが探り旅する、『フランス』の可能性。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-17 04:00:27
313064文字
会話率:39%
依頼達成率100%を誇る運び屋『脱兎』として過ごす出南奏。不可解な仕事を与えられた奏は、罠であったことに気づかず追い詰められてしまった。なんとか逃れたものの、何故か女の姿に切り替わった奏は、かつての夢であった探索者を目指してカルミア魔法学院
へ通う事となる。奏が生きていくのは、『学生』と『運び屋』どちらの姿になるのだろうか。
注意! 3話からTSが始まります(TS要素自体は少ない)
7話までは毎日登校です。
カクヨムでも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-14 07:19:18
37606文字
会話率:58%
東京の片隅、古びたアパートに暮らす23歳のフリーター、遠峰遥斗。大学卒業後に内定取り消しを食らい、バイトとプログラミングで細々と生きる彼の日常は、ある日突然、押し入れに現れた神秘的な扉によって一変する。好奇心に駆られ扉を開けた遥斗は、ファ
ンタジー感のあふれる異世界 「エリドリア」と、SFとしか思えない宇宙時代の世界の「ガルノヴァ連邦」へと繋がる異次元への扉を発見。そこから、彼の人生を賭けた壮大な交易冒険が始まる。
エリドリアでは、家族思いの少女イリス・テルミナと出会い、地球のチョコレートや食品ラップなどの日用品が魔法の触媒として貴族や魔法使いに大評判。金貨を手に、村の小さな工房から王都を視野に入れた商会へと成長していく。
一方、ガルノヴァでは、荒々しく借金に追われる女整備士のヴェラ・ギアホークと手を組み、天然食材や鉱物が連邦の富裕層や企業に革命を起こす。遥斗は両世界の品をスピリチュアルグッズや技術素材として日本で売りさばき、お金をためてはそれぞれの世界へとまた物品を運ぶようになる。アパートの一室から始まった商売は、やがて「異世界交易商会」として三つの世界を股にかける一大事業へと発展する。
だが、成功の裏で危機が忍び寄る。エリドリアでは権力者と盗賊団が、ガルノヴァでは裏社会に連邦が、日本では闇市場や当局が遥斗の異質な品に目を付け始める。魔法と科学が交錯する戦いの中、イリスの魔法道具とヴェラの技術が遥斗を救い、三人の絆が試される。押入れの扉を越えた先で、彼はただのフリーターから世界を渡る交易王へと成り上がれるのか? 異世界の富と危険が交錯する、商売冒険譚が今、幕を開ける!
というネタを考えたので試しにしばらく書いてみます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-13 22:00:00
75614文字
会話率:37%
この世界はあたしとあたしじゃないもので、できている。
最終更新:2025-04-12 14:44:43
247文字
会話率:0%
友達以上、恋人未満の彼女から、渡されようとしていたヴァレンタインの本命チョコ。
なのにその口からは義理チョコ宣言が?!
※ 香月よう子先生追悼の【バレンタインの恋物語企画】参加作品です
最終更新:2025-03-20 14:34:46
1572文字
会話率:16%
ちょうちょをなかよく、はんぶんこするきょうだいへの、おとなの対応。
最終更新:2025-02-19 07:00:00
482文字
会話率:0%
アルテア王国の貴族令嬢リリアナ・フォン・エルザートは、第二王子カルディスとの婚約を舞踏会で一方的に破棄され、「魔力がない無能」と嘲笑される屈辱を味わう。絶望の中、彼女は幼い頃の思い出を頼りにスイーツ作りに逃避し、「癒しのレモンタルト」を完成
させる。不思議なことに、そのタルトは食べた者を癒し、心を軽くする力を持っていた。リリアナは小さな領地で「菓子工房リリー」を開き、「勇気のチョコレートケーキ」や「希望のストロベリームース」を通じて領民を笑顔にしていく。
※「アルファポリス」で先行公開しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-04 23:10:22
26162文字
会話率:29%
ベルギーはブリュッセルまでチョコレートを買いに行く話。そのまんまです。
なお。前半は社畜と下戸の悲しみがメインになっております。
最終更新:2025-03-31 19:30:00
5703文字
会話率:8%
涼一の弾くギターをまるで聴きに来ているかのようなタイミングで、いつも愛歌は涼一の家を訪れる。
二人はお茶を飲み、愛を確かめ、コンビニに行ってチョコレートを買う。まるで何もかも上手く行っているように。
最終更新:2025-03-30 17:37:17
3062文字
会話率:56%
──再会は偶然だった。
アラフォー専業主婦の私は、偶然、カフェで同級生に再会する。
彼は私の初恋の人で……。
不倫を匂わせる描写があります。苦手な方はご注意ください。R15は保険です。
香月よう子さんに捧ぐ。『バレンタインの恋
物語』企画参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-29 22:50:58
5114文字
会話率:38%
とある町に引っ越してきた少女こと伊皆真美は、腹痛になりうずくまっていた自分を助けてくれた少年に恋をした。
だがしかし、その恋をした相手の少年は、過去に経験した最悪な事件のせいで誰かを好きになりにくくなっていて――。
これは、とある
少年少女の出会いの物語。
そして、その少年少女の関係性が変わるかもしれない物語である。
※本作は『バレンタインの恋物語企画』参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-28 10:00:00
12790文字
会話率:22%
主人公の楓太は、父が経営する研究所でアルバイトをしていたが、ある日実験事故で怪我をし、女子化促進剤が体内に入ってしまう。翌朝、目を覚ますと身体が女性化しており、混乱した楓太はその事実を妹の紗希に告げる。しかし、最初は受け入れられなかった紗希
も、検査結果を受けて、兄が完全に女性になったことを認めざるを得なくなる。
父は薬の開発を始めるが、現段階では身体を元に戻す方法は見つからず、楓太は女性の姿で生きていくことを決意する。学校は休学し、再びアルバイトを始めるが、その先で出会った安藤梓と接するうちに、彼女は楓太が元男であることに気づくことを心配する。しかし、安藤は楓太を「かわいらしい」と思っていることが分かり、楓太の心は揺れる。
紗希は兄を大切に思う気持ちが強く、次第に自分が兄に対して恋愛感情を抱いていることに気づく。その一方で、楓太が女性として新しい生活を始めることを受け入れ、支えようとする。しかし、父から薬の開発がうまくいかず、楓太は元に戻れないことを告げられ、さらに混乱する。安藤や紗希に支えられ、楓太は不安を抱えつつも、女性として生きる覚悟を固める。
新学期が始まり、楓太は楓として復学し、周囲の理解を得ながら新たな生活をスタートさせる。最初は不安だったが、安藤との関係が深まる中で、少しずつ自信を取り戻していく。最終的に、楓と安藤は恋人同士になる。しかし、紗希はその事実に複雑な気持ちを抱えつつも、次第に受け入れ、楓と安藤の関係を応援するようになる。
バレンタインデー、紗希からチョコレートをもらい、安藤からもチョコをもらうことで、楓と安藤の絆はさらに深まる。楓は、周囲の支えを受けて、少しずつ自分らしく生きる決意を固める。最終的に、楓は大切な人たちとともに前向きに未来に向かって歩み始める。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-28 00:00:00
52935文字
会話率:39%
お腹が空いていた。こんなに自分と芸術について悩んでいるのに、生物的な肉体が邪魔をする。すっかり手遅れになったキャンバスは、私の食い扶持がなくなったことを示していた。私は器用じゃないから芸術だけでは生きていられない。お金も、家も、食事も、スマ
ホも、家族も、インターネットも、結婚も、世間体も、同窓会もぜんぶいる。芸術が食べれたらいいのに。本を読んで、映画を見て、絵画を見て、立体アートを見て、建築を見て、陶芸を見て、音楽を聴いて、それで空腹が満たされればいいのに。
そうしたら、私だって神様の道具を目指せるのに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-24 14:22:48
38518文字
会話率:57%
ハルキ
20歳ちょっと。好きなものはからあげ。
大人だけど子供っぽいところが多い。
アオ
10歳前後。好きなものはチョコレート。
子供だけどしっかりしすぎてて子供っぽくない。
青年と少年。
2人が食べたり飲んだり作ったりしてるだけの、特
に設定もない話です。
たまに2人以外の人間も出ますが、基本的には2人だけです。あとおまけで1羽。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-24 10:00:00
65066文字
会話率:39%
指を軽く弾くだけで世界を滅ぼせるほど、圧倒的な力を持っているのか?
でも大丈夫!力を封印して、たった2%だけ使えばいいのさ。
——簡単だろ?
だが、複雑すぎる死を遂げた彼が夢見たのは、甘くて幸せな異世界生活。
……なのに
、
運命が用意していたのは、ほろ苦いダークチョコレートだった。
——たとえ2%でも、現実を砕くには十分すぎる力を持つ彼にとっては。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-23 03:57:43
7942文字
会話率:32%
香月よう子様・楠結衣様主催「バレンタインの恋物語企画」(企画期間:R7.3.14~R7.3.31)に参加したくて書いた作品。手作りしたチョコレートが没収される話。
最終更新:2025-03-22 21:56:32
200文字
会話率:0%
高校一年生戸浦くんは今までバレンタインチョコレートというものをお母さん以外からもらったことがありません。
ちんちくりんで、非イケメンで、スポーツマンでもありません。
かくて自分が非モテであると自覚していますが、バレンタインチョコレートは
ほしいwww
取り柄と言えば、いろいろなことを知っていて、人から聞かれるとそれを惜しげもなく教えることですが、果たして今年はバレンタインチョコレートをもらえるのでしょうか?
香月よう子様・楠結衣様主催の「バレンタイン恋物語」企画参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-21 21:20:00
1889文字
会話率:62%
この王国は長く女性の方から告白することは、はしたないこととされていました。
その文化を変えたのは、魔王討伐のために召喚された聖女。今は王妃です。
王妃は女性は2月14日に意中の男性にチョコレートを贈ることで告白できるという文化を導入。それは
瞬く間に王国全土に広まりました。
しかしそれは男性にとって、恋愛強者と弱者を明確化してしまう側面もあったのです。
ポーレット侯爵家を継承することになっているモーリスも山のようにチョコレートをもらう弟アルフレッドの姿を見せつけられて自信を持てないでいます。
だけど彼は実直で、そんな彼を見つめている女性もいるのですが、それにはまるで気づかず。そんな彼にハピエンはくるのでしょうか?
本作は香月よう子様が立案し、楠結衣様が引き継いだ「バレンタイン企画」に参加予定でしたが、参加要件を満たさないので、独自で投稿されたものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-05 08:20:00
5038文字
会話率:48%