「人が死ねなくなった」時代、恐れ知らずに地下鉱山に踏み込み、巨万の富の夢を追う、有象無象の勇者たち。
そんな中でもずば抜けた強さを誇る「特等勇者」の1人であるリベル、だがしかし、ある日突然、彼は宣言する――
「もうやってられるか、こんな
に稼いでも階級傾斜で税金がかかるばっかりだ、俺は四等勇者に降りるからな!」
宣言したはいいものの、彼はすっかり忘れていた――
四等勇者にソロ活動は許されない。必ず2名以上のパーティで地下鉱山に臨まねばならぬことを。
連れはいない、どうする! と頭を抱えていた彼に救いの手。
「自分も1人なんです……」という少女と共に、彼は地下鉱山へ潜る。
――そして、腰を抜かした。
え? 強過ぎない? やばくない? 知らないあいだに四等勇者ってこんなに強いもんになってたの!?
大混乱の彼はまだ知らない――
――この少女もまた、やらかした挙句に特等勇者の座を逃げるように返上させられた者であるということを。
努力を厭わない天才と、努力も要さぬ天才が、お互いにお互いの傷を埋めて、前を見て、一緒に歩いていこうとする話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-17 00:10:00
1019466文字
会話率:28%
体は女、心は男。奇妙な販売スキルで人生再スタートを目指す異世界譚
異世界転生した先でも、俺はまた女性だった――。
日本での不幸な人生を終え、次に目を覚ましたのは魔法と魔物が共存する中世ヨーロッパ風の異世界だった。魔王も勇者も存在しないが、
ドラゴンが空を舞い、人々が魔術を日常に使う世界。唯一与えられたスキル『正式売却』は、拾った石すらも金に変える不思議な能力。身体は細く、頼りない少女に見えても心は男。自分らしく生きたいと願う主人公・蒼汰(そうた)は、スキルを駆使しながらも異世界の厳しい現実と向き合っていく。過去の苦悩を抱え、他人にスレた態度をとってしまう自分を自覚しつつも、蒼汰はこの世界で人生をやり直すことができるのか――?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-16 16:27:30
6079文字
会話率:38%
冒険者に憧れる魔法使いのニラダは補助魔法しか使えず、どこのパーティーからも加入を断られていた、しかたなくソロ活動をしている中、モンスターとの戦いで自らに補助魔法をかける事でとんでもない力を発揮する。
最低限の身の守りの為に鍛えていた肉体が補
助魔法によりとんでもなくなることを知ったニラダは剣、槍、弓を身につけ戦いの幅を広げる事を試みる。
更に攻撃魔法しか使えない天然魔法少女や、治癒魔法しか使えないヒーラー、更には対盗賊専門の盗賊と力を合わせてパーティーを組んでいき、前衛を一手に引き受ける。
「みんなは俺が守る、俺のこの力でこのパーティーを誰もが認める最強パーティーにしてみせる」
様々なクエストを乗り越え、彼らに待ち受けているものとは?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-13 17:33:55
293759文字
会話率:73%
パーティーを組んで冒険者活動をしていた俺たちは代官一行を助けたことで仕官の芽をつかんだ。
しかし代官としては盗賊である俺は雇いたくないというので仕官を望む皆とは別の道を行くことになる。
その関係でなんだかんだと走り回った俺はソロ活動が意
外に性に合っていると感じるようになったのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-13 13:12:06
43165文字
会話率:67%
笑うと不気味過ぎて距離を置かれるようになった少年時代のエルザは、やがて笑うことを止めた。愛想がない愛想がないと言われながらも、気味悪がられて距離を置かれるよりはマシだったので常に無表情でいるようになった。
大人になって傭兵稼業に身を置くよう
になったエルザは、仲間の負傷をきっかけにソロ活動を余儀なくされる。ソロ傭兵に回ってくる仕事など碌な物がなく、どうにかまともな仕事を貰おうにも愛想がないので交渉すら満足にできない。しかし運よくコネで貰えた仕事をこなした街で、運命(恐怖)の出会いを果たし――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-12 22:00:00
232287文字
会話率:37%
ダイノはMMORPG『パーストアトラクション』を手にした。
ネット上のはじめてのフレンドであるウルと「幻の都」を探しに出かける。
いつも人見知りのせいでソロ活動になる。
この世界は一度いのちを落とすと二度と冒険者には戻れない。ルールは過酷な
ものだった。選んだジョブも思っていたものとちがう!
ウルさえいてくれれば……僕はきみと探すアトラクション(魅了)を見つけて必ず迎えにいくよ。
この紹介文に目を通して頂けただけで感謝でございます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-01 12:41:35
27795文字
会話率:20%
主人公男鹿純(男)は、契約の手違いにより、早乙女純(女)として芸能界デビューすることになってしまった。どうせ売れなきゃ引退だし、それまでの我慢と思っていたのだが、相方となった少女はやる気満々。仕方がないのでそれなりに売れるまで付き合うか。そ
うすりゃソロ活動でもなんとかなるはず。晴れてお役御免のはずだ。
というわけで、ものを知らない作者による、怖い物知らずの戯言創作劇、ここに開幕。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-17 16:00:00
1095060文字
会話率:21%
主人公鹿路六平太(ロクロ・ロクヘータ)は、いかにも〝ナーロッパ〟な異世界に〝無双〟状態で転生を果たしてしまう。普通なら周囲にチヤホヤされる〝無双ライフ〟を謳歌するところである。
が、彼は転生後、異世界の森の中、襲い掛かってくる怪物(魔物
)と戦いながらソロでずうっと活動を続けていた。主人公は無双故に連戦連勝、その上樹々生い茂る森の中では〝食べる物に困らない〟という特殊能力持ちであった。
『特別困らなければ現状維持でいいや』、という感覚を持つ主人公は〝無双でチヤホヤされよう〟という発想の、まるで湧かない人物であった。
こうして無双転生者であるにも関わらずソロ活動を続けてきた主人公に、或る日転機が訪れる。少女を悪漢たちから救い出したことをきっかけにソロ活動に終止符を打ち、少女とともに街へ出ることにしたのだ。ここでその少女は主人公に提案する。『必要なのは仲間です』と。
ところが提案されたその具体的仲間集めの方法は『できる限り女奴隷を買うこと』であった。『そのうち半分でも恩を感じてくれればそれが仲間になる』と、そうした思惑である。それに乗った主人公、持ち金の大半をはたき女奴隷を買いも買ったり都合二十四人。
これが主人公つまづきの元だった。女奴隷たちは主人公に依存しおおよそ仲間とは程遠い。その上誰一人去る者がいなかった。さらに悪いことは続くもので主人公はギルドから『魔物を《《密漁》》してきた』として多額の金銭的要求をされてしまう。だがここでホワイト・ナイトが登場する。だがそれは一見『悪役令嬢風』にしか見えない少女である。しかし女奴隷もろとも主人公を雇ってくれるという。
かくして〝トラブル状態が通常〟な主人公の異世界日常生活が始まっていく。
とは言え日常生活の中ではその類いまれな無双能力も宝の持ち腐れ。発揮する場が訪れそうにない。果たしてその持てる能力を全解放するXデーが主人公に来るのか来ないのか——
この作品は「カクヨム」(https://kakuyomu.jp/works/16817139557367269705)にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-04 19:24:12
168186文字
会話率:38%
七人組男性アイドルグループのメンバーであるレイジは、メンバーのテツヤと恋人同士。メンバーの怪我により、メンバーはそれぞれ個人活動を強いられていたが、ソロ活動を終えたメンバー四人は、演劇訓練所へ送られる事に。アイドルの墓場とも言われる訓練所
は、国内に二カ所ある。あろうことかレイジとテツヤはそれぞれ別々の訓練所へ送られてしまった。レイジと同じ訓練所へ送られたカズキは、恋人と別れて以来元気がない。レイジが甲斐甲斐しく世話をしていると、カズキから好きになってしまったと言われ……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-20 15:00:00
22797文字
会話率:45%
末っ子シリーズ第4弾。幸せな恋人生活を始めたレイジとテツヤだが、メンバーの怪我などによりグループの活動が一年間休止になる。それぞれソロ活動を始める事になり、テツヤはモデル業の為にパリに行く。そこで、女性アイドルと手をつないで歩く動画が拡散さ
れる。どういう事かと問い詰めるレイジに、テツヤが言った言葉は……。離れ離れになる時間が増え、嫉妬や不信に悩まされる二人。恋の行方はいかに。
*実際にあった出来事を参考にしてはおりますが、当作品はフィクションであり、特定の人物や団体とは一切関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-03 11:00:00
36088文字
会話率:48%
この世に生を授かった者全てに与えられる恩恵(ギフト)を活かして世界各地に存在するダンジョン全てを制覇しようとする者を冒険者と呼んだ
テイマーという恩恵を授かったアッシュも始まりのダンジョンがある町へとやって来て冒険者となったが、彼はテイマー
でありながらいつまで経っても従魔を従えることができなかった
そんな彼のことを周囲の者達は"おちこぼれテイマー"と呼んだ
パーティを転々とし荷物運びをする毎日、そんなアッシュはある日パーティの仲間にダンジョンで囮として使われ命の危機に瀕することとなる
命からがら逃げてきたアッシュは最早誰も自分とパーティを組んでくれないことを悟りソロで活動するように
ソロ活動一発目に薬草採取の依頼を受けて森にやって来たアッシュはそこで一匹のスライムと出会うことになる
そのスライムとの出会いがきっかけでアッシュの冒険者生活が徐々に変わっていく折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-09 20:00:00
152382文字
会話率:60%
あらすじ
光と影の道標
~道行く先はワールドエンド~
*主人公 伏見 紀京(ふしみ あきちか)
フルダイブ型和風MMORPG sensational fantasyの世界にヒーラーとして名をとどろかせるトップランカー。
リアルラックが
低めでいつもなにかの不運に悩まされている。
職業:占い師、よろず相談屋、回復職
リアルな世界では身体を自由に動かせない境遇
*ヒロイン 麻結(まゆ)
いつも真っ黒な洋服で行動しているため真っ黒ボクっ娘と呼ばれる。
プレイヤーキルをしている為ブラックネーム、黒い名前表記のヤバいプレイヤー。
ヌチャンネルによく晒されており、黒い悪魔、ドM、頭おかしい、強すぎてチートと呼ばれる女の子。
喋り方が独特でソロ活動がメイン。
ものがたりの秘密を握る重要人物。
ふたりが出会ったのは世界初の知覚を搭載した和風MMORPGオンラインゲーム。
直近のアップデートで更新された元初級ダンジョンのボス部屋前でソロプレイの麻結にであう。
規格外の彼女の戦闘とスキルに魅了され、レアスキルを手に入れた彼女につきまとい……冒険していく。
冒険の中で手に入れるのはオタク知識と友人、恋人?
癖の強いキャラクターに囲まれた主人公が麻結に惹かれていく中でさまざまな困難に立ち向かい、リアル世界からの転生に気づく……。
この小説は カクヨム、小説家になろう、pixivにも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-06 08:00:26
256631文字
会話率:45%
ある日、ミリアは冒険者パーティから追放された。
剣士を志しながらも、どうしても芽が出なかったためだ。
追放後、洞窟でソロ活動していたところ、
ミリアはドラゴン殺しのノアの窮地を救う。
ノアは命の恩人であるミリアのために、剣術を教える。
しかし剣の師弟関係は、半年間という期限付きであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-12 23:22:05
8574文字
会話率:31%
ダンジョン、モンスター、そしてそれらを攻略する冒険者の存在が当たり前になった世界。
妹のため、底辺冒険者として日銭を稼いでいた少年「望月真」は仲間に見捨てられ、ダンジョン内に置き去りにされてしまう。死を覚悟したその時、頭の中に声が響いた
。
「お主を救ってやろうぞ。
我と契約し、クール系メスガキ美少女になるならばっ」
神と名乗る人物からの提案を真は意味も分からず了承し、かくして「月宮マコ」としての人生を始めることになる。
「ここは私が引き受けるので、ざこのあなたは下がって治療でもしてたらどうですか?」
あああああ、怪我人を気遣っただけで何でこうなるんじゃっ。
ー-妙なキャラ付けと共に。
※勘違いコメディーです。
※主人公は理不尽な神様にソロ活動やメスガキキャラを強制されたり、美少女(メスガキ)たちにストーカーされたりします。
※わからせ(R-18)展開はなし。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-15 12:00:00
116380文字
会話率:28%
2000年代初頭に一世を風靡した日本のロック・ユニット『Superiority(スーペリオリティ)』。
ボーカルの御堂寺敦司(みどうじ あつし)。
ギタリストの弁財秀人(べんざい ひでと)。
世間の人気とは裏腹に、音楽性の違いから
敦司と秀人は、
日々争うようになり、結局『Superiority(スーペリオリティ)』は、
2001年11月8日に無期限の活動休止宣言を出した。
そこからお互いにソロ活動に戻ったが、
敦司は事務所の設立と共に苦しい状況に追い込まれる。
人生の絶頂期からどん底に落ちた敦司は、悶々とした日々を送っていた。
そして忘れもしない2011年の3月11日。
東日本大震災(ひがしにほんだいしんさい)が起きた。
テレビ越しに観る壮絶な光景に敦司は――
――何かオレに出来る事はないか。
――オレには何も出来ないのか。
と、思いながら、言い知れない焦燥感に襲われた。
そして数日後、敦司の事務所の電話が鳴った。
電話の相手はあの秀人、弁財秀人(べんざい ひでと)だった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-11 21:00:00
5973文字
会話率:24%
「お前に“無能の付与”というスキルを与えよう」―――
神(仮)にそう言われ、異世界に転生した俺。しかし、魔王がいるこの世界で勇者パーティーに入るも、すぐに追放されてしまう。その後、どこのパーティーにも入れて貰えなかった俺は決意する。
「
一人で魔王を倒してやる!!」
そうしてソロ活動を始めた俺の無双が今、始まる――!!
―――それから何やかんやあって……
色々と、
もう、遅い。(´;ω;`)
※設定等ゆるいです。寛大なお気持ちでご覧ください……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-12 23:52:11
6480文字
会話率:29%
冒険者フリードが生まれた村は魔物によって壊滅されてしまった。
幼い頃に王都エデンの孤児院で育ったフリードは、幼馴染のメアリと冒険者になり魔物討伐で生計を立てる。
パーティを組み破竹の勢いでBランクまで成り上がるも内部分裂が起きて解散してし
まった。
その結果、フリードはソロ活動をするも冒険者ギルドからの評価はDランク止まり。
幼馴染のメアリはAランク冒険者で生活水準が全く違う!
生まれ持ったスキルの違いさえ気に掛けないフリードは親切な商人から酔っ払いを押し付けられてしまい、胡散臭い勇者パーティに加入させられた。
勇者(自称)に連れ回される狂戦士を御覧あれ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-30 23:00:00
100683文字
会話率:40%
県立御数高校(おかずこうこう)に通う増田部翔(ますたべしょう)は、授業中にトイレでソロ活動をすることがルーティーンであった。しかし倍部美結(ばいぶみゆ)にそのことがバレてしまう。高校生活が終わるかと思いきや、かえって謎の部活「手淫部」での活
動が始まることになる。彼に再び平和な一人での性活は訪れるのだろうか。
カクヨムさんにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-24 19:45:23
6620文字
会話率:50%
未来ある少女を守るため、身を挺して凶刃を受けたソウスケは死んだ。
念願の異世界に転生した彼の降り立った地は、全ての世界の闇を集め処理する〈プロセシング・ワールド〉だった。
転生狩人の一人として天使と契約したソウスケは、致命的な欠陥を抱え
ている事が発覚する。
それはこの世界で誰もが所持するスキルを、一切所有していない事。
他の者から〈スキルゼロ〉と名付けられた最弱狩人は、全てのギルドから門前払いを受けて見下される立場となった。
このまま見返す事もできずに、十年の契約を終えてしまうのか。
少しでも状況を変えるために、半年間のソロ活動でレベル上げしていた彼は、ある日一体のモンスターと戦う事で〈王之器〉として覚醒し運命が大きく動き出す。
『──〈極光の王〉の権限を以って、Gランク狩人のソウスケ・カムイに厳命する。汝を我が一族の宝である〈聖女〉アウラの婚約者に任命する』
半年間文通をしていた、白髪美少女との初対面。
全ての常識をぶち壊す、秘匿されし最強たる負の魔力を用いて。
最弱だった少年は、聖女の婚約者となり世界を救う英雄譚の扉を開く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-12 22:10:20
129770文字
会話率:18%
短いあらすじ
スキルの強さだけで仲間にされていたレインは、カラドボルグを入手したヴェンに追放される。ヴェン達は王都で活動しているので、仕方なく隣の都市で活動する事にしたレイン。スライムを倒すとスライムは無限に仲間を呼び続け、レインのレベルは
瞬く間に上昇。魔王を倒したレインは魔王に魅入られ、やがて次々と美少女を仲間にハーレムパーティを結成。一方ヴェン達はレインのスキルを失ったことでモンスターと連戦しスタミナ切れ、中ボスにすら勝てず、レインの手によって壊滅する。
長いあらすじ
Aランクパーティ【神の後光】にて、スキル【超威圧】で援護していたレイン・ロッド。ある日、リーダー・ヴェンの指示でSSS難度ダンジョン【暗黒の廃城】へとやってきた【神の後光】のメンバーは、レインのスキルによりモンスターと会敵することなく最深部へと到達し、かつて魔王を討ち果たしたとされる退魔の聖剣―カラドボルグを入手する。だが、カラドボルグを手に入れた途端にヴェンの態度が豹変。「レベルが低いお前には価値がない」「カラドボルグを簡単に手に入れる為にお前のスキルを使っていただけ」次から次へと浴びせられる暴言。さらには、メンバーのグランとソラまでもがレインを嘲笑う始末。「追放してやるよ【神の後光】から」今まで尽くしていたのに理不尽に追放されたレインは王都での活動を諦め、隣接する魔法都市カツシアでソロ冒険者として生きていく。初のソロ活動。モンスターを倒し、宝箱を見つけしばらくの活動資金を。そんな軽い気持ちでスライムを攻撃したレインだったが。何故かスライムが無限に湧いて来る。倒せども倒せども、減らないスライム。やがてレインはその原因が自分のスキルにあるのだと気付く。怯えたら仲間を呼ぶ。そのスライムの性質を利用し、レインは瞬く間にレベルを上げ、単身で魔王を撃破するのだった。その後、冒険者活動していく内に何故か魔王のみならず、受付嬢や女神や魔法学園の生徒や獣人の少女etc 美少女が仲間になり、気付けばレインはハーレムパーティを築き上げていた。一方でヴェン達はレインのスキルがなくなったことによりモンスターとの連戦を強いられ、スタミナ切れで自滅。レインの手によって完全に崩壊する。1話平均2500~4000字 10万字書き溜めてます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-26 19:01:02
148383文字
会話率:42%
「戦闘に貢献しない、ダンジョンでふざけてパーティに危機を招く、仕事の足を引っ張る、頻繁に他パーティと揉めるトラブルメイカー、遅刻魔、二日酔いでダンジョンに来る、ギャンブル癖が酷く借りた金を返さない、パーティメンバーの私物を勝手に質屋に入れる
……etc.」
と、あまりにも日常的に問題行動が多すぎる冒険者ゼットは、総じて"パーティのお荷物"として二年以上の期間を供にしたパーティを追放された。
元パーティのアパートを追い出される際、ブチギレながら金庫からくすねた金はすぐに酒とギャンブルで使い果たし、仕方なく始めたバイト先では揉め事を起こして次々とクビになり、どうしようもなくなったゼットは日銭を稼ぐ為に嫌々ながらも一人でダンジョンに潜った。
そこでゼットはたまたま拾った凶悪な魔剣を完全に支配し、その後モンスターに襲われ瀕死の状態だった上位種族【吸血鬼】を通りすがりに助けた際に自身も死にかけてしまう。
絶命寸前だったゼットは【吸血鬼】の眷属となることで一命を取り留め、ついでに【吸血鬼】の更に上位存在【吸血鬼の帝王─ヴァンパイアロード─】として覚醒するのだった。
かくして一人の問題児冒険者が最強の力を得てしまったことによって、人々はまあまあな迷惑を被ることとなる……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-10 19:36:18
5455文字
会話率:65%