恋を知らない愛情ある騎士と恋している愛情を知らない姫の物語
ユリウスは「闘神」と呼ばれるほど世に聞こえた剛健の騎士である。騎兵団の指揮官としても優秀で、豪放磊落な性格もあって配下からの信頼も篤い。
まさに男の中の漢であるが、女性に対しては
上手くゆかない。貴族令嬢と婚約まで至るも三回立て続けに破棄されるという、非常に珍しい事例を踏むことになる。
すっかり結婚は諦めた彼へ鎖国状態にある王国の第八王女プリムラとの婚姻が持ち上がる。
取り敢えず婚約とし互いを知るため共に一つ屋根の下で暮らすようになるが……。
世界は戦乱の情勢にあり、人間と亜人の人種の間に大きな溝もあり、何を仕出かすか不明な異世界人の存在も注視しなければならない。
プリムラも真実の王女か疑わしき要素もあり、ユリウスの腹心4人も何か腹積りがありそうだ。
女に弱いとされる無骨な騎士はマイペースながら幸せをつかむため突き進みゆく。
カクヨムにも掲載しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-16 17:22:27
445472文字
会話率:34%
「綾小路ゆかり、貴女との婚約は破棄する」
帝国の第一王子にそう告げられ、
名門貴族の令嬢・ゆかりは追放されることとなった。
表向きは“高慢で冷淡”とされる彼女だったが、
本当の彼女は――ちょっと口調が独特なだけの、のんびりした令嬢だった。
「うちはただ、静かに暮らしたいだけやのに……」
王都で抑えていた“本来の自分”、
すなわち〈京都弁〉がぽろっとこぼれた瞬間――
周囲の者は、なぜか次々にひれ伏していく。
「あのお言葉……まさか、“古の巫言(みこと)”!?」
勘違い、誤解、忠誠の連鎖。
気がつけば、辺境の片隅に伝説級の軍団ができていた!?
これは、京都弁が強すぎるだけの令嬢が、
無自覚に最強軍団を築き上げてしまう、ゆるふわ無双×勘違いコメディです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-16 08:58:45
12337文字
会話率:42%
ジュエリアル帝国第二皇子レオンハルトの元に、皇太子である異母兄アデルバートの危篤の報せが届いた。
病床の兄の元へと急ぎながら、レオンハルトは兄と過ごした日々へと想いを馳せる。
兄と出逢った日、兄と夕陽を見た日、兄の腕の中で眠った日――
―。
幸せだった幼い日々を想い出すたび胸に刺すような痛みが走るのは、自らの犯した罪のせい。
償うことも赦されることもない罪を抱えたまま、レオンハルトは最愛の兄を見送った。
数ヶ月後、兄の葬儀のあと新たに皇太子となったレオンハルトの前に一人の侍女が現れる。
レオンハルトの異母妹たちに仕える彼女は元々、第六皇妃のローズマリーが祖国から連れてきた侍女だった。
かつて皇太子妃候補と噂されながらも皇妃として皇帝に嫁いだローズマリーは、レオンハルトにとって今なお忘れられない初恋の女性。
そしてアデルバートが最期に呼んだのも、彼女の名前だった。
妹姫の懺悔、侍女の昔語り、父による断罪。
最愛の兄の死後、次々に明かされる真実に、レオンハルトは自らの犯した罪の重さを知る。
※現代パートと過去パートが交錯して話が進んでいきます。
※最初の方は皇子とゆかいな従者たちが主ですが、最終的にはシリアスです。
※ざまぁは無いし、救いもないです。レオンハルトは終始どうしようもないです。
※ハッピーエンドがお好きな方はご注意ください。
※本編はすべてレオンハルト視点で進んでいきます。
※レオンハルトの半生をダイジェストでお送りしてる感じです。
※本編完結済です。
※現在レオンハルト以外の登場人物視点の番外編を不定期に更中。
☆或る側妃の献身
最愛の姉を喪ったセレスティアが色んな人に色んな人の面影を求めて依存していく話。
☆或る教育係の渇望
ブラコンとか初恋とか忠誠心とかいろいろこじらせたジャンが無い物ねだりして迷走する話。
☆或る侍女頭の内証 ※現在更新中※
自己肯定力低めのステラが様々な出逢いによって自分にとって一番大切なものは何かを考える話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-16 00:00:00
623689文字
会話率:26%
ちらし寿司は、それだけで完成していますが。
カリカリ梅を足してみてください。
いつもなら、ふりかけにしていた、ゆかりちゃんを。
最終更新:2025-07-15 23:13:10
200文字
会話率:0%
異空間ゲートによって日本と繋がった異世界の国『フレスルージュ王国』
良好な関係を築く事に成功した両国政府は、互いに交換留学生を派遣する事を決定した。
記念すべき最初の留学生に選ばれたのは・・・私?
あ、あの・・・私、コミュ障なんですけど・・
・えっ、大和撫子?!
ちょっ・・・まっ
これは、王立学園に降臨した高貴なる東洋の姫、大和撫子の物語__折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-15 21:00:00
113077文字
会話率:38%
古式ゆかしきお見合いをしたその人は‥宇宙人!
宇宙人っていうと、目が釣り上がっててツルッとしているタイプかと思えば、普通に格好良いイケメンさんだ。‥全身光るけど。とはいえ思ってもみない相手に、「最初は友達で!」と言ってお断りしようと思うけど
‥。私の大好きなラブ展開です。コメディは添える程度‥と、思っているけれどやっぱりがっつりあるかもです。
全話36!そう!!私の読者様なら知っている。
かなり短いお話です!!良ければ夏のお供に読んで頂けると嬉しいです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-15 20:10:00
30154文字
会話率:58%
「これは、成るべくしてなった事だと思う」
そう言った彼が口にしたのは豆乳だった。
「俺がのんびり筋トレに励む事が出来る環境を手に入れる事は!」
「何言っているんですか、貴方は」
引っ越しの途中に立ち寄った食堂にて。思わずツッコミを入れてきた
幼馴染みに笑う。
「だって、ずっと気にしてんじゃん。都から俺を引き離す事になったって」
「それはそうですが……。貴方はムキムキだろうが脳筋だろうが王族です。辺境の領地に移るとは」
「はいはい、止め!何か貶された気もするが、感謝してるんだ、ホント。俺だけだったら城から出られてないかもしれない」
それを聞いて彼女は溜め息をついた。本当、いつもほしい言葉をくれる。この男は。
「それにしても、よく彼女たちが着いてくる気になりましたね。自称執事はともかく」
彼女の視線の先には母親と2人の子供が和やかに料理を食べている。その横のテーブルに着いているのが、自称執事の美丈夫と彼らのもう1人の幼馴染みだ。
「そろそろ拠点変えようと思っていたから、丁度よかったんだって。俺の影響なくなるし。だから、成るべくしてなったって思ってる。王位継承権云々関係なくな。ともかく王都脱出お疲れ様」
「貴方こそ」
「俺は馬車の中で腕立てと腹筋していただけだからなぁ」
「そういえばそうでしたね。流石に引きました」
「仕様がないだろ、暇だったんだし。……ん、何かアイツ酔ってる?」
そう言って視線を向けた先は幼馴染みの男。何故か手から水を噴出させている。
「ちょっと!何でお酒飲んでいるのですか!?」
子供たちは喜んでいる。が、彼は普段ならこんな事しない。
「水芸しない!床が濡れる!自称執事、なぜ止めない!「無理」って、最初から諦めるなぁぁっ!」
布巾をひっ掴み、そちらに駆け寄る彼女。
それを見ながら平和だなー、と彼は思った。
--と、いうメンバーでお送り致します。やんごとなき筋肉アニキとその護衛で幼馴染みの筋肉ダルマと幼馴染みのインテリ令嬢、王子様な外見の美中年、母親な料理人とその子供のウサミミフードと義理の息子の辺境のんびり生活(ただし筋トレ重視)。恋愛なんてない!チートもない!あるのは楽しい筋肉生活だけだ!!
筋肉の筋肉による筋肉のための隠遁生活 (スローライフ)、開幕します。
「明日は俺、馬車に乗らずに走るから」
「止めて下さい!」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-15 15:25:19
699842文字
会話率:36%
老舗スーパーマーケット「YUZUNOKI」の創業者が引退を決意。
三兄弟の間で後継者争いと相続問題が勃発する中、外部から招かれたのは“鬼才”と呼ばれる経営コンサルタント・秋葉宗一。
ホールディングス化、M&A戦略、相続税対策――
その裏で、銀行による買収の手が迫る。
銀行、税理士、コンサルタント、家族――
誰が味方で、誰が敵なのか。
企業と家族の未来を懸けた知略と心理の攻防が、会議室という名の戦場で始まる。
最後に爽快な気分になりたい人にお奨め。
(全21話を予定)
『半沢直樹』『ハゲタカ』に続く、新たな企業経済ドラマ!
【登場人物紹介】
柚木誠司(ゆずきせいじ)(68歳)
創業者で現社長。関東圏で30店舗以上を展開する老舗スーパー「YUZUNOKI」を築いた叩き上げの経営者。
柚木一誠(ゆずきいっせい)(38歳)
長男。YUZUNOKI専務取締役。誠実で堅実な人物だが、時に決断力を欠く一面もある。
柚木二晴(ゆずきにはる)(35歳)
次男。マーケティング事業部長。表向きはスマートだが、裏で外部勢力と通じるなど、野心的な一面を持つ。
柚木三鷹(ゆずきみたか)(33歳)
三男。若くして家業を離れ、独立。現在は飲食店・美容室・ジム・デザイン事務所など複数の業態を経営する若手実業家。
秋葉宗一(あきばそういち)(28歳)
主人公。“鬼才”と称される経営コンサルタント。冷静な分析力と抜群の戦略眼で、柚木家の経営・相続問題に切り込んでいく。
橘正臣(たちばなまさおみ)(36歳)
秋葉の元上司。上場企業の経営コンサル会社元専務で、現在は独立して経営コンサルタント会社を経営。
冬川景子(ふゆかわけいこ)(28歳)
のぞみ銀行の若手行員。誠実で聡明、美貌と実力を兼ね備えたエリート。
桜庭慎司(さくらばしんじ)(36歳)
のぞみ銀行戦略企画室の幹部で冬川の上司。東大卒のエリート。銀行側からYUZUNOKIを巡る動向を注視している。
香川慎一(かがわしんいち)(60歳)
YUZUNOKIの顧問税理士。税金・相続に関する助言を行う冷静な専門家。
小鳥遊舞花(たかなしまいか)(30歳)
三鷹の部下で、飲食・美容部門の統括マネージャー。実務面で三鷹を支える右腕的存在。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-15 07:20:00
40843文字
会話率:38%
16歳の誕生日に、聖女として異世界に召喚されたアリス。魔物を倒せなんて冗談じゃない。縁もゆかりもない世界のために戦えるか。絶対に断る!
思いがけず心強い味方が現れて、アリスの望み通りの結末に。
最終更新:2025-07-14 21:50:00
3400文字
会話率:80%
未だかつて完全攻略者を出したことのない、ある意味伝説のゲーム【魔に侵されし帝国】
不幸な生い立ちの地味な独身女性守山美緒は10年の時を経て遂に完全クリアを果たす。
自分を社会不適合者だと考えている美緒は青春を全てこのゲームに捧げていた。
両親を亡くし友達もいない彼女は、気が付けば知らない世界で目を覚ます。
目の前に現れる「推し」のエルノール。
彼女、美緒は完全クリアすることにより
『ゲームマスター』という称号を獲得していた。
そしてかつての情熱を取り戻した美緒はすべてを救うため、自身を強化し仲間とともに大団円を目指す。
このゲーム、いや異世界での目的。
世界を救い悪神を倒し……
そして幸せな結婚、逆ハーレムを目指す?!
美緒とゆかいな仲間たちの非日常が始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-14 18:45:02
824494文字
会話率:32%
小学5年生の小日向アイリには、秘密があった。
アイリは、近所に住む大学生のお姉さん――葵ゆかりのことが、恋愛的な意味で好きなのである。
アイリのことを好いてはいるものの、恋愛的な意味で好きなわけではない、ファッションロリコンで陰キャぼっちの
ゆかり。
アイリはそんな彼女と結ばれるために、日々労苦を重ねる。
ハロウィンにコスプレ自撮りを送ったり、恋のライバルと戦ったり、手作りお菓子に自分の唾液を混ぜたり。
アイリは当然知っている。
子どもに手を出す大人はクソであり、ゆかりもまたそう思われてしまうに違いないと。
それでもアイリは頑張る。
ゆかりが大人になってしまい、自分から離れていく前に、彼女と結ばれるために。
そうしてアイリは身を持って知ることになる。
子どもに手を出す大人はクソであるということの、真の意味を。
果たしてその時、アイリはどうするのか?
作者はおねロリが好きというよりロリコンのお姉さんが好きなだけじゃないのか?
今、折り目正しく禁断の恋の話が、はじまる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-14 01:49:34
92357文字
会話率:51%
春から高校生になった桐生ハル。
隣の家で育った幼なじみの結城みゆとは、現実では「ただの仲良し」な関係。
でも、ある夜を境に、毎晩“夢の中”でみゆと一緒に謎の異世界へと転移するようになる。
夢の中では、王都の祝祭デート、おとぎ話の仮面舞踏会
、壊れた遊園地での冒険――
毎回シチュエーションもルールもバラバラ、だけど二人だけはどんな世界でも「特別な絆」で結ばれていて……。
現実ではすれ違いばかりの二人だけど、夢の中だけは本音でぶつかり、少しずつ素直な気持ちを伝え合う日々。
やがてみゆから「世界で一番大切」と告白されたハルは、夢と現実の“あいだ”で悩み始める。
――これは、
「幼なじみ」から「恋人」へ。
夢の中でしか進めない、二人だけの青春ストーリー。
■毎夜ランダム転移×ときめきデート×告白ループ
現実と夢、どちらの“好き”が本物なのか――
読めばきっと、恋がしたくなる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-13 17:36:20
4501文字
会話率:28%
いらっしゃい。あら、見ない顔ね。この街は初めて?
大丈夫よ、アタシがちゃんとアナタにピッタリのオシゴト、紹介するわ。
まずは1杯いかが?
小さな田舎の街で一人バーを営むグロリオサ。
受付嬢の肩書を選んだわけは――。
*毎日
20時更新予定折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-12 20:00:00
24541文字
会話率:47%
*こちらは「ネオページ」というサイトにて商業連載中の契約作品になります。
転載許可を得ましたので、こちらでも掲載していきます。
先行掲載はネオページ様となります。
♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢
突如として学校が焼け落ちた。
まだ弱く、何かを守ることも、何かと戦うこともできないマルタンは
小さな手足を動かして必死に逃げる。
いつか、仲間たちにまた巡り合うため。
いつか、平和な生活を取り戻すため。
まだ見ぬ地へ――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-14 21:00:00
108808文字
会話率:58%
シェイラ・マヴィスはB級パーティでいつまでも暮らしたかったが、ある日追い出される。
しかし、師匠に仕込まれた色々なものを駆使して、仲間を見つけ、生きたいように暮らしていくのだった。
最終更新:2025-07-12 11:00:00
1911文字
会話率:25%
メグリはMMOのゲームである《Desire Of Tree》をプレイして窮屈なしがらみから解放されるべくまったり楽しむことにした。
最終更新:2025-06-27 11:00:00
802文字
会話率:32%
八佐視祐斗は一年以上も交際している恋人の縞那賀沙奈に浮気をされてしまう。
彼は縞那賀に浮気したことを突きつけはしたが、恨みや後悔などの浮気された人間が抱くような感情は湧かずに別れる提案を挙げた。
縞那賀は別れることを拒み、彼の願望だった要求
を渋々受け入れた。
八佐視が縞那賀に告げた要求は、『浮気相手である金山裕紀と行っている行為を見せる』ことだった。
歪な関係の恋人はどのような結末を迎えるのか
***
勘違いされては困るので一応……作者と作品を切り離してお読みください。
どのキャラにも共感はせずにいます。
あくまで作品としての展開ですので、ご了承のうえでお読みくださるかたは読んでください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-25 23:00:00
45995文字
会話率:42%
フェリシー・グレゴワールは伯爵家の四女。何をやらせても完璧でそつのないフェリシーは常に無表情で冷静沈着、感情を表に出すことはない。グレゴワール伯爵家の四姉妹はそれぞれ違った異能を持つ。フェリシーには日本で管理栄養士をしていた前世の記憶があっ
た。得意の料理の腕をふるうために『縁(ゆかり)』という料理屋を始めたが、相席した客同士が続々と結婚し縁結びの店として評判に。謎の多い従者クロードが彼女の右腕。彼だけはフェリシーの秘密と本当の姿を知っている。この世界には人間だけでなく獣人の国、精霊の国、魔族の国が存在し、数は少ないが魔法を使える者もいる。さまざまな事情を抱える人たちを応援するフェリシーとクロードの物語。ハッピーエンドです!
*R15は保険です
*©北里のえ, Noe Kitasato, 2025. All Rights Reserved. Reproduction and translation are prohibited.折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-12 10:44:28
108283文字
会話率:61%
完璧な笑顔。それは人を安心させ、惹きつけ、心の隙間にするりと入り込む――だがその笑顔の“奥”に、もし何もなかったとしたら?
中堅商社の社員だった「俺」は、同僚の不審死や精神崩壊をきっかけに、ある新人社員・神宮寺ゆかの笑顔に違和感を覚える。
彼女は、どんなときも崩れない“完璧な笑顔”を浮かべていた。優しさ、親しみ、清らかさ――だがその表情から、どうしても“人間の体温”だけが感じられない。
次第に、笑顔を向けられた者が次々と姿を消していくことに気づいた主人公は、会社を辞めてまで彼女の素性を調べ始める。浮かび上がってきたのは、彼女の周囲で繰り返される自殺、失踪、崩壊――そして、どんな事件にも必ず残されていた、ひとつの笑顔。
一年後、彼女は「スマイルメソッド」という自己啓発セミナーの講師として再び現れる。誰もが彼女の笑顔に魅了され、心を開き、熱狂する中、主人公だけは決して笑顔を返さず、彼女の“正体”に迫っていく。
彼女は語る――「私の笑顔の中には何もない。でも、空っぽだからこそ、人が入ってくるの」
その笑顔は“仮面”ではなく“空洞”。見つめる者が勝手に希望や善意を投影し、自ら壊れていく構造だ。笑顔とは、人間が無条件に信じてしまう危険な象徴であり、心の奥の脆さを暴く鏡だった。
そして主人公自身もまた、彼女の問いに答えられなくなる――
「あなた、自分の笑顔……まだ覚えてる?」
笑顔の奥に潜むのは、光ではなく闇。
誰もが信じて疑わないその表情が、もっとも人間を破壊する毒だとしたら――
あなたは、まだ人の笑顔を信じられるだろう折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-11 17:23:03
2431文字
会話率:15%
読んで見てください。
最終更新:2025-07-10 14:49:59
25598文字
会話率:31%
とあるところに、突然異世界に落ちてしまった恋人同士の二人がいた。
二人はその異世界を手に手を取って突き進み、遂に帰還を果たすことに成功した──。
そして、この物語はその後のお話。
帰還を果たすまでの過程で、自由に異世界と地球を行き来できる
ようになっていた。
そして二人は知ってしまった。その異世界の魔物の美味しさを。
そして二人は手に入れてしまった。美味しい魔物を手に入れる力を。
ならば悩む必要なんてない! 美味しい魔物を求めていざゆかん!
数が少ないなら増やして食おう! 絶滅しているのなら甦らせよう!
沢山あるなら商人に売ってもらおう! 美味しいもので異世界を満たす!
そんなことをやっている内に、いつの間にかそれを取り仕切っていた少年は、その世界においてこう呼ばれるようになる。
──食の革命児、と。
※この物語は前作『レベルイーター』の最終話後の物語となっています。
ですが、そちらを読まなくても楽しめるよう構成していくつもりです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-10 12:00:00
2295374文字
会話率:44%
祖母が亡くなった。遺品整理のため、久しぶりに訪れた山あいの村。かつては巫女として村の池を祀っていたという祖母の家で、私は静かに思い出をたどっていた。
だが、家中に貼られた破れかけのお札、鏡のような水面に映る「もうひとりの自分」。じわじわと心
に沁み込んでいく違和感は、やがてひとつの真実へとたどり着く。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-06 22:36:47
5674文字
会話率:26%
その学校には何でも願いを叶えてくれる教室があるという噂話があった。一人の男子生徒がその噂を頼りに、どうしても叶えたい願いを叶えるために、その教室にたどり着く。しかし、その教室では奇妙な出会いが待っていた。
最終更新:2025-04-09 20:00:00
6225文字
会話率:28%
クリスマスの時期、雪の降る小さな街で起こる不思議な出来事。忙しく働く彼女の秘密。煙突のある家で起こる不可思議な事件。サプライズ好きな彼氏が贈るプレゼント。
クリスマスの時期にとある街で起こる不思議な出来事を集めたショートショート集です。
数日に分けて投稿します。
前後のつながりはないので、どの話からでもすぐに読めます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-25 20:00:00
20856文字
会話率:31%
義妹の『歩花』(あゆか)は、兄である大学生の『回』(カイ)が大好きで、どこでもついて行く。ある日、回が普通自動車免許を取った。車を買うお金はなかったけれど、カーシェアリングでドライブへ出かけた。帰りに歩花が宝くじを購入。それが高額当選した
。そのお金でキャンピングカーを買い、大好きな兄へ送った。
回は、夏休みを利用して可愛いJK義妹と共に全国を巡る旅に出る――。
※カクヨムでも掲載中です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-06 11:50:12
281993文字
会話率:49%