伝説のスケルトンに遭遇した道具屋のセト。
死を覚悟したが、彼(?)は攻撃してこなかった。
枯れ草を敷いてくれ、ロープ作りも手伝ってくれる――無口で静かな骨。
やがて見えてきたのは、戦う理由を失くした誰かの姿。
そして、ぽろりと落ちた指先。
その仕草に、セトの修理職人としての魂と、何か大事な感情が揺れ始める。
「これ、もし肉がついたら……いや、ついてほしい(願望)」
美しさは骨の奥に眠っている。
これは、骨の修復と、恋の予感の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-15 18:50:34
120439文字
会話率:41%
エルドラード王国の幼き王女ルミリア(愛称ルミィ)は、大ピンチの真っ最中! 最愛の両親である国王夫妻が急逝し、わずか十代前半で女王代理に!? 一ヶ月後の戴冠式まで、なんとか国を守らなきゃ……! そう必死に気丈に振る舞うけれど、本当は怖くて寂し
くて仕方がない。おまけに宮廷には、玉座を狙う叔父の公爵や、胡散臭い貴族たちがいっぱい。プレッシャーで、ルミィの涙腺は今日も決壊寸前! 侍女のエリーはいつもハラハラし通しだ。
そんなある夜、ついに魔の手が! 邪悪な貴族が放った暗殺者が、ルミィの寝室に忍び込んだのだ! エリーたちの助けでなんとか逃げ出したルミィが駆け込んだのは、城の地下にある「開かずの間」。そこには、遥か昔に封印されたという伝説の「厄災の魔女」の、不気味な銅像が安置されていた……。
追いつめられ、恐怖のあまり銅像の前でわんわん泣き出してしまったルミィ。その時、ぽろりとこぼれた涙の一粒が、ひんやりとした銅像に触れた瞬間――奇跡(というか厄災?)が起こった!
ゴゴゴゴ……! 銅像が砕け散り、中から現れたのは、黒髪紅瞳の絶世の美少女(ただし目つきはちょっと悪い)!? 数百年の眠りから覚めた古代の魔女ノア・オブシディアは、目の前で泣きじゃくるルミィを見て、紅い瞳を爛々と輝かせた!
「……ほう? これはまた……極上の逸材を見つけたな。よし、決めた! お前は今日から私のものだ! まずはその涙を拭け、実に愛いではないか!」
果たしてルミィは、無事に戴冠式を迎え、立派な女王になれるのか!? そして、気まぐれ魔女ノアの真の目的とは?
最強魔女の過保護(?)な愛情と、泣き虫王女の健気な奮闘が織りなす、ドタバタあり、時々シリアスあり、ほんのり百合風味(?)な王宮ファンタジーコメディ、ここに開幕!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-07 20:30:00
51321文字
会話率:44%
僕はすぐに忘れてしまう。
大事なことも、些細なことも。
ぽろりぽろりと手のひらから零れ落ちてしまう。
でもきっと、君のことだけは忘れないから。
忘れても、絶対に思い出すから。陽だまりのように温かい、でも悲しげな微笑みを。
最終更新:2025-03-25 17:05:20
6953文字
会話率:31%
獣人の血を引くこの国の人間たちはごく稀に番(つがい)という唯一無二の存在を認識することがある。
伯爵令嬢のエーファは侯爵令息のエリックに番(つがい)だと言われて婚約したが、エリックは一目惚れと番を勘違いしただけだった。そしてエリックが本物の
番に出会ったからとエーファは婚約解消をすることに。
番に出会うことなど滅多にない。
エーファは番詐欺にはもう騙されないと心に誓う。
それなのに今度は女嫌いで有名な王子がとある事情で男装をするエーファに番だと言って迫ってきて……
***
男装ヒロインと暴走王子のドタバタラブコメディ!
全14話、完結まで毎日8時と20時に投稿予定
※番(つがい)は独自設定あります(形は人間で血だけ獣が入ってる)
※オメガバースのネタが出てきますが、オメガバースではありません
※「ざまぁ」がありますが「ぽろり」もあります。エロギャグ方向に展開するエピソードがありますので、苦手な方はご注意ください(表現はR15程度です)
(ムーンライトノベルズにてR18版あり、物語の展開が若干違います)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-11 20:00:27
64313文字
会話率:37%
あの日の思い出をぽろり
キーワード:
最終更新:2023-09-09 11:52:57
512文字
会話率:0%
少女と知り合って、早数週間。
お近づきの印に俺がやってるゲームを勧めた。
元々ゲーム好きだったらしい。直ぐにのめり込んだ。
そんな周年記念。俺はただ思った事がぽろりと口に出た。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し
訳御座いません。
注意事項2
自分が良いと思った物を賞賛して何が悪い。
誰にも感性を否定される言われはねぇ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-27 07:08:42
1096文字
会話率:48%
とある料理屋の話。
酒の席のせいか、ぽろりぽろりとグチが零れる。
それでも嫌な顔をひとつせずに受け入れて、はぐらかす様な笑みを浮かべる。
気にすんな。どうせ私の場合は後の祭り。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申
し訳御座いません。
注意事項2
嫌いじゃないんだよね。愚痴聞くの。
貴方を肯定することは、ある意味自分を肯定していると錯覚するから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-16 21:37:03
915文字
会話率:48%
ぬいぐるみたちは今日も密かに活動しています。
最終更新:2023-01-12 18:00:00
3051文字
会話率:31%
誰だって夢を見る。
頂は果てしなく、そして遠い。
「俺の屍を超えていけーー!」
先人の思いを受け今日もまた一人一人、てっぺん目指して歩いていく。
そういった先人的有益な情報は特にない、ただ星の有効活用を広めたいだけのエッセイとも呼
べないかもしれない雑記。
ぽろりと初投稿作 データ× 覚書とちょっとの数字○ もあるよ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-02 20:43:31
2950文字
会話率:0%
推しの部屋にて。
とある秋の一コマ。。
秋について何を言っても、大好きな【堅物騎士団長】兼【グローリアス学園教師】のシリル・クロスフォード先生は適当な返しばかり。
「秋は寂しくなる」
そんなぽろりとでた感情に、シリルの反応は──?
現在
連載中の長編恋愛ファンタジー「人魚無双〜変態だと罵られようと推しの幸せのために私は生きる〜」https://ncode.syosetu.com/n0305hn/の番外編短編です。
本編を読んでいなくても楽しめる作品になっております♪
Twitterで19RTいったらSS書く的なやつで19RT超えたので書いてみたSSです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-11 16:49:44
840文字
会話率:28%
――もーいいかーい。もーいいかぁーい。
俺はここ最近、ずっと悪夢に悩まされていた。
暗い墓場で、得体のしれない「なにか」とかくれんぼをする夢。
隠れて、探されて、見つかりそうになって。そこで目が覚める。最悪な目覚めだ。
後輩にぽろりとそ
れを相談したら、「あたしのクラスに霊能者がいるんで相談してみませんか?」と誘われた。
霊能者? 胡散臭いな。でもまあ、もしそれでこの夢を見なくてすむなら、相談してみてもいいかもしれない。
俺はそう思って、後輩のクラスに足を向けた。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
公式企画・夏のホラー2021参加作品です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-01 15:27:59
29682文字
会話率:32%
文字の落書き版だよ!(ぽろりもないよ!)
最終更新:2019-11-29 22:05:53
2143文字
会話率:3%
異世界に転移したセーキ
「こんにちは死ね!」
とバッタバッタと【ひのきのぼう】で敵を粉砕する!
彼は後に、聖帝ならぬ性帝と呼ばれる・・・
パパッと勢いだけで読める痛快冒険活劇ぽろりも有るよ!が今はっじまーるよーーー!
★巨乳率100%★
2088年、民明書ボーボーより書籍化しません!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-16 00:30:39
15945文字
会話率:54%
勇者を名乗る強盗団に襲われた俺は、死の間際に延命の薬を飲み干した。
そんなもんには関係なしに、凶刃に心臓を貫かれた俺は、あえなく命を落とすが、なんの因果かグールとなって目を覚ます。
勇者への復讐?殺された者たちの復活?俺には無理だ。そんな大
それたことは望まない。
それよりなによりこの俺には、前世で一つだけ大きな心残りがあった。俺は、童貞を装備したまま死んでしまったのだ!
お金ならいっぱいあったのに…
グールとなってはみたものの、驚くほどののクソ雑魚っぷりで、もうゴールしちゃってもいいかなと諦めかけた時、俺は行き倒れの天使との出会う。
彼女は、天使ではあったけれど、結構ガチ目の撲殺天使でもあった。
「助けてもらったお礼をするわ」
それから俺は、脳筋天使と二人三脚、グレーターグール、エルダーグール、エンシェントグールと進化の階段を駆け上る!
なんでかグールが外れねぇ!呪いの装備か!それを捨てるのはとんでもないのか!
これは、弱くてもいいから早いとこ受肉して女の子と触れ合いたい俺と、訳あり撲殺天使の愛と友情と戦いの記録である。
(勇者の首)ぽろりもあるよ!お楽しみに!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-31 21:30:45
42545文字
会話率:5%
「市に行くぞ」。
父の言葉に、ロソは感激のあまり、手にしていた山羊の餌をぽろりと取り落とした。
雪に閉ざされたハリ高地で、人々は〈つかのまの春〉に開かれる「ペルニの市」を目指す……。
最終更新:2017-10-03 21:00:30
4791文字
会話率:26%
古武臨(ふるたけ のぞむ)には夢があった。
これは、夢を叶えるために努力した少年の物語。
努力は夢の下地を作り、少年は閉じた世界から外へと旅立つための一歩を踏み出した。
少年には宝が3つあった。
少年には夢が3つあった。
少年には不満が
3つほどあったが、それももうじき解消されるだろう。
少年の旅立ちはもうすぐなのだから
ーーーーー 以下、閲覧にあたっての注意事項 ーーーーー
【ゴブリンキス大賞投降作】
【グロ表現があります】【鬱展開があります】
【くま表現、展開があります】【ネタ盛ってます】
【覚悟完了!】された方から本文へお進みください折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-24 03:00:00
7534文字
会話率:35%
※Ptブクマは意欲の糧感謝
『第0話』
主人公は仮想現実世界で雑貨屋『みちしるべ』を営みつつ、趣味とする絵を描いたり彫刻ったりしながらユルユル非リアル日常を楽しんでいた。ある日、副業であるダンジョンガイドで小遣い稼ぎしていると、『みちしる
べ』で手伝いをしてくれている双子姉妹からギルドチャットでSOSが送られてくる。彼女らはリアル世界でも知ってる仲だったため急いで助けに行ってみると、おびえる双子姉妹の前で暗黒騎士っぽいハーフヴァンプのプレイヤーが、絶対プレイヤーキルで荒稼ぎしてそうなおじさんズ(美しくない)にえろいことされる展開という面倒くさい現場に直面したのだった。(ぽろりもあるよ)
『第1話』
仮想現実世界で雑貨屋『みちしるべ』を営みつつ、趣味とする絵を描いたり彫刻ったりしながらユルユル非リアル日常を楽しんでいた主人公はハーフヴァンプ少女に再会してしまう。それから色々あったすえ、彼女と彼女のギルドメンバーと一緒に緊急クエストを受けて高難度ダンジョンに潜ることになった。しかしそのダンジョンは通常MAPとは違って期間限定仕様MAPになっているうえ、そのダンジョン内では絶対に生息しない巨大仮想生物が咆哮する。そこでハーフヴァンプ少女が謎の不運を発揮してダンジョン内に取り残されてしまった二人は、巨大仮想生物から逃れつつ脱出を目指す。果たして二人の運命は。(ぽろりもあるよ)
『第2話』
仮想現実世界で趣味とする絵を描いたり彫刻ったりしながらユルユル非リアル日常を楽しんでいた雑貨屋『みちしるべ』店主の主人公は、絵の具が切れてしまったことに気づいた。そこで彼は他の雑貨の買い出しも含めて王都に行こうと思い立つ。しかし、そこに着いてくる影が二人。それはハーフヴァンプ少女とサムライ男の娘だった。主人公のギルドメンバーであるサムライ男の娘は、いつまでも一線を越えない主人公とハーフヴァンプ少女をくっつけようとしていた。しかし、彼?の行動は思わぬ方向に動いていく。一方、リアルでは女の子だらけの水着試着会も行われていた。そこでは、つるぺた双子妹が他の女たちに対してとある反逆の策を練っていた。(ぽろりもあるよ)
『第3話』
ナウ、ローディング。
『第4話』
ナウ、ローディング。
『第終話』
自分は決して不幸せではなかったと主人公は笑顔でいった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-17 06:00:00
243356文字
会話率:42%
それは普通の日のはずだった
職業ニートの飴雪はバターナイフでゴブリンを殺す
彼女の知る世界は変わってしまった
死にたくない彼女は生きるために魔物と戦い、やがて真実へと辿り着く
ぽろりもあるよ(本編はシリアスです)
最終更新:2016-03-16 09:00:00
44583文字
会話率:30%
心優しい少年操君の闇を飼い猫であるレイビア(*和訳=小陰唇)が読み解いていく道徳的小説。
操君の変態性を正しい道へと導く事ができるのか。
果たしてそれは間違いなのか悩み苦闘する猫と少年の物語。ぽろりもあるよ。
最終更新:2015-05-24 16:33:24
880文字
会話率:19%
麻雀のイサカマ師だった頃の私の思い出話。大体ぼやき。この物語はフィクションです。 ぽろりはないよ。
最終更新:2014-08-22 04:03:59
3001文字
会話率:5%
中3の夏交通事故にあい、それ以来恐ろしい幻覚をみるようになった桐島五郎少年の恐怖体験。その恐怖は果たして現実か幻か。3万文字ちょいです。ぽろりはないよ。
最終更新:2014-08-19 23:56:04
33397文字
会話率:47%
昔々、小さな村にそれはそれは美しい娘が住んでいました。
娘の瞳は大きく栗色をしており、それは娘の美しさを際立たせていました。
誰からも好かれた娘は数多くの求婚を受けましたが、決して承諾しません。
「心の綺麗な人に私はお会いしたい。」
そ
の村の外れにはそれはそれは醜い怪物が住んでいました。
村へ出るたびに疎まれ、酷い仕打ちを受けました。
そんな怪物でさえ、美しい娘のことを知っていました。
「一度でいいから会ってみたい。」
ある日、娘は怪物が村人に囲まれているのを見つけました。
どうにか村人を怪物から離れさせると、そっと傷だらけの怪物に寄り添います。
「どうしたのですか。」
「あの人たちが花を踏みつけたので注意したのです。」
そういう怪物に娘はぽろりと惚れてしまいました。
怪物もまた、娘の美しさに胸を高鳴らせました。
一緒にいるうちに何時しか恋仲になりました。
「綺麗なひと。」
「あなたこそ、こんな奴には勿体無い。」
すると、怪物は自分を見つめる美しい瞳に耐えかねて、
その両目を食べてしまいました。
娘は痛みと悲しみで怪物との記憶を失いました。
「それみたことか。」
村人は怪物の家を焼き、村から追い出しました。
怪物は何も言わずに出ていきました。
やがて、娘は村で一番の富豪に嫁入りしました。
怪物はそれを聞いて、泣きました。
たった一人で泣きました。
三日三晩泣き続け、やがて大きな岩になりました。
その岩は怪鳴岩《かいめいいわ》と呼ばれ、今もまだ怪物の泣き声が聞こえるそうです。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2014-05-19 00:24:20
379文字
会話率:25%