「あー……あの世界に俺がいればっ! 絶対に破滅なんかさせないのに!」
少女漫画「私が聖女ですか!?」の悪役令嬢グレースは、冷たく高慢な態度ゆえに破滅する運命だった。
が、しかし虐げられる執事に、少女漫画好きグレース様オタクな料理男
子が転生してしまった。前世を思い出した彼はグレースを幸せにすることを決意する。
「ふぅ……これでドリル回避」
「……もうすっかり素直に言えるじゃないですか」
「お嬢様は可愛いって知ってもらいたかったんです」
グレースの知らない間に、彼女は破滅回避させられて……?
「それにしても、王子に惚れた理由がお菓子もらったからなんて……可愛すぎないか?」
まさか、何も意図していなかった餌付けによって破滅フラグをぶっち切ることを、二人は知らない……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-26 07:09:01
5827文字
会話率:51%
【簡単あらすじ】小さな国の虫愛ずる姫が、大きな国の学校でも素直に真っ直ぐ我が道をどこまでも突き進んだ結果、小さな国の隣にある国の王子様まで巻き込んでしまいました。
完結作『あの薔薇が咲き乱れる頃には』のカマキリエピソードを広げました。幼
虫と毛虫が出てきます。いじめ問題もあります。
本作だけで読めるように書いています。
また、本編をお読みになられた方は、最後に差し込む予定のおまけ部分を読んでいただけると、印象が元に戻ると思います。
※本編の本筋とはほぼ関係ないような軽いネタバレはあります。
《新規の方へのあらすじ》
グレーシアは大国リディアスの隣国にあるワインスレー諸国の一つ、ディアトーラの由緒正しき血筋を持つお姫様。慣例に従い、リディアスの学校へと入学した。
しかし、この学校、色々と問題がありそうで。
最初に失敗してしまったグレーシアにも不穏な雲が近づいてきている様子。
本来ならば友達関係やいじめ問題に悩みそうなものなのに、本人はいたって平気そう。
『種族? いいえ、ここにいらっしゃる皆さまは「哺乳類」「サル目ヒト科ヒト属」に属する同じ「人間」と呼ばれるものですわよ』
グレーシアはそんな風に思いながら、裏庭の花壇で今日も青虫でお友達のアミリアに話しかけて、嬉しそうにしている。
そんなグレーシア眺めながら、エリツェリ王子タンジーは、胸のすく思いがするのだ。
しかし、彼女をを眺めるのは、タンジーだけではなく、グレーシアのお弁当箱が盗まれたことをきっかけに、事態は悪い方向へと……。
本当は泣き虫なグレーシアが、少しだけ周りを見て歩めるようになるお話。
《既読の方へのあらすじ》
アルバートの時代が終焉に近づき、新しい顔ぶれが揃えば、新しい風が再び吹き抜ける。飛ばされぬように、追い風に乗り遅れないように。
風を読み、風を捕まえ、そして、その風の壁となり、その国を守るべき者たちだ。
たとえ酸っぱいレモンを囓っても、何も言わずに飲み込むこともあろう者たち。
だから、後もう少しだけ。
もう少しだけ、レモンは酸っぱいと素直に言える時間があっても、良いのかもしれない。
新しい時代に生きる者たちと、虫を育てる不思議ちゃんなグレーシアの学校でのお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-30 10:18:30
62945文字
会話率:28%
少女と知り合って、早数週間。
お近づきの印に俺がやってるゲームを勧めた。
元々ゲーム好きだったらしい。直ぐにのめり込んだ。
そんな周年記念。俺はただ思った事がぽろりと口に出た。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し
訳御座いません。
注意事項2
自分が良いと思った物を賞賛して何が悪い。
誰にも感性を否定される言われはねぇ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-27 07:08:42
1096文字
会話率:48%
感謝の言葉を素直に言える日。
最終更新:2022-03-09 04:55:29
201文字
会話率:75%
「あなたはあの時と変わっていなかった。また一緒にこの先を刻んいきたいの!」
15年ぶりの同窓会で聞いた、記憶の底に沈んでいたクラスメイトの名前。
行方がわからず、亡くなったという不明確な情報も飛び交うも、人生の交差点によって止まっていた
時間は再び動き出す。
当時は言い出すことも出来なかった気持ちも、今なら素直に言えるけれど、ふたりにはまだ乗り越えなくてはならない壁が立ちはだかっていた。
ひとりじゃない。
今度こそふたりで寄り添って歩いていきたいから……。
★独立短編書き下ろしです。
★再掲載リクエストをもっとも多くいただきました。ありがとうございます。
※再掲載にあたり、成人向け表現は可能な限り改稿していますが(R15基準)、セルフレイティングは保険のために設定しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-28 18:00:00
54879文字
会話率:47%
32才の何の取り柄もないOLが、ある日突然事故死する。
内気な性格だったが、心の中の思いを素直に言える子になりたいと思っていたら、気がついたら、某王国の王女様になっちゃった!
しかも、私は、聖女様設定で、勇者を見つけて、共に戦う使命にあると
いう。
勇者は見つけて、ふいの事故の衝撃で、前世の記憶を覚醒。
勇者様の本業に驚き、今世の私が今までどんなに恥ずかしい高飛車対応をしていたかを知り、もう穴があったら入りたい!!
でも、勇者を説得して、聖女である私と旅をして、魔王と戦う運命!魔物が闊歩する世の中を変えるには、それしか方法はない。
なぜか勇者になるのを拒む勇者を説得して、サクッと魔王退治するよ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-09 09:00:00
3540文字
会話率:5%
私、新代 涼華(にいしろ すずか)。
一応、リア充って呼ばれてる。
彼氏は桐崎 冬牙(きりさき とうが)。
元・プレイボーイ。
今は、本気だって。
そんなやつを好きになる私も私だけど、プレイボーイはそれなりに優しい。
そんな今年
のクリスマス。
できれば一緒にいたいな、とか思ってる。
そんなこと、私が素直に言えるはずもないのに。
察してくれないかな。
冬牙には、難しいかもね。
いくらプレイボーイといえど、それは絶対王政のうちにある、自己中なものだから、人の心がわかるなんて、そんなの無理。
顔で人を選んだバカな私は、楽しければそれでいい。
平穏に話が終わるといいな。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-16 19:43:07
933文字
会話率:3%
何を言おうかと考えていた。
良い想い出と、悪い想い出、どっちの方が多いかな?
あなたはどうだったんだろう?
私はあなたに何を伝えられていない?
今なら素直に言える気がするから。
最後の言葉はー…。
とある孫と祖母のお話しです。
最終更新:2014-06-29 18:00:00
6653文字
会話率:6%