「こだわりを人生を幸せにするスパイスである」自ら創り出したその言葉のように、遠坂創磨はこだわりを感じられるようなものを見つけたいと思っていた。
ツーサイドアップの長さはうさぎらしさを感じられるのがベスト、好きなヒロインに対するこだわりもあっ
たが、特にこだわっていたのは物語についてだ。
物語が好きだからこそ、こだわりたい。なるべく多くの作品をみたうえで、こだわりを感じられる作品をみつけることにこだわっていた。
そんな創磨に転機が訪れたのは4年前。小説の執筆を始め、こだわりを感じられるような作品を創ろうとしていた。小説の執筆を止めることなく続け、小説を書くことに慣れはしたが思うような結果をだすことができず、新作のプロットも息詰まりはじめる。現時点で決めれたことは、ヒロインとして登場させたいと思っている、桜の木のように美しいツーサイドアップの女の娘のことだけだった。
ある日、創磨は世界樹のように大きな桜の木が見ることができる不思議な夢の中で、自分が創造したキャラクターと出逢う。
髪の長さも胸の大きさも、すべては創造した通りのまま。そのことに嬉しく思いながらも、まだ名前をつけていなし少女に名前を与える。
桜木逢夢、少女との出逢いが創磨の創造を芽吹かせ、運命を変えていく……
これは創造を信じ、創造力を力に変えて闘う者達の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-08 18:20:00
301141文字
会話率:46%
『好きに扱って良い』その言葉を受けたので、全身くまなく観察させて戴く事にした。
白髪混じりの鈍の髪。一昔前の書生服。顔を隠した前髪と黒眼鏡。そして何より人目を引く太い犬歯。
貴方、吸血鬼じゃないの?
注意事項1
起承転結はありません。
短
編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
創作部。のあの子。
次辺りに、簡単なプロット書き始めると思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-08 18:10:55
960文字
会話率:43%
「姉ちゃん、最近元気なかったけれど、二、三週間前からまた元気になった」
丁度その時期というのは、俺たちが付き合い始めた時の頃だった。それは随分と昔の事の様に思える。
「姉ちゃん、やっぱり兄ちゃんが居ないと駄目だよ」
その言葉を受けて、俺は改
めて決断をする。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
喚かないのが~。の二人。
完結です。
昨日の転の不足分の補いと、クライマックス。
長い間、お疲れ様でした。
これから長編への準備を始めていきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-21 07:25:01
1679文字
会話率:57%
愛に見返りを求めるのは間違っている。
その言葉には基本的には反対である。
けれども、ガチ恋、リアコ相手には心に留めて欲しい言葉だと思っている。
今まで楽しかったからそれで良いの。、
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われた
ら申し訳御座いません。
注意事項2
楽しい時間を過ごさせてくれた時点で、もう貰っているんですよ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-17 09:37:16
749文字
会話率:17%
研究所で廃棄予定のあるサブプロセッサーを[余り物]で作ったレイドライバーに単独搭載する、そんな方法をカズは考えていた
もちろんそれには理由がある。レイドライバーの頭数が足らないのである
そんな中、ゼロフォーは無人機群の指揮を任される事になる
そしてカズは、と言えばトリシャの[処遇]を考えていた
「少し[お仕置き]が必要かな。もう少し自尊心を削ろうか」
それがカズの出した、トリシャが犯してしまった[そそう]への対応である
そしてトリシャはその言葉通り[お仕置き]を受ける事になる
一方のゼロフォーたちは着々と出陣の準備を進めていたのだ……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-08 18:00:00
37912文字
会話率:28%
カズは夢を見ていた。
あれは何年前だろうか、今からずっと前の、レイドライバーや帝国、同盟連合や共和国という言葉さえない、日本という国がまだ存在していた頃。
カズはその日本の、とある県にある薬科大学の薬学部に在籍していた。もちろん在籍
はしていたのだが、その頃の彼は機械生体工学に興味を示していた。ほどほど薬学とは無縁の世界である。だが、もちろん単位を取るという、大学生にとって当たり前のことはしていた。
そこには一人の女性が在学していた。彼女の名前は、天野千歳(あまのちとせ)という、カズ、本名を上田和也(うえだかずや)という彼と同級生の娘である。カズとは、この県ではない別の地方からこの大学に一緒に進学して来た。相思相愛、つまり彼氏彼女の関係だ。
もう一人、同じ高校から同じ大学に進学してきた者がいる。
襟坂恵美(えりさかめぐみ)というその娘は、カズが高校時代に告白されたのを一度振っている。ので[一緒についていく]と言われた時はカズは戸惑ったものだ。
だが、
「もう気にしてないよ」
と言われ、その言葉を礎にして今が成り立っている。
そんな三人は大学を卒業後、大学院へ進み[生体応用工学研究所]という、人体実験をしている研究所へ就職する事になる……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-17 18:00:00
76340文字
会話率:35%
冷たい風が平原を駆け抜ける。
冬の訪れを前に静まり返った大地は、ただ厳しい季節を待つばかりだった。
揺れる馬車の中で、レティシア・デ・オリバスは窓の外の景色をじっと見つめていた。
その瞳は遠くを見据え、過去や未来を映しているかのようだ。
「お嬢様、何かお考えですか?」
隣に座るエマが、控えめに声をかける。その問いかけに、レティシアは微笑みながら静かに答える。
「ええ、少しだけね。」
その笑顔には達観した穏やかさが漂っていた。
レティシアには、誰もが持つとは限らない特別な力――輪廻転生の記憶があった。
何度も異なる人生を歩んだ記憶は、彼女に知恵と重荷をもたらした。
それでも彼女は、家族やエマの支えの中でその秘密を受け入れて生きてきた。
「お嬢様がどのような運命を背負っていようと、私にとっては関係ありません。ただ、私はお嬢様のために生きると決めています。」
エマがそう告げた日のことを、レティシアはふと思い出す。その言葉は彼女の心に深く刻まれ、今も大きな力となっている。
馬車の外には、北国特有の冷たい空気が広がっていた。レティシアはその景色をじっと見つめながら言葉を紡ぐ。
「私は、この地で新しい未来を作るつもりよ。どんなに厳しい場所でも、ここで本当の幸福を掴みたい。」
その言葉にエマは力強く頷き、言葉を返す。
「お嬢様がどこに行かれても、私はその未来を共に作ります。」
馬車の揺れが止まりかける。窓の外には、北の果てに広がる広大な土地が見えた。その光景を見つめながら、レティシアは静かに呟く。
「ここが、私の新しい始まりね。」
冷たい風が吹き抜ける中、彼女の決意だけが暖かな光となり、大地へと染み渡っていった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-08 16:00:00
42741文字
会話率:42%
ゲームのチュートリアルに登場する悪役薬師、メディスン・ルクシード。
彼は毒薬を製造し、勇者に覚醒する王子を暗殺しようとするが、その結果、処刑という運命を迎えることとなる。
「お前たち王族が支援をやめ、俺たちを切り捨てなければ、こんな
ことにはならなかった。家族や領民が泣き叫んでも、玉座から見下ろして笑っていたんだろう。お前が幸せなのが憎い。お前とこの国を、永遠に呪ってやる!」
処刑の直前、彼が吐き出したその言葉の真意は誰にも知られることはなかった。
だが、突然ゲームのプレイヤーであった俺が、メディスンとして転生してしまう。
転生先は、処刑の数年前。
悪役薬師としてすでに孤立していたメディスンは、離れの屋敷でひとり、毒薬の実験を繰り返していた。
転生したことに安堵する間もなく、数々の問題が彼を待ち受ける。
しかし、今回は薬剤師としての知識と経験を持っている――だからこそ、彼の運命を変えるチャンスがあるかもしれない。
命を奪うためではなく、命を救う力に変えることができるのか?
悪役から英雄へと転生する薬師の、ちょっぴりハードで心温まる逆転劇。
果たして、彼は過去を変え、誰かを救うことができるのだろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-08 12:10:00
88913文字
会話率:34%
ゲームのチュートリアルに登場する悪役薬師、メディスン・ルクシード。
彼は毒薬を製造し、勇者に覚醒する王子を暗殺しようとするが、その結果、処刑という運命を迎えることとなる。
「お前たち王族が支援をやめ、俺たちを切り捨てなければ、こんな
ことにはならなかった。家族や領民が泣き叫んでも、玉座から見下ろして笑っていたんだろう。お前が幸せなのが憎い。お前とこの国を、永遠に呪ってやる!」
処刑の直前、彼が吐き出したその言葉の真意は誰にも知られることはなかった。
だが、突然ゲームのプレイヤーであった俺が、メディスンとして転生してしまう。
転生先は、処刑の数年前。
悪役薬師としてすでに孤立していたメディスンは、離れの屋敷でひとり、毒薬の実験を繰り返していた。
転生したことに安堵する間もなく、数々の問題が彼を待ち受ける。
しかし、今回は薬剤師としての知識と経験を持っている――だからこそ、彼の運命を変えるチャンスがあるかもしれない。
命を奪うためではなく、命を救う力に変えることができるのか?
悪役から英雄へと転生する薬師の、ちょっぴりハードで心温まる逆転劇。
果たして、彼は過去を変え、誰かを救うことができるのだろうか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-13 17:10:00
16705文字
会話率:24%
「貴方は今年、運命の人と出逢うでしょう。多分」
占い師のその一言を気になり続けて、その言葉に振り回されるように過ごす内に、その言葉はより力を増していって、けれど、本心も分からなくて、人を好きになるって大変だ。
キーワード:
最終更新:2025-01-08 12:09:39
217文字
会話率:25%
私の家は代々この血を守る魔女の家系らしい。
ふらっと現れた星読みが言った。星降る夜に運命は変わり行く。
その言葉通り、双葉連の運命は慌ただしく変わっていくけど、こんなの聞いてなーーーい!!
最終更新:2024-11-06 12:02:04
507文字
会話率:32%
新道広徒には大切な妹がいた。
妹の病気を治すには莫大な金が必要、しかし家には悪化を防ぐだけの治療費しかなかった。
だから彼は中学時代の全てを勉強とスポーツだけに注ぎ込んだ。
そして勝ち取った。名門高への推薦を、大金を手に入れる為の
未来への切符を。
入学一週間前、彼はそれを簡単に捨てた。
何故なら電話があったから
――君は妹の為に高校生活を捨てれるかい?
彼はその言葉を受け、今までの全てを捨てた。
そして受けてしまったのだ、厄介で面倒な依頼を。
傲岸無礼で傲慢過ぎる少女――九条彩奈の学園生活を支えるという。
そうして始まった広徒の学園生活は、ある事件を境に九条を主人とし、自分は従順に仕える者『従者』に任命されてしまう。
「今回のお礼に貴方を私の従者にしてあげるわ!」
「お礼という言葉を辞書で引いてみる事を勧める」
「私みたいな美少女の従者になれて幸せ者ね。それに私は結構ペットを大事にするタイプなのよ?」
「せめて人間扱いをしてくれ……」
非常に面倒見が良いがどこか冷めている自称コミュ症の新道広徒と、どこまでも自分本位で自尊心が高い、自称完璧美少女のポンコツ娘の九条 彩奈。
これは、似ても似つかぬデコボコな二人が次第に惹かれ合っていき、両思いのはずなのに中々付き合わない。そんなじれじれであまあまな恋の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-08 12:04:34
55086文字
会話率:46%
この世界の人間達には生まれながらにスキルと呼ばれる特殊な恩恵がその身に授けられる。だが全ての者達に役立つスキルが与えられるとは限らず中には外れスキルを与えられる不遇な者も残念ながら存在する。幼馴染4人で結成されているパーティー内の拳闘士であ
るユート・ディックスのスキルは《暴食》と呼ばれる『人一倍の食事量を摂取できる』と言う完全な役立たずスキルを与えられていた。そんな彼とは対照的に他の幼馴染達はそれぞれが強力なスキルを与えられており、チーム結成当初は対等に見てくれた3人の幼馴染も次第にユートを〝仲間〟ではなく奴隷同然の〝雑用係〟として扱い始める。そしてあるクエストの最中、ユートは幼馴染達の裏切りにより命を奪われそうになる。同じ村で育った自分を嘲笑と共に殺そうとする幼馴染達にユートの胸の内にどす黒い炎が燃え盛る。そしてその激情と共にユートの頭の中に声が響く――『シークレット能力を解禁します』――その言葉と共に彼の持つ役立たずスキルが覚醒した。これまで虐げられ、挙句自分を殺害しようとした幼馴染達へとユートは誓う。「お前達の全てをこの《暴食》のスキルで奪ってやる……!」そして彼は覚醒した最凶のスキルで幼馴染達から全てを無慈悲に奪っていく。裏切りから始まった成り上がり復讐劇、ここに開幕!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-08 12:00:00
65344文字
会話率:33%
「悪いが、僕は君のことを愛していないんだ」
結婚式の夜、二人きりの中。
私の夫となった人。アスタリア帝国第一皇子ルイス・ド・アスタリアはそう私に言い放った。
(まぁ…当然でしょうね。)
別に、その言葉に私が驚くことは無かった。
私たちの結婚はお互いを愛し、結ばれたものではない。
親同士が決めた政略結婚の関係なうえに、私は小国の第二王女だ。私は彼にとって邪魔な存在でしかない。
だから愛していないと言われても、そりゃそうよね。としか思わない。
彼は、皇后の直々の息子ではなく側室の息子。継承争いで皇后から命を狙われている身。
皇后からの命令で、十日後には戦地へと送られる。生きて帰ってこれるかどうかも分からない。
そんな男に愛されても、迷惑な話よ。
戦地へと向かった夫を想い、涙を流すわけでもなく。
私は可哀想な皇子妃として、中々に皇宮暮らしを楽しませていただいていた。
そんなある日、メイドが夫に手紙を出せと言い出してきた。
彼に手紙を送ったところで、私を愛していない夫はきっとこの手紙を読むことは無いだろう。
そう思い、普段の不満の手紙、悪意を込めて手紙に書きだしてみた。
それがまさか、彼から手紙が返ってくるなんて・・・
☆
短編版より、一部加筆があります。
題名に♡がついているものが加筆されている部分です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-08 11:32:35
23772文字
会話率:30%
「悪いが、僕は君のことを愛していないんだ」
結婚式の夜、二人きりの中。
私の夫となった人。アスタリア帝国第一皇子ルイス・ド・アスタリアはそう私に言い放った。
(まぁ…当然でしょうね。)
別に、その言葉に私が驚くことは無かった。
私たちの結婚は、お互いを愛し、結ばれたものではない。
親同士が決めた政略結婚の関係。
だから愛していないと言われても、そりゃそうよね。としか思わない。
彼は、皇后の直々の息子ではなく側室の息子。
継承争いで皇后から命を狙われている身。
皇后からの命令で、結婚式から十日後には皇后の命令で戦地へと送られる。生きて帰ってこれるかどうかも分からない。
そんな男に愛されても、迷惑な話よ。
戦地へと向かった夫を想い、涙を流すわけでもなく。
私は可哀想な皇子妃として、中々に皇宮暮らしを楽しませていただいていた。
そんなある日、メイドの一人が夫に手紙を出せと言い出してきた。
不満はいくつもあったが、一応は皇子妃として良い暮らしをさせてもらっている身。
きっと私を愛していない夫はこの手紙を読むことは無いだろう。
そう思い、普段の不満の手紙、煽りの手紙に書きだしてみた。
皇后からの嫌がらせ、無関心な皇帝陛下、変に付きまとってくる第二皇子。
それがまさか、彼から手紙が返ってくるなんて…!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-03 02:06:17
22164文字
会話率:31%
ここはどこだ?赤茶けた大地は、殆ど不毛とも思える僅かな緑と大小のやはりごつごつとした岩山に囲まれていた。確かに地球は再び、三度壊滅状態になっていた。シン達がやっと生き延びてかろうじて手中にしていた僅かな希望は潰えた・・。
ワクイが地球は
もう終わりだ・・その言葉を残して消えてからここは500年と言う時が経っていたのである。もう何もかも失ってしまったのか?地球はもう終焉を迎えていたのだろうか・・
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-08 06:08:11
427484文字
会話率:64%
赤ずきんは、布の被せたバスケットの中に、バゲットと葡萄酒を入れて、おばあさんの元へ買い物に行ったんだとか。
そして、赤ずきんは、寝込むおばあさんに向かってこう言った。
「おばあさん、おばあさん。なんでおばあさんはそんなに口がそんなに大き
いの?」
その言葉を最後に、赤ずきんは食べられた。胃液で半身は火傷跡の様に爛れ、髪の毛は溶かされ生えてこない。
待つのは死、のみである。
もしも、この赤ずきんの少女の物語に、狩人が存在しなかったら。
赤ずきんは、隠し持っていたペーパーナイフで、自らオオカミの腹を掻っ切った。
女を捨て、醜い身体を噛み締めながら。
「憎いっ……憎い、何も出来ない私が憎いっっ!!お前を殺して、殺して、ぶっ殺して!!私も死ぬっ!」
そんな、純血に血濡れたとある少女の物語。
白色の終焉の森に囲まれて、雪降る大地に産まれ堕ちたは大罪人。何人たりとも、彼らの鎖は阻めない。何方共々死を望む、その名は、ヴェルギリウス。
又の名を、童話殺しのスレイヤー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-08 06:00:00
29034文字
会話率:30%
「学園にいる間は、君と距離をおこうと思う」
待ちに待った定例茶会のその席で、私の大好きな婚約者は唐突にその言葉を口にした。
「え……あの、どうし……て?」
あまりの衝撃に、上手く言葉が紡げない。
彼にそんなことを言われるなんて、
夢にも思っていなかったから。
ーーーーーーーーーーーーー
ユリアの婚約は仲の良い親同士によって、幼い頃に結ばれたものだった。
吊り目でキツい雰囲気を持つユリアと、女性からの憧れの的である婚約者。
自分たちが不似合いであることなど、とうに分かっていることだった。
だから──学園にいる間と言わず、彼を自分から解放してあげようと思った。
婚約者への淡い恋心は、心の奥底へとしまいこんで……。
※基本的にゆるふわ設定です。
※プロット苦手派なので、話が右往左往するかもしれません。→故に、タグは徐々に追加していきます
※感想に返信してると執筆が進まないという鈍足仕様のため、返事は期待しないで貰えるとありがたいです。
※仕事が休みの日のみの執筆になるため、毎日は更新できません……(書きだめできた時だけします)ご了承くださいませ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-08 03:59:13
7794文字
会話率:18%
魔王の狂乱が始まった。
その言葉を聞きよみがえる前世の記憶。
そして、いま生きている世界は、前世において数えきれない程クリアして来たゲームの世界に似ていると気が付く。
ゲームを参考に先に進み始めると、食い違って来るゲームと異世界の現
実。
今まで生きて来たけど、ゲームで出来たこと、出来ないじゃん。
ゲームにそんな話も設定も無かったけど。
ゲームだとフラグを立てるまでイベントは進まなかったんだけど、異世界の現実だとそんな事は無いよね。
ゲームとイベントの難易度が違うんだけど。
等々、違う点に戦々恐々しながらも、好きだったキャラにそっくりな人達を仲間にして先に進もうとする。
主人公は、ゲームと同じ様に好きな人達に囲まれ、ハッピーエンドを迎える事が出来るのでしょうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-07 22:00:00
413449文字
会話率:12%
この世は呪いに満ちている。
太古の大昔、最厄の妖狐が人間をそう定めたために。
とある事件により心を閉ざす大国の若き皇帝・紅焔は奇妙な妃を迎えた。
そなたを愛するつもりはないと言い放った彼に、美しい妃は「それでかまわないから、都に怨霊や呪い
の影があれば自分にすぐ教えるように」と条件を出す。
その言葉通り、妃は皇帝を突如襲った「血塗れの怨霊」を不思議な力で追い払ってみせた。
妃は一体何者なのか。徐々に明らかとなる、妃と千年前の大妖妃との関係とは。
中華風ファンタジー世界が舞台の、謎多き妃×傷を抱えた皇帝のオカルトミステリー!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-07 18:10:00
201827文字
会話率:40%
霧深い山奥にある村「霧隠村」を訪れた三田村幸太郎は、詐欺師として都会で失敗を重ね、追われる身となった男だった。彼の目的は、村の祭りで祀られる狐神の秘宝「カミツキ様の宝珠」。それが数百万円の価値を持つと聞きつけ、これを盗み出して人生を逆転させ
ようと企んでいた。
村に到着した幸太郎は、古びた家々や村人たちの異様な視線に不気味さを感じながらも、研究者を装い、村長に近づく。村長は穏やかな笑顔で祭りを案内し、幸太郎の侵入を歓迎するような素振りを見せるが、その笑顔には何か底知れぬ違和感があった。
翌日、村は狐の面をつけた村人たちで賑わい、神社の境内には祭りの準備が整えられていた。村人たちの踊りや太鼓の音に包まれる中、幸太郎は「カミツキ様の宝珠」の隠し場所を探し始める。やがて夜になり、祭りが本格的に始まると、狐面をつけた村人たちの動きが次第に獣じみていき、不気味な空気が漂い始める。
その隙を突き、幸太郎は神社の本殿に忍び込み、宝珠を発見。台座に鎮座するその宝珠は淡い光を放ち、生き物のような存在感を漂わせていた。「これで人生が変わる!」と歓喜する幸太郎。しかしその瞬間、背後から村長の声が響く。
振り返ると、狐の面をつけた村長が現れるが、すでにその姿は人間ではなく、背中には白い尻尾が揺れ、足元は獣のように変貌していた。さらに村人たち――いや、妖狐たちが姿を現し、幸太郎を取り囲む。異形の村長は笑みを浮かべながら言う。「宴は始まったばかりだ」――その言葉とともに、幸太郎は妖狐たちに捕らえられ、広間に連れ込まれる。
広間では、妖狐たちが笑い声を上げ、踊り狂っていた。祭りの本当の目的は、よそ者の「肉」と「魂」を捧げることで、妖狐たちが力を得るというものだった。絶望する幸太郎の周囲で踊りが加速し、狂気じみた笑い声が山々に響き渡る。そして、祭りの最高潮に現れるのは、異形の狐神「カミツキ様」。
翌朝、霧隠村の神社には新しい狐の像が飾られていた。それは、宝珠を抱えたまま笑みを浮かべる都会的な顔立ちの狐だった。幸太郎の姿は、もうどこにも見当たらなかった。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-07 12:55:09
1597文字
会話率:30%
女一人お酒を楽しもうと入った居酒屋で偶然出会った男性と意気投合。
盃を交わすうちにひかれあう二人。閉店後の店先で見つめ合い指と指が触れる。
12年後にこの店でまた会いましょう。その言葉が今でも胸にひっかかり思い出しては熱くなる。
最終更新:2025-01-07 12:51:26
3131文字
会話率:10%
人種ライトは、信じていた仲間達『種族の集い』リーダーからダンジョン内部で追放宣告を受ける。
この世界では人種、獣人種、竜人種、エルフ種、ドワーフ種、魔人種の6種が存在した。その中でも人種はレベルが上がり辛く一般的に他種族から見下され、差別を
受けていた。
『種族の集い』はそんな差別を払拭するため各種族が集まったレギオンだったが――実際は裏の目的があった。
彼らは人種を除く国々の命令を受け『ますたー』という存在を探し、あわよくば自国に取り込むのが目的だったのだ。
ライトはギフト『無限ガチャ』という、『ますたー』が所持していそうなギフトを持っていたため目を付けられたのである。そしてライトは『種族の集い』や各国の調査から、『ますたー』ではないと判断をくだされる。しかし、今後何があるか分からないため、念のために殺しておこうとなったのだ。
ライトは『種族の集い』のメンバーに殺されそうになったが、誤ってダンジョン内部にランダムで飛ばされる『転移陣』を踏む。
結果、ダンジョン最下層に転移しメンバー達から殺されることは無くなったが、地下深くでLV1000の神話に登場しそうな魔物に襲われる。
ライトは破れかぶれで『無限ガチャ』を連打。運良くSURカード『レベル9999探求者メイドのメイ』を引き当てる。彼女によってライトは魔物を撃退し命を救われる。
危機を完全に脱したライトは、元仲間達『種族の集い』メンバーに復讐し、殺されかけた真実を知るため各国家に対しても戦うことを決意。
メイは元メンバーに復讐、国家から真実を得るために『無限ガチャ』で自分のような存在、本当に信じられる仲間カードを集めるよう忠言する。
ライトはその言葉に同意し、ダンジョン地下深くで復讐と各国家に対抗する力を蓄えることを選択したのだった。
――それから約3年後。地上にある全戦力、国家と戦い滅ぼせるほどの力を蓄え、ダンジョン地下深くに最強国家を築き上げたライトが、元仲間達に復讐するため、自身が虫けらのごとく殺されそうになった真実を知るため、再び地下から地上へと逆侵攻をしかけるのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-07 12:00:00
1706933文字
会話率:29%
人種ライトは、信じていた仲間達『種族の集い』リーダーからダンジョン内部で追放宣告を受ける。
この世界では人種、獣人種、竜人種、エルフ種、ドワーフ種、魔人種の6種が存在した。その中でも人種はレベルが上がり辛く一般的に他種族から見下され、差別を
受けていた。
『種族の集い』メンバーはそんな差別を払拭するため各種族が集まったレギオンだったが――実際は裏の目的があった。
彼らは人種を除く国々が『えくすとら』という存在を探し、あわよくば自国に取り込むのが目的だ。
ライトはギフト『無限ガチャ』という、『えくすとら』が所持していそうなギフトだっため目を付けられたのである。実際、ライトは『種族の集い』や各国の調査から、『えくすとら』ではないと判断をくだされる。しかし、今後何があるか分からないため、念のために殺しておこうとなったのだ。
ライトは殺されそうになったが、誤ってダンジョン内部にランダムで飛ばされる『転移陣』を踏む。
結果、ダンジョン最下層に転移するが、メンバー達から殺されることは無くなったのだ。しかし、地下深くでLV1000の神話に登場しそうな真門に襲われる。
ライトは破れかぶれで『無限ガチャ』を連打。運良くSURカード『レベル9999探求者メイドのメイ』を引き当てる。彼女によってライトは魔物を撃退し命を救われる。
危機を完全に脱したライトは、元仲間達『種族の集い』メンバーに復讐し、殺されかけた真実を知るため各国家に対しても戦うことを決意。
メイは元メンバーに復讐、国家から真実を得るために『無限ガチャ』で自分のような存在、本当に信じられる仲間カードを集めるよう忠言する。
ライトはその言葉に同意し、ダンジョン地下深くで復讐と各国家に対抗する力を蓄えることを選択したのだった。
――それから約3年後。地上にある全戦力、国家と戦い滅ぼせるほどの力を蓄え、ダンジョン地下深くに最強国家を築き上げたライトが、元仲間達に復讐するため、自身が虫けらのごとく殺されそうになった真実を知るため、再び地下から地上へと逆侵攻をしかけるのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-27 12:00:00
34394文字
会話率:32%
「な、にを…何をしてっ…!」
――ああ…。
そんな顔をしないでください。
これは…――。
これは、貴方に対する謝罪なのです。
「何をしていると、聞いているんだ!」
今にも泣き出しそうな顔をしないでください。
でも…痛い
…。痛い…。
私は、夫である彼の目の前で…切腹をした。お腹が痛い…自分のお腹を刺したから当たり前だけど…。
「聞いているのかっ?!いや、それよりもっ…早く治療を――。」
その言葉を聞いた私は、差し伸ばされた彼の手を払った。
触られたくなかったからだ。
汚されてしまった私を…貴方は、私に何時ものように優しく…愛しく…触れようとしていたから…。
私の行動に驚いたのか、彼の差し伸ばされた手は硬直したまま…綺麗な紅い眼が見開き「何が、起こった?」と、言わんばかりの目で、私に訴えかける。
「…申し訳ご、ざいま…せん…旦那様…私の…身勝手を…お許しを…。」
私は、腹部の痛みに耐えながら…なんとか言い切ることができた。
しかし、その後の会話が覚えていない。憶えているのは、手の温もりと夫の「分かったっ…待っているっ…!」と、悲願の籠もった言葉だった。
その言葉を聞き終えると…私は、静かに目を閉じた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-07 00:00:00
499610文字
会話率:10%
静岡県の田舎町にある神川ゴルフ練習場。
そこは今どき珍しく個人営業で、打席の数は22席と少なく、自動でティーアップされる装置も無いような寂れた練習場だ。
経営者となるティーチングプロ・神川佳斗と小学生の息子・陸斗(この物語の主人公)、そして
佳斗の妹・夏目美里の三人で切り盛りしてきたが、もはや限界。
お客さんは大手の練習場に取られ、廃業寸前であった。
そんな時、佳斗の友人である大内雄介プロが訪ねてきて、こう言った。
「もう、ここで営業は厳しいだろう。どうだ、もしよかったら、私の専属キャディ―にならないか? キミの力があれば、私もまた輝ける。そうなれば、いずれここを再開させることもできるようになるのではないか?」
その言葉は、ある意味自分本位。
だが、彼は長年の付き合いから、そう言わなければ佳斗がこの話を受けないと知っていた。
そして、佳斗も。
「わかった。少し考えさせてくれ」
そう答え、妹と相談。息子の了承も得て、廃業を決めたその時だ。
「たのもう」
そんな昔ながらの訪問を告げた者がいた。
朝陽瑠利。
しがないティーチングプロでしかない佳斗を師事し、廃業寸前だった練習場を救うヒロイン。
そして、いずれは世界へ羽ばたいていくことになるプロの卵だ。
その彼女と共に成長し、朝陽のように眩い輝きを放つ瑠利をずっと間近で見てきた陸斗は、いつしか同じ舞台へ立ちたいと願うようになる。
そして二人は……。
といった感じですね。
物語は、佳斗が息子に事情を説明するところから始まります。
前半は瑠利を中心に描き、後半はその彼女に憧れる陸斗のお話。
舞台設定は神川ゴルフ練習場を中心に描いていますが、競技での熱い戦いもあります。
※ このお話はフィクションであり実在する人物、宗教、団体とは一切かかわりありませんので、ご了承ください。
本編にはゴルフに関する専門用語や知識も出てきますが、これらはあくまでも個人的な見解であって、正しい理論を保証するものではありません。勉強はしていますが、プロの監修を受けたわけではありませんので、勘違い等、多数あるかと思います。
ルールなどもこのお話独自のものを採用していたりしますので、ご注意を。
最後にゴルフ練習場での仕事経験もありませんので、これらも勝手な空想です。
これまでの経験から判断してのアレンジであると、了承願います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-06 18:59:45
139277文字
会話率:37%
精霊語。それは人間には理解できない言語だ。
西の国の王子様、リア・クローバーはその言葉以外話せない。
リア様に命を助けてもらった私は、何とかコミュニケーションを取っていくと次第にそれが旦那様に認められることに。
「君にはリアを支えて欲しいと
思っている」
喜んだ束の間、「ただし条件がある」と言われた。
「喋れないリアの代わりに結婚相手を見つけてほしい」
本来リア様と結婚を認めてもらえるような身分ではない私は、喜びつつもどこか心に引っかかりを感じていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-06 16:00:00
10758文字
会話率:45%