王都から少し離れた場所には、姉妹で営むこぢんまりとした薬屋さんがある。
小さな薬屋にも関わらず、この国でも珍しいハイポーションを販売していて、上流階級の方々が足繁く通う、大繁盛ぶり。
受付には、愛嬌たっぷりの可愛い妹がいて、暗い作業場に
は、口下手で笑顔が下手な私がいて。
妹に愛想を尽かされたら、私には居場所がない――。
そう思っていたけれど、拾われました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-08 10:32:49
6127文字
会話率:40%
世紀末ウィーンほのぼの日常×獣人×異種ラブ+ブロマンス?
19世紀末、オーストリアはウィーン。
こぢんまりとした法律事務所には3人の主だった面子が今日も忙しく立ち働いています。
これはその3人の日記や手記を中心にまとめた、一連のストーリー。
失恋、失敗、そしてほほえましい日常。
さて、今日はどんな出来事が記されているのでしょう…
⚪︎物語の背景・世界
19世紀末~現代西欧史、地誌などに即した世界です。
登場人物はすべて「獣の姿」をしております。宮崎駿の犬ホームズやますむらひろし版の猫の銀河鉄道などを想像していただけるとよいかと思います。
「獣人」の登場人物たちが、19世紀末ウィーン、20世紀アメリカ、イタリア、バルカン半島など様々な場所に残した「記録」により成り立つ物語です。
「記録」の形式は日記、録音、記事、心理学資料など様々です。書き手により口調や文体が変わります。
番外編として主人公を設定した小説形式のものもあります。
外伝には性的な表現も含まれます。
主要な人物
○マクシミリアン=フォン=フェルダー
ウィーン「神よ助けたまえ通り」にある法律事務所の所長。32歳。アライグマ人の弁護士。背は低く右眼に片眼鏡、口元にはダマ毛(毛玉を作るおしゃれ)をしている。のんびりおっとり大らかで、非常に善良で他者への警戒心の薄い好人物。貴族。女性に惚れっぽく振られてばかりいる。緑色の瞳が特徴。
○イアン=アグラム
フェルダー法律事務所に勤める若き法律家の熊人。年齢より老けた言動の25歳。パリへの留学経験があり、勤勉で厳格で有能だが皮肉屋。その裏に繊細で優しい一面を隠している。マクシミリアンに友情を越えた感情を抱いている。オーストリア・ハンガリー二重帝国領ダルマチア出身のアシュケナディム(東方ユダヤ人)。
○ブレーズ
フォアアルルベルク出身の碧毛の犬人の18歳。気が荒く、喧嘩にも女性にも手が早い。文盲だったが、イアンの指導により読み書きができるようになった。料理、洗濯、大工など事務所の雑用の一切を引き受けている。ドイツ語がかなり訛っている。
○ラウル=ド=リブロン
フランス侯爵。イアンと同じくソルボンヌ大学を卒業した紫の毛並みの美貌の虎人。「人生は楽しむためにあり、そのためならどんなことをもする」というのが信条。取材ノートや手紙、小説や戯曲などの記録が残っている。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-30 22:19:28
157942文字
会話率:15%
招かれた者の前にだけ現れる、こぢんまりとした洋館ティーサロン「フォスフォレッスセンス」。
温かみのあるアンティークなしつらえの店内は、まるで貴族の秘密のサロン室のよう。
青い瞳の老執事と、黒い長髪を艷やかに翻す若執事が、少し疲れてしまったあ
なたを優しくおもてなしします。
極上のスイーツと香り豊かなお茶を、当店自慢の百合の小庭をご覧になりながらお楽しみください。
※一話完結、不定期連載です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-21 23:10:57
51054文字
会話率:26%
何時もは同じ場所に訪れているが、今日は死ぬ前に一度は行ってみたい場所に訪れることにした。
思っていたよりも、小さく纏められた境内、近代的な街並み。
体験しないと分からないよね。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し
訳御座いません。
注意事項2
写真と動画で満足するのは勿体ないですよ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-26 19:07:08
747文字
会話率:40%
冒険者の街、自由都市バルバベルクの片隅に、こぢんまりとした店構えの結婚相談所がある。
その店の主人ニコ・オイレンシュピーゲルは、荒くれ者たちがなけなしの命を燃やしながら生きる街で、人と人とを繋いでいく。
最終更新:2024-05-20 21:06:49
74353文字
会話率:30%
昔ながらのこぢんまりした銭湯、花の湯。
番台にはちょっと強面(こわもて)のおやっさんがいることも多いけれど、美人な奥さんや、奥さん似の高校生になった子どもが立つことも。
「今日はユウキちゃんか。癒されるねぇ〜」
やってきたのは常連のシゲ
さん。さらに風呂場にはユウキがマネージャーをする剣道部のエースのアキが。
「おう、アキ坊!」
ちょっとお節介なシゲさんは、ユウキとアキの仲を尋ねてくるのだが、実はーー?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-25 08:00:00
3354文字
会話率:70%
無血の英雄の活躍により、魔族と人との争いが平和的に終結してから15年。
とある街の外れ、こぢんまりと佇む教会横の孤児院で過ごしていた少女、ニナ。
彼女は16歳の誕生日を迎え、晴れて孤児院を離れての独り暮らしを決意する。
長年ともに暮らした
シスターに涙ながらに見送られ、いざ引っ越しのときを迎えた彼女だったが──。
突然舞い込んだ彼女宛ての一通の書面が、ニナの人生を大きく変えていく……?
***************
少女とその仲間たちのまったり旅路を描く感じになると思います。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-20 19:50:11
226162文字
会話率:24%
ここは、こぢんまりとした店構えの、路地裏の古本屋さん。
そこには、いつも売り物ではない本が、お店の奥に見開きで飾られていて…
カランカランッ
最近つけたばかりのドアベルが鳴り響く。
古本屋の名前は、「ねこのへや」
今日も店主は、店の奥で
本を読みながら、みさなんをお待ちしています。
カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-10 07:00:00
12888文字
会話率:30%
街一番の器量好しと謳われるエルザリータはとある洞窟に足を踏み入れた。
そこは水竜がいると噂される曰くつきの場所。
竜と人間の共存を目指したい彼女に対し、同伴者のテオディール王子は水害を引き起こす元凶は封じるべきだと応酬する。
彼を振り切り、
奥へと進んだエルザリータが見たものは。
これは水を操る竜と一組の男女の〝約束〟を巡る物語。
※オレサマ竜シリーズ第三弾。オレサマ竜シリーズのエピソードゼロです。
主人公が違うので【春花の姫】【小夜の雫】未読でも無問題。こちらの物語単体で楽しめると思います多分。
壮大と見せかけてこぢんまりした平和なファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-05 00:00:02
8792文字
会話率:54%
トウコはどこにでもいる女子大生。
コンビニバイトで発注作業中に目眩がしてしゃがみこんだら最後、異世界に転移していた。
王都にあるマリウッッドという、こぢんまりとしたお店の前にいたトウコは店から出て来た店主のマリーに職質を受ける。
どうしてこ
こにいるのかとか、どこの人間だとか聞かれてもトウコは答えられない。
不信感極まりないが、マリーは困っているトウコを店の店員として雇うことにした。
店番中、手持ち無沙汰であったトウコは手に持っていた発注用の端末を見て、好奇心で数点発注してみた。
するとその場に、発注した商品が段ボールで届いたのである。
それを見たマリーはその物珍しい商品をお店に置くようトウコに頼みこんだ。
それはマリウッドにカップラーメンが陳列された初日の日の出来事である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-01 22:04:03
2833文字
会話率:41%
ああ、こぢんまりとしたかわいい人になりたかった…(。>д<)
最終更新:2022-03-11 20:00:00
2159文字
会話率:0%
一人旅の途中 少女は辿り着いたのどかな村の
こぢんまりとした不思議な店に立ち寄る
レジカウンターに裁縫道具を広げた店主に誘われて
フリルの縫い方を習う
昔書いた小説をお披露目 第一弾。
最終更新:2021-02-08 14:56:36
8665文字
会話率:53%
主人公はある水曜日の昼下がりに散歩をしていた。
T字路に突き当たると、右の道の先にこぢんまりとした図書館を見つけた。
そこで1人の老司書と出会い、寓話を読まされる。
少しして、主人公はショパンの旋律と痛みだけを伴って自殺した。
最終更新:2020-01-06 16:27:16
5978文字
会話率:31%
家庭の事情で、地元の青森を出て札幌で独り暮らしをすることになった高校1年生の添島ありす。
こぢんまりした学生マンション《ファーリーハイツ》で始まった新生活だけれど……。
引っ越しの挨拶に隣の部屋を訪れたら、そこにいたのはヒグマだった!?
さ
らに、ありす自身にも思いがけない事態が起こり……。
高身長がコンプレックスの無口少女、熊谷ひなた。
明るく多趣味でマイペースな北崎みつね。
優しく料理上手で面倒見のいい先輩の丹羽千鶴。
本とアニメが好きな偏屈引きこもり先輩、七城羽紗美。
彼女たちの暮らす北海道には、内地民の知らない《常識》があった。
すこしふしぎな札幌ちょい百合ほのぼの日常スクールライフ!
※10月からは隔週水曜21時頃更新予定。週一更新もむーりー(惰弱)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-13 21:00:00
244230文字
会話率:60%
三年程前に地球外生命体から侵略を受け、甚大な被害を負いながらも勝利することができた世界は、さらなる発展をしていた。
退役した元兵士の青年、伊上雪継(いがみゆきつぐ)は、こぢんまりと探偵事務所を営み、暮らしていた。
そんな彼にとある依頼が舞い
込んだ。
それはかつて果たせなかった彼の願いにも繋がる任務だった…。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-11 18:19:13
23246文字
会話率:46%
よく日差しが当たる、こぢんまりとしたおしゃれなカフェ。バイト募集中!と書かれたちらしを片手に扉を開けると、イケメン店長がいました。だけど、あれ?何かやばそうな空気が漂っているんですが!?ここってかわいい女の子達が集うお店ですよね?!少女の死
亡フラグが立ったような気がしないでもない話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-01 23:13:31
986文字
会話率:16%
東京の日本橋人形町にある、古ぼけた小さなビルの三階にあるのが、合同会社アルクイン拝み屋探偵事務所です。
従業員は、所長のベネディクトさんと、私のお兄ちゃんの二人だけの、こぢんまりとした会社です。
仕事は、祓い屋と言われる、心霊関連をあ
つかう業務を行っています。
しかし、心霊関連をあつかうと言っても、事務所の中には、囲い師や結び師の使う道具も、拝み屋の神職で使う、御幣やお札と言った神具なども無いです。
代わりと言ってはなんですが、コンクリートむき出しの事務所には不似合いの、趣味の悪い、真っ赤な来客用ソファーと、ひまわり色したロードバイクがあります。
そんな個人事務所の祓い屋でも忙しく、人手が足りなくては、私もよく駆り出されています。
私はまだアルバイトが出来ない年齢なので、表面上はお手伝いという名目になりますが。
特に、引っ越しの多い春先は忙しく、ひいきにしてもらっている不動産関係からの依頼が頻発します。内容は、事故や事件のあったような部屋や、霊が出るといわれる、いわくつきの物件の浄霊がメインになります。
経費を削減したい企業さんからすれは、実績のある囲い師の総本山よりも、実績はないけど、安いうちの会社の方が良いらしく、最近では口コミでの評価も上がってきてるみたいで、さらに忙しくなってきています。
そこに現れた新しい従業員。
こんな暖かくなって来たのにも関わらず、場違いの様に、ロングコートを身にまとった女の子。
年齢も近いし、最初は嬉しかったけど、後悔先に立たずです。後々を考えると、私一人だけでも断固としても反対すべきでした。
私は未国 静香。
ベネディクトさんの手伝いをして、未国 蒼を義理の兄に持ち、新しい従業員と攻防を繰り広げる、十四歳の悩み多き女子中学生です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-01 11:55:16
120134文字
会話率:39%
こぢんまりとした集合住宅地区「かりふぉるにあ・ふらっと」。生まれた時からそこに暮らす男子大学生・高石 尚とOL・上原 はなは、長い間、ここの名物・年の差カップルだった。しかし、そんなお似合いだったはずのカップルへと起こった変化が、自分たちは
もちろん、他の住民たちへもゆるやかな変化を引き起こす―――素直になれない女子高生の“近所のお兄ちゃん”への片思いSunday、年上彼女へと言いたいことを伝えられない大学生男子のブルーなMonday,腐れ縁の高校生コンビの恋バナTuesday…夢追う管理人“はらさん”理想の「西海岸ののんびりした解放感が漂うフラット」を舞台に、そこに暮らす人々の少し‘変化した’一週間のお話をお送り致します―――
***基本的にはほのぼの・切ない恋愛&青春&日常ストーリーです。R15は完全なる保険になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-07 10:32:14
24105文字
会話率:41%
旅の中で行き倒れそうになった男が、町娘に心を開いていくお話。
銃がまだ普及していない頃の、現実気味なファンタジー。
初投稿なので無茶はせず、こぢんまりとした中編の予定です。
最終更新:2014-09-26 00:00:59
2826文字
会話率:19%
なんの取り柄も無い私が、ギルドの受付嬢に就職しました。立ち上げたばかりのこぢんまりしたギルドだけど、私、がんばります!ギルド長はちょっと怖いけど、こんな私を雇ってくれたこのギルドを潰すわけにはいきませんからね。勇者?そんなものは高嶺の花です
。興味ありません。それより、ギルドの地盤になるような中堅どころを集めねば!
勇者やそのお供達の影に隠れた「まあまあ優秀な人間」をひたすらギルドに引き込む受付嬢の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-05-22 10:09:46
3991文字
会話率:16%