「お前は明日、ヌリズ家から出ていけ。家のものを持つ出すのは許さん。」
「そうよ!降雪魔法を使える者なんて、この家にはいらないわ!」
「ふふっ、ホノール。いいことを教えてあげる。ここから少し遠い、年中暑い地域ではあなたの魔法は救世主扱いさ
れると思うわよ?」
「お姉様、こんな無能にそんなところまで歩く力はありませんわ!」
「それもそうね。ふふっ、せいぜいもって半年ってとこかしら?長生きしてね?ホノール。」
「...元気でな、ホノール。」
ホノール・ヌリズ。ヌリズ辺境伯家の三女として生まれた、彼女が得た魔法はたった1つ。降雪魔法だけだった。
無能と言われる魔法しか使えないことが分かり、生まれた家から追い出されたホノール。
捨てられる理由となった降雪魔法だけど、降らすことができるものは雪だけではないようで。
そんな絶望の淵から始まる、彼女が魔法を用いて仲間たちと楽しく生きていく日常の物語。
※序盤、中盤に少し過激なシーンがあります。ご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-15 22:00:00
41769文字
会話率:48%
ユリアーナは3歳の時にそれまで一人で育ててくれていた母を亡くした。その場にいたホフマン公爵が親切にも養子にしてくれたのだ。そこには4人の兄と姉がいて世間でよくあるようにそれからは虐められはしなかった……ただそれ以上の試練が待っていたのだ。武
の公爵家に男子に代々伝わる試練を知らぬ間に受けさせられて死にかけて前世の記憶を思い出したり、お兄様の課す騎士の死の特訓に付き合わされたり、令嬢らしい生活がしたいと言ったら、礼儀作法の先生にお兄様の特訓以上と感じる講義を受けさせらりたり……そんなユリアーナが王立学園に入ったらピンク頭の聖女が王太子クラウスに抱きついていたのだ。なんでも、この世界は乙女ゲームの世界で王太子の婚約者のユリアーナが悪役令嬢で王太子と仲良くなるピンク頭をあまりにも酷く虐めるから嫌気がさした王太子に婚約破棄されて断罪されるゲームらしい。ちょっと待って! 王太子の婚約者は私のお姉様で私は違うんだけど……それに私はお兄様命なのだ。勝手に軟弱王太子の婚約者にするなと叫び出しかねないユリアーナと最強お兄様を筆頭に3人の兄と一人の姉がいるホフマン家を中心に動く学園コメディ。聖女と教会が出してくる罠が次々にユリアーナを襲うが、果たしてユリアーナはその罠を防げるのか? 大好きお兄様との仲はどうなる。詳しくは読んでのお楽しみです。今回も1日2話更新目指して頑張ります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-15 19:43:57
27990文字
会話率:38%
聖女と任命され真面目に働いて来た。
だけどある日、私は断罪された。
「お姉様の代わりに私が祈っていました」
妹が突然、聖女として働いていたのは自分だと宣言。
誰もが妹こそ本物の聖女だと。
そして私は聖女を偽ったと迫害された。
除籍されな
かったのは、妹が新たな聖女と任命されたから……
私はその日から生きる気力をなくし……
目覚めると、聖女任命前に。
「私は聖女じゃなった……」
私は自身が聖女と信じていたが、それは違っていた。
なら今回の人生、間違えたりはしない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-15 19:10:00
22984文字
会話率:53%
ふと気付けば、そこは乙女ゲームの世界だった——神芝えりかの記憶が蘇ったサティルカ男爵家令嬢エリカ・リドヴィナ。乙女ゲーム『ノクタニアの乙女』の世界において彼女は魔法薬局の看板娘、つまりはモブキャラだったはずだが、そこは神芝えりか時代のゲーム
知識を活かしてハイスペックな魔法薬調剤師へと変貌を遂げていた。
その目的はただ一つ、「攻略するキャラクター以外全員バッドエンド」と称される『ノクタニアの乙女』のエンディングをすべて回避し、ドロドロな結末を辿るトゥルーエンドさえもハッピーエンドへ意地でも軌道修正するためだ。
何だかんだとゲームヒロインであるベルナデッタ・ノルベルタにお姉様と慕われつつも、攻略可能キャラクターたちの生存確保はもちろん、トゥルーエンドに関わるエリカの婚約者ニカノール伯爵家嫡男️エルノルド・トラウドルをめぐる悲劇と謀略を解決していく——それが、今のエリカの生きる道だった。
※この作品は他小説投稿サイトにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-15 17:00:00
120185文字
会話率:33%
「……すまない。彼女が、私の【運命】なんだ」
──フェリシアの婚約者の【運命】は、彼女ではなかった。
「あなたも知っている通り、彼女は病弱だ。彼女に王妃は務まらない。だから、フェリシア。あなたが、彼女を支えてあげて欲しいんだ。あなたは
王妃として、あなたの姉……第二妃となる彼女を、助けてあげて欲しい」
婚約者にそう言われたフェリシアは──
(え、絶対嫌なんですけど……?)
その瞬間、前世の記憶を思い出した。
彼女は五日間、部屋に籠った。
そして、出した答えは、【婚約解消】。
やってられるか!と勘当覚悟で父に相談しに部屋を出た彼女は、愕然とする。
なぜなら、前世の記憶を取り戻した影響で魔力が暴走し、部屋の外では【五日間】ではなく【五百年】の時が経過していたからである。
フェリシアの第二の人生が始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-15 16:55:28
125740文字
会話率:21%
「もう少し、背は高い方がいいね」
「もう少し、顔は華やかな方が好みだ」
「もう少し、肉感的な方が好きだな」
あなたがそう言うから、あなたの期待に応えれるように頑張りました。
でも、だめだったのです。
だって、あなたはお姉様が好きだから。
私は、お姉様にはなれません。
想い合うふたりの会話を聞いてしまった私は、父である公爵に婚約の解消をお願いしにいきました。
それが、どんな結末を呼ぶかも知らずに──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-18 12:30:00
41894文字
会話率:30%
ハートネル侯爵家の長女エリッサは、フルヴィオ王太子の婚約者。やがては王太子妃となりフルヴィオを支えるために、幼い頃から自己研鑚を重ねてきた。外交が苦手なフルヴィオをフォローするためにと、エリッサは学園を休学しながら近隣諸国を飛び回り、外交
や異文化の勉強に努め、次期王太子妃として人脈も広げていた。
そんなある日、国外にいたエリッサの元に国王陛下崩御の知らせが。慌てて帰国すると、自分の婚約者であるはずのフルヴィオ王太子の隣には、エリッサの実妹キャロルが寄り添っていた────
「君がこの国にいない間、キャロルはいつも俺のそばで、俺を支えてくれていた」「フルヴィオ様があたしを必要だと言うの。ごめんなさい、お姉様……!」
自分が国外を飛び回っていたのは全てフルヴィオのためだった。そう訴えるエリッサに、フルヴィオと妹キャロルのみならず、両親までもエリッサを咎める。
「承知いたしました。殿下、私を解放していただきます」
これからは自分のための人生を生きよう。そう思い再び国を出たエリッサの元に、両親から縁談の知らせが届き────
※いつもの全てがファンタジーな世界です。何もかもファンタジーです。現代風にアレンジしてある箇所も多々ございます。ご都合主義なお話です。
※この作品はアルファポリス、カクヨムにも投稿予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-15 08:36:17
73901文字
会話率:43%
ここは世界的にも、有名な
Brillo Estrella(ブレイオ エステリア)学園…
今はBrillo Estrella学園だが…
昔はBrillo学園であった…
今の理事長や副理事長を始めとする教師陣がBrillo学園の卒業生だっ
たりする…
転入生は美嘉が初めて…
これからどんな事が巻き起こっていくのか!?
向坂 美嘉(サキサカ ミカ)
「これからどんな事が巻き起きるのかな?」
×
<43代目B4>
氷上 ダイヤ(ヒカミ ダイヤ)
「あなたを見守ります。」
氷上 彩雫華(ヒカミ サナカ)
「ダイヤがそう言うなら…」
哉島 萩花(カナジマ シュウカ)
「私は良いわよ?認めてあげても…」
哉島 珠凛(カナジマ ジュリ)
「お姉様達がそう言うなら…」
<43代目E4>
愛川 莉奈(アイカワ リナ)
「B4が言うなら何も…」
愛川 莉乃(アイカワ リノ)
「私はあなたを認めます。誰がなんて言おうと…」
愛羽 花音(アイバ カノン)
「……B4が良いなら……」
愛羽 花南(アイバ カナン)
「はぁ…あなたを見守ります。」
<43代目BE4>
愛咲 璃也(アイサキ リヤ)
「俺は何も言わねぇー」
愛咲 璃晶(アイサキ リアキ)
「お前らが良いなら…認めてやる」
愛咲 愛歌(アイサキ ソナタ)
「本当に良いのか?」
愛咲 愛騎(アイサキ アイキ)
「まぁ…お前らが良いならいいんじゃね?」
アイドル界は厳しい世界…
そんな場所に入った美嘉!
この先、何が待ち受けているのか?
1人の女子高生と55人の女子高生&男子高生の青春アイドル物語…始まります!
※この作品は「野いちご」と「ベリーズカフェ」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-15 07:00:00
62365文字
会話率:49%
かつて世界を導いた大賢者が時の塔へ消え、数千年の時が過ぎた。彼の遺した魔術は帝国の繁栄を支え、精霊魔法すら学問として体系化されていた。
そんな時代に、魔術学園で育った二人の少女がいた。互いを姉妹のように想い合い、やがて精霊魔法を学ぶため、
辺境の地に住むエルフのドルイドへと弟子入りする。妹は四大精霊と契約し、人間として初めて精霊魔法を会得するが、姉は「死の精霊」の研究に没頭し、次第に孤立していく。
「なぜ死は避けられないのか? 精霊はなぜ死を統べる力を否定するのか?」
この問いに突き動かされた姉は、禁じられた領域へ踏み込み、やがて家庭を持ちながらも研究を続ける。そしてついに、死の精霊を召喚しようとするが、儀式は暴走し、世界に“死”を解き放ってしまう。
姉は最期の力で娘を妹のもとへと送り、自らは闇に呑まれる。
死者の軍勢が世界を侵食し、文明は崩壊の一途を辿る。精霊たちは沈黙し、人々は絶望に沈む中、妹はただ一人、姉の遺した娘を抱きしめ、誓う。
「私たちは必ず、お姉様とこの世界に再び光を取り戻す」
死の影に覆われた世界で、希望を探す旅が今、始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-15 01:14:15
143307文字
会話率:34%
仕事に明け暮れた日々のストレスを乙女ゲーに全てを打ち込んでいた私(20代)まさかの推しの悪役令嬢(7歳)の義妹になることに?!?!?!?!ーー
最近ハマった乙女ゲームで推しが死んでしまった。
悪役令嬢であれどさすがに死なせないでしょと思っ
ていた矢先死んだ。私も死んだ。物理的に
と目を覚ましたら超絶美少女が目の前にいた
そしてまさかの推しの、あ、あ、あ、悪役令嬢のお姉様ーー!!
その推しの悪役令嬢の義妹となった
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-14 02:49:13
268844文字
会話率:56%
王太子殿下の婚約者である公爵令嬢が田舎子爵令嬢に近付いてきたのは私の婚約者のお姉様が目的!?
好きな乙女ゲームに転生した公爵令嬢に振り回されたりされなかったりする、悪役令嬢ものが好きだったオタク転生者の子爵令嬢のお話
※女の子同士はあくま
で友情憧れ止まりです
できれば週1投稿希望です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-13 00:52:12
19269文字
会話率:50%
白髪赤目、おまけに色白の肌という非常に珍しいアルビノという症状で産まれた女の子、鈴宮このは。
普通よりかなり遅れながらも女子高生デビューしたこの子には、色々な秘密があるみたいで……。
この作品はそんな『鈴宮このは』の日常ほのぼの話。
時
系列色々、短編集的な感じて展開予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-12 18:10:00
1053409文字
会話率:31%
王都内で仲が良いと有名なラグナス公爵家姉妹。母親違いの義理関係ではあるが、そんな隔たりを感じさせないくらい、日々姉に愛情を注がれていたクレス。クレスもまた、姉であるオリエンスを心から愛し、尊敬していて、お互いが掛け替えのない存在となっていた
。
__しかし、それはただの茶番。
その事実を知ったのは、成人を迎えたクレスのデビュタントの日。姉の陰謀により、クレスと実の母親であるフロリアは濡れ衣を着せられ、死刑宣告をされてしまう。
そして命を断つ直後。とある事情で隠し持っていた“お守りのネックレス“の力により、人生をやり直せるチャンスを得たクレスは、姉への復讐を決意する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-12 17:32:51
98415文字
会話率:24%
イーリス公爵家、長女のローザと次女のルナは顔も背格好もそっくりな年子。
舞踏会に初めて参加した夜。ルナは庭園でウィクトル王太子に出会い、魔法植物の話で大いに盛り上がった。
博識で心優しいウィクトル王太子とのひと時で、淡い恋心を抱いたルナ
。自分も社交界にデビューすれば、またお会いできるだろうかと思っていた翌日。父親とローザ、ルナの三人は王宮に呼び出された。
待っていたのは国王と王太子。
なんでも、イーリス公爵家の令嬢に話があるという。
「それにしても本当にそっくりだ。レディに失礼なことをたずねて申し訳ないんだけど、昨晩僕と魔法植物の話をしてくれたのはどちらかな?」
王太子にたずねられ、ルナは自分が名乗り忘れていたことを思い出した。
そのわずかな間に――
「それは私ですわ。昨晩は名乗りもせず申し訳ありませんでした」
素早く口を開いたローザを後で問い詰めるも、「ああ言えば王太子妃になれるんじゃないかと思って」と返され。その晩、王宮から帰ってきた父に「ローザを王太子殿下の婚約者に望まれた」と告げられてしまう。
ローザの思惑通りに事が進み、王宮へと移り住む姉を見送ったルナ。
侍女たちをさがらせ、人目を忍んで涙しているかと思いきや……
――うふふっ……ここまでは順調ですわ!
くつくつと笑うこの妹、悲壮感の欠片もない。
「ルナ! 私を騙していたのね⁉」
「いやだわお姉様ったら。ご自分そっくりの妹が何でも言う事を聞く子に育つなんて都合の良い話、あると思いまして?」
似たのは外見だけじゃない。
何でも欲しがる腹黒姉に、腹黒妹の復讐が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-11 22:47:30
431991文字
会話率:48%
ディアナの母が亡くなってから2週後、父親が“新しいお母様”と“妹”を連れてきた。
透ける様な銀髪を持つディアナと光輝く様な金髪を持つアリス。そんな異母妹(ヒロイン)は極度のシスコンであったー
「なんて美しいお姉様なの!」
恋愛?断罪?
そんなことよりもお姉様が一番!誰が愛しのディアナお姉様を悪役令嬢になんかさせるもんですか!
ー異母妹がシスコン過ぎて悪役令嬢になれませんー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-07 18:30:00
1200文字
会話率:52%
【年下はにかみ?ヤンデレ?男子】×【年上トラウマ持ち女】×【ほんわかラブコメ!】
フェーリーン公爵令嬢イレイェンは傷を抱える25歳。ある日、父に呼ばれ、政略上の都合で18歳の大公(王様の弟)と婚約することになってしまう。
とんでもなく年下
の大公に、自分はふさわしいのかと混乱するイレイェンだったが、相手が以前助けた少年だと知り……。
初恋のお姉様を手に入れるため、大公様の溺愛がはじまる。
カクヨム様で公開していた作品を加筆修正しています。
+++++
イレイェン:おばけが苦手な25歳。深い傷を抱えたしっかり者の心優しいフェーリーン公爵令嬢。
アルヴィッド:ミュルバリ大公。イレイェンが大好きな18歳。初恋のお姉さまであるイレイェンが好き。大好き。ふだんははにかみ屋でおとなしいが……?
イクセル:フェーリーン公爵。前妻(イレイェンの母)とはうまくいかなかったが、その時の反省点を生かして後妻のロヴィーサとはうまくいっている。
ロヴィーサ:フェーリーン公爵夫人♡ 自分が生んだ息子も、義理の娘にあたるイレイェンも分け隔てなく愛する♡
テオドル:イレイェンの弟。六歳。
マデリエネ:カルネウス侯爵令嬢。同い年のアルヴィッドになにがしかの何かを抱いている模様。
カルネウス侯爵:いろいろつらいことが多い。
王妃:お菓子作りが趣味。
国王(ヴェイセル):アルヴィッドの兄。イレイェンの人生の目標だった時期がある。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-04 21:00:00
44226文字
会話率:38%
精霊の祝福を受けた異母妹アメリが生まれた日から、アイリーンは異母妹アメリとその母、そして実の父親から疎まれて生きてきた。そのため息を潜めてひっそりと暮らしていたにも関わらず、
「お姉様が、私に嫉妬して辛く当たってくるのです」
というアメ
リの訴えにより、生家を追い出されたアイリーンは、母と共に王都から離れ、つましく暮らしていた。けれど、ある日、一人の美しい子供と純白の獣を拾ったことにより、運命の歯車が回り出す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-30 12:03:39
47705文字
会話率:28%
気がつけば、見知らぬ世界にいた。
私の名前は、マグノリア=トラリス。
トラリス公爵家の次女で、先程まで、異母姉ローゼリアの卒業パーティーの会場にいたはずだった…。
不思議な装いをした優しいお姉様が教えてくれる事には、ここはニホンという国
だそうだ。
初めて聞く国名。見たこともない顔立ちの、様々な装いをした人達(人でない生命体もいたけれど…)が集まる国。
こんな異世界に転移させることができるのはお姉様くらいだろう…。
私は、ただ恋をしただけだった。お姉様の婚約者のトラバルト様に…。
『意地悪な魔法使いの姉と心優しき無能な妹』
姉妹の名前から取って通称『リア・リア』
それは、20○○年の日本で、極一部のマニアには、とてもヒットしたアニメだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-28 23:27:15
7213文字
会話率:28%
「魔力のないお前は俺たちの主人に相応しくない、契約破棄してくれ」
契約していた精霊にそう告げられ、ミスティア・レッドフィールド男爵令嬢は呆然とした。
「精霊様方もこう仰っておりますし、崇高なるお力をベストな状態で奮って頂かねば。お姉様、ど
うか契約主の御立場を私に譲ってくださいませ!」
精霊たちを自らの傍に侍らせながら、アリーシャ・レッドフィールド男爵令嬢が告げた。
上位精霊に見劣りしない可愛らしい容姿に、愛嬌のある性格――そして潤沢な魔力量。なにもかもがミスティアとは正反対である。しかしつたないながらも、ミスティアは精霊達のために身ををなげうって努力してきた。しかし全ては無駄だったらしい。
(――なら、差し上げるわ)
ミスティアは妹であるアリーシャに精霊達を譲ることを決意する。失意のミスティアだったが、そんな彼女にある救いの手が差し伸べられるのだった――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-28 18:44:31
181159文字
会話率:41%
東方projectの世界へと憑依転生?してしまった主人公。
その憑依してしまっただろうキャラはまさかの東方シリーズ初の鬼畜弾幕を繰り出し数多のプレイヤーを挫折させてきた悪魔の姉妹。
見た目は天使の様に可愛いのだがその素顔は恐ろしくも恐怖へと
落とすEXボスの悪魔の姉…幻月であった。
始まりの事はこの幻想郷が出来るずっと前の話。
其処から始まる新たな物語。
今の幻想郷に忘れ去られた最恐の悪魔の姉の幻月に前世?の記憶を持った状態で『元の自分を自覚』し、その元人間が有していただろう『東方の知識』を最大限に活かして今の幻想郷を生き抜いていく…そんなもしもの物語である。
幻月「私ってそんなに恐怖の対象なの…?」
さとり「あれ?何だか私に良く似た状況の人がいますね…?」
こいし「…ありゃりゃ?私が知らない内に二人で何かしてる~♪ちょっと何しているかこれを見せてぇ~♪」
幻月「えっ!?ま、ちょっ!?こいしさん!?問答無用で私達の書いた大事な日記帳を持っていかないでよ!?」
さとり「…ああっ!?…ちょっとこいし!!それは私達の大事な日記です!?止めてっ!?ちょっと!?聞いてます!?…あぁっ!?ちょっと!?やめっ!?私達が必死に隠すからって余計に見ないで、本当に返してくださいって!!」
幻月「…………。」
夢月「……騒がしすぎて、逆に前よりは楽しいかも…って!?なっ!?お姉様!?もぅ、止めて下さい!!良いから私を離して…下さい!!」
幻月「………。」
夢月「何で、無言のまま私を更衣室に連れていくの…?はい!?日記を見られただけで、其処で私を憂さ晴らしの代わりに着せ替え人形にするのっ!?姉さん、何でよっ!?」
幻月「~♪」
夢月「ちょっとお姉ちゃん!?ねぇ、話を聞いてよ!?あれが凄くトラウマになっているのぉ…!ちょっと!止めてぇっ!?心の準備が出来て…」
幻月「……。」
夢月「うぐぅ…。」
(この物語はハーメルン投稿作品の1つ、【古明地さとりは覚り妖怪である】と言う小説に出てくる主人公を軸として新たな主人公の幻月を中心とした仲間達等を付け加えた物語となります)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-25 16:05:17
493350文字
会話率:37%
みんなは、お姉さんは好きですか。
はい!好きです!気持ち悪いとか言うな!
どうやら現実には、優しい姉というのは存在しないらしい。ある弟は語る。姉というのは、弟を奴隷のように扱う輩しかいない。姉というのは、世界で一番クズな生物だと。でも、弟好
きな優しい姉は存在自体はしているらしい。特に声優とかアイドルに多いらしいが。ひどい、ひどすぎる。そんなはぐれメタルみたいな姉が世界には居るというのか。
そもそもなぜ、私には姉がいないのだ。姉は絶対に手に入らない存在なんだ。世界の弟達よ。それでもお前達は恵まれている。
だが、ここには理想のお姉さんが存在する。
世界のゆうくんよ。またせたな。いや、ゆうくんはただの概念であり名前だ。名前を考えるのが面倒だったから、過去作からとっただけだ。
別に、ゆうくんじゃなくても良い。そこは好きに呼んでくれればいい。コメントとかで名前を変えろと言われれば変えるレベルだ。
大事なのは優しいお姉さんがいること。それだけだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-18 16:50:28
106456文字
会話率:43%